JP5082916B2 - 収容体及び記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ロール状の記録媒体を収容する収容体、及び収容体内から繰り出されて該収容体の外周面に巻き付けられた記録媒体に記録処理を行う記録装置に関する。
従来、収容体の外周面上に巻き付けられた記録媒体に記録処理を行う記録装置としては、特許文献1に示すインクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」と言う。)が知られている。この特許文献1のプリンタでは、ロール媒体(記録媒体)をセットした供給ロール(第1軸)と、巻取りロール(第2軸)とがドラム(本体ケース)に内蔵されており、供給ロールから繰り出されたロール媒体はドラムの外周面を一周した後、巻取りロールに順次巻き取られるようになっている。そして、ドラムが回転しながら該ドラムの外周面上に位置するロール媒体にラインヘッドユニット(記録手段)からインクが吐出されて、該ロール媒体に印刷(記録処理)が行われるようになっている。
特開2003−94615号公報(図7)
ところで、特許文献1のプリンタでは、供給ロール及び巻取りロールがドラム内に該ドラムの軸線と平行となるように所定間隔をおいて並列に配置されている。このため、供給ロール及び巻取りロールにロール媒体がそれぞれ巻かれた状態にある場合を考慮すると、ドラムの内径を少なくとも供給ロール及び巻取りロールに巻かれたそれぞれのロール媒体の外径の和よりも大きく設定する必要があるため、ドラムが大型化してしまうという問題があった。
なお、このような問題は、ドラムを有さずに、プリンタ内の所定箇所に配置した供給ロールから繰り出されたロール媒体をプラテン上で印刷してからプリンタ内の供給ロールとは別位置に供給ロールと平行に配置した巻取りロールによって巻き取るように構成されたプリンタであっても同様にプリンタが大型化するという点で当てはまるものである。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、小型化することが可能な収容体及び記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の収容体は、内部と外部とを連通する連通部を有した中空の本体ケースと、該本体ケース内に収容されるとともに、ロール状に巻かれた記録媒体を支持する第1軸と、前記本体ケース内に収容されるとともに、前記記録媒体を巻き取り可能な第2軸と、前記第1軸から前記連通部を通して前記本体ケースの内部から外部へ繰り出されて再び前記連通部を通して前記本体ケースの外部から内部へ導入された前記記録媒体を前記第2軸に導く案内機構とを備え、前記本体ケースは主軸を中心に回転可能になっており、前記第1軸及び前記第2軸は、共に前記主軸の軸線上に配置されているとともに、前記第1軸と前記第2軸とは、該第1軸及び第2軸におけるスラスト方向に沿って並設されている。
この構成によれば、第1軸と第2軸とがこれらのスラスト方向に沿って並設されているため、第1軸と第2軸とをこれらの軸線方向と直交する方向に並列に配置する場合に比べて本体ケースを小さくすることができ、ひいては収容体を小型化することが可能となる。
また、本体ケースは主軸を中心に回転可能になっており、第1軸及び第2軸は、共に主軸の軸線上に配置されているので、本体ケース内に収容可能な記録媒体の外径を本体ケースの内径のぎりぎりまで大きくすることが可能となる。
本発明の収容体において、前記第1軸から前記連通部を通して前記本体ケースの内部から外部へ繰り出された前記記録媒体は、前記本体ケースの外周面上に巻き付けられる。
この構成によれば、例えば記録媒体に記録処理を行う場合に、本体ケースの外周面を、記録媒体を支持するための支持台として利用することが可能となる。
本発明の収容体において、前記主軸および前記第2軸はモーターの駆動によって回転する駆動軸であり、前記第1軸はモーターの駆動によって回転しない非駆動軸である。
この構成によれば、主軸および第2軸に加えて第1軸も駆動軸とする場合に比して第1軸及び第2軸を共に主軸の軸線上に配置することが容易にできるので、本体ケース内に収容可能な記録媒体の外径を本体ケースの内径のぎりぎりまで大きくすることが可能となる。
本発明の記録装置は、上記構成の収容体と、前記本体ケースの外部において前記記録媒体に記録処理を行う記録手段とを備えた。
この構成によれば、第1軸と第2軸とがこれらのスラスト方向に沿って並設されているため、第1軸と第2軸とをこれらの軸線方向と直交する方向に並列に配置する場合に比べて本体ケースを小さくすることができ、ひいては記録装置を小型化することが可能となる。
