JP5086533B2 - ネジ構造、ネジ構造を有する電極、電極ホルダー、電極/電極ホルダーの組合せからなる装置、プラズマアークトーチ及び電極本体を製造する方法 - Google Patents

ネジ構造、ネジ構造を有する電極、電極ホルダー、電極/電極ホルダーの組合せからなる装置、プラズマアークトーチ及び電極本体を製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマアークトーチに関し、特に、電極と電極ホルダーがネジ接続部によって互いに保持されるか又はトーチに保持されるプラズマアークトーチに関する。
プラズマアークトーチは、一般的に、切断、溶接、表面処理、融解、及び焼鈍を含む金属加工に、用いられている。このようなトーチは電極を備え、この電極は、作動の移行アークモードにおいて、電極から加工品に達するアークを支持している。また、アークをガスの渦流によって包囲することも従来からなされ、一部のトーチ設計においては、そのガスとアークを水の噴流で包むことも従来からなされている。
前述の形式の従来トーチに用いられる電極は、典型的には、銅又は銅合金のような高熱伝導率の材料から成る細長の管状部材を備えている。この管状電極の前側端又は放出端は、アークを支える電子放出要素が埋設された底端壁を備えている。電極の反対側の端は、電極ホルダーに対するネジ接続部によって、電極をトーチ内に保持している。電極ホルダーは、典型的には、電極が保持される端とは反対側の端において、ネジ接続部により、トーチ本体に保持される細長の構造体である。電極ホルダーと電極は、電極を電極ホルダーに保持するためのネジ接続部を画成している。
電極の電子放出要素は、当該技術分野においてポテンシャルステップとして定義される電子ボルト(eV)の単位で測定される仕事関数が比較的低い材料から構成され、これによって、所定温度において、金属の表面からの熱電子放出を促進している。すなわち、この低仕事関数によって、この要素は、電気的ポテンシャルが印加されたとき、電子を容易に放出することができる。一般的に用いられる電子放出材料として、ハフニウム、ジルコニウム、タングステン、及びそれらの合金が挙げられる。
ノズルは、電極の放出端を包囲し、アークを加工品に向かって導くための通路をもたらしている。標準的な移行アーク作動中、アークがノズルを通して放出されるが、そのアークがノズル表面からは放出されないことを確実にするために、電極及びノズルは、互いに異なる電気的ポテンシャルに保持されている。従って、ノズルと電極とは、電気的に分離されることが重要であり、これは、典型的には、これらの部品間に所定の物理的間隙を保持することによって達成される。間隙を画成する空間は、最も典型的には、流動する空気又はトーチ作動において用いられる他のガスによって充填されている。
プラズマアークによって生成される熱は、大きい。最も強い熱を受けるトーチ部品は、電極である。プラズマアークトーチの寿命を改良するには、この熱生成にもかかわらず、トーチの種々の部品を可能な限り低い温度に保持することが、一般的に望ましい。通路又は穴は、電極ホルダーと電極内に形成されており、水のような冷媒がこの通路内に循環され、電極を冷却している。
水冷されても、電極はその寿命が制限され、消耗部品と考えられている。従って、通常の作動過程において、トーチのオペレータは、消耗された電極を、まずノズルを取り外し、次いで、この電極の電極ホルダーに対するネジ接続を外すことによって、周期的に取り替えねばならない。次いで、新しい電極が電極ホルダーにねじ込まれ、ノズルが再設置され、これによって、プラズマアークトーチは、運転を再開することが可能となる。
電極ホルダー及び電極間のネジ接続部の設計は、種々の制約条件を考慮しなければならない。まず、このネジ接続部は、電極を電極ホルダーに固定して保持するに足るほど構造的に強靭でなければならない。第2に、水冷トーチの場合、このネジ接続部は、冷却水が漏れないように、電極ホルダーと電極との間の密封を考慮しなければならない。この密封は、典型的には、Oリングによって達成され、従って、ネジ接続部は、このようなOリング用の十分な空間を見込まねばならない。第3に、かなりの電流、場合によっては、1,000アンペアの切断電流が、電極ホルダーを通って電極に流される。従って、このネジ接続部は、電極及び電極ホルダー間の十分な接触面をもたらし、この電流をその接触面を通過させ得るようにしなければならない。最終的に、電極の製造コストは、特に電極が消耗部品であるという理由から、可能な限り小さくしなければならない。同様の考慮が、電極ホルダーをトーチ本体に保持するネジ接続部に関しても、なされるべきである。
このコストを低減させ得る1つの方法として、電極を短くし、これによって、材料コストと製造コストを低減させる方法が挙げられる。これは、電極ホルダーを長くし、電極の短縮された長さを相殺し、電極ホルダーと電極の全長を同一に保持することによって達成されている。しかし、電極ホルダーの長さは、ノズルの幾何学的構造によって制限されている。何故なら、多くの従来のトーチにおける電極ホルダーと電極との間のネジ接続部は、ノズル室内に延在させるには余りにも長く、前述の設計上の制約を受けているからである。
特に、現在の設計におけるネジ接続部では、電極ホルダーの端の雌ネジ部は、隣接する電極の雄ネジ端よりも、半径方向において大きいことがある。従って、もしこのような従来のネジ接続部がノズル内に延在するように設計された場合、電極ホルダーと電極との間の間隙は減少することになる。前述されたように、電極と電極ホルダーは、1つの電気的ポテンシャルにあり、ノズルは、異なる電気ポテンシャルにある。従って、間隙が減少すると、トーチ内において、ノズルから電極ホルダーに向かって望ましくないアークが生成する可能性がある。
この具体的な問題は、いくつかの従来トーチにおいて、電極ホルダーに対して雄ネジを用い、電極に対して雌ネジを用いるネジ接続部を形成することによって、部分的に解消されている。この手法の1つの利点は、電極の雌ネジ部の外面が半径方向においてトーチの残部に最近接しているので、トーチの内側において生じるどのようなアークも、電極の外側からノズルに達するが、電極ホルダーからノズルには達せず、これによって、電極ホルダーが損傷から保護される点にある。電極は、電子放出端がともかく消耗したとき、周期的に置き換えられねばならないので、電極のネジ端の損傷は、この電極の周期的な交換という観点からは、電極ホルダーの損傷よりも少ない。
しかし、この手法の1つの欠点は、雌ネジが一般的により加工し難く、従って、雄ネジよりもより高価である点にある。電極ホルダーも消耗部品であり得るが、その消耗率は、典型的には、電極の消耗率よりも少なく、従って、この構成は、望ましくないコスト構造を有することになる。より頻繁に取り替えられる部品は、ネジ接続部を作製するのに必要な2つの機械加工の経費において、より安価でなければならない。
これらの設計上の制約条件の少なくともいくつかを解消する他の方法として、細目ネジを用いる方法が挙げられる。細目ネジは、従来のトーチで用いられている対応する粗目ネジよりも短いネジ高さ(すなわち、半径方向におけるネジの寸法)を可能にするものである。この低いネジ高さは、ネジ接続部とノズルとの間の間隙を大きくすることができる。しかし、細目ネジは、機械加工がより困難であり、従って、より高価であり得る。加えて、細目ネジは、より繊細であり、電極が繰り返して取り替えられるとき、早期に、電極ホルダーを異常に磨耗させ、オペレータが新しい電極を設置するとき、不適切に斜め螺入が生じ易い傾向にある。
従って、業界において、ネジ接続部がプラズマアークトーチに必要とされる電気的、構造的、及び密封の制約条件を全て満足することができ、ネジ接続部とノズルとの間に有害なアークが生じることなく、プラズマアークトーチのノズル内に少なくとも部分的に配置され得る電極と電極ホルダーが、必要とされている。このようなネジ接続部は、好ましくは、製造が比較的容易で、電極が電極ホルダーに取り付けられたときの斜め螺入のおそれが少ないとよい。
