JP5089528B2 - データ取り込み回路および表示パネル駆動回路および画像表示装置 - Google Patents

データ取り込み回路および表示パネル駆動回路および画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、信号を高速に伝送でき、かつ高速にデータの取り込みを行うためのデータ信号取り込み回路およびその回路を搭載する表示パネル駆動回路および画像表示装置に関し、特に液晶パネルを駆動するドライバに有用な技術に関する。
図7に示すように、従来のデータ取り込み回路100は、小振幅差動クロック信号のCKPおよびCKNがコンパレータCMP1の非反転入力端子と反転入力端子に接続され、小振幅差動データ信号のDAPおよびDANがコンパレータCMP2の非反転入力端子と反転入力端子に接続され、コンパレータCMP2から出力されるデータ信号DL1を、コンパレータCMP1から出力されるクロック信号CL1の立上りで取り込むラッチ回路L1と、データ信号DL1を、コンパレータCMP1から出力されるクロック信号CL1の逆相信号を生成するインバータ回路INV1から出力されたクロック信号CL2の立上りで取り込むラッチ回路L2で構成されていた。
図7の構成により、小振幅差動クロック信号のCKPとCKNの立上りに同期してデータ信号DL1を取り込むことを可能にしたものである。
図9に示すように、従来のデータ取り込み回路200は、小振幅差動クロック信号のCKPおよびCKNがコンパレータCMP1の非反転入力端子と反転入力端子に接続され、小振幅差動信号のCKPおよびCKNがコンパレータCMP2の反転入力端子と非反転入力端子に接続され、小振幅差動データ信号のDAPおよびDANがコンパレータCMP3の非反転入力端子と反転入力端子に接続され、コンパレータCMP3から出力されるデータ信号DL1を、コンパレータCMP1から出力されるクロック信号CL1の立上りで取り込むラッチ回路L1と、データ信号DL1を、コンパレータCMP2から出力されるクロック信号CL2の立上りで取り込むラッチ回路L2で構成されていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特許第3833064号公報
従来のデータ取り込み回路100の構成では、周波数、電源電圧、プロセス、温度といった条件により、小振幅差動信号を増幅させるためのコンパレータCMP1とコンパレータCMP2の特性が変動し、クロック信号CL1とデータ信号DL1のDUTY比が大きくずれた場合、データ信号DL1の取り込みを、ラッチ回路L1とラッチ回路L2ができなくなる可能性があり、特にデータ取り込み回路が高速に動作する場合などに誤動作を引き起こす可能性があった。
以下、図7に示す従来のデータ取り込み回路100における各信号の動作を図8のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、クロック信号CL1の立上りと立下りは、コンパレータCMP1に入力されるCKPの立上りと立下りから遅延時間T1と遅延時間T2だけ遅れて出力されている。このとき、周波数、電源電圧、プロセス、温度といった条件を受けてコンパレータCMP1の特性が変動することにより、遅延時間T1と遅延時間T2は等しくならず、クロック信号CL1のハイ区間とロー区間のデューティ比はずれている。また、クロック信号CL2の立上りと立下りは、インバータINV1に入力されるクロック信号CL1の立下りと立上りから遅延時間T3と遅延時間T4だけ遅れて出力されている。
このような回路構成の場合、ラッチ回路L1に入力されるクロック信号CL1の立上りの合計遅延時間TS1=T1となり、ラッチ回路L2に入力されるクロック信号CL2の立上りの合計遅延時間TS2=T2+T3となり、合計遅延時間TS1と合計遅延時間TS2は大きく異なるものとなることが予想される。
このように、従来のデータ取り込み回路100では、コンパレータCMP1の出力信号の立上りと立下りの両方のタイミングを、データ取り込み回路100の内部回路でデータの取り込みなどに使用した場合に、データを正しく取り込めないことが生じるが、これはデータ取り込み回路100の動作速度が高速になるにつれてより顕著になると想定される。
また従来のデータ取り込み回路200の構成では、周波数、電源電圧、プロセス、温度といった条件により、小振幅差動信号を増幅させるためのコンパレータCMP1とコンパレータCMP2とコンパレータCMP3はデータ取り込み回路100の場合と同様に、特性が変動するが、コンパレータCMP1とコンパレータCMP2から出力されるクロック信号CL1とクロック信号CL2の立上りの遅延時間はほぼ同じになるため、データ取り込み回路100の場合に対して、小振幅差動クロック信号のCKPとCKNの立上りに同期してデータ信号DL1を取り込みやすくなっている。
以下、図9に示す従来のデータ取り込み回路200における各信号の動作を図10のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、クロック信号CL1の立上りと立下りは、コンパレータCMP1に入力されるCKPの立上りと立下りから遅延時間T1と遅延時間T2だけ遅れて出力され、クロック信号CL2の立上りと立下りは、コンパレータCMP2に入力されるCKNの立上りと立下りから遅延時間T3と遅延時間T4だけ遅れて出力される。このときコンパレータCMP1とコンパレータCMP2が同じ回路構成である場合、遅延時間T1と遅延時間T3、遅延時間T2と遅延時間T4はほぼ同じ程度の遅延時間になると考えられる。さらに周波数、電源電圧、プロセス、温度といった条件によりコンパレータCMP1とコンパレータCMP2が同じ回路構成である場合は、同様にハイ区間とロー区間のデューティ比がずれると考えられる。
