JPH09141446A - カートリッジ式プラズマトーチ - Google Patents

カートリッジ式プラズマトーチ

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JPH09141446A
JPH09141446A JP7322301A JP32230195A JPH09141446A JP H09141446 A JPH09141446 A JP H09141446A JP 7322301 A JP7322301 A JP 7322301A JP 32230195 A JP32230195 A JP 32230195A JP H09141446 A JPH09141446 A JP H09141446A
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JP
Japan
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torch
cooling water
cartridge
consumable cartridge
plasma
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JP7322301A
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English (en)
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Masamitsu Kitahashi
正光 北橋
Hiroyuki Tokunaga
裕之 徳永
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Priority to CA002237668A priority patent/CA2237668A1/en
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/32Plasma torches using an arc
    • H05H1/34Details, e.g. electrodes, nozzles
    • H05H1/3478Geometrical details
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
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    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/28Cooling arrangements

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 消耗部品のみを交換可能とし、消耗品カート
リッジ分離時トーチ本体からの冷却水の漏れを防止し、
確実な接続を確認でき、かつ、接続部での冷却水及び作
動ガスのシール、そして電気的接続を確実に行えるとと
もに、トーチのワークへの接近性を向上する。 【解決手段】 電極4及びトーチノズル3を含む消耗品
カートリッジ2と、消耗品カートリッジへの冷却水及び
作動ガスの供給路を有すると共に、アーク噴射口に対し
てトーチ長手方向の逆の端面から消耗品カートリッジ2
を着脱可能とするトーチ本体30とを備えている。冷却
水及び作動ガスの供給路は、アークの噴射軸に対して偏
心している。また、供給路の途中にシリンダ型バルブを
設け、このバルブによって供給路を開閉する。さらに、
消耗品カートリッジ2とトーチ本体30との電気的な接
続部分はネジを介して接続する。本トーチ内に、消耗品
カートリッジ挿入の検出手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接又は切断に用
いられるプラズマトーチに関し、特にはプラズマトーチ
の消耗品の着脱容易なカートリッジ式プラズマトーチに
関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ溶接及びプラズマ切断は、他の
加工法(例えば、TIG溶接やガス切断等)と比較して
非常に高いエネルギ密度を持っていて作業性に優れてい
るので、種々の分野で利用されて来た。しかし、プラズ
マ溶接やプラズマ切断に使用されている従来のプラズマ
トーチにおいては、トーチノズルや電極等の消耗品の交
換(着脱)が他の加工法と比較して非常に困難であっ
た。このため、せっかくの優れた作業性が十分に生かさ
れていなかった。
【0003】このような問題点を改善するために、従来
から様々な提案がなされており、例えば以下のようなも
のがある。特公平03−27309号公報、実開昭62
−96967号公報及び実開昭62−96968号公報
においては、例えば図7及び図8に示すようなカセット
式プラズマトーチが記載されている。図7はそのカセッ
ト式プラズマトーチ全体の断面図、図8はそのトーチ本
体及びトーチヘッドの側面図を表しており、以下図7及
び図8に基づいて詳細に説明する。
【0004】カセット式プラズマトーチは、トーチボデ
ィ51とトーチヘッド52から構成されている。トーチ
ボディ51には、冷却水供給水路68a、冷却水排出路
54、反応ガス供給路55及び高周波台56を備えてい
る。また、トーチヘッド52にはプラズマアーク噴出口
53、トーチキャップ34、トーチノズル3、電極4及
び水路68等を備えている。そして、このトーチボディ
51とトーチヘッド52とは分離可能となっており、ト
ーチボディ51の先端部外周に設けられたカセットネジ
61と、トーチヘッド52の元端部側に設けられた筒状
のカセットネジ62とを螺合し、トーチボディ51の先
端部にトーチヘッド52を取り付ける。上記カセットネ
ジ62をねじ込んだり外したりすることによって、カセ
ット式にワンタッチでトーチヘッド52をトーチボディ
51から着脱容易になっている。
