JP5083279B2 - 部品実装機及び吸着ユニットの点検方法 - Google Patents

部品実装機及び吸着ユニットの点検方法 Download PDF

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本発明は、吸着ユニットにより部品を吸着して基板に装着する部品実装機及び吸着ユニットの点検方法に関するものである。
部品実装機は、部品を吸着して基板に装着する吸着ユニットを備えており、吸着ユニットは昇降部であるノズルシャフトの下部に、下端に吸着部を有したノズル部が取り付けられた構成となっている。ノズルシャフトとノズル部はその摺動面を介して摺動(相対移動)自在になっており、吸着部に部品を吸着させるとき、或いは吸着させた部品を基板に装着するとき、ノズルシャフトとノズル部が摺動することにより、吸着部が部品の上面に接触する際の衝撃が吸収されるようになっている。
一方、上記吸着ユニットのノズルシャフトとノズル部から成る摺動部には、吸着部から吸い込まれた小さなごみなどが蓄積しやすく、摺動部の摺動状態が不良になると、部品を吸着したノズル部がノズルシャフトに対する初期位置に戻らなくなる場合がある。そうすると、その吸着ユニットの部品吸着点の高さは正規の位置よりも高くなってしまい、部品の吸着時に部品を損傷させてしまったり、部品装着前の部品認識時に、部品認識を行うカメラ(部品カメラ)の焦点距離が規定の位置より外れて認識エラーが発生したりするケースが生じてしまうおそれがある。このため従来、吸着部を検査面に押し付けたときに吸着部に作用する荷重を測定し、その結果に基づいて摺動部の摺動状態の点検(検査)を行う構成が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2007−220836号公報
しかしながら、従来では、吸着部に作用する荷重を測定する荷重測定装置のような摺動部の摺動状態の点検を行うための高価な専用の設備が別途必要であり、コスト高であるという問題点があった。
そこで本発明は、高価な専用の設備を必要とすることなく、低コストで吸着ユニットの摺動部の点検を行うことができる部品実装機及び吸着ユニットの点検方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装機は、昇降自在な昇降部の下部に、下端部に部品の吸着部を有したノズル部が上下方向に摺動自在に取り付けられて成る吸着ユニットと、電圧の供給を受けて昇降部を昇降させ、吸着部に吸着させた部品を基板に装着させる昇降部駆動手段とを備えた部品実装機であって、昇降部駆動手段への供給電圧を検出する供給電圧検出手段と、昇降部駆動手段によって昇降される昇降部の下降変位を検出する下降変位検出手段と、検査面を備えた検査台と、検査台の検査面に吸着部を当接させた状態で昇降部駆動手段に電圧を供給し、昇降部を下降させながら、供給電圧検出手段により検出される昇降部駆動手段への供給電圧と下降変位検出手段により検出される昇降部の下降変位との関係に基づいて、昇降部とノズル部との間の摺動状態の良否判定を行う判定手段とを備えた。
請求項2に記載の部品実装機は、請求項1に記載の部品実装機であって、判定手段により昇降部とノズル部との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部を所定の位置に設けられたテーブルの上面に当接させた状態で昇降部を小刻みに昇降させることにより昇降部とノズル部との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消手段を備えた。
請求項3に記載の吸着ユニットの点検方法は、昇降自在な昇降部の下部に、下端部に部品の吸着部を有したノズル部が上下方向に摺動自在に取り付けられて成る吸着ユニットと、電圧の供給を受けて昇降部を昇降させ、吸着部に吸着させた部品を基板に装着させる昇降部駆動手段とを備えた部品実装機における吸着ユニットの点検方法であって、検査台の検査面に吸着部を当接させた状態で昇降部駆動手段に電圧を供給し、昇降部を下降させながら、昇降部駆動手段への供給電圧と昇降部の下降変位との関係を取得する電圧変位関係取得工程と、電圧変位関係取得工程において取得した昇降部駆動手段への供給電圧と昇降部の下降変位との関係に基づいて、昇降部に対するノズル部の摺動状態の良否判定を行う判定工程とを含む。
