JP5081360B2 - 固体/固体温度調節による多数の毛細管を備えた改良電気泳動サンプル分析装置 - Google Patents

固体/固体温度調節による多数の毛細管を備えた改良電気泳動サンプル分析装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、多数の管路を備えた毛細管電気泳動によるサンプル分析の分野に関する。
【0002】
本発明は、特に、サンプルを並行して分析するための多数の毛細管と、毛細管の端以外の少なくとも中央部分を収容可能な収容手段と、毛細管の温度を調節するために収容手段と協働する調節手段とを含む装置に関する。
【0003】
このタイプの装置は、特に、米国特許第5045172号に記載されている。この装置の毛細管は、熱調節用の冷却液が内部を循環する中空の外被に収容される。
【0004】
この温度調節方法は、少なくとも1つのポンプと、流体のタンクと、気密手段と、流体の流量調節手段と、場合によっては熱交換器とを含む複雑な液圧循環路を必要とする。
【0005】
こうした循環路は、装置の外形寸法を大型化し、定期的なメンテナンスを要し、外被内部に乱流が発生するために毛細管が乱される。
【0006】
しかも、このタイプの流体調節は、毛細管の間で分析再現性に関して十分ではない。
【0007】
一方、同一の外皮に全ての毛細管を収容しているため、欠陥のある毛細管の交換が難しい。
【0008】
さらに、このタイプの装置は、特に分析サンプルの多数の操作が必要であり、臨床化学実験室で使用する場合、分析速度が十分でない。
【0009】
たとえば米国特許第5413686号に記載されているような、他の解決方法も提案されたが、これもまた完全に満足できるものではない。
【0010】
従って、本発明は、上記の不都合の全てまたは一部を解決することを目的とする。
【0011】
このため、本発明は、最初に述べたタイプの装置を提案し、毛細管の収容手段が、毛細管の中央部分を密着して被覆する多数の独立ユニットを含むとともに、熱伝導性かつ電気的に絶縁性の材料で構成されており、一方で、熱調節手段が、固体/固体プロセスによりユニットと熱交換するように構成され、これらのユニットを介して毛細管を温度調節する。
【0012】
ここで、「密着して被覆する」とは、ユニットの材料が毛細管の外側にある外被と表面接触することを意味する。さらに、「固体/固体プロセス」とは、熱交換が、固体面から液体面または気体面へではなく、固体面から別の固体面への伝達により行われることを意味する。
【0013】
これにより、きわめて有効な熱調節が行われ、欠陥のある毛細管は全て、他の毛細管とは独立して交換することができる。
【0014】
有効な別の実施形態では、ユニットの密接な収容スペースを画定する熱伝導性の壁から結合手段を形成する。さらに、好適には、多数の独立した部分結合手段から前記結合手段を構成し、互いにほぼ垂直な少なくとも3個の壁と、1つのユニットを収容する1つの開口部とを設け、各部分結合手段が、そのユニットと共に独立カートリッジを構成する。
【0015】
ユニットは、たとえばSTYCASTタイプ(National Search and Chemical Company社の登録商標)の樹脂材料で構成することができる。ユニットは、柔軟であっても剛性であってもよい。ユニットは、結合手段により設けられたスペースに導入する前に形成してもよいし、あるいは、このスペースに直接、射出成形してもよい。さらに、このユニットは、実施形態に応じて、取り外し可能であっても、そうでなくてもよい。
【0016】
本発明の別の特徴によれば、各毛細管の選択ゾーンで循環するサンプルに関する情報を供給可能な検出手段を設ける。
【0017】
好適には、これらの検出手段は、選択された波長の光線を投光する光源と、光線検出器と、光線を受光する第1の端および、毛細管の選択ゾーンに光線を投光する第2の端をそれぞれが含む、多数の第1の光ファイバーと、選択ゾーンで毛細管内を循環するサンプルの成分と相互作用した後で、結合される第1の光ファイバーから出る光線を受光する第1の端および、相互作用した光線を検出器に送る第2の端をそれぞれが含む、多数の第2の光ファイバーとを含む。
【0018】
このような検出器は、電荷結合素子(CCD)として構成され、第2の光ファイバーの第2の端にそれぞれ結合される多数の検出素子を含むのが有利である。ここで、「素子」とは、1つまたは複数の検出画素を意味する。検出は、単一の検出器を用いて様々な毛細管で同時に行われるので、検出器の応答係数は、毛細管とは無関係にほぼ一定であり、毛細管の間で分析の再現性を著しく改善できる。
【0019】
毛細管が、選択ゾーンの位置に、他の部分よりも面積が大きい内部横断面を有するのが好ましい。これは、異なる寸法の結合毛細管または、米国特許第5061361号が記載しAgilent Technologies社が商品化したタイプの「気泡」毛細管を用いることによって得られる。従って、毛細管内の光波の光行程が延びるので、検出感度を著しく改善できる。
【0020】
本発明のさらに別の特徴によれば、第1または第2の電極をそれぞれが備え、毛細管の第1および第2の端をそれぞれ収容可能な、第1および第2のタンクと、第1および第2の電極の間で選択された電位差を設定可能な高圧給電手段とをさらに設ける。かくして、毛細管の第1の端は、全て、分析流体中のほぼ同じ深さのところに配置され、この端における電界の分配が均質化し、ほぼ対称になるので、分析の再現性をさらに改善できる。
【0021】
好適には、第1および第2のタンクの間に、正(過圧)または負(負圧)の選択された圧力差を設定可能な手段を設け、その結果、第1のタンクから第2のタンク、およびその逆に循環を実施することができる(一般には液体だが、たとえば毛細管を通じさせるための気体であってもよい)。これにより、好適には逆流で毛管を加圧洗浄可能となるので、こうした洗浄品質の改善に伴って毛管の洗浄時間が非常に短縮される。
