JP5090285B2 - 医療機器管理支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡検査で使用されるスコープの管理を支援する医療機器管理支援装置に関する。
内視鏡検査で使用されるスコープは、検査終了ごとに洗浄される必要がある。そのため、医療施設には使用済みのスコープを洗浄するための装置(以下、洗浄装置という)が設置される。各医療施設はその施設での最大検査数をカバーするために必要な、スコープの本数と洗浄装置の台数を確保している。
特開2007−202604号公報 特開2002−15073号公報
洗浄装置が複数台存在する場合、そのうちの少なくとも一台が稼働不可になると、当然のことながら洗浄装置全体の洗浄能力は低下する。この洗浄能力の低下は、予定されていた検査の中止や遅延につながる可能性がある。この検査の中止や遅延を回避するには、外部のメンテナンス会社などからスコープを事前に補充する必要がある。
従来、メンテナンス会社などへのスコープの補充依頼が遅れてしまい、スコープの補充が必要な時刻にスコープの配送が間に合わないことがあった。また、結果的にスコープの補充が必要なかった場合にも、スコープの補充依頼を出してしまうこともあった。これらは、一日の検査スケジュールの過程で、スコープが不足するか否かを的確に判定できなかったことに起因する。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、検査スケジュールの過程でスコープが不足するか否かを的確に判定することができる医療機器管理支援装置を提供することにある。
本発明のある態様の医療機器管理支援装置は、各検査の開始時刻および終了時刻を含む検査スケジュールを保持する検査スケジュール保持部と、検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置の洗浄能力を規定する洗浄能力情報を保持する洗浄能力保持部と、検査スケジュール保持部に保持される検査スケジュールにしたがって、各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープを、洗浄能力保持部に保持される洗浄能力情報により規定される洗浄能力をもつ洗浄装置で洗浄する洗浄スケジュールを生成する洗浄スケジュール生成部と、検査スケジュールにより特定される検査開始時刻と、洗浄スケジュールにより特定される洗浄終了時刻とにしたがって、各検査で使用すべきスコープが不足するか否か判定するスコープ不足判定部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、検査スケジュールの過程でスコープが不足するか否かを的確に判定することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る医療機器補充システム500の全体構成図である。医療機器補充システム500は、メンテナンス会社450に設置される管理装置400、各医療施設250a、250bにそれぞれ設置される医療機器管理支援システム200を備える。管理装置400と医療機器管理支援システム200とはインターネットなどの外部ネットワーク300により接続される。医療機器管理支援システム200は、医療機器管理支援装置100、医療従事者端末装置150および各洗浄装置210a、210b、210cを有する。これらはイントラネットなどの内部ネットワーク220により接続される。なお、医療施設250a、250bの数、および洗浄装置210a、210b、210cの数は例示であり、図1に描かれている数に限定されるものではない。
メンテナンス会社450は医療施設250a、250bと洗浄装置210a、210b、210cの保守・メンテナンス契約を締結している。医療施設250aの洗浄装置210aに不具合が発生した場合、メンテナンス会社450のサービスエンジニアがそれを修理する。また、メンテナンス会社450は医療施設250a、250bにスコープを貸与または販売するサービスも提供している。メンテナンス会社450内の管理装置400は、医療施設250aの医療機器管理支援装置100から、後述するスコープ補充依頼を受信した場合、メンテナンス会社450は依頼された本数のスコープを依頼元の医療施設250aに即日配送する。
医療機器管理支援装置100はスコープの管理を支援する。医療機器管理支援装置100は内視鏡検査全般を管理する内視鏡管理システムの一機能として構成されてもよい。医療機器管理支援装置100の詳細は後述する。
医療従事者端末装置150は、医者、看護師、スコープの洗浄作業員などが参照可能な端末である。処置室、検査室、ナースステーションなどに設置されるPC、および看護師が携帯するPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末装置が該当する。この携帯端末装置は無線により内部ネットワーク220上のアクセスポイントを介して医療機器管理支援装置100と通信可能である。
洗浄装置210a、210b、210cは、検査により使用済みとなったスコープを洗浄し、消毒する。各スコープには自己を一意に特定するための識別情報が付されている。たとえば、スコープのコードにRFID(Radio Frequency IDentification)方式のICタグが取り付けられている。洗浄装置210a、210b、210cは、自己に設置されたスコープの識別情報を読み取る機能を備えている。洗浄装置210a、210b、210cはそのスコープの洗浄が終了すると、そのスコープの識別情報および洗浄終了時刻を含む洗浄終了通知を内部ネットワーク220を介して医療機器管理支援装置100に送信する。また、洗浄装置210a、210b、210cは洗浄作業員が身に付けているICタグから作業員を一意に特定するための識別情報を読み取り、上記洗浄終了通知に含めてもよい。また、対象となる作業者の医療従事者端末装置150へ上記洗浄終了通知を送信してもよい。
