JPH08121922A - 温度感知式冷却ファン - Google Patents
温度感知式冷却ファンInfo
- Publication number
- JPH08121922A JPH08121922A JP6263702A JP26370294A JPH08121922A JP H08121922 A JPH08121922 A JP H08121922A JP 6263702 A JP6263702 A JP 6263702A JP 26370294 A JP26370294 A JP 26370294A JP H08121922 A JPH08121922 A JP H08121922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fan
- printer
- temperature
- fan
- heating element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタにおいてプリンタの各機能によって
温度上昇の部分は異なる。しかし装置冷却ファンは固定
実装されているため風の流れは一定となり、また風量も
一定となる。そこで本発明の温度感知式冷却ファンは、
プリンタの各機能に応じて冷却ファンの風向き及び風量
を変えることにより、効果的な冷却をすることを目的と
する。 【構成】 プリンタ内部の各発熱体1a,1b,1cに
はそれぞれ温度センサ2a,2b,2cが設置されてお
り、冷却ファン3はファンブラケット4に実装されてお
り、ファンブラケット4の支点軸は軸受5に実装されて
いる。そして、軸受5はプリンタ本体に固定される。す
なわち冷却ファン3は軸受5を中心に自由に回転運動を
行う。また制御モータ6とファンブラケット4の支点軸
とはタイミングベルト4aによって接続されている。
温度上昇の部分は異なる。しかし装置冷却ファンは固定
実装されているため風の流れは一定となり、また風量も
一定となる。そこで本発明の温度感知式冷却ファンは、
プリンタの各機能に応じて冷却ファンの風向き及び風量
を変えることにより、効果的な冷却をすることを目的と
する。 【構成】 プリンタ内部の各発熱体1a,1b,1cに
はそれぞれ温度センサ2a,2b,2cが設置されてお
り、冷却ファン3はファンブラケット4に実装されてお
り、ファンブラケット4の支点軸は軸受5に実装されて
いる。そして、軸受5はプリンタ本体に固定される。す
なわち冷却ファン3は軸受5を中心に自由に回転運動を
行う。また制御モータ6とファンブラケット4の支点軸
とはタイミングベルト4aによって接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度感知式冷却ファンに
関し、特にプリンタに搭載される温度感知式冷却ファン
に関する。
関し、特にプリンタに搭載される温度感知式冷却ファン
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタの装置冷却ファンは例え
ば装置ハウジングカバー及びハウジングカバー内のシャ
ーシ等に直接固定ネジによって固定されている。そして
一定の風向き、及び一定の風量により装置内は冷却され
ている。
ば装置ハウジングカバー及びハウジングカバー内のシャ
ーシ等に直接固定ネジによって固定されている。そして
一定の風向き、及び一定の風量により装置内は冷却され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタの装置
冷却に関しては、プリンタのハウジングカバー内はプリ
ンタの各機能によって温度上昇の部分は異なり、また温
度上昇の度合いも異なる。しかし、上述のように、この
従来の装置冷却ファンはハウジングカバー内に固定実装
されているため、一定の風向き、及び一定の風量で冷却
しており、プリンタの各機能により各部分の温度上昇に
応じた適当な風量を提供する事ができないという欠点が
あった。
冷却に関しては、プリンタのハウジングカバー内はプリ
ンタの各機能によって温度上昇の部分は異なり、また温
度上昇の度合いも異なる。しかし、上述のように、この
従来の装置冷却ファンはハウジングカバー内に固定実装
されているため、一定の風向き、及び一定の風量で冷却
しており、プリンタの各機能により各部分の温度上昇に
応じた適当な風量を提供する事ができないという欠点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
装置内の発熱体を冷却する冷却ファンと、前記発熱体に
固着した温度センサと、前記温度センサにより検出され
た温度データに従ってあらかじめ発熱体の方向に前記冷
却ファンから送風すると共に前記冷却ファンの送風方向
が前記発熱体に向うべく制御モータにより制御を行う制
御回路とを備えて構成される。
装置内の発熱体を冷却する冷却ファンと、前記発熱体に
固着した温度センサと、前記温度センサにより検出され
た温度データに従ってあらかじめ発熱体の方向に前記冷
却ファンから送風すると共に前記冷却ファンの送風方向
が前記発熱体に向うべく制御モータにより制御を行う制
御回路とを備えて構成される。
【0005】本発明の第2の発明は上述の制御回路によ
り制御される制御モータを備えて構成され、前記制御モ
ータと前記冷却ファンの送風方位を定める手段との動力
伝達をタイミングベルトで行って構成される。
り制御される制御モータを備えて構成され、前記制御モ
ータと前記冷却ファンの送風方位を定める手段との動力
伝達をタイミングベルトで行って構成される。
【0006】
【実施例】次に本発明の温度感知式冷却ファンについて
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示す説明
図であり、プリンタ内部の各発熱体1a,1b,…,1
nにはそれぞれ温度センサ2a,2b,…,2nが設置
されている。また、冷却ファン3はファンブラケット4
に実装されており、ファンブラケット4の支点軸4aは
軸承5に実装されている。そして軸承5はプリンタ本体
に固定される。すなわち、冷却ファン3は軸承5を中心
に自由に回転運動を行い得るようになっている。また、
制御モータ6とファンブラケット4の支点軸4aとはタ
イミングベルト7によって接続されている。
図であり、プリンタ内部の各発熱体1a,1b,…,1
nにはそれぞれ温度センサ2a,2b,…,2nが設置
