JP6886795B2 - ローラスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、ローラスクリーンに関するものである。
一般に、採掘されてバラ物運搬船で輸送される石炭は、連続アンローダやグラブバケット式アンローダ等の荷役運搬機械によって荷揚げされ、サイロ等に貯留され、火力発電所の石炭焚ボイラ等で燃料として用いられる。
前記石炭は、粒径が不揃いであるため、石炭の搬送方向に対し交差する方向へ延びる軸線を中心に回転駆動され且つ前記石炭の搬送方向へ複数並設されるローラを備えたローラスクリーンで分級され、分級されてある程度粒径が均一化された石炭がミルによって微粉砕され、前記石炭焚ボイラ等のバーナに供給されて燃焼される。
前記ローラスクリーンのローラは、従来、安価に製造可能な軟鋼製のものが使用されていた。
尚、前記ローラスクリーンと関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平8−267011号公報
しかしながら、前記ローラスクリーンのローラを軟鋼で製造した場合、該ローラは、処理物としての石炭との接触により摩耗しやすく、寿命が短くなるという不具合を有していた。
因みに、硬化肉盛を行った耐摩耗性鋼板で前記ローラを製造することによって、該ローラの寿命延長を図ることも可能ではあるが、コストが非常に高くなるため、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、ローラの寿命延長を図り得るローラスクリーンを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のローラスクリーンは、処理物の搬送方向に対し交差する方向へ延びる軸線を中心に回転駆動され且つ前記処理物の搬送方向へ複数並設されるローラを備えたローラスクリーンにおいて、
前記ローラは、外周面に軸線方向へ所要間隔をあけて環状突起が突設され且つ表面に耐摩耗性材料からなる被膜層が形成され
前記環状突起は、搬送方向へ隣接するローラの間でローラの軸線方向にずれ且つローラの半径方向にオーバーラップするよう配設されていることを特徴としている。
前記ローラスクリーンにおいて、前記被膜層は、耐摩耗性材料が溶射された溶射層とすることができる。
前記ローラスクリーンにおいて、前記耐摩耗性材料は、サーメットとすることができる。
前記ローラスクリーンにおいて、前記耐摩耗性材料は、合金鋼とすることもできる。
前記ローラスクリーンにおいて、前記処理物は石炭とすることができる。
本発明のローラスクリーンによれば、ローラの寿命延長を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のローラスクリーンの実施例におけるローラを示す断面図である。 図1のII−II断面図である。 本発明のローラスクリーンの実施例を示す平面図である。 本発明のローラスクリーンの実施例を示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明のローラスクリーンの実施例である。
本実施例におけるローラスクリーンは、図3及び図4に示す如く、ケーシング1の内部に、処理物としての石炭Cの搬送方向に対し交差する方向へ延びる軸線を中心に回転駆動されるローラ2を、前記石炭Cの搬送方向へ複数並設してなる構成を有している。
前記ローラ2の一端側の支持軸3にはスプロケット4が嵌着され、前記石炭Cの搬送方向へ互いに隣接するスプロケット4間には無端状のチェーン5が掛け回されており、所定のローラ2の支持軸3をモータ6で回転駆動することにより、前記スプロケット4とチェーン5を介して複数のローラ2を同一方向へ且つ同一速度で回転駆動できるようになっている。
前記ローラ2の外周面には、軸線方向へ所要間隔をあけて環状突起7が突設されており、石炭Cの搬送を安定させるようになっている。尚、環状突起7の形状は、図1及び図4に示す例では円形としているが、三角形やそれ以外の多角形としても良い。
前記ローラ2間の間隙は、石炭Cが所定の粒度で分級されるように予め設定されている。