請求項4に記載の吸着ユニットの点検方法は、請求項3に記載の吸着ユニットの点検方法であって、判定工程において昇降部とノズル部との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部を所定の位置に設けられたテーブルの上面に当接させた状態で昇降部を小刻みに昇降させることにより昇降部とノズル部との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消工程を実行する。
本発明では、昇降部駆動手段への供給電圧と昇降部の下降変位との関係から吸着ユニットの摺動部、すなわち昇降部とノズル部の摺動状態の点検を行うようになっており、従来のように、吸着部に作用する荷重を測定する荷重測定装置のような摺動部の点検を行うための高価な専用の設備は不要であるので、低コストで吸着ユニットの点検を行うことができる。
本発明の実施の形態1における部品実装機の概略構成図 本発明の実施の形態1における部品実装機が備える吸着ユニットの断面図 本発明の実施の形態1における部品実装機が備える吸着ユニット点検装置の駆動系統を示すブロック図 (a)(b)本発明の実施の形態1における吸着ユニットの断面図 (a)(b)(c)本発明の実施の形態1における吸着ユニットの断面図 本発明の実施の形態1におけるシャフト駆動部への供給電圧とノズルシャフトのノーマル位置からの下降変位との関係を示すグラフ (a)(b)本発明の実施の形態1における吸着ユニットの断面図 (a)(b)本発明の実施の形態1における吸着ユニットの断面図 本発明の実施の形態1における吸着ユニットの点検方法の実行手順を示すフローチャート (a)(b)本発明の実施の形態1における吸着ユニットの点検方法で取得されるデータの一例を示すグラフ 本発明の実施の形態2における吸着ユニットの断面図
(実施の形態1)
図1において、実施の形態1における部品実装機1は、一対のベルトコンベア2aによって基板PBの搬送及び位置決めを行う基板搬送路2と、部品供給口3aに部品Pを供給する部品供給装置3と、基板搬送路2の上方を移動自在に設けられ、部品供給装置3より
供給された部品Pを吸着ユニット4によって吸着(ピックアップ)して基板搬送路2により位置決めされた基板PB上に装着する装着ヘッド5を備えている。
基板搬送路2の作動制御はこの部品実装機1が備える制御装置10が図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路作動機構11を作動させることによって行い、部品供給装置3による部品Pの供給作動制御は制御装置10が図示しないアクチュエータ等から成る部品供給装置作動機構12を作動させることによって行う。
また、装着ヘッド5の移動制御は制御装置10が図示しないアクチュエータ等から成る装着ヘッド移動機構13を作動させることによって行い、吸着ユニット4の装着ヘッド5に対する昇降動作は制御装置10が後述するリニアモータ等から成る吸着ユニット昇降機構14を作動させることによって行う。また、吸着ユニット4による部品Pの真空吸着及びその解除(離脱)制御は、制御装置10が図示しないアクチュエータ等から成る吸着機構15を作動させることによって行う。
図2において吸着ユニット4は、装着ヘッド5に設けられた中空円筒状のアウターシャフト20内部を上下方向に延びた中空のノズルシャフト21と、このノズルシャフト21の下部に固設されて下方に開口したホルダガイド22と、ホルダガイド22の中空部22a内に下方より収容され、ノズルシャフト21の下端部に外嵌して取り付けられた中空のノズルホルダ23と、ノズルホルダ23の下部に着脱自在に取り付けられた吸着ノズル24を有している。なお、上記吸着ノズル24とノズルホルダ23は、この吸着ユニット4において、下端に吸着部24dを有し、ノズルシャフト21の下部に上下方向に摺動自在に取り付けられたノズル部25を構成している。
図2において、ノズルホルダ23(ノズル部25)とノズルシャフト21は、ノズルホルダ23の内部管路23aの内周面とノズルシャフト21の外周面を互いに接触させており(接触する両面を摺動面Sとして示す)、ノズルホルダ23はノズルシャフト21に対して上下方向に摺動自在になっている。すなわちノズルシャフト21とノズルホルダ23は、この吸着ユニット4における「摺動部」を構成している。
ノズルホルダ23は、その上部から左右に張り出して設けられた一対の突起部23bを、ホルダガイド22に上下方向に延びて設けられた一対のガイド溝22b内に内側から入り込ませており、このためノズルホルダ23は、ホルダガイド22のガイド溝22bの上下方向長さの領域内で上下方向に移動自在になっている。