【0022】
本発明はまた、毛管電気泳動によるサンプル分析方法に関し、
多数の毛細管が、熱伝導性かつ電気絶縁性の材料で構成された独立ユニットに緊密に組み込まれる中央部分をそれぞれ有し、この毛細管にサンプルを導入するステップと、
毛細管の相対する端の間に選択された電位差を与え、ユニットと、好適にはペルチエ型の調節手段との間で固体/固体プロセスによる熱交換により毛細管の温度を調節しながらサンプルの成分を分離するステップと、
毛細管の選択ゾーンで成分を検出するステップとを少なくとも含む。
【0023】
本発明の他の特徴および長所は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば、明らかになるであろう。
【0024】
添付図面は、概して確実な特色を示す。従って、これらの図は、本発明を補完する役割を果たすだけでなく、場合によっては、発明を定義することもある。
【0025】
本発明は、多数の毛細管による電気泳動によりサンプルを分析(または処理)する装置に関する。ここで、「多数の毛細管」とは、少なくとも2個のサンプルをほぼ同時に分析するために少なくとも2個の毛細管を並列して配置することを意味する。以下、例として、8個の毛細管を用いて8個のサンプルを同時に分析可能な電気泳動装置について説明する。もちろん、本発明は、この実施例だけに制限されるものではない。
【0026】
毛細管電気泳動は、当業者にとって既知の技術である。これは、たとえば適切な緩衝液を入れた毛細管内部で、分析サンプルをなす様々な分子を移動させることからなる。このため、毛細管1−i(この例ではi=1〜8)は、相対する2個の端2、3を含み、これらの端は、第1の端2にサンプルを導入した後で異なる電位をかける液体媒質(緩衝液)中に配置される。電位差(または電圧差)は、約数十ボルトから数十万ボルトまで、好ましくは、約2000ボルトから30000ボルトまでの範囲で変えることができる。
【0027】
毛細管1−iの第1の端2(あるいは上流端)により予め導入されたサンプルの分子は、発生する電界の影響により、前記毛細管1の内部を異なる速度で移動する。この速度は、特に、粒子の個々の電荷/質量の比と、使用する緩衝液の性質(pH、導電性など)と、電界値とに依存する。このように分離された様々な分子は、第2の端3(または下流端)付近に到達すると、後述する検出手段により選択ゾーン4で分析(または検出)される。
【0028】
残念ながら、この電界はまた、ジュール効果によって毛細管を加熱する。従って、毛細管の位置で温度70゜Cに達することがあり、そのため、特に、サンプルの安定性、使用する緩衝液の粘性、化学的な均衡、pH、サンプルの様々な分子の個々の移動時間が損なわれる。
【0029】
上記の不都合を解消するために、本発明は、各毛細管1−iが固体/固体プロセスによる熱交換、好適にはペルチエ効果により温度調整される分析装置を提案する。
【0030】
このため、熱伝導性および電気絶縁性の材料で構成され、互いに独立した少なくとも複数のユニット5−iを含む収容手段を設ける。各ユニット5−iは、毛細管1−iの中央部分7を密着して、すなわち毛細管の中央部分と表面(「固体」)接触するように被覆する。検出部分4と、毛細管1の上流端2および下流端3だけが自由であり、すなわちユニット5−iで被覆(または組込)されない。
【0031】
収容手段はまた、熱伝導性の壁8からなる結合手段6−iを含むのが好ましく、この壁は、ユニット5−iを(上記の定義に従って)それぞれ密着して収容する多数(ここでは、全部で8個)のスペース63を互いに画定する。このようにして、結合手段6を構成する壁8と毛細管1−iをまとめたユニット5−iとが表面接触(固体接触)する。
【0032】
図1から4に示した実施例では、結合手段6と、様々な毛管1−iを組み込んだユニット5−iとが、互いに独立した多数(ここでは8個)のカートリッジ9−iを構成している。より詳しくは、ここでは、各カートリッジ9−iが、1個のユニット5−iと3個の壁8とから構成され、壁は、ユニットを収容する開口部63を設けるように互いにほぼ垂直であるのが好ましい。
【0033】
収容手段がユニット5−iだけを含む場合、各ユニットは、このユニットが被覆する毛細管と共に1個のカートリッジを構成する。
【0034】
ユニット5−iは、柔軟もしくは剛性の樹脂材料で構成されるのが好ましい。これは、たとえば、高い熱伝導性をもつStycastタイプ(National Search and Chemical Company社の登録商標)とすることができる。しかし、他の熱伝導性材料の使用を検討してもよい。
【0035】
ユニット5−iは、壁8の内部に設置する前に製造できる。壁8は、図示された例では結合手段6を構成している。
【0036】
だが、図1から3に示したように、ユニット5−iはまた、毛細管1−iの配置後、たとえば材料の射出成形により、結合手段6−iの内部に直接形成することもできる。この場合、毛細管1−iをユニット5に埋め込む(あるいは完全に組み込むように)するために、壁8により画定されるスペース63とほぼ同寸のセパレータ10を支持することが有利である。かくして、スペース63の内部にいったん毛細管を設置したら、樹脂を射出注入してユニット5を形成すればよい。
【0037】
カートリッジは、好適にはアーチ形とし、外形寸法を小さくして毛細管の端をほぼ垂直に配置できるようにする。
【0038】
毛細管1の上流端2および下流端3の各端が、支持プレート62に対して固定可能にする端部品11を備える(図4参照)のが好ましい。もちろん、2端2、3に配置された端部品を異なってもよい。