洗浄装置210a、210b、210cは、装置内部の不具合や消毒液の欠如などによりスコープの洗浄が不可となった場合、稼働不可通知を内部ネットワーク220を介して医療機器管理支援装置100に送信する。なお、ここまでの説明では洗浄装置210a、210b、210cが通信機能を持つことを前提に説明したが、洗浄装置210a、210b、210cが通信機能を持たない場合、上記洗浄終了通知および上記稼働不可通知は、看護師もしくは洗浄作業員が保持する携帯端末装置に看護師もしくは洗浄作業員により手入力され、その携帯端末装置から送信されてもよい。また、洗浄装置210a、210b、210cが設置される部屋のPCに入力され、そのPCから送信されてもよい。
図2は、実施の形態1に係る医療機器管理支援装置100の構成を示す機能ブロック図である。医療機器管理支援装置100は、検査スケジュール保持部10、稼働状況取得部20、洗浄能力保持部22、洗浄スケジュール生成部30、スコープ不足判定部40、補充依頼通知部50および洗浄装置情報通知部60を含む。
医療機器管理支援装置100の構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
検査スケジュール保持部10は、検査の開始時刻および終了時刻を含む検査スケジュールを保持する。この検査スケジュールは医師により出される検査オーダに基づき生成されるが、本発明は検査スケジュールの生成手法に注目したものではないため、一日の検査スケジュールが所与のものとして検査スケジュール保持部10に保持されていることを前提に話を進める。なお、複数の検査室が設置される場合、複数の検査を並行して行うことが可能である。検査スケジュールの具体例は後述する。
なお、ここでの検査スケジュールはスコープが使用される検査に限った検査スケジュールである。さらに、本実施の形態では同じ洗浄装置で洗浄されるスコープの種別ごとに一つの検査スケジュールが生成される。たとえば、上部消化管用スコープと下部消化管用スコープとがそれぞれ専属の洗浄装置で洗浄される場合、上部消化管用スコープを使用する検査で構成される検査スケジュールと、下部消化管用スコープを使用する検査で構成される検査スケジュールとが別々に生成される。
洗浄能力保持部22は、検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置の洗浄能力を規定する洗浄能力情報を保持する。より具体的には、洗浄能力保持部22は当該洗浄能力情報として複数の洗浄装置のうち稼働可能な台数を規定する台数情報を保持する。たとえば四台の洗浄装置が設置され、一台が稼働不可の場合、上記洗浄能力は75%となる。
稼働状況取得部20は、複数の洗浄装置の稼働状況を取得する。より具体的には、稼働状況取得部20は、複数の洗浄装置のいずれかが稼働不可になったとき、上記稼働不可通知を取得すると、洗浄能力保持部22に保持される台数情報を更新する。すなわち、台数情報が規定する稼働可能な台数を一台減少させる。
洗浄スケジュール生成部30は、検査スケジュール保持部10に保持される検査スケジュールにしたがって、各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープを、洗浄能力保持部22に保持される洗浄能力情報により規定される洗浄能力をもつ洗浄装置、すなわち稼働可能な台数の洗浄装置で洗浄する洗浄スケジュールを生成する。
たとえば、洗浄スケジュール生成部30は、ある検査の終了時刻において稼働可能な洗浄装置のうち空いている洗浄装置がある場合、その検査の終了時刻にその洗浄装置の洗浄時間を加算した時刻を、その検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄終了時刻に設定する。一方、洗浄スケジュール生成部30は、ある検査の終了時刻において稼働可能な洗浄装置のすべてが洗浄中の場合、最も早く洗浄が終了する洗浄装置の洗浄終了時刻にその洗浄装置の洗浄時間を加算した時刻を、その検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄終了時刻に設定する。
スコープ不足判定部40は、上記検査スケジュールにより特定される検査開始時刻と、上記洗浄スケジュールにより特定される洗浄終了時刻とにしたがって、各検査で使用すべきスコープが不足するか否か判定する。その際、使用可能スコープ数の推移をシミュレートすることにより、スコープが不足するか否かを判定することができる。上記使用可能スコープ数は、医療施設に保有される洗浄済みスコープ数を初期値とし、各検査の開始に伴い減少し、かつ上記洗浄スケジュールにしたがった使用済みスコープの洗浄終了に伴い増加するパラメータである。
たとえば、スコープ不足判定部40は、上記使用可能スコープ数を各検査の開始時刻にデクリメントし、上記使用済みスコープの洗浄終了時刻にインクリメントし、上記検査スケジュールにおいて上記使用可能スコープ数がゼロ未満になる状況が出現するとき、上記スコープが不足すると判定する。また、スコープ不足判定部40は、上記使用可能スコープ数がゼロ未満になったとき、その不足するスコープが補充されたと仮定し、上記検査スケジュールにおいて上記使用可能スコープ数がゼロ未満となる回数を特定することにより、不足するスコープ数を特定することができる。具体的には、上記使用可能スコープ数が−1になる状況が出現するごとに、不足するスコープ数を一本増やす。上記使用可能スコープ数が−2より小さくなる状況が出現したときは、その絶対値分、不足するスコープ数を増やす。