ホルダガイド22の中空部22aを形成する内壁上面とノズルホルダ23の間には下部スプリング26が縮設されており、ノズルホルダ23は常時ノズルシャフト21に対して相対的に下方に押し下げられた状態となっている。ノズルホルダ23をノズルシャフト21に対して押し上げる力が作用していないとき、ノズルホルダ23は一対の突起部23bをホルダガイド22の一対のガイド溝22bの下端部に上方から当接させた状態を保持し(図2に示す状態。この状態におけるノズルシャフト21に対するノズルホルダ23の位置を「初期位置」と称する)、ノズルホルダ23をノズルシャフト21に対して押し上げる力が作用すると、ノズルホルダ23は下部スプリング26を縮ませながらホルダガイド22の中空部22a内をホルダガイド22に対して上昇する。
図2において吸着ノズル24は、ノズルホルダ23の下端に下方から外嵌装着される円筒状の装着部24aと、装着部24aの下端から下方に延びて設けられた管状部24bを有する。装着部24aの内部と管状部24bの内部は連通して内部管路24cを形成しており、吸着ノズル24がノズルホルダ23に取り付けられた状態では、吸着ノズル24の内部管路24cはノズルホルダ23の内部管路23aを介してノズルシャフト21の内部
管路21aと連通する。
図2において、アウターシャフト20の内部の下方には上下のストッパ部20a,20bが設けられており、ノズルシャフト21の中間部にはリング状のばね係止部材21sが取り付けられている。ノズルシャフト21のばね係止部材21sはアウターシャフト20の上下のストッパ部20a,20bの間に位置しており、アウターシャフト20の下側のストッパ部20bとノズルシャフト21のばね係止部材21sの間には、ノズルシャフト21をアウターシャフト20に対して相対的に上方へ押し上げる付勢力を発揮する上部スプリング31が縮設されている。なお、ノズルシャフト21のばね係止部材21sがアウターシャフト20の上側のストッパ部20aに下方から押し付けられている状態のノズルシャフト21の位置(図2に示す位置)を「ノーマル位置」と称する。
図2及び図3において、アウターシャフト20の内壁面にはリニアモータの固定子32aが設けられており、ノズルシャフト21の外周面にはリニアモータの可動子32bが設けられている。制御装置10は固定子32aの磁極切り替えを行うことによって可動子32bが取り付けられたノズルシャフト21を上方又は下方へ駆動する駆動力(推力)を発生させることができ、これによりノズルシャフト21を装着ヘッド5に対して(直接的にはアウターシャフト20に対して)昇降させることができる。すなわち固定子32aと可動子32bは前述の吸着ユニット昇降機構14のリニアモータを構成しており、制御装置10からの電圧の供給を受けてノズルシャフト21(昇降部)を装着ヘッド5に対して昇降させるシャフト駆動部32として機能している。
図3において、アウターシャフト20には、シャフト駆動部32によって昇降されるノズルシャフト21の装着ヘッド5に対する相対的な下降変位として、ノーマル位置からの下降変位を検出する下降変位検出センサ(例えば、アウターシャフト20の内部に設けられたリニアスケール)33が設けられている。制御装置10は、下降変位検出センサ33からの検出情報により、ノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位を常時把握している。
ノズルシャフト21は、図4(a)に示すノーマル位置から下方に変位し、ノーマル位置からの下降変位Δが最大下降変位Lmaxとなる位置(以下、「最大下動位置」と称する。図4(b)に示す位置)に達するまでの間、上部スプリング31を押し縮めるが(図4(b)参照)、ノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δの増大に伴って上部スプリング31の復元力も増大するため、制御装置10は、ノズルシャフト21を一定速度で下降させるときには、電源部D(図3)からシャフト駆動部32へ供給させる供給電圧を漸増させ、上部スプリング31の付勢力に抗してノズルシャフト21を下降させることができる大きさの電圧をシャフト駆動部32に供給するようにする。
ここで、図5に示すように、ノズルシャフト21が図5(a)に示すノーマル位置から図5(c)に示す最大下動位置まで下降する間に、吸着ノズル24の吸着部24dが何かの物体の上面(例えば、基板搬送路2の近傍に備えられた検査台40の上面の検査面40a。図1も参照)に当接した場合であって(図5(b))、その後もノズルシャフト21の下降が継続されたときには、ノズルシャフト21はノズルホルダ23(ノズル部25)に対して相対的に下方に摺動し、下部スプリング26は、ノズルシャフト21と一体になったホルダガイド22によって押し縮められる(図5(c))。なお、この過程において、ノズルホルダ23の突起部23bは、ホルダガイド22に設けられたガイド溝22b内をホルダガイド22に対して相対的に上昇する。
