JP5086056B2 - 自動二輪車の触媒配置構造 - Google Patents

自動二輪車の触媒配置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5086056B2
JP5086056B2 JP2007336597A JP2007336597A JP5086056B2 JP 5086056 B2 JP5086056 B2 JP 5086056B2 JP 2007336597 A JP2007336597 A JP 2007336597A JP 2007336597 A JP2007336597 A JP 2007336597A JP 5086056 B2 JP5086056 B2 JP 5086056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
vehicle body
cylinder
exhaust
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007336597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009154767A5 (ja
JP2009154767A (ja
Inventor
誠 三ツ川
幸一郎 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007336597A priority Critical patent/JP5086056B2/ja
Priority to EP08018407A priority patent/EP2075424B1/en
Priority to DE602008000586T priority patent/DE602008000586D1/de
Priority to US12/332,710 priority patent/US8096114B2/en
Priority to CN2008101867193A priority patent/CN101469628B/zh
Publication of JP2009154767A publication Critical patent/JP2009154767A/ja
Publication of JP2009154767A5 publication Critical patent/JP2009154767A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5086056B2 publication Critical patent/JP5086056B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/10Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
    • F01N3/24Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
    • F01N3/28Construction of catalytic reactors
    • F01N3/2882Catalytic reactors combined or associated with other devices, e.g. exhaust silencers or other exhaust purification devices
    • F01N3/2885Catalytic reactors combined or associated with other devices, e.g. exhaust silencers or other exhaust purification devices with exhaust silencers in a single housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2490/00Structure, disposition or shape of gas-chambers
    • F01N2490/02Two or more expansion chambers in series connected by means of tubes
    • F01N2490/06Two or more expansion chambers in series connected by means of tubes the gases flowing longitudinally from inlet to outlet in opposite directions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2590/00Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
    • F01N2590/04Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines for motorcycles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Description

本発明は、エンジンの排気ポートと排気マフラの間の排気管中に触媒収納室を備えた自動二輪車の触媒配置構造に関する。
小排気量の単気筒エンジンを搭載した自動二輪車には、エンジンからクランクケース下方に排気管を延ばし、クランクケース下方で排気管に触媒コンバータを接続し、この触媒コンバータの出口を別の排気管を介して車両後方の排気マフラに接続したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この自動二輪車では、エンジンから排出された高温の排気ガスが排気マフラに至る前に触媒コンバータ内の触媒に供給されるので、排気マフラの内部に触媒を配置したものに比して、この触媒に、より高温の排気ガスが供給され、触媒の温度を迅速に活性化温度に上げることができる。
特開2006−226279号公報
特許文献1記載の比較的小排気量の単気筒エンジンを搭載する車両は、触媒が小さいため、この触媒を収納する触媒コンバータも小さく、この触媒コンバータをクランクケース下方に配置しても地面から触媒コンバータまでの地上高を十分に確保できる。
しかし、中排気量のエンジンを搭載した車両は、排気量に比例して触媒が大きくなるため、触媒コンバータも大きくなり、クランクケース下方には、この触媒コンバータを地上高を確保しつつ配置可能な空きスペースがなかった。このため、この種の車両では比較的大容量の触媒コンバータをコンパクトに配置できなかった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、最低地上高を確保しつつコンパクトな配置が可能な自動二輪車の触媒配置構造を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、エンジン(211,300)の排気ポート(217b)と排気マフラ(290,390)の間の排気管(270,370)中に触媒収納室(280,380)を備えた自動二輪車の触媒配置構造において、前記エンジン(211,300)は、クランクケース(214)と、このクランクケース(214)上部から前側に向かって延出したシリンダ(215)を備えた並列多気筒エンジンであり、このエンジン(211,300)のシリンダ(215)前面の下方、かつ、クランクケース(214)前面より前方であって、クランクケース(214)底面から略水平に延びる水平面(Low)より上方に形成されたスペースに、前記触媒収納室(280,380)をその軸線(L)をクランク軸(CR)方向に向け且つ車体上面視で前記シリンダ(215)の車体幅方向における幅内に配置し、前記シリンダ(215)の前端位置の車体前後方向と略一致するように車体機能部品としての燃料タンク(230)又はラジエータ(221)が配置され、前記触媒収納室(280,380)は、前記車体機能部品(221,230)の後面と前記クランクケース(214)前面とで囲まれることを特徴とする。