スコープ不足判定部40は、稼働状況取得部20が上記稼働不可通知を取得したことを契機として、上記スコープが不足するか否か判定してもよい。より具体的には、使用可能スコープ数の推移のシミュレーションを開始してもよい。また、医療従事者の操作に起因してそのシミュレーションを開始してもよし、設定された時刻にそのシミュレーションを開始してもよい。
また、スコープ不足判定部40は、スコープが不足すると予測される検査およびその開始時刻を特定することができる。また、スコープ不足判定部40は、上記使用可能スコープ数の推移のシミュレーション結果に基づき、スコープが補充されない場合に実施可能な検査数を特定することができる。
補充依頼通知部50は、スコープ不足判定部40によりスコープが不足すると判定される場合、スコープの補充依頼を外部ネットワーク300を介してメンテナンス会社450の管理装置400に通知する。このスコープの補充依頼には、スコープ不足判定部40によりシミュレートされた不足するスコープの本数が含まれる。また、そのスコープの補充依頼には、スコープ不足判定部40によりシミュレートされた、スコープが不足する検査の開始時刻が含まれることが好ましい。とくに、スコープが不足する検査の開始時刻のうち、最も早い開始時刻が含まれることが好ましい。メンテナンス会社450はその開始時刻までにスコープを配送するよう努めることができる。
洗浄装置情報通知部60は、洗浄装置に関連する情報、たとえば洗浄装置が稼働不可になった旨および上記実施可能な検査数の少なくとも一方を内部ネットワーク220を介して医療従事者端末装置150に通知する。また、上記スコープの補充依頼をメンテナンス会社450の管理装置400に通知した旨を医療従事者端末装置150に通知してもよい。
図3は、実施の形態1に係る医療機器補充システム500の全体動作を示すフローチャートである。洗浄装置210a、210b、210cは、装置内部の不具合や消毒液の欠如などによりスコープの洗浄が不可となったか否か判定する(S10)。
スコープの洗浄が可の場合(S10のN)、洗浄装置210a、210b、210cは、洗浄すべきスコープの識別情報を読み取り、そのスコープを洗浄する(S12)。洗浄装置210a、210b、210cは、スコープの洗浄が終了すると上記洗浄終了通知を医療機器管理支援装置100に送信する(S14)。医療機器管理支援装置100の稼働状況取得部20は、洗浄装置210a、210b、210cから当該洗浄終了通知を受信し、図示しないスコープ管理情報保持部に保持されるスコープ管理情報を更新する(S16)。このスコープ管理情報保持部は医療施設250a内に保有される複数のスコープを管理し、各スコープが洗浄済みであるか否か、すなわち使用可能であるか否かを管理する。稼働状況取得部20は受信した洗浄終了通知に含まれる識別情報を参照して、洗浄済みとなったスコープを特定し、そのスコープのスコープ管理情報を洗浄済みに変更する。
一日の検査スケジュールの検査がすべて終了し、その検査により使用済みとなったスコープの洗浄がすべて終了した場合(S18のY)、全体の処理が終了する。それが終了しない場合(S18のN)、ステップS10に遷移し全体の処理が継続する。
スコープの洗浄が不可の場合(S10のY)、その洗浄が不可となった洗浄装置210aは、上記稼働不可通知を医療機器管理支援装置100に送信する(S22)。稼働状況取得部20がこの稼働不可通知を受信したことに起因して、スコープ不足判定部40はスコープ不足判定処理を実行する(S24)。この処理の詳細は後述する。洗浄装置情報通知部60はスコープ不足判定部40により予測された、洗浄装置210b、210cの現在の洗浄能力およびスコープが補充されないことを前提とした、実施可能な検査数を医療従事者端末装置150に送信する(S26)。洗浄装置情報通知部60はスコープ不足判定部40によりシミュレートされた不足するスコープの本数および種別をメンテナンス会社450の管理装置400に送信する(S28)。その後、ステップS10に遷移し、全体の処理が継続する。
以下、スコープ不足判定処理の具体例を挙げながら説明する。
図4は、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例(洗浄能力100%)を示す図である。以下、医療施設250a内に三つの検査室(検査室1、検査室2、検査室3)、二台の洗浄装置(洗浄装置1、洗浄装置2)、および四本のスコープが存在することを前提に説明する。この例は洗浄装置の稼働能力が100%の場合である。すなわち、洗浄装置1および洗浄装置2は両方とも稼働可である。洗浄装置1および洗浄装置2の洗浄時間は両方とも20分である。
図4は一日の検査スケジュールのうち15:00から16:30までの間の検査スケジュールを示す。ここでは16:30で一日の検査スケジュールが終了するものとする。15:00から検査室1で検査1が、検査室2で検査2が、検査室3で検査3が開始される。15:00の時点で洗浄装置1および洗浄装置2は待機中である。15:00直前の使用可能スコープ数は四本である。検査1、検査2および検査3が15:00に開始され、それぞれの検査でスコープが使用されるため、15:00以降の使用可能スコープ数は一本である。
