JP5084947B2 - バックライト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バックライト装置、およびバックライト装置を用いる表示装置に関する。
液晶表示装置に代表される非自発光型の表示装置は、背面にバックライト装置(以下、単に「バックライト」ともいう)を有する。これらの表示装置は、バックライトから照射される光の反射量または透過量を画像信号に応じて調整する光変調部を介して画像を表示する。これらの表示装置においては、ホールド型駆動の表示装置にみられる動画ボケを改善するために、画像の走査に同期させて光源の間欠点灯が行われる。
一般に、このような間欠点灯としては、所定のタイミングでバックライトの光出射面全面をフラッシュさせる方式(一般に「バックライトブリンク」と呼ばれる)と、バックライトの光出射面を図1のように垂直方向に複数のスキャンエリアに分割し、図2に示すように画像の走査に同期して個々のスキャンエリアを順次フラッシュさせる方式(一般に「バックライトスキャン」と呼ばれる)とがある。
例えば特許文献1に記載されているバックライトブリンク方式の液晶表示装置では、入力画像が静止画か動画かを判別して光源の駆動デューティ(以下「デューティ」ともいう)および駆動電流(以下「波高値」ともいう)を制御する。
例えば特許文献2に記載されているバックライトスキャン方式の液晶表示装置では、画像の動きの大きさに応じてスキャンエリア単位で光源の駆動デューティを制御する。
特許第3535799号公報 特開2006−323300号公報
上記特許文献2記載の液晶表示装置においては、入力画像が動画であっても、一部のスキャンエリアに対応する一部の画像表示エリアにおける部分画像が動いていなければ、そのスキャンエリアについては駆動デューティを下げずに維持する。つまり、一部のスキャンエリアでは駆動デューティを下げず、他のスキャンエリアでのみ駆動デューティを下げることにより、動画ボケを抑えて動画解像度を上げることができる。
この場合において、バックライトの全スキャンエリアの輝度を同一に維持するためには、駆動デューティを下げるスキャンエリアについては、駆動デューティを下げないスキャンエリアに比べて、駆動電流を増大させる必要がある。
ここで、バックライトに使用される光源が、駆動電流が増大されても発光効率が低下しないタイプである場合には、単に駆動デューティを下げた分だけ駆動電流を増大させる制御で十分である。
ところが、一般的な発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)のように駆動電流が増大されると発光効率が低下する光源が用いられる場合には、所望の輝度を得るために駆動電流を増大させる制御は、発光効率の低下を補う分まで行う必要がある。よって、
この場合は、消費電力が増大する。
さらに、より多くの画像表示エリアにおいて画像の動きが大きい場合には、より多くのスキャンエリアの光源が低効率で動作することとなり、その結果として消費電力の増大が顕著となる。
また、光源の発光効率特性にかかわらず、画像信号から導出される光源の調光値が高くなる場合(言い換えれば、光源の輝度を高くする必要がある場合)には、バックライトの消費電力は増大する。よって、より多数の光源の調光値が高くなる場合にも、消費電力の増大は顕著となる。
このように、例えばスキャンエリアのように分割されたエリアごとに駆動デューティと駆動電流との双方を制御し得るバックライト装置にあっては、最大消費電力が増大し、電源回路や光源駆動回路のコスト増を招くという問題がある。
本発明の目的は、最大消費電力の増大を抑制することができるバックライト装置および表示装置を提供することである。
本発明のバックライト装置は、画像信号が入力される光変調部に対して個別に照明光を発光する複数の発光エリアを有する発光部と、前記発光部の消費電力を推定する電力推定部と、前記複数の発光エリアの各々を発光させるための駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件について指定可能な範囲を、推定された消費電力の変化に応じて可変させる駆動条件可変部と、前記複数の発光エリアの各々の駆動条件を、可変された範囲内で指定する駆動条件指定部と、指定された駆動条件で前記複数の発光エリアの各々を駆動する駆動部とを有し、前記電力推定部は、前記駆動パルスのデューティと波高値、または前記画像信号により算出された前記発光部の調光値に基づいて前記発光部の消費電力を推定するものであることを特徴とする
本発明の表示装置は、上記バックライト装置と、上記複数の発光エリアからの照明光を画像信号に応じて変調することにより画像を表示する光変調部と、を有する。
本発明によれば、バックライト装置の最大消費電力の増大を抑制することができる。
従来のスキャンエリアの例を示す図 従来のバックライトスキャン方式を説明するための図 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る液晶パネルの画像表示エリアを示す図 本発明の実施の形態1に係る表示部の発光エリアおよびスキャンエリアを示す図 本発明の実施の形態1に係るLEDドライバの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る画像表示エリアから細分化されたマクロブロックを示す図 本発明の実施の形態1に係る動き量検出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る動き量に基づく駆動デューティ算出方法の第1例を示す図 本発明の実施の形態1に係る動き量に基づく駆動デューティ算出方法の第2例を示す図 本発明の実施の形態1に係る動き量に基づく駆動デューティ算出方法の第3例を示す図 本発明の実施の形態1に係る駆動デューティと駆動電流との関係を示す図 本発明の実施の形態1に係るスキャンコントローラにより制御されたON/OFF信号波形の一例を示す図 図11Aに示すON/OFF信号のデューティを示す図 本発明の実施の形態1に係るスキャンコントローラにより制御されたON/OFF信号波形の他の例を示す図 図12Aに示すON/OFF信号のデューティを示す図 本発明の実施の形態1に係る消費電力に基づくデューティ下限値の設定方法を説明するための図 本発明の実施の形態1に係る画像表示エリアごとの動き量検出の動作を示す図 本発明の実施の形態1に係るデューティ下限値の可変設定が行われる場合の発光エリアごとの駆動パルスを示す図 本発明の実施の形態1に係るデューティ下限値の可変設定が行われない場合の発光エリアごとの駆動パルスを示す図 本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る消費電力に基づく電流上限値の設定方法を説明するための図 本発明の実施の形態7に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る検出動き量の補正方法を説明するための図 本発明の実施の形態7に係る消費電力に基づく動き量上限値の設定方法を説明するための図 本発明の実施の形態8に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態8に係る検出動き量の抑制方法を説明するための図 本発明の実施の形態8に係る消費電力に基づく動き量抑制係数の設定方法を説明するための図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について説明する。
本実施の形態では、駆動デューティと波高値とから消費電力を推定し、その推定結果に応じて駆動デューティの下限値を可変設定する場合について説明する。
<1−1.液晶表示装置の構成>
まずは、液晶表示装置の構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。液晶表示装置100は、液晶パネル部110、照明部120および駆動制御部130を有する。照明部120および駆動制御部130の組合せは、バックライト装置を構成する。
以下、各部の構成について詳細に説明する。
<1−1−1.液晶パネル部>
液晶パネル部110は、液晶パネル111、ソースドライバ112、ゲートドライバ113および液晶コントローラ114を有する。
液晶パネル部110は、画像信号が入力されると、液晶コントローラ114により制御
されたタイミングで、ソースドライバ112およびゲートドライバ113から、表示部としての液晶パネル111の各画素に信号電圧が与えられ、開口率が制御される。よって、液晶パネル111は、液晶パネル111の背面から照射される照明光を画像信号に応じて変調することができ、これにより画像を多数の画素からなる画面に表示させることができる。すなわち、液晶パネル部110は、光変調部を構成する。
