JP5082751B2 - 冷却装置、冷却装置の制御方法およびサーバ - Google Patents

冷却装置、冷却装置の制御方法およびサーバ Download PDF

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Description

本発明は、温度が動的に変化する環境に対して空冷を行う冷却装置およびその制御方法に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)やサーバにおける冷却装置として、ファンによる空冷システムが一般的である。この場合、筐体内の温度を監視し、温度の高い点があれば、その点に対応するファンの回転数を上げる制御が行われている。このとき筐体内で局所的な発熱があった際にその領域に対応するファンの回転数を上げていた(特許文献1参照)。
また、特定のファンの回転数を上げずに、複数のファンを温度の高い点に向ける技術が開示されている(特許文献2)。
特開2002−268775号公報 特開平5−126352号公報
しかし、上述の技術には、次のような問題点があった。
局所的に発熱があった場合に特定のファンの回転数を大きくすると、全体の騒音が大きくなってしまう。局所的な発熱があったとき、その地点に対応するファンを高速回転させ、その部分を冷却すると、他のファンが低速で回転していても、全体の騒音が最も回転数の大きいファンの騒音によって大きく左右されるからである。
ファンの回転数を変えずに他のファンの向きを変えて、その地点を冷却するファンを増やしても冷却が不十分であると、高温異常でシステムが停止してしまうおそれがある。
本発明は上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、ファンによる騒音を抑制した冷却装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の冷却装置は、
冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、
前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、
前記複数のファンおよび前記複数の温度センサと接続され、前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、該送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くする制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、前記複数のファンの回転速度が均等であれば、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を高くする構成である。
一方、上記目的を達成するための本発明の冷却装置の制御方法は、冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、を有する冷却装置の制御方法であって、
前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、
読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、
前記送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くするものであり、
前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、
前記複数のファンの回転速度が均等であれば、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を高くするものである。
本発明によれば、冷却対象物が局所的に高温になった場合、冷却が不要な部分への送風を抑え、冷却が必要な部分に集中して送風することができるためファン全体の消費電力を抑制できる。また、一部のファンのみが高速回転することを抑制しているので、騒音の小さい静穏な状態を維持できる。
本実施形態は、PCやサーバなどの冷却対象物に対する送風冷却において、ファンの送風方向と回転速度の両方の制御を行うことを特徴とする。
本実施形態の冷却装置の構成を説明する。本実施形態では、冷却装置の冷却対象物がPCで、PCの内部を冷却する場合とする。PC内部の温度環境は拡張カード等の実装の有無や、各モジュールの負荷等により動的に変化するものとする。
図1は本実施形態の冷却装置の一構成例を示すブロック図である。
本実施形態の冷却装置1は、PCの内部を冷却するファン31〜33と、PCの内部の温度を検出する温度センサ41〜43と、ファン31〜33を制御する制御部2とを有する。ファン31〜33および温度センサ41〜43のそれぞれは信号線20で制御部2と接続されている。温度センサ41〜43のそれぞれの位置に対応してファン31〜33のそれぞれが設けられている。
図2は図1に示したファンの外観を示す斜視図である。ファン31〜33は同様な構成であるため、ここでは、ファン31の場合で説明する。
ファン31は、羽根51およびモータ52と、これらを支持する枠53と、送風方向を変えるステッピングモータ54とを有する。図2に示すように、枠53が軸棒55を介してステッピングモータ54と接続されている。ステッピングモータ55およびモータ52は信号線20で制御部2と接続されている。