以下、本発明の記録装置をインクジェット式プリンタに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は図1及び図2に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。
図1〜図3に示すように、記録装置としてのインクジェット式プリンタ11は、中空円柱状の本体ケース12と、該本体ケース12の上面における前端部と対向するように配置された記録手段としての直方体状の記録ヘッド13とを備えている。本体ケース12は、前後両端に開口部を有する円筒状のケース14と、該ケース14の前端の開口部を閉塞するように取着された円板状の前蓋15と、ケース14の後端の開口部を閉塞するように取着された円板状の後蓋16とを備えている。
本体ケース12には、該本体ケース12の軸線に沿って延びる主軸17が設けられている。すなわち、主軸17は、前蓋15の中心及び後蓋16の中心を貫通するように設けられており、該主軸17の前端部及び後端部はそれぞれ前蓋15の前側及び後蓋16の後側に突出している。主軸17の前端には該主軸17を回転するための主軸モータ18が設けられており、主軸17の前端部は図示しない支持部材によって回転可能に支持されている。そして、主軸モータ18を駆動することにより、主軸17と本体ケース12とが一体に回転するようになっている。
図4は、本体ケース12及び記録ヘッド13を省略した状態のインクジェット式プリンタ11の平面図である。図1及び図4に示すように、ケース14内において、主軸17における前側の位置には円筒状の第1軸20が設けられている。すなわち、主軸17は、第1軸20内に挿通されているとともに、該第1軸20を回転可能に支持している。一方、ケース14内において、主軸17における後側の位置には円筒状の第2軸21が設けられている。すなわち、主軸17は、第2軸21内に挿通されているとともに、該第2軸21を回転可能に支持している。したがって、第1軸20及び第2軸21は共に前後方向に延びる主軸17の軸線上に配置されている。換言すれば、第1軸20と第2軸21とは同一軸線上においてこれらのスラスト方向(前後方向)に沿って隣り合うように並んで配置されている。
第1軸20には記録媒体としてのロール紙22が巻装されており、該第1軸20の前後両端には該ロール紙22の前後方向の移動を規制する移動規制手段としての円板状のフランジ20aが設けられている。一方、第2軸21の前後両端には、ロール紙22が該第2軸21に巻かれた場合に、該ロール紙22の前後方向の移動を規制する移動規制手段としての円板状のフランジ21aが設けられている。
図1及び図2に示すように、後蓋16の中心には、主軸17の軸線に沿って延びる円筒状の駆動軸19aが回転可能に貫設されている。駆動軸19aの前端は第2軸21の後端に連結されているともに、駆動軸19aの後端は巻取モータ19に連結されている。この場合、駆動軸19a内には主軸17の後端部が遊挿されている。そして、巻取モータ19を駆動すると、駆動軸19aを介して第2軸21が回転するようになっている。なお、主軸17及び本体ケース12は、巻取モータ19の駆動によって回転しないようになっている。
ケース14の上端部には、該ケース14の内部と外部とを連通する連通部23が前後方向の全体にわたって形成されている。連通部23におけるケース14の右側の端部は右エッジ部24とされ、連通部23におけるケース14の左側の端部は左エッジ部25とされている。
図5は本体ケース12及び記録ヘッド13を省略した状態のインクジェット式プリンタ11を前側から見たときの斜視図であり、図6は本体ケース12及び記録ヘッド13を省略した状態のインクジェット式プリンタ11を後側から見たときの斜視図である。図1、図4〜図6に示すように、ケース14内において、第1軸20の右斜め上方には右斜め上方から見て前方上側から後方下側に向かって延びる第1ローラ26が配置され、第2軸21の右斜め上方には右斜め上方から見て前方下側から後方上側に向かって延びる第2ローラ27が配置されている。すなわち、第1ローラ26と第2ローラ27とは、同一平面上に配置されているとともに、右斜め上方から見てV字状をなすように配置されている。