上記のように、吸着ノズル24の吸着部24dが何かの物体の上面に当接した後、ノズルシャフト21を更に下降させた場合には、ノズルシャフト21には上部スプリング31
の付勢力に加えて下部スプリング26の付勢力が作用するため、シャフト駆動部32へは、上部スプリング31の付勢力と下部スプリング26の付勢力の合力に抗してノズルシャフト21を下降させることができる大きさの電圧をシャフト駆動部32に供給するようにする。
図6は、ノズルシャフト21をノーマル位置から最大下動位置(ノーマル位置からの下降変位が最大下降変位Lmaxとなる位置)まで下降させた場合のシャフト駆動部32への供給電圧(V)とノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位(Δ)との関係を示すグラフであり、破線は、ノズルシャフト21の下降の間に吸着ノズル24の吸着部24dが物体の上面に当接しなかった場合の例、実線は、下降変位がΔ=L1となる位置(図5(b))で、吸着ノズル24の下端の吸着部24dが物体の上面に当接した場合の例である。
図2において、吸着ユニット4が備えるノズルシャフト21の内部管路21aと、ノズルホルダ23の内部管路23aと、吸着ノズル24の内部管路24cは互いに連通してひとつの真空管路VTを形成しており(図3)、制御装置10はこの真空管路VTに繋がる前述の吸着機構15を介して真空管路VT内の真空圧制御を行うことによって、部品Pの吸着及びその解除制御を行う。
この部品実装機1による基板PBへの部品Pの装着では、制御装置10ははじめに基板搬送路2を作動させて外部から投入された基板PBを搬入及び位置決めし、装着ヘッド5を部品供給装置3の上方に移動させて部品供給口3aに供給させた部品Pを吸着ユニット4に吸着させる。
この吸着ユニット4による部品Pの吸着動作では、制御装置10はシャフト駆動部32に供給する電圧を漸増させ、下降変位検出センサ33からの検出情報を参照しながら、ノズルシャフト21をノーマル位置から所定距離Δ1だけ下降させる(図7(a)→(b))。この所定距離Δ1は、ノズルシャフト21の下降変位ΔがΔ1に達する前に、吸着ノズル24の吸着部24dが部品Pの上面に接触する値に設定されており、吸着ノズル24の吸着部24dが部品Pの上面に接触した後は、ノズルシャフト21はノズルホルダ23に対して摺動し、下部スプリング26を押し縮めながら吸着ノズル24を部品Pに押し付ける。そして制御装置10は、ノズルシャフト21を所定距離Δ1下降させたら吸着機構15を作動させて、部品Pを真空吸着させる。
制御装置10は、上記のようにして吸着ユニット4に部品Pを吸着させたら、シャフト駆動部32に供給する電圧を漸減させる。そうすると、上部スプリング31は自身の復元力によって、シャフト駆動部32がノズルシャフト21に与える下方への駆動力に打ち勝って伸張し、ノズルシャフト21を押し上げるので、ノズルシャフト21はノーマル位置に復帰する。また、このノズルシャフト21がノーマル位置に復帰する過程において、それまで押し縮められていた下部スプリング26は自身の復元力によって伸張し、ノズルホルダ23も初期位置に復帰する。
制御装置10は、シャフト駆動部32供給する電圧を漸減することによってノズルシャフト21をノーマル位置まで上昇させたら、装着ヘッド5を基板PBの上方に移動させ、吸着ユニット4に吸着させた部品Pを基板PB上に装着する。
この吸着ユニット4による基板PB上への部品Pの装着動作では、制御装置10は、シャフト駆動部32に供給する電圧を漸増させ、下降変位検出センサ33からの検出情報を参照しながら、ノズルシャフト21をノーマル位置から所定距離Δ2だけ下降させる(図8(a)→(b))。この所定距離Δ2は、ノズルシャフト21の下降変位ΔがΔ2に達
する前に、部品Pの下面が基板PBの表面に接触する値に設定されており、部品Pの下面が基板PBの表面に接触した後は、ノズルシャフト21はノズルホルダ23に対して摺動し、下部スプリング26を押し縮めながら部品Pを基板PBに押し付ける。そして制御装置10は、ノズルシャフト21を所定距離Δ2下降させたら吸着機構15を作動させ、部品Pの真空吸着を解除して、その部品Pを基板PB上で離脱させる。