ここで、図3において液晶パネル111の画面が破線で区切られているが、これは、液晶パネル111が複数の画像表示エリアを有することを明示するものであり、液晶パネル111が構造的に分割されていたり画像中にこれらの線が表示されたりすることを意味するものではない。他の図においても同様である。
本実施の形態では、図4に示すように、液晶パネル111は、画面全体をマトリクス状に分割してなる16個の画像表示エリア11〜44を有する。
なお、液晶パネル111は、特に限定はしないが、IPS(In Plane Switching)方式やVA(Vertical Alignment)方式などを用いることができる。
<1−1−2.照明部>
照明部120は、液晶パネル111に画像を表示させるための照明光を発光し、液晶パネル111の背面側から液晶パネル111に照明光を照射する。
照明部120は、発光部121を有する。発光部121は、いわゆる直下型の構成を採るものであり、拡散板に向けて発光するよう多数の点状光源を拡散板の背面に沿って平面状に並べて配置することにより構成されている。よって、発光部121は、光源から発せられて背面側から入射された光を、前面側から出射する。
本実施の形態では、点状光源としてLED122が用いられる。LED122は全て、白色光を発するものであり、互いに同一の駆動条件で駆動されれば互いに同一の輝度で発光するように構成されている。なお、各LED122は、単体で白色光を発するものであってもよいし、RGBの光を混色することにより白色光を発するよう構成されたものであってもよい。
なお、点状光源として、LED以外のものを用いてもよいし、白色以外の光を発するものを用いてもよい。
図1において発光部121の光出射面が実線で区切られているが、これは、発光部121が複数の発光エリアを有することを明示するものであり、発光部121が構造的に分割されていることを必ずしも意味するものではない。他の図においても同様である。
本実施の形態では、図5に示すように、発光部121は、光出射面全体をマトリクス状に分割してなる16個の発光エリア11〜44を有する。ここで、発光エリア11〜14はスキャンエリア1に含まれ、発光エリア21〜24はスキャンエリア2に含まれ、発光エリア31〜34はスキャンエリア3に含まれ、発光エリア41〜44はスキャンエリア4に含まれる。
また、照明部120は、LED122を駆動する駆動部としてLEDドライバ123を有する。LEDドライバ123は、発光エリアごとに独立して駆動することができるように、発光エリアと同数の駆動端子を有する。
図6は、LEDドライバ123の構成の一例を示す。LEDドライバ123は、直列接
続された複数のLED122に電流を供給する定電流回路141と、定電流回路141に通知すべき波高値を示す電流値データを駆動制御部130から通信端子経由で受信する通信インタフェース(I/F)142と、電流値データをアナログ信号である電流指令信号に変換するディジタルアナログコンバータ(DAC)143と、駆動制御部130からON/OFF端子経由で与えられるON/OFF信号に従って、DAC143から定電流回路141への電流指令信号の入力を可能にしまたは遮断するスイッチ144と、を有する。すなわち、LEDドライバ123は、スイッチ144がオンのときには、電流指令信号の信号電圧に比例する電流が定電流回路141からLED122に供給され、スイッチ144がオフのときには、その電流供給が遮断されるように、構成されている。この構成は発光エリアごとに装備される。
上記構成により、LEDドライバ123は、発光エリアごとに個別に指定された駆動パルスのデューティ(ONデューティ)と波高値とを含む駆動条件で、複数の発光エリアを個別に駆動して発光させることができる。
<1−1−3.駆動制御部>
駆動制御部130は、動き量検出部131、駆動デューティ演算部133、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部136およびデューティ下限値設定部137を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。駆動制御部130において、駆動デューティ演算部133、駆動電流演算部134およびスキャンコントローラ135の組合せは、発光エリアごとに駆動条件を指定する駆動条件指定部を構成する。
<1−1−3−1.動き量検出部>
動き検出部としての動き量検出部131は、入力画像信号に基づいて画像の動き量を検出する。
動き量検出方法としては、マクロブロック単位で全てのマクロブロックについて前フレームとのパターンマッチングにより動き量を求める方法などがある。ここで、マクロブロックとは、画像表示エリアを細分化することにより定義される個々のエリアである。図7は、液晶パネル111の画像表示エリア24におけるマクロブロックを示す。なお、より簡易的な動き量検出方法としては、パターンマッチングの結果ではなく、同一画素位置における前フレームとの画像信号の差分の大きさを代用する方法などがある。
本実施の形態では、動き量検出部131は、前者の方法で求めた各マクロブロックの動き量の最大値を検出値として出力する構成を採る。すなわち、個々の画像表示エリアの全体で画像が動いている場合と一部分でのみ画像が動いている場合とで、動き量の最大値が同一であれば、同一の値が出力される。
図8は、動き量検出部131の構成を示す。動き量検出部131は、入力画像信号を1フレーム遅延させる1V遅延部151と、前フレームの画像信号を参照して、マクロブロックごとに画像の動き量を演算するマクロブロック動き量演算部152と、演算された動き量の中での最大値を算出する最大値算出部153と、を有する。この構成は、画像表示エリアごとに装備される。
上記構成により、動き量検出部131は、画像表示エリアごとに画像の動き量を検出する。
<1−1−3−2.駆動デューティ演算部>
駆動デューティ演算部133は、動き量検出部131から出力された検出動き量を、各発光エリアの駆動パルスのデューティ値に変換するための演算を行う。駆動デューティ演算部133は、画像表示エリアごとに得られた検出動き量に所定の変換式を適用することにより発光エリアごとに駆動デューティを算出し、これを発光エリアごとに指定する駆動デューティとして決定する。
図9A、図9Bおよび図9Cには、検出動き量に基づく駆動デューティの算出方法が、検出動き量と駆動デューティとの関係を表すグラフによって示されている。
図9Aは、設定されたデューティ下限値が50%である場合の例を示す。この例では、検出動き量がゼロのときには、算出される駆動デューティは上限の100%となる。また、検出動き量が所定の最大値MMAXのときには、算出される駆動デューティは下限の50%となる。また、検出動き量がゼロと最大値MMAXとの間のときには、検出動き量が増大するにつれて算出される駆動デューティは漸減する。例えば、検出動き量が2.5のとき駆動デューティは95%となり、検出動き量が7.5のとき駆動デューティは67%となり、検出動き量が10のとき駆動デューティは55%となる。
図9Bは、設定されたデューティ下限値が50%から67%に変化した場合の例を示す。この例では、検出動き量がゼロのときには、算出される駆動デューティは上限の100%となる。また、検出動き量が所定の最大値MMAXのときには、算出される駆動デューティは下限の67%となる。また、算出される駆動デューティが67%となる検出動き量7.5までは、検出動き量が増大するにつれて、算出される駆動デューティは、図9Aの場合と同一の変化を辿りつつ漸減する。そして、検出動き量7.5よりも大きな検出動き量のときには、算出される駆動デューティは67%で一定となる。
よって、図9Bに示す算出方法は、変換式によって得られた値と設定されたデューティ下限値とを比較する構成を採り、デューティ下限値のほうが大きいときにデューティ下限値を選択するような動作をこの構成に行わせることにより、図9Aに示す算出方法における変換式をそのまま使用して実現することができる。
図9Cは、設定されたデューティ下限値が50%から67%に変化した場合の他の例を示す。この例では、検出動き量がゼロのときには、算出される駆動デューティは上限の100%となる。また、検出動き量が所定の最大値MMAXのときには、算出される駆動デューティは下限の67%となる。また、検出動き量がゼロと最大値MMAXとの間のときには、検出動き量が増大するにつれて、算出される駆動デューティは、図9Aの場合よりも小幅な変化で漸減する。
よって、図9Cに示す算出方法は、図9Aに示す算出方法における変換式をそのまま使用して実現することはできない。上昇したデューティ下限値から例えば式中の係数を算出するなどのような処理が必要である。
したがって、デューティ下限値が変化した場合の動作に関して、図9Bおよび図9Cに示す算出方法を比較すると、図9Cに示す算出方法は、新たな変換式を導出するための演算が必要である。これに対し、図9Bに示す算出方法は、比較のための閾値を変える処理のみ必要であり、処理負荷の点で有利である。