この発明によれば、エンジンのシリンダ前面の下方、かつ、クランクケース前面より前方であって、クランクケース底面から略水平に延びる水平面より上方に形成されたスペースに触媒収納室をその軸線をクランク軸方向に向けて配置したので、エンジンのシリンダ及びクランクケースに囲まれる空きスペースを有効利用しながら最低地上高を確保しつつ触媒コンバータをコンパクトに配置できる。
また、触媒収納室を並列多気筒エンジンのシリンダの車体幅方向における幅内に配置したため、触媒収納室がシリンダ直下に配置され、エンジン始動後の冷機状態であっても、このシリンダの熱を受けて触媒を迅速に活性化することができる。
また、触媒収納室を車体機能部品の後面側に配置するため、車体機能部品後方のスペースを有効利用しつつ、車体構成部品によって触媒コンバータの走行風による冷却を抑えることができる。
また、また、上記車体機能部品を燃料タンク(230)としたため、車体機能部品の中でも大型部品である燃料タンクの後方に触媒収容室を配置することで、触媒収容室が走行風にさらされることを抑制できる。
また、前記排気管(270,370)は、前記シリンダ(215)の前記排気ポート(217b)から延びて前記触媒収納室(280,380)に接続される前部排気管(271,371)と、前記触媒収納室(280,380)から車体後方へ延びて前記排気マフラ(290,390)に接続される後部排気管(275,375)とを備え、前記エンジン(211,300)のシリンダ(215)に接続される複数の排気管(271,371)を、シリンダ(215)から車体下方に各々延出させて前記触媒収納室(280,380)に接続して集合させることが好ましい。この構成によれば、エンジンのシリンダに接続される複数の排気管を、触媒収納室に接続して集合させたので、排気ユニット全体をコンパクトに構成することができる。
また、前記触媒収納室(380)内を複数の膨張室に仕切る隔壁(384)と、この隔壁(384)を貫通する複数の連通管(371a,387)とを備え、前記連通管(371a,387)のいずれかに触媒体(385)を設けるようにしてもよい。この構成によれば、触媒収容室内を複数の膨張室に仕切る隔壁と、この隔壁を貫通する複数の連通管とを備えるので、触媒収容室がサイレンサとしても機能し、排気ユニット全体をよりコンパクトに構成でき、排気マフラのレイアウト自由度も向上する。
また、前記クランクケース(214)の前面側に、着脱自在なオイルフィルタ(219)を備え、このオイルフィルタ(219)よりも上方に前記触媒収納室(280)を配置してもよい。この構成によれば、触媒収納室をオイルフィルタよりも上方に配置したので、オイルフィルタの着脱作業を容易に行うことができる。
また、前記シリンダ(215)の前端位置よりも車体後方且つ前記クランクケース(214)底面から略水平に延びる水平面(Low)よりも上方に、前記触媒収納室(280,380)と前記前部排気管(271,371)とが配置されていてもよい。
また、前記車体機能部品(221,230)の後面は、後ろ上りに傾斜する傾斜面で構成されるようにしてもよい。
また、側面視で前記触媒収納室(280,380)の車体幅方向外側は、車体フレーム(110)を覆う車体カバー(20)で覆われていてもよい。
また、低床式フロア(25)を支持するフロア支持部材(192)又はフロア支持部材(141)を支持するフレーム部材(114)の略水平に延びる部分とほぼ同じ高さ位置に前記触媒収納室(280,380)の上端が位置し、左右の前記低床式フロア(25,25)の間に前記エンジン(211,300)及び前記触媒収納室(280,380)が配置されるようにしてもよい。
また、前記前部排気管(271,371)と前記後部排気管(275,375)とは、前記触媒収納室(280,380)の車体幅方向の同一側から接続され、前記前部排気管(271,371)は、正面視で前記触媒収納室(280,380)の軸線(L)と同一高さに集合されていてもよい。
また、前記触媒収納室(280)は、触媒が設けられた触媒室(284a,284b)が2重に配置されていてもよい。
本発明では、エンジンのシリンダ前面の下方、かつ、クランクケース前面より前方であって、クランクケース底面から略水平に延びる水平面より上方に形成されたスペースに触媒収納室をその軸線をクランク軸方向に向けて配置したので、低地上高を確保しつつ触媒収納室のコンパクトな配置が可能になる。
また、触媒収納室を並列多気筒エンジンのシリンダの車体幅方向における幅内に配置したため、エンジン始動後の冷機状態であっても、このシリンダの熱を受けて触媒を迅速に活性化することができる。
また、エンジンのシリンダに接続される複数の排気管を、触媒収納室に接続して集合させたので、排気ユニット全体をコンパクトに構成することができる。
また、触媒収納室を車体機能部品の後面側に配置するため、車体機能部品後方のスペースを有効利用しつつ、車体構成部品によって触媒コンバータの走行風による冷却を抑えることができる。
また、触媒収容室内を複数の膨張室に仕切る隔壁と、この隔壁を貫通する複数の連通管とを備えるので、触媒収容室がサイレンサとしても機能し、排気ユニット全体をよりコンパクトに構成できる。
また、触媒収納室をオイルフィルタよりも上方に配置したので、オイルフィルタの着脱作業を容易に行うことができる。
また、触媒収納室を車体機能部品の中でも大型部品である燃料タンクの後方に配置したため、触媒収容室が走行風にさらされることを抑制できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明中、前後、左右及び上下といった方向の記載は、運転者から見た方向に従う。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印Rは車両右方を、矢印UPは車体上方をそれぞれ示している。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係る自動二輪車の側面図を示し、図2は右側斜め後方から見た斜視図である。この自動二輪車10は低床式フロア25(図2参照)を有するスクータ型車両である。
この自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム110と、車体フレーム110のヘッドパイプ111に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク201、201と、フロントフォーク201、201に回転自在に支持された前輪202と、フロントフォーク201、201に連結された操舵用のハンドル203と、車体フレーム110の後部に支持されたエンジン211と、エンジン211とは独立してエンジン211のクランク軸CRを中心に上下に揺動自在な動力伝達機構212と、動力伝達機構212の後部に支持された後輪205と、車体フレーム110と動力伝達機構212との間に設けられた左右一対のリヤクッションユニット206、206と、車体フレーム110の後部上部に取り付けた収納ボックス207と、収納ボックス207の上に開閉自在に配置したシート208とを備えている。
この自動二輪車10は、図2に示すように、車体カバー20で覆われている。この車体カバー20は、車体フレーム110の前部を覆い、その上部にウインドスクリーン31を備えたフロントカウル21と、フロントカウル21の後側上部を覆うアッパカバー22と、フロントカウル21の後側下部を覆うインナカバー23と、インナカバー23の後端から後方へ延出して車体フレーム110の幅方向中央を覆うセンタカバー24と、センタカバー24の下端外縁から外方へ延出して運転者の足を載せる低床式フロア25と、低床式フロア25の外縁から下方へ延ばしたフロアスカート26と、センタカバー24から後方へ延ばし車体フレーム110の後側部を覆う左右一対のリヤサイドカバー27、27と、車体フレーム110の後部を覆うリヤカバー28とを備える。
シート208は、運転者が座るシート前部208aと乗員が座るシート後部208bとを一体に構成した一体型シートである。このシート後部208bに着座した乗員が足を載せるピリオンステップ210は、リヤサイドカバー27の前部下方に格納・露出自在に設けられる。なお、図中、261はヘッドランプ、262はウインカ、263、263はミラー、264はフロントフェンダ、265はシートロック用錠、266はリヤエアスポイラ、267はテールランプ、268はリヤフェンダ、269はメインスタンド、209aは燃料タンク230(図1参照)の給油口234を露出自在に開閉する給油用リッド、209bはエンジン211の点火プラグ(図示せず)を点検するときに開ける点検用リッドである。