制御装置10は、上記のようにして吸着ユニット4により基板PBに部品Pを装着させたら、シャフト駆動部32に供給する電圧を漸減させる。そうすると、上部スプリング31は自身の復元力によって、シャフト駆動部32がノズルシャフト21に与える下方への駆動力に打ち勝って伸張し、ノズルシャフト21を押し上げるので、ノズルシャフト21はノーマル位置に復帰する。また、このノズルシャフト21がノーマル位置に復帰する過程において、それまで押し縮められていた下部スプリング26が自身の復元力によって伸張し、ノズルホルダ23が初期位置に復帰するのは、部品Pをピックアップする場合と同様である。
このような一連の部品Pの供給・吸着・装着動作を基板PBに装着すべき全ての部品Pについて行ったら、その基板PBにおける部品装着工程の終了となる。
ところで、上記部品装着工程において、部品PBを部品供給装置3から吸着(ピックアップ)したとき、或いは吸着した部品Pを基板PB上に装着するときに、吸着ユニット4の摺動部、すなわちノズルシャフト21とノズルホルダ23(ノズル部25)の摺動状態が不良であった場合には、ノズルシャフト21から部品P或いは基板PBに直接過大な力が作用してしまい、部品Pや基板PBを破損に至らしめるおそれがある。このため、この部品実装機1には、吸着ユニット4の摺動部の摺動状態の良否の判定を行う吸着ユニット点検装置が備えられており、以下にその構成を図3、図5、図9及び図10を用いて説明する。
図3において、部品実装機1が備える吸着ユニット点検装置Cは、シャフト駆動部32への供給電圧を検出する供給電圧検出センサ34と、シャフト駆動部32によって昇降されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δを検出する下降変位検出センサ33と、検査面40aを備えた前述の検査台40と、検査台40の検査面40aに吸着ノズル24の吸着部24dを当接させた状態でシャフト駆動部32に電圧を供給し、ノズルシャフト21を下降させながら、供給電圧検出センサ34により検出されるシャフト駆動部32への供給電圧Vと下降変位検出センサ33により検出されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係に基づいて、ノズルシャフト21とノズルホルダ23(ノズル部25)の間の摺動状態の良否判定を行う判定手段としての制御装置10の判定部10aから成る。
吸着ユニット点検装置Cによる吸着ユニット4の摺動部の点検は、部品実装機1のオペレータ(図示せず)により点検開始のための所定の操作が行われたとき、或いは部品実装機1が予め設定された条件(例えば所定枚数の基板PBに対する部品装着が終了したという条件)が満たされたときなどに、制御装置10によって実行される。
吸着ユニット4の摺動部の点検では、制御装置10は先ず、装着ヘッド移動機構13の作動制御を行って装着ヘッド5を移動させ、ノズルシャフト21をノーマル位置に位置させた吸着ユニット4を検査台40の上方に位置させる(図9に示すステップST1。図5(a))。そして、シャフト駆動部32に供給する電圧を漸増し、ノズルシャフト21をノーマル位置から所定の下降変位Δの位置(ここでは下降変位ΔがL1となる位置とする)まで下降させ、吸着ノズル24の吸着部24dを検査台40の上面の検査面40aに上方から当接させる(図9に示すステップST2。図5(b))。
制御装置10は、吸着ノズル24の吸着部24dを検査面40aに当接させたら、シャフト駆動部32に供給する電圧を更に漸増させて、ノズルシャフト21を装着ヘッド5(アウターシャフト20)に対して更に下降させる(図9のステップST3。図5(c))。このときシャフト駆動部32に供給する電圧は、前述のように、上部スプリング31の付勢力及び下部スプリング26の付勢力の合力に抗してノズルシャフト21を下降させることができる大きさを有するものとする。
制御装置10はノズルシャフト21を装着ヘッド5に対して下降させながら、供給電圧検出センサ34により検出されるシャフト駆動部32への供給電圧Vと、下降変位検出センサ33により検出されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係を取得する(図9のステップST4。電圧変位関係取得工程)。なお、このノズルシャフト21の下降の間、ノズルシャフト21はノズルホルダ23との接触部Sにおいて摺動し、下部スプリング26を押し縮めながらノズルホルダ23に対して下降する。