一方、図9Bに示す算出方法は、デューティ下限値が変化した場合であっても、元々駆動デューティの大きい発光エリア(動き量が小さい発光エリア)については、駆動デューティは変化しない。これに対し図9Cに示す算出方法は、デューティ下限値が変化した場合に、全発光エリアの駆動デューティが変化する。後述するように、消費電力に応じてデ
ューティ下限値を変化させる場合、図9Cに示す算出方法によれば、デューティ下限値に比例した電力の制御が可能になる。また、図9Bに示す算出方法では一部の発光エリアのみ駆動デューティが変化し、その周囲の発光エリアの駆動デューティが変化しないような場合が存在する。このような局所的な駆動条件の変化が発生すると、発光エリア間で不要なフリッカが認識されてしまう可能性がある。図9Cに示す算出方法によれば、発光エリア全体で駆動条件が変化するため、局所的な駆動条件の変化に起因する不要なフリッカが認識される可能性を低減することができる。
なお、図9A、図9Bおよび図9Cに示す具体的な数値自体は一例であり、種々変更可能である。
<1−1−3−3.駆動電流演算部>
駆動電流演算部134は、駆動デューティ演算部133から出力された駆動デューティから駆動パルスの波高値を得るための演算を行う。つまり、駆動電流演算部134は、発光エリアごとに算出された駆動デューティに応じて発光エリアごとに波高値を決定する。
ここで、駆動電流演算部134は、駆動デューティの値の変化にかかわらず所定の輝度を実現することができるように波高値を制御する。このため、駆動電流演算部134は、例えば図10に示すように輝度が所定値となるような駆動デューティと波高値との関係を表すテーブルを予め保持し、このテーブルを参照することにより、駆動デューティから波高値を決定する。なお、駆動デューティと波高値とは、駆動デューティの増大に伴って波高値が低減するような関係を概して有するが、図10に示す具体的な数値自体は一例であり、種々変更可能である。
駆動電流演算部134は、決定された波高値を示すディジタル信号である電流値データを生成し、これを照明部120に出力する。これにより、発光エリアごとに波高値が駆動条件として指定される。
<1−1−3−4.スキャンコントローラ>
スキャンコントローラ135は、発光エリアごとに決定された駆動デューティに従って、垂直同期信号を基準とするタイミングで発光エリアごとのON/OFF信号を生成し、生成されたON/OFF信号を照明部120に出力する。このようにして、発光エリアごとに駆動デューティが駆動条件として指定される。これにより、前述のLEDドライバ123は、ある発光エリアについてのON/OFF信号がオンのときにはその発光エリアを駆動して発光させ、そのON/OFF信号がオフのときにはその発光エリアを駆動せず発光させないように、駆動パルスを生成して、その発光エリアに含まれるLED122にこの駆動パルスを供給することになる。
図11Aは、スキャンコントローラ135から出力されるON/OFF信号波形の一例を示す。ここでは、図11Bに示すように4つの発光エリア11、21、31、41について決定された駆動デューティがいずれも同一で50%であるときに出力されるON/OFF信号が示されている。画像走査が、画像表示エリア11、画像表示エリア21、画像表示エリア31、画像表示エリア41の順番であるため、バックライトスキャンも、発光エリア11、発光エリア21、発光エリア31、発光エリア41の順番である。
図11Aに示す例では、各画像表示エリア11、21、31、41の画像走査期間において、対応する発光エリア11、21、31、41が消灯するタイミングが制御されているため、動画解像度を向上させることができる。
図12Aは、スキャンコントローラ135から出力されるON/OFF信号波形の他の
例を示す。ここでは、図12Bに示すように4つの発光エリア11、21、31、41について決定された駆動デューティが互いに異なっているときに出力されるON/OFF信号が示されている。図12Aから分かるように、各発光エリア11、21、31、41の駆動デューティを変えるときは、各発光エリア11、21、31、41のON/OFF信号において、立ち下がり位相を変えずに立ち上がり位相を変える。
<1−1−3−5.電力推定部>
電力推定部136は、発光エリアごとに決定された駆動デューティと波高値とから、発光部121の消費電力を推定するための演算を行う。
駆動デューティと波高値とがいずれも発光エリアごとに決定されるため、電力推定部136は、消費電力を発光エリアごとに個別に推定する。そして、デューティ下限値が全発光エリアに共通して設定されるため、電力推定部136は、発光エリアごとに推定された消費電力から、全発光エリアの合計消費電力、つまり発光部121の消費電力を算出する。
より具体的には、発光エリアij(本実施の形態では、iおよびjはそれぞれ、1から4までの整数)の消費電力Pijは、次の式(1)により推定することができる。そして、発光部121の消費電力Paは、全発光エリアについて推定された消費電力の和あるいは平均値を算出することにより得ることができる。なお、式(1)中のAMAXは、決定され得る波高値の最大値であり、Aijは発光エリアijについて決定された波高値であり、Dijは発光エリアijについて決定された駆動デューティである。また、式(1)中の100%は、決定され得る駆動デューティの最大値が100%であることを意味する。
Figure 0005084947
電源電圧を一定と考えれば波高値と電力とが線形の関係となること、および、駆動パルス波形が矩形の場合は駆動デューティと電力も線形の関係となること、を考慮することにより、各発光エリアの消費電力の大きさを示す指数を上記計算式により簡易的に推定することができる。
なお、各発光エリアの消費電力をワット単位で推定してそれらの和を発光部121の推定消費電力として算出するなど、他の推定方法を用いることもできる。
<1−1−3−6.デューティ下限値設定部>
デューティ下限値設定部137は、各発光エリアについてのデューティの下限値であるデューティ下限値を、推定された発光部121の消費電力(推定消費電力)から算出することにより設定する演算を行う。デューティ下限値設定部137は、駆動条件について指定可能な範囲を可変させる駆動条件可変部を構成する。
図13には、推定消費電力に基づくデューティ下限値の算出方法が、電力とデューティ下限値との関係を表すグラフによって示されている。図13に示す例では、推定消費電力が最小値の0のときには、算出されるデューティ下限値は最小値の50%である。推定消費電力が増大するにつれて、算出されるデューティ下限値は漸増し、推定消費電力が最大値の1のときには、算出されるデューティ下限値は最大値の100%となる。例えば、推定消費電力が0.375のとき、算出されるデューティ下限値は67%となる。なお、図13に示す具体的な数値自体は一例であり、種々変更可能である。
デューティ下限値は、設定されると、駆動デューティ演算部133にフィードバックされ、駆動デューティ演算部133はこの値に従って駆動デューティの算出を行う。そして、駆動電流演算部134は、駆動デューティ演算部133により算出された駆動デューティに応じて、波高値を決定する。
したがって、デューティ下限値設定部137により例えばデューティ下限値が50%に設定された場合、駆動デューティ演算部133により算出され得る駆動デューティの最小値は、50%となる。一方で、駆動デューティ演算部133により算出され得る駆動デューティの最大値は、100%である。よって、この場合、駆動デューティ演算部133により決定され得る駆動デューティの範囲は、50〜100%である(図9A)。本実施の形態では、駆動デューティ演算部133により決定された駆動デューティが駆動条件として指定されることとなるため、デューティ下限値50%の場合に駆動条件として指定され得る駆動デューティの範囲は、50〜100%となる。さらに、駆動デューティの算出結果に応じて決定され得る波高値の範囲は、50〜125mAである(図10)。本実施の形態では、駆動電流演算部134により決定された波高値が駆動条件として指定されることとなるため、デューティ下限値50%の場合に駆動条件として指定され得る波高値の範囲は、50〜125mAである。
そして、デューティ下限値設定部137により設定されたデューティ下限値が例えば67%に変化した場合、駆動デューティ演算部133により算出され得る駆動デューティの最小値は、67%に変化する。よって、駆動デューティ演算部133により決定され得る駆動デューティの範囲は67〜100%に変化し(図9Bまたは図9C)、駆動条件として指定され得る駆動デューティの範囲は、67〜100%となる。さらに、駆動デューティの算出結果に応じて決定され得る波高値の範囲は、50〜80mAに変化し(図10)、駆動条件として指定され得る波高値の範囲は、50〜80mAに変化する。
このようにして、デューティ下限値設定部137は、駆動条件について指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させる。
