JP5083828B2 - 筋力鍛練具 - Google Patents

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Description

本発明は、背筋力や腹筋力を鍛え健康な体を作るための筋力鍛練具、特に家庭でも職場
でもアスレチックジムやレジャー施設でも一定の広さがあれば誰でも簡単に鍛えることが可能でしかも持ち運びに便利な構造とすることもできる筋力鍛練具に関する。
近年、食生活の変化や生活の利便化に伴い、人間の体型や体の成分構成が従来より変化
し生活習慣病の発生等不健康な体を有する人が多くなって来ている。特に、筋肉の割合が
少なく、腹部の内蔵回りの体脂肪が多い状態は所謂メタボリック症候群と呼ばれ、糖尿病
や動脈硬化症を誘発する等その弊害が指摘されている。更に、最近は子供でも食生活の変
化や運動不足から成人病と同様の症状がみられるという。そこで従来から健康な体づくり
を目指して種々の運動方法や健康器具が提案されている。例えば、図15に示すように台
21の上にマット22を敷き人体Mの腰部の背後に支持具24を置いて支持し、骨盤部を
保持する保持手段23を有する腹部鍛練具が提案されている(特許文献1)。
或いはまた、上部が湾曲して底辺は平で奥行きが細長い柱の形をしたもので、家庭用、
スポーツ用具、屋外に設置する遊具に用いることの出来る馬乗りクッションが提案されて
いる。そして、素材を空気袋にした場合、布、綿、スポンジ、ウレタン、ゴム合成樹脂、
合成繊維などの有機化学素材、または木材、石、金属などの骨組みにカバー等をしたもの
等を利用することができ、馬の頭部状のものまたは尻尾状のものを飾り付けすることので
きるようにしたものも提案されている。この場合、空気袋にしたものは逆止弁として空気
が漏れないようにしてある(特許文献2)。
実開平04−60254号公報 特開2005−144110号公報
また、図16(A)に示すように、台31の.上に支持柱32を立て、人体Mの骨盤部
を境界にして前後に板材33、34を傾斜させ且つ台31の端に足掛け35を設け、上体
を上下に繰り返して起伏させ背筋力を鍛えるようにした背筋力鍛練具や、図16(B)に
示すように、台31の.上に支持柱32を立て、人体の骨盤部より下半身を載せる水平な
板材36を置いて足掛け部37を設け、上体を上下に繰り返して起伏させ背筋力を鍛える
ようにした背筋力鍛練具或いは図16(C)に示すように、立設した二本の柱38、39
の上に水平な板材40を置いて足掛け41を設け、上体を上下に繰り返して起伏させ背筋
力を鍛えるようにした背筋力鍛練具も知られている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明によれば、厚手のマット22を敷くための
長い矩形の台21が必要で持ち運びに不便である。また、体力のない人にとっては上半身
を起伏させる運動は、初心者には過酷な腹筋運動となる。更に、特許文献2に記載のもの
は、どちらかといえば遊び道具的な面が強く腹筋や背筋を鍛えるものではない。また、従
来のものは、背筋力か腹筋力のいずれか一方のみを鍛えることができるもので、背筋力も
腹筋力も両方とも鍛えるものではない、という難点もあった。更に、図15(A)、(B
)、(C)のような背筋鍛練運動は、重く持ち運びが難しく従って据え付けタイプとせざるを得ないだけでなく、比較的高価である等の問題もあった。更に、従来の筋力鍛練具
に腰痛に効くものが無いのも問題である。
本発明は上記する課題に対処するためになされたものであり、折り畳み可能で持ち運び
も便利で家庭でも職場でも或いはアスレチックジムでもレジャー施設でもどこでも気軽に
背筋力だけでなく、背筋力も腹筋力もいずれも鍛えることができ、腰痛の解消にも役立ち
比較的安価な筋力鍛練具を提供すること目的としている。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、筋力鍛錬具が、表面を、横になる人体(M)の頭部を置く位置が高くなるように傾斜させ、下半身をその表面で支持するゴム等の弾性部材を膨張させた台部と、
該台部に穿設した穴に逆止弁を設け、該逆止弁に差込み可能としたノズルと、
該台部の傾斜の低い側の両側下部に設けた足掛けと、