されている。また、冷却ファン3はファンブラケット4
に実装されており、ファンブラケット4の支点軸4aは
軸承5に実装されている。そして軸承5はプリンタ本体
に固定される。すなわち、冷却ファン3は軸承5を中心
に自由に回転運動を行い得るようになっている。また、
制御モータ6とファンブラケット4の支点軸4aとはタ
イミングベルト7によって接続されている。
【0008】次に本発明の温度感知式冷却ファンの動作
について説明する。プリンタ内部の各発熱体1a,1
b,1cがプリンタ制御上の各機能によってそれぞれ温
度上昇する。発熱体1a,1b,1cに設置された温度
センサ2a,2b,2cはそれぞれ発熱体1a,1b,
1cの温度上昇を感知し、制御回路8で制御され制御モ
ータ6が作動し、歯付きベルトとも云われるタイミング
ベルト7を介してファンブラケット4の支点軸4a、そ
れに伴って冷却ファン3はファンブラケット4の支点軸
4aを中心に温度上昇の大きい発熱体に向きを回転移動
する。
について説明する。プリンタ内部の各発熱体1a,1
b,1cがプリンタ制御上の各機能によってそれぞれ温
度上昇する。発熱体1a,1b,1cに設置された温度
センサ2a,2b,2cはそれぞれ発熱体1a,1b,
1cの温度上昇を感知し、制御回路8で制御され制御モ
ータ6が作動し、歯付きベルトとも云われるタイミング
ベルト7を介してファンブラケット4の支点軸4a、そ
れに伴って冷却ファン3はファンブラケット4の支点軸
4aを中心に温度上昇の大きい発熱体に向きを回転移動
する。
【0009】また、冷却ファン3が向きを回転移動する
と共に制御回路8により冷却ファン3の回転数も制御さ
れ、各発熱体1a,1b,1cの温度上昇に伴って冷却
ファン3の風量を制御する。かようにして、最も温度上
昇の大きな部分に冷却ファン3の風量が当って冷却され
るようになる。
と共に制御回路8により冷却ファン3の回転数も制御さ
れ、各発熱体1a,1b,1cの温度上昇に伴って冷却
ファン3の風量を制御する。かようにして、最も温度上
昇の大きな部分に冷却ファン3の風量が当って冷却され
るようになる。
【0010】なお、タイミングベルト7と支点軸4aと
の間に動力についてのスリップなど(通常の場合は必ら
ずある)があるので、支点軸4aは歯付のものを採用す
るが、タイミング精度の必要のない支点軸の回転のみを
伝達する場合は歯のない支点軸を採用することができ
る。この場合に歯付のプーリを使用する場合歯のあるも
のに比べて騒音を減らすことが可能である。
の間に動力についてのスリップなど(通常の場合は必ら
ずある)があるので、支点軸4aは歯付のものを採用す
るが、タイミング精度の必要のない支点軸の回転のみを
伝達する場合は歯のない支点軸を採用することができ
る。この場合に歯付のプーリを使用する場合歯のあるも
のに比べて騒音を減らすことが可能である。
【0011】従って、プリンタ内部の各発熱体がプリン
タの各機能によってそれぞれ温度上昇が生ずると各発熱
体に設置された各温度センサは各発熱体の温度上昇の激
しい部分を感知し、制御回路で制御され制御モータが作
動し、タイミングベルトを介してファンブラケットの支
点軸、それに伴って冷却ファンはファンブラケットの支
点軸を中心に温度上昇の激しい部分にファンの向きを回
転移動する。
タの各機能によってそれぞれ温度上昇が生ずると各発熱
体に設置された各温度センサは各発熱体の温度上昇の激
しい部分を感知し、制御回路で制御され制御モータが作
動し、タイミングベルトを介してファンブラケットの支
点軸、それに伴って冷却ファンはファンブラケットの支
点軸を中心に温度上昇の激しい部分にファンの向きを回
転移動する。
【0012】また、冷却ファンがその向きを回転移動す
ると共に、制御回路により冷却ファンの回転数も制御さ
れ、各発熱体の温度上昇に伴って冷却ファンの風量を制
御するようになる。
ると共に、制御回路により冷却ファンの回転数も制御さ
れ、各発熱体の温度上昇に伴って冷却ファンの風量を制
御するようになる。
【0013】
【発明の効果】上述のように、本発明は、プリンタ内部
の各発熱体の温度上昇に応じて冷却ファンの向きを回転
移動させ、風を送ることにより、また、冷却ファンの風
量を変えることにより、効果的な冷却をおこなうことが
できるという効果がある。また、冷却ファンの風量、す
なわち回転数を制御することにより、温度上昇の少ない
場合等は冷却ファンの回転数を低下させることにより、
冷却ファンによる騒音が低下するという効果がある。
の各発熱体の温度上昇に応じて冷却ファンの向きを回転
移動させ、風を送ることにより、また、冷却ファンの風
量を変えることにより、効果的な冷却をおこなうことが
できるという効果がある。また、冷却ファンの風量、す
なわち回転数を制御することにより、温度上昇の少ない
場合等は冷却ファンの回転数を低下させることにより、
冷却ファンによる騒音が低下するという効果がある。
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
1a,1b,1c 発熱体 2a,2b,2c 温度センサ 3 冷却ファン 4 ファンブラケット 4a 支点軸 5 軸受 6 制御モータ 7 タイミングベルト 8 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】装置内の発熱体を冷却する冷却ファンと、 前記発熱体に固着した温度センサと、 前記温度センサにより検出された温度データに従ってあ
らかじめ発熱体の方向に前記冷却ファンから送風すると
共に前記冷却ファンの送風方向が前記発熱体に向うべく
制御モータにより制御を行う制御回路と、 前記制御回路により制御される制御モータとを備えて成
ることを特徴とする温度感知式冷却ファン。 - 【請求項2】前記制御モータと前記冷却ファンの送風方
位を定める手段との動力伝達をタイミングベルトで行っ
て成ることを特徴とする請求項1記載の温度感知式冷却
ファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263702A JPH08121922A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温度感知式冷却ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263702A JPH08121922A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温度感知式冷却ファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121922A true JPH08121922A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17393146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6263702A Pending JPH08121922A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 温度感知式冷却ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08121922A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006259057A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プロジェクターの冷却装置 |
JP2009098950A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Nec Corp | 冷却装置および冷却装置の制御方法 |
US8320789B2 (en) | 2009-03-16 | 2012-11-27 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Cooling apparatus and image formation apparatus |
CN103660529A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-26 | 吴中区甪直渡岘工艺品厂 | 一种印刷机温控通风设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02257162A (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-17 | Canon Inc | 画像形成装置の冷却装置 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP6263702A patent/JPH08121922A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02257162A (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-17 | Canon Inc | 画像形成装置の冷却装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006259057A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プロジェクターの冷却装置 |
JP2009098950A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Nec Corp | 冷却装置および冷却装置の制御方法 |
US8320789B2 (en) | 2009-03-16 | 2012-11-27 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Cooling apparatus and image formation apparatus |
CN103660529A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-26 | 吴中区甪直渡岘工艺品厂 | 一种印刷机温控通风设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3213156B2 (ja) | 電子機器 | |
JPH08121922A (ja) | 温度感知式冷却ファン | |
US5144366A (en) | Cooling system for use in an image forming machine | |
JP2001111277A (ja) | 遠心ファンとそれを用いた電子機器 | |
KR100686015B1 (ko) | 영상기기의 냉각 장치 | |
JPH05145259A (ja) | 冷却装置 | |
JPH01197816A (ja) | 電子装置の冷却構造 | |
JP3144112B2 (ja) | 車両用冷却装置 | |
JP2001003892A (ja) | ヒートシンク付きモータファン | |
JPH10163659A (ja) | ファンユニット | |
JPH1093276A (ja) | パーソナルコンピュータ | |
JP2001144484A (ja) | ファンモータ制御装置およびファンモータ制御方法 | |
JP2575819B2 (ja) | 冷却用送風装置 | |
KR19990050054A (ko) | 온도변화에 따른 냉각팬의 회전속도 조절장치 | |
JPH07255197A (ja) | 直流モータ冷却ファン回転数の自動制御方法 | |
JP7183921B2 (ja) | 車両用ファンモータ制御装置 | |
JPH1153062A (ja) | 情報処理装置 | |
JP3625811B2 (ja) | プラスマディスプレイ装置 | |
JPS6124657Y2 (ja) | ||
JPH07322510A (ja) | アンバランス吸収抵抗冷却回路 | |
JPH0629682A (ja) | 電子機器における冷却のための機構 | |
KR950008056B1 (ko) | 차량용 냉각팬 제어장치와 그 제어방법 | |
KR200165674Y1 (ko) | 차량의 쿨링팬 노이즈 제거장치 | |
KR970027687A (ko) | 수온 및 풍량에 따른 전동식 냉각팬 제어장치 | |
KR960014609A (ko) | 자동차용 엔진의 냉각장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970401 |