このような回路構成の場合、ラッチ回路L1に入力されるクロック信号CL1の立上りの合計遅延時間TS1=T1となり、ラッチ回路L2に入力されるクロック信号CL2の立上りの合計遅延時間TS2=T3となり、合計遅延時間TS1と合計遅延時間TS2はほぼ同程度になると考えられる。
次に、コンパレータCMP1からCMP3のトランジスタ構成図を図11に示す。
図11はコンパレータが多段に接続されたような構成を示す。
例えば、図11に示すように、定電流源トランジスタMP1と、MP1のドレインが接続され差動信号が入力されるトランジスタMP2、MP3と、MP2、MP3のドレインが接続されるトランジスタMN1、MN2で構成されるコンパレータC1と、MP2、MP3のドレインが接続されるMN3、MN4と、MN3のドレインがゲートとドレインに接続されるMP4と、MN3のドレインがゲートに接続されるMP5と、MP5とMN4のドレインを出力とするコンパレータCSと、コンパレータCSの出力信号がゲートに接続されるMP6とMN5で、MP6とMN5のドレインを出力とし、コンパレータCSの出力信号を整形するためのインバータI1で構成されている。
図11に示すようなコンパレータを従来のデータ取り込み回路200のコンパレータCMP1からCMP3に適用すると、コンパレータCMP1とコンパレータCMP2は同じ回路構成を使用するため、コンパレータが多段接続されているため、消費電流の増加が懸念され、さらに、図12に示すように、図11に示したコンパレータC1を2段接続させたような構成をコンパレータC2とすると、コンパレータの段数が増加するにつれて、消費電流がさらに増加してしまう。また小振幅差動クロック信号のCKPとCKNに接続される負荷は、コンパレータCMP1とコンパレータCMP2で、小振幅差動データ信号のDAPとDANに接続される負荷は、コンパレータCMP3のみであるため、小振幅差動データ信号のDAPとDANは、小振幅差動クロック信号のCKPとCKNに対してほぼ半分になっており、クロック信号とデータ信号で、同様のインピーダンスマッチングができないなどの問題も考えられる。
従って、本発明は、データ取り込み回路の動作速度が高速になった場合でも、小振幅差動の入力信号を正しく取り込むことができかつ、低消費電力であるデータ取り込み回路を提供することを目的とする。
本発明の第1のデータ取り込み回路は、クロック信号と前記クロック信号の逆相信号とが入力され前記クロック信号と同相の第2のクロック信号と逆相の第2の逆相信号を出力する第1のコンパレータと、前記第2のクロック信号が非反転入力端子に入力され前記第2の逆相信号が反転入力端子に入力される第2のコンパレータと、前記第2のクロック信号が反転入力端子に入力され前記第2の逆相信号が非反転入力端子に入力される第3のコンパレータと、データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号が入力され前記データ信号と同相の第2のデータ信号と逆相の第2のデータ逆相信号を出力する第4のコンパレータと、前記第2のデータ信号が非反転入力端子に入力され前記第2のデータ逆相信号が反転入力端子に入力される第5のコンパレータと、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第2のコンパレータから出力される信号で取り込む第1のラッチ回路と、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第3のコンパレータから出力される信号で取り込む第2のラッチ回路とを備えていることを特徴とする。
このような構成にすれば、第1のラッチ回路と第2のラッチ回路のクロックにおいて、第1または第4のコンパレータの出力のハイ区間とロー区間のデューティ比がずれたとしても、同程度にずれることとなり、第1と第2のラッチ回路におけるデータ取り込みが安定して行え、かつ従来の構成に対して、第1のコンパレータ数が半分になるため、低消費電力も実現でき、さらに素子数が減ることにより、ランダムオフセットなどの素子間の特性バラつきを抑えることにもなり、より信頼性の高い、第1と第2のラッチ回路におけるデータ取り込みを行うことが可能になる。
また、本発明の第1のデータ取り込み回路において、前記第1と第4のコンパレータは全差動回路であると好ましい。
このような構成にすれば、クロック信号と同相の第2のクロック信号と逆相の第2の逆相信号はほぼ対称な信号になり、遅延をあわすことができるため、第1と第2のラッチ回路におけるデータ取り込みが安定して行える。
また、本発明の第1のデータ取り込み回路において、前記第2と第3のコンパレータは同じ回路構成であることが好ましい。
このような構成にすれば、第1のコンパレータの出力信号に接続される負荷をほぼ同一にすることができ、クロック信号と同相の第2のクロック信号と逆相の第2の逆相信号はほぼ完全に対称な信号になり、遅延をあわすことができるため、第1と第2のラッチ回路におけるデータ取り込みが安定して行える。
また、本発明の第1のデータ取り込み回路において、前記第1と第2のラッチ回路は同じ回路構成で、それぞれ前記第2のコンパレータと前記第3のコンパレータから出力される信号の立上りあるいは立下りのどちらか一方で統一して前記第5のコンパレータから出力される信号を取り込むことが好ましい。
このような構成にすれば、第1と第2のラッチ回路は第5のコンパレータから出力される信号をほぼ同じ特性で取り込むことができる。