を備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、筋力鍛練具が、表面を、横にな人体の頭部を置く位置が高くなるように傾斜させ、下半身をその表面で支持するゴム等の弾性部材を膨張させた台部と、
該台部に穿設した穴に逆止弁を設け、この逆止弁に差込み可能としたノズルと、
前記台部の下面を厚手の板材とすると共に周囲に複数の係止部を設けてこれらの係止部に
係止させる伸縮自在なバンドと、該台部の傾斜の低い側の両側下部に設けた足掛けと、
を備えたことを特徴としている
さらに請求項3の発明は、筋力鍛練具が、前記台部は、ゴム、合成ゴム等の弾性材で製作され、流体により伸縮自在に膨張・収縮させるものである請求項1又は請求項2に記載されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、筋力鍛錬具が、前記台部はゴムまたは合成樹脂等の弾性材で製作され、流体により伸縮自在に膨張・収縮させるものであり、前記厚手の板材は折り畳み可能とした請求項2又は請求項3に記載されていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、筋力鍛練具が、前記足掛けは、台部の傾斜の低い側の両側に二つ設けた足を入れる凹部である請求項1又は請求項に記載されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、筋力鍛練具が、前記足掛けは、台部の傾斜の低い側の前面に一つの足掛けを設けて成る請求項1又は請求項に記載されていることを特徴としている。
本発明の筋力鍛練具を上記各請求項記載の手段とすれば、折り畳むことが可能なように
製作することができる。そしてこの筋力鍛練具は、持ち運びに便利である。従って、家庭
でも職場でもアスレチックジムでもレジャ施設でも場所をとらず、どこでも気軽に筋力を
鍛えることができる。この筋力鍛練具は、台部が傾斜しているため体の向きを変えるだけ
で、背筋力も腹筋力も両方とも鍛えることができる。また、台部を傾斜させたことにより
その人の体力に応じた鍛え方を実践することが可能である。
本発明の筋力鍛練具は、その形状からくじらの形やいちごを模した形状とすることが出来るので、子供や女性にも楽しく筋力を鍛練することができ、飽きることなく長く筋力を鍛えることができる。
更に、上記構成とすると、特に台部をゴム等の弾性体で構成することにより、該台部が
ゴムバルーンとなり、上下運動するとき、反動がつき、初心者でも子供でも背筋運動や腹
筋運動がしやすくなる。特に腰痛には抜群の効果がある。また、少し立っている状態とな
り、足の力が横方向に逃がすことができ且つ体重が適当に載っているため体が浮かない、
という効果もある。
図1(A)は、本発明の筋力鍛練具の平面図、図1(B)は側面図である。 図2は、図1(B)のAーA矢視断面図である。 図3は、台部の下面に厚手の板材を貼り付けた場合の図1(B)のAーA矢視断面図である。 図4(A)は足掛けとして丈夫な輪状の布を用いた場合を示し、図4(B)は足掛けとしてマジックテープ(登録商標)を用いた場合を示す図である。 図5(A)は、台部に開口部を設けて逆止弁を取り付け、ノズルを挿入して空気を注入して膨張させる場合を示し、図5(B)はノズルを抜いて逆止弁を作動させ内部を一定圧とした状態の図を示す図である。 図6(A)は、人体の下半身を台座の上に乗せ、背筋運動する場合の側面図であり、図6(B)は、人体の下半身を台座の上に乗せ、腹筋運動をする場合の側面図である。 図7(A)は、本発明の筋力鍛練具の第2の実施例の平面図であり、図7(B)は人が乗っている場合の側面図である。 図8(A)は、台部の表面に仰向けに横たわり、バンドを持ち腕を上下させる運動を示す図、図8(B)は下半身を台部の表面の適当な位置に腰掛け、バンドを持ち腕を上下させる運動を示す図、図8(C)は人が台部の表面の適当な位置に腰掛け、バンドを人の背後の係止部に掛けて持ち、腕を上下させる運動を示す図である。 図9(A)は、バンドを伸縮自在とする場合にコイルばねを用いる場合を示し、図9((B)は、バンドを伸縮自在とする場合に伸縮自在なゴム材を用いる場合を示す図である。 