また、ケース14内における第2軸21の上方には、第2ローラ27の上端(後端)に対して左側に隣り合うように、第2軸21と平行に延びる第3ローラ28が配置されている。そして、第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28は、ケース14の内面に図示しない支持部材により、それらの軸線を中心に回転可能に支持されている。なお、本実施形態では、第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28により、案内機構を構成する巻き掛け部が構成されている。
また、第1軸20から繰り出されたロール紙22は、左エッジ部25に巻き掛けられた後、ケース14の外周面上に沿って巻き付けられ、さらに右エッジ部24に巻き掛けられる。右エッジ部24に巻き掛けられたロール紙22は、第1ローラ26に対して下側から右側に沿って巻き掛けられて、該ロール紙22の搬送方向が後方となるように変更された後、さらに第2ローラ27に対して右側から下側に沿って巻き掛けられて、該ロール紙22の搬送方向が左斜め上方となるように変更される。
第2ローラ27に巻き掛けられて搬送方向が左斜め上方となるように変更されたロール紙22は、第3ローラ28に対して上側から下側に沿って巻き掛けられた後、第2軸21に対して右側から巻き付けられている。したがって、ロール紙22を巻き取る方向(後側から見て反時計方向)に第2軸21が回転されると、第1軸20から繰り出されたロール紙22は、ケース14の外周面上に沿って搬送された後、第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28を順次経由して第2軸21に順次巻き取られるようになっている。なお、本実施形態では、本体ケース12、第1軸20、第2軸21、第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28によってロール紙22を収容する収容体(記録媒体収容体)が構成されている。
図3に示すように、記録ヘッド13におけるケース14の外周面と対向する下面には、図示しないインクカートリッジから供給された液体としてのインクを噴射するための複数のノズル(図示略)が形成されている。そして、主軸17を中心に本体ケース12を前側から見て反時計方向(図3の矢印で示す方向)に回転しながら記録ヘッド13の各ノズル(図示略)からインクを噴射することで、本体ケース12の外周面上に巻き付けられた分のロール紙22に記録処理としての印刷が行われるようになっている。
次に、インクジェット式プリンタ11の作用について説明する。
さて、インクジェット式プリンタ11によってロール紙22に印刷を行う場合には、主軸モータ18を駆動して主軸17を介して本体ケース12を回転させるとともに、記録ヘッド13の各ノズル(図示略)からインクを噴射させる。すると、ケース14の外周面上に巻き付けられた部分のロール紙22に印刷が行われる。この場合、ケース14の外周面は、ロール紙22を支持するプラテンとして機能する。
そして、本体ケース12が1回転すると、巻取モータ19の駆動により駆動軸19aを介して第2軸21が回転されてケース14の外周面上に巻き付けられた分のロール紙22の長さ分だけ第2軸21にロール紙22が巻き取られる。このロール紙22の巻き取りにより、第1軸20が回転されて第2軸21に巻き取られた分のロール紙22と同じ長さ分だけ第1軸20からロール紙22が繰り出される。
このとき、ケース14の外周面上に巻き付けられた分のロール紙22は、連通部23を通して第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28により第2軸21に向かって円滑に導かれる。この場合、第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28は、これらに巻き掛けられたロール紙22の搬送にともなって連れ回りするため、各ローラ26,27,28によってロール紙22を第2軸21に向かって案内する際にロール紙22が受ける摺動抵抗が低減される。
さらに、本体ケース12が1回転した後にロール紙22を搬送する際には、第1軸20及び第2軸21にそれぞれ巻かれたロール紙22がフランジ20a,21aによって位置決めがなされるので、第1軸20から正確にロール紙22が繰り出されるとともに、各ローラ26,27,28によって導かれたロール紙22が第2軸21によって正確に巻き取られる。
このようにして本体ケース12の外周面上に巻き付けられた分のロール紙22の長さ単位で印刷が繰り返されると、第1軸20に巻かれたロール紙22の外径が小さくなるにつれて、第2軸21に巻かれたロール紙22の外径が段々と大きくなる。