加えて、ネジ接続部によって電極ホルダーに固定され得る電極であって、その電極に対する機械加工、材料コスト、及び早期の磨耗と損傷の可能性が低減される電極を提供することが望ましい。このような構成では、コストと損傷の可能性は、消耗の少ない電極ホルダーよりも消耗し易い電極により割り当てられるので、プラズマアークトーチを作動する長期的なコストが低減されることになる。同様の利点は、電極ホルダーとトーチ本体との間のネジ接続部に対しても、得られることになる。
これら及び他の目的と利点は、電極ホルダーとその電極ホルダーに新規のネジ接続部によって取り外し可能に保持される電極とを備える本発明によって、もたらされる。新規のネジ接続部は、比較的低い高さを有し、本発明の他の態様において、電極の雄ネジと電極ホルダーの雌ネジの係合部は、プラズマアークトーチのノズル室内に少なくとも部分的に配置されている。新規のネジ接続部の一実施形態において、電極ネジの谷部の幅は、電極ホルダーネジの谷部の幅よりも、少なくとも35%広い。このようにして、2つの部品の消耗の少ない部品、すなわち、電極ホルダーは、消耗し易い電極のネジの山と比較して磨耗及び損傷し難い頑強なネジの山を備えている。具体的な実施形態において、電極ネジの山輪郭と電極ホルダーの谷輪郭は、低山アクメネジのそれぞれの輪郭と一致している。
さらに具体的に、電極は、その電極をプラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持され、螺旋状に少なくとも部分的にネジ軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を有している。このネジ部は、ネジ部のより大きい直径をなす外径とネジ部のより小さい直径をなす内径を画成している。少なくとも2つの歯面が、ネジ形状の少なくとも1つの山輪郭を画成し、各歯面は、外径と内径との間に延在している。山輪郭の歯面の各々は、断面から見て、少なくとも1つの線を画成し、この線は、山頂点において、山輪郭の歯面の他方によって画成される線と交差している。加えて、隣接する山輪郭の隣接する歯面の線は、谷頂点において、交差している。従って、公称ピッチ径は、山頂点の直径と谷頂点の直径との中間に位置する直径として画成されることになる。
本発明のネジ接続部の一態様によれば、雄ネジ部の山は、雄ネジ部の谷よりも狭い。これは、電極の公称ピッチ直径が電極の内径以下であることを規定することによって、幾何学的に画成され得るものである。他の態様によれば、電極の公称ピッチ径は、電極ホルダーの雌ネジの内径よりも小さい。従来のネジにおいて、ここに定義される公称ピッチ径は、各部品の内径と外径との間の中間点に近いか又はその中間点にある。本発明の他の利点は、電極ホルダーが、電極とは反対側の端において、雄ネジによって、プラズマアークトーチに保持され得ることである。この電極ホルダーの雄ネジは、少なくとも形状において、電極の雄ネジに対応し、少なくともプラズマアークトーチ本体に対して同様の利点をもたらす。ただし、この場合、電極ホルダーは消耗性である。
本発明の利得を具体化する電極及び電極ホルダーの新規のネジ接続部を画成する他の方法として、電極と電極ホルダーの各々において、外径と内径との間に画成される平均径を用いる方法が挙げられる。この場合、山部は、平均径から1つの方向に延在し、谷領域は、平均径から逆方向に延在し、各々、平均径に沿った幅を画成している。有利には、電極のネジの谷領域の幅は、電極ホルダーのネジの谷領域の幅よりも広く、特に、少なくとも約35%広い。電極の谷領域は、電極ホルダーの谷領域よりも少なくとも45%広いとよく、さらに電極ホルダーの谷領域よりも少なくとも55%広くすることもできる。加えて、電極のネジ部に関して、谷領域の幅は、山部の幅よりも少なくとも15%大きく、山部の幅よりも少なくとも約55%広くすることができ、95%以上広くしてもよい。
従って、本発明は、新規のネジ接続部が、電極ホルダーに対して相対的に少ない材料で形成される消耗し易い電極をもたらすことによって、前述した問題を解消するものである。いくつかの電極は、同一のトーチに対して、従来の電極よりもかなり短く作製されている。加えて、電極及び電極ホルダー間のネジ損傷又は磨耗は、2つの部品の消耗の少ない部品、すなわち、電極ホルダーには生じ難い傾向にある。また、有利には、本発明は、トーチのノズル室内に少なくとも部分的に配置される雄ネジを有する電極と電極ホルダーのネジ係合部をもたらしている。
本発明を一般的な用語で記載したが、以下、添付の図面について説明する。図面は、必ずしも尺度通りではない。
以下、添付の図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。これらの図面には、本発明の一部の実施形態が示されているが、全ての実施形態は示されていない。実際、これらの発明は、多くの異なる形態で実施されてもよく、ここに記載される実施形態に制限されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示内容が適用可能な法律上の要件を満足するように、提供されている。同様の番号は、全体を通して、同様の要素を示している。
図1〜図3を参照すると、本発明の利益を得る従来のプラズマアークトーチが、参照番号10によって、総称的に示されている。本発明による電極と電極ホルダーを用いるプラズマアークトーチ10は、図4に示されている。トーチ10は、トーチの運転における作業モード中に、電気アークを包囲するシールドガスの渦巻きカーテン又は渦巻き噴流を与えるシールドガストーチである。トーチ10は、埋め込み用樹脂などから形成され得る略円筒状の上側又は後側絶縁体12と、後側絶縁体12に接続される金属のような導体材料から一般的に作製される略円筒状の主トーチ本体14と、主トーチ本体14に接続される略円筒状の下側又は前側絶縁体16と、主トーチ本体14及び前側絶縁体16内に延在してその自由端において電極20を支持する電極ホルダーアセンブリ18と、絶縁体16に電極20に隣接して接続されるノズルアセンブリ22とを備えている。
プラズマガスコネクタ管24は、後側絶縁体12内を延在し、ネジ山(図示せず)によって、主トーチ本体14のプラズマガス通路26内に接続されている。プラズマガス通路26は、酸素、空気、窒素、又はアルゴンのような(切断ガスと呼ばれることもある)プラズマガスを絶縁体16内の対応する通路に供給するために、主トーチ本体14内を通ってその下端面28まで延在している。
シールドガスコネクタ管30は、後側絶縁体12内を延在し、ネジ山によって、主トーチ本体14のシールドガス通路32内に接続されている。シールドガス通路32は、アルゴン又は空気のようなシールドガスを絶縁体16内の対応する通路に供給するために、主トーチ本体14内を通って下端面28まで延在している。
絶縁体16は、主トーチ本体の下端面28と当接する上端面34を有している。プラズマガス通路36は、上端面34から絶縁体16を通って、その絶縁体16の下端の円筒状の座ぐり穴38内に延在している。以下にさらに述べるように、座ぐり穴38は、ノズルアセンブリ22の上端と一緒になって、プラズマガス室40を形成し、ここから、プラズマガスがトーチの主ノズル又はプラズマガスノズルに供給されるようになっている。このように、適切な源からのプラズマガスは、プラズマガスコネクタ管24内と主トーチ本体14のプラズマガス通路26内を通って、通路26と一直線に並ぶ絶縁体16のプラズマガス通路36を経て、プラズマガス室40内に流れることにより、プラズマガス室40内に入ることになる。
2部品ノズルアセンブリ22として示されるノズルは、上側ノズル部材42を備え、この上側ノズル部材42は、絶縁体16の座ぐり穴38内に挿入された金属インサートスリーブ44内に滑動自在に嵌入される略円筒状の上部を有している。Oリング46が、上側ノズル部材42と金属インサートスリーブ44との間のすべり連結部を密封している。略切頭形状の下側ノズル先端48も、ノズルアセンブリ22の一部を形成し、上側ノズル部材42内にねじ込まれている。下側ノズル先端48は、その先端において、ノズル出口オリフィス50を備えている。代替的に、下側ノズル先端48と上側ノズル部材42は、1つの一体ノズルとして形成されていてもよい。いずれかの構成においても、ノズルは、プラズマガスをより大きな近位開口49から出口オリフィス50に導いている。このように、プラズマガス流路は、プラズマガスの噴流をノズル出口オリフィス50から外に導いて加工品への作業過程を行なうのを促進するために、プラズマガス室40からノズル室41を通って延在している。