【0039】
同じく、流体およびサンプルが内部を循環する各毛細管1の内部は、選択された検出ゾーン4に、このゾーン以外の部分よりも面積が大きい横断面を有する(図5参照)のが好ましい。たとえば、毛細管が円柱形である場合、選択ゾーン4の中空部分の内径が他の部分2、3、7の内径よりも大きい。これにより、選択ゾーン4で分離された分子を分析するために検出手段が使用する光線の光行程を延ばすことができる。もちろん、検出ゾーン4を含めて内径が一定の毛細管を使用してもよい。
【0040】
毛細管の内径は、約1μm〜約200μm、好適には約20μm〜約100μmである。さらに好適には、約25μmである。
【0041】
毛細管1−iに対して、折れないように一定の可撓性を与えるために、一般に、ポリイミドコーティングで毛細管を被覆する。この材料は光線を吸収するので、選択された検出ゾーンでは除去しなければならない。
【0042】
さらに、各毛細管は、選択ゾーン4に結合端部品12を備えることが特に有利である。結合端部品は、検出手段の一部、たとえば光線が内部を循環する光ファイバー端を選択ゾーン4の両側で固定することができる。
【0043】
好適には、加工もしくは成形ブロックとして結合端部品12を構成し、毛細管1の下流端3と選択ゾーン4とを導入可能な第1の貫通スペース13と、第1のスペース13にほぼ垂直でこのスペースに通じる第2のスペース14および第3のスペース15をこの端部品に形成する。第2のスペース14および第3のスペース15は、検出手段の上流の光ファイバー端26および下流の光ファイバー端29に配置された端部品16をそれぞれ収容する。
【0044】
図1から5に示した実施形態では、第2のスペース14および第3のスペース15が選択ゾーン4の位置で第1のスペース13と連通しており、互いにほぼ向かい合って配置されている。結合ブロック12に形成された第2のスペース14および第3のスペース15の寸法は、端部品16の末端部分19の寸法に対応する。さらに、毛細管1の下流の端部分3が通じている第1のスペース13の部分は、端部品11の端部分20に対応する寸法を有する。図5に示した結合ブロック12の実施形態は、図1に示したものの変形実施形態である。
【0045】
各カートリッジ9−iの壁8は、毛細管1−iの下流端3が通じている端に、カートリッジ全体に対して結合ブロック12の少なくとも一部を固定するためのスペース21を画定するのが好ましい。スペース21は、端部品16を通すための開口部22により外部と連通している。
【0046】
もちろん、カートリッジ9が毛細管1を備えたユニット5だけから構成されている場合、結合ブロック12は、ユニット5の端にはめ込まれる。
【0047】
結合ブロック12を備えた様々なカートリッジ9−i(この例ではi=1〜8)は、互いに隣接して支持体62に固定されるのが好ましい。その後、光ファイバー端26、29の端部品16を結合ブロック12の第2のスペース14および第3のスペース15に挿入する。
【0048】
同じく、図4に示したように、カートリッジ9−iの上にカートリッジと表面接触するように、熱伝導性、たとえばアルミニウムまたはアルミナのカバー23を設けるのが好ましい。カバー23により、2個の(好適には)ペルチエモジュール(またはユニット)24を固定し、ペルチエモジュール24と壁8との熱接触を均質に配分することができる。このカバーは、いわば熱の境界面の役割を果たす。
【0049】
もちろん、ペルチエモジュールは、壁8に接する補助的な支持手段により保持してもよいが、カバー23に設置すれば、カートリッジ9の1つが故障した場合でも処理がしやすくなる。事実、カバー23を外して、カートリッジ9に直接アクセスし、他の操作を行わずに中の1つを交換するだけでよい。
【0050】
次に、特に図6A、6Bを参照しながら、本発明による装置の検出手段の好適な実施形態について説明する。
【0051】
当業者に知られているように、毛細管1内で分離された様々な分子を検出およびまたは分析するために、多数の光分析方法を検討することができる。
【0052】
好適には、本発明による装置の検出手段は、連続スペクトルを投光するランプと、選択された波長を選択する単色フィルタとからなる単色光源を含む。たとえば、約180nm〜約390nmの連続スペクトルを投光するジュウテリウムランプと、約200nmの波長の光線を選択する干渉フィルタとを使用することができる。
【0053】
この光線は、上流の第1の光ファイバー26−iにより、選択されたゾーン4−iを進む。上流の光ファイバー26−iの第1の端27は、ランプと単色フィルタとを設置したハウジング25に接続されている。一方、第1の端27の反対側にある第2の端28は、結合端部品16を備えており、この結合端部品の端部分19を結合ブロック12−iの第2のスペース14に挿入するように構成する。
【0054】
同様に、上流の光ファイバー26−iから送られて選択ゾーン4−iで毛細管1−iの内部を循環する分子と相互作用した光線を収集するために、下流の光ファイバー29−iを設ける。下流の各光ファイバー29−iの第1の端30は、結合端部品16を備え、結合端部品の端部分19を結合ブロック12の第3のスペース15に挿入するように構成する。下流の光ファイバー29−iの第1の端30の反対側にある第2の端31は、検出モジュール32に接続される。
【0055】
好適には、この検出モジュール32は、電荷結合装置(CCD)であり、下流の光ファイバー29と少なくとも同数の検出素子48を含む(ここでは8個)。図7に示したように、検出素子48−iは、1つまたは複数の検出画素49を指定することができる(図示された例では、各素子が10個の画素を含む)。実際、1個の素子48−iに結合される画素49の数は、下流の光ファイバー29−iの第2の端31の開口度を数値で表したものと、この端と画素とを隔てる距離とに依存する。従って、毛細管1−iの全体について同1の検出器で同時検出可能であるので、毛細管の間でほぼ一定の応答係数が得られ、測定(または分析)の再現性が改善される。