図3は車体フレーム110を示す図である。車体フレーム110は、ヘッドパイプ111に連結されて後下がりに延びるフロントフレーム112と、フロントフレーム112の後部から後上がりに延びる左右一対のリヤフレーム(シートレールとも称する)115、115とを、溶接にて結合したダブルクレードル型の一体フレームである。ヘッドパイプ111は、車体カバー20(フロントカウル21等)を支持するカウルステー固定用のブラケット111aを備える。
フロントフレーム112は、ヘッドパイプ111から後下方延びる左右一対のアッパフレーム113、113と、これら一対のアッパフレーム113、113の下方で、ヘッドパイプ111から下方へ延びる左右一対のダウンチューブ114、114とを備え、これら一対のダウンチューブ114、114を途中で屈曲して後方へ略水平に延ばして一対のアッパフレーム113、113の後端と結合させた後に後上がりに延ばして一対のリヤフレーム115、115に結合している。
このような構成のフロントフレーム112であるから、アッパフレーム113、113及びダウンチューブ114、114で囲んだスペースSp1が、側面視略三角形状となるトラス構造が形成される。また、フロントフレーム112を構成する各フレーム間には、クロスメンバ151、121、122が幅方向に架け渡されると共に、補強メンバ152、152、153、153が架け渡され、これらによって十分なフレーム剛性が確保される。
このスペースSp1には、図3に示すように、燃料タンク230が配置される。この燃料タンク230は、スペースSp1を有効利用して配置するために、車体側方から見たときに、アッパフレーム113、113及びダウンチューブ114,114に沿って前上がり先細り状になった略三角形状の容器に形成される。また、この燃料タンク230の下部はダウンチューブ114、114よりも下方に膨出し、この燃料タンク230の下部をダウンチューブ114、114の下方に位置する着脱可能なアンダーフレーム143で覆うことにより、燃料タンク230を保護している。従って、燃料タンク230の容量が増えると共に燃料タンク230が低重心化した形状となり、自動二輪車10の重心を下げることができる。
また、ダウンチューブ114、114には、燃料タンク230前方に位置するようにエンジン冷却用のラジエータ221がボルトで固定されると共に、このダウンチューブ114、114の後方に略水平に延びる部分に、低床式フロア25(図1参照)を支持する左右のフロア支持ステー141、141がボルトで固定される。このフロア支持ステー141、141の前端下部には、ステー142を介してエンジン点火用コイル226が固定される。
なお、図3中、符号145、146は、フロア支持ステー141、141をダウンチューブ114、114にボルト止めするためのブラケットであり、このうちブラケット146はアンダーフレーム143をボルト止めするブラケットを兼用し、このブラケット146とブラケット147とにアンダーフレーム143がボルト止めされる。
この車体フレーム110には、図1に示すように、燃料タンク230後方にエンジン211が支持され、このエンジン211の上方で前後に延びる左右一対のリヤフレーム115、115間に前後に渡って延在する収納ボックス207が支持される。収納ボックス207は車体前後方向に長いボックス形状を有するので、2個のヘルメットHf、Hrを収納可能な大容量の収納空間が確保される。
図3に示すように、左右一対のリヤフレーム115、115は、一端を左右一対のアッパフレーム113、113の長手途中に結合すると共に、他端を後方へ延した縦長断面形状の部材であり、より具体的には、リヤフレーム115,115は縦長矩形断面の角パイプからなる。ここで、「縦長断面形状」とは、横寸法に比べて縦寸法が大きい断面形状のものを言う。
左右のリヤフレーム115、115の前端間には、第1クロスメンバ121が架け渡され、その後方には、前部リヤクロスメンバ131、中部リヤクロスメンバ132及び後部リヤクロスメンバ133が前から順に架け渡され、これら3個のクロスメンバ131〜133は、リヤフレーム115、115の上面に重ねてボルト止めされる。さらに左右のリヤフレーム115、115の後部には、クッション用ブラケット134、134が結合され、リヤフレーム115、115の後部間に、後下部リヤクロスメンバ135が掛け渡され、これら複数のクロスメンバ121、131〜133、135によってフレーム剛性が十分に確保される。また、後下部リヤクロスメンバ135には、左右の搬送用フック136、136が結合される。
図3に示すように、車体フレーム110は、左右のアッパフレーム113、113下端間に架け渡された第2クロスメンバ122と、ダウンチューブ114、114の水平部分後部に架け渡された第3クロスメンバ124とを備え、これらクロスメンバ122、134及びダウンチューブ114、114の後端に、エンジン用ブラケット123〜126が各々設けられ、これらエンジン用ブラケット123、125及び126を介してエンジン211が支持される。
図4は車体フレーム110にエンジン211を支持した状態を示す図である。
エンジン211は、クランクケース214と、クランクケース214上部から前側に向かって延出した前傾シリンダ215とを備え、このシリンダ215が、クランクケース214に連結されるシリンダブロック216と、シリンダブロック216の前部に連結されるシリンダヘッド217と、シリンダヘッド217の前部に連結されるヘッドカバー218とを備え、シリンダブロック216内に左右2つのピストンP(図)を略前後方向に摺動自在に収容した水冷式並列2気筒エンジン(並列多気筒エンジン)である。
このエンジン211は、エンジン用第1ブラケット123にシリンダ215下部が取り付けられ、エンジン用第2ブラケット125にクランクケース214前部が取り付けられ、エンジン用第3ブラケット126、126にクランクケース214後部が取り付けられる。これによって、一対のアッパフレーム113、ダウンチューブ114及びリヤフレーム115で囲んだ、側面視略三角形状のスペースSp2にシリンダ215を進入させ、且つ、クランクケース214の下部をダウンチューブ114、114の下方に吊り下げたレイアウトでエンジン211が車体フレーム110に支持される。クランクケース214には、上記ピストンにコンロッドを介して連結されたクランク軸CRがエンジン幅方向(車体幅方向)に延在して軸支され、このクランク軸CRの回転が動力伝達機構212に伝達される。動力伝達機構212は、このクランク軸CRの回転を後輪205に伝達する、遠心クラッチ付きベルトコンバータ無段変速機に構成されている。
このエンジン211のシリンダヘッド217上面には、各気筒用の複数(本例では2本)の吸気ポート217aが開口し、シリンダヘッド217下面には、各気筒用の複数(本例では2本)の排気ポート217bが開口する。このエンジン211及び動力伝達機構212の上方には、図1に示すように、エンジン211の吸気系を構成するスロットルボディ283とエアクリーナ281が配設され、吸気ポート217aにインレットパイプ283aを介してスロットルボディ283が接続され、このスロットルボディ283の後方にコネクティングチューブ283bを介してエアクリーナ281が接続される。なお、エアクリーナ281は収納ボックス207の右側に配置され、収納ボックス207の左側にはバッテリ287が配置される。また、排気ポート217bには、エンジン211の排気系を構成する排気ユニット260が接続される。
図5はエンジン211を周辺構成と共に示す正面図である。
排気ユニット260は、排気管270と触媒コンバータ(触媒収容室)280と排気マフラ290(図2参照)とを備え、排気管270は、エンジン211の排気ポート217bと排気マフラ290とを結ぶ排気通路を構成し、排気マフラ290は後輪205の右側方、つまり、車体後方右側に配置される。
