JP5084522B2 - 便器装置 - Google Patents

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本発明は便器装置に関する。
特許文献1に従来の便器装置が開示されている。この便器装置は、洋風便器本体の後部上面に固定され、脱臭装置等を収納するケーシングを備えている。脱臭装置の排気口がケーシングの側面に設けられている。この排気口の外側には、上部に回転軸を有する開閉シャッターが設けられている。この開閉シャッターは、脱臭装置の排気により排気口を開放する。この開閉シャッターにより、便器本体に設けられた手洗い器等から飛散する水が、排気口からケーシング内部に侵入することを防止している。
特開2005−139618号公報
しかし、上記従来の便器装置では、開閉シャッターが脱臭装置の排気の抵抗になるため、脱臭能力が低下してしまう。または、開閉シャッターを回動させ、排気口を開放するために、必要以上に脱臭装置のファンの回転数を増加させなければならないため、ファンの回転音が大きくなったり、脱臭装置の電気消費量が多くなったりしてしまう。また、下方向にしか排気口から排気することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、機能装置への水の浸入を防止しつつ、機能装置を良好に作動させることのできる便器装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の便器装置は、洋風便器本体の後部上面に固定され、機能装置を収納し、該機能装置に連通する開口部が設けられたケーシングを備えた便器装置において、
前記開口部に形成され、垂直方向に延びる平板状のルーバーと、
前記開口部に形成され、前記ケーシングの外部から該開口部を通過する飛散水が衝突してその勢いを弱める網体と、
該開口部の内側下方に形成され、該開口部を通過した飛散水を受ける水受け部とを備えていることを特徴とする。
この便器装置では、洋風便器本体の近傍で使用者が手洗いを行ったり、洋風便器本体を掃除したりするときに生じる飛散水が開口部を通過する際には、網体により勢いが弱められる。このため、飛散水は、開口部の内側下方に形成された水受け部に落下する。よって、機能装置まで飛散水が侵入しない。また、網体は、飛散水が通過する程度の粗さであるため、空気抵抗が少なく、機能装置の能力低下を防止することができる。また、静音化及び省電力化を図ることができる。さらに、開口部から所望の方向に排気することができる。
したがって、本発明の便器装置は、機能装置への水の浸入を防止しつつ、機能装置を良好に作動させることができる。
機能装置は、洋風便器本体に機能を付加するもの又は洋風便器本体に固定される便座装置に機能を付加するものであり、例えば、便座・便蓋開閉装置、人体検知装置、便器洗浄装置、局部洗浄装置、温風乾燥装置、脱臭装置、部屋暖房装置、空気清浄装置、音楽再生装置及び照明装置等である。また、これら機能装置のうち、ケーシングに設けられた開口部に連通される機能部は、温風乾燥装置、脱臭装置、部屋暖房装置、空気清浄装置、音楽再生装置である。
網体は、40メッシュ〜60メッシュの粗さであるとよい。この場合、飛散水の勢いが弱められる一方、空気抵抗は少ない。
開口部には、垂直方向に延びる平板状のルーバーが形成されている。この場合、開口部からの排気を一方向に整流して排気することができる。
本発明の他の便器装置は、洋風便器本体の後部上面に固定され、機能装置を収納し、該機能装置に連通する開口部が設けられたケーシングを備えた便器装置において、
前記開口部に形成され、前記ケーシングの外部から該開口部を通過する飛散水が衝突してその勢いを弱める網体と、
該開口部の内側下方に形成され、該開口部を通過した飛散水を受ける水受け部と、
前記水受け部の下面に設けられ、飛散水が通過する水抜き孔と、
水抜き孔と前記ケーシングの外部とを連通する排水路とを備えていることを特徴とする
この場合、水受け部に溜まった飛散水をケーシングの外部の所定の位置へ排水することができる。このため、ケーシングの内部に飛散水が滞留しない。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例1の便器装置は、洋風便器本体1の後部上面に固定され、機能装置を収納するケーシングを備えている。ケーシングは、ケーシング本体10、右背面カバー20、左背面カバー30及び上面カバー60とからなる。ケーシング本体10の前方上面には便蓋70及び、図示しないが、便蓋70の下方に位置する便座が回動可能に支持されている。機能装置は、給水管42が接続された便器洗浄装置40、スピーカー41が接続された音楽再生装置の他に、図示しないが、便座・便蓋開閉装置、人体検知装置、局部洗浄装置、温風乾燥装置、脱臭装置、部屋暖房装置、空気清浄装置等から構成されている。便器洗浄装置40は、人体検知装置の人体検知により自動的に駆動され、便鉢に洗浄水を供給する。また、便器洗浄装置40は、ケーシング本体10の右側面に設けられた洗浄ボタン43を操作することによっても駆動可能である。ケーシング本体10はベースプレート50に固定されている。図2に示すように、ベースプレート50の後部は、ボルト孔51を貫通するボルトBにより便器本体1に固定される。