本実施の形態では、検出動き量に基づいて算出される駆動デューティと、駆動条件として指定される駆動デューティとは、常に等しい。したがって、デューティ下限値設定部137は、検出動き量に基づいて算出され得る駆動デューティの下限値を推定消費電力に応じて可変設定することにより、駆動デューティについての指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることができる。
また、本実施の形態では、波高値は検出動き量に基づく駆動デューティの算出結果に応じて決定される。したがって、デューティ下限値設定部137は、波高値についての指定可能な範囲を制限する値の設定を主体的に行わずに、検出動き量に基づいて算出される駆動デューティの下限値を推定消費電力に応じて可変設定することにより、波高値についての指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることもできる。
すなわち、本実施の形態では、駆動条件に含まれる駆動デューティおよび波高値の双方について、指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることができる。
さらに、デューティ下限値設定部137は、駆動デューティについて上限値は設定せず下限値のみを設定する。駆動デューティが過剰に低下すれば、これに応じて波高値が過剰に増大し、LED122の著しい発光効率低下や発光部121の著しい消費電力増大をもたらす場合がある。よって、駆動デューティの下限値のみを設定することで、発光部121の消費電力増大を抑制することができる。
また、デューティ下限値設定部137は、より大きな消費電力が推定されたときに、より高いデューティ下限値を設定する。このため、推定された消費電力が小さいときには、設定されるデューティ下限値は低くなる。よって、画像の動き量が大きいときのように動画ボケが生じやすい状況下では、動き量の検出結果に基づいて必要に応じて駆動デューティを低下させて、動画ボケの改善を図ることができる。
以上、液晶表示装置100の構成について説明した。
<1−2.液晶表示装置の動作>
次に、上記構成を有する液晶表示装置100の全体において実行される動作(全体動作)について、本発明の特徴的な動作を中心に説明する。
<1−2−1.全体動作>
図14および図15を用いて全体動作の一例を説明する。
図14は、液晶パネル部110に入力される一連の画像信号に対する動き量検出動作を示す。ここでは、白背景上の一対の黒の縦線(以下、長いほうを「長線」といい、短いほうを「短線」という)が水平移動する動画が例として用いられている。なお、説明簡略化のため、画像表示エリア11、21、31、41における部分画像にのみ着目して説明する。
この例では、第Nフレームから第N+1フレームにかけて、長線がp1画素だけ移動したことにより、画像表示エリア31、41の各々において動き量2.5が検出されている。また、第N+1フレームから第N+2フレームにかけて、長線がp2画素だけ移動し且つ短線がp3画素だけ移動したことにより、画像表示エリア31において動き量7.5が検出され、画像表示エリア41において動き量10が検出されている。
ここで、この例において、第N+1フレームの画像を表示する際に各発光エリアについて決定された駆動デューティおよび波高値から、発光部121について消費電力0.375が推定されたと仮定する。
例えば図13を参照すれば、ここに示された電力とデューティ下限値との関係に従って、デューティ下限値設定部137によりデューティ下限値67%が算出される。このように第N+1フレームに関して決定された駆動条件から算出されたデューティ下限値は、以下説明するように、第N+2フレームに関して駆動条件を決定する際に利用される。
駆動デューティ演算部133は、例えば図9Bに示すように、デューティ下限値67%を下回らないように、検出動き量に基づく駆動デューティの算出を行う。例えば、検出動き量0に対して算出される駆動デューティは100%であり、検出動き量7.5および検出動き量10に対して算出される駆動デューティは67%である。
そして、駆動電流演算部134は、例えば図10に示された駆動デューティと波高値との関係に従って、駆動デューティの算出結果に応じて波高値を決定する。例えば、駆動デューティ100%に応じて決定される波高値は50mAであり、駆動デューティ67%に応じて決定される波高値は80mAである。
図14に示す例では、第N+2フレームに関して、画像表示エリア11、21の検出動き量は0であり、画像表示エリア31の検出動き量は7.5であり、画像表示エリア41の検出動き量は10である。
したがって、第N+2フレームの画像を表示する際には、図15に示すように、画像表示エリア11、21に対応する発光エリア11、21について、駆動デューティ100%、波高値50mAが指定される。画像表示エリア31に対応する発光エリア31については、駆動デューティ67%、波高値80mAが指定され、画像表示エリア41に対応する発光エリア41についても、駆動デューティ67%、波高値80mAが指定される。
ちなみに、図14に示す例においてデューティ下限値の可変設定を行わない場合には、算出可能な駆動デューティの範囲は拡大して50〜100%となり、さらに、決定可能な波高値の範囲も拡大して50〜125mAとなる(図9A、図10)。そうすると、図16に示すように、検出動き量が10である画像表示エリア41について、駆動デューティは55%に低下する一方、波高値は120mAに増大する。
駆動条件について指定可能な範囲を、図15のように可変させた場合と図16のように可変させない場合とで比較すると、発光エリア41について推定される消費電力は、図16のように可変させない場合のほうが大きくなる(80mA×67%<120mA×55%)。図15と図16とでは、消費電力に差が生じるのが発光エリア41だけであるが、このような差がより多数の発光エリアで生じた場合には、発光部121の消費電力の増大は顕著となる。
したがって、本実施の形態によれば、駆動条件について指定可能な範囲を、発光部121についての推定消費電力の変化に応じて可変させる。これにより、発光部121を含むバックライト装置の最大消費電力の増大を抑制することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、消費電力の推定に調光値の算出結果を反映させ、その推定結果に応じて駆動デューティの下限値を可変設定する場合について説明する。
<2−1.液晶表示装置の構成>
図17は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置200は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部230を有する。駆動制御部230は、動き量検出部131、第1駆動デューティ演算部231、調光値演算部232、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部136およびデューティ下限値設定部137を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。第1駆動デューティ演算部231、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部134およびスキャンコントローラ135の組合せは、発光エリアごとに駆動条件を指定する駆動条件指定部を構成する。
<2−1−1.第1駆動デューティ演算部>
第1駆動デューティ演算部231は、実施の形態1における駆動デューティ演算部133と基本的に同一である。特に、デューティ下限値設定部137により設定されたデューティ下限値に従って駆動デューティを算出する点、および、算出された駆動デューティを駆動電流演算部134に出力する点では同一である。しかし、算出された駆動デューティ
をスキャンコントローラ135ではなく第2駆動デューティ演算部233に出力する点では相違する。
すなわち、第1駆動デューティ演算部231により算出される駆動デューティは、駆動電流演算部134により決定される波高値のベースとなるが、駆動条件として指定される駆動デューティとはならない場合がある。指定される駆動デューティを決定するのは、後述する第2駆動デューティ演算部233である。
<2−1−2.調光値演算部>
調光値演算部232は、各発光エリアの調光値を画像信号に基づいて算出する演算を行う。調光値演算部232は、この演算において、画像信号に示される画像がより明るい場合に、より大きな調光値を算出する。
画像信号に基づく調光値の算出は、全画面制御であってもエリア単位での制御であってもよい。すなわち、全画面制御の場合には、各発光エリアについて得られる調光値は同一となり、エリア単位での制御の場合には、発光エリアごとに異なる調光値を算出することができる。エリア単位での制御の場合には、ある発光エリアについて算出された駆動デューティとその発光エリアについて算出された調光値とが、互いに乗算される。
