JP5085301B2 - ウエブの巻き出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルム、紙等のウエブを連続的に巻き出すことが可能なウエブの巻き出し装置に関するものである。
フィルム、紙等のウエブを連続的に巻き出す装置として、搬送ラインを停止させずに巻き出しウエブを交換することが可能な2軸の巻き出し装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この巻き出し装置は、巻き出されたウエブが残り少なくなった軸(以下、旧軸という)と満巻にウエブがが巻かれた新しい軸(以下、新軸という)とを有し、旧軸から巻き出されたウエブに、新軸から巻き出されるウエブを貼り合わせて自動的に交換するスプライス作業を行う。
特開2001−180853公報
上記のようなウエブの巻き出し装置においては、旧軸と新軸のウエブが貼り合わせた後に、走行カッターで旧軸のウエブを幅方向に切断し、この旧軸の古いウエブの切断端部が、新軸の新しいウエブに静電気で貼り付くという問題点がある。
このように古いウエブと新しいウエブが貼り付いたままラインが走行すると、次のような異常が発生する。
第1は、旧軸を回転させるモータの制御が終わっているのに、古いウエブと新しいウエブが2重に流れてしまい、張力異常が生じる。
第2は、古いウエブが、ライン上のガイドロールに巻き付いてしまい、旧軸を回転させるモータに過負荷が生じる。
このような異常が生じると、ラインが停止し、運転の復旧に時間を要してしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、古いウエブの切断端部が、新しいウエブに貼り付かないウエブの巻き出し装置を提供する。
本発明は、一対のアームの間にウエブを巻いた2個の軸が回転自在に取り付けられ、この2個のうちウエブの巻き出しが終了間近の旧軸から、ウエブが満巻に巻かれた新軸に、前記アームを回転させてウエブを巻き出しながら交換するウエブの巻き出し装置において、前記新軸に巻かれている新しいウエブに設けられた接着部材に、前記旧軸からの古いウエブを押圧する押圧部と、前記両ウエブを接続した後に、前記古いウエブの幅方向に走行しながら前記古いウエブを切断する切断部と、前記切断開始と共に前記古いウエブの切断端部へ空気を吹き付けるノズルと、を有し、前記ノズルが、ウエブの一側部外方であって、前記切断部による切断開始側に一個配されている、ウエブの巻き出し装置である。
本発明によれば、古いウエブの切断端部へ空気を吹き付けることにより、この切断端部が新しいウエブに貼り付くことがない。
以下、本発明の一実施形態のフィルム、紙等のウエブWの巻き出し装置10について図1〜図10に基づいて説明する。
(1)巻き出し装置1の構成
不図示の一対の支持脚に回転自在に支持軸2が支持され、この支持軸2から、4組のアーム4,5,15,17がそれぞれ90度毎に突出している。一対のアーム4,4には旧軸6が回転自在に架設され、一対のアーム5,5には新軸7が回転自在に架設され、一対のアーム15にはガイドロール16が回転自在に架設され、一対のアーム17にはガイドロール18が回転自在に架設されている。そして、旧軸6,新軸7はそれぞれモータによって同期して巻き出し回転する。
支持軸2の下方には、スプライスアーム8が設けられており、スプライスアーム8の一端部にある回転軸9を中心に待機位置から動作位置へ回転する。プライスアーム8の他端部にはガイドロール10が設けられ、また、このスプライスアーム8には、ウエブWの幅方向に走行するカッタ12と、ニップロール14が設けられている。さらに、スプライスアーム8には、ウエブWの一側部の外方に位置するノズル20が設けられている。
この巻き出し装置1の搬出方向には、ウエブWを次の熱処理装置や塗工装置に案内するための複数のガイドロール22,・・・が設けられている。
(2)巻き出し装置1の動作状態
次に、巻き出し装置1の動作状態について図2〜図10に基づいて説明する。
(2−1)第1の工程
第1の工程では、図5に示すように、旧軸6から古いウエブWが巻き出された状態で、ターレットが開始される。すなわち、支持軸2を中心に旧軸6と新軸7とガイドロール16,18が反時計方向に回転していく。
(2−2)第2の工程
第2の工程においては、図6に示すように、支持軸2の回転が継続し、また、スプライスアーム8が回転軸9を中心に待機位置から反時計方向に回転して、旧軸6から巻き出されている古いウエブWに近づいていく。