【0005】このとき、トーチヘッド52の元端部(ト
ーチボディ51に挿入する側)は円錐形状に形成される
と共に、その円錐形の外周面に複数のテーパ状シール部
57、58、59を形成している。また、トーチボディ
51の先端部(トーチヘッド52の上記元端部と接触す
る側)はトーチヘッド52に対応した逆円錐形状に形成
されると共に、その逆円錐形内周面にはトーチヘッド5
2に対応した逆テーパ状シール部57a、58a、59
aを形成している。さらに、上記トーチヘッド52の元
端部のテーパ状シール部57、58、59側に、あるい
は、トーチボディ51の先端部の逆テーパ状シール面5
7a、58a、59a側にOリング溝を形成し、Oリン
グ溝にOリング63、64、65を挿入する場合もあ
る。
【0006】トーチボディ51の先端部にトーチヘッド
52を挿入してカセットネジ62をねじ込むことによ
り、上記テーパ状の接合部での冷却水供給水路68a、
冷却水排出路54及び反応ガス供給路55間の気密性が
保持できる。そして、トーチボディ51とトーチヘッド
52との電気的な接触も、テーパ状シール部57、5
8、59及び逆テーパ状シール部57a、58a、59
aのそれぞれの当たり面を介して通電可能となってい
る。
【0007】また、特開平2−6072号公報には、図
9及び図10に示されるようなカートリッジ式プラズマ
トーチが開示されている。図9及び図10はそれぞれプ
ラズマトーチ全体の断面図及び交換可能なカートリッジ
部の断面図を表しており、以下、図9及び図10に従っ
て従来のカートリッジ式プラズマトーチを説明する。
【0008】カートリッジ71は、消耗品として交換可
能になっている。絶縁体74によって絶縁された電極7
2及びトーチノズル73は、外部のカートリッジ取出装
置及びカートリッジ装着装置によって一括交換されるの
で、固着された状態で一体化されている。電極72の上
部又は尾部75には環状溝76を有し、カートリッジ7
1が挿入されるトーチ本体側の穴77の内側端部にはボ
ール78及びそのボール78の下方のロックリング79
を有している。カートリッジ71をトーチ本体の先端部
から穴77に挿入すると、カートリッジ71の環状溝7
6はボール78に対向し、ロックリング79は押し上げ
られ、ボール78を環状溝76に押し込み、カートリッ
ジ71がトーチ本体に係止される。また、逆の操作によ
って即座に上記係止手段が解除され、容易にカートリッ
ジ71を取り外すことができるようになっている。
【0009】さらに、実公平5−3860号公報には、
図11に示されるようなイージージョイント付トーチが
開示されている。図11はその断面図を表しており、こ
の図に基づいて説明する。トーチ本体81はトーチ支持
体82に着脱可能になっており、トーチ本体81の接続
先端部83がトーチ支持体82の主筒体84の内側に挿
入されて接続される。トーチ本体81及びトーチ支持体
82は、それぞれ接続時に相互に連通可能なガス導入孔
85、86を軸心部に有し、またトーチ本体81の冷却
水用の給水路87、88と排水路89、90とを有して
いる。トーチ本体81及びトーチ支持体82の上記の給
水路及び排水路は、それぞれトーチ本体81の接続時に
相互に連通するようになっている。すなわち、トーチ支
持体82の冷却水導入孔93とトーチ本体81の給水口
91とが、そして排水孔94とトーチ本体81の排水口
92とが連通するようになっている。
【0010】また、トーチ支持体82の冷却水導入孔9
3にはバルブ95が設けられていて、バルブ95は圧縮
スプリング96の押し付け力によって冷却水導入孔93
の開口端部に設けられた弁座97に当接して冷却水導入
孔93を閉じるようになっている。そして、バルブ95
の先端には、冷却水導入孔93が閉じられた時にその先
端部が主筒体84の内側に突出するような弁杆98が設
けられている。トーチ本体81をトーチ支持体82に接
続する時は、トーチ本体81の接続先端部83で突出し
た弁杆98を押し、圧縮スプリング96の押し付け力に
抗してバルブ95を後退させ、冷却水導入孔93が開け
られる。トーチ本体81をトーチ支持体82から分離し
た時は、圧縮スプリング96の押し付け力によってバル
ブ95が冷却水導入孔93を閉じるので、トーチ本体8
1の分離時の冷却水のタレを防止できるようになってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のプラズマトーチにはそれぞれ次のような問
題点が生じており、改善を要望されている。 1)上記従来のカセット式プラズマトーチにおいては、冷
却水供給水路68a、冷却水排水路54及び反応ガス供
給路55がテーパ状シール部57、58、59、57
a、58a、59aのOリング63、64、65によっ
てシールされている。と同時に、このテーパ状シール部
の当たり面を介して電気的に接続されている。このた
め、上記テーパ状シール部にゴミ等が混入した場合、電
気的接触不良が起こり、シール部間で放電が発生してト
ーチを焼損する可能性がある。そして、この放電等によ
って上記Oリングが損傷してしまい、反応ガス中に冷却
水が混入して溶接又は切断品質を劣化させることもしば
しば発生する。また、各冷却水排水路54及び反応ガス
供給路55を連通するための各溝66、66a、67、
67aがトーチのアーク軸心に対して同心円上に積み重
なる形で設けられている。このために、トーチ全体の外
形寸法が大きくなってしまい、特にワークへの接近性が
要求されるようなワークに対しては使用できない。
【0012】2)上記従来のカートリッジ式プラズマトー
チにおいては、カートリッジ71を構成する電極72、
絶縁体74及びトーチノズル73を、自動交換装置等に
よって一括交換可能とするために、完全に一体に構成す
る必要がある。したがって、例えばトーチノズル73だ
けを交換したい場合でもカートリッジ71を一式交換し
なければならず、このために非常に不経済になり易く、
ランニングコストが高くなる問題がある。
【0013】3)上記従来のイージージョイント付トーチ