PC起動時の初期状態では、モータ52は、単位時間あたりの回転数(以下では、回転速度と称する)が基準回転速度になるように羽根51を駆動する。基準回転速度は制御部2のメモリに予め記録されている。モータ52は、基準回転速度とは異なる回転速度を示す信号である回転速度制御信号を制御部2から受信すると、回転速度制御信号が示す回転速度になるように羽根51を駆動する。
PC起動時の初期状態では、ファン31の枠53は、送風方向がPC内部に正対した位置である基準位置にある。ステッピングモータ54は、ファン31の基準位置に対する回転角を示す信号である回転角制御信号を制御部2から信号線20を介して受信すると、回転角制御信号が示す回転角の分、基準位置に対して軸棒55を中心にして枠53を回転させる。枠53を回転させることにより、送風方向が回転角の分だけ変わる。
制御部2は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とを有する。CPUが実行する制御方法が予めプログラムに記述されている。また、メモリには、ファン31〜33の送風方向および各ファンのモータ52の回転速度を制御する際に参照するためのテーブルが格納されている。その一例を表1に示す。
Figure 0005082751
各温度センサの検出温度に対して、温度範囲がレベル1(Lv1)からレベル5(Lv5)の5つのレベルに分けられている。レベル分けは、温度検出点で予想される発熱量と使用されている部品の温度耐久性を基にして決められている。表1のT1、T2、T3のそれぞれは温度センサ41、42、43のそれぞれの検出温度であり、レベル毎に各検出温度についての温度範囲が示されている。ただし、表1において、検出温度T1のLv2の欄の「50℃未満」というのは、45℃以上50℃未満であることを意味する。他の欄についても同様である。
Lv1は、温度センサ41の検出温度T1が45℃未満であり、温度センサ42の検出温度T2が40℃未満であり、温度センサ43の検出温度T3が40℃未満であることを示している。Lv1は最も理想的な状態である定常状態を意味する。
制御部2は温度センサ41〜43の検出温度を定期的に監視する。そして、温度センサ41〜43の検出温度と表1を見比べ、その結果に基づいて、以下のようにしてファン31〜33の送風方向または各ファンのモータ52の回転速度を制御する。
制御部2は、表1を参照して検出温度をレベルに変換し、変換したレベルのうちいずれか2つの差が第1の制御基準値以上である場合、最高レベルの検出温度の温度センサの設置方向に全てのファンの送風方向をそろえるための回転角制御信号を、対象となるファンに送信する。本実施形態では、第1の制御基準値は“2”である。各ファンについて、温度センサ41〜43のそれぞれに送風方向を合わせるための回転角の値が予め決められており、それらの値が制御部2のメモリ(不図示)に登録されている。
また、検出温度のレベルが第2の制御基準値以上である場合、制御部2は、ファン31〜33の回転速度が均等であるか否かを調べる。回転速度が均等である場合、最高レベルの検出温度の温度センサに対応するファンの回転速度を上げるための回転速度制御信号をそのファンに対して送信する。回転速度が均等でない場合、回転速度が最も低いファンに対して、その回転速度を上げるための回転速度制御信号を送信する。その際、動作中のファンの中で回転速度の最も高いファンの回転速度を越えないようにする。本実施形態では、第2の制御基準値がLv5に相当する。ファンの回転速度を上げる際に基準回転速度よりどのくらい大きくするかの情報が予め決められ、その値が制御部2のメモリ(不図示)に登録されている。
その後、検出温度のレベルが定常状態になれば、制御部2は、ファン31〜33の回転速度を基準回転速度に近づけながら均等化する。ファン31〜33の回転速度を均等化する際には、予め決められた割合で回転速度を低くしていく。この割合の値は制御部2のメモリ(不図示)に登録されている。
次に、図1に示した冷却装置1の動作を説明する。
図3は本実施形態の冷却装置の動作手順を示すフローチャートである。図4および図5は時間経過に伴う、温度センサの検出温度の変化を示すグラフである。図4および図5の横軸は時刻を示し、縦軸は温度センサの検出温度(℃)を示す。
図4に示すように、時刻t0からt1の間は温度センサ41〜43の検出温度T1〜T3は全て表1のLv1の範囲内で定常状態にある。時刻t1を過ぎると、温度センサ41の検出温度T1が上昇し始め、時刻t2において検出温度T1が55℃を超えて、Lv3になる。一方、温度センサ42、43の検出温度T2、T3のレベルは、時刻t2でLv1のままである。
時刻t2において、制御部2は、温度の検出温度を温度センサ41〜43より取得すると(ステップ101)、表1を参照して検出温度T1〜T3のレベルを調べる。そして、検出温度T1〜T3のレベルをそれぞれ比較し、レベル差が2以上あるか否かを判定する(ステップ102)。制御部2は、検出温度T1と検出温度T2、T3とのレベルの差が2以上あることを認識すると、温度が最高値の検出温度T1に対応して、ファン32、33の送風方向が温度センサ41の設置方向になるように回転角制御信号をファン32、33に送信する(ステップ103)。ファン32、33のステッピングモータ54は制御部2から受信した回転角制御信号にしたがって送風方向を変える。ここでは、送風方向を変えただけなので、ファンの騒音が大きくなることはない。
