JP5080941B2 - 画像記録装置、その装置による昇降機構制御方法 - Google Patents

画像記録装置、その装置による昇降機構制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、索条を巻回することによって昇降される昇降機構を有する索条懸架式の画像記録装置についての技術に関し、特に画像記録装置の搬送機構を記録位置に突き当てる動作時の昇降機構制御の技術に関する。
画像記録装置には、昇降機構を有する索条懸架式の、例えばインクジェット方式のフルライン型の画像記録装置が知られている。
この画像記録装置では、記録媒体が搬送される搬送方向(副走査方向)に対して直交する方向(主走査方向)に、インク吐出のための複数のノズルを形成した記録ヘッドが、副走査方向に離間して、インク色毎に配設されている。このような画像記録装置(カラープリンタ)では、記録処理を行う記録媒体を記録ヘッドにおける複数のインクノズルに対向配置させ、インクノズルから各色のインクを記録媒体へ吐出することで、文字や画像を記録している。
これらの画像記録装置においては、ベルトにより記録媒体を搬送するための搬送機構を搭載する昇降台(以下昇降台という)を索条の一例であるワイヤにて懸架し、ワイヤに接続されたプーリーをモータによって巻回することによって、搬送機構本体の昇降を行っている。そして記録処理をしていない時は、搬送機構を下降させているが、記録処理時には搬送機構を上昇させ、記録媒体が記録ヘッド近傍に搬送されるようにしている。
特許文献1には、索条懸架式の昇降機構のシート搬送装置及び画像形成装置における昇降方法が開示されている。
特許文献1に開示されている画像形成装置では、図5に示されるように、昇降トレイ52には昇降ワイヤ53が接続されており、昇降トレイ52は昇降ワイヤ53を図示されない昇降モータによって巻回することによって昇降トレイ52が上昇する。
シート面センサ54は、昇降トレイ52の上限位置を検出するものであり、このシート面センサ54が昇降トレイ52上に積載された記録媒体51を検出すると、図示されない昇降制御部は、図示されない昇降モータを停止させることで、昇降トレイ52を停止させる。この停止位置が上限位置となる。
また、特許文献1には、昇降トレイ52の上昇動作が暴走した場合の上昇動作抑制方法が開示されている。特許文献1では、上限位置のさらに上方に突き当て部材55を設け、昇降トレイ52の上昇動作が暴走した場合に昇降トレイ52を突き当て部材55に突き当てて、上昇動作を停止させている。
特開平8−133495号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、経年変化などにより昇降ワイヤ53が伸びてしまった場合、昇降トレイ52が傾いてしまうことがある。特許文献1の技術では、昇降トレイ52を上昇させ、シート面センサ54で記録媒体51を検知した位置で昇降トレイ52を停止させているが、この昇降方法では、昇降トレイ52の傾きは解消できない。そのため、記録媒体51を正しく搬送することができなくなる。
また、前述した上昇動作抑制方法では、例えば、突き当て部材をトップフレーム56の四隅に配置し、突き当て動作により昇降トレイ52が四隅の突き当て部材に突き当たることにより昇降トレイ52の傾きを解消し、昇降トレイ52を水平に補正することができる。しかしこの方法は、水平に保つためには強い力で突き上げなければならないので、上記突き当て動作により昇降モータや昇降ワイヤ53に過剰な負荷をかけることになり、昇降モータの劣化の要因や昇降ワイヤ53が伸びたり断線したりする原因となる。
そこで本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、昇降台を突き当て部材に突き当てるときに、昇降モータの駆動能力を制御することにより、昇降モータや昇降ワイヤに過剰な負荷をかけないような昇降機構制御を可能とする画像記録装置、その装置の昇降機構制御方法及びプログラムの提供を目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の態様のひとつである画像記録装置は、記録媒体へインクを吐出して記録処理を行うための記録ヘッドを有する画像記録部と、記録媒体を載置搬送する搬送機構と、搬送機構を画像記録部が記録処理を行う際の記録位置と、少なくとも1つの待避位置との間で、昇降駆動部の索条の巻回により移動させる昇降機構と、を有する画像記録装置において、昇降駆動部に設けられ、当該昇降駆動部が索条を巻回した際の当該索条の巻回量を