図10は、台部の上部を曲面とし、下部を箱状とし、傾斜面の下方向部側面の両側に足掛けを設けた場合を示す図である。 図11は、台部の上部全体をテーパのある円柱状とし、下面に厚手の板材を貼り付け傾斜面の下方向部側面に足掛けを設けた場合を示す図である。 図12は、傾斜のある台部の上側部と下側部をなだらかな傾斜面とし、下部に一つの足掛けを設けた場合の図である。 図13(A)は、傾斜させた台部の傾斜の低い側に小さな四角い立方体の台を設け、該台の両側に足掛けを設けた図であり、図13(B)は、半球形状の台部の傾斜の低い側に小さな半球形状の台を設け、該台の両側に足掛けを設けた図であり、図13(C)は、少し長いなだらかな丸みのある台部の傾斜の低い側に小さな丸みのある凸部を設け、該台部の傾斜の低い側の両側に足掛けを形成した図であり、図13(D)は、台部の上面をなだらかな曲線状の傾斜のあるものとし、傾斜の低い側の両側に足掛けを設け、全体に例えばいちごの絵を描いた実施例である。 図14(A)は、本発明の筋力鍛練具で足掛けを変えた場合の実施例で、台部の傾斜の低い側の表面に二つ設けた足を入れる凹部を設けた図であり、図14(B)は、足掛けが、台部の傾斜の低い側の両側面に足を背筋或いは腹筋を鍛える際足が引っ掛かるように凹部を設けた図である。 図15は従来の筋力鍛練具であって、人体の骨盤部の前面側を支持する保持手段を有する腹部鍛練具を示す図である。 図16(A)は従来の筋力鍛練具であって、台の上に支持柱を立て、人体の骨盤部を境界にして前後に板材を傾斜させ且つ台の端に足掛けを設けた背筋力鍛練具、図16(B)は台の上に支持柱を立て、人体の骨盤部より下側を載せる水平な板材を置いて足掛けを設けた背筋力鍛練具、図16(C)は二本の柱の上に水平な板材を置いて足掛けを設けた背筋力鍛練具をそれぞれ示す図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1(A)は、本発明の筋力鍛練具の平面図、図1(B)は側面図である。また、図2
は、図1(B)のAーA矢視断面図である。図3は、台部の下面に厚手の板材を貼り付け
た場合の図1(B)のAーA矢視断面図である。
この筋力鍛練具は、表面1aを傾斜させ一定の容積を有し人体の下半身をその表面で支
持する台部1と、該台部1の傾斜の低い側の両側下部に設けた足掛け2と、を備えている。
また、図3に示すように、前記台部1の下面には厚手の板材3を設けても良いが、下面
(底面部)の素材のみ厚くしても良い。板材3としては木製でも良いが、ゴム材やプラス
チック製としても良い。これは後述するように、台部1を空気等の流体で膨張させて一定
の容積とする場合、下面まで膨らむと人が台部1の上に載ったとき不安定となり使用し難く
なるからであり、該台部1を安定させるため厚手の板材3を貼り付けたり、或いは厚く
するものである。台部1と厚手の板材3とは一体に設けても良い。
前記足掛け2は、上記するように前記台部1の傾斜の低い側の両側下部に設けるが、該
足掛け2には人の足首が係止され且つ上体を上下に起伏させるとき若干余裕が生じるよう
に係止させる。具体的な足掛け2として、図4(A)に示すように輪状の足掛け2として
丈夫な布や革を用いても良いし、ゴム等の弾性体で製作しても良い。或いは図4(B)に
示すように、マジックテープ(登録商標)2a、2bとしても良い。また、この足掛け2
は、後述する図7や図11に示すように、両足が一緒に係止できるように横幅を少し大き
く形成しても良い。
次に、前記台部1は、ゴム(合成ゴムを含む)等の弾性体で製作し、膨張させて使用しても良い。即ち、図5(A)に示すように、該弾性体の台部1内部に開口部1
bを設けて球体の弁4aを設けた逆止弁4を取り付け、ノズル5を挿入して空気を注入し
て一定の容積となるまで膨張させ、該ノズル5を抜く。すると逆止弁4の弁4aは、図5
(B)に示すように、内部の空気圧に押されて注入口を閉鎖する。こうして台部1は一定
の容積となり、筋力を鍛練するとき該台部1の上に乗り、足掛け2に足首を掛けて例えば
うつ伏せに横たわると、背筋運動を行うことができ、仰向けに横たわり腹筋運動を行うこ
とができる。この場合、台部1は、ゴムバルーンとなり、上下運動するとき、反動がつい
て初心者でも背筋運動や腹筋運動がしやすくなる。特に腰痛には抜群の効果がある。更に、