プラズマガスの噴流は、好ましくは、周知の手法によって、絶縁体16の座ぐり穴凹部54内に部分的に配置される中空の円筒セラミックガス邪魔板52で生成される渦巻成分を有している。邪魔板52の下端は、上側ノズル部材42の環状フランジ面に当接している。邪魔板52は、プラズマガス室40から渦巻き速度成分を与えて、プラズマガスをノズル室41の下部に導くための非半径方向穴(図示せず)を有している。
電極ホルダーアセンブリ18は、主トーチ本体14内の軸方向止まり穴58内にネジ部11によって接続された上端を有する管状電極ホルダー56を備えている。電極ホルダー56は、電極の消耗よりは一般的に少ないが、いくらか消耗するので、この電極ホルダーと軸方向穴58も、以下に述べるように、本発明によるネジ接続部を備えていてもよい。電極ホルダー56の上端は、絶縁体16内を通って形成された軸方向穴60内を延在し、電極ホルダー56の下端は、拡大雌ネジ付き連結部62を備えている。この連結部62は、この連結部62の外側に被さるセラミックガス邪魔板52の内径よりもわずかに小さい外径を有している。また、電極ホルダー56は、以下にさらに述べる電極20に冷媒を供給する冷媒管64を螺入させるために、連結部62から上方に離間した雌ネジを備えている。この冷媒管64は、絶縁体16の軸方向穴から電極20の中心通路内に延在している。冷媒管64と電極ホルダー56の不適切な分解又は再組立を防ぐために、それらの部品間のネジ接続部は、製造中に、接着されるか又は他の方法によって固着され、分離できない電極ホルダーアセンブリ18を形成するとよい。電極20は、米国特許第5,097,111号に記載の形式であるとよい。なお、この特許は、本出願の譲渡人に譲渡され、参照することによって、ここに含まれるものとする。
従来の電極20は、カップ形状の本体を備え、この電極20の上側開端が、ネジ山63によって、電極ホルダー56の下端の連結部62内にねじ込まれ、この電極20の閉鎖された下端は、冷媒管64の下端に最隣接している。冷媒循環空間は、電極20の壁の内面と冷媒管64の壁の外面との間、及び冷媒管64の壁の外面と電極ホルダー56の壁の内面との間に存在している。電極ホルダー56は、冷媒を電極ホルダー内の空間から電極ホルダーと絶縁体16の軸方向穴60の内壁との間の空間68に供給するための複数の穴66を備えている。穴66と連結部62との間に位置するシール69は、穴60の内壁を密封し、空間68内の冷媒がシール69を超えて連結部62に向かって流れるのを防いでいる。以下に明らかにする理由によって、電極ホルダー56の外面の隆起した環状リブ又は堰71は、穴66においてシール69と反対側に配置されている。冷媒供給通路70(図2)は、以下でさらに説明するように、冷媒をノズルアセンブリ22に供給するために、空間68から絶縁体16を貫通し、絶縁体16の円筒状外面を通って延在している。
トーチ10の始動中、電圧ポテンシャルの差が、電極20とノズル先端48との間に与えられ、これによって、電気アークが、それらの間の間隙を横切って形成される。次いで、プラズマガスがノズルアセンブリ22内に流され、電気アークが加工品に触れるまで、ノズル出口オリフィス50から外に吹出される。この時点で、ノズルアセンブリ22は、電源から分断され、これによって、アークは電極20と加工品との間に存在することになる。このとき、トーチは運転の作業モードにある。
行なわれる作業運転を制御するために、アークをガスの渦巻きカーテンによって包囲するために、シールドガスのような制御流体を用いることが知られている。このために、絶縁体16は、シールドガス通路72を備え、この通路72は、上端面34から軸方向に絶縁体内に延在し、次いで、外側に傾斜し、絶縁体の円筒状外面に延在している。ノズル保持カップアセンブリ74が、略環状シールドガス室76を絶縁体16とノズル保持カップアセンブリ74との間に形成するように、絶縁体16を包囲している。シールドガスは、絶縁体16のシールドガス通路72を通って、シールドガス通路76内に供給されるようになっている。
ノズル保持カップアセンブリ74は、ノズル保持カップホルダー78と、そのホルダー78内にスナップリング81などによって固着されるノズル保持カップ80とを備えている。ノズル保持カップホルダー78は、好ましくは金属から形成される略円筒スリーブであり、主トーチ本体14を包囲するトーチ外側ハウジング82の下端の外側にねじ込まれている。絶縁物84は、外側ハウジング82と主トーチ本体14との間に介在している。ノズル保持カップ80は、好ましくは、プラスチックによって形成され、スナップリング81によってカップホルダー78内に固着される略円筒状の上部と、トーチの端に向かって延在して内向きフランジ86を有する略切頭円錐状下部とを備えている。フランジ86は、上側ノズル部材42の外向きフランジ88と面し、それらの間に配置されたOリング90と接触している。従って、ノズル保持カップアセンブリ74を外側ハウジング82にねじ込むと、ノズル保持カップ80が、ノズルアセンブリ22を絶縁体16の金属インサートスリーブ44内に引き上げることになる。これによって、ノズルアセンブリ22は、絶縁体16の座ぐり穴38内に固着された電気接触リングと接触するように作製されることになる。トーチ内の電気接続部の更なる詳細は、本出願人に譲渡された米国特許第6,215,090号に見出され得る。なお、この特許は、参照することによって、その全体がここに含まれるものとする。
ノズル保持カップ80は、カップホルダー78内に遊嵌合され、その保持カップ80の外面に、シールドガス室76からトーチの端に向かうシールドガスの通路用の長手方向溝92を備えている。代替的又は追加的に、溝(図示せず)は、カップホルダー78の内面に形成されてもよい。略切頭円錐状のシールドガスノズル94が、下側ノズル先端48から外側に離間してそのノズル先端48を同心状に包囲し、カップホルダー78の下端の外側にねじ込まれるシールドリテーナ96によって保持されている。従って、シールドガス流路98は、保持カップ80の長手方向溝92から、シールドリテーナ96、保持カップ80、及び上側ノズル部材42との間、及びシールドガスノズル94と下側ノズル先端48との間に延在することになる。
シールドガスノズル94は、周知の方法によって、シールドガスノズル94と下側ノズル先端48との間の流路内を流れるシールドガスに渦巻きをもたらす拡散板100を備えている。その結果、ノズル出口オリフィス50から放出されるプラズマガスの噴流とアークを包囲するシールドガスの渦巻カーテンが生成されることになる。
以下、図2を主に参照して、電極20とノズルアセンブリ22を冷却するための冷媒回路について、説明する。トーチ10は、後側絶縁体12内を通って主トーチ本体14の冷媒入口通路114内に固着される冷媒入口コネクタ管112を備えている。冷媒入口通路114は、主トーチ本体内の軸方向中心穴58に接続されている。その結果、冷媒は、穴58内、従って、電極ホルダー56を通る内部通路に供給され、次いで、冷媒管64の内部通路を通って、冷媒管64と電極20との間の空間内に供給されることになる。熱は、(アークが放出する)電極の下端から液体冷媒(典型的には、水又は不凍液)に伝達され、次に、その液体が、冷媒管64の下端と電極20との間の通路内から、冷媒管64と電極20との間の環状空間内を上方に向かい、冷媒管64と電極ホルダー56との間の環状空間内に流れることになる。
従って、冷媒は、穴66を通って空間68に流れ、絶縁体16を通る通路70内に流れることになる。シール69は、空間68内の冷媒が、電極ホルダー56の下端における連結部62に向かって流れるのを防ぎ、堰71は、冷媒が堰71を越えて他の方向に流れるのを実質的に防いでいる。ただし、堰71と穴60の内壁との間のシールは、確実なシールではない。その結果、空間68内の冷媒は、通路70内に流れるように、概して規制されることになる。絶縁体16は、溝部又は平坦部116を備え、この溝部116は、冷媒が通路70から絶縁体16とノズル保持カップ80との間に流れ、上側ノズル部材42を包囲する冷媒室118内に流れるのを許容するものである。冷媒は、上側ノズル部材42の周囲を流れ、ノズルアセンブルを冷却している。