【0056】
同じく好適には、上流の光ファイバー26の内側部分の直径17は、下流の光ファイバー29の内側部分の直径18よりもずっと小さくなるように選択される。個々の直径の選択は、所望の光解像度と、上流の光ファイバー26と下流の光ファイバー29との間の所望のエネルギー伝達とに依存する。
【0057】
たとえば、シリカ/シリカ型の光ファイバーを使用することができる。さらに、CCD検出器32は、HAMAMATSU社が整理番号S5462−256Qとして商品化している検出器でもよい。
【0058】
CCD検出器32は、本発明による装置の制御モジュール(図示せず)にインターフェース33によって接続され、毛細管で収集した情報を示す信号を伝達する。
【0059】
光源とCCD検出器との間に追加光ファイバーを設けて、ランプのエネルギー変化を測定し、分析データを修正するのが好ましい。従って、CCD検出器32は、追加検出素子48を含む。
【0060】
本発明による装置では、他の分析技術を用いてもよい。たとえば、レーザ蛍光による検出または電気化学検出を実施することができる。
【0061】
図4、5に明示したように、毛細管1の下流端3は、液体(緩衝液)を入れた下流タンク34内に収容されるように構成される。この液体は、制御モジュールが制御する高圧給電源(図示せず)に接続された単1電極35により、第1の選択電位をかけられる。
【0062】
結合ブロック12および下流タンク34が、着脱式に結合されるように構成するのが好ましい。さらに、こうした結合により気密性を確保し、下流タンク34の内部にある液体を予圧回路36(図4に一部図示)により予圧可能にすることが特に有利である。かくして、(キャップ50−iまたは上流のタンク38に配置した)毛管1−iの上流端2における圧力とは異なる圧力を下流タンク34に設定することにより、下流タンク34から上流タンク38(過圧)へ、または上流タンク38から下流タンク34(負圧)へ予圧液を循環させることができる。これにより、分析後およびまたは分析前に毛細管を迅速かつ有効に洗浄(またはすすぎ)可能になり、あるいは、サンプル導入前、また同様にサンプル注入前に、毛細管に緩衝液を満たすことができる。
【0063】
分析および洗浄に必要な液体(たとえば緩衝液と濃度が約0.1M〜1MのNaOHタイプのすすぎ溶液)を下流タンク34の内部に導入できるようにするために、下流タンクは、有利には、制御モジュールが制御する液体供給モジュール(図示せず)によって供給される管路37を含む。
【0064】
次に、図8から11を特に参照して、本発明による装置の実施形態について詳しく説明する。
【0065】
最初に、ホルダ39−jに収容した管40ijにサンプルを配置する(この例ではi=1〜8、j=1〜N)。各ホルダ39−jは、さらに、管40−ijに等しい数のキャップ50−ijを支持するバー51−jを含むのが好ましい。キャップ50は、後述するように、場合によっては希釈後のサンプルを収容し、場合によっては希釈されたサンプルを毛細管1−iの上流端2に供給するように構成されている。
【0066】
毛細管の端2を分析位置PAに固定する。従って、分析を実施するには、上流のタンク34とバー51とをこの分析位置PAまで交互に移動しなければならない。
【0067】
このため、装置は移動手段42を含む。この移動手段は、第1の休止位置P1(図9、11の配置参照)と、好適には分析位置PAのほぼ真下に配置される待機位置PW(図9−11の配置参照)との間を移動し、次いで、この待機位置PWから分析位置PAまで、上流タンク38を移動可し、一方、待機位置PWから分析位置PAにバー51−jを移動することができる。
【0068】
移動手段がカルーセル42を含むのが好ましい。カルーセルは、軸XXを中心として回転駆動可能であり、この軸XXに沿って垂直移動する。より詳しくは、図8から11に明示したように、カルーセル42は、互いにほぼ90゜のところで径方向に突出する2個の脚部52、53を有する。カルーセル42が四分の1回転すると、一方の脚部52により上流のタンク38を休止位置P1から待機位置PWに移動することができる。カルーセル42が軸方向に移動すると(図10、11参照)、いずれかの脚部52、53により、上流のタンク38またはバー51−jを待機位置PWから分析位置PAに、またその逆に移動することができる。
【0069】
従って、分析位置PAでは(図10、11の破線部分)、毛細管1−iの上流端2が、上流タンク38の内部に収容される。
【0070】
さらに、移動手段は、好適には、バー51−jを設置したホルダを待機位置PWと第2の休止位置P2との間で移動可能な搬送手段54を含む。搬送手段は、レール56に摺動式に取り付けられる送り台54であるのが好ましい。
【0071】
この第2の位置P2で、サンプルのピペット吸入および希釈を実施する。従って、装置は、希釈/ピペット吸入モジュール57を含む(図10、11に一部図示)。希釈/ピペット吸入モジュールは、軸YYに沿ってほぼ垂直に並進可能な中空の針58を含み、管40−iに配置されたサンプルを第1の端から吸入し、好適には、針の第2の端から供給される希釈液でサンプルを希釈する。針の第2の端は、1つまたは複数のタンクに接続された1つまたは複数の管60によって供給される。希釈液の容量は、装置の制御モジュールにより制御され、分析サンプルのタイプに応じて選択される。希釈を行うと、針58は、ほぼ水平な軸ZZ(図10参照)に沿って、前記軸ZZに垂直な送り台54の並進と連動しながら並進し、結合されるキャップ50−iに希釈サンプルを配置する。こうした全ての移動は、このためにプログラムされた制御モジュールにより制御される。