また、本発明の第1のデータ取り込み回路において、前記クロック信号と前記クロック信号の逆相信号および前記データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号は、前記データ信号取り込み回路の電源電位と接地電位の電位差より小さいことが好ましい。
これにより、クロック信号とクロック信号の逆相信号およびデータ信号とデータ信号の逆相であるデータ逆相信号は小振幅差動信号となり、データ取り込み回路の電源電位と接地電位で振幅させる場合に比べて、低EMI(電磁干渉)、低消費電力を実現することができる。
また、本発明の第1のデータ取り込み回路において、前記第1と第4のコンパレータは同じ回路構成であることが好ましい。
このような構成にすれば、クロック信号とクロック信号の逆相信号およびデータ信号とデータ信号の逆相であるデータ逆相信号に付く負荷を全て同程度にすることができ、信号のインピーダンスマッチングが容易になる。
また、本発明の第2のデータ取り込み回路において、前記第2のコンパレータから出力される信号を分周する第1のフリップフロップ回路と、前記第3のコンパレータから出力される信号を分周する第2のフリップフロップ回路と、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第1のフリップフロップ回路から出力される第3のクロック信号の立上りのタイミングで取り込む第3のラッチ回路と、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第3のクロック信号の立下りのタイミングで取り込む第4のラッチ回路と、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第2のフリップフロップ回路から出力される第4のクロック信号の立上りのタイミングで取り込む第5のラッチ回路と、前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第4のクロック信号の立下りのタイミングで取り込む第6のラッチ回路を備えていることを特徴とする。
このような構成にすれば、第1と第2のラッチ回路から出力される信号の動作周期に対して、第3から第6のラッチ回路から出力される信号の動作周期は半分になるため、ラッチ回路から出力される信号の動作周期の中心のタイミングで、ラッチ回路からの出力信号を取り込みたい場合、セットアップ、ホールドといったタイミングマージンは結果的に倍になるため、クロック信号とクロック信号の逆相信号およびデータ信号とデータ信号の逆相であるデータ逆相信号の動作周波数をあげることができ、高速動作が可能になる。
また、本発明の第3のデータ取り込み回路において、前記第1のコンパレータから出力される前記クロック信号と同相の第2のクロック信号と逆相の第2の逆相信号が入力され、前記第2のクロック信号と同相の第5のクロック信号と逆相の第5の逆相信号を出力する第6のコンパレータと、前記第5のクロック信号が非反転入力端子に入力され前記第5の逆相信号が反転入力端子に入力される第2のコンパレータと、前記第5のクロック信号が反転入力端子に入力され前記第5の逆相信号が非反転入力端子に入力される第3のコンパレータを備えていることを特徴とする。
このように、コンパレータを多段に接続していくことで高速動作が可能になり、かつ多段に接続された最終段のコンパレータの出力を前記第2と第3のコンパレータに入力することで、低消費電力が実現できる。
また、クロック信号との遅延時間をあわすために、第4と第5のコンパレータの間もコンパレータを多段接続するか、第5のコンパレータの出力に遅延調整回路を入れるかするほうが好ましいと思われる。
また、本発明の第1と第2と第3のデータ取り込み回路において、前記クロック信号と前記クロック信号の逆相信号および前記データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号はそれぞれ、第1のコンパレータあるいは第4のコンパレータに信号品質調整回路を介して入力されることが好ましい。
信号品質調整回路はインピーダンスマッチングなど信号波形を整形することを目的としており、信号波形を整形することにより、信頼性の高い信号伝送、データ取り込み回路の高速動作を可能にし、かつ不要輻射も抑えることができる。
また、本発明の表示パネル駆動回路は、表示データ信号とクロック信号が入力され表示データを取り込むデータ信号取り込み回路と、前記データ信号取り込み回路から出力される表示データを順次取り込むためのラッチ信号を生成するシフトレジスタと、前記データ信号取り込み回路から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換回路を備え、前記データ信号取り込み回路は前記で説明したなかのデータ信号取り込み回路であることを特徴とする。
このような構成にすれば、前記で説明してきたように、高速で低消費電力、かつ高信頼性伝送を可能にした表示パネル駆動回路になる。
また、本発明の表示パネル駆動回路において、前記のコンパレータに供給される電源電位は、前記のコンパレータ以外に供給される電源電位と異なるように供給してもよい。
このような構成にすれば、近年の低電圧化によるコンパレータの動作範囲縮小、素子の電流能力ダウンによる高速動作特性悪化に対して、コンパレータに供給される電源電位のみあげることで特性改善を図り、かつ、その他高速で動作させる必要のない回路に供給する電圧は低くすることで低電力化も図ることができる。さらに高速で動作させる必要がない場合は、無駄な消費電流を削減するために、コンパレータの電源電位を下げることも可能である。