制御装置10は、ノズルシャフト21を下降させてシャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係を取得しつつ、下降変位検出センサ33により検出されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δが予め定めた目標変位(例えば前述の最大下降変位Lmax)に達したか否かの判断を行う(図9のステップST5)。そして、ノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δが目標変位に達していなかったときにはステップST3及びステップST4を繰り返し、ノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δが目標変位に達していたときには、制御装置10は、ノズルシャフト21の下降は停止させ、シャフト駆動部32への供給電圧を漸減させて、ノズルシャフト21をノーマル位置に復帰させる(図9のステップST6)。
制御装置10は、ノズルシャフト21をノーマル位置に復帰させたら、ステップST3及びステップST4の繰り返しによって取得したシャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係から図6中の実線のグラフに相当する実測グラフを作成する。そして、制御装置10の判定部10aは、得られた実測グラフ(シャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係)と、予め用意された基準グラフと比較し(図9のステップST7)、実測グラフと基準グラフに異なる部分があるかどうかに基づいて、ノズルシャフト21に対するノズル部25の摺動状態の良否判定を行う(図9のステップST8。判定工程)。ここで、基準グラフとは、吸着ユニット4の摺動部の摺動状態が良好である場合に得られるであろう、シャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係を表すグラフであり、制御装置10の記憶部10b(図3)に予め記憶されている。
制御装置10の判定部10aは、実測グラフと基準グラフの間に異なる部分がなかったときには、摺動部(ノズルシャフト21とノズルホルダ23との間)の摺動状態は良好であると判定し、その旨を部品実装機1に設けられたディスプレイ装置50(図1)に出力してオペレータに報知する(図9のステップST9)。一方、制御装置10は、実測グラフと基準グラフの間に異なる部分があったときには、摺動部の摺動状態は不良であると判定し、その旨をディスプレイ装置50に出力してオペレータに報知する(図9のステップST10)。
図10(a),(b)は、ノズルシャフト21がノーマル位置から最大下動位置への下降途中、下降変位ΔがL1となったときに吸着ノズル24の吸着部24dが検査面40aに当接するようにした場合のシャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21の
ノーマル位置からの下降変位Δとの関係を示すグラフの例であり、図10(a),(b)中に示す破線のグラフは摺動部に異常がない場合の基準グラフ、図10(a),(b)中に示す実線のグラフは実測グラフである。
実測グラフと基準グラフの間に異なる部分があるかどうかは、例えば、図10(b)に示すように、或る下降変位Δの値(Δp)に対する実測グラフにおけるシャフト駆動部32への供給電圧Vの値(Vp1)と、基準グラフにおけるシャフト駆動部32への供給電圧Vの値(Vp2)が異なり、これら両値の差dV(=Vp2−Vp1)の絶対値が予め定めた閾値を上回った場合に、実測グラフと基準グラフの間に異なる部分があったと判断するようにする。図10(a)の場合、実測グラフと基準グラフの間に異なる部分はないので判定部10aは摺動部の摺動状態が良好であると判定し、図10(b)の場合、dVの値が閾値を上回るときには、実測グラフと基準グラフの間に異なる部分があるとして、判定部10aは摺動部の摺動状態が不良であると判定する。
制御装置10の不良状態解消部10c(図3)は、判定部10aにより摺動部の摺動状態が不良であると判定された場合、その摺動状態が不良であると判定された吸着ユニット4の摺動不良状態の解消を行う(図9のステップST11。摺動不良状態解消工程)。
この摺動不良状態の解消は、制御装置10は、摺動部の摺動状態が不良であると判定した吸着ユニット4が備える吸着ノズル24の吸着部24dを所定の位置に設けられたテーブル51(図1)の上面51aに上方から当接させた状態で、ノズルシャフト21を装着ヘッド5に対して小刻みに昇降させることによって行う。これによりノズルシャフト21とノズル部25の間の摺動面S等に蓄積していた小さなごみ等が脱落し、ノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態の不良が解消される。