図1に示すように、右背面カバー20には、開口部21Aが設けられている。また、右背面カバー20には、スピーカー41からの音が通過するように複数の小孔27Aが設けられている。さらに、右背面カバー20には、左右に係止爪28、29が設けられており、ケーシング本体10には、係止爪28、29に対応する位置に下方側に向かって幅の狭まる縦長形状の係止孔12、13が設けられている。右背面カバー20は、係止爪28、29をケーシング本体10の係止孔12、13に係止してケーシング本体10に固定される。
左背面カバー30にも、開口部21B及び複数の小孔27Bが設けられ、右背面カバー20と同様な構成を有し、ケーシング本体10に固定される。このように、開口部21A、21B及び複数の小孔27A、27Bは、右背面カバー20及び左背面カバー30に設けられているため、使用者には見え難くされている。ケーシング本体10に右背面カバー20及び左背面カバー30が固定された後、上面カバー60がケーシング本体10の上面に固定される。
図2に示すように、右背面カバー20がケーシング本体10に固定されると、開口部21Aは、連通路11の一端に連通する。連通路11の他端は、ケーシング本体10内に収納された、図示しない部屋暖房装置、空気清浄装置及び脱臭装置に連通している。このため、開口部21からは、部屋暖房装置から発生した温風、空気清浄装置から発生した除菌イオン及び脱臭装置からの排気が排出される。
開口部21には、垂直方向に延びる平板状のルーバー22が形成されている。開口部21Aの内側には、40メッシュの粗さの網体23が溶着されている。開口部21の内側下方には、水抜き孔24Hを下面に有する水受け部24が形成されている。この水受け部24は、水抜き孔24Hに向けて下り勾配を有しているため、水受け部24に落下した飛散水Wは、確実に水抜き孔24Hから排出される。また、水受け部24の開口部21に対面する側部には、上方向に延びる壁部25が形成されている。このため、洋風便器本体1の近傍で使用者が手洗いを行ったり、洋風便器本体1を掃除したりするときに生じる飛散水Wが開口部21を通過する際には、網体23により勢いが弱められ、網体23を通過した水滴は一定の大きさ以下にされ、水受け部24に落下する。よって、飛散水Wが機能装置まで飛散することが防止される。また、飛散水Wが連通路11を介して機能装置へ侵入することを壁部25によっても防止している。
網体23の空気抵抗が少ないため、部屋暖房装置等の機能装置の能力低下を防止することができる。また、静音化及び省電力化を図ることができる。また、開口部21からの排気は、ルーバー22により便器装置の後方へ整流して排気される。
したがって、実施例1の便器装置は、機能装置への水の浸入を防止しつつ、機能装置を良好に作動させることができる。
水抜き孔24Hから落下した飛散水は、排水路Rを経由し、右背面カバー2の下端に形成された隙間Sから外部へ排出される。
右背面カバー20には、右背面カバー20がケーシング本体10に固定された際に、スピーカー41の音が通過する通路26が形成されている。このため、スピーカー41からの音がケーシング内部で拡散せず、右背面カバー20に設けられている複数の小孔27Aから良好な音を出すことができる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、網体23をケーシングにインサート成形してもよい。また、網体23をケーシングに両面テープで貼着してもよい。また、ケーシングを成形すると同時に網体を一体に成形してもよい。
また、水受け部24の下面に水抜き孔24Hを設けなくてもよい。この場合、水受け部24に溜まる水が自然乾燥により蒸発してなくなる程度であるように、網体23の粗さを調整し、一度に大量の飛散水が開口部21A、21Bを通過しないようにする。
また、ケーシング本体10と、左右背面カバー20、30とを一体に成形し、その側面に開口部を設けてもよい。
本発明は洋風水洗式便器に利用可能である。
実施例1の便器装置の分解斜視図である。 実施例1の便器装置の一部断面図である。
符号の説明
1…洋風便器本体
10、20、30、60…ケーシング(10…ケーシング本体、20…右背面カバー、30…左背面カバー、60…上面カバー)
11…連通路
21A、21B…開口部
22…ルーバー
23…網体
24…水受け部
24H…水抜き孔
40…便器洗浄装置(機能装置)
R…排水路

Claims (2)

  1. 洋風便器本体の後部上面に固定され、機能装置を収納し、該機能装置に連通する開口部が設けられたケーシングを備えた便器装置において、
    前記開口部に形成され、垂直方向に延びる平板状のルーバーと、
    前記開口部に形成され、前記ケーシングの外部から該開口部を通過する飛散水が衝突してその勢いを弱める網体と、
    該開口部の内側下方に形成され、該開口部を通過した飛散水を受ける水受け部とを備えていることを特徴とする便器装置。
  2. 洋風便器本体の後部上面に固定され、機能装置を収納し、該機能装置に連通する開口部が設けられたケーシングを備えた便器装置において、
    前記開口部に形成され、前記ケーシングの外部から該開口部を通過する飛散水が衝突してその勢いを弱める網体と、
    該開口部の内側下方に形成され、該開口部を通過した飛散水を受ける水受け部と、
    前記水受け部の下面に設けられ、飛散水が通過する水抜き孔と、
    該水抜き孔と前記ケーシングの外部とを連通する排水路とを備えていることを特徴とする便器装置。
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