検査室1での検査1は15:00から10分間、検査室2での検査2は15:00から15分間、および検査室3での検査3は15:00から20分間行われる。すなわち、検査1の検査終了時刻は15:10、検査2の検査終了時刻は15:15、および検査3の検査終了時刻は15:20である。洗浄装置1および洗浄装置2は15:10の時点で待機中であるため、検査1で使用済みとなったスコープは直ぐに洗浄開始されることが可能である。ここでは洗浄装置1は15:10に洗浄1を開始する。洗浄装置2は15:15の時点で待機中であるため、検査2で使用済みとなったスコープは直ぐに洗浄開始されることが可能である。ここでは洗浄装置2は15:15に洗浄2を開始する。
15:20の時点で洗浄装置1および洗浄装置2が両方とも洗浄中であるため、検査3で使用済みとなったスコープは直ぐに洗浄開始されることができない。ここでは洗浄装置1での洗浄1の終了時刻が15:30、洗浄装置2での洗浄2の終了時刻が15:35であるため、検査3で使用済みとなったスコープは、洗浄が先に終了する洗浄装置1の待ち行列に入る。
検査室2での検査4が15:25から20分間、行われる。検査4が15:25に開始され、その検査でスコープが使用されるため、15:25以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。15:30に洗浄1が終了し、15:30以降の使用可能スコープ数は一本増えて、一本である。また、洗浄装置1は洗浄装置1の待ち行列に入っていた、検査3で使用済みとなったスコープに対する洗浄3を15:30に開始する。
15:35に洗浄2が終了し、使用可能スコープ数が一本増える。また、検査室1での検査5が15:25から25分間、および検査室3での検査6が15:25から20分間、行われる。それらの検査でスコープが二本使用されるため、使用可能スコープ数は二本減る。一本増えて二本減るため、15:35以降の使用可能スコープ数は0本である。
15:45に検査4が終了する。その時点で洗浄装置2が待機中であるため、検査4で使用済みとなったスコープは直ぐに洗浄開始されることが可能である。洗浄装置2は15:45に洗浄4を開始する。15:50に洗浄3が終了し、15:50以降の使用可能スコープ数は一本増え、一本である。
15:50に検査6が終了する。検査6で使用済みとなったスコープは、その日の検査では使用されないため急いで洗浄される必要はないが、明日の検査にそなえて洗浄される。検査7および検査8で使用済みとなったスコープも同様である。また、検査室2での検査7が15:55から15分間、行われる。その検査でスコープが一本使用されるため、15:55以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。
16:00に検査5が終了する。16:05に洗浄4が終了し、16:05以降の使用可能スコープ数は一本増え、一本である。16:10に検査7が終了する。また、検査室1での検査8が16:10から25分間、行われる。その検査でスコープが一本使用されるため、16:10以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。
このように、二台の洗浄装置と四本のスコープで図4の検査スケジュールで予定されているすべての検査を中止や遅延なく行うことが可能である。
図5は、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例(洗浄能力50%)を示す図である。検査スケジュールは図4の検査スケジュールと同じである。ただし、二台の洗浄装置1および洗浄装置2のうち一台の洗浄装置2が稼働不可となり、一台の洗浄装置1のみが稼働可能な状態である。すなわち、洗浄装置の洗浄能力が50%の場合である。ここでは洗浄装置2が15:00に稼働不可になったものとする。
15:10までは検査、洗浄および使用可能スコープ数のいずれもが図4と同様の推移である。15:15に検査2が終了する。洗浄装置1が洗浄中であるため、検査2で使用済みとなったスコープは直ぐに洗浄開始されることができない。検査2で使用済みとなったスコープは、洗浄装置1の待ち行列に入る。15:20に検査3が終了する。検査3で使用済みとなったスコープも、洗浄装置1の待ち行列に入る。
使用可能スコープ数は15:25に検査4の開始に伴い一本減って、0本となり、15:30に洗浄1の終了に伴い一本増えて、一本となる。また、洗浄装置1は待ち行列に入っていた、検査2で使用済みとなったスコープに対する洗浄2を15:30に開始する。15:35から検査室1での検査5および検査室3での検査6が予定されている。しかしながら、その時点の使用可能スコープ数は一本である。すなわち、スコープが一本不足する。
医療機器管理支援装置100がこのシミュレーション結果をもとに、メンテナンス会社450の管理装置400にスコープ補充依頼を通知することにより、医療施設250aは15:35までにスコープ一本を補充するようメンテナンス会社450に依頼する。たとえば、このシミュレーション結果が15:00に出されれば、その時点でメンテナンス会社450に依頼が通知される。以下に説明する15:35以降のシミュレーション結果は15:35までにスコープが一本補充されたことを前提にする。15:35からの検査5および検査6は予定通り行われたものとする。
15:45に検査4が終了する。検査4で使用済みとなったスコープも、洗浄装置1の待ち行列に入る。使用可能スコープ数は15:50に洗浄2の終了に伴い一本増えて、一本となる。15:55に検査5が終了する。検査5で使用済みとなったスコープは、その日の検査では使用されないため急いで洗浄される必要はないが、明日の検査にそなえて洗浄される。検査6以降で使用済みとなったスコープも同様である。また、使用可能スコープ数は15:55に検査7の開始に伴い一本減って、0本となる。また、洗浄装置1は待ち行列に入っていた、検査3で使用済みとなったスコープに対する洗浄3を15:50にを開始する。