冷媒は、溝部116と異なる角度で配置される第2溝部又は平坦部120を介して、ノズルアセンブリから、絶縁体16の冷媒戻り通路122内に戻されるようになっている。冷媒戻り通路122は、冷媒供給通路70から堰71によって分離された軸方向穴60の一部内に延在している。また、冷媒は、電極ホルダー56、穴60の内壁、及び主トーチ本体14の穴58の間を流れ、主トーチ本体14に形成された冷媒戻り通路128に接続される環状空間126内に流れ、冷媒戻り通路128から、そこに固着された冷媒戻りコネクタ管130を介して流出するようになっている。典型的には、戻された冷媒は、冷却された後、トーチに戻る閉ループに再循環されることになる。
使用時において、図1を参照するに、電気ポテンシャル源210の片側、典型的には、陰極側が主トーチ本体12に接続され、従って、電極20と電気的に接続されており、他の側、典型的には、電気ポテンシャル源210の陽極側が、スイッチ212とレジスタ214を介して、ノズルアセンブリ22に接続されている。また、陽極側は、加工品216に、それらの間にレジスタを介在させずに、並列に接続されている。高電圧と高周波数が、電極とノズルアセンブリとの間に印加され、これによって、電気アークが、プラズマガスノズル放出口に隣接する位置で、それらの間の間隙に生成されることになる。プラズマガスは、ノズルアセンブリ内を流れ、アークが加工品に触れるまで、パイロットアークがノズル放出口を通って外側に吹き出すことになる。そして、電気ポテンシャル源をノズルアセンブリに接続しているスイッチ212が開動作され、トーチが加工品の作業動作を行なうための移行アークモードにしている。トーチに供給された電力は、移行アークモードにおいて増大され、パイロットアークよりも高電流の切断アークを生成している。ここでは、アークを始動させる高周波パイロット信号を用いるトーチと共に用いられる例が示されているが、本発明による電極と電極ホルダーは、吹戻し式トーチと共にも用いられてもよい。
電極ホルダーアセンブリ18と本発明による新規のネジ接合部が、図4〜図10に示されている。電極ホルダーアセンブリ18は、管状電極ホルダー56を備え、この電極ホルダー56は、前述したように、ネジ11部によって、主トーチ本体の軸方向止まり穴内に接続される上端を有している。冷媒管64が冷媒をカップ状電極20に供給し、この電極20は、本発明による有利なネジ部15によって、電極ホルダー56に固着される近位開端を有している。
電極20を電極ホルダー56に固着するネジ部15が、図5に示されている。電極ホルダー56は、そこに形成された雌ネジ部17を有し、電極20は、そこに形成された雄ネジ部19を有している。Oリング31は、十分な密封を確実にし、冷媒が電極と電極ホルダーから漏れるのを防ぐために設けられている。電極20と電極ホルダー56は、種々の異なる導電材料から形成され得るが、一実施形態では、電極ホルダー56は真鍮又は真鍮合金から作製され、電極20は、銅又は銅合金から作製される本体を備えている。冷媒管64も、図5に示されている。この図において、冷媒管64の遠位端は、軸方向において、一定の直径を有している。しかし、図1〜図3に示される冷媒管64のような冷媒管のより中央部における外径よりも大きい外径を持つ遠位端を有する冷媒管64も、用いられてもよい。有利には、冷媒管64の遠位端の外径は、その冷媒管が内部を延在する電極ホルダーの通路の内径よりも小さく、電極ホルダーのネジ部は、図4に示されるように、少なくとも部分的にノズル室41内に存在している。
図6は、電極ホルダーの雌ネジ部17と、そこにネジ係合される電極の雄ネジ部19の拡大図である。ネジ部間の製造上の隙間が示されている。電極20は、ここでは、電極ホルダー56を介してプラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持されるとして示されているが、電極20が、トーチ本体14又は他の部品に直接ねじ込まれることによって、トーチ内に保持され得ることも、本発明の範囲内にある。
図7の拡大図に示される電極20は、その近位端に雄ネジ部19を有する略カップ形状を備えている。電子放出要素23と比較的電子を放出しないセパレータ25は、本体21の雄ネジ部19と反対側の端に保持されている。電子放出要素23は、電極の部品であって、この電子放出要素23から、アークが加工品に達するようになっている。この電子放出要素23は、ハフニウムのような電子放出材料から形成されている。比較的電子を放出しないセパレータ25は、銀のような比較的電子を放出しない材料から形成され、アークが電子放出要素23からではなく電極20の本体21から放射するのを防ぐように機能している。
雄ネジ部19のさらに拡大された図が、図8Aと図8Bに示されている。雄ネジ部19は、螺旋状に少なくとも部分的に電極20の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成している。一条のネジ形状が示されているが、本発明の範囲内にある一部の状況下において、二条のネジ形状が用いられてもよい。ネジ形状は、山部27と谷領域29を有し、これらは一緒になって、ネジ形状の各螺旋の山輪郭を画成している。
図8Aに示されるように、雄ネジ部19は、内径Kと外径Dを画成している。山部27は、山平面33を画成し、谷領域29は、谷平面35を画成している。平面33,35を有するように示されているが、ネジ部は、本発明の原理に従って、丸められ又は部分的に丸められた谷と山を有するように形成され得ることが、理解されるべきである。
また、雄ネジ部は、山平面33と谷平面35との間に延在する歯面37をも画成している。歯面37は、真直ぐに延在するように図示され、これらの歯面の各々は、図面において破線で示されるような延長線を画成している。これらの延長線は、互いに向かって延在し、それらの交差点において、山頂点caと谷頂点raを画成している。これらの頂点の少なくとも1つは、いくつかの構成において、ネジ輪郭の実際の頂点を構成するが、例示された実施形態において、これらの頂点は、仮想の頂点であることが理解されるべきである。公称ピッチ径Dpが示されているが、この公称ピッチ径Dpは、山頂点caと谷頂点raとの間の中間に位置する直径として、定義されている。これに関して、「機械ハンドブック;エーベルグ、ジョーンズ、及びホートン;インダストリアル出版社;1979年」を参照されたい。
多くの従来のネジ構成では、公称ピッチ径Dpは内径Kと外径Dとの間の略中間に位置している。しかし、(雄ネジの形状において)ネジ谷がネジ山よりもかなり広い本発明の実施形態の特殊なネジ構成では、公称ピッチ径Dpはネジ軸に大きく接近している。実際、従来のネジの公称ピッチ径Dpは、ネジの歯面の半径方向中央を通過し得るが、本発明において、電極の雄ネジ部の公称ピッチ径Dpはかなり小さく、(図10Aと図10Bに示される)電極ホルダーの雌ネジ部の内径K以下であり、いくつかの実施形態において、電極の内径K以下であってもよい。他の実施形態において、公称ピッチ径Dpは、電極の内径Kの約105%以下であってもよい。
本発明によるネジ接続部の利得と効果を確定する他の方法は、ネジ部の平均径を考慮することである。平均径は、公称ピッチ径、仮想頂点、及び延長線に頼ることなく、本発明を確定することができ、例えば、一条以上のネジ形状が湾曲輪郭を有しながらも、ここに述べた利点を得る場合に、有用である。すなわち、平面輪郭を有する歯面が示されているが、歯面は、湾曲又は弧面であってもよく、又は他の形状を有することもでき、それでも、本発明の利点を達成することが可能である。電極の平均径が、図8Bに示されている。この図において、平均径dmは、内径Kと外径Dとの間の半分である。平均径dmは、ネジの歯面を通過し、平均径dmに沿って延在する谷領域幅rwと山部幅cwの両方を画成している。理解され得るように、雄ネジ部の谷領域幅rwは、山部幅cwよりも大きい。