以上説明したように、実施の形態1における部品実装機1は、昇降自在なノズルシャフト21(昇降部)の下部に、下端部に部品Pの吸着部24dを有したノズル部25が上下方向に摺動自在に取り付けられて成る吸着ユニット4と、電圧の供給を受けてノズルシャフト21を昇降させ、吸着部24dに吸着させた部品Pを基板PBに装着させる昇降部駆動手段としてのシャフト駆動部32を備えたものであり、シャフト駆動部32への供給電圧Vを検出する供給電圧検出手段としての供給電圧検出センサ34と、シャフト駆動部32によって昇降されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δを検出する下降変位検出手段としての下降変位検出センサ33と、検査面40aを備えた検査台40と、検査台40の検査面40aに吸着部24dを当接させた状態でシャフト駆動部32に電圧を供給し、ノズルシャフト21を下降させながら、供給電圧検出センサ34により検出されるシャフト駆動部32への供給電圧Vと下降変位検出センサ33により検出されるノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係に基づいて、ノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態の良否判定を行う判定手段としての制御装置10の判定部10aを備えたものとなっている。
そして、更にこの部品実装機1では、判定部10aによりノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部24dをテーブル51の上面51aに当接させた状態でノズルシャフト21を小刻みに昇降させることによりノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消手段としての制御装置10の不良状態解消部10cを備えたものとなっている。
また、実施の形態1における吸着ユニット4の点検方法は、検査台40の検査面40aに吸着部24dを当接させた状態でシャフト駆動部32に電圧を供給し、ノズルシャフト21を下降させながら、シャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係を取得する電圧変位関係取得工程(ステップST4)
と、電圧変位関係取得工程において取得したシャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係に基づいて、ノズルシャフト21に対するノズル部25の摺動状態の良否判定を行う判定工程(ステップST8)を含むものとなっている。
そして、更にこの点検方法では、判定工程においてノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部24dをテーブル51の上面51aに当接させた状態でノズルシャフト21を小刻みに昇降させることによりノズルシャフト21とノズル部25との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消工程(ステップST11)を実行するようになっている。
このように、実施の形態1における部品実装機1(吸着ユニット4の点検方法)では、シャフト駆動部32への供給電圧Vとノズルシャフト21のノーマル位置からの下降変位Δとの関係から吸着ユニット4の摺動部、すなわち昇降部であるノズルシャフト21とノズル部25の摺動状態の点検を行うようになっており、従来のように、吸着部に作用する荷重を測定する荷重測定装置のような摺動部の点検を行うための高価な専用の設備は不要であるので、低コストで吸着ユニット4の点検を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2における吸着ユニット4では、図11に示すように、実施の形態1における吸着ノズル24に相当する吸着ノズル60が、ノズルホルダ23に取り付けられるベース部分61と、このベース部分61に対して上下方向に摺動自在に設けられて下端に部品Pの吸着部62dを有する吸着部分62から成り、吸着部分62とベース部分61との間にスプリング63が縮設された構成となっている。
