JP5081646B2 - 電子部品移載装置 - Google Patents
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Description
従来の電子部品移載装置は、前記真空圧が略一定であるために、このようなクリッパーノズルを使用する場合に把持力を高くするにも限界がある。このため、従来の電子部品移載装置では、クリッパーノズルを使用したとしても、重量が嵩む電子部品を移載することはできなかった。
加えて、従来の電子部品移載装置は、設置される工場が変更されたりしてエジェクタに供給される加圧空気の圧力が低下すると、吸着ノズルに電子部品を正しく吸着させることができなくなるおそれがあった。
さらに、エジェクタに供給される圧力空気の圧力が低い場合は、使用供給圧力が低い負圧発生部材を使用する。
図1は本発明に係る表面実装機の構成を示す平面図、図2は電子部品移動装置とヘッドユニットとを装置前側から見た状態を示す正面図、図3は本発明に係る表面実装機の構成を示す断面図、図4はヘッドユニットの側面図で、同図は電子部品移動装置の一部を破断して描いてある。
図11は真空圧力が相対的に高くなる負圧発生部材を示す図で、同図(A)は上流側から見た正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は(A)図におけるC−C線断面図である。
この表面実装機1の前方と後方とには、図示してはいないが、例えば交換用テープフィーダー5を運搬することができるように、通路が形成されている。
前記幅変更装置4は、Y方向に延びる複数の支柱に沿って第2のコンベア本体13を平行移動させる構成が採られている。
この実施例においては、前記テープフィーダー5とコンベア3との間に撮像装置14が設けられている。この撮像装置14は、後述する吸着ノズル15(図2参照)に吸着された電子部品などを下方から撮像するためのものである。
前記吸着ヘッド31は、吸着ノズル15を上下方向の軸線回りに回動させる回転装置31aと、吸着ノズル15を上下方向に移動させる昇降装置31bと、前記吸着ノズル15に接続された部品吸着時の負圧源、かつ部品装着時の正圧源としてのエジェクタ11(図4参照)などを備えている。
前記フレーム32は、図4に示すように、前記支持部材22の装置前側(図4においては右側)の一側部にレール33とスライダ34とからなる支持機構を介してX方向に移動自在に支持されている。
このベースユニット42の内部には、図6に示すように、空気通路として加圧空気供給用通路51と、作業用空気通路52とが形成されている。
この負圧発生ユニット43と前記ベースユニット42との間には、これら両部材内の空気通路を気密に保つためにシール部材(図示せず)が設けられている。
前記挿入孔65は、開口形状が円形の孔で、負圧発生ユニット43の前端面から装置後側に延びている。すなわち、この挿入孔65は、負圧発生ユニット43の前端面に開口し、エジェクタ11を吸着ヘッド31に取付けた状態で表面実装機1の前方を指向するように負圧発生ユニット43に形成されている。
挿入孔65の前端部には、この挿入孔65の内径が部分的に大きくなるように環状の凹溝67が形成されている。
負圧発生ユニット43における前記排気口68が形成されている部分には、マフラー69(図13参照)を取付けることができる。
前記ノズル71は、負圧発生部材64の上流端(後端)から下流側に延びる筒体で、前記上流端から下流側に向かうにしたがって径が漸次減少するテーパ状に形成されている。このノズル71は、径が最大になる上流側端部が前記周壁72に接続されており、この周壁72に支持されている。
前記3種類の負圧発生部材64A〜64Cのうち、真空圧力が相対的に高くなる負圧発生部材64Bのノズル71は、図11に示すように、他の負圧発生部材64A,64Cのノズル71に較べて軸線方向(図11において左右方向)に長くなるように形成されている。また、真空流量が相対的に増大する負圧発生部材64Cのノズル71は、図12に示すように、標準的な負圧発生部材64Aのノズル71に較べて、下流端の孔径が大きくなるように形成されている。負圧発生部材64Cのノズル71の軸線方向の長さは、標準的な負圧発生部材64Aのノズル71と同じ長さに形成されている。
また、この蓋体78は、前記取付状態で反時計方向に回して前記係合部80の係合を解除し、装置前側に引くことによって、負圧発生部材64とともに負圧発生ユニット43から取外すことができる。
ディスプレイ装置96は、前記操作装置9に設けられており、後述する各種のメッセージを表示する。
前記適否判定部98は、エジェクタ11の使用条件(電子部品、吸着ノズル15の種類や、エジェクタ11に供給される加圧空気の圧力など)と、エジェクタ11に装着されている負圧発生部材64の種類とを比較し、エジェクタ11の使用条件を満たす負圧発生部材64が装着されているか否かを判定する。