エサブ・カッテング&ウエルディング・プロダクツ(Esab Cutting $&Welding Products) 社(フローレンス、サウスカロライナ州、米国)から市販されているPT−19XLSトーチに用いられるように設計された本発明の特定の一実施形態において、電極20は、以下の寸法を有し得るものである。電極20の軸に対するネジ部の歯面は、29°の挟角2αをもたらすように、製造されている。ネジ部のピッチpは、0.0833”であり、12のインチ当りのネジ数(tpi: threads per inch)をもたらしている。ネジ部の長さは、軸方向において0.193”であり、電極20を着座させるのに、わずかな量の旋盤加工しか必要とせず、これによって、迅速な組立を促すことが可能となる。内径Kは、0.389”であり、外径Dは、0.441”である。従って、山頂点caは、0.526”の直径にあり、谷頂点raは、0.203”にあり、これら2つの直径の中間に位置する公称ピッチ径Dpは、0.364”である。従って、公称ピッチ径Dpは、電極のネジ部の内径Kよりも小さい。
谷領域rwの幅は、0.055”であり、山部の幅cwの幅は、0.028”である。従って、谷領域の幅rwは、山部の幅cwよりも少なくとも15%大きく、55%広くてもよく、又は95%以上広くてもよい。
ネジ谷の輪郭は、(ASME/ANSIの低山アクメネジ規格、No.B1.8(この規格は、参照することによって、ここに含まれるものとする)に規定されているような)標準的な低山アクメネジよりも広いが、ネジ山の輪郭は、標準的な低山アクメネジと一致しているとよい。特に、山平面33は、0.022”の幅を有しているが、谷平面35は、0.048”の幅を有し、これは、ネジ部のピッチよりも0.4224倍大きく、ASME/ANSI規格と一致していない。ネジ形状は、そのネジ形状の山輪郭に対して谷輪郭が拡大されているので、最終的なネジ部のネジ数は12tpiであるが、8tpiの低山アクメネジ用に設計された工具を用いて機械加工されてもよい。このようにして、本発明による有利なネジ接続部が、従来の工具を用いて、作製され得ることになる。
このような方法は、銅のような基材から電極素材を形成し、その素材の外側に少なくとも1つの円筒面を画成する第1ステップを含んでいる。その後、少なくとも一条の螺旋状ネジ形状を電極素材に画成するように、材料は円筒表面から除去される。特に、ネジ形状を画成する歯面を形成するように、材料は除去される。ここで、歯面は、断面で見たとき、少なくとも1つの線を画成し、この線は、山頂点において、歯面の他方によって画成される線と交差し、また、谷頂点において、さらに他の歯面によって画成される線と交差する。材料の除去は、谷頂点と山頂点との間の半分の深さよりも上方の深さで停止される。素材から電極を形成する具体的な方法として、特に前述したような従来の工具を用いる機械加工が挙げられるが、電極は、鋳込みのような他の製造方法を用いても、形成され得るものである。
対応する電極ホルダー56が、図9、図10A、及び図10Bに示されている。特に、図8A及び図8Bにおけるのと同一の用語を用いると、外径Dは、0.449”の値を有し、内径Kは、0.395”の値を有している。ここで、電極の公称ピッチ径(0.364”)は、電極ホルダーの内径以下であることに留意すべきである。電極ホルダーの山頂点caは、0.235”の直径にあり、谷頂点raは、0.557”の直径にあり、従って、これら2つの直径の中間の電極ホルダーの公称ピッチ径Dpは、0.396”であり、これは、電極ホルダーの内径よりも大きい。ネジ山の輪郭は、標準的な低山アクメネジよりも広いが、ネジ谷の輪郭は、標準的な低山アクメネジと一致している。山平面33は、0.041”の幅を有し、これは、ネジ部のピッチよりも0.4224倍大きく、ASME/ANSIの低山アクメネジに関する規格であるNo.B1.8と一致していない。谷平面35は、0.028”の幅を有している。山部の幅cwは、0.048”であり、0.035”の谷領域の幅rwよりも大きい。しかし、ネジ部の谷領域に対して山部が拡大されていることによって、最終的なネジ部のネジ数は12tpiであるが、このネジ部は、14tpiの低山アクメネジ用に設計された工具を用いて、機械加工されている。電極ホルダーは、電極に対して前述したのと同様の方法を用いて形成されている。
電極と電極ホルダーとの相関関係において、前述したように、電極の谷領域の幅rwは0.055”であり、電極ホルダーの谷領域の幅rwは0.035”である。このように、電極の谷領域の幅は、電極ホルダーの谷領域の幅よりも、少なくとも35%大きく、45%広くてもよく、又は55%以上広くてもよい。
電極ホルダー56は、図5に示されるように、反対側の雄ネジ部11も有している。この雌ネジ部11の寸法は、電極の雄ネジ部の寸法と同様である。谷領域の幅rwは0.055”で、山部の幅cwは0.028”である。従って、谷領域の幅rwは、山部の幅cwよりも、少なくとも15%大きく、55%広くても、又は95%以上広くてもよい。
本発明による新規のネジ接続部の一部の寸法は、以下の表に示す通りである。これらの寸法を、適用可能なANSI規格からの寸法と計算を用いて、従来の3/8”−24tpiUN(ユニファイ)と1/2”−20tpiUNネジ接続部とを比較して示されている。
Figure 0005086533
寸法は、注記された箇所以外は、全て、インチである。
利用可能な空間が制約されている場合、本発明は、従来の設計よりも山/谷高さが比較的低い電極ホルダー56と電極20との間に形成されるネジ接続部を有利に提供している。電極の雄ネジ部に設けられる狭いネジ山輪郭と電極ホルダーの雌ネジ部に設けられる狭い谷領域を有するネジ接続部が示されているが、同様の小形化が、電極ホルダーの対応する雄ネジ部に狭い山輪郭を形成し、及び/又はトーチ本体の雌ネジ部に狭い谷輪郭を形成することによって、達成されている。同様に、電極と電極ホルダーとの間及び/又は電極ホルダーとトーチ本体との間の雄ネジ及び雌ネジの位置は、例示された位置と逆であっても、前述したような利点が得られる。このような小形のネジ接続部は、トーチ内に有利な寸法関係をもたらしている。
また、本発明では、図4に示されるように、電極ホルダーをトーチ内のより遠位側の位置に配置させることによって、電極のネジ部と係合される電極ホルダーのネジ部が、有利に、ノズル部材41内に部分的又は全体的に配置されている。その結果、電極20は、この種の従来の電極よりもかなり短く、これによって、製造コストが低減されることになる。これは、電極が、消耗部品であり、プラズマアークトーチの最も頻繁に交換される部品であることを考慮した場合、特に重要である。また、電極ホルダー56も、周期的に交換される必要がある。しかし、この交換率は、多くの場合、電極20の交換率よりは極めて少ない。
また、電極20と電極ホルダー56の「等しくない」ネジ輪郭によって、ネジ部の有害な磨耗を、電極ホルダー56よりも消耗性の電極56に対して、より多く割り当てることができる。換言すれば、電極ホルダーが電極の山部よりも広いネジ部の山を有することが重要である。何故なら、電極ホルダーは、消耗かつ交換される多くの電極を固定して保持することが予期されるからである。これによって、磨耗と他の損傷を、繰り返して取り替えられる電極のネジ部に生じさせることができ、(本発明による電極のネジ部によってもたらされる)電極ホルダーの広い山は、さらに耐久性を延ばすことができる。
ここに述べた本発明の多くの修正形態及び他の実施形態は、前述の説明と関連する図面に提示される利得と示唆を受けるこれらの発明が属する技術分野における当業者に、思い浮かぶだろう。従って、本発明は、開示された具体的な実施形態に制限されるべきではなく、修正形態と他の実施形態は、添付の請求項の範囲内に包含されることが意図されていることが、理解されるべきである。特定の用語がここでは用いられているが、それらは、包括的かつ叙述的な意味でのみ用いられ、制限する目的ではない。相対的な寸法を含むここに述べた種々の部品の寸法と角度についての記述は、製造プロセスにおける目標値を表す名目上の寸法であることが意図されている。従って、公差を設けることによってこれらの名目上の寸法から逸脱する絶対値は、寸法及び角度について記述した範囲内に包含されることが意図されている。