また、本発明の表示パネル駆動回路において、前記コンパレータと前記ラッチ回路に供給される電源電位は、前記コンパレータと前記ラッチ回路以外に供給される電源電位と異なるように供給してもよい。
一般的に半導体のような素子を使用している回路は、低電圧になればなるほど電流能力が下がり、データを取り込む能力が弱くなってしまうため、高速動作特性は悪化してしまう。そのためラッチ回路に供給する電源電位をあげることで、特性改善を図ることができ、高速動作が可能になる。
また、本発明の表示パネル駆動回路において、前記コンパレータと前記フリップフロップ回路と前記ラッチ回路に供給される電源電位は、前記コンパレータと前記フリップフロップ回路と前記ラッチ回路以外に供給される電源電位と異なるように供給してもよい。
この効果は説明するまでもなく前記で説明したのと同様の効果がある。
また、本発明の画像表示装置は、複数の画像表示素子が形成された表示パネルと、前記表示パネルを駆動するための表示パネル駆動回路と、前記表示パネル駆動回路を制御するための制御回路とを備え、前記表示パネル駆動回路は前記で説明したなかの表示パネル駆動回路であることを特徴とする。
このような構成にすれば、高速動作が可能なため、高精細化、大画面化が可能になり、画像を見ているものにちらつきなどの不快さを与えない、安定した画像表示装置を実現することができる。
また、本発明の画像表示装置において、前記表示パネルは液晶パネルであることが好ましい。
近年の液晶パネルは高精細、大画面、低消費電力の需要が多く、これらの要求を満たすためにデータ取り込み回路の高速化が求められており、本発明の表示パネル駆動回路を画像表示装置に組み込むことで、これらの要求を満たすことが可能になる。
また、本発明の画像表示装置において、前記表示パネルと前記複数の表示パネル駆動回路と前記制御回路が同一の基板上に一体に形成されていてもよい。
このような構成にすれば、画像表示装置に使用される部品点数を削減でき、コスト削減が可能になり、かつ使用する部品点数が削減できることから、信頼性の高い画像表示装置が実現可能になる。
本発明のデータ取り込み回路によれば、小振幅の差動信号をクロックとして入力して動作するデータ取り込み回路において、差動信号が入力されるコンパレータの出力におけるハイ区間とロー区間のデューティ比がずれたとしても、ラッチ回路に入力されるクロックにおけるデューティ比のずれを同程度にすることが可能となり、データ取り込みが安定して行え、かつ消費電力を削減することができる。
本発明の実施するための最良の形態について、以下に図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のデータ取り込み回路10の回路構成図である。
図1に示すように、本発明のデータ取り込み回路10には、クロック信号CKPとクロック信号CKPの逆相信号CKNとが入力され、クロック信号CKPと同相のクロック信号CLP1と逆相のクロック信号CLN1を出力するコンパレータCMP1が設けられており、クロック信号CLP1が非反転入力端子に入力され、クロック信号CLN1が反転入力端子に入力されるコンパレータCMP2と、クロック信号CLP1が反転入力端子に入力され、クロック信号CLN1が非反転入力端子に入力されるコンパレータCMP3が設けられている。またデータ信号DAPとデータ信号DAPのデータ逆相信号DANとが入力され、データ信号DAPと同相のデータ信号DLP1と逆相のデータ逆相信号DLN1を出力するコンパレータCMP4が設けられており、データ信号DLP1が非反転入力端子に入力され、データ逆相信号DLN1が反転入力端子に入力されるコンパレータCMP5が設けられている。またコンパレータCMP5から出力される信号DL1をコンパレータCMP2から出力される信号CL1で取り込むラッチ回路L1と、コンパレータCMP5から出力される信号DL1をコンパレータCMP3から出力される信号CL2で取り込むラッチ回路L2が設けられている。
ここで、コンパレータCMP1とコンパレータCMP4に入力される信号について説明する。クロック信号CKPと逆相信号CKNおよびデータ信号DAPとデータ逆相信号DANは、基準電圧に対して一定の振幅を有する差動信号として入力される。好ましい実施の形態としては、基準電圧が0.3V〜電源電位−1.0Vであり、差動信号の振幅は±35mV〜±600mVである。一方、データ取り込み回路10内で用いられる電源電位は2.0V〜3.6Vであり、電源電位に対する差動信号の振幅は小さいため小振幅信号と称される。このような小振幅差動信号を用いることのメリットは、例えば信号の伝送における消費電力の削減や、低EMIなどがあげられる。
以下では、図1に示された構成を基にその動作を説明する。
コンパレータCMP2から出力される信号CL1とコンパレータCMP3から出力される信号CL2は、コンパレータCMP5から出力される信号DL1を取り込むラッチ回路L1とL2のクロック信号として入力され、ラッチ回路L1とL2はクロック信号CL1とCL2の立上りまたは立下りのタイミングでコンパレータCMP5から出力される信号DL1と取り込むように構成されている。
ここで、図1のデータ取り込み回路10における各信号の動作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