【0072】
さらに、多数のホルダ39−jの逐次処理を可能にするために、本発明による装置は、供給手段を含むのが好ましい。供給手段は、制御モジュールにより制御されるモータ61が駆動する第1のベルトコンベヤ44を含み、このコンベヤ上に、好適には線形の複数のホルダ39−jを配置することができるのが有利である。ホルダは、導入位置PIを決定する第1のベルトコンベヤの上流端に順次導入されるので、移動方向(矢印F1で示す)に対して垂直に順に配置されるのが好適である。従って、第1のコンベヤ44は、導入位置P1から(たとえばベルトコンベヤ44の下流端により決定される)第2の休止位置P2にホルダを順に搬送し、この休止位置で送り台54にホルダを載せることができる。
【0073】
装置はまた、サンプル分析後、ホルダを排出する手段を含むのが好ましい。排出手段が第2のベルトコンベヤ45を含み、第2のベルトコンベヤは、(場合によっては、第1のベルトコンベヤ44を駆動するモータと同じ)モータ64により同様に駆動されるのが良い。モータ64は、第1のベルトコンベヤ44に平行に配置されるのが好ましい。第2のベルトコンベヤ45は、分析位置PAに戻るホルダ39に対してたとえば第3の休止位置P3を決定する上流の第1の端と、第1の端の反対側で、ホルダPOの採取位置を決定する下流の第2の端とを含む。サンプル分析後は、送り台54が、待機位置PWから第3の休止位置P3へホルダ39を搬送し、その結果、ホルダは、第2のコンベヤ45から排出される。
【0074】
従って、第1のベルトコンベヤ44は、分析サンプルを備えたホルダ39を装置に導入することができ、第2のベルトコンベヤ45は、サンプル分析後にホルダを回収して装置から排出させることができる。第2のベルトコンベヤからホルダを排出するたびに第1のベルトコンベヤの場所を1つ空けて分析サンプルを備えた新たなホルダを導入できるようにすれば、装置に連続してホルダを供給することができる。
【0075】
上流のタンク38は、下流のタンク34と同様に、高圧給電モジュールに接続された単1電極46を含む。したがって、高圧給電モジュールは、装置の制御モジュールの制御下で、2個の電極35、46の間に電位差を設定可能である。この電位差は、また、必要に応じて調節できる。好適には、上流の電極46に正の電位をかけ、下流の電極35を接地接続するが、ほかにも多数の組合せを検討可能である。
【0076】
本発明による装置はまた、第1の休止位置P1の付近と、下流タンク34の管路37とにほぼ通じる複数の液体(緩衝液およびすすぎ/洗浄液)供給循環路を含むのが有利である。
【0077】
図10に示したように、上流のタンク38の供給循環路は、管路65に接続されて緩衝液を採取する部分循環路と、別の管路66に接続されて、すすぎまたは洗浄および緩衝液を供給する少なくとも1つの部分循環路とを含む(図示された例では、すすぎ液を供給する2個の部分循環路を設けている)。さらに、各タンクに対して液体レベル検出器67、68を設けることができる。上流のタンク38への緩衝液またはすすぎ液の供給は、軸XXに沿ったカルーセル42の並進後に行われる(供給位置PFを破線で示した図11参照)のが好適である。
【0078】
本発明による装置は、また、管を備えたホルダが提示されているとき、分析が既に済んだかどうかを制御モジュールが確認できるようにするバーコード検出モジュール47を含むのが好ましい。検出モジュールはまた、各サンプルを電気泳動図に関連づけられるように、各管40−iに配置されたバーコードを読み取り可能である。したがって、サンプルの識別子を制御モジュールに供給することにより、メモリに保存された電気泳動図に直ちにアクセスできる。
【0079】
好適には、ホルダ検出モジュール47は、第2の休止位置P2のほぼ正面に配置される。
【0080】
次に、ホルダ39−jが既に第2の休止位置P2に到着したと仮定して、サンプル分析サイクルについて説明する。
【0081】
第1のステップでは、送り台54がホルダを受け取ってピペット吸入/希釈装置57に配置する。次に、ピペット吸入/希釈装置が、第1の管40−1jに配置されたサンプルを採取して、これを希釈し、再びキャップ50−1jに入れる。その後、ピペット吸入/希釈装置は、各サンプルに対して操作を繰り返す。この間、先行するホルダ39−(j−1)の8個のサンプルを毛細管1−iで分析する。こうしたサンプル(n)の希釈ステップは、サンプル(n−1)の分析ステップ中に行われる。
【0082】
第2のステップでは、先行ホルダの分析が終了後、下流タンク34を空にし、一方、上流タンク38を分析位置PAに置いておく。このとき、下流タンク34に洗浄溶液(たとえばNaOH)を満たしてから、選択された持続時間中、下流タンク34と上流タンク38との間に正の圧力差(過圧)を設定する。再び下流タンク34を空にし、次いで、このタンクをすすいでから、緩衝液を満たすのが好ましい。その後、選択された持続時間中、下流タンク34と上流タンク38との間に正の圧力差を設定する。
【0083】
第3のステップでは、カルーセル42により分析位置PAから待機位置PWに上流タンク38を下降し、その後、カルーセル42を回転駆動して、上流タンク38を第1の休止位置P1に置く。
【0084】
第4のステップでは、第2の休止位置P2から待機位置PAにホルダ39−jを移動し、一方の脚部53によりホルダ39−jからバー51−jを解放する。バー51−jをカルーセル42で待機位置PWから分析位置PAに上昇する。
【0085】