吸着部分62の側面には上下方向に延びた溝部64が設けられており、この溝部64内にはベース部分61に取り付けられたピン部材65の端部が嵌入している。このため、吸着部分62は通常はスプリング63によってベース部分61に対して下方に付勢され、ピン部材65が溝部64の上端部に当接する初期位置(図11(a)に示す位置)に位置しているが、ノズルシャフト21が下降し、吸着部分62の吸着部62dが部品Pの上面に当接した後もノズルシャフト21が下降を続けた場合には、ベース部分61は吸着部分62に対して摺動面Sにおいて摺動し、スプリング63を押し縮めながら(このときピン部材65の端部は溝部64内を吸着部分62に対して相対的に下方に移動する)、吸着部分62を部品Pに押し付けるようにする。
すなわち、この実施の形態2の吸着ユニット4では、ノズルシャフト21、ノズルホルダ23及び吸着ノズル60のベース部分61が「昇降部」、吸着ノズル60の吸着部分62が「ノズル部」として機能しており、実施の形態1の場合と同様に、昇降自在な昇降部の下部に、下端部に部品の吸着部を有したノズル部が上下方向に摺動自在に取り付けられたものとなっており、実施の形態1において示した吸着ユニット点検装置Cの構成をそのまま実施の形態2に適用することが可能である。したがって、実施の形態2の場合も、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、装着ヘッド5に吸着ユニット4がひとつだけ設けられた例を示したが、これは一例であり、吸着ユニット4は装着ヘッド5に幾つ設けられていても構わない。
高価な専用の設備を必要とすることなく、低コストで吸着ユニットの摺動部の点検を行
うことができる部品実装機及び吸着ユニットの点検方法を提供することを目的とする。
1 部品実装機
4 吸着ユニット
10a 判定部(判定手段)
10c 不良状態解消部(摺動不良状態解消手段)
21 ノズルシャフト(昇降部)
24d 吸着部
25 ノズル部
32 シャフト駆動部(昇降部駆動手段)
33 下降変位検出センサ(下降変位検出手段)
34 供給電圧検出センサ(供給電圧検出手段)
40 検査台
40a 検査面
51 テーブル
51a 上面
P 部品
PB 基板

Claims (4)

  1. 昇降自在な昇降部の下部に、下端部に部品の吸着部を有したノズル部が上下方向に摺動自在に取り付けられて成る吸着ユニットと、電圧の供給を受けて昇降部を昇降させ、吸着部に吸着させた部品を基板に装着させる昇降部駆動手段とを備えた部品実装機であって、
    昇降部駆動手段への供給電圧を検出する供給電圧検出手段と、
    昇降部駆動手段によって昇降される昇降部の下降変位を検出する下降変位検出手段と、
    検査面を備えた検査台と、
    検査台の検査面に吸着部を当接させた状態で昇降部駆動手段に電圧を供給し、昇降部を下降させながら、供給電圧検出手段により検出される昇降部駆動手段への供給電圧と下降変位検出手段により検出される昇降部の下降変位との関係に基づいて、昇降部とノズル部との間の摺動状態の良否判定を行う判定手段とを備えたことを特徴とする部品実装機。
  2. 判定手段により昇降部とノズル部との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部を所定の位置に設けられたテーブルの上面に当接させた状態で昇降部を小刻みに昇降させることにより昇降部とノズル部との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
  3. 昇降自在な昇降部の下部に、下端部に部品の吸着部を有したノズル部が上下方向に摺動自在に取り付けられて成る吸着ユニットと、電圧の供給を受けて昇降部を昇降させ、吸着部に吸着させた部品を基板に装着させる昇降部駆動手段とを備えた部品実装機における吸着ユニットの点検方法であって、
    検査台の検査面に吸着部を当接させた状態で昇降部駆動手段に電圧を供給し、昇降部を下降させながら、昇降部駆動手段への供給電圧と昇降部の下降変位との関係を取得する電圧変位関係取得工程と、
    電圧変位関係取得工程において取得した昇降部駆動手段への供給電圧と昇降部の下降変位との関係に基づいて、昇降部に対するノズル部の摺動状態の良否判定を行う判定工程とを含むことを特徴とする吸着ユニットの点検方法。
  4. 判定工程において昇降部とノズル部との間の摺動状態が不良と判定された場合に、吸着部を所定の位置に設けられたテーブルの上面に当接させた状態で昇降部を小刻みに昇降させることにより昇降部とノズル部との間の摺動状態の不良を解消させる摺動不良状態解消工程を実行することを特徴とする請求項3に記載の吸着ユニットの点検方法。
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