この図に示すように、排気管270は、エンジン211のシリンダ215の前面(以下、シリンダ前面215Aという)の下方かつクランクケース214前方で、エンジン211の各排気ポート217bから延びて触媒コンバータ280に接続される前部排気管271と、触媒コンバータ280から車体後方へ延びて排気マフラ290に接続される後部排気管275とを備える。前部排気管271は、上流側(排気入口側)が排気ポート217bの数だけ分岐する分岐排気管272、273を備え、この分岐排気管272、273の下流側(排気出口側)を1本に集合した金属管であり、分岐排気管272、273が図示せぬガスケットを間に挟んでシリンダヘッド217の各排気ポート217b、217bに各々接続される。
各分岐排気管272、273は、各排気ポート217b、217bから下方に延びながら車体右側に屈曲した後に1本の排気管となり、この1本の排気管274が車体幅中央に向けて屈曲して触媒コンバータ280の右側に接続される。図5に示すように、これら分岐排気管272、273のうち、触媒コンバータ280の接続部(右側)から離れた排気ポート(左側の排気ポート)217bにつながる分岐排気管272は、該排気ポート217bから該接続部に向かって概ね最短経路で該接続部につながる配管形状に形成され、該接続部に近い排気ポート(右側の接続ポート)217bにつながる分岐排気管273は、上記分岐排気管272に沿うのではなく、該分岐排気管272よりも車体前側或いは車体後側に屈曲し、右側の接続ポート217bから接続部に至るまで若干遠回りする配管形状に形成され、すなわち、各排気ポート217b、217bから触媒コンバータ280の接続部に至るまでの排気経路長を等しくしている。
後部排気管275は、触媒コンバータ280の右側であって、前部排気管271の接続箇所と異なる箇所から車体右方へ延びた後、車体後方へ屈曲しクランクケース214の右側方を車体後方へ延びて、その後端がサイレンサとして機能する排気マフラ290に接続される。
この触媒コンバータ280は、排気管270の一部を構成し、エンジン211のシリンダ前面215Aの下方、かつ、クランクケース214前面より前方に形成されたスペースSp3内で、その軸線Lをクランク軸方向に向けて車体幅方向に延びるように配置され、シリンダ前面215A直下においてシリンダ215の幅内(エンジン211の幅内)にほぼ収まるように配置される。より具体的には、触媒コンバータ280は、車体側面視で、シリンダ215下面の下方、燃料タンク230後面、クランクケース214前面、及び、クランクケース214底面から略水平に延びる水平面(エンジン211の略最下面に相当)Lowによって囲まれるスペース内に配置される。
この触媒レイアウトでは、上記シリンダ215、燃料タンク230及びクランクケース214に囲まれた空きスペースSp3に触媒コンバータ280を配置しているため、この空きスペースSp3を有効利用して触媒コンバータ280をコンパクトに配置でき、レイアウト効率が向上する。しかも、触媒コンバータ280をクランクケース214底面から延びる水平面Lowより上に配置しているため、上記空きスペースSp3を有効利用しながら最低地上高を確保しつつ触媒コンバータ280をコンパクトに配置できる。
また、触媒コンバータ280の軸線Lを、エンジン211と排気マフラ290とをつなぐ車体前後方向に延びる排気管270のラインに概ね直交させるように配置しているため、触媒コンバータ280を排気管270のラインと同一方向に一致させて配置したものに比べて、エンジン211から排気マフラ290に至るまでの短い距離内に、容量が大きく、しかも長手寸法が大きい触媒コンバータ280をコンパクトに配置することができる。
一般に多気筒エンジンに接続された複数の排気管(分岐排気管272、273)を排気マフラ290に至る前に集合する場合、排気管集合部には十分な空間容積が必要になる。本構成では、多気筒エンジンから延びる複数の分岐排気管272、273を触媒コンバータ280に接続して集合させているので、排気管集合部の空間容積が十分に確保される。
また、本構成のエンジン211のクランクケース214前面側には、水冷式のオイルクーラ220に取り付けられたオイルフィルタ219が着脱自在に配置され、このオイルフィルタ219はクランクケース214前面よりも車体前方に突出する。図4に示すように、触媒コンバータ280は、オイルフィルタ219より上方に配置され、このため、触媒コンバータ280を取り付けた状態のままオイルフィルタ219の着脱作業を容易に行うことができる。
図6は触媒コンバータ280の内部構造を示す図である。この図に示すように、触媒コンバータ280は、両端閉塞の概略筒状のコンバータ本体282と、コンバータ本体282内に形成された触媒体284とを備える。筒状のコンバータ本体282の一端282a側(車体右側)には、排気ガス導入管である前部排気管271の接続口285と、触媒体284を経た排気ガスの排出管である後部排気管275の接続口286とがまとめて配置される。
この触媒体284は、前部排気管の接続口285に連通管288を介して連通する第1触媒室284a(破線のハッチングで示す。)と、後部排気管275の接続口286に連通する第2触媒室284bとを備え、これら第1、第2触媒室284a、284bは、図7に示すように、各断面積が、ほぼ等しくなるよう設定されてもよく、或いは騒音低減の効率から任意にその比率を変えてもよく、また、第1触媒室284aだけを設けて第2触媒室284bを省略してもよい。
この触媒体284の内側には、第1触媒室284aが位置し、図6に示すように、その入口Aは、連通管288を介して前部排気管271に連通し、その出口Bは、コンバータ本体282の他端282b側の反転室282xに連通する。
この反転室282xは、触媒体284の外側に配置された第2触媒室284bの入口Cに連通し、その出口Dは、コンバータ本体282の一端282a側の集合室282yに連通し、この集合室282yには、後部排気管275が連通する。
この触媒体284は、白金、パラジウム、ロジウム等をコーティングした多孔質のハニカム構造体で構成されている。これはハニカム型三元触媒を構成し、上述した前部排気管271及び連通管288を通って、第1触媒室284aの入口Aに入った排気ガスは、その排気ガス中の炭化水素と一酸化炭素と酸化窒素とを、酸化、還元反応によって除去された後、出口Bから反転室282xに至り、ここから第2触媒室284bの入口Cに入り、ここで再び排気ガス中の炭化水素と一酸化炭素と酸化窒素とを、酸化、還元反応によって除去されて、出口Dから集合室282yに至り、後部排気管275から排気マフラ290に排出される。
上記構成では、ハニカムの全ての多孔は、触媒体284の一端から他端に貫通するため、連通管288を触媒体284の一端の一部(中央側)に連結させると、その一部は、そのまま多孔の連通管(第1触媒室284a)として排気ガスを一方向に流し、また、触媒体284の他端の反転室282xで反転した排気ガスは、今度はハニカムの多孔の他の部分(第2触媒室284b)を逆方向に流れる。すなわち、一つのハニカム触媒体の機能としては、二方向の連通管を兼ねるものとなる。
また、触媒体284が、元々仕切られた通路の集合体からなるハニカム型三元触媒であるため、第1、第2触媒室284a、284bの間に仕切りが不要で、簡易な構成になると共に、単一の触媒体284の通路内を排気ガスを往復させて使用するため、効率のよい浄化が可能になり、活性化し易くなる。
この三元触媒は、一般に、活性化温度(約300℃)に達するまでは、炭化水素を反応浄化する能力が小さく、その温度に達するとその能力が高くなる。
本構成では、触媒コンバータ280が、エンジン211のシリンダ215の車体幅方向における幅内に配置されるため、エンジン211のうちで比較的高熱となるシリンダ前面215A直下に配置され、このシリンダ215の熱を効率よく受けて、三元触媒の温度が活性化温度に達し易くなる。さらに、本構成では、シリンダ215と触媒コンバータ280とをつなぐ前部排気管271が短くなるため、高温の排気ガスで三元触媒が昇温され、例えば、エンジン始動後の冷機状態であっても、きわめて短時間の内に三元触媒が昇温し、迅速に活性化される。
本構成では、上述した排気管270の途中に触媒コンバータ280を備えるため、排気マフラ290内に大容量の触媒を設ける必要がない。従って、排気マフラ290内に容量の大きな触媒を設ける大排気量のエンジンを搭載した車両に比べて、排気マフラ290の小型化が可能になる。また、触媒コンバータ280が、排気管270を延ばす方向に対し、ほぼ直交配置されるため、自動二輪車10の前後方向の寸法を大きくすることなく、触媒コンバータ280の触媒284の容量を充分に確保しつつ、エンジン211近傍の狭隘なスペースにコンパクトに簡単に配置することができる。