<2−1−3.第2駆動デューティ演算部>
第2駆動デューティ演算部233は、第1駆動デューティ演算部231により算出された駆動デューティと調光値演算部232により算出された調光値とに基づいて、駆動条件として指定する駆動デューティを決定する。
より具体的には、第2駆動デューティ演算部233は、第1駆動デューティ演算部231により算出された駆動デューティと調光値演算部232により算出された調光値との積を、指定する駆動デューティとして決定する。
<2−1−4.デューティ下限値設定部>
デューティ下限値設定部137は、以下説明するように、実施の形態1におけるデューティ下限値設定部137と作用的に相違する。
デューティ下限値が推定消費電力に応じて設定されると、デューティ下限値は第1駆動デューティ演算部231にフィードバックされ、第1駆動デューティ演算部231はこの値に従って駆動デューティの算出を行う。例えば、デューティ下限値設定部137によりデューティ下限値が67%に設定された場合、第1駆動デューティ演算部231により算出され得る駆動デューティの最小値は、67%となる。
本実施の形態では、第1駆動デューティ演算部231により算出された駆動デューティが、設定されたデューティ下限値に等しい67%となっても、必ずしも駆動デューティについて指定可能な範囲の最小値とはならない。本実施の形態では、調光値演算部232により算出された調光値が100%未満であれば、実際に駆動条件として指定される駆動デューティを67%未満とすることができる。
よって、本実施の形態におけるデューティ下限値設定部137は、駆動デューティについての指定可能な範囲を推定消費電力の変化に応じて可変させることができない場合もある。
言い換えれば、本実施の形態では、消費電力の推定結果に基づくデューティ下限値が上昇したとしても、画像信号に基づく調光値が低下した場合には、その低下に応じて実際の
駆動デューティを低下させることができる。
ところで、波高値は、第1駆動デューティ演算部231により算出された駆動デューティに応じて決定される。したがって、設定されたデューティ下限値が例えば67%に上昇し、第1駆動デューティ演算部231により算出され得る駆動デューティの最小値が67%に上昇した場合には、これに応じて駆動電流演算部134により決定され得る波高値は80mAに低下する。
よって、本実施の形態におけるデューティ下限値設定部137は、実施の形態1と同様に、駆動条件として指定可能な波高値の範囲を推定消費電力の変化に応じて可変させることができる。
このように、本実施の形態によれば、駆動条件について指定可能な範囲を、発光部121についての推定消費電力の変化に応じて可変させる。このため、発光部121を含むバックライト装置の最大消費電力の増大を抑制することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、調光値の算出結果から消費電力を推定し、その推定結果に応じて駆動デューティの下限値を可変設定する場合について説明する。
<3−1.液晶表示装置の構成>
図18は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置300は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部330を有する。駆動制御部330は、動き量検出部131、第1駆動デューティ演算部231、調光値演算部232、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部336およびデューティ下限値設定部137を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。
<3−1−1.電力推定部>
電力推定部336は、調光値の算出結果から消費電力を推定するための演算を行う。デューティ下限値が全発光エリアに共通して設定されるため、電力推定部336は、全発光エリアの合計消費電力、つまり発光部121の消費電力を推定する。
この演算において、電力推定部336は、波高値の変化に起因する発光効率の変化を無視し、画像信号から算出される調光値のみに基づいて消費電力を推定する。
より具体的には、電力推定部336は、調光値演算部232により算出された各発光エリアの調光値を取得し、取得された調光値を、各発光エリアの消費電力として推定する。そして、電力推定部336は、取得された調光値の平均を算出することによって平均調光値を取得し、これを発光部121の消費電力として推定する。
このように、本実施の形態によれば、調光値のみに基づいて消費電力を推定するため、消費電力の推定をさらに簡易的に行うことができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、調光値の算出結果から推定された消費電力を、決定された波高値に基づいて補正し、補正後の推定結果に応じて駆動デューティの下限値を可変設定する場合について説明する。
<4−1.液晶表示装置の構成>
図19は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置400は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部430を有する。駆動制御部430は、動き量検出部131、第1駆動デューティ演算部231、調光値演算部232、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部436およびデューティ下限値設定部137を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。
<4−1−1.電力推定部>
電力推定部436は、調光値の算出結果から消費電力を推定するための演算を行う。デューティ下限値が全発光エリアに共通して設定されるため、電力推定部436は、全発光エリアの合計消費電力、つまり発光部121の消費電力を推定する。
この演算において、電力推定部436は、波高値の変化に起因する発光効率の変化を考慮しつつ、発光部121の消費電力を推定する。
より具体的には、電力推定部436は、調光値演算部232により算出された各発光エリアの調光値を取得し、取得された調光値を、各発光エリアの消費電力として推定する。そして、電力推定部436は、全発光エリアの調光値の平均(平均調光値)を算出し、平均調光値を発光部121の消費電力として推定する。
さらに、電力推定部436は、駆動電流演算部134により決定された各発光エリアの波高値を取得し、全発光エリアの波高値の平均(平均波高値)を算出する。
そして、電力推定部436は、前述のように推定された発光部121の消費電力に、平均波高値に応じた補正係数を乗算することによって、発光部121の消費電力を補正する。このようにして得られた補正後の推定消費電力は、デューティ下限値設定部137に出力され、デューティ下限値の可変設定に利用される。
このように、本実施の形態によれば、推定された発光部121の消費電力を、決定された波高値に基づいて補正する。このため、波高値の変化に起因する発光効率の変化を考慮した消費電力推定を行うことができ、簡易的な消費電力推定において、一定の推定精度を確保することができる。
(実施の形態4の変形例)
実施の形態4の上記構成において、電力推定部436は、発光部121の推定消費電力を算出する前に消費電力の補正を行ってもよい。具体的には以下のとおりである。
電力推定部436は、調光値演算部232により算出された各発光エリアの調光値を取得し、取得された調光値を、各発光エリアの消費電力として推定する。
また、電力推定部436は、駆動電流演算部134により決定された各発光エリアの波高値(個別波高値)を取得する。
そして、電力推定部436は、前述のように推定された各発光エリアの消費電力に、個別波高値に応じた補正係数を乗算することによって、各発光エリアの消費電力を補正する。ここでは、ある発光エリアの消費電力に、その発光エリアの波高値に応じた補正係数が乗算される。
そして、電力推定部436は、補正後の各発光エリアの消費電力の平均を、発光部121の推定消費電力として算出する。このようにして得られた発光部121の推定消費電力は、デューティ下限値設定部137に出力され、デューティ下限値の可変設定に利用される。
これにより、簡易的な消費電力推定の推定精度を向上させることができる。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、調光値の算出結果から推定された消費電力を、検出された画像の動き量に基づいて補正し、補正後の推定結果に応じて駆動デューティの下限値を可変設定する場合について説明する。
<5−1.液晶表示装置の構成>