その後、制御部2は、ステップ104および108を経由して、ステップ101に戻って温度センサの検出温度を読み取り、各温度センサの検出温度のレベル差を調べる(ステップ102)。その結果、いずれのレベル差も2未満であれば、ファン31〜33に対して、新たに指示を出さず、送風方向および回転速度を維持させる。
ステップ103で送風方向を制御したにもかかわらず、温度センサ41の検出温度T1が上昇し続け、図5に示すように、時刻t3で、温度センサ42、43の検出温度T2、T3がLv2になり、温度センサ41の検出温度T1がLv5を超える。制御部2は、時刻t3において各温度センサから検出温度を読み取り、温度センサ41の検出温度T1がLv5を超えたことを認識すると(ステップ104)、全てのファンの回転速度が均等か否かを調べる(ステップ105)。
全てのファンの回転速度が均等でない場合、温度センサ41の方向を向いているファンが複数存在すれば、制御部2は、回転速度が最も低いファンに対して回転速度を上げるための回転速度制御信号を送信する(ステップ106)。ここでは、回転速度が最も低いファンの回転速度を上げる際、回転速度の最も高いファンの回転速度を越えないようにしているので、ファンによる騒音はステップ106の処理前と変わらなくて済む。
一方、ステップ105で全てのファンの回転速度が均等である場合、制御部2は、温度センサ41に最も近いファンに対して回転速度を上げるための回転速度制御信号を送信する(ステップ107)。
その後、制御部2は、全ての温度センサの値がLv1の定常状態になっているか否かを調べる(ステップ108)。PCの内部が十分に冷却され、全ての温度センサの値が定常状態であることを示していると、制御部2は、全てのファンの回転速度が均等か否かを調べ(ステップ109)、回転速度が均等になるように高速回転のファンの回転速度を少しずつ下げて基準回転速度に近づける(ステップ110、111)。
具体的には、ステップ109で、検出温度T1が示す温度の上昇に伴ってファン31の回転速度が最も高くなっている場合、制御部2はファン31の回転速度を徐々に下げていく(ステップ110)。一方、ステップ109で、ファン31〜33の全てのファンの回転速度が同じである場合、制御部2は、全てのファンの回転速度を均等に下げていく(ステップ111)。なお、制御部2は、ステップ108で全ての温度センサの値がLv1に属していないと判断すると、ステップ101に戻る。
本実施形態では、冷却対象物に複数の温度センサを配置し、複数の温度センサの検出温度の差が第1の基準値を上回る高温地点があった場合、複数のファンの送風方向をその方向にそろえる。この場合、送風方向を変えるだけなので、騒音が大きくなることはない。送風方向の制御を行ってもその領域の温度が下がらなければ、少なくとも1つのファンの回転速度を大きくする。これにより、冷却効果がさらに向上する。
その際、全てのファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、回転速度が均等でなければ、回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする。最も低速回転のファンの回転速度を高くするだけなので、騒音に対する影響は少なくてすむ。一方、回転速度が均等であれば、高温地点に対応するファンの回転速度を高くする。これにより、冷却対象物の温度耐久性を超える温度になることを防げる。
本発明によれば、冷却対象物が局所的に高温になった場合、冷却が不要な部分への送風を抑え、冷却が必要な部分に集中して送風することができるためファン全体の消費電力を抑制できる。また、一部のファンのみが高速回転することを抑制しているので、騒音の小さい静穏な状態を維持できる。
また、ファン全体の作り出す風を効率的に利用しているので、個々のファンの能力が同じ場合でも、従来よりも高い冷却能力を得られる。
上述の実施形態では、送風方向を変えるために、羽根51およびモータ52を支持する枠53の向きを変えてファン自身の向きを変えたが、その他の方法として、ファン毎にダクトを予め設けて、そのダクトの向きを変えるようにしてもよい。
また、温度センサおよびファンの数を3つとしたが、その数は3つの場合に限られない。また、温度センサの検出温度を5つのレベルに分けたが、レベルの数は5つに限らない。表1に示すように、検出温度範囲を所定の温度幅で複数のレベルに分ける方法を用いると、同じレベルでも温度センサ毎に異なる温度幅に設定することが可能となる。例えば、Lv1で見ると、検出温度T1は「45℃未満」であるのに対し、検出温度T2、T3は「40℃未満」である。
また、本実施形態では、検出温度範囲を予め複数のレベルに分け、温度センサの検出温度をレベルに一旦変換し、変換したレベルと基準値を比較して判定していたが、検出温度そのものを基準値と比較して判定するようにしてもよい。この場合、第1の制御基準値と第2の制御基準値の単位は温度となる。第1の制御基準値を10℃とし、第2の制御基準値を60℃とし、定常状態を40℃未満とする。図3のステップ102において、制御部2は、温度センサ41〜43の検出温度のうちいずれか2つの温度の差が10℃以上のものがあると、ステップ103に進み、ステップ104において、温度センサ41〜43の検出温度のうちいずれか1つが60℃以上であると、ステップ105に進む。そして、ステップ108で温度センサ41〜43の検出温度が全て40℃未満であれば、ステップ109に進む。