第5のステップでは、選択された持続時間中、下流タンク34と上流タンク38との間に負の圧力差(負圧)を設定し、サンプルが、毛細管1−iの内部にわずかな長さだけ入るようにする。次いで、分析位置PAからホルダ39−jが待機する待機位置PWにバー51−jを再び下降し、これらを結合する。そのとき、送り台54は、待機位置PWから第3の位置P3にホルダ39−jを並進し、第3の位置で、第2のベルトコンベヤ45がホルダを受け取って排出する。その後、送り台54は、第2の休止位置P2にホルダ39−(j+1)を受け取りに行く。それとほぼ同時に、上流タンク38を供給位置PFに上昇して、このタンクを空にし、すすいでから、緩衝液を入れる。
【0086】
第6のステップでは、上流タンク38を第1の休止位置P1に再び下降してからカルーセル42を回転駆動し、上流タンク38を待機位置PWに置く。その後、上流タンク38が分析位置PAに配置されるまで、カルーセル42を並進しながら上流タンク38を上昇する。
【0087】
第7のステップでは、上流電極46と下流電極35との間に選択された電位差を設定し、ホルダ39−jのサンプルを分析する。上流の光ファイバー26の有効部分17の内部を循環する光線は、電位差によって誘導される電界作用でサンプルの分子が循環すると、このサンプルの分子と相互作用しながら、毛細管1−iの選択ゾーン4を通る。光線は、その後、下流の光ファイバー29−iの有効部分18により収集される。光線は、CCD検出素子32の画素に到達し、電気信号に変換され、インターフェース33を介して制御モジュールに伝達される。制御モジュールは、これらの信号を利用して、各サンプルに対して電気泳動図を構成し、電気泳動図は、好適にはモニタに直接ディスプレイされる。その後、後日の処理のために分析データを保存する。同時に、第1のステップをホルダ39−(j+1)で実施する。
【0088】
第1のステップが終了すると、第2から第7のステップを繰り返し、ホルダ39−(j+1)のバー51−(j+1)のキャップ50−i(j+1)に配置される希釈サンプルを分析する。
【0089】
本発明による装置は、多数のサンプルの毛細管分析に使用可能である。しかし、この装置は、限定的ではないが特に、たとえば、血液、血清、血漿、尿、脳脊髄液、唾液、および涙といった生物学的なサンプルの分析用である。
【0090】
本発明による装置は、次のような多数の長所を有する。
−特に有効な固体/固体タイプの熱調節を行う。
−上流および下流のタンクがそれぞれ電極を1個だけ含むことから、電気設備が著しく簡素化される。しかも、これらの単1電極は、タンク内で電界を均質に配分するので、毛細管の間の分析再現性を改善することができる。
−様々な毛細管に対して共通の検知器を有するので、様々なサンプルの分子の検出および、検出の再現性が簡素化され、改善される。
−予圧洗浄を行うため、迅速かつ高品質の洗浄が可能になる。
−希釈、分析および洗浄といった様々なステップの自動化、ならびにホルダへの供給モード(好適には連続式である)により、分析速度が高速化する。
−サンプルに対して人間が介入せず、各毛細管を他の毛細管にかかわりなく交換できるので、使い易く、メンテナンスしやすい。
【0091】
本発明は、単に例として挙げた上記の装置および方法の実施形態に制限されるものではなく、特許請求の範囲で当業者が検討できるあらゆる変形実施形態を包括するものである。
【0092】
かくして、多数のホルダを供給する手段と、これらのホルダの排出手段とを備える装置について記載した。しかし、装置は、このような手段を含まなくてもよく、その場合、ホルダは、第2の位置でマニュアルにより配置および除去される。
【0093】
さらに、サンプルの希釈を自動的に行う装置について記載した。しかし、サンプルは、既に希釈してから装置に入れたり、あるいは希釈不要であったりすることもあり、その場合には、ピペット吸入/希釈手段を省くことができる。この場合、ホルダおよび管をなくし、キャップを備えたバーだけで十分である。
【0094】
また、液状の緩衝液によるサンプル分析について記載した。しかし、この緩衝液を粘性または半粘性にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による毛管カートリッジの一部の分解組立図である。
【図2】 組立済みカートリッジの斜視図である。
【図3】 本発明による装置に取付前のカートリッジブロックの斜視図である。
【図4】 本発明による装置に取付後の、図3のカートリッジブロックの横断面図である。
【図5】 毛細管と検出手段とを結合する本発明による装置の一部の横断面図である。
【図6】 第1の光検出ファイバーと光源との結合、および第2の光検出ファイバーとセンサとの結合をそれぞれ示す図である。
【図7】 第2の光ファイバーとセンサの検出素子との結合を示す詳細図である。
【図8】 サンプルの分析段階における本発明による装置の一部の上面図である。
【図9】 毛細管にサンプルを導入する段階における図8の装置の上面図である。
【図10】 第1の休止位置から分析位置に上流タンクを移動する段階において、本発明による装置の一部を示す側面図である。
【図11】 特に、管からキャップにサンプルを移動する段階と、上流タンクの洗浄/充填段階とにおいて、図10の装置の一部を示す側面図である。

Claims (32)

  1. 電気泳動によるサンプル分析装置であって、
    相対する第1の端(2)および第2の端(3)を含む複数の毛細管(1−i)と、
    前記端(2、3)以外で前記毛細管の少なくとも1つの中央部分(7)を収容するように構成された収容手段(5、6)と、
    毛細管(1)の温度を調節するために前記収容手段(5、6)と協働可能な調節手段(24)とを含む装置において、
    前記収容手段(5、6)が、それぞれが独立に交換可能な複数の独立カートリッジ(9−i)を含み、各カートリッジは、毛細管(1−i)の中央部分(7)に接して被覆する熱伝導性かつ電気絶縁性の材料で各々が構成された、独立ユニット(5−i)を有し、