図20は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置500は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部530を有する。駆動制御部530は、動き量検出部131、第1駆動デューティ演算部231、調光値演算部232、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部536およびデューティ下限値設定部137を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。
<5−1−1.電力推定部>
電力推定部536は、調光値の算出結果から消費電力を推定するための演算を行う。デューティ下限値が全発光エリアに共通して設定されるため、電力推定部536は、全発光エリアの合計消費電力、つまり発光部121の消費電力を推定する。
この演算において、電力推定部536は、波高値の変化に起因する発光効率の変化を考慮しつつ、発光部121の消費電力を推定する。この点では、電力推定部536は、実施の形態4における電力推定部436と共通する。しかし、波高値の変化は画像の動き量の変化に起因するものであるため、電力推定部536は、発光部121の消費電力の推定において画像の動き量を用いる。
より具体的には、電力推定部536は、調光値演算部232により算出された各発光エリアの調光値を取得し、取得された調光値を、各発光エリアの消費電力として推定する。そして、電力推定部536は、全発光エリアの調光値の平均(平均調光値)を算出し、平均調光値を発光部121の消費電力として推定する。
さらに、電力推定部536は、動き量検出部131から出力された各画像表示エリアの検出動き量を取得し、全画像表示エリアの検出動き量の平均(平均動き量)を算出する。
そして、電力推定部536は、前述のように推定された発光部121の消費電力に、平均動き量に応じた補正係数を乗算することによって、発光部121の消費電力を補正する。このようにして得られた補正後の推定消費電力は、デューティ下限値設定部137に出力され、デューティ下限値の可変設定に利用される。
このように、本実施の形態によれば、推定された発光部121の消費電力を、検出された画像の動き量に基づいて補正する。このため、波高値の変化に起因する発光効率の変化を考慮した消費電力推定を行うことができ、簡易的な消費電力推定において、一定の推定精度を確保することができる。
(実施の形態5の変形例)
実施の形態5の上記構成において、電力推定部536は、発光部121の推定消費電力を算出する前に消費電力の推定を行ってもよい。具体的には以下のとおりである。
電力推定部536は、調光値演算部232算出された各発光エリアの調光値を取得し、取得された調光値を、各発光エリアの消費電力として推定する。
また、電力推定部536は、動き量検出部131から出力された各画像表示エリアの検出動き量(個別動き量)を取得する。
そして、電力推定部536は、前述のように推定された各発光エリアの消費電力に、個別動き量に応じた補正係数を乗算することによって、各発光エリアの消費電力を補正する。ここでは、ある発光エリアの消費電力に、その発光エリアの動き量に応じた補正係数が乗算される。
電力推定部536は、補正後の各発光エリアの消費電力の平均を、発光部121の推定消費電力として算出する。このようにして得られた発光部121の推定消費電力は、デューティ下限値設定部137に出力され、デューティ下限値の可変設定に利用される。
これにより、簡易的な消費電力推定の推定精度を向上させることができる。
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、消費電力の推定に調光値の算出結果を反映させ、その推定結果に応じて波高値の上限値を可変設定する場合について説明する。
<6−1.液晶表示装置の構成>
図21は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置600は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部630を有する。駆動制御部630は、動き量検出部131、第1駆動デューティ演算部631、調光値演算部232、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部634、スキャンコントローラ135、電力推定部136および電流上限値設定部638を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。第1駆動デューティ演算部631、第2駆動デューティ演算部233、駆動電流演算部634およびスキャンコントローラ135の組合せは、発光エリアごとに駆動条件を指定する駆動条件指定部を構成する。
<6−1−1.駆動電流演算部>
駆動電流演算部634は、動き量検出部131から出力された画像表示エリアごとの検出動き量を、発光エリアごとの波高値に変換するための演算を行う。
動き量から波高値を求める方法としては、図9Aおよび図10に示す関係から導き出される動き量と波高値との関係を利用する方法が一例として挙げられる。動き量と波高値とは、検出動き量が増大するにつれて決定される波高値が漸増するような関係を概して有するものとなる。
また、駆動電流演算部634は、電流上限値設定部638からフィードバックされた電流上限値に従って、この電流上限値を上回らないように、検出動き量に基づく波高値の決定を行う。
駆動電流演算部634は、決定された波高値を示すディジタル信号である電流値データを生成し、これを照明部120に出力する。これにより、発光エリアごとに波高値が駆動条件として指定される。
<6−1−2.第1駆動デューティ演算部>
第1駆動デューティ演算部631は、駆動電流演算部634により決定された波高値を、各発光エリアの駆動パルスのデューティ値に変換するための演算を行う。第1駆動デューティ演算部631は、発光エリアごとに決定された波高値に基づいて、発光エリアごとに駆動デューティを算出する。この演算においては、例えば図10に示す波高値と駆動デューティとの関係を用いることができる。
<6−1−3.電流上限値設定部>
電流上限値設定部638は、各発光エリアについての波高値の上限値である電流上限値を、発光部121の推定消費電力から算出することにより設定する演算を行う。電流上限値設定部638は、駆動条件について指定可能な範囲を可変させる駆動条件可変部を構成する。
電流上限値設定部638は、発光部121の推定消費電力に応じて電流上限値を可変設定する。推定消費電力と電流上限値とは、推定消費電力が増大するにつれて算出される電流上限値が漸減するような関係を概して有する。
図22には、推定消費電力に基づく電流上限値の算出方法が、電力と電流上限値との関係を表すグラフによって示されている。図22に示す例では、推定消費電力が最小値の0のときには、算出される電流上限値は最大値の125mAである。推定消費電力が増大するにつれて、算出される電流上限値は漸減し、推定消費電力が最大値の1のときには、算出される電流上限値は最小値の50mAとなる。なお、図22に示す具体的な数値自体は一例であり、種々変更可能である。
電流上限値は、設定されると、駆動電流演算部634にフィードバックされる。駆動電流演算部634は、フィードバックされたこの値を上回ることがないように、検出動き量に基づいて、駆動条件として指定する波高値を決定する。
したがって、電流上限値設定部638は、検出動き量に基づいて決定され得る波高値の上限値を推定消費電力に応じて可変設定することにより、波高値についての指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることができる。
また、電流上限値設定部638は、波高値について下限値は設定せず上限値のみを設定する。波高値が過剰に増大すれば、LED122の著しい発光効率低下や発光部121の著しい消費電力増大をもたらす場合がある。よって、波高値の上限値のみを設定することで、発光部121の消費電力増大を抑制することができる。
また、電流上限値設定部638は、より大きな消費電力が推定されたときに、より低い電流上限値を設定する。このため、推定された消費電力が小さいときには、設定される電流上限値は高くなる。したがって、波高値を高くし、これに伴って駆動デューティを低くすることが、許容される。よって、画像の動き量が大きいときのように動画ボケが生じやすい状況下では、動き量の検出結果に基づいて必要に応じて波高値を上昇させて駆動デューティを低下させることにより、動画ボケの改善を図ることができる。
(実施の形態7)
以下、本発明の実施の形態7について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、駆動デューティの算出のベースとなる画像の動き量についての上限値を、推定消費電力に応じて可変設定する場合について説明する。
<7−1.液晶表示装置の構成>