においては、トーチ本体81とトーチ支持体82が接続
されたときに、確実にバルブ95が開いて冷却水が十分
に循環開始したことの確認ができない。このため、もし
バルブ95を開閉する弁杆98が折損したり、バルブ9
5と弁座97の間に冷却水の不純物等が溜まったりした
場合には、冷却水が十分に流れないままトーチを使用す
ることになる。この結果、冷却不足でトーチ本体81が
焼損してしまう可能性がある。
【0014】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであり、交換が必要な消耗部品のみを容易に交換可
能であり、消耗品カートリッジとトーチ本体を分離する
時はトーチ本体から冷却水がタレ落ちることを防止し、
接続する時は確実に接続されたことを確認でき、かつ、
接続部での冷却水及び作動ガスのシール、そして電気的
接続を確実に行え、と同時に、トーチのワークへの接近
性を向上するカートリッジ式プラズマトーチを提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本発明に係るカートリッジ式プラズマ
トーチは、電極4と、電極4からのプラズマアークを電
極4の周囲から流入する作動ガスと共に噴射するトーチ
ノズル3とを備えたプラズマ溶接用又はプラズマ切断用
のプラズマトーチにおいて、電極4及び/又はトーチノ
ズル3を含む消耗品カートリッジ2と、消耗品カートリ
ッジ2への冷却水及び作動ガスの供給路を有すると共
に、アーク噴射口に対してトーチ長手方向の逆の端面か
ら消耗品カートリッジ2を着脱可能とするトーチ本体3
0とを備えている。
【0016】上記構成にしたので、トーチ本体の後端部
(アーク噴射口に対してトーチ長手方向の逆の端面)か
ら消耗品カートリッジを容易に交換可能となる。交換が
必要な部品のみを交換するときは、消耗品カートリッジ
の構成部品を最小交換単位(電極やトーチノズル等)に
簡単に分離及び組み立てができるような構造になってい
るので、必要な部品だけを交換した後にトーチ本体に挿
入することができる。よって、ランニングコストを安く
できる。また、トーチ本体の後端部から消耗品カートリ
ッジを容易に抜き差し可能とするために、消耗品カート
リッジの形状は先端側が後端側より細くなっている。こ
れにより、トーチ本体の先端部も細くできるので、ワー
クへのトーチの接近性が向上される。この結果、適用で
きるワークの範囲が広くなり、作業効率を向上できる。
【0017】上記カートリッジ式プラズマトーチは、前
記トーチ本体30の消耗品カートリッジ2への冷却水及
び作動ガスの供給路が、アークの噴射軸に対して偏心し
ている構成としている。
【0018】上記構成にしたので、アーク発生させる電
極やトーチノズルの軸心に対して、この電極やトーチノ
ズルへの冷却水及び作動ガスのトーチ本体内の供給路を
偏心させて平行に形成できる。これによって、トーチ先
端部の外形幅を小さくできるので、ワークへのトーチの
接近性が向上される。この結果、適用可能なワークの範
囲が広くなる。
【0019】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
は、電極4と、電極4からのプラズマアークを電極4の
周囲から流入する作動ガスと共に噴射するトーチノズル
3とを備えたプラズマ溶接用又はプラズマ切断用のプラ
ズマトーチにおいて、電極4及び/又はトーチノズル3
を含む消耗品カートリッジ2と、消耗品カートリッジ2
への冷却水及び作動ガスの供給路を有すると共に、消耗
品カートリッジ2を着脱可能とするトーチ本体30と、
トーチ本体30の上記供給路の途中に設けられると共
に、トーチ本体30に消耗品カートリッジ2を挿入完了
したときは上記供給路を開き、またトーチ本体30から
消耗品カートリッジ2を分離したときは上記供給路を閉
じるシリンダ型バルブとを備えた方が好ましい。
【0020】上記構成にしたので、消耗品カートリッジ
をトーチ本体から分離したときに、シリンダ型バルブが
トーチ本体35の冷却水及び作動ガスの供給路を閉じる
ので、冷却水がトーチ内部に漏れて付着することがなく
なり、冷却水が作動ガスに混入しなくなる。このため、
この混入が原因で発生するプラズマ溶接や切断の品質劣
化が防止できる。
【0021】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
において、前記トーチ本体30の前記供給路の冷却水を
開閉するシリンダ型バルブの動作方向は、冷却水の流れ
る方向と異なる構成としている。
【0022】上記構成にしたので、バルブの動作方向は
冷却水の流れる方向と異なることにより、冷却水に混入
している不純物がシリンダロッドの冷却水溝又は冷却水
孔に付着することはあっても、バルブが閉じたときに冷
却水をシールする部分には上記不純物が付着することは
ない。したがって、シリンダロッドはバネの付勢力によ
ってバルブを完全に閉じる位置まで戻される。この結
果、確実に冷却水を停止させることができる。
【0023】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
において、前記シリンダ型バルブは、トーチ本体30の
前記供給路の消耗品カートリッジ2への入口及び出口を
同時に開閉する構成でもよい。
【0024】上記構成にすると、トーチ本体の媒体の通
路の入口及び出口が同時に開閉されるので、確実に冷却
水等媒体の通路を開閉できる。
【0025】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
において、前記消耗品カートリッジ2とトーチ本体30
との電気的な接続部分はネジを介して接続する方が好ま
しい。
【0026】上記構成にしたので、消耗品カートリッジ
とトーチ本体との電気的接続部分にゴミ等が侵入した場
合でも、消耗品カートリッジをトーチ本体にねじ込んで
挿入するのでゴミ等を強引に除去してネジの当たり面で
接続が保持でき、確実に接続される。