少し立っている状態となり、足の力が横方向に逃がすことができ且つ体重が適当にのって
ているため体が浮かない作用もある。該台部1内の空気を抜く場合は、再びノズル5を開
口部1bに挿入し逆止弁4の弁4aを押してノズルより排出すれば良い。尚、該逆止弁4
は台部1の前後いずれに設けても良い。
図6(A)は、人体Mの下半身を台部1の上に乗せ、背筋運動する場合の側面図であり
、図6(B)は、人体Mの下半身を台部1の上に乗せ、腹筋運動をする場合の側面図であ
る。背筋運動する場合は台部1の上にうつ伏せ運動が可能なように乗り、両手を頭部の後
で組んで上下運動する。この場合、足首を足掛け2に係止させ上体を上下に運動すると背
筋が鍛えられ。腹筋運動得る場合は、台部1の上に乗り仰向けに上下運動が可能なように
乗り、両手を頭部の後で組んで上体の上下運動をする。この場合、足首を足掛け2に係止
させ上下に運動すると腹筋が鍛えられる。いずれの場合も台部1は上面1aが傾斜させて
形成してあるので、背筋運動や腹筋運動が楽にできる。
図7は、本発明の筋力鍛練具の第2の実施例を示す。図7(A)は、この第2の実施例
の平面図であり、図7(B)は人Mが乗っている場合の側面図である。この実施例では、
表面1aを傾斜させ一定の容積を有し下面に厚手の板材3を貼り付け人体の下半身をその
表面で支持する台部1と、該台部1の傾斜の低い側の前記厚手の板材3上に設けられ、両
足を係止させるようにした足掛け2と、前記厚手の板材3の周囲に係止させるための係止
部3a、3a、・・を多数設けて、これらの係止部3a、3a、・・の任意の位置に係止
させる伸縮自在で且つ手で伸縮させるバンド6と、を備えている。前記足掛け2は両足を
同時に係止させるようにしても良いし、別々に係止させるように二つ設けても良い。実施
例では両足を同時に係止させるようにしてある。また、厚手の板材3は、その中央部に割
れ目3cを設けて蝶番でつなぎ、折り畳み可能なように構成しても良い。
更に、この筋力鍛練具の第2の実施例の使用方法を説明する。図8(A)は台部1の表
面1aに仰向けに横たわり、腕を上下させる運動を示す。この運動はベンチプレスと言っ
て胸と腕の筋肉を鍛える動作である。この場合、バンド6は係止部3aのどれかに適当に
掛け運動しやすくする。図8(B)は下半身を台部1の表面1aの適当な位置に腰掛け、
バンド6を持ち腕を上下させる運動を示す。この運動は腕に筋肉をつける動作である。こ
の場合もバンド6は係止部3aのどれかに適当に掛け運動しやすくする。図8(C)は人
Mが台部1の表面1aの適当な位置に腰掛け、バンド6を人Mの背後の係止部3aに掛け
て持ち、腕を上下させる運動を示す。この運動は肩と腕を鍛える動作である。
図9は、前記バンド6を示す図であるが、図9(A)に示すように、伸縮自在とする構
造は、コイルばね6aを用いても良いし、図9(B)に示すように、伸縮自在なゴム材6
bを用いても良い。
本発明の筋力鍛練具の基本的構成は以上のようであるが、次に変形例の幾つかを図示す
る。図10は、台部1の上部11を曲面とし、下部12を箱状とし、傾斜面の下方向部側
面の両側に足掛け2を設けた場合である。この台部1は全体的にテーパ状である。図11
は、台部1の上部全体をテーパのある円柱状とし、下面に厚手の板材3を貼り付け傾斜面
の下方向部側面に足掛け2を設けた場合である。尚、厚板3は折り畳めるように.割れ目
3cを入れて蝶番でつないでも良い(図10も厚手の板材3を貼り付けて同様に構成して
も良い)。図示しないが、図10や図11のような上部11を曲面としたり、円柱状の台
部1を設ける場合、台部1の頂部を平にしても良い。
図12は、傾斜のある台部1の上側部1eと下側部1fをなだらかな傾斜面とし、つま
り円柱の一部を切り取って切断面が人が載る方向とは直角方向に向けて厚手の板材3に一
体に設け、更に足掛け2を該厚手の板材3の上に設けた実施例を示す。この場合、足掛け
2は、両足を同時に係止させるようにしても良いし、別々に係止させるように二つ設けて
も良い。実施例では両足を同時に係止させるようにしてある。また、厚手の板材3は、そ
の中央部で折り畳み可能なように割れ目3cをいれて構成すれば、折り畳みしやすく持ち
運びも便利となる。