この構成では、図3に示すように、エンジン300の前傾シリンダ215の前面215A直下で、かつ、クランクケース214前面の間といった、いわゆるデッドスペースに対し、触媒コンバータ280を配置したため、スペースの有効利用が図られると共に、車両の全体幅を広げることなく、その配置が可能になる。しかも、触媒コンバータ280を上記スペース内のエンジン最下面Low上方に配置したので、最低地上高を十分に確保しつつ重心位置を低くし、車両の重量バランスの適正化を図ることができる。また、触媒コンバータ280が外観に現れにくい配置であるため、車体デザインの自由度を確保できる。
さらに、この触媒コンバータ280を、エンジン前方の車体構成部品(燃料タンク230等)の後面側といった従来デッドスペースとなりがちな空間に配置することで、かかるスペースの有効利用を図るだけでなく、触媒コンバータ280前方の車体構成部品によって触媒コンバータ280の走行風による冷却が抑えられ、触媒コンバータ280内の触媒284を迅速かつ安定して活性化することができる。
また、この構成では、触媒コンバータ280が、エンジン300から延びる複数の排気管(分岐排気管272、273)を集合する集合部としても機能するため、排気管集合部を別途設ける必要がなく、排気ユニット260全体をコンパクトに構成できる。また、触媒コンバータ280が形成する排気通路の分だけ、排気ガスの排気長を長く確保できるので、例えば、後部排気管275の配管長の短縮化による排気マフラ290のレイアウト自由度も向上することができる。
<第2実施形態>
図8は第2実施形態に係る自動二輪車の側面図であり、図9は車体フレームにエンジンを支持した状態を示す図であり、図10はエンジンを周辺構成と共に示す正面図である。この実施形態では、並列3気筒エンジン300を搭載する自動二輪車10に、消音構造を有した触媒コンバータ380を配置した態様を説明する。以下、上述の自動二輪車10と略同一の構成は同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
図8及び図9に示すように、この自動二輪車10は、車体フレーム110の左右に車体前部から後下がりに延びた後に後方へ水平に延びる低床式フロア25を有し、車体フレーム110を車体カバー20で覆うと共に、左右の低床式フロア25の間にエンジン300を搭載した車両である。
この自動二輪車10の車体フレーム110は、ヘッドパイプ111に連結されて車体後方に延びる左右一対のメインフレーム171、171と、このメインフレーム171、171の後部から後上がりに延出するリヤフレーム(シートレール)172、172と、リヤフレーム172、172の下方でメインフレーム171、171の後部から後上がりに延出して該リヤフレーム172、172を下方から支持するサポートフレーム173、173とを備える。
メインフレーム171、171は、ヘッドパイプ111に連結されて後下がりに延びる左右一対のアッパメンバ175、175と、アッパメンバ175、175の前部から枝分かれして下方に延びる左右一対のダウンメンバ176、176とをアルミ金属材等で一体成形して形成され、アッパメンバ175、175とダウンメンバ176、176とで囲まれるスペースにエンジン300が支持される。
また、アッパメンバ175、175の後端には、ピボット軸177を介してリヤスイングアーム178が上下に揺動自在に支持され、このリヤスイングアーム178の後端に後輪205が軸支されると共に、このリヤスイングアーム178には、車体フレーム110に支持されたリヤクッションユニット206がリンク機構179を介して連結される。
また、図10に示すように、低床式フロア25、25を支持するフロアブラケット190、190は、アッパメンバ175、175から左右に且つ斜め下方に延ばした前部サブパイプ191、191と、前部サブパイプ191、191から斜め下方で且つ後方に延ばしたメインパイプ192、192と、メインパイプ192、192の後端部とアッパメンバ175、175の後部との間を連結した後部サブパイプ193、193と備え、メインパイプ192、192に低床式フロア25、25を支持させている。
また、この自動二輪車10は、エンジン300からドライブシャフト180を介して後輪205へ駆動を伝達する動力伝達機構181と、ヘッドパイプ111に回動自在に支持されて前輪202を支持する左右一対のフロントフォーク201、201と、操舵用のハンドル203と、リヤフレーム172、172に支持されたシート208と、リヤフレーム172、172の後部に取り付けた収納ボックス207とを備えている。
エンジン300は、図9に示すように、クランクケース214と、クランクケース214上部から前側に向かって延出した前傾シリンダ215とを備え、このシリンダ215が、シリンダブロック216と、シリンダヘッド217と、ヘッドカバー218とを備え、シリンダブロック216内に車体幅方向に3つのピストンPを略前後方向に摺動自在に収容した水冷式並列3気筒エンジン(並列多気筒エンジン)である。このエンジン300においても、クランクケース214内にエンジン幅方向に延在するようにクランク軸CRが軸支されており、このクランク軸CRの回転がクランクケース214内の変速機構(不図示)を介してドライブシャフト180に伝達され、後輪205が回転駆動される。
また、エンジン300後方とシート208との間には、燃料タンク295が配置され、エンジン300のシリンダ215上方には、エンジン300の吸気系を構成するスロットルボディ283(不図示)とエアクリーナ281とが配設され、エンジン211のシリンダヘッド217上面の吸気ポート217a(不図示)にスロットルボディ283(不図示)を介してエアクリーナ281が接続される。
エアクリーナ281は、ヘッドパイプ111前方に設けたエア取入ダクト281aと、このエア取入ダクト281aの下方に設けた第1エア室281bと、この第1エア室281bの後方に連結ダクト281cを介して設けた第2エア室281dとを備える。そして、最初に、エア取入ダクト281aで取入れたエアを第1エア室281bに備える図示せぬエレメントで清浄化し、次に、連結ダクト281cを通過して第2エア室281dに入れ、最後に、第2エア室281dから清浄化したエアをエンジン300に供給する。なお、ラジエータ221はシリンダ215と前輪202との間に配置される。また、図中、符号291は燃料ポンプである。
次にこのエンジン300の排気ユニット320を説明する。
図10に示すように、排気ユニット320は、排気管370と触媒コンバータ(触媒収容室)380と排気マフラ390とを備える。排気管370は、エンジン300のシリンダ前面215A下方かつクランクケース214前方で、シリンダ215の各排気ポート217bから延びて触媒コンバータ30に接続される前部排気管371と、触媒コンバータ380から車体後方へ延びて排気マフラ390に接続される後部排気管375とを備える。前部排気管371は、上流側(排気入口側)が排気ポート217bの数だけ分岐する分岐排気管372、373、374を備え、この分岐排気管372、373、374の下流側(排気出口側)を1本に集合した金属管であり、分岐排気管372、373、374が図示せぬガスケットを間に挟んでシリンダヘッド217の各排気ポート217b、217b、217bに各々接続される。
各分岐排気管372、373、374は、各排気ポート217b、217b、217bから下方に延びながら車体右側に屈曲した後に1本の排気管となり、この排気管376が車体幅中央に向けて屈曲して触媒コンバータ380の右側端282aに設けられた接続口285に接続される。図10に示すように、これら分岐排気管372、373、374のうち、触媒コンバータ380の接続部(右側)から最も離れた排気ポート(左側の排気ポート)217bにつながる分岐排気管372は、該排気ポート217bから該接続部に向かって概ね最短経路で該接続部につながる配管形状に形成され、中央の排気ポート217bにつながる分岐排気管373は、上記分岐排気管372に沿うのではなく、該分岐排気管372よりも車体後側に屈曲して若干遠回りする配管形状に形成され、最も近い排気ポート217bにつながる分岐排気管374は、上記分岐排気管373よりも遠回りし、すなわち、各排気ポート217b、217b、217bから触媒コンバータ380の接続部に至るまでの排気経路長を全て等しく構成している。
