JP5088797B2 - 吐出構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出液体の圧力によりノズル部材の吐出口を弾性に抗して開口することで、液体を吐出可能に設けた吐出構造に関する。
ノズルヘッドから突出するノズルを弾性材で形成して、ノズル先端部の吐出口を、液体の吐出圧力で弾性に抗して開口可能に設けることにより、液体を吐出可能にした吐出容器が知られている。
しかしながらこのような従来の吐出容器では、吐出を繰り返すうちにノズルの吐出口部分が疲労等により変形したり、あるいは弾性力が低下して、吐出後、確実に閉塞しないおそれがあった。
本発明の目的は、液体の吐出後、ノズル部材の吐出口が確実に閉塞する吐出構造を提供することにある。
本発明は、弾性変形可能なノズル部材20の前端部に形成された吐出口22を、吐出液体の圧力により弾性に抗して開口可能に設けた吐出構造であって、
前記ノズル部材20内に、前記吐出口22を閉塞する方向へ付勢する弾性変形可能な補助部材30、50を設け
前記補助部材30、50は、前記ノズル部材20の前端部内面に突設された支承部23に係合されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記支承部23は、前記吐出口22の周囲から後方へ突出する一対の板体からなることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記補助部材30は、前記支承部23へ挟持させたU字状の挟持部31を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記補助部材30は、前記U字状の挟持部31の屈曲部分から後方へ突出する保持部32を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記補助部材50は、前記ノズル部材20を保持するノズルヘッド10の流出孔13周囲から前方へ突出して前端部を前記支承部23へ挟持させた挟持体からなることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記吐出口22はスリットからなることを特徴とする。
本発明は、ノズル部材の吐出口を閉塞する方向へ付勢する補助部材を設けたので、液体の吐出を繰り返すうちにノズル部材が疲労して吐出口が変形したり、あるいは弾性力が低下することがあっても、液体の吐出後、吐出口を確実に閉塞させることができる。
以下、本発明を、図面に示す実施の形態を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図1において左右方向を前後方向とする。
図1において、1は上下動自在なステムで、容器(図示せず)の開口部へ装着されたポンプ(図示せず)のシリンダ内へ上下動自在に嵌合されたピストンから起立していて、ピストンの下動でシリンダから流出する加圧液体が流入可能に形成されている。
10は押下げ可能なノズルヘッドで、ヘッド頂壁10aから垂下する垂下筒10bの下部をステム1の上部外面へ嵌合させている。また、垂下筒10bの上部前面から後記ノズル部材20嵌合用の嵌合筒12を前方へ突設するとともに、該嵌合筒12で囲まれた垂下筒10b部分に流出孔13を形成している。該流出孔13の前部13aは前方へ向かうに連れて内径が漸次増大する円錐台状に形成されている。
20はノズル部材で、前面が前方へ膨出する弯曲面で閉塞された前部小内径の円筒体21の後部を嵌合筒12内へ嵌合させるとともに、円筒体21の前端面に吐出口22を形成し、さらに、円筒体21の前端面から後方へ支承部23を突設している。
ノズル部材20は弾性変形可能な材質で形成されており、吐出口22はノズルヘッド10からノズル部材20内へ流入した液体の吐出圧力で開口するようになっている。吐出口22の形状には特に限定はないが、左右方向または上下方向へ長いスリット状であるのが好ましい。
支承部23は吐出口22の周囲からノズル部材20の前部内へ後方突出する上下一対の板体で形成されている。25は円筒体21の前部外面に形成されたフランジで、嵌合筒12の前面へ当接されている。なお、吐出口22が上下方向への縦長スリットから形成されている場合には、一対の板体は吐出口22の左右から突出させる。
30は弾性変形可能な補助部材で、該補助部材は吐出口22を閉鎖する方向へ付勢するためのものであって、支承部23へ前端部を挟持させたU字状の挟持部31と、該挟持部31の屈曲部分から後方へ突出する保持部32とから形成されている。