【0027】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
は、前記消耗品カートリッジ2、トーチ本体30、又は
前記シリンダ型バルブのシリンダロッド41のいずれか
に、消耗品カートリッジ2がトーチ本体30に挿入され
たことを検出する検出手段を設けた方が好ましい。
【0028】上記構成にしたので、検出手段により消耗
品カートリッジがトーチ本体に確実に挿入されたことが
検出される。この検出信号に基づいて外部のプラズマ電
源や冷却水ポンプ等の作動を制御することにより、組み
込み不良に起因する水漏れやトーチ内放電などの不具合
を防止できる。この結果、消耗品カートリッジの交換作
業後のトーチ作動を確実にでき、耐久性を向上できる。
【0029】また、上記カートリッジ式プラズマトーチ
は、前記検出手段の検出信号により判定し、消耗品カー
トリッジ2をトーチ本体30から分離したときには電源
又は冷却水ポンプの少なくともいずれか一方の作動を停
止させ、消耗品カートリッジ2をトーチ本体30に挿入
完了したときには電源及び冷却水ポンプを再起動させる
インターロック手段を設けた方が好ましい。
【0030】上記構成にすると、消耗品カートリッジの
接続不良又は未完のとき、インターロック手段によって
電源又は冷却水ポンプを停止できる。これによって、ト
ーチ焼損及び作業者の感電事故等を防止でき、寿命や安
全性の点でも有利となる。また、消耗品カートリッジ交
換の度に、作業者がプラズマ電源をオフする操作が不要
となる。よって、消耗品交換の作業効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図4を参照しなが
ら実施例を説明する。図1及び図2は、それぞれ本発明
に係わるカートリッジ式プラズマトーチのトーチボディ
先端部の縦断面図及び正面図を表している。トーチボデ
ィ1は、トーチノズル3及び電極4等の消耗品を含む消
耗品カートリッジ2と、消耗品カートリッジ2が挿入さ
れる穴を有するトーチ本体30とから構成されている。
また、トーチ本体30は大きく分けて言うと、消耗品カ
ートリッジ2が挿入され、かつ、プラズマ噴射軸と同軸
の中心軸を有する穴が設けられた挿入部A、及び消耗品
カートリッジ2に冷却水や作動ガスを供給するための通
路を有する供給路部Bからなっている。なお、トーチ本
体30は外部との電気的絶縁性を持たせるために合成樹
脂によって構成されている。
【0032】図3及び図4は、それぞれ消耗品カートリ
ッジ2及びトーチ本体30の断面図である。まず、図3
に基づいて消耗品カートリッジ2を詳細に説明する。消
耗品カートリッジ2の先端部には電極4、ガイド筒5及
びトーチノズル3が設けられており、それぞれの軸心が
アーク噴射軸と一致するように同心円状に配設されてい
る。電極4は外部の図示しない電源によって加工対象ワ
ークとの間に高電圧を印加されてアークを発生させるも
のであり、電極台6と、電極台6の先端中心部にロウ付
け又は圧入等で取り付けられた電極片7とからなってい
る。そして、電極台6の外周部先端側に絶縁性を有する
材料、例えばセラミック又は樹脂等からなるガイド筒5
が挿入されていて、電極台6はガイド筒5を介してトー
チ本体30に支持されている。
【0033】さらに、ガイド筒5の外周部先端側には導
電性を有するトーチノズル3の後部が挿入されており、
トーチノズル3はガイド筒5によって電極4と電気的に
絶縁されている。トーチノズル3の形状は、前部が後部
より径が小さくなっており、また中央部において後部か
ら前部にかけて径が小さくなるようなテーパ3bを有し
ている。トーチノズル3の後端部外周には外側に向かっ
て突出した環状の鍔部3aが設けられており、消耗品カ
ートリッジ2はトーチ本体30に挿入されたときに、こ
の鍔部3aの前端面がトーチ本体30の内部の基準面に
当たって消耗品カートリッジ2の位置決めがなされる。
【0034】電極4を支持するガイド筒5の外周部には
トーチ本体30の内面に囲まれたプラズマガス室38
(図1を参照9が設けてあり、プラズマガス室38には
外部の作動ガス供給装置からトーチ本体30内の図示し
ていない作動ガス供給路を介して作動ガスが供給され
る。この作動ガス供給路は、トーチ本体30の供給路部
B内に設けられている。プラズマガス室38は、ガイド
筒5の先端部にスワラ状に設けられたガスノズル19に
よって電極片7の前端側空間に連通されている。作動ガ
スは、ガスノズル19から電極片7の前端側空間中心に
向かって旋回しながら吹き出し、トーチノズル3の先端
部から噴射するようになっている。
【0035】電極4の電極台6の中心部には軸心方向に
沿って電極冷却室8が設けられていて、電極冷却室8は
電極台6の外周部に装着されたシール部材(例えば、O
リングであり、以後Oリングと呼ぶ)10によってシー
ルされている。また、電極冷却室8には冷却水流入管9
の前部側が挿入されている。冷却水流入管9の内部の管
路から流入する冷却水は電極冷却室8の内部を冷却し、
冷却水流入管9の外側と電極冷却室8とに囲まれた通路
を経由して、後述する冷却水排出管17から排出される
ようになっている。
【0036】消耗品カートリッジ2の基端側には、導電
性のカートリッジボディ12が設けられている。カート
リッジボディ12の前端軸心部にはネジ18を介して電
極4が取り付けられると同時に、カートリッジボディ1
2の先端部外周には絶縁性の筒11が挿入された状態で
接続されている。また、絶縁性の筒11の先端部と電極
4の先端部の間に前記ガイド筒5が挿入されるようにな
っている。なお、カートリッジボディ12と筒11の接
続は、例えば接着剤等で接着したり、又はネジによって
取り付けられてもよい。また、図のように本実施例にお
いては、筒11とガイド筒5の接続、及びガイド筒5と
トーチノズル3の接続はそれぞれ挿入するだけでよく、
容易に分解可能となっているが、それぞれネジ込み式に
取り付けて消耗品カートリッジ2全体が一体になるよう