(2−3)第3の工程
第3の工程においては、図7に示すように、支持軸2の回転を、新軸7と旧軸6が水平に並ぶようにして停止させる。そして、スプライスアーム8の回転によって動作位置まで移動して、ガイドロール10で、旧軸6からの古いウエブWを支持する。
(2−4)第4の工程
第4の工程では、図8に示すように、スプライスアーム8にあるニップロール14が古いウエブWを押圧して新軸7に巻かれている新しいウエブWの外周部に押圧する。この状態で、新軸7は回転しているため、新軸7に巻かれている新しいウエブWの外周部に取り付けられている接着部材24が、ニップロール14の位置に移動し、この接着部材24によって古いウエブWと新しいウエブWとを接着する。
(2−5)第5の工程
第5の工程では、図9に示すように、古いウエブWと新しいウエブWの接着位置がニップロール14を通過した時点から、カッタ12をウエブWの幅方向に移動させ古いウエブWを切断する。この時に、ノズル20から古いウエブWの切断端部へ圧縮空気を吹き付け、古いウエブWの切断端部が新しいウエブWに貼り付かないようにする。
この第5の工程については、後から詳しく説明する。
(2−6)第6の工程
第6の工程では、図10に示すように、カッタ12による古いウエブWの切断が完了すると、スプライスアーム8が時計方向に回転して待機位置に移動させ、また、旧軸6の回転を停止させる。なお、旧軸6を一定時間反時計方向に回転させて古いウエブWの切断端部を巻き取ってもよい。
以上により、旧軸6のから新軸7への交換が終了する。
(3)第5の工程の詳細な説明
次に、古いウエブWをカッタ12で切断するときの第5の工程の詳細について図2〜図4に基づいて説明する。
図2に示すように、接着部材24で貼り付けられた古いウエブWと新しいウエブWがニップロール14を通過する。この状態で、カッタ12を右側から左側に走行させる。このときに同時にノズル20からニップロール14の方向に向かって圧縮空気を吹き付ける。
図3に示すように、古いウエブWは走行しながら切断されるため、古いウエブWの切断端部W1は三角状に切断される。そのためこの三角状の切断端部W1にノズル20から圧縮空気が吹き付けられ、新しいウエブWへの貼り付けを防止する。
図4に示すように、カッタ12による切断が完全に終了すると、三角形状の切断端部W1が、走行しているウエブWから切り離される。また、圧縮空気により新しいウエブWと古いウエブWとの間に空気層が生じ、古いウエブWの切断端部W1が新しいウエブWに貼り付いたまま、従来のように一緒に走行することがない。
(4)変更例
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
本発明の一実施形態を示す巻き出し装置の斜視図である。 古いウエブの切断を開始する直前の底面図である。 古いウエブの切断中の底面図である。 古いウエブの切断後の底面図である。 第1の工程の巻き出し装置の説明図である。 第2の工程の巻き出し装置の説明図である。 第3の工程の巻き出し装置の説明図である。 第4の工程の巻き出し装置の説明図である。 第5の工程の巻き出し装置の説明図である。 第6の工程の巻き出し装置の説明図である。
符号の説明
W ウエブ
W1 切断端部
1 巻き出し装置
6 旧軸
7 新軸
8 スブライスアーム
10 ガイドロール
12 カッタ
14 ニップロール
16 ガイドロール
18 ガイドロール
20 ノズル
22 ガイドロール
24 接着部材

Claims (1)

  1. 一対のアームの間にウエブを巻いた2個の軸が回転自在に取り付けられ、この2個のうちウエブの巻き出しが終了間近の旧軸から、ウエブが満巻に巻かれた新軸に、前記アームを回転させてウエブを巻き出しながら交換するウエブの巻き出し装置において、
    前記新軸に巻かれている新しいウエブに設けられた接着部材に、前記旧軸からの古いウエブを押圧する押圧部と、
    前記両ウエブを接続した後に、前記古いウエブの幅方向に走行しながら前記古いウエブを切断する切断部と、
    前記切断開始と共に前記古いウエブの切断端部へ空気を吹き付けるノズルと、
    を有し、
    前記ノズルが、ウエブの一側部外方であって、前記切断部による切断開始側に一個配されている、
    ウエブの巻き出し装置。
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