使用可能スコープ数は16:10に洗浄3の終了に伴い一本増えるが、検査8の開始に伴い一本減るため、16:10以降の使用可能スコープ数は0本である。
このように、一台の洗浄装置と四本のスコープで図4、5の検査スケジュールで予定されているすべての検査を行うことはできない。具体的には検査6を中止にするか、検査6の開始時刻を繰り下げて、検査7または検査8を中止しなければならない。これに対し、15:35までに外部からスコープが一本補充されれば、図4、5の検査スケジュールで予定されているすべての検査を中止や遅延なく行うことができる。
図6は、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の別の例(洗浄能力50%)を示す図である。検査8の開始時刻が5分早い点、およびスコープの補充がさらに必要な点以外は、図5の例と同様である。以下、相違点を説明する。
図6の16:00までのシミュレーション結果は図5の16:00までのシミュレーション結果と同じである。16:05から検査室1での検査8が予定されているが、その時点の使用可能スコープ数は0本である。すなわち、スコープが一本不足する。上記スコープ補充依頼を通知することにより、医療施設250aは15:35までにスコープ一本、16:05までにスコープ一本、計二本を補充するようメンテナンス会社450に依頼する。メンテナンス会社450は在庫があれば、15:35までにスコープ二本を医療施設250aに提供することができる。その場合、15:40から16:05までの使用可能スコープ数を一本増やして考えてもよい。また、図6のように16:05に外部からスコープが一本補充されたと考えてもよい。
このように、一台の洗浄装置と四本のスコープで図6の検査スケジュールで予定されているすべての検査を行うことはできない。具体的には検査6および検査8を中止にするか、検査6の開始時刻を繰り下げて、検査7および検査8を中止しなければならない。これに対し、15:35までに外部からスコープが一本、および16:05までに外部からスコープが一本補充されれば、図6の検査スケジュールで予定されているすべての検査を中止や遅延なく行うことができる。
図7は、実施の形態1に係る医療機器補充システム500のスコープ不足判定処理を示すフローチャートである。スコープ不足判定部40がスコープが不足するか否かシミュレートするために、三つのパラメータ、すなわち「使用可能スコープ数」、「スコープ不足本数」および「時刻」が使用される。初期値設定として、「使用可能スコープ数」に、医療施設250aに保有される洗浄済みスコープ数がセットされ(S30)、「スコープ不足本数」にゼロがセットされ(S32)、および「時刻」に開始時刻がセットされる(S34)。ここで、開始時刻は一日の検査スケジュールの開始時刻またはシミュレーションの開始時刻である。後者の場合、「使用可能スコープ数」に、医療施設250aに保有されるスコープ数ではなく、その時点で使用可能な洗浄済みスコープ数がセットされる。上述したスコープ管理情報保持部を参照すれば、その時点で使用可能な洗浄済みスコープ数を特定することができる。
スコープ不足判定部40は、検査スケジュール保持部10に保持される検査スケジュールを参照して、「時刻」の値に開始される検査が存在するか否か判定する(S36)。存在する場合(S36のY)、「使用可能スコープ数」の値をデクリメントする(S38)。なお、図7では−1しているが、「時刻」の値に開始される検査が複数存在する場合、その検査数が「使用可能スコープ数」の値から減算される。「時刻」の値に開始される検査が存在しない場合(S36のN)、ステップS38の処理をスキップする。
スコープ不足判定部40は、洗浄スケジュール生成部30により生成された洗浄スケジュールを参照して、「時刻」の値に終了される洗浄が存在するか否か判定する(S40)。存在する場合(S40のY)、「使用可能スコープ数」の値をインクリメントする(S42)。なお、図7では+1しているが、「時刻」の値に終了される洗浄が複数存在する場合、その洗浄数が「使用可能スコープ数」の値に加算される。「時刻」の値に終了される洗浄が存在しない場合(S40のN)、ステップS42の処理をスキップする。
スコープ不足判定部40は、「使用可能スコープ数」の値がゼロ未満であるか否か判定する(S44)。ゼロ未満の場合(S44のY)、「スコープ不足本数」の値をインクリメントする(S46)。図7では+1しているが、「使用可能スコープ数」の値が−n(nは2以上の整数)の場合、「スコープ不足本数」の値にnが加算される。さらに、「使用可能スコープ数」の値をインクリメントする(S48)。図7では+1しているが、「スコープ不足本数」の値にnが加算された場合、「使用可能スコープ数」の値にnが加算される。「使用可能スコープ数」がゼロ以上である場合(S44のN)、ステップS46およびステップS48の処理をスキップする。
「時刻」の値がインクリメントされる(S50)。具体的には一分、加算される。スコープ不足判定部40は、「時刻」の値が上記検査スケジュールの終了時刻に到達したか否か判定する(S52)。到達していない場合(S52のN)、ステップS36に遷移し、それ以降の処理を継続する。到達した場合(S52のY)、上記スコープ不足判定処理を終了する。終了時点の「スコープ不足本数」の値がメンテナンス会社450に依頼するスコープの本数となる。