また、本実施形態では、温度センサ41〜43およびファン31〜33のそれぞれと制御部2との通信を信号線20を介して行っているが、通信方法は有線を用いる場合に限らず無線を用いてもよい。この場合、本実施形態の構成の他に、温度センサ41〜43の検出温度の情報を制御部2に無線で送信する第1の無線部と、ファン31〜33に対する制御信号を制御部2から無線で受信する第2の無線部とが設けられ、第1の無線部および第2の無線部と無線通信する第3の無線通信部が制御部2に設けられている。制御部2は、検出温度の情報を第1の無線部から受信すると、受信した検出温度に関して上述した判定を行い、判定の結果により制御対象となったファンに対する回転速度制御信号または回転角制御信号を第3の無線部を介して第2の無線部に送信する。
さらに、本実施形態では、送風方向を変更する際の回転角の値を予め決めていたが、各温度センサと各ファンとの距離を制御部2に予め登録しておき、制御部2が、各ファンの現在の送風方向と各温度センサの検出温度をパラメータとして、これらの関係から各ファンについて最適な回転角を算出するようにしてもよい。
なお、本発明を、様々な種類のユニットが様々な組み合わせで一つの筐体に収納されるブレードサーバのような装置に対して適用することも可能である。
本実施形態の冷却装置の一構成例を示すブロック図である。 本実施形態の冷却装置のファンの外観を示す斜視図である。 本実施形態の冷却装置の動作手順を示すフローチャートである。 時間経過に伴う、温度センサの検出温度の変化を示すグラフである。 時間経過に伴う、温度センサの検出温度の変化を示すグラフである。
符号の説明
2 制御部
31、32、33 ファン
41、42、43 温度センサ

Claims (14)

  1. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、
    前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、
    前記複数のファンおよび前記複数の温度センサと接続され、前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、該送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くする制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、前記複数のファンの回転速度が均等であれば、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を高くする冷却装置。
  2. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、
    前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、
    前記複数のファンおよび前記複数の温度センサと接続され、前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、該送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くする制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、前記複数のファンの回転速度が均等でなければ、前記回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする冷却装置。
  3. 前記複数のファンのそれぞれに、送風方向に垂直な軸棒が設けられ、
    前記制御部は、
    前記複数の温度センサから読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの前記軸棒を予め決められた位置を基準にして回転させることで、該少なくとも1つのファンの送風方向を変更する、請求項1または2記載の冷却装置。
  4. 前記制御部は、
    前記複数の温度センサから読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記送風方向を前記複数のファンに向けさせる、請求項1から3のいずれか1項記載の冷却装置。
  5. 前記制御部は、
    前記回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする際、該回転速度が、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を超えないようにする、請求項記載の冷却装置。
  6. 前記制御部は、
    読み取った検出温度のうちの2つの差が全て前記第1の基準値よりも小さければ、前記複数のファンのうち他のファンよりも回転速度の大きいファンの回転速度を低くして該複数のファンの回転速度を均等化する、請求項から5のいずれか1項記載の冷却装置。
  7. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、を有する冷却装置の制御方法であって、
    前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、