図13は、本発明の筋力鍛練具の更に種々の実施例を示す。図13(A)は、傾斜させ
た台部1の上面1aの傾斜の低い側に小さな四角い立方体の凸部13を設け、該凸部13
の両側に足掛け2を設けた実施例である。図13(B)は、半球形状の台部1の上面1a
の傾斜の低い側に窪み1gを介して小さな半球形状の凸部14を設け、該凸部14の両側
に足掛け2を設けた実施例である。図13(C)は、少し長いなだらかな丸みのある台部
1の傾斜の低い側に小さな丸みのある凸部15を設け、該台部1の傾斜の低い側の両側に
足掛け2を形成した実施例である。この実施例ではくじらの絵を描いてある。図13(D
)は、台部1の上面をなだらかな曲線状の傾斜のあるものとし、上面1aの傾斜の低い側
の両側に足掛け2を設け、全体に例えばいちごの絵を描いた実施例である。尚、図13(
A)や(B)の実施例でもカメの絵や魚の絵などを描いて子供達に喜んで楽しく運動させ
ることができる。
図14(A)は、本発明の筋力鍛練具で「足掛け」を変えた場合の実施例を示す。すなわち、足掛け2、2は輪っぱやマジックテープ(登録商標)式とするのではなく、台部1の傾
斜の低い側の表面に二つ設けた足を入れる凹部2c、2cを設けるものである。この場合
足の膝からした部が凹部(2c、2c)に入るので背筋力でも腹筋力でも鍛練すること
ができる。図14(B)は、足掛け2が、台部1の傾斜の低い側の両側面に足を背筋運動
或いは腹筋運動をする際足が引っ掛かるように凹部2d、2dを設けるものである。
本発明の筋力鍛練具の実施例の詳細は以上のようであるが、基本的に表面1aを傾斜さ
せ一定の容積を有し人体の下半身をその表面で支持する台部1と、該台部1の傾斜の低い
側の両側下部に設けた足掛け2と、を備えているのである限り種々の形状とすることは可
能である。このような構成とすることにより初心者でも女性、子供でも無理なく背筋運動
や腹筋運動が可能であり、且つ永続させることも容易である。更に、鍛練の進んだ人のた
め台部1は傾斜させず、平に形成することも可能であり、場合によっては傾斜の高い側
の両側下部に足掛け2を設けても良い。また、台部1を弾性材として中に空気を入れる場
合について説明したが、場合によっては水でも良いし、炭酸ガス(CO2 )や窒素ガス(
2 )でも良い。要するに水やガス等の流体を使用することができる。
1 台部
1a 台部の表面
2 足掛け
2a マジックテープ(登録商標)
2b マジックテープ(登録商標)
3 厚手の板材
3a 係止部
4 逆止弁
5 ノズル
6 バンド

Claims (6)

  1. 表面を、横になる人体(M)の頭部を置く位置が高くなるように傾斜させ、下半身をその
    表面で支持するゴム等の弾性部材を膨張させた台部と、
    該台部に穿設した穴に逆止弁を設け、該逆止弁に差込み可能としたノズルと、
    該台部の傾斜の低い側の両側下部に設けた足掛けと、
    を備えたことを特徴としている筋力鍛錬具。
  2. 表面を、横になる人体の頭部を置く位置が高くなるように傾斜させ、下半身をその表面で
    支持するゴム等の弾性部材を膨張させた台部と、
    該台部に穿設した穴に逆止弁を設け、この逆止弁に差込み可能としたノズルと、
    前記台部の下面を厚手の板材とすると共に周囲に複数の係止部を設けてこれらの係止部に
    係止させる伸縮自在なバンドと、該台部の傾斜の低い側の両側下部に設けた足掛けと、
    を備えたことを特徴とする筋力鍛練具。
  3. 前記台部は、ゴム、合成ゴム等の弾性材で製作され、流体により伸縮自在に膨張・収縮さ
    せるものである請求項1又は請求項2に記載の筋力鍛練具。
  4. 前記台部はゴムまたは合成樹脂等の弾性材で製作され、流体により伸縮自在に膨張・収縮
    させるものであり、前記厚手の板材は折り畳み可能とした請求項2又は請求項3に記載の筋力鍛練具。
  5. 前記足掛けは、台部の傾斜の低い側の両側に二つ設けた足を入れる凹部である請求項1又
    は請求項に記載の筋力鍛練具。
  6. 前記足掛けは、台部の傾斜の低い側の前面に一つの足掛けを設けて成る請求項1又は請求
    に記載の筋力鍛練具。
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