コンパレータCMP1の出力信号CLP1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP1の入力信号CKPの立上りと立下りから遅延時間T1と遅延時間T2だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP1の出力信号CLN1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP1の入力信号CKNの立上りと立下りから遅延時間T3と遅延時間T4だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP2の出力信号CL1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP2の入力信号CLP1の立上りと立下りから遅延時間T5と遅延時間T6だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP3の出力信号CL2の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP3の入力信号CLN1の立上りと立下りから遅延時間T7と遅延時間T8だけ遅れて出力される。
コンパレータCMP1の回路構成が全差動回路である場合、遅延時間T1と遅延時間T3、遅延時間T2と遅延時間T4はほぼ同程度の遅延時間になると考えられ、さらに、コンパレータCMP2とコンパレータCMP3は同じ回路構成である場合、遅延時間T5と遅延時間T7、遅延時間T6と遅延時間T8もほぼ同程度の遅延時間になると考えられる。これより、ラッチ回路L1に入力されるクロック信号CL1の立上りの合計遅延時間TS1=T1+T5になり、ラッチ回路L2に入力されるクロック信号CL2の立上りの合計遅延時間TS2=T3+T7となり、結果TS1とTS2はほぼ同程度の遅延時間になると考えられる。またラッチ回路L1とラッチ回路L2に入力される立下りの合計遅延時間についても同様に同程度の遅延時間になると考えられる。
さらに、ラッチ回路L1とL2が同じ回路構成である場合、ラッチ回路自体がデータを取り込むために必要なセットアップ時間とホールド時間も同じになるため、さらに信頼性の高いデータ取り込みが可能になる。これにより、従来のデータ取り込み回路100における課題は解決される。
また、コンパレータCMP1とコンパレータCMP4の構成は図11で示したコンパレータC1で、コンパレータCMP2とコンパレータCMP3、コンパレータCMP5の構成は図11で示したコンパレータCSとインバータI1を組み合わせたブロックをコンパレータCOUTとすると、従来のデータ取り込み回路200の構成に対して、図11のコンパレータC1が1個不要になるため、消費電力増加を抑制することができる。
さらに、コンパレータCMP1とコンパレータCMP4の構成を図12のコンパレータC2のようにコンパレータが多段に接続されたような構成にすると、従来のデータ取り込み回路200の構成に対して、さらに消費電力増加を抑制することができる。
なお、コンパレータCMP1とコンパレータCMP4に入力される差動信号は信号品質調整回路を介して入力されるのがよく、さらにコンパレータCMP1とコンパレータCMP4が同じ回路構成である場合、コンパレータCMP1とコンパレータCMP4は同様の信号品質調整回路で波形を整形することができる。
また信号品質調整回路はインピーダンスマッチングなど信号波形を整形することを目的としており、信号波形を整形することにより、従来のデータ取り込み回路200の場合に対して、インピーダンスマッチングがとりやすいため、信頼性の高い信号伝送、データ取り込み回路の高速動作を可能にし、かつ不要輻射も抑えることが可能になる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態のデータ取り込み回路20の回路構成図である。
図3に示すように、本発明のデータ取り込み回路20には、クロック信号CKPとクロック信号CKPの逆相信号CKNとが入力され、クロック信号CKPと同相のクロック信号CLP1と逆相のクロック信号CLN1を出力するコンパレータCMP1が設けられており、クロック信号CLP1が非反転入力端子に入力され、クロック信号CLN1が反転入力端子に入力されるコンパレータCMP2と、クロック信号CLP1が反転入力端子に入力され、クロック信号CLN1が非反転入力端子に入力されるコンパレータCMP3が設けられている。またコンパレータCMP2から出力される信号CL1を分周するフリップフロップ回路F1からCLB1が出力され、コンパレータCMP3から出力される信号CL2を分周するフリップフロップ回路F2からCLB2が出力される。またデータ信号DAPとデータ信号DAPのデータ逆相信号DANとが入力され、データ信号DAPと同相のデータ信号DLP1と逆相のデータ逆相信号DLN1を出力するコンパレータCMP4が設けられており、データ信号DLP1が非反転入力端子に入力され、データ逆相信号DLN1が反転入力端子に入力されるコンパレータCMP5が設けられている。またコンパレータCMP5から出力される信号DL1をフリップフロップ回路F1から出力される信号CLB1の立上りと立下りのタイミングで取り込むラッチ回路L1とラッチ回路L2が設けられており、コンパレータCMP5から出力される信号DL1をフリップフロップ回路F2から出力される信号CLB2の立上りと立下りのタイミングで取り込むラッチ回路L3とラッチ回路L4が設けられている。
ここで、図3のデータ取り込み回路20における各信号の動作を図4のタイミングチャートを用いて説明する。