つぎに図3のフローチャートのステップS26で示した、現在の洗浄能力およびスコープが補充されないことを前提とした、実施可能な検査数を特定するための手法を説明する。図5に示す検査スケジュールに対するシミュレーション結果では一件の検査で、図6に示す検査スケジュールに対するシミュレーション結果では二件の検査でスコープが不足することが分かった。最も単純に実施可能な検査数を特定する手法として、このスコープが不足する検査数を、その時点以降の全体の検査数から引いた値を実施可能な検査数とする。図5に示す検査スケジュールでは七件、図6に示す検査スケジュールでは六件となる。
また、実施可能な検査数を特定する別の手法として、過去の検査実績を一日ごとにその日の洗浄能力とともに収集し、統計的処理によりある日の実施可能な検査数を予測する。すなわち、その日の洗浄能力で実施可能な検査数を、収集されたデータから統計的処理により予測する。たとえば、統計的処理によりその日の洗浄能力で実施可能な検査数が18件と予測され、その日に20件の検査が予定されている場合、医療従事者端末装置150の表示部に表示されているその日の検査スケジュール画面を以下にように変更するよう制御する。たとえば、検査スケジュール画面内の、実施可能な検査数から外れた2件の検査について、その旨を明示するアイコンを添付して表示する。また、検査スケジュール画面内に、「洗浄装置の不具合により、最大18件しか検査できない可能があります。」といったメッセージを表示してもよい。
以上説明したように実施の形態1によれば、検査スケジュールの過程でスコープが不足するか否かを的確に判定することができる。また、不足する本数も正確に予測することができる。したがって、あらかじめ外部のメンテナンス会社などにスコープの補充を依頼することができ、検査の中止や遅延を回避することができる。また、洗浄装置の洗浄能力が低下したことを契機にスコープが不足するか否かを判定することにより、スコープが不足するか否か、および不足する場合、何本不足するかを早期に正確に予測することができる。したがって、メンテナンス会社などへのスコープの補充依頼が遅れてしまい、必要な時刻にスコープの配送が間に合わない事態を低減することができる。また、不必要な補充依頼や過剰な本数の補充依頼がなされる事態も低減することができる。
また、洗浄装置の洗浄能力が低下した状態で、実施可能な検査数を医療従事者端末に通知することにより、医療従事者はスコープの補充が無理だった場合、またはスコープの搬送が遅れた場合に、中止または遅延させるべき検査をあらかじめ決定することができる。たとえば、優先度の低い検査を中止させることができる。また、上記洗浄能力が低下した後に予定されている複数の検査のそれぞれの患者に連絡をとることにより、中止させる検査を決定することができる。
つぎに実施の形態2について説明する。実施の形態1では上記補充依頼通知を管理装置400で受けたメンテナンス会社450は自社が保有するスコープを依頼元の医療施設に搬送した。この点、実施の形態2では地域連携している医療施設からもスコープを依頼元の医療施設に搬送することができる。
図8は、実施の形態2に係る管理装置400の構成を示す機能ブロック図である。当該管理装置400は、空きスコープ情報取得部405、空きスコープ情報保持部410、補充依頼受領部420およびスコープ搬送元決定部430を含む。
空きスコープ情報取得部405は、地域連携している医療施設250a、205b、・・・から各医療施設の空きスコープ情報を外部ネットワーク300を介して取得する。具体的には各医療施設が外部に貸与可能なスコープの本数を取得する。この空きスコープ情報はリアルタイムに取得されてもよいし、一日に一回など定期的に取得されてもよい。
図9は、実施の形態2に係る空きスコープ情報保持部410のデータ構造を示す図である。空きスコープ情報保持部410はスコープを提供可能な施設412ごとに住所414および空きスコープ数416を保持する。図9ではスコープを提供可能な施設412として自社、医療施設a、医療施設bおよび医療施設cが登録されている。各施設412の空きスコープ数416は、空きスコープ情報取得部405により適宜、更新される。
図8に戻り、補充依頼受領部420は、スコープが不足すると予測される医療施設250aから上記補充依頼通知を外部ネットワーク300を介して受領する。スコープ搬送元決定部430は、補充依頼受領部420が上記補充依頼通知を受領すると、空きスコープ情報保持部410を参照して搬送元を決定する。たとえば、空きスコープ数が依頼本数を超える施設412のうち、依頼元の医療施設250aに最も地理的に近い施設412を搬送元に決定する。なお、一つの施設412で依頼本数をまかないきれない場合、複数の施設412から依頼元の医療施設250aにスコープを搬送するよう決定してもよい。
以上説明したように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに以下の効果を奏する。すなわち、地域連携している複数の施設からスコープを搬送することが可能であるため、搬送元から依頼元の医療施設250aまでの搬送時間を短縮することができ、迅速にスコープを依頼元に提供することができる。また、複数の施設からスコープを搬送可能なため、一つの施設のみが搬送元となる場合と比較して、在庫切れにより必要な時刻までに搬送できないという事態を低減することができる。
つぎに実施の形態3について説明する。実施の形態1、2ではスコープが不足すると判定された後、メンテナンス会社450にスコープの補充を依頼したが、実施の形態3では補充を依頼しない。