ここで、従来のように第1軸20と第2軸21とが主軸17の軸線と直交する方向に並列に配置されている場合には、第1軸20に巻かれているロール紙22の外径と第2軸21に巻かれているロール紙22の外径との差が大きいときと小さいときとで本体ケース12の回転時のバランスが大きく変化するため、該本体ケース12が円滑に回転されなくなってしまう。加えて、第1軸20と第2軸21とが主軸17の軸線と直交する方向に並列に配置されるため、第1軸20と第2軸21とに巻かれるロール紙22の全ての配分状態を考慮してもこれらを十分に収容可能な程度に本体ケース12の内径を設定しなければならず、本体ケース12が大きくなってしまう。
この点、本実施形態では、第1軸20と第2軸21とが主軸17の軸線上に配置されている。このため、第1軸20に巻かれているロール紙22の外径と第2軸21に巻かれているロール紙22の外径との差が大きいときと小さいときとで本体ケース12の回転時のバランスがあまり変化しないので、該本体ケース12が円滑に回転される。加えて、第1軸20と第2軸21とが主軸17の軸線上において並んで配置されているため、本体ケース12の内径は、最大でも第1軸20及び第2軸21のうち何れか一方にロール紙22が全て巻かれた状態のみを考慮してこれらを十分に収容可能な程度に設定すればよい。したがって、本体ケース12の大きさを従来よりも小さく抑えることが可能となる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)第1軸20と第2軸21とが同一軸線上においてこれらのスラスト方向(前後方向)に沿って並設されているため、第1軸20と第2軸21とをこれらの軸線方向と直交する方向に並列に配置する従来に比べて、本体ケース12を小さくすることができる。したがって、収容体を小型化することができ、ひいてはインクジェット式プリンタ11を小型化することができる。
(2)第1軸20から連通部23を通して本体ケース12の内部から外部へ繰り出されたロール紙22は、ケース14の外周面上に巻き付けられる。このため、ロール紙22に印刷を行う際に、ケース14の外周面を、ロール紙22を支持するための支持台(プラテン)として利用することができる。
(3)第1軸20及び第2軸21は共に主軸17の軸線上に配置されているため、本体ケース12内に収容可能なロール紙22の外径をケース14の内径のぎりぎりまで大きくすることができる。
(4)第1ローラ26、第2ローラ27、及び第3ローラ28は、これらに巻き掛けられたロール紙22の搬送にともなって連れ回りするため、各ローラ26,27,28によってロール紙22を第2軸21に向かって案内する際にロール紙22が受ける摺動抵抗を低減することができる。したがって、各ローラ26,27,28に巻き掛けられたロール紙22を円滑に第2軸21に向かって導くことができる。
(5)第1軸20及び第2軸21の前後両端には該第1軸20及び第2軸21に巻かれたロール紙22の前後方向の移動を規制するフランジ20a,21aが設けられている。このため、フランジ20a,21aにより、第1軸20及び第2軸21にそれぞれ巻かれたロール紙22の位置決めがなされるので、第1軸20から正確にロール紙22を繰り出すことができるとともに、第1軸20から繰り出されて各ローラ26,27,28によって導かれたロール紙22を第2軸21によって正確に巻き取ることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1軸20に設けられた2つのフランジ20aのうち少なくとも一方を省略してもよい。
・第2軸21に設けられた2つのフランジ21aのうち少なくとも一方を省略してもよい。
・各ローラ26,27,28のうち少なくとも1つを、回転しない丸棒や丸パイプに変更してもよい。この場合、丸棒や丸パイプに巻き掛けられたロール紙22は、丸棒や丸パイプの表面を摺動しながら搬送される。
・第1軸20から連通部23を通して本体ケース12の内部から外部へ繰り出されたロール紙22は、ケース14の外周面上に巻き付けられることなく、別途設けられたプラテン上を経由して再び連通部23を通して本体ケース12の外部から内部に導入された後、各ローラ26,27,28を介して第2軸21に巻き取られるように構成してもよい。この場合、記録ヘッド13はプラテン上のロール紙22と対向するように配置される。このようにすれば、ロール紙22の印刷時に本体ケース12を回転させる必要がなくなる。
・ケース14の外周面上に巻き付けられたロール紙22の印刷を行う際に、本体ケース12を回転させずに、ケース14の外周面上に沿って記録ヘッド13を移動するように構成してもよい。