コンパレータCMP1の出力信号CLP1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP1の入力信号CKPの立上りと立下りから遅延時間T1と遅延時間T2だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP1の出力信号CLN1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP1の入力信号CKNの立上りと立下りから遅延時間T3と遅延時間T4だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP2の出力信号CL1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP2の入力信号CLP1の立上りと立下りから遅延時間T5と遅延時間T6だけ遅れて出力されて、コンパレータCMP3の出力信号CL2の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP3の入力信号CLN1の立上りと立下りから遅延時間T7と遅延時間T8だけ遅れて出力される。さらにフリップフロップ回路F1の出力信号CLB1の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP2の出力信号CL1の立上りから遅延時間T9と遅延時間T10だけ遅れて出力され、フリップフロップ回路F2の出力信号CLB2の立上りと立下りはそれぞれ、コンパレータCMP3の出力信号CL2の立上りから遅延時間T11と遅延時間T12だけ遅れて出力される。
コンパレータCMP1の回路構成が全差動回路である場合、遅延時間T1と遅延時間T3、遅延時間T2と遅延時間T4はほぼ同程度の遅延時間になると考えられ、さらに、コンパレータCMP2とコンパレータCMP3が同じ回路構成である場合、遅延時間T5と遅延時間T7、遅延時間T6と遅延時間T8もほぼ同程度の遅延時間になると考えられ、フリップフロップ回路F1とフリップフロップ回路F2が同じ回路構成である場合、遅延時間T9と遅延時間T11、遅延時間T10と遅延時間T12もほぼ同程度の遅延時間になると考えられる。これより、ラッチ回路L1に入力されるクロック信号CLB1の立上りの合計遅延時間TS1=T1+T5+T9になり、ラッチ回路L3に入力されるクロック信号CLB2の立上りの合計遅延時間TS2=T3+T7+T11 となり、結果TS1とTS2はほぼ同程度の遅延時間になると考えられる。さらにフリップフロップ回路F1とF2の立上りと立下りの遅延時間をあわすようにトランジスタのサイズ調整を行った場合、遅延時間T9から遅延時間T12は同程度の遅延時間になると考えられるため、ラッチ回路L2に入力されるクロック信号CLB1の立下りの合計遅延時間はTS1と同程度の遅延時間になり、ラッチ回路L4に入力されるクロック信号CLB2の立下りの合計遅延時間はTS2と同程度の遅延時間になると考えられる。
このような構成にすれば、データ取り込み回路10のラッチ回路から出力される信号の動作周期に対して、データ取り込み回路20のラッチ回路から出力される信号の動作周期は半分になるため、ラッチ回路から出力される信号の動作周期の中心のタイミングで取り込みたい場合、セットアップ、ホールドといったタイミングマージンは結果的に倍になるため、クロック信号とクロック信号の逆相信号およびデータ信号とデータ信号の逆相であるデータ逆相信号の動作周波数をあげることができ、高速動作が可能になる。
なお、データ取り込み回路20では、コンパレータCMP2の出力信号CL1とコンパレータCMP3の出力信号CL2を2分周しラッチ回路に入力する構成になっているが、2分周よりも多く分周してもよい。
さらに、ラッチ回路のクロック入力ラインにフリップフロップ回路が設けられており、コンパレータCMP5からの出力信号DL1と遅延時間があわないため、コンパレータCMP5からの出力信号DL1に遅延調整回路を入れたほうがよいと思われる。
次に共通構成の表示パネル駆動回路30の構成例について図5を使用しながら説明する。
図5は表示パネル駆動回路30の構成を示すブロック図である。表示パネル駆動回路30は、小振幅差動の表示データ信号とクロック信号を受け取るデータコンパレータ群とクロックコンパレータ群とクロックコンパレータ群からの出力信号により内部クロック信号を生成する内部クロック生成回路とデータコンパレータ群から出力される表示データ信号をラッチするためのラッチ回路を備えたデータ取り込み回路30D、データ取り込み回路30Dから出力された内部クロック信号によりSL1〜SLnのラッチ信号を順次生成するシフトレジスタ30S、データ取り込み回路30Dから出力された表示データ信号をシフトレジスタ30Sから出力されたラッチ信号により取り込みを行うデータラッチ回路30DL、データラッチ回路30DLから出力されたディジタルの表示データ信号をアナログ信号に変換するDA変換回路30DA、DA変換回路30DAから出力された信号を表示パネルに出力するための出力バッファ回路30Bを備えている。
図5の表示パネル駆動回路30のデータ取り込み回路30Dは、図1から図3で説明してきたデータ取り込み回路の構成が含まれており、高速で信頼性の高いデータ伝送とデータ取り込み、低消費電力を実現できる。
なお、通常図5の表示パネル駆動回路30のデータ取り込み回路30D、シフトレジスタ30S、データラッチ回路30DLに供給されるディジタル電源電圧は等しいが、データ取り込み回路30D内のコンパレータ群に供給されるディジタル電源電圧が他のディジタル電源電圧と異なるように供給してもよい。
電源電圧が低くなると低電力になるが、コンパレータのような回路は入力電圧範囲が狭くなりかつトランジスタの電流能力が低下するため、高速動作には不向きになる。このため、高速で動作する必要のあるコンパレータに供給する電源電圧のみ上げることで大幅な電力増加を防ぎながら高速なデータ取り込みを可能にできる。