後部排気管375は、触媒コンバータ380の右側であって、前部排気管371の接続箇所と異なる箇所、具体的には、右側端282aの接続口286から車体右方へ延びた後、車体後方へ屈曲してクランクケース214の右側方を車体後方へ延び、その後端がサイレンサとして機能する排気マフラ390に接続される。
この触媒コンバータ380は、排気管370の一部を構成し、エンジン211のシリンダ前面215Aの下方、かつ、クランクケース214前面より前方に形成されたスペースSp3内で、その軸線Lをクランク軸方向に向けて車体幅方向に延びるように配置され、シリンダ215直下においてシリンダ215の幅内(エンジン211の幅内)にほぼ収まるように配置される。より具体的には、触媒コンバータ380は、車体側面視で、シリンダ215下面の下方、ラジエータ221後面、クランクケース214前面、及び、クランクケース214底面から略水平に延びる水平面(エンジン最下面に相当)Lowによって囲まれるスペース内に配置される。
図11は触媒コンバータ380の内部構造を示す図である。この図に示すように、触媒コンバータ380は、両端閉塞の概略筒状のコンバータ本体382と、コンバータ本体382内を複数の室(本例では2つの膨張室)RM1、RM2に仕切る隔壁384とを備え、前部排気管371がコンバータ本体383の右側方からコンバータ本体383内に入った後に拡径し、この拡径管(第1連通管)371aに触媒体385が配設される。
この拡径管371aは、コンバータ本体383の軸線方向に延出して隔壁384を貫通し、排気量に見合った十分な大きさの触媒体38を配置可能な筒状体を構成して、コンバータ本体383の第1膨張室を構成する左側室RM1に連通する。
また、この左側室RM1を形成する隔壁384には、上記拡径管371aを避けた領域を連通管(第2連通管)387が貫通し、この連通管387が、左側室RM1と、第2膨張室を構成する右側室RM2とを連通し、この右側室RM2に後部排気管375の入口が開通する。
この触媒体385はハニカム型三元触媒を構成し、上述した3気筒エンジンから排出された各排気ガスは、前部排気管371及び拡径管371aを通ることで集合され、この集合した排気ガスが触媒体385を通って、排気ガス中の炭化水素と一酸化炭素と酸化窒素とが、酸化、還元反応によって除去される。そして、触媒体385を通過した排気ガスは、左側室RM1に至り、ここで、左側室(第1膨張室)RM1の壁に沿って向きを反転し、連通管(第2連通管)387を通って右側室(第2膨張室)RM2に流れ、後部排気管376から排気マフラ390に排出される。
上記構成では、触媒体385を通過した排気ガスが空間容積が大きい左側室RM1に入った際に、ここで膨張し、続いて、連通管(第2連通管)387を通って空間容積が大きい右側室(第2膨張室)RM2に入った際にも膨張し、この多段膨張により低圧化された後に排気マフラ390に排出される。
このため、触媒コンバータ30がサイレンサとしても機能し、車体後方の排気マフラ390と合わせてマフラ容量を大きく確保でき、排気音を十分に低減することができる。これにより、触媒コンバータ380の容量分、車体後方の排気マフラをコンパクト化でき、排気ユニット320全体をよりコンパクトに構成でき、排気マフラのレイアウト自由度も向上する。
本構成では、排気管370中に消音構造を備えた触媒コンバータ380を備えるため、排気マフラ390内に大容量の触媒を設ける必要がなく、排気マフラ390の小型化が可能になる。また、この構成でも、第1実施形態と同様に、前傾シリンダ215に構成されたエンジン300のシリンダ前面215A直下、かつ、エンジン前方の車体構成部品(ラジエータ221等)とクランクケース214間の前後空間内のエンジン最下面Low上方に配置したため、触媒コンバータ380をエンジン300近傍の狭隘なスペースにコンパクトに簡単に配置することができ、かつ、最低地上高を十分に確保しつつ重心位置を低くし、車両の重量バランスの適正化を図ることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。例えば、上述の実施形態では、ハニカム三元触媒に代えて、パンチングパイプに、白金、パラジウム、ロジウム等を担持させたヒートチューブを適用してもよい。具体的には、図12に示すように、触媒コンバータ280のコンバータ本体282内に、当該本体の内周壁に沿って配置された第1のパンチングパイプ401と、この第1のパンチングパイプ401の外周に配置された第2のパンチングパイプ402とを設け、これらパンチングパイプ401、402に白金、パラジウム、ロジウム等を担持させたものであってもよい。この場合、第1のパンチングパイプ401の延在する空間が第1触媒室284aを構成し、第2のパンチングパイプ402の延在する空間が第2触媒室284bを構成し、各触媒室284a、284bに入った排気ガス中の炭化水素と一酸化炭素と酸化窒素等が酸化、還元反応によって除去される。
また、上述の実施形態では、多気筒エンジンを搭載する自動二輪車の触媒配置構造に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、単気筒エンジンを搭載する自動二輪車の触媒配置構造に適用してもよいことは勿論である。
第1実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 自動二輪車を右側斜め後方から見た斜視図である。 車体フレームを示す図である。 車体フレームにエンジンを支持した状態を示す図である。 エンジンを周辺構成と共に示す正面図である。 触媒コンバータの内部構造を示す図である。 触媒コンバータの断面図である。 第2実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 車体フレームにエンジンを支持した状態を示す図である。 エンジンを周辺構成と共に示す正面図である。 触媒コンバータの内部構造を示す図である。 変形例に係る触媒コンバータの内部構造を示す図である。
符号の説明
10 自動二輪車
110 車体フレーム
211、300 エンジン
214 クランクケース
215 シリンダ
215A シリンダ前面
216 シリンダブロック
217 シリンダヘッド
217a 吸気ポート
217b 排気ポート
218 ヘッドカバー
219 オイルフィルタ
260、320 排気ユニット
270、370 排気管
271、371 前部排気管
272、273、372〜374 分岐排気管
275 後部排気管
280、380 触媒コンバータ(触媒収容室)
284、385 触媒体
290、390 排気マフラ
CR クランク軸
P ピストン

Claims (10)

  1. エンジン(211,300)の排気ポート(217b)と排気マフラ(290,390)の間の排気管(270,370)中に触媒収納室(280,380)を備えた自動二輪車の触媒配置構造において、
    前記エンジン(211,300)は、クランクケース(214)と、このクランクケース(214)上部から前側に向かって延出したシリンダ(215)を備えた並列多気筒エンジンであり、このエンジン(211,300)のシリンダ(215)前面の下方、かつ、クランクケース(214)前面より前方であって、クランクケース(214)底面から略水平に延びる水平面(Low)より上方に形成されたスペースに、前記触媒収納室(280,380)をその軸線(L)をクランク軸(CR)方向に向け且つ車体上面視で前記シリンダ(215)の車体幅方向における幅内に配置し、前記シリンダ(215)の前端位置の車体前後方向と略一致するように車体機能部品としての燃料タンク(230)又はラジエータ(221)が配置され、前記触媒収納室(280,380)は、前記車体機能部品(221,230)の後面と前記クランクケース(214)前面とで囲まれることを特徴とする自動二輪車の触媒配置構造。