    前記調節手段は、熱伝導性で前記カートリッジの上に設けられてカートリッジに接触して、前記毛細管(1−i)を温度調節するように、前記カートリッジ(9−i)の集合体と熱交換可能であることを特徴とする装置。
  2. 各カートリッジ(9−i)が、熱伝導性の壁(8)から形成されており、カートリッジのユニット(5−i)をそれぞれが密着して収容するスペース(63)を画定できる結合手段(6−i)を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記カートリッジ(9−i)はアーチ状であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記ユニット(5−i)が、樹脂材料で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記樹脂がSTYCASTタイプであることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 各毛細管(1−i)の選択ゾーン(4)で循環するサンプルに関する情報を供給するための検出手段(26、29、32)を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記検出手段が、
    選択された波長の光線を投光可能な光源(25)と、
    光線検出器(32)と、
    前記光線を受光可能な第1の端(27)および、毛細管(1−i)の選択ゾーン(4)に前記光線を投光可能な第2の端(28)をそれぞれが含む、多数の第1の光ファイバー(26−i)と、
    選択ゾーン(4)で前記毛細管(1−i)内を循環するサンプルの成分と相互作用した後で、結合される第1の光ファイバー(26−i)から出る光線を受光可能な第1の端(30)および、相互作用した光線を前記検出器(32)に送る第2の端(31)をそれぞれが含む、多数の第2の光ファイバー(29−i)とを含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記検出器(32)が、電荷結合素子(CCD)であり、第2の光ファイバー(29−i)の第2の端(31−i)にそれぞれ結合される多数の検出素子を含むことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記毛細管(1−i)の選択ゾーン(4)の内部横断面の面積は、毛細管の他の部分の内部横断面の面積よりも大きいことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 選択された固定地点に固定するために、毛細管(1−i)の前記選択ゾーン(4)をそれぞれが収容可能な多数の第1のスペース(13)と、前記第1のスペース(13)にほぼ垂直に形成され、固定地点で前記第1のスペースに通じる多数の第2のスペース(14)および第3のスペース(15)とを含む結合手段(12−i)を含み、第2のスペース(14)のそれぞれが、第1の光ファイバー(26)の第2の端(28)を収容するように構成され、第3のスペース(15)それぞれが、第2の光ファイバー(29)の第1の端(30)を収容するように構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  11. 前記第1の光ファイバー(26)の第2の端(28)と、前記第2の光ファイバー(29)の第1の端(30)とは、結合手段(12)の第2および第3のスペースにそれぞれ結合するための端部品(16)を備えることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記結合手段(12)は、毛細管(1−i)を第1の光ファイバー(26−i)と第2の光ファイバー(29−i)とにそれぞれ結合可能な多数の結合素子(12−i)を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の装置。
  13. 毛細管(1−i)の第2の端(3)が通じるカートリッジ(9−i)の1端は、結合素子(12−i)が前記カートリッジに結合されるように、前記結合素子の少なくとも一部を収容するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 毛細管(1−i)の第1の端(2)および第2の端(3)をそれぞれ収容可能な、第1の電極(46)を備えた第1のタンク(38)および第2の電極(35)を備えた第2のタンク(34)と、
    第1および第2の電極の間で選択された電位差を設定可能な給電手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1から9、12、13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記第1のタンク(38)と第2のタンク(34)との間に正または負の選択された圧力差を設定可能な手段(36)を含み、前記圧力差は、第1のタンク(38)から第2のタンク(34)または第2のタンク(34)から第1のタンク(38)へ循環を設定するように選択されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. さらに、
    第1の電極(46)を備えた第1のタンク(38)および第2の電極(35)を備えた第2のタンク(34)、前記第1と第2のタンクはそれぞれ毛細管(1−i)の第1の端部(2)と第2の端部(3)を収容するタンクである、および、
    前記第1と第2の電極に所望の電圧を供給する電源手段を備えたことを特徴とする請求項10又は11に記載の装置。