従来技術に用いられる電極アセンブリを説明するための従来シールドガスプラズマアークトーチの側断面図である。 トーチ内の冷媒の流れを示すために、図1から異なる断面に沿ったトーチの側断面図である。 従来の電極アセンブリを示す、図1に見られるトーチの下部の拡大図である。 本発明による有利な電極と電極ホルダーを示す、図1に示されるトーチの下部の拡大図である。 本発明による電極と電極ホルダーの断面図である。 本発明による電極ホルダーと電極とのネジ接続部のさらに大きく拡大された図である。 電極の断面図である。 電極の雄ネジのさらに大きく拡大された図である。 他の寸法の参照番号を示す、図8Aと同じ図である。 電極ホルダーの断面図である。 電極ホルダーの雌ネジのさらに大きく拡大された図である。 図8Bにおけるのと対応する他の寸法番号を示す、図10Aと同じ図である。
符号の説明
10 プラズマアークトーチ
11 (電極ホルダーの)雄ネジ部
12 後側絶縁体
14 主トーチ本体
15 ネジ部
16 前側絶縁体
17 (電極ホルダーの)雌ネジ部
18 電極ホルダーアセンブリ
19 (電極の)雄ネジ部
20 電極
21 電極本体
22 ノズルアセンブリ
23 電子放出要素
24 プラズマガスコネクタ管
25 セパレータ
26 プラズマガス通路
27 山部
28 下端面
29 谷領域
30 シールドガスコネクタ管
31 Oリング
32 シールドガス通路
33 山平面
34 上端面
35 谷平面
36 プラズマガス通路
37 歯面
38 座ぐり穴
40 プラズマガス室
41 ノズル室
42 上側ノズル部材
44 金属インサートスリーブ
46 Oリング
48 下側ノズル先端
49 近位開口
50 ノズル出口オリフィス
52 邪魔板
54 座ぐり穴凹部
56 電極ホルダー
58 軸方向止まり穴
60 軸方向穴
62 連結部
63 ネジ山
64 冷媒管
66 穴
68 空間
69 シール
70 冷媒供給通路
71 堰
72 シールドガス通路
74 ノズル保持カップアセンブリ
76 シールドガス室
78 ノズル保持カップホルダー
80 ノズル保持カップ
81 スナップリング
82 トーチ外側ハウジング
84 絶縁物
86 フランジ
88 外向きフランジ
90 Oリング
92 長手方向溝
94 シールドガスノズル
96 シールドリテーナ
98 シールドガス流路
100 拡散板
112 冷媒入口コネクタ管
114 冷媒入口通路
116 溝部
118 冷媒室
120 第2溝部
122 冷媒戻り通路
126 環状空間
128 冷媒戻り通路
130 冷媒戻りコネクタ管
210 電気ポテンシャル源
212 スイッチ
214 レジスタ
216 加工品
K 内径
D 外径
a 山頂点
a 谷頂点
p 公称ピッチ径
m 平均径
w 谷領域幅
w 山部幅
2α 侠角
p ピッチ

Claims (37)

  1. プラズマアークトーチのアークを放出し、前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持される電極において、
    前記電極を前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を備え、
    前記雄ネジ部は、
    前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見たときに、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、これらの線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差するような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記公称ピッチ径は、前記内径以下である、
    ことを特徴とする電極。
  2. 前記公称ピッチ径は、前記内径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電極。
  3. 電極がネジ接続部において電極ホルダーに取り外し可能に保持されるプラズマアークトーチ用の電極/電極ホルダー組合せからなる装置において、
    螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雌ネジ部を有する電極ホルダーを備え、
    前記雌ネジ部は、
    前記雌ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雌ネジ部のより小さい直径をなす内径と
    を画成し、
    前記電極ホルダーの前記雌ネジ部とネジ係合するための少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を有する電極をさらに備え、
    前記雄ネジ部は、
    前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見たときに、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、前記線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差するような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記電極の前記公称ピッチ径は、前記電極ホルダーの前記内径以下である、
    ことを特徴とする電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  4. 前記電極の前記公称ピッチ径は、前記電極ホルダーの前記内径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  5. 電極をプラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持するための電極ホルダーにおいて、
    前記電極ホルダーを前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を備え、
    前記雄ネジ部は、
    前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見たときに、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、それらの線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差するような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記公称ピッチ径は、前記内径以下である、
    ことを特徴とする電極ホルダー。
  6. 前記雄ネジ部から離れた雌ネジ部であって、前記電極を前記電極ホルダーに取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雌ネジ部をさらに備え、
    前記雌ネジ部は、
    前記雌ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雌ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見たときに、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、これらの線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差するような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記雌ネジ部の前記公称ピッチ径は、前記雌ネジ部の前記外径よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電極ホルダー。
  7. 前記雌ネジ部の前記公称ピッチ径は、前記雌ネジ部の前記内径よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の電極ホルダー。
  8. 電極がネジ接続部において電極ホルダーによって取り外し可能に保持されるプラズマアークトーチ用の電極/電極ホルダー組合せからなる装置において、
    螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成するネジ部を有する電極ホルダーを備え、