に構成してもよい。
【0037】カートリッジボディ12の軸心部には、前
記冷却水流入管9の後部側が例えばロウ付け等により固
定され納められている。そして、カートリッジボディ1
2の後部には冷却水注入管16及び冷却水排出管17が
設けられている。冷却水注入管16はトーチ本体30側
から冷却水流入管9の内部の管路に冷却水を送り込むも
のであり、また冷却水排出管17は電極4を冷却した後
の冷却水を冷却水流入管9の外側と電極冷却室8とに囲
まれた通路を経由してトーチ本体30側に排出するもの
である。
【0038】また、冷却水注入管16の入口及び冷却水
排出管17の出口をそれぞれ通るカートリッジボディ1
2の外周部には、環状の冷却水溝15がそれぞれ設けら
れている。この環状の冷却水溝15は、消耗品カートリ
ッジ2をトーチ本体30に挿入したときに、消耗品カー
トリッジ2側の上記冷却水導入管とトーチ本体30側の
冷却水導入管とが外周方向にずれても、問題なく冷却水
が供給されるようにするものである。さらに、冷却水溝
15をそれぞれシールするために、カートリッジボディ
12の外周部にOリング溝が設けられ、ここにOリング
10が挿入されている。
【0039】また、カートリッジボディ12の外周の後
部にはカートリッジ固定用ネジ13が設けられおり、カ
ートリッジボディ12の後端部には取っ手14が取着さ
れている。消耗品カートリッジ2は、トーチ本体30に
挿入された後、取っ手14によって手動でねじ込まれて
カートリッジ固定用ネジ13を介してトーチ本体30に
固定される。反対に消耗品カートリッジ2をトーチ本体
30から外すときは、これと逆の操作を行えばよい。
【0040】次に、トーチ本体30側について詳細に説
明する。トーチ本体30の挿入部Aの先端内部には、環
状冷却室31が設けられている。環状冷却室31は、ト
ーチ本体30に消耗品カートリッジ2が挿入されている
ときに、トーチノズル3の外周中央部の周囲に環状に設
けられる冷却水路である。トーチノズル3の外周中央部
の前記テーパ3bによって、冷却水量が多くなり冷却効
果が大きくなっている。環状冷却室31にはトーチ本体
30の供給路部Bのノズル冷却水流入路32が接続され
ると共に、トーチ本体30の供給路部Bの冷却水戻り路
33(図2参照)が接続されている。ノズル冷却水流入
路32は後述するシリンダ型バルブを介してカートリッ
ジボディ12の前記冷却水排出管17と連通するように
なっており、また冷却水戻り路33は供給路部Bの排水
路47を経由して外部の図示しない冷却水ポンプに接続
されている。なお、排水路47はプラスチック充填層2
9の中に設けられている。
【0041】また、トーチ本体30の内部で、かつ、環
状冷却室31の後方には、給電スリーブ39が設けられ
ている。給電スリーブ39は略筒状の形状をしており、
その前端部は内側(軸心方向)に突出した環状の鍔部3
9aを有している。トーチ本体30に消耗品カートリッ
ジ2が挿入されたとき、この給電スリーブ39の鍔部3
9aの端面に消耗品カートリッジ2のトーチノズル3の
前記鍔部3aの端面が当たることによって、消耗品カー
トリッジ2が位置決めされるようになっている。そし
て、この給電スリーブ39を介してトーチノズル3にパ
イロットアークのための給電がされる。
【0042】トーチ本体30の挿入部Aの先端部にはシ
ールドガスキャップ35が設けてあり、さらにシールド
ガスキャップ35の先端外周部にトーチキャップ34が
取り付けられる。トーチ本体30に消耗品カートリッジ
2が挿入されているときに、トーチノズル3の先端部外
周にシールドガスキャップ35が挿入されるようになっ
ている。また、シールドガスキャップ35及びトーチキ
ャップ34の軸心は、トーチノズル3の軸心と一致する
ようになっている。シールドガスキャップ35とトーチ
キャップ34との間にはシールドガス室36が設けられ
ており、シールドガス室36には供給路部B内に設けら
れた図示しないシールドガス供給路が接続されている。
また、シールドガスキャップ35にはシールドガス室3
6と連通しているシールドガスノズル37が設けられて
いて、シールドガスはシールドガスノズル37から旋回
しながら吹き出す。
【0043】また、トーチ本体30の供給路部Bには、
冷却水漏れ防止用シリンダ40が設けられている。冷却
水漏れ防止用シリンダ40のシリンダロッド41はバネ
45の弾性力によってトーチ後方に常時付勢されてお
り、消耗品カートリッジ2をトーチ本体30に挿入して
ないときは、シリンダロッド41がトーチ後方に移動し
てシリンダロッド41の後部のレバー42がトーチ本体
30の後端部から突出している。消耗品カートリッジ2
をトーチ本体30に挿入して固定したときには、上記突
出したレバー42が消耗品カートリッジ2の取っ手14
の裏側(トーチ先端側)によってバネ45の付勢力に抗
して押され、シリンダロッド41全体がトーチ前方へ移
動するようになっている。
【0044】シリンダロッド41の所定位置の外周には
二つの溝43が環状に設けられていて、二つの溝43の
前後の外周にはそれぞれOリング10が挿入されてい
る。また、トーチ本体30には、図示しない冷却水ポン
プからの冷却水を消耗品カートリッジ2の冷却水注入管
16に送入する送入路46、及び消耗品カートリッジ2
の冷却水排出管17からの排水をノズル冷却水流入路3
2に送るノズル冷却水送入路48が設けられている。そ
して、シリンダロッド41は上記送入路46及びノズル
冷却水送入路48をそれぞれの軸心と略直交するように
貫通していて、シリンダロッド41によって送入路46
及びノズル冷却水送入路48を開閉できるようになって
いる。すなわち、シリンダロッド41の上記二つの溝4
3は、消耗品カートリッジ2がトーチ本体30に完全に
固定された位置に来たときに、それぞれ送入路46及び
ノズル冷却水送入路48の位置と合うようになってい
る。このとき、それぞれの溝43を介して、送入路46
と冷却水注入管16、及びノズル冷却水送入路48と冷
却水排出管17が連通するようになっている。逆に、消