  2. 前記排気管(270,370)は、前記シリンダ(215)の前記排気ポート(217b)から延びて前記触媒収納室(280,380)に接続される前部排気管(271,371)と、前記触媒収納室(280,380)から車体後方へ延びて前記排気マフラ(290,390)に接続される後部排気管(275,375)とを備え、
    前記エンジン(211,300)のシリンダ(215)に接続される複数の前記前部排気管(271,371)を、シリンダ(215)から車体下方に各々延出させて前記触媒収納室(280,380)に接続して集合させたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  3. 前記触媒収納室(380)内を複数の膨張室に仕切る隔壁(384)と、この隔壁(384)を貫通する複数の連通管(371a,387)とを備え、前記連通管(371a,387)のいずれかに触媒体(385)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  4. 前記クランクケース(214)の前面側に、着脱自在なオイルフィルタ(219)を備え、
    このオイルフィルタ(219)よりも上方に前記触媒収納室(280)を配置したことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  5. 前記シリンダ(215)の前端位置よりも車体後方且つ前記クランクケース(214)底面から略水平に延びる水平面(Low)よりも上方に、前記触媒収納室(280,380)と前記前部排気管(271,371)とが配置されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  6. 前記車体機能部品(221,230)の後面は、後ろ上りに傾斜する傾斜面で構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  7. 側面視で前記触媒収納室(280,380)の車体幅方向外側は、車体フレーム(110)を覆う車体カバー(20)で覆われていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  8. 低床式フロア(25)を支持するフロア支持部材(192)又はフロア支持部材(141)を支持するフレーム部材(114)の略水平に延びる部分とほぼ同じ高さ位置に前記触媒収納室(280,380)の上端が位置し、左右の前記低床式フロア(25,25)の間に前記エンジン(211,300)及び前記触媒収納室(280,380)が配置されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  9. 前記前部排気管(271,371)と前記後部排気管(275,375)とは、前記触媒収納室(280,380)の車体幅方向の同一側から接続され、前記前部排気管(271,371)は、正面視で前記触媒収納室(280,380)の軸線(L)と同一高さに集合されていることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
  10. 前記触媒収納室(280)は、触媒が設けられた触媒室(284a,284b)が2重に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の自動二輪車の触媒配置構造。
JP2007336597A 2007-12-27 2007-12-27 自動二輪車の触媒配置構造 Active JP5086056B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336597A JP5086056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動二輪車の触媒配置構造
EP08018407A EP2075424B1 (en) 2007-12-27 2008-10-21 Catalyst arrangement construction of a scooter type vehicle
DE602008000586T DE602008000586D1 (de) 2007-12-27 2008-10-21 Katalysatoranordnungskonstruktion eines Fahrzeugs vom Typ Motorroller
US12/332,710 US8096114B2 (en) 2007-12-27 2008-12-11 Catalyst arrangement construction of motorcycle
CN2008101867193A CN101469628B (zh) 2007-12-27 2008-12-12 两轮机动车的催化剂配置结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336597A JP5086056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動二輪車の触媒配置構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009154767A JP2009154767A (ja) 2009-07-16
JP2009154767A5 JP2009154767A5 (ja) 2010-09-16
JP5086056B2 true JP5086056B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40230052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007336597A Active JP5086056B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動二輪車の触媒配置構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8096114B2 (ja)
EP (1) EP2075424B1 (ja)
JP (1) JP5086056B2 (ja)
CN (1) CN101469628B (ja)
DE (1) DE602008000586D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3951144A1 (en) * 2020-08-07 2022-02-09 Suzuki Motor Corporation Exhaust device

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101852115B (zh) * 2010-05-20 2012-12-19 西南交通大学 复式三维声子晶体汽车排气消声器
CN102996296B (zh) * 2011-09-16 2015-07-01 雅马哈发动机株式会社 摩托车
JP5990063B2 (ja) * 2012-08-10 2016-09-07 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP6012483B2 (ja) * 2013-01-16 2016-10-25 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の排気装置
JP6298301B2 (ja) 2013-03-30 2018-03-20 本田技研工業株式会社 内燃機関の排気管構造
JP5450865B2 (ja) * 2013-04-04 2014-03-26 ヤンマー株式会社 作業車両搭載用のエンジン装置
JP6292095B2 (ja) * 2014-09-25 2018-03-14 スズキ株式会社 鞍乗型車両の排気装置
JP6346117B2 (ja) * 2015-03-26 2018-06-20 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JP2017120026A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 川崎重工業株式会社 車両の排気装置