    前記ネジ部は、
    前記ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    前記外径と前記内径との間の平均径と、
    前記平均径から半径方向外側または半径方向内側に延在する山部と、
    前記平均径から前記山部と逆方向の半径方向内側または半径方向外側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する谷領域と
    を画成し、
    前記電極ホルダーの前記ネジ部にネジ係合するための少なくとも一条のネジ形状を画成するネジ部を有する電極をさらに備え、
    前記ネジ部は、
    前記ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    前記外径と前記内径との間の平均径と、
    前記平均径から半径方向外側または半径方向内側に延在する山部と、
    前記平均径から前記山部と逆方向の半径方向内側または半径方向外側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する谷領域と
    を画成し、
    前記電極の前記谷領域の前記幅は、前記電極ホルダーの前記谷領域の前記幅よりも少なくとも35%広い、
    ことを特徴とする電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  9. 前記電極の前記谷領域は、前記電極ホルダーの前記谷領域よりも少なくとも45%広いことを特徴とする請求項8に記載の電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  10. 前記電極の前記谷領域は、前記電極ホルダーの前記谷領域よりも少なくとも55%広いことを特徴とする請求項9に記載の電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  11. プラズマアークトーチのアークを放出し、前記プラズマアークトーチに取り外し可能に保持される電極において、
    前記電極を前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲するように延在する少なくとも一条のネジ形状を画成するネジ部を備え、
    前記ネジ部は、
    前記ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    前記外径と前記内径との間の平均径と、
    前記平均径から半径方向外側または半径方向内側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する山部と、
    前記平均径から前記山部と逆方向の半径方向内側または半径方向外側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する谷領域と
    を画成し、
    前記谷領域の前記幅は、前記山部の前記幅よりも少なくとも15%大きい
    ことを特徴とする電極。
  12. 前記電極の前記谷領域は、前記山部よりも少なくとも55%広いことを特徴とする請求項11に記載の電極。
  13. 前記電極の前記谷領域は、前記山部よりも少なくとも95%広いことを特徴とする請求項12に記載の電極。
  14. プラズマアークトーチの電極を保持し、前記プラズマアークトーチに取り外し可能に保持される電極ホルダーにおいて、
    前記電極ホルダーを前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成するネジ部を備え、
    前記ネジ部は、
    前記ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    前記外径と前記内径との間の平均径と、
    前記平均径から半径方向外側または半径方向内側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する山部と、
    前記平均径から前記山部の逆方向の半径方向内側または半径方向外側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する谷領域と
    を画成し、
    前記谷領域の前記幅は、前記山部の前記幅よりも少なくとも15%大きいことを特徴とする電極ホルダー。
  15. 前記電極ホルダーの前記谷領域は、前記山部よりも少なくとも55%広いことを特徴とする請求項14に記載の電極ホルダー。
  16. 前記電極ホルダーの前記谷領域は、前記山部よりも少なくとも95%広いことを特徴とする請求項15に記載の電極ホルダー。
  17. プラズマアークトーチの対応するネジ構造内にネジ係合されるプラズマアークトーチ電極用のネジ構造において、
    前記電極を前記プラズマアークトーチ内においてネジ係合によって保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在するネジ部を備え、
    前記ネジ部は、
    前記ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    前記外径と前記内径との間の平均径と、
    前記平均径から半径方向外側または半径方向内側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する山部と、
    前記平均径から前記山部と逆方向の半径方向内側または半径方向外側に延在し、前記平均径に沿った幅を画成する谷領域と
    を画成し、
    前記電極の前記谷領域の前記幅は、前記プラズマアアークトーチの前記対応するネジ構造の谷領域の幅よりも少なくとも35%大きい、
    ことを特徴とするネジ構造。
  18. 前記電極の前記谷領域の前記幅は、前記プラズマアークトーチ内の前記対応するネジ構造の前記谷領域の幅よりも少なくとも45%大きいことを特徴とする請求項17に記載のネジ構造。
  19. 前記電極の前記谷領域の前記幅は、前記プラズマアークトーチ内の前記対応するネジ構造の前記谷領域の幅よりも少なくとも55%大きいことを特徴とする請求項18に記載のネジ構造。
  20. 電極がネジ接続部内で電極ホルダーによって取り外し可能に保持されるプラズマアークトーチ用の電極/電極ホルダー組合せからなる装置において、
    螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雌ネジ部を有する電極ホルダーを備え、
    前記雌ネジ部は、
    断面で見て、前記雌ネジ部のより小さい直径をなす内径と、前記雌ネジ部のより大きい直径をなす外径と、複数の交互に並ぶ山と谷とを画成し、2つの隣接する山又は谷における対応する点間の軸方向距離がピッチを画成し、
    隣接する谷間の前記山の少なくとも1つは、山平面を画成し、前記山平面は、前記雌ネジ部の前記内径における軸方向において、前記ピッチよりも0.4224倍大きい幅を有し、
    前記電極ホルダーの前記雌ネジ部とネジ係合するための少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を有する電極をさらに備え、
    前記雄ネジ部は、
    断面で見て、前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、複数の交互に並ぶ山と谷とを画成し、
    隣接する谷間の前記山の少なくとも1つは、山平面を画成し、前記山平面は、前記雄ネジ部の前記外径における軸方向において、前記電極ホルダーの前記山平面の幅よりも小さい、
    ことを特徴とする電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  21. 前記電極の前記山平面は、前記ピッチよりも0.4224倍以下であることを特徴とする請求項20に記載の電極/電極ホルダー組合せからなる装置
  22. プラズマアークトーチのアークを放出し、前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持される電極において、