図10は、実施の形態3に係る医療業務支援システム700の全体構成図である。医療業務支援システム700は、医療施設250aに設置される医療機器管理支援システム200および患者端末600a、600b、600cを備える。これらはインターネットなどの外部ネットワーク300により接続される。医療機器管理支援システム200の構成は、実施の形態1で説明したその構成と同様である。ただし、医療機器管理支援装置100は補充依頼通知部50を有する必要はない。その代わりに図示しない検査中止情報通知部を含む。
患者端末600a、600b、600cは、患者の自宅に設置されるPC、患者が携帯する携帯電話機などが該当する。上述したスコープ不足判定処理によりスコープが不足すると判定された検査の患者端末に、上記検査中止情報通知部はEメールなどによりその旨を通知する。
上記実施可能な検査数を統計的手法により算出した場合、その日に予定されているすべての検査数からその実施可能な検査数を減算した値が実施できない可能性がある検査数となる。上記検査中止情報通知部は検査スケジュールの最後からその検査数に相当する検査の患者の患者端末に、検査が受診できない可能性がある旨をEメールなどにより通知する。
以上説明したように実施の形態3によれば、上記実施可能な検査数を特定し、中止または中止の可能性がある検査の患者の患者端末にあらかじめその旨を通知することにより、患者は医療施設に赴く前にそれを認識することができる。中止の通知を受けた場合、患者はその日、医療施設に赴く必要がなくなる。中止の可能性がある旨の通知を受けた場合、患者は医療施設に赴く前に事前に電話などで検査が中止されるか否かを確認することができる。前者の場合、患者は無駄足を回避することができる。後者の場合も、無駄足を回避できる可能性が高い。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した実施の形態では洗浄装置の洗浄能力が低下した日のみ不足分を適用したが、該当の日から所定の期間、あるいは洗浄装置の洗浄能力が元の状態に戻るまでにかかると予想される日数内における検査スケジュールに対するシミュレーションを行ってもよい。これにより、洗浄装置の洗浄能力が低下して影響を受ける期間内のスコープの不足本数を容易に把握することができる。
また、管理装置400は外部ネットワーク300を介してメンテナンス会社450内に設けられる構成ではなく、医療施設250a内に設けられてもよい。これにより、医療施設内の異なる場所にて管理される洗浄装置およびスコープを管理することが可能となり、院内でスコープの不足分を補うことが可能となる。
上述した使用可能スコープ数の推移のシミュレーションにおいて、ある時刻に外部からスコープが補充された場合、そのスコープの使用後、洗浄してその日の検査スケジュールの後続する検査において再利用してもよい。洗浄装置の洗浄能力が高い場合、補充されたスコープを再利用することにより、補充依頼すべきスコープの本数が減らせる場合がある。もちろん、その補充されたスコープは洗浄して再利用される対象とされなくてもよい。
また、上述した実施の形態では上記シミュレーションが洗浄装置の洗浄能力の低下を契機として実行される例を説明したが、一日の検査スケジュールを確定させる際に、現在のスコープの本数および現在の洗浄装置の洗浄能力でスコープが不足するか否かをチェックするために上記シミュレーションが実行されてもよい。不足すると判定された場合、その検査スケジュールを修正するか、スコープを補充する必要がある。
本発明の実施の形態1に係る医療機器補充システムの全体構成図である。 実施の形態1に係る医療機器管理支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る医療機器補充システムの全体動作を示すフローチャートである。 検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例(洗浄能力100%)を示す図である。 検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例(洗浄能力50%)を示す図である。 検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の別の例(洗浄能力50%)を示す図である。 実施の形態1に係る医療機器補充システムのスコープ不足判定処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る空きスコープ情報保持部のデータ構造を示す図である。 実施の形態3に係る医療業務支援システムの全体構成図である。
符号の説明
1 検査スケジュール保持部、 20 稼働状況取得部、 22 洗浄能力保持部、 30 洗浄スケジュール生成部、 40 スコープ不足判定部、 50 補充依頼通知部、 60 洗浄装置情報通知部、 100 医療機器管理支援装置、 150 医療従事者端末装置、 200 医療機器管理支援システム、 210 洗浄装置、 210a 洗浄装置、 210b 洗浄装置、 210c 洗浄装置、 250a 医療施設、 250b 医療施設、 220 内部ネットワーク、 300 外部ネットワーク、 400 管理装置、 405 空きスコープ情報取得部、 410 空きスコープ情報保持部、 420 補充依頼受領部、 430 スコープ搬送元決定部、 450 メンテナンス会社、 500 医療機器補充システム、 600a 患者端末、 600b 患者端末、 600c 患者端末、 700 医療業務支援システム。

Claims (7)

  1. 各検査の開始時刻および終了時刻を含む検査スケジュールを保持する検査スケジュール保持部と、