JPWO2018025652A1 (ja) * 2016-08-05 2019-03-14 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の排気構造
US10920639B2 (en) 2017-03-29 2021-02-16 Honda Motor Co., Ltd. Saddle riding vehicle
JP6665142B2 (ja) * 2017-09-25 2020-03-13 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の排気装置
JP6684840B2 (ja) * 2018-02-09 2020-04-22 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6644820B2 (ja) * 2018-02-09 2020-02-12 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP7206661B2 (ja) * 2018-07-18 2023-01-18 スズキ株式会社 自動二輪車の排気装置、エンジン排気系統及び自動二輪車
JP2022107210A (ja) * 2021-01-08 2022-07-21 スズキ株式会社 排気装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2885343B2 (ja) * 1988-12-19 1999-04-19 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の排気管
JP3046435B2 (ja) * 1991-09-11 2000-05-29 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の酸素センサー保護装置
US5972299A (en) * 1996-09-26 1999-10-26 Industrial Technology Research Institute Catalytic converter with heating for motorcycles
JP4344455B2 (ja) * 1999-09-03 2009-10-14 本田技研工業株式会社 エンジンの吸気及び排気制御装置
JP2001234747A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Suzuki Motor Corp 自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタおよびオイルクーラ取付け構造
US6647714B1 (en) * 2002-05-29 2003-11-18 Ghl Motorsports, L.L.C. Exhaust header system
US7096753B2 (en) * 2003-07-23 2006-08-29 Honda Motor Co., Ltd. Engine having a cartridge type transmission
FR2860035B1 (fr) * 2003-09-19 2005-11-11 Renault Sa Ensemble d'echappement d'un moteur thermique suralimente
JP4455962B2 (ja) * 2004-09-13 2010-04-21 川崎重工業株式会社 自動二輪車の排気装置
JP4468861B2 (ja) 2005-01-24 2010-05-26 本田技研工業株式会社 車両の排気装置
JP4546310B2 (ja) * 2005-03-31 2010-09-15 川崎重工業株式会社 自動二輪車用エンジンの排気システム
TW200643289A (en) 2005-05-11 2006-12-16 Honda Motor Co Ltd Arrangement structure for muffler and brake pedal of motorcycle
JP2006329030A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Yamaha Motor Co Ltd 排気装置ならびにそれを備えるエンジン装置および車両
JP2007112153A (ja) * 2005-10-17 2007-05-10 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
JP4785557B2 (ja) * 2006-02-23 2011-10-05 本田技研工業株式会社 自動2輪車の排気構造
JP4636506B2 (ja) * 2006-02-28 2011-02-23 本田技研工業株式会社 車両用発電機の冷却構造
JP4620619B2 (ja) * 2006-03-27 2011-01-26 本田技研工業株式会社 小型車両用内燃機関
JP4727503B2 (ja) * 2006-05-31 2011-07-20 本田技研工業株式会社 排気管構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3951144A1 (en) * 2020-08-07 2022-02-09 Suzuki Motor Corporation Exhaust device
US11499464B2 (en) 2020-08-07 2022-11-15 Suzuki Motor Corporation Exhaust device

Also Published As

Publication number Publication date
CN101469628B (zh) 2012-07-18
DE602008000586D1 (de) 2010-03-11
JP2009154767A (ja) 2009-07-16
US20090165448A1 (en) 2009-07-02
CN101469628A (zh) 2009-07-01
US8096114B2 (en) 2012-01-17
EP2075424A1 (en) 2009-07-01
EP2075424B1 (en) 2010-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5086056B2 (ja) 自動二輪車の触媒配置構造
JP4727503B2 (ja) 排気管構造
JP5969328B2 (ja) 自動二輪車
JP4468861B2 (ja) 車両の排気装置
JP6262440B2 (ja) ホイールローダ
KR100795250B1 (ko) 자동 이륜차의 배기 장치
JP2017150311A (ja) エンジンユニット及び鞍乗型車両
JP2009220738A (ja) 自動二輪車の排気構造
JP7314525B2 (ja) 自動二輪車
JP4466103B2 (ja) 自動二輪車の排気装置
JP4696844B2 (ja) 自動二輪車
JP6120457B2 (ja) 内燃機関の排気装置
TWI332544B (ja)
JP5396152B2 (ja) 自動二輪車
JP4911612B2 (ja) 自動二輪車の排気装置
CN103237723A (zh) 跨骑型车辆的排气装置
JP2017150309A (ja) エンジンユニットおよび鞍乗型車両
JP4344720B2 (ja) 自動二輪車におけるエンジン下部構造
JP5285505B2 (ja) エンジンの排気装置
JP2006327586A5 (ja)
JP4030172B2 (ja) 内燃機関における触媒付き排気系装置
JP4917464B2 (ja) 車両の排気装置
TWI647382B (zh) 跨騎型車輛的排氣裝置
JP7303838B2 (ja) エンジンの排気装置及び作業機
WO2023189500A1 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100803

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5086056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250