耗品カートリッジ2をトーチ本体30から外したときに
は、バネ45の上記付勢力によってシリンダロッド41
はトーチ後方に移動し、二つの溝43の位置が送入路4
6及びノズル冷却水送入路48の位置から完全に外れ、
これらの冷却水路を閉じるようになっている。
【0045】冷却水漏れ防止用シリンダ40のチューブ
側前端部には、消耗品カートリッジ2の挿入状態を検出
する検出手段が設けられている。本実施例では、検出手
段の一例としてマイクロスイッチ49が配設されてい
て、マイクロスイッチ49のレバー49aが冷却水漏れ
防止用シリンダ40のチューブ前端部から内側に突出し
ている。消耗品カートリッジ2がトーチ本体30に完全
に固定された位置に来たときに、シリンダロッド41が
前方へ押しつけられ、シリンダロッド41の前端部44
によって上記レバー49aが押しつけられるようになっ
ている。逆に消耗品カートリッジ2が外されたときは、
シリンダロッド41が後方へ後退し、レバー49aが開
放される。
【0046】次に、以上の構成による作用を説明する。
消耗品カートリッジ2は、取っ手14を手動で回してカ
ートリッジ固定用ネジ13をゆるめることにより、トー
チ本体30の挿入部Aの後端部から抜き取られる。消耗
品カートリッジ2は電極4、トーチノズル3及びカート
リッジボディ12等から構成されている。これらの部品
はそれぞれ単に挿入されているのみであったり、ねじ込
まれているのみなので、個々に容易に分解されて交換可
能となっている。したがって、トーチ消耗品を特別な工
具等を使用しなくとも簡単に、かつ、短時間で交換する
ことが可能となる。また、消耗して本当に交換しなけれ
ばならない部品のみ(例えば電極4のみ、またはトーチ
ノズル3のみ等)を交換することが可能となり、ランニ
ングコストの点で非常に有利になる。
【0047】また、トーチ本体30と消耗品カートリッ
ジ2の冷却水及び作動ガスのシール部には全てOリング
10を挿入しており、これによって冷却水及び作動ガス
が確実にシールされる。さらに、溶接電流のような大電
流はカートリッジ固定用ネジ13やネジ18で確実に接
続された電気的接続部を介して流れる。よって、万一、
この電気的接続部分にゴミ等が混入した場合でも、ネジ
の当たり面を通じて安定的に電流が流れる。上記のOリ
ング10は電気的接続部と異なる部分に挿入されている
ため、電気的接続部に発生する放電等によってOリング
10が損傷することがなくなり、確実に冷却水及び作動
ガスをシールできる。この結果、電気的接続部分で放電
が発生してトーチが焼損してしまうといった事故を未然
に防止することができる。
【0048】また、消耗品カートリッジ2がトーチ本体
30の挿入部Aの後端部、すなわちアーク噴射口に対し
てトーチ長手方向の逆の端面より着脱できる。消耗品カ
ートリッジ2をスムーズに着脱できるようにするため、
消耗品カートリッジ2の形状は先端部が細く、後方側が
徐々に径が大きくなっている。そして、冷却水及び作動
ガスの供給路がアークの噴射軸に対して偏心、すなわち
トーチ本体30の挿入部Aの軸心(トーチノズル3の軸
心)から供給路部B側の内部の方に偏心して設けられて
いる。したがって、トーチ本体30のアーク噴射口付近
の寸法を細くでき、また、トーチ本体30の挿入部Aの
外形幅Hを小さくできる。よって、ワークへの接近性が
向上するので、従来のプラズマトーチがワークへの接近
性において適用不可となるようなワークに対しても、本
発明のカートリッジ式プラズマトーチを適用できる。こ
の結果、トーチ交換等の時間が少なくなり、作業効率を
向上できる。
【0049】また、消耗品カートリッジ2をトーチ本体
30に完全に挿入し固定すると、トーチ本体30の冷却
水注入口及び冷却水排出口に設けられた冷却水漏れ防止
用シリンダ40のシリンダロッド41がバネ45の付勢
力に抗してトーチ前方に押される。そして、シリンダロ
ッド41の外周に設けられた環状の溝43の位置が送入
路46及びノズル冷却水送入路48の位置と一致する。
このとき、外部の冷却水ポンプからの冷却水が消耗品カ
ートリッジ2の電極4の内部及びトーチノズル3の外周
部等を循環可能となる。すなわち、送入路46から溝4
3、冷却水注入管16及び冷却水流入管9内部を介して
電極冷却室8に流入した冷却水は、冷却水流入管9外面
と電極冷却室8とに囲まれた通路を経由し、冷却水排出
管17、溝43、ノズル冷却水送入路48、ノズル冷却
水流入路32を介して環状冷却室31に導かれる。そし
て、環状冷却室31から冷却水戻り路33及び排水路4
7を経由して冷却水ポンプへ戻される。これによって、
電極4及びトーチノズル3の冷却が行われる。
【0050】そして、上記のようにシリンダロッド41
が冷却水漏れ防止用シリンダ40の前端部に来たとき、
マイクロスイッチ49のレバー49aが押し下げられ、
マイクロスイッチ49が作動する。これによって、マイ
クロスイッチ49は出力接点信号の状態を変化させて出
力し、消耗品カートリッジ2がトーチ本体30に完全に
挿入され固定されたことを外部に知らせることが可能と
なる。
【0051】逆に、消耗品カートリッジ2をトーチ本体
30から分離したときには、バネ45の付勢力によって
シリンダロッド41がトーチ本体30の後端側に押し戻
され、環状の溝43の位置がずれる。これによって、上
記の送入路46及びノズル冷却水送入路48が閉じら
れ、冷却水の循環が停止される。このとき、マイクロス
イッチ49のレバー49aが戻って作動状態が解除さ
れ、マイクロスイッチ49の出力接点信号の状態が変化
して、消耗品カートリッジ2がトーチ本体30から分離
されたことを外部に知れせる。
【0052】このようにして、冷却水漏れ防止用シリン
ダ40のシリンダロッド41の環状の溝43がバルブと
して機能する。トーチ本体30と消耗品カートリッジ2
の接続完了時にこのバルブが開き、分離時には閉じるの
で、冷却水のトーチ内外への流出が防止される。また、
シリンダロッド41は冷却水の流れる方向と異なる方向