そして、前記ローラ2の表面には、図1及び図2に示す如く、耐摩耗性材料を溶射することにより、被膜層としての溶射層8が形成されている。前記耐摩耗性材料としては、例えば、超硬合金であるタングステンカーバイドを含むサーメット、或いは13Cr等のステンレス鋼を含む合金鋼を選定することができる。但し、前記耐摩耗性材料は、ニッケル基の超合金であるインコネル(登録商標)、ホワイトアルミナ等のアルミナ系セラミックス、ジルコニア等のジルコニア系セラミックス、炭素鋼とすることもできる。
尚、前記被膜層は、溶射層8に限らず、例えば、化学気相成長(CVD: Chemical Vapor Deposition)による蒸着層、物理気相成長(PVD:Physical Vapor Deposition)による蒸着層、エポキシ系樹脂接着による接着層、メッキによるメッキ層とすることができる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
モータ6でローラ2の支持軸3を回転駆動すると、前記スプロケット4とチェーン5を介して複数のローラ2が同一方向へ且つ同一速度で回転駆動される。
この状態で、石炭Cがローラ2上に供給されると、ローラ2上の石炭Cは、該ローラ2の回転作用により搬送方向へ移動する過程において、前記間隙より小さい粒径のものは、該間隙を通過してローラ2の下方へ落下して回収され、前記間隙より大きい粒径のものは、ローラ2上を転動しながら下流側へ移動していく。これにより、石炭Cの分級が行われる。
前記石炭Cの分級が行われている間、ローラ2は石炭Cと接触して摩擦が生じるが、その表面には耐摩耗性材料からなる溶射層8が形成されているため、摩耗しにくく、寿命が長くなる。
又、前記ローラ2の表面に溶射層8を形成することは、硬化肉盛を行った耐摩耗性鋼板で前記ローラ2を製造することに比べ、コストを削減することが可能となる。
更に又、前記溶射層8が摩耗してもローラ2の母材が露出する前に再度溶射を行って溶射層8を修復することにより、ローラ2を交換することなく、使い続けることが可能となり、ローラ2の寿命を大幅に延長することができる。
こうして、ローラ2の寿命延長を図り得る。
そして、本実施例の場合、前記被膜層は、耐摩耗性材料が溶射された溶射層8としている。このように構成すると、溶射層8によってローラ2の耐摩耗性を向上させることができる。
前記耐摩耗性材料は、サーメットとすることができる。このように構成すると、サーメットは超硬合金であり、石炭Cとの接触によるローラ2の摩耗を効果的に抑制することができる。
又、前記耐摩耗性材料は、合金鋼とすることもでき、このように構成しても、石炭Cとの接触によるローラ2の摩耗を抑制する上で有効となる。
更に又、本実施例では、前記処理物は石炭Cとしている。これにより、石炭焚ボイラのミルへ供給される石炭Cをローラスクリーンで分級する火力発電所等の設備において、ローラ2のメンテナンスの頻度を減少させ、運転を円滑に継続できる。
尚、本発明のローラスクリーンは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 ローラ
8 溶射層(被膜層)
C 石炭

Claims (5)

  1. 処理物の搬送方向に対し交差する方向へ延びる軸線を中心に回転駆動され且つ前記処理物の搬送方向へ複数並設されるローラを備えたローラスクリーンにおいて、
    前記ローラは、外周面に軸線方向へ所要間隔をあけて環状突起が突設され且つ表面に耐摩耗性材料からなる被膜層が形成され
    前記環状突起は、搬送方向へ隣接するローラの間でローラの軸線方向にずれ且つローラの半径方向にオーバーラップするよう配設されていることを特徴とするローラスクリーン。
  2. 前記被膜層は、耐摩耗性材料が溶射された溶射層である請求項1記載のローラスクリーン。
  3. 前記耐摩耗性材料は、サーメットである請求項1又は2記載のローラスクリーン。
  4. 前記耐摩耗性材料は、合金鋼である請求項1又は2記載のローラスクリーン。
  5. 前記処理物は石炭である請求項1〜4の何れか一項に記載のローラスクリーン。
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