図23は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置700は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部730を有する。駆動制御部730は、動き量検出部131、動き量補正部732、駆動デューティ演算部733、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部136および動き量上限設定部737を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。駆動デューティ演算部733、駆動電流演算部134およびスキャンコントローラ135の組合せは、発光エリアごとに駆動条件を指定する駆動条件指定部を構成する。
<7−1−1.動き量補正部>
動き量補正部732は、動き量検出部131から出力された画像表示領域ごとの検出動き量(補正前動き量)を補正するための演算を行う。
動き量補正部732は、補正前動き量を、動き量上限設定部737により設定された動き量上限値に従って、駆動デューティ演算部733に出力する画像表示エリアごとの検出動き量(補正動き量)が動き量上限値を上回ることがないように、補正する。
動き量上限値が例えば7.5に設定されたと仮定すると、図24に示すように、動き量
補正部732は、補正前動き量が7.5以下の場合には、補正前動き量と同一の値を補正動き量として出力し、補正前動き量が7.5を上回る場合には、一律に7.5を補正動き量として出力する。よって、この場合は、補正前動き量がたとえMMAXであっても、出力される補正動き量はMMAXではなく7.5である。
<7−1−2.駆動デューティ演算部>
駆動デューティ演算部733は、動き量補正部732から出力された補正動き量を、各発光エリアの駆動パルスのデューティ値に変換するための演算を行う。駆動デューティ演算部733は、画像表示エリアごとに得られた補正動き量に所定の変換式を適用することにより発光エリアごとに駆動デューティを算出し、これを発光エリアごとに指定する駆動デューティとして決定する。
補正動き量に基づく駆動デューティの算出方法の一例は、図9Aに示すとおりである。
<7−1−3.動き量上限設定部>
動き量上限設定部737は、各画像表示エリアについての補正動き量の上限値である動き量上限値を、発光部121の推定消費電力から算出することにより設定する演算を行う。動き量上限設定部737は、駆動条件について指定可能な範囲を可変させる駆動条件可変部を構成する。
図25には、推定消費電力に基づく動き量上限値の算出方法が、電力と動き量上限値との関係を表すグラフによって示されている。図24に示す例では、推定消費電力が最小値の0のときには、算出される動き量上限値は最大値のMMAXである。推定消費電力が増大するにつれて、算出される動き量上限値は漸減し、推定消費電力が最大値の1のときには、算出される動き量上限値は最小値の0となる。例えば、推定消費電力が0.375のとき、算出される動き量上限値は7.5となる。なお、図24に示す具体的な数値自体は一例であり、種々変更可能である。
動き量上限値は、設定されると、動き量補正部732にフィードバックされ、動き量補正部732はこの値に従って検出動き量の補正を行う。そして、駆動デューティ演算部733は、動き量補正部732から出力された補正動き量に基づいて、駆動デューティの算出を行い、駆動電流演算部134は、駆動デューティ演算部733により算出された駆動デューティに応じて、波高値を決定する。
例えば、動き量上限設定部737により動き量上限値が例えばMMAXに設定された場合、動き量補正部732から出力され得る補正動き量の範囲は、0〜MMAXとなる。この場合、駆動デューティ演算部733により決定され得る駆動デューティの範囲は、50〜100%である(図9A)。本実施の形態では、駆動デューティ演算部733により決定された駆動デューティが駆動条件として指定されることとなるため、動き量上限値MMAXの場合に駆動条件として指定され得る駆動デューティの範囲は、50〜100%となる。さらに、駆動デューティの算出結果に応じて決定され得る波高値の範囲は、50〜125mAである(図10)。本実施の形態では、駆動電流演算部134により決定された波高値が駆動条件として指定されることとなるため、動き量上限値がMMAXの場合に駆動条件として指定され得る波高値の範囲は、50〜125mAである。
そして、動き量上限設定部737により設定された動き量上限値が例えば7.5に変化した場合、動き量補正部732から出力され得る補正動き量の最大値は、7.5に変化する。よって、動き量補正部732から出力され得る補正動き量の範囲は0〜7.5に変化する(図24)。この場合、駆動条件として指定され得る駆動デューティの範囲は67〜100%に変化し(図9A)、さらに、駆動条件として指定され得る波高値の範囲も、5
0〜80mAに変化する(図10)。
このようにして、動き量上限設定部737は、駆動条件について指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させる。
本実施の形態では、補正動き量に基づいて算出される駆動デューティと、駆動条件として指定される駆動デューティとは、常に等しい。そして、波高値は補正動き量に基づく駆動デューティの算出結果に応じて決定される。したがって、動き量上限設定部737は、駆動デューティおよび波高値についての指定可能な範囲を制限する値の設定を主体的に行わずに、補正動き量の上限値を推定消費電力に応じて可変設定することにより、駆動デューティおよび波高値の双方についての指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることができる。
さらに、動き量上限設定部737は、補正動き量について下限値は設定せずに上限値のみを設定する。駆動デューティが過剰に低下すれば、これに応じて波高値が過剰に増大し、LED122の著しい発光効率低下や発光部121の著しい消費電力増大をもたらす場合がある。よって、駆動デューティの過剰な低下を生じさせないように補正動き量の上限値を設定することで、発光部121の消費電力増大を抑制することができる。
また、動き量上限設定部737は、より大きな消費電力が推定されたときに、より低い動き量上限値を設定する。このため、推定された消費電力が小さいときには、設定される動き量上限値は高くなる。よって、画像の動き量が大きいときのように動画ボケが生じやすい状況下では、駆動デューティの低下が可能となるように、出力可能な補正動き量の最大値を必要に応じて上昇させて、動画ボケの改善を図ることができる。
(実施の形態8)
以下、本発明の実施の形態8について説明する。本実施の形態の液晶表示装置は、前述の実施の形態における液晶表示装置と同様の基本構成を有するものである。よって、前述の実施の形態において説明したものと同一のまたは対応する構成要素については同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、前述の実施の形態との相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、駆動デューティの算出のベースとなる画像の動き量についての抑制係数を、推定消費電力に応じて可変設定する場合について説明する。
<8−1.液晶表示装置の構成>
図26は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。液晶表示装置800は、駆動制御部130の代わりに駆動制御部830を有する。駆動制御部830は、動き量検出部131、動き量抑制部832、駆動デューティ演算部733、駆動電流演算部134、スキャンコントローラ135、電力推定部136および動き量抑制係数設定部837を有する演算処理装置であり、画像表示エリアごとの入力画像信号に基づいて、発光エリアごとに駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件を制御する。
<8−1−1.動き量抑制部>
動き量抑制部832は、動き量検出部131から出力された画像表示領域ごとの検出動き量(抑制前動き量)を抑制するための演算を行う。
動き量抑制部832は、抑制前動き量を、動き量抑制係数設定部837により設定された動き量抑制係数に従って抑制し、抑制された画像表示領域ごとの検出動き量(抑制動き量)を、駆動デューティ演算部733に出力する。
動き量抑制係数は推定消費電力の関数であるため、推定消費電力をpとし、動き抑制係数をG(p)[%]とすると、動き量抑制部832は、抑制前動き量がG(p)%だけ抑制されるように抑制動き量を算出する。よって、図27に示すように、抑制前動き量が例えばMMAXである場合には、出力される抑制動き量は、MMAX×(100%−G(p))となる。
<8−1−2.動き量抑制係数設定部>