    読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、
    前記送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くするものであり、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、
    前記複数のファンの回転速度が均等であれば、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を高くする冷却装置の制御方法。
  8. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、を有する冷却装置の制御方法であって、
    前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、
    読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、
    前記送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くするものであり、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、
    前記複数のファンの回転速度が均等でなければ、前記回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする冷却装置の制御方法。
  9. 前記複数のファンのそれぞれに、送風方向に垂直な軸棒が予め設けられ、
    前記複数の温度センサから読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であるとき、前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの前記軸棒を予め決められた位置を基準にして回転させることで、該少なくとも1つのファンの送風方向を変更する、請求項7または8記載の冷却装置の制御方法。
  10. 前記複数の温度センサから読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であるとき、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記送風方向を前記複数のファンに向けさせる、請求項7から9のいずれか1項記載の冷却装置の制御方法。
  11. 前記回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする際、該回転速度が、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を超えないようにする、請求項記載の冷却装置の制御方法。
  12. 読み取った検出温度のうちの2つの差が全て前記第1の基準値よりも小さければ、前記複数のファンのうち他のファンよりも回転速度の大きいファンの回転速度を低くして該複数のファンの回転速度を均等化する、請求項から11のいずれか1項記載の冷却装置の制御方法。
  13. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、
    前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、
    前記複数のファンおよび前記複数の温度センサと接続され、前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、該送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くする制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、前記複数のファンの回転速度が均等であれば、前記検出温度が最高値の温度センサに対応するファンの回転速度を高くする、サーバ
  14. 冷却対象物に対して送風し、送風方向を可変な複数のファンと、
    前記複数のファンのそれぞれに対応して前記冷却対象物に設置され、該冷却対象物の温度を検出する複数の温度センサと、
    前記複数のファンおよび前記複数の温度センサと接続され、前記複数の温度センサの検出温度を定期的に読み取り、読み取った検出温度のうちいずれか2つの差が第1の基準値以上であると、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの設置方向に前記複数のファンのうち少なくとも1つのファンの送風方向を変更し、該送風方向の制御を行った後、前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、該温度センサの設置方向に送風するファンのうち少なくとも1つのファンの回転速度を高くする制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記検出温度の最高値を検出した温度センサの検出温度が第2の基準値以上になると、前記複数のファンの回転速度が均等であるか否かを調べ、前記複数のファンの回転速度が均等でなければ、前記回転速度が最も低いファンの回転速度を高くする、サーバ
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