保持部32は垂直板32aから形成されており、該垂直板32aの後端部には上下左右方向への2対の取付部32b、32cが突設されていて、各取付部32b、32cの先端部はノズル部材20へ食い込むようにして結合されている。さらに、保持部32の後端は弯曲状に切り欠かれていて流出孔13前面へ対向している。
次に作用について説明する。
液体が吐出されない状態では、吐出口22は閉鎖されている。吐出のためにノズルヘッド10を押下げると、加圧された吐出液体が流出孔13を介してノズル部材20内へ流入する。流入した吐出液体はノズル部材20と補助部材30とに吐出圧力を及ぼすことでこれらの弾性に抗して横長スリット状の吐出口22を上下に開口させて吐出する。
吐出液体が吐出口22から吐出して、ノズル部材20内の吐出液体による圧力が減少すると、ノズル部材20と補助部材30との弾性による復元力で吐出口22が閉鎖される。なお、吐出口22が左右方向への横長スリットからなる場合には、補助部材30は上下方向から吐出口22を閉鎖方向へ付勢し、他方、吐出口22が上下方向への縦長スリットからなる場合には、補助部材30は左右方向から吐出口22を閉鎖方向へ付勢する。
吐出を繰り返すうちに、ノズル部材20の疲労により吐出口22が変形したり、あるいは弾性力が低下して、ノズル部材単独の弾性力では吐出口22が確実に閉鎖されなくなるおそれがあるが、補助部材30が付加されているため、吐出口22は確実に閉鎖される。
一方、補助部材30の弾性が必要以上に大きいと、吐出液体の圧力では吐出口22が開口できないことになる。したがって、疲労した状態でのノズル部材20の弾性力と弾性部材30の弾性力との和は、吐出液体の圧力よりも小さく、かつ、吐出口22を確実に閉鎖できるに足りるだけの値であることが必要である。
図3は第2の実施形態を示す。図1および図2に示す第1実施形態とは補助部材の構成において相違する。すなわち、本実施形態における補助部材50はノズルヘッド10の流出孔13の周囲から前方へ突出して、前端部が支承部23へ挟持可能なように、前端部の左右両部に前面開口の割溝51が形成された筒状体から構成されている。なお、吐出口22が上下方向への縦長スリットからなる場合には、補助部材30は左右方向から吐出口22を閉鎖方向へ付勢可能なように割溝51は筒状体前端部の上下両部に形成する。その他の構成は第1実施形態と同一であるから、説明を省略する。
本発明に係る吐出構造の第1実施形態を示す縦断面図である。 補助部材の斜視図である。 第2実施形態に係る吐出構造の縦断面図である。
符号の説明
10 ノズルヘッド
13 流出孔
20 ノズル部材
22 吐出口
23 支承部
30、50 補助部材
31 挟持部
32 保持部

Claims (6)

  1. 弾性変形可能なノズル部材20の前端部に形成された吐出口22を、吐出液体の圧力により弾性に抗して開口可能に設けた吐出構造であって、
    前記ノズル部材20内に、前記吐出口22を閉塞する方向へ付勢する弾性変形可能な補助部材3050を設け
    前記補助部材(30)、(50)は、前記ノズル部材(20)の前端部内面に突設された支承部(23)に係合されていることを特徴とする吐出構造。
  2. 前記支承部(23)は、前記吐出口(22)の周囲から後方へ突出する一対の板体からなることを特徴とする請求項1記載の吐出構造。
  3. 前記補助部材(30)は、前記支承部(23)へ挟持させたU字状の挟持部(31)を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の吐出構造。
  4. 前記補助部材(30)は、前記U字状の挟持部(31)の屈曲部分から後方へ突出する保持部(32)を備えていることを特徴とする請求項3記載の吐出構造。
  5. 前記補助部材(50)は、前記ノズル部材(20)を保持するノズルヘッド(10)の流出孔(13)周囲から前方へ突出して前端部を前記支承部(23)へ挟持させた挟持体からなることを特徴とする請求項1又は2記載の吐出構造。
  6. 前記吐出口(22)はスリットからなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の吐出構造。
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