また、適否判定部98は、上述した判定の結果、負圧発生部材64が吸着ノズル15に適合しない場合、負圧発生部材64の交換を求める内容の指示をディスプレイ装置96に表示する。
正誤判定部99は、この判定の結果を前記ディスプレイ装置96に表示させ、不適切な負圧発生部材が取付けられている場合は、負圧発生部材64の交換を求める内容のメッセージをディスプレイ装置96に表示する。
使用するプリント配線板6が変わったときには、前記吸着ノズル選択部97がメモリ92の基板データ100を読込み(ステップS1)、この基板データ100に記録されている内容に基づいて吸着ヘッド31毎に吸着ノズル15を選択する。
次に、吸着ノズル選択部97は、上述したメッセージを予め定めた時間だけ表示させた後、吸着ノズル15の交換作業が終了したか否かを確認するためのメッセージをディスプレイ装置96に表示させる。
ステップS4においては、吸着ノズル15の交換に伴って負圧発生部材64の交換が必要か否かを適否判定部98が判定する。この判定は、エジェクタ11の使用条件(実装する電子部品の種類、現在装着されている吸着ノズル15の種類、エジェクタ11に供給されている加圧空気の圧力など)と、現在装着されている負圧発生部材64の種類とを比較し、エジェクタ11の使用条件を満たすことが可能な負圧発生部材64が使用されるように行う。
また、吸着ヘッド31に装着されている吸着ノズル15が標準的なものであり、かつ負圧発生部材64も標準的なものが装着されている場合であっても、例えば吸着面に大きな凹凸が形成されているために真空圧力が相対的に高くなければ吸着できないような電子部品を実装する場合は、真空流量が相対的に増大する負圧発生部材64Cが使用されるようにする。
正しい負圧発生部材64を組付ける作業は、上記とは逆の手順によって行う。この組付作業も通路に立つ作業者が容易に行うことができる。この実施例においては、蓋体78に負圧発生部材64を保持させる例を示したが、蓋体78は、単に挿入孔65を閉塞するだけ機能を有するように形成することができる。この場合であっても、蓋体78をエジェクタ11から取外すことによって、前記挿入口65aが作業者に向けて開口するようになるから、挿入孔65内から負圧発生部材64を容易に引き抜くことができる。
このようにステップS5まで進むことによって、負圧発生部材64の確認を行う工程が終了し、表面実装機1によって電子部品を実装するための次のステップに進む。
また、上述した実施例では負圧発生部材64をエジェクタ11の挿入孔65内に着脱自在に挿入する例を示したが、エジェクタ11の構造は、実施例の構造に限定されることはなく、適宜変更することができる。
さらに、上述した実施例では負圧発生部材64をエジェクタ11から表面実装機1の前方へ取出すことができる構成を採っているが、負圧発生部材64を着脱する方向は、適宜変更することができ、後方でもよいし、上方、下方、左方または右方でもよい。
Claims (3)
- 電子部品が吸着される吸着ノズルと、
この吸着ノズルから空気を吸引するエジェクタとを備えた電子部品移載装置において、
前記エジェクタは、空気を噴射する空気噴射用ノズルの下流側端部にディフューザを一体形成してなる負圧発生部材と、
この負圧発生部材を着脱可能に支持するハウジングとを備え、
前記負圧発生部材は、前記ハウジングの端面に開口する挿入孔に着脱自在に挿入され、
前記負圧発生部材の下流側開放端には、前記挿入孔を閉塞するための蓋体が取付けられ、
前記蓋体は、前記負圧発生部材の下流側端部内と前記挿入孔の開口部分とにそれぞれ嵌合する柱状突起と、前記ハウジングの端部に設けられた係合部に係合する爪片とを備え、
特性を変えた前記負圧発生部材が複数種類用意され、
これらの複数種類の負圧発生部材のうちエジェクタの使用条件に対応する特性の負圧発生部材が装着されるように操作者に負圧発生部材の交換を促すことを特徴とする電子部品移載装置。 - 請求項1記載の電子部品移載装置において、エジェクタの使用条件と、エジェクタに装着されている負圧発生部材の種類とを比較することによって、エジェクタの使用条件を満たす負圧発生部材が装着されているか否かを判定する適否判定装置を備えていることを特徴とする電子部品移載装置。
- 請求項2記載の電子部品移載装置において、吸着ノズルとエジェクタとの間の吸引用空気通路には、この空気通路内の圧力と空気流量とのうちいずれか一方を検出するセンサが設けられ、
前記負圧発生部材が交換された後の前記センサの出力値に基づいて正しい負圧発生部材が取付けられているか否かを判定する正誤判定装置を備えていることを特徴とする電子部品移載装置。
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