    前記検査で使用されるスコープを洗浄する複数の洗浄装置の洗浄能力を規定する洗浄能力情報を保持する洗浄能力保持部と、
    前記複数の洗浄装置の稼働状況を取得する稼働状況取得部と、
    前記検査スケジュール保持部に保持される検査スケジュールにしたがって、各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープを、前記洗浄能力保持部に保持される洗浄能力情報により規定される洗浄能力をもつ洗浄装置で洗浄する洗浄スケジュールを生成する洗浄スケジュール生成部と、
    前記検査スケジュールにより特定される検査開始時刻と、前記洗浄スケジュールにより特定される洗浄終了時刻とにしたがって、各検査で使用すべきスコープが不足するか否か判定するスコープ不足判定部と、
    を備え、
    前記洗浄能力保持部は、前記洗浄能力情報として前記複数の洗浄装置のうち稼働可能な台数を規定する台数情報を保持し、
    前記稼働状況取得部は、前記複数の洗浄装置のいずれかが稼働不可になったとき、その洗浄装置の稼働不可通知を取得すると、前記洗浄能力保持部に保持される前記台数情報を更新することを特徴とする医療機器管理支援装置。
  2. 前記スコープ不足判定部は、前記検査が行われる施設に保有される洗浄済みスコープ数を初期値とし、各検査の開始に伴い減少し、かつ前記洗浄スケジュールにしたがった前記使用済みスコープの洗浄終了に伴い増加する使用可能スコープ数の推移をシミュレートすることにより、前記スコープが不足するか否か判定することを特徴とする請求項1に記載の医療機器管理支援装置。
  3. 前記スコープ不足判定部は、前記稼働状況取得部が前記稼働不可通知を取得したことを契機として、前記スコープが不足するか否か判定することを特徴とする請求項1または2に記載の医療機器管理支援装置。
  4. 前記スコープの補充依頼をネットワークを介してメンテナンス会社の管理装置に通知する補充依頼通知部をさらに備え、
    前記補充依頼通知部は、前記スコープ不足判定部により前記スコープが不足すると判定される場合、前記スコープの補充依頼を前記管理装置に通知することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の医療機器管理支援装置。
  5. 前記洗浄装置に関連する情報を医療従事者が参照可能な医療従事者端末装置に通知する洗浄装置情報通知部をさらに備え、
    前記スコープ不足判定部は、前記使用可能スコープ数の推移のシミュレート結果に基づき、前記スコープが補充されない場合に実施可能な検査数を特定し、
    前記洗浄装置情報通知部は、前記実施可能な検査数を、前記医療従事者端末装置に通知することを特徴とする請求項2に記載の医療機器管理支援装置。
  6. 各検査の開始時刻および終了時刻を含む検査スケジュールを保持する検査スケジュール保持部と、
    前記検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置の洗浄能力を規定する洗浄能力情報を保持する洗浄能力保持部と、
    前記検査スケジュール保持部に保持される検査スケジュールにしたがって、各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープを、前記洗浄能力保持部に保持される洗浄能力情報により規定される洗浄能力をもつ洗浄装置で洗浄する洗浄スケジュールを生成する洗浄スケジュール生成部と、
    前記検査スケジュールにより特定される検査開始時刻と、前記洗浄スケジュールにより特定される洗浄終了時刻とにしたがって、各検査で使用すべきスコープが不足するか否か判定するスコープ不足判定部と、を備え、
    前記スコープ不足判定部は、前記検査が行われる施設に保有される洗浄済みスコープ数を初期値とし、各検査の開始に伴い減少し、かつ前記洗浄スケジュールにしたがった前記使用済みスコープの洗浄終了に伴い増加する使用可能スコープ数の推移をシミュレートすることにより、前記スコープが不足するか否か判定し、
    前記洗浄スケジュール生成部は、前記検査の終了時刻において稼働可能な洗浄装置のうち空いている洗浄装置がある場合、前記検査の終了時刻にその洗浄装置の洗浄時間を加算した時刻を、前記検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄終了時刻に設定し、前記検査の終了時刻において稼働可能な洗浄装置のすべてが洗浄中の場合、最も早く洗浄が終了する洗浄装置の洗浄終了時刻にその洗浄装置の洗浄時間を加算した時刻を、前記検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄終了時刻に設定し、
    前記スコープ不足判定部は、前記使用可能スコープ数を前記各検査の開始時刻にデクリメントし、前記使用済みスコープの洗浄終了時刻にインクリメントし、前記検査スケジュールにおいて前記使用可能スコープ数がゼロ未満になる状況が出現するとき、前記スコープが不足すると判定することを特徴とする医療機器管理支援装置。
  7. 前記スコープ不足判定部は、前記使用可能スコープ数がゼロ未満になったとき、その不足するスコープが補充されたと仮定し、前記検査スケジュールにおいて前記使用可能スコープ数がゼロ未満となる回数を特定することにより、不足するスコープ数を特定することを特徴とする請求項に記載の医療機器管理支援装置。
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