  17. 前記第1のタンク(38)から前記第2のタンク(34)に、または、前記第2のタンク(34)から前記第1のタンク(38)に流れを生じさせるように選択された正または負の圧力差を前記第1のタンク(38)と前記第2のタンク(34)の間に生じさせる手段(36)を備えたことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記結合手段(12)は、前記第2のタンク(34)に気密に結合されるように構成され、それによって、前記毛細管(1−i)の第2の端(3)が、この第2のタンク(34)に関して固定されることを特徴とする、請求項16または17に記載の装置。
  19. 前記調節手段は、熱交換が可能な少なくとも1つのペルチエユニット(24)を含むことを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 分析を待つ間、第1のタンク(38)が休止する第1の位置と、前記毛細管(1−i)の第1の端(2)が第1のタンク(38)の内部に収容される分析位置(PA)との間で、前記第1のタンク(38)を移動するように構成された移動手段(42、54)を含むことを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記移動手段(42、54)はまた、分析サンプルを各々が収容可能である多数のキャップ(50−ij)の支持手段(51−j)を、待機位置(PW)と、毛細管(1−i)の第1の各端(2)をキャップの内部に収容してタンクに入っているサンプルを前記毛細管(1−i)に導入する前記分析位置(PA)との間で、移動するように構成されることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 分析位置(PA)が待機位置(PW)のほぼ真上に配置されており、前記移動手段(42、54)が、第1の位置(P1)と待機位置(PW)との間で回転駆動されるとともに分析位置(PA)と待機位置(PW)との間で軸方向に並進駆動可能なカルーセル(42)を含むことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記移動手段(42、56)が、さらに、前記待機位置(PW)とサンプルのピペット吸入および希釈を行う第2の位置(P2)との間で前記キャップ支持手段を移動可能な並進手段(54)をさらに含むことを特徴とする請求項21または22に記載の装置。
  24. 導入位置(PI)と前記第2の位置(P2)との間で複数のキャップ支持手段(51)を順次送ることができる供給手段(44)を含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記移動手段が、前記第2の位置(P2)と前記第2の位置から離れた第3の位置(P3)との間で各キャップ支持手段(51)を移動するように構成されており、第3の位置(P3)と排出位置(PO)との間で複数のキャップ支持手段(51)を順次送ることができる排出手段(45)を含むことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記供給手段が、モータ(61)により駆動されて導入位置(PI)と第2の位置(P2)との間を前進させることができる第1のベルトコンベヤ(44)を含み、前記排出手段が、モータ(64)により駆動されて第3の位置(P3)と排出位置(PO)との間を前進させることができる第2のベルトコンベヤ(45)を含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記供給手段(44)および前記排出手段(45)が、少なくとも2個のキャップ支持手段(51)を収容するように構成されることを特徴とする請求項25または26に記載の装置。
  28. 各キャップ支持手段(51)が、キャップ(50−i)に等しい数の多数の管(40−i)を含むホルダ(39)に結合され、各管(40−i)が、同じホルダ(39)に結合されるキャップ(50−i)に結合されるサンプルを含むことを特徴とする請求項23から27のいずれか1項に記載の装置。
  29. 第2の位置(P2)で各管(40−i)に含まれるサンプルを順次抽出し、次いで、選択された希釈剤でこのサンプルを希釈し、ホルダ(39)に結合されるキャップ(50−i)に希釈サンプルを配置する「ピペット吸入−希釈」手段(57)を含むことを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. サンプル分析後、毎回、洗浄溶液を各タンク(34、38)に供給し、各分析の前に緩衝液を各タンク(34、38)に供給することができる液体供給手段を含むことを特徴とする請求項14から18、20から29のいずれか1項に記載の装置。
  31. 他のカートリッジとは独立に交換可能なように他のカートリッジから独立したカートリッジ(9−i)に収容され、熱伝導性かつ電気絶縁性の材料で構成されたユニット(5−i)に緊密に組み込まれた中央部分(7)をそれぞれが有する複数の毛細管(1−i)にサンプルを導入するステップと、
    毛細管の相対する端の間に選択された電位差を与え、前記カートリッジ(9−i)とカートリッジの上に設けられカートリッジと接触する熱伝導性のカバー(23)に支持された調節手段(24)との間で熱交換により毛細管(1−i)の温度を調節しながらサンプルの成分を分離するステップと、
    前記毛細管の選択ゾーン(4)で前記成分を検出するステップとを少なくとも含むことを特徴とする毛細管電気泳動によるサンプル分析方法。
  32. ペルチエ効果により調節を行うことを特徴とする請求項31に記載の方法。
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