    前記電極を前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する雄ネジ部を備え、
    前記雄ネジ部は、
    断面で見て、前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、複数の交互に並ぶ山と谷とを画成し、2つの隣接する山又は谷における対応する点間の軸方向距離がピッチを画成し、
    隣接する山間の前記谷の少なくとも1つは、谷平面を画成し、前記谷平面は、前記雄ネジ部の前記内径における軸方向において、前記ピッチの0.4224倍大きい幅を画成している、
    ことを特徴とする電極。
  23. 電極をプラズマアークトーチ内に保持する電極ホルダーにおいて、
    前記電極ホルダーを前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を備え、
    前記雄ネジ部は、
    断面で見て、前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、複数の交互に並ぶ山と谷とを画成し、2つの隣接する山又は谷の対応する点間の軸方向距離がピッチを画成し、
    隣接する山間の前記谷の少なくとも1つは、谷平面を画成し、前記谷平面は、前記雄ネジ部の前記内径における軸方向において、前記ピッチの0.4224倍以下の幅を画成している、
    ことを特徴とする電極ホルダー。
  24. プラズマアークトーチのアークを放出し、前記プラズマアーク内に取り外し可能に保持される電極において、
    前記電極を前記プラズマアークトーチ内に取り外し可能に保持し、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成する雄ネジ部を備え、
    前記雄ネジ部は、
    前記雄ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雄ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見たときに、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、これらの線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差するような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記公称ピッチ径は、前記内径の105%以下である、
    ことを特徴とする電極。
  25. トーチ本体と、
    前記トーチ本体に取り付けられ、より大きい近位側開口からより小さい遠位側出口オリフィスに延在するノズル室を画成するノズルであって、前記トーチが作動時にあるとき、プラズマアークが前記出口オリフィスを通って放出されるようなノズルと、
    電極であって、アークが放出される遠位部と、前記電極を前記プラズマアークトーチに取り付けるための雄ネジ部を画成する近位部とを画成する電極と、
    細長の電極ホルダーであって、その一端において、前記トーチ本体に接続され、その他端において、前記電極を保持するための雌ネジ部を画成し、前記電極ホルダーの前記雌ネジ部と前記電極の前記雄ネジ部のネジ形状が台形ネジに形成され、前記電極ホルダーの前記雌ネジ部と前記電極の前記雄ネジ部は、それらの長さの少なくとも一部に沿って互いに係合され、前記係合部分は、前記トーチが組み込まれたときに、前記ノズル室内に少なくとも部分的に配置されるような電極ホルダーと、
    を備えていることを特徴とするプラズマアークトーチ。
  26. 前記ノズルと前記電極ホルダーは、それらの間に印加された電圧によって作動され、前記ノズルと前記電極ホルダーは、前記ノズル室内において、ガスによって電気的に分離されていることを特徴とする請求項25に記載のプラズマアークトーチ。
  27. 前記電極ホルダーの前記雌ネジ部と前記電極の前記雄ネジ部の前記係合部分は、前記トーチが組み込まれたとき、前記ノズル室内に全体的に配置されていることを特徴とする請求項25に記載のプラズマアークトーチ。
  28. 前記電極の前記雄ネジ部は、低山アクメネジと一致する山輪郭を画成していることを特徴とする請求項25に記載のプラズマアークトーチ。
  29. 前記電極ホルダーの前記雌ネジ部は、低山アクメネジと一致する谷輪郭を画成していることを特徴とする請求項25に記載のプラズマアークトーチ。
  30. 前記電極ホルダーは、前記トーチ本体にネジ接続部によって固着され、前記ネジ接続部は、低山アクメネジに対応する山輪郭を画成する雄ネジを備えていることを特徴とする請求項25に記載のプラズマアークトーチ。
  31. 消耗性電極をプラズマアークトーチのノズル室内に取り外し可能に保持するための電極ホルダーにおいて、
    前記トーチに接続される近位端と、
    前記電極とネジ係合する雌ネジ部を画成する反対側の遠位端と
    を有する細長の本体を備え、
    前記電極ホルダーの前記雌ネジ部とこれに係合する前記電極の前記雄ネジ部のネジ形状が台形ネジに形成され、前記電極ホルダーの前記雌ネジ部は、前記トーチが組み立てられるとき、前記ノズル室内に少なくとも部分的に配置されている、
    ことを特徴とする電極ホルダー。
  32. 前記電極ホルダーの前記雌ネジ部は、前記トーチが組み立てられるとき、前記ノズル室内に全体的に配置されていることを特徴とする請求項31に記載の電極ホルダー。
  33. 前記電極ホルダーの前記雌ネジ部は、低山アクメネジと一致する谷輪郭を画成していることを特徴とする請求項31に記載の電極ホルダー。
  34. 前記雌ネジ部は、螺旋状に少なくとも部分的に回転対称部分の軸を包囲して延在する少なくとも一条のネジ形状を画成し、さらに、
    前記雌ネジ部のより大きい直径をなす外径と、
    前記雌ネジ部のより小さい直径をなす内径と、
    断面で見て、1つ以上の山輪郭を画成し、前記外径と前記内径との間に延在する対の歯面であって、ある山輪郭の前記歯面の各々は、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、その山輪郭の前記歯面の他方によって画成される線と交差し、さらに、これらの線の少なくとも1つは、谷頂点において、前記谷頂点に対して前記山輪郭と隣接する山輪郭における、前記歯面と対向する歯面によって画成される線と交差されるような歯面と、
    前記山頂点の直径と前記谷頂点の直径との中間に画成される公称ピッチ径と
    を画成し、
    前記雌ネジ部の前記公称ピッチ径は、前記雌ネジ部の前記外径よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項31に記載の電極ホルダー。
  35. 前記雌ネジ部の前記公称ピッチ径は、前記雌ネジ部の内径よりも大きいことを特徴とする請求項34に記載の電極ホルダー。
  36. プラズマアークトーチ用の電極の本体を製造する方法において、
    電極素材を基材から形成し、少なくとも1つの外側円筒面を画成するステップと、
    少なくとも1つの螺旋状ネジ形状を前記電極素材内に画成するように、前記円筒面から材料を除去するステップであって、前記ネジ形状を画成する歯面を形成するように材料を除去し、前記歯面は、断面で見たときに、少なくとも1つの線を画成し、該線は、山頂点において、前記歯面の他方によって画成される線と交差し、また谷頂点において、前記ネジ形状を画成する歯面によって画成される線と交差するような段階を含むステップと、
    前記円筒面から前記谷頂点の直径と前記山頂点の直径との中間の深さより浅い位置において、材料の除去を停止するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  37. 前記材料を除去するステップは、低山アクメネジの山輪郭と一致するネジ形状用の山輪郭を画成することを特徴とする請求項36に記載の製造方法。
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