JP5082786B2 - 落下物堆積防止方法および落下物堆積防止機構を備えた貯蔵装置 - Google Patents

落下物堆積防止方法および落下物堆積防止機構を備えた貯蔵装置 Download PDF

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Description

本発明は、ベルトコンベアの下方となる装置上に落鉱粉が堆積することを防止する落鉱粉堆積防止方法および落下物堆積防止機構を備えた貯蔵装置に関する。
図4はベルトコンベア30で鉱石、石炭、コークス、石灰等を運搬して、搬送中にこれらの少量が落下したり、ローラで反転したベルトから、付着していたものが落下し、ベルトコンベア30の下方に配置された、貯蔵槽などの天板10に堆積する様子を示す。
堆積した落下物20は、風などで舞い上がって2次飛散を生じ職場環境を悪化させる。また、堆積量が多くなると、ベルトコンベア30を突き上げるようになりベルトの異状磨耗や摩擦熱で火災を発生することもある。
特許文献1は、上部コンベヤと下部コンベヤの乗継ぎ部に設置する落鉱処理装置に関し、
上部コンベヤの戻りベルトの真下にベルトクリーナを設けて、振動板上に落鉱させることで、上部と下部のコンベヤの間隔が狭い場合であっても、円滑に乗り継ぎが可能な落鉱処理装置が記載されている。
特許文献2は、上部コンベヤと下部コンベヤの乗継ぎ部に設置する落鉱処理装置に関し、上部コンベヤの戻りベルトの真下に形成した床面に堆積する落鉱を、回転するチェンベルトにつけた複数のL型鋼で払って落とす装置が記載されている。
特許文献3は、ベルトコンベアの落鉱処理方法に関し、ベルトコンベアの裏ベルトをヘッド側で反転、テール側で正転させて、床面に堆積させた落鉱粉は水洗されて自動的に集水ピットへ洗い流す落鉱処理方法が記載されている。
特開昭50−141083号公報 特開昭50−143287号公報 特開平8−133452号公報
ところで、複数の設備が配置される工場内においては、スペース上の制約からベルトコンベア直下に戻りベルトとの間隔を十分にとれずに設備を配置する場合がある。
このような場合、特許文献2記載の落鉱処理装置は、返りベルト下に取り付けスペースを必要とするため、適用できない。また、特許文献3記載の落鉱処理方法ではベルト反転までベルト幅の10倍程度の距離を必要とし、短機長のベルトコンベアには適用できず、反転させるだけのスペースも必要なため適用できない。
そして、鉄鉱石などを搬送する場合、特許文献1記載の落鉱処理装置では裏ベルトに付着した鉄鉱石は完全に除去できず、堆積してしまう。
そこで、本発明は、ベルトコンベア直下に配置される装置と、戻りベルトとの隙間が小さい場合であっても、前記装置の天板上に落鉱石が堆積しない落鉱石堆積防止方法および落下物堆積防止機構を備えた貯蔵装置を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段で達成可能である。
1.粒状物を搬送するベルトコンベアの直下に配置された、前記粒状物を貯蔵する装置の上に前記ベルトコンベアから落下した前記粒状物が堆積することを防止する落下物堆積防止方法であって、前記装置の天板に開口部を設け、前記開口部に前記ベルトコンベアの進行方向に対して横桁をなすように傾斜板を間隔を設けて複数配置し、前記傾斜板間の隙間を塞ぐように前記傾斜板の上端部からカーテン状にゴム板を吊下することを特徴とする落下物堆積防止方法。
2.前記ゴム板にすだれ状に切り込みが入っていることを特徴とする1記載の落下物堆積防止方法。
3.粒状物を搬送するベルトコンベアの直下に配置される、前記粒状物の貯蔵装置であって、前記貯蔵装置の天板は開口部を有し、前記開口部には前記ベルトコンベアの進行方向に対して横桁をなすように傾斜板が間隔を設けて複数配置され、前記傾斜板の上端に、前記間隔を設けて配置される傾斜板間の隙間を塞ぐようにカーテン状に吊下げられたゴム板が取り付けられていることを特徴とする貯蔵装置。
4.前記ゴム板にすだれ状に切り込みが入っていることを特徴とする3記載の貯蔵装置。
本発明によれば、ベルトコンベアを停止しての清掃作業が皆無となり、設備稼働率が向上し、堆積粉突上げによるベルトの異常磨耗、ベルト火災も皆無となり、堆積粉が風に飛ばされて環境を汚染することが防止される。また、製作費が低コストで、取り付けも容易であり産業上極めて有用である。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るベルトコンベアの落下物堆積防止方法が適用された模式的な全体側面図で、図2は本発明の一実施例に係る落下物堆積防止装置を説明する側面図である。
これらの図において、1は落下物堆積防止装置、2は傾斜板、3は固定部材、5は取付部材、6はゴム板、10は天板を示す。
本発明に係る落下物堆積防止方法は、粒状物(図示しない)を搬送するベルトコンベア40の直下に配置される貯蔵装置50の天板10の一部を切り取って、ベルトコンベア40から搬送途中に落下する前記粒状物、または返りベルトから落下する前記粒状物の粉化物を落下物堆積防止装置1により貯蔵装置50の内部に落下堆積させることを特徴とする。貯蔵装置50は、ベルトコンベア40で搬送するものと同じ粒状物を貯蔵するものとする。
尚、図1はベルトコンベア40の下方に、ベルトコンベア30を増設し、ベルトコンベア40から落下する粒状物やその粉化物をシュート60に落下させ貯蔵装置50内に貯蔵させる場合を示す。
落下物堆積装置1は、貯蔵装置50の天板10に設けられた開口部に、取り付けられる傾斜板2と、傾斜板2の上端から吊下されるカーテン状のゴム板6と、傾斜板2を天井10に固定する取付部材5と、傾斜板2の上端にゴム板6を取り付ける固定部材3を有する。
傾斜板2は、天板10の開口部にベルトコンベア40(30)の搬送方向に対して横桁をなすように間隔を設けて複数枚を取り付ける。傾斜板2は、ベルトコンベア40(30)から落下する粒状物を貯蔵装置50内に落下させるシュートとして機能させるもので、傾斜板2の傾斜角度は通常60°以上、樹脂製ライナーを取り付けた場合は45°以上とすることが望ましい。
傾斜板2の寸法は、傾斜部の先端が貯蔵装置50内に達するようにその横幅を天板10の開口部より若干狭め、その上端がベルトコンベア40(30)の返りベルトに接触しないように適宜選定する。
傾斜板2は、傾斜部がベルトコンベア40(30)の表ベルトの進行方向に傾斜するように天板10の開口部に取り付け部材5で間隔を設けて固定する。図2は、落下物堆積防止装置1の模式的側面図で、天板10の開口部の始終端に傾斜板2を取り付け部材5で固定した様子を示す。図において中間に配置された傾斜板2を固定すると取り付け部材5は省略した。尚、図示したように天井10の開口部の始終端のいずれかに取り付ける傾斜板2aは、傾斜部を削除しても良い。
傾斜板2の間隔は、搬送原料の粒径に応じて適宜選定するが、高炉原料のコークスの場合は、約250mmとすると傾斜部から貯蔵装置5内への落下が容易で好ましい。
粒状搬送物が貯蔵装置5内に落下すると、傾斜板2の間隔から発塵するので、その防止のため、傾斜板2の上端からカーテン状にゴム板6を吊り下げる。ゴム板6の長さは隣接する傾斜板2との間隔で生じる隙間を塞ぐように、その下端が隣接する傾斜板2の先端に接する長さとする。
落下した粒状搬送物が、傾斜板2の傾斜部においてゴム板6でせきとめられないように、ゴム板6には、スリット、高炉原料のコークスの場合は100〜200mmピッチ、を入れることが好ましい。
図3は、落下物堆積防止装置の、ベルトコンベア40(30)の進行方向からの模式的正面図で、天板10の開口部の左右に亘る取り付け部材5に傾斜板2aが取り付けられ、傾斜板2aの上端に固定部材3で固定されたゴム板6には、幅方向に等間隔にスリット61が設けられ、すだれ状となっている。
本発明は、また、粒状物を搬送するベルトコンベアの直下に配置される貯蔵装置であって、その天板は開口部を有し、前記開口部には前記ベルトコンベアの進行方向と直交するように複数の倒立した傾斜板が間隔を設けて配置されている。
そして、傾斜板の上端には、前記間隔を設けて配置される傾斜板間の隙間を塞ぐようにカーテン状に吊下げられた、好ましくはスリットが設けられたゴム板が取り付けられている。尚、貯蔵装置はベルトコンベアで搬送する粒状物と同じものを貯蔵する。
本発明例。 本発明例。 本発明例。 従来例。
符号の説明
1 落下物堆積防止装置
2、2a 傾斜板
3 固定部材
5 取付部材
6 ゴム板
61 スリット
10 天板
30、40 ベルトコンベア
50 貯蔵装置
60 シュート