動き量抑制係数設定部837は、各画像表示エリアについての検出動き量の抑制係数を、発光部121の推定消費電力から算出することによって設定する演算を行う。動き量抑制係数設定部837は、駆動条件について指定可能な範囲を可変させる駆動条件可変部を構成する。
図28には、推定消費電力に基づく動き量抑制係数の算出方法の一例が、電力と動き量抑制係数との関係を表すグラフによって示されている。前述のとおり推定消費電力pの関数G(p)として表すことができる動き量抑制係数は、推定消費電力が最小値の0のときには最小値の0%となり、推定消費電力が増大するにつれて漸増し、推定消費電力が最大値の1のときには100%となる。
動き量抑制係数は、設定されると、動き量抑制部832にフィードバックされ、動き量抑制部832はこの値に従って検出動き量の抑制を行う。そして、駆動デューティ演算部733は、動き量抑制部832から出力された抑制動き量に基づいて、駆動デューティの算出を行い、駆動電流演算部134は、駆動デューティ演算部733により算出された駆動デューティに応じて、波高値を決定する。
このため、設定された動き量抑制係数の増大または低減が生じれば、図27において角度θで表される抑制の幅に変化が生じる。結果として、動き量抑制部832から出力され得る抑制動き量の最大値は、実施の形態7における動き量補正部732(図23)から出力され得る補正動き量の最大値と同様に、変化する。
したがって、実施の形態7と同様に、駆動デューティおよび波高値についての指定可能な範囲を制限する値の設定を行うことなく、検出動き量の抑制係数を可変設定することにより、駆動デューティおよび波高値の双方についての指定可能な範囲を推定消費電力に応じて可変させることができる。
また、動き量抑制係数設定部837は、より大きな消費電力が推定されたときに、より高い動き量抑制係数を設定する。このため、推定された消費電力が小さいときには、設定される動き量抑制係数は低くなる。よって、画像の動き量が大きいときのように動画ボケが生じやすい状況下では、駆動デューティの低下が可能となるように、出力可能な抑制動き量の最大値を必要に応じて上昇させて、動画ボケの改善を図ることができる。
また、本実施の形態では、動き量抑制係数が変化した場合に、全発光エリアの駆動デューティが変化することとなり、前述のような局所的な駆動条件の変化が発生しないため、局所的な駆動条件の変化に起因する不要なフリッカが認識される可能性を低減することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記実施の形態において説明した装置の構成および動作は例であり、これらを本発明の範囲において部分的に変更、追加および削除できることは明らかである。
例えば、上記実施の形態では、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例にとって説明している。しかし、光変調部が、液晶パネルとは異なる表示部を有するものであっても、非自発光型の構成であれば、他の構成を採用することもできる。すなわち、本発明は、液晶表示装置以外の非自発光型の表示装置にも適用可能である。
また、前述の実施の形態は、適宜組み合わせて実施することができる。
2009年9月30日出願の特願2009−228299の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明のバックライト装置および表示装置は、バックライト装置の最大消費電力の増大を抑制することができる効果を有し、バックライトスキャン方式のバックライト装置および表示装置として有用である。
100、200、300、400、500、600、700、800 液晶表示装置
110 液晶パネル部
111 液晶パネル
112 ソースドライバ
113 ゲートドライバ
114 液晶コントローラ
120 照明部
121 発光部
122 LED
123 LEDドライバ
130、230、330、430、530、630、730、830 駆動制御部
131 動き量検出部
133、733 駆動デューティ演算部
134、634 駆動電流演算部
135 スキャンコントローラ
136、336、436、536 電力推定部
137 デューティ下限値設定部
141 定電流回路
142 通信I/F
143 DAC
144 スイッチ
151 1V遅延部
152 マクロブロック動き量演算部
153 最大値算出部
231、631 第1駆動デューティ演算部
232 調光値演算部
233 第2駆動デューティ演算部
638 電流上限値設定部
732 動き量補正部
737 動き量上限設定部
832 動き量抑制部
837 動き量抑制係数設定部

Claims (7)

  1. 画像信号が入力される光変調部に対して個別に照明光を発光する複数の発光エリアを有する発光部と、
    前記発光部の消費電力を推定する電力推定部と、
    前記複数の発光エリアの各々を発光させるための駆動パルスのデューティと波高値とを含む駆動条件について指定可能な範囲を、推定された消費電力の変化に応じて可変させる駆動条件可変部と、
    前記複数の発光エリアの各々の駆動条件を、可変された範囲内で指定する駆動条件指定部と、
    指定された駆動条件で前記複数の発光エリアの各々を駆動する駆動部とを有し、
    前記電力推定部は、前記駆動パルスのデューティと波高値、または前記画像信号により算出された前記発光部の調光値に基づいて前記発光部の消費電力を推定するものであることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記駆動条件可変部は、デューティについて指定可能な下限値を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  3. 前記駆動条件可変部は、デューティについて下限値を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定し、
    前記駆動条件指定部は、
    前記複数の発光エリアの各々について指定するデューティの算出を、設定された下限値に従って行い、
    前記複数の発光エリアの各々について指定する波高値を、算出されたデューティに応じて決定する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  4. 前記複数の発光エリアに対応する複数の画像表示エリアの各々における画像の動き量を検出する動き検出部と、
    前記複数の発光エリアの各々の調光値を算出する調光部と、をさらに有し、
    前記駆動条件可変部は、デューティについて下限値を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定し、
    前記駆動条件指定部は、
    前記複数の発光エリアの各々について、検出された動き量に基づくデューティの算出を、設定された下限値に従って行い、
    前記複数の発光エリアの各々について指定するデューティを、算出されたデューティと算出された調光値とに基づいて決定し、
    前記複数の発光エリアの各々について指定する波高値を、算出されたデューティに応じて決定する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  5. 前記駆動条件可変部は、波高値について指定可能な上限値を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  6. 前記複数の発光エリアに対応する複数の画像表示エリアの各々における画像の動き量を検出する動き検出部と、
    検出された動き量を補正して得られる補正動き量を出力する動き量補正部と、をさらに有し、
    前記駆動条件指定部は、前記複数の発光エリアの各々について指定する駆動条件を、出力された補正動き量に基づいて決定し、
    前記駆動条件可変部は、補正動き量についての上限値を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定し、
    前記動き量補正部は、検出された動き量を、設定された上限値に従って補正する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  7. 前記複数の発光エリアに対応する複数の画像表示エリアの各々における画像の動き量を検出する動き検出部と、
    検出された動き量を、抑制係数に応じて抑制する動き量抑制部と、をさらに有し、
    前記駆動条件指定部は、前記複数の発光エリアの各々について指定する駆動条件を、抑制された動き量に基づいて決定し、
    前記駆動条件可変部は、検出された動き量の抑制に用いられる抑制係数を、推定された消費電力の変化に応じて可変設定する、
    請求項1記載のバックライト装置。
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