(上記の例では、略垂直方向)に動作するので、上記冷
却水溝43に冷却水の不純物等が付着することはあって
も、冷却水をシールする部分には上記不純物が付着する
ことがない。よって、消耗品カートリッジを分離したと
きに、バネの付勢力によってシリンダロッドはバルブを
確実に閉じる位置まで戻される。このとき、溝43及び
消耗品カートリッジ2側の冷却水溝15の前後の外周に
あるOリング10によって、冷却水の漏れ防止がさらに
有効に働く。よって、冷却水が作動ガスに混入すること
がなくなり、冷却水が原因で発生する溶接又は切断品質
の劣化が防止できる。
【0053】また、マイクロスイッチ49の出力接点信
号を電源や冷却水ポンプ等に送信するようにすれば、電
源や冷却水ポンプは消耗品カートリッジ2がトーチ本体
30に完全に組み込まれたことを検出できる。図示しな
いインターロック手段によって上記出力接点信号に基づ
いて消耗品カートリッジ2が完全に組み込まれたことを
確認した後に、電源や冷却水ポンプを起動させることに
より、組み込み不良に起因する水漏れやトーチ内放電な
どの不具合を防止できる。さらに、消耗品カートリッジ
2がトーチ本体30から取り外されたことを検知して電
源や冷却水ポンプを自動で停止すれば、消耗品交換の度
にプラズマ電源や冷却水ポンプを作業者が手動で停止す
る必要がなくなる。よって、消耗品交換時の作業性を向
上させることが可能となると共に、作業者の感電事故等
も未然に防止できるので安全性も改善される。
【0054】なお、シリンダロッド41が冷却水の流れ
る方向と異なる方向に動作するような第2の例として、
図5に示されるようなトーチ本体30が挙げられる。図
5は消耗品カートリッジ2を挿入している状態の断面図
を表しており、各構成で図1と同一のものは同じ符号を
付けている。図5において、シリンダロッド41には、
消耗品カートリッジ2に冷却水を注入する冷却水注入孔
21を、また消耗品カートリッジ2から冷却水を排水す
る冷却水排水孔22を設けている。これらの冷却水注入
孔21及び冷却水排水孔22は、シリンダロッド41の
軸心に直交している。シリンダロッド41の後端部のレ
バー42の外周表面には、螺旋状のガイド溝25が設け
られている。レバー42にはロッドキャップ23が被さ
れていて、ロッドキャップ23の内側にはピン24がレ
バー42側に突出して設けられ、そしてピン24はレバ
ー42のガイド溝25に係合している。また、ロッドキ
ャップ23はバネ45によって常にシリンダロッド41
に後方に付勢されていて、消耗品カートリッジ2がトー
チ本体30に挿入されていないときは、ロッドキャップ
23がトーチ本体30の後端部から突出している。
【0055】このようなシリンダロッド41において、
消耗品カートリッジ2をトーチ本体30に挿入時にロッ
ドキャップ23を前方に押すと、ピン24は螺旋上のガ
イド溝25に沿って前方に移動する。これに伴ってシリ
ンダロッド41は軸心を中心に回転し、冷却水注入孔2
1及び冷却水排水孔22が回転する。図6は、図5の冷
却水注入孔21のA−A断面を表している。消耗品カー
トリッジ2がトーチ本体30に完全に挿入されたとき
は、図6の(a)に示すように、冷却水注入孔21の方
向が送入路46の孔の方向と一致するようになってい
る。同様に、冷却水排水孔22の方向はノズル冷却水送
入路48の方向と一致する。このとき、冷却水が循環す
るようになる。逆に、消耗品カートリッジ2をトーチ本
体30から分離すると、ロッドキャップ23はバネ45
の付勢力によってシリンダロッド41の後方に戻され、
よってピン24はガイド溝25に沿って上記と逆方向に
移動し、シリンダロッド41は逆回転する。この結果、
図6の(b)に示すように、冷却水注入孔21の方向が
送入路46の孔の方向と完全にずれ、またノズル冷却水
送入路48も同様となり、冷却水が停止する。
【0056】このように、上記の例でもシリンダロッド
41は冷却水の流れる方向と異なる方向に動作する。す
なわち、第2の例ではシリンダロッド41の軸心を中心
に回転する。よって、前述同様にして、冷却水注入孔2
1及び冷却水排水孔22以外のシリンダロッド41の外
面41aとシリンダチューブ側内面との冷却水シール面
には冷却水の不純物が付着することはなくなる。この結
果、消耗品カートリッジを分離したときに、バネの付勢
力によってシリンダロッドはバルブを確実に閉じる位置
まで戻される。
【0057】なお、本実施例では消耗品カートリッジ2
の挿入状態を検出する検出手段の例としてマイクロスイ
ッチ51を使用しているが、これに限定されず、近接ス
イッチ等も使用可能である。また、この検出手段の配設
位置も、本実施例のような冷却水漏れ防止用シリンダ4
0のチューブ側(トーチ本体30側)前端部に限定され
ず、チューブ側中間部等に配設してもよい。さらに、ト
ーチ本体30以外では、シリンダロッド41側又は消耗
品カートリッジ2側に上記検出手段を配設してもよい。
【0058】上記実施例においては、冷却水供給路をシ
リンダ型バルブによって開閉する例を説明したが、作動
ガスの供給路についても同様のシリンダ型バルブによっ
て開閉するように構成可能である。このときも、上記と
同様の作用及び効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジ式プラズマトーチの縦断
面図である。
【図2】本発明のカートリッジ式プラズマトーチの正面
図である。
【図3】本発明の消耗品カートリッジ部の縦断面図であ
る。
【図4】本発明のトーチ本体の縦断面図である。
【図5】本発明のシリンダロッドの第2の例を使用した
カートリッジ式プラズマトーチの縦断面図である。
【図6】本発明のシリンダロッドの第2例のバルブ開閉
の作動を表す図5のA−A断面図である。
【図7】従来のカセット式プラズマトーチの縦断面図で
ある。
【図8】従来のカセット式プラズマトーチの側面図であ
る。
【図9】従来のカートリッジ式プラズマトーチの縦断面
図である。
【図10】従来のカートリッジ式プラズマトーチのカー