Claims (4)

  1. 粒状物を搬送するベルトコンベアの直下に配置された、前記粒状物を貯蔵する装置の上に前記ベルトコンベアから落下した前記粒状物が堆積することを防止する落下物堆積防止方法であって、前記装置の天板に開口部を設け、前記開口部に前記ベルトコンベアの進行方向に対して横桁をなすように傾斜板を間隔を設けて複数配置し、前記傾斜板間の隙間を塞ぐように前記傾斜板の上端部からカーテン状にゴム板を吊下することを特徴とする落下物堆積防止方法。
  2. 前記ゴム板にすだれ状に切り込みが入っていることを特徴とする請求項1記載の落下物堆積防止方法。
  3. 粒状物を搬送するベルトコンベアの直下に配置される、前記粒状物の貯蔵装置であって、前記貯蔵装置の天板は開口部を有し、前記開口部には前記ベルトコンベアの進行方向に対して横桁をなすように傾斜板が間隔を設けて複数配置され、前記傾斜板の上端に、前記間隔を設けて配置される傾斜板間の隙間を塞ぐようにカーテン状に吊下げられたゴム板が取り付けられていることを特徴とする貯蔵装置。
  4. 前記ゴム板にすだれ状に切り込みが入っていることを特徴とする請求項3記載の貯蔵装置。
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