また高速で動作させる必要がない場合は、無駄な消費電流を削減するために、コンパレータの電源電圧を下げることも可能である。
なお、コンパレータのみ異なるディジタル電源電圧を供給すると記載したが、高速で動作する必要のある他のロジック回路にも供給してもよいと考えられる。
次に共通構成の画像表示装置40の構成例について図6を使用しながら説明する。
図6は図5で説明した表示パネル駆動回路30を複数含む画像表示装置40の構成を示すブロック図である。複数の画像表示素子(図示せず) が構成された液晶表示パネルP1と、階調電圧を供給するための複数の表示パネル駆動回路( 一般的には、ソースドライバと称される)T1、T2、・・・、Tnと、液晶表示パネルP1の横方向を走査する信号を出力するための複数の表示パネル駆動回路R1、R2、・・・、Rm(一般的には、ゲートドライバと称される)と、複数の表示パネル駆動回路T1、T2、・・・、Tnと複数の表示パネル駆動回路R1、R2、・・・、Rmを制御する信号を出力するための制御回路C1を備えている(但し、n、mは2以上の正の整数)。
ここで、表示パネル駆動回路T1、T2、・・・、Tnは図5で説明した表示パネル駆動回路30である。
近年の液晶パネルは高精細、大画面の需要が多く、これらの要求を満たすためにデータ取り込み回路の高速化が求められており、図6のような構成にすれば、これらの要求を満たすことが可能になる。
また、図6のように構成された場合、液晶表示パネルP1と、複数の表示パネル駆動回路T1、T2、・・・、Tnと、複数の表示パネル駆動回路R1、R2、・・・、Rmと、制御回路C1は区別された構成になっているが、これらの全て、もしくはまとめることのできるブロックを一体化して画像表示装置40として構成することも考えられる。
このような構成にすれば、複数の表示パネル駆動回路T1、T2、・・・、Tnと、複数の表示パネル駆動回路R1、R2、・・・、Rmと、制御回路C1を組み込むスペースや材料費が削減でき、コストを削減することができる。また使用する部品点数の削減により、信頼性の高い画像表示装置が実現できる。
さらに液晶表示パネルを用いた構成で説明してきたが、液晶表示パネルの他に、プラズマディスプレイパネル(PDP)、有機ELパネル、無機ELパネルなどあらゆる表示パネルに適用可能である。
以上幾つかの実施例の説明を行ってきたが、説明を行った内容に限定されるものではなく、同様の効果が得られるような構成であれば、特に固定されるものではない。
本発明のデータ取り込み回路によれば、差動信号が入力されるコンパレータの出力におけるハイ区間とロー区間のディーティ比がずれたとしても、ラッチ回路におけるデータ取り込みが安定して行うことが可能であり、液晶表示装置などの画像表示装置を高速かつ低消費電力で駆動するための表示パネル駆動回路において特に有用である。
本発明の第1の実施形態のデータ取り込み回路における回路構成図 本発明の第1の実施形態のデータ取り込み回路におけるタイミングチャート 本発明の第2の実施形態のデータ取り込み回路における回路構成図 本発明の第2の実施形態のデータ取り込み回路におけるタイミングチャート 本発明の表示パネル駆動回路における回路構成図 本発明の画像表示装置における回路構成図 従来のデータ取り込み回路における回路構成図 従来のデータ取り込み回路におけるタイミングチャート 従来のデータ取り込み回路における回路構成図 従来のデータ取り込み回路におけるタイミングチャート コンパレータの回路構成図 コンパレータの回路構成図
符号の説明
10、20、100、200 データ取り込み回路
30 表示パネル駆動回路
40 画像表示装置
CKP 差動クロック信号
CKN 差動クロック信号CKPの逆相信号
DAP 差動データ信号
DAN 差動データ信号DAPの逆相のデータ逆相信号
CMP1、CMP2、CMP3、CMP4、CMP5 コンパレータ
INV1 インバータ回路
L1、L2、L3、L4 ラッチ回路
F1、F2 フリップフロップ回路
30D データ取り込み回路
30S シフトレジスタ
30DL データラッチ回路
30DA DA変換回路
30B 出力バッファ回路
T1、T2、Tn 表示パネル駆動回路(ソースドライバ)
R1、R2、Rn 表示パネル駆動回路(ゲートドライバ)
C1 制御回路

Claims (15)

  1. クロック信号と前記クロック信号の逆相信号とが入力され前記クロック信号と同相の第2のクロック信号と逆相の第2の逆相信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記第2のクロック信号が非反転入力端子に入力され前記第2の逆相信号が反転入力端子に入力される第2のコンパレータと、
    前記第2のクロック信号が反転入力端子に入力され前記第2の逆相信号が非反転入力端子に入力される第3のコンパレータと、
    データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号が入力され前記データ信号と同相の第2のデータ信号と逆相の第2のデータ逆相信号を出力する第4のコンパレータと、
    前記第2のデータ信号が非反転入力端子に入力され前記第2のデータ逆相信号が反転入力端子に入力される第5のコンパレータと、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第2のコンパレータから出力される信号で取り込む第1のラッチ回路と、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第3のコンパレータから出力される信号で取り込む第2のラッチ回路とを備えていることを特徴とする