・第1軸20と第2軸21とは、これらのスラスト方向に沿って並設されていれば、必ずしも主軸17の軸線上に配置する必要はない。
・第1軸20と第2軸21とは、必ずしも同一軸線上に配置する必要はない。この場合、第1軸20と第2軸21とがこれらの径方向において互いに位置がずれることとなるが、このずれは第1軸20に支持されるロール紙22の半径よりも小さくなるようにすることが望ましい。
・本体ケース12を省略し、第1軸20から繰り出されたロール紙22が別途設けられたプラテン上を経由して第2軸21によって巻き取られるように構成するとともに、該プラテン上においてロール紙22が記録ヘッド13によって印刷されるように構成してもよい。この場合、ロール紙22の搬送経路における第1軸20と第2軸21との間に適宜案内機構を設けて、ロール紙22が第2軸21によって正確に巻き取られるように、該ロール紙22の搬送方向を変更したり該ロール紙22を反転したりする必要がある。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンタ11に具体化したが、有版印刷方式のプリンタに具体化してもよい。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンタ11に具体化したが、インク以外の他の液体(機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体を含む)を噴射する液体噴射装置に具体化してもよい。そして、本明細書における「液体」には、例えば、無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含むほか、液状体、流状体などが含まれる。
実施形態のインクジェット式プリンタの平面図。 同プリンタの正面図。 同プリンタの側面図。 本体ケース及び記録ヘッドを省略した状態の同プリンタの平面図。 本体ケース及び記録ヘッドを省略した状態の同プリンタを前側から見たときの斜視図。 本体ケース及び記録ヘッドを省略した状態の同プリンタを後側から見たときの斜視図。
符号の説明
11…記録装置としてのインクジェット式プリンタ、12…収容体を構成する本体ケース、13…記録手段としての記録ヘッド、17…主軸、20…収容体を構成する第1軸、20a…移動規制手段としてのフランジ、21…収容体を構成する第2軸、21a…移動規制手段としてのフランジ、22…記録媒体としてのロール紙、23…連通部、26…収容体を構成するとともに案内機構を構成する巻き掛け部としての第1ローラ、27…収容体を構成するとともに案内機構を構成する巻き掛け部としての第2ローラ、28…収容体を構成するとともに案内機構を構成する巻き掛け部としての第3ローラ。

Claims (4)

  1. 内部と外部とを連通する連通部を有した中空の本体ケースと、
    該本体ケース内に収容されるとともに、ロール状に巻かれた記録媒体を支持する第1軸と、
    前記本体ケース内に収容されるとともに、前記記録媒体を巻き取り可能な第2軸と、
    前記第1軸から前記連通部を通して前記本体ケースの内部から外部へ繰り出されて再び前記連通部を通して前記本体ケースの外部から内部へ導入された前記記録媒体を前記第2軸に導く案内機構と
    を備え、
    前記本体ケースは主軸を中心に回転可能になっており、
    前記第1軸及び前記第2軸は、共に前記主軸の軸線上に配置されているとともに、
    前記第1軸と前記第2軸とは、該第1軸及び第2軸におけるスラスト方向に沿って並設されていることを特徴とする収容体。
  2. 前記第1軸から前記連通部を通して前記本体ケースの内部から外部へ繰り出された前記記録媒体は、前記本体ケースの外周面上に巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載の収容体。
  3. 前記主軸および前記第2軸はモーターの駆動によって回転する駆動軸であり、前記第1軸はモーターの駆動によって回転しない非駆動軸であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収容体。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の収容体と、前記本体ケースの外部において前記記録媒体に記録処理を行う記録手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
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