トリッジ部縦断面図である。
【図11】従来のイージージョイント付トーチの縦断面
図である。
【符号の説明】
1…トーチボディ、2…消耗品カートリッジ、3…トー
チノズル(チップ)、3a…鍔部、4…電極、5…ガイ
ド筒、6…電極台、7…電極片、8…電極冷却室、9…
冷却水流入管、10…Oリング、11…筒、12…カー
トリッジボディ、13…カートリッジ固定用ネジ、14
…取っ手、15…冷却水溝、16…冷却水注入管、17
…冷却水排出管、18…ネジ、19…ガスノズル、21
…冷却水注入孔、22…冷却水排水孔、23…ロッドキ
ャップ、24…ピン、25…ガイド溝、29…プラスチ
ック充填層、30…トーチ本体、31…環状冷却室、3
2…ノズル冷却水流入路、33…冷却水戻り路、34…
トーチキャップ、35…シールドガスキャップ、36…
シールドガス室、37…シールドガスノズル、38…プ
ラズマガス室、39…給電スリーブ、39a…鍔部、4
0…冷却水漏れ防止用シリンダ、41…シリンダロッ
ド、42…レバー、43…溝、44…前端部、45…バ
ネ、46…送入路、47…排水路、48…ノズル冷却水
送入路、49…マイクロスイッチ、49a…レバー、5
1…トーチボディ、52…トーチヘッド、53…プラズ
マアーク噴出口、54…冷却水排出路、55…反応ガス
供給路、56…高周波台、57、58、59…テーパ状
シール部、57a、58a、59a…逆テーパ状シール
部、61、62…カセットネジ、63、64、65…O
リング、66、66a…冷却水溝、67、67a…ガス
溝、68…水路、68a…冷却水供給水路、71…カー
トリッジ、72…電極、73…トーチノズル、74…絶
縁体、75…尾部、76…環状溝、77…穴、78…ボ
ール、79…ロックリング、81…トーチ本体、82…
トーチ支持体、83…接続先端部、84…主筒体、8
5、86…ガス導入孔、87、88…給水路、89、9
0…排水路、91…給水口、92…排水口、93…冷却
水導入孔、94…排水孔、95…バルブ、96…圧縮ス
プリング、97…弁座、98…弁杆。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極(4) と、電極(4) からのプラズマア
    ークを電極(4) の周囲から流入する作動ガスと共に噴射
    するトーチノズル(3) とを備えたプラズマ溶接用又はプ
    ラズマ切断用のプラズマトーチにおいて、 電極(4) 及び/又はトーチノズル(3) を含む消耗品カー
    トリッジ(2) と、 消耗品カートリッジ(2) への冷却水及び作動ガスの供給
    路を有すると共に、アーク噴射口に対してトーチ長手方
    向の逆の端面から消耗品カートリッジ(2) を着脱可能と
    するトーチ本体(30)とを備えたことを特徴とするカート
    リッジ式プラズマトーチ。
  2. 【請求項2】 前記トーチ本体(30)の消耗品カートリッ
    ジ(2) への冷却水及び作動ガスの供給路が、アークの噴
    射軸に対して偏心していることを特徴とする請求項1に
    記載のカートリッジ式プラズマトーチ。
  3. 【請求項3】 電極(4) と、電極(4) からのプラズマア
    ークを電極(4) の周囲から流入する作動ガスと共に噴射
    するトーチノズル(3) とを備えたプラズマ溶接用又はプ
    ラズマ切断用のプラズマトーチにおいて、 電極(4) 及び/又はトーチノズル(3) を含む消耗品カー
    トリッジ(2) と、 消耗品カートリッジ(2) への冷却水及び作動ガスの供給
    路を有すると共に、消耗品カートリッジ(2) を着脱可能
    とするトーチ本体(30)と、 トーチ本体(30)の上記供給路の途中に設けられると共
    に、トーチ本体(30)に消耗品カートリッジ(2) を挿入完
    了したときは上記供給路を開き、またトーチ本体(30)か
    ら消耗品カートリッジ(2) を分離したときは上記供給路
    を閉じるシリンダ型バルブとを備えたことを特徴とする
    カートリッジ式プラズマトーチ。
  4. 【請求項4】 前記トーチ本体(30)の前記供給路の冷却
    水を開閉するシリンダ型バルブの動作方向は、冷却水の
    流れる方向と異なることを特徴とする請求項3に記載の
    カートリッジ式プラズマトーチ。
  5. 【請求項5】 前記シリンダ型バルブは、トーチ本体(3
    0)の前記供給路の消耗品カートリッジ(2) への入口及び
    出口を同時に開閉することを特徴とする請求項3又は4
    に記載のカートリッジ式プラズマトーチ。
  6. 【請求項6】 前記消耗品カートリッジ(2) とトーチ本
    体(30)との電気的な接続部分はネジを介して接続するこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のカ
    ートリッジ式プラズマトーチ。
  7. 【請求項7】 前記消耗品カートリッジ(2) 、トーチ本
    体(30)、又は前記シリンダ型バルブのシリンダロッド(4
    1)のいずれかに、消耗品カートリッジ(2) がトーチ本体
    (30)に挿入されたことを検出する検出手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のカー
    トリッジ式プラズマトーチ。
  8. 【請求項8】 前記検出手段の検出信号により判定し、
    消耗品カートリッジ(2) をトーチ本体(30)から分離した
    ときには電源又は冷却水ポンプの少なくともいずれか一
    方の作動を停止させ、消耗品カートリッジ(2) をトーチ
    本体(30)に挿入完了したときには電源及び冷却水ポンプ
    を再起動させるインターロック手段を設けたことを特徴
    とする請求項7に記載のカートリッジ式プラズマトー
    チ。
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