    データ信号取り込み回路。
  2. 前記第1と第4のコンパレータは全差動回路であることを特徴とする
    請求項1に記載のデータ信号取り込み回路。
  3. 前記第2と第3のコンパレータは同じ回路構成であることを特徴とする
    請求項1または2に記載のデータ信号取り込み回路。
  4. 前記第1のラッチ回路と前記第2のラッチ回路は同じ回路構成で、
    それぞれ前記第2のコンパレータと前記第3のコンパレータから出力される信号の
    立上りあるいは立下りのどちらか一方で統一して前記第5のコンパレータから出力される信号を取り込むことを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路。
  5. 前記クロック信号と前記クロック信号の逆相信号および前記データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号は、
    前記データ信号取り込み回路の電源電位と接地電位の電位差より小さいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路。
  6. 前記第1と第4のコンパレータは同じ回路構成であることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路。
  7. 前記第2のコンパレータから出力される信号を分周する第1のフリップフロップ回路と、
    前記第3のコンパレータから出力される信号を分周する第2のフリップフロップ回路と、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第1のフリップフロップ回路から出力される第3のクロック信号の立上りのタイミングで取り込む第3のラッチ回路と、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第3のクロック信号の立下りのタイミングで取り込む第4のラッチ回路と、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第2のフリップフロップ回路から出力される第4のクロック信号の立上りのタイミングで取り込む第5のラッチ回路と、
    前記第5のコンパレータから出力される信号を前記第4のクロック信号の立下りのタイミングで取り込む第6のラッチ回路を備えていることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路。
  8. 前記クロック信号と前記クロック信号の逆相信号および前記データ信号と前記データ信号の逆相であるデータ逆相信号はそれぞれ、
    第1のコンパレータあるいは第4のコンパレータに信号品質調整回路を介して入力されることを特徴とする
    請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路。
  9. 表示データ信号とクロック信号が入力され表示データを取り込むデータ信号取り込み回路と、
    前記データ信号取り込み回路から出力される表示データを順次取り込むためのラッチ信号を生成するシフトレジスタと、
    前記データ信号取り込み回路から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換回路を備え、
    前記データ信号取り込み回路は請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ信号取り込み回路であることを特徴とする
    表示パネル駆動回路。
  10. 前記第1から第5のコンパレータに供給される電源電位は、
    前記第1から第5のコンパレータ以外に供給される電源電位と異なることを特徴とする
    請求項9に記載の表示パネル駆動回路。
  11. 前記第1から第5のコンパレータと前記第1と第2のラッチ回路に供給される電源電位は、
    前記第1から第5のコンパレータと前記第1と第2のラッチ回路以外に供給される電源電位と異なることを特徴とする
    請求項9または10に記載の表示パネル駆動回路。
  12. 前記第1から第5のコンパレータと前記第1と第2のフリップフロップ回路と前記第1と第2のラッチ回路に供給される電源電位は、
    前記第1から第5のコンパレータと前記第1と第2のフリップフロップ回路と前記第1と第2のラッチ回路以外に供給される電源電位と異なることを特徴とする
    請求項9または11に記載の表示パネル駆動回路。
  13. 複数の画像表示素子が形成された表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動するための表示パネル駆動回路と、
    前記表示パネル駆動回路を制御するための制御回路とを備え、
    前記表示パネル駆動回路は請求項9から12のいずれか1項に記載の表示パネル駆動回路であることを特徴とする
    画像表示装置。
  14. 前記表示パネルは液晶パネルであることを特徴とする
    請求項13記載の画像表示装置。
  15. 前記表示パネルと前記複数の表示パネル駆動回路と前記制御回路が同一の基板上に一体に形成されていることを特徴とする
    請求項13または14に記載の画像表示装置。
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