生成する昇降情報生成部と、昇降駆動部によって、搬送機構を画像記録部に突き当て処理を行い搬送機構を記録位置に停止するための突き当て部と、突き当ての際の昇降駆動部に設定される突き当てトルク値が適正値になるように変更する制御を行う昇降制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様のひとつである画像記録装置による昇降機構制御方法は、記録媒体へインクを吐出して記録処理を行うための記録ヘッドを有する画像記録部と、記録媒体を載置搬送する搬送機構と、搬送機構を画像記録部が記録処理を行う際の記録位置と、少なくとも1つの待避位置との間で、昇降駆動部の索条の巻回により移動させる昇降機構と、を有する画像記録装置による昇降機構制御方法であって、画像記録部への搬送機構の突き当て処理が所定回数連続して成功したか否かを判定し、判定結果が成功の場合に、昇降駆動部に設定した突き当てトルク値を下げ、判定結果が成功でなかった場合に、昇降駆動部に設定した突き当てトルク値を上げると共に突き当て処理を再度行う、ことを特徴とする。
また、本発明のさらなる別の態様のひとつであるプログラムは、記録媒体へインクを吐出して記録処理を行うための記録ヘッドを有する画像記録部と、記録媒体を載置搬送する搬送機構と、搬送機構を画像記録部が記録処理を行う際の記録位置と、少なくとも1つの待避位置との間で、昇降駆動部の索条の巻回により移動させる昇降機構と、を有する画像記録装置による昇降機構の制御を、画像記録装置の演算処理装置に行わせるためのプログラムであって、画像記録部への搬送機構の突き当て処理が所定回数連続して成功したか否かを判定する処理と、判定の結果が成功の場合に、昇降駆動部に設定される突き当てトルク値を下げる処理と、判定の結果が成功でなかった場合に、昇降駆動部に設定される突き当てトルク値を上げると共に突き当て処理を再度行わせる処理と、を演算処理装置に行わせることを特徴とする。
本発明によれば、昇降台を突き当て部材に突き当てるときに、昇降モータの駆動能力を制御することにより、昇降モータや昇降ワイヤに過剰な負荷をかけないような昇降機構制御を可能とする画像記録装置、その装置の昇降機構制御方法及びプログラムを提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像記録装置が備える概念的な構成を示すブロック図である。また図2は、画像記録装置全体のうちの給送部2、搬送機構3、昇降機構6、画像記録部13及び回収部17についての概念的な構成を示す図である。
以下、本実施形態の説明においては、記録媒体の搬送方向を副走査方向とし、この搬送方向と直交する方向を主走査方向と定義する。
まず、本実施形態に係る画像記録装置1の記録処理について説明する。
画像記録装置1は、装置全体を制御する制御部18、記録媒体を給送して搬送する給送部2、給送部2から受け渡された記録媒体を搬送する搬送機構3、搬送機構3を画像記録位置及び待避位置に昇降動作する昇降機構6、記録媒体に画像を記録する画像記録部13、搬送機構3と画像記録部13を突き当てる突き当て処理の際に使用する突き当て部10、異常を報知する表示部16、及び画像記録された記録媒体を排出格納する回収部17を少なくとも備えている。
前述した画像記録装置1の各構成部について説明する。
制御部18は、制御機能及び演算機能を司るMPU(Micro Processing Unit)等による演算処理装置と、画像記録装置1の制御処理をMPUに行わせるための制御プログラムや記録データを記憶する例えば不揮発性メモリによる記憶部19を備える構成となっている。
制御部18は、本実施形態に係る昇降制御部20の機能を実現するプログラムを制御プログラムの一部とし記憶部19に記憶している。
なお昇降制御部20は、前述したようなソフトウエア的手法によって実現するのではなく、制御部18のMPUによって制御される信号処理回路をロジック回路で組むことによりハードウエア的手法によって実現してもよい。
給送部2は、記録媒体31を収容する給送トレイ2a、及び給送トレイ2aに収容された最上面の記録媒体31に当接して1枚ずつ取り出し、搬送機構3側に受け渡す給送駆動部2bにより構成される。
給送トレイ2aは、いわゆる給送カセット等で構成される。給送駆動部2bは、例えば給送ローラで構成される。
給送媒体検出部2cは、例えば光学式の透過センサ、光学式の反射型センサ、又は静電容量型センサ等で構成され、記録媒体31の主走査方向における、例えば記録媒体31の先端を検出する。
搬送機構3は、図2に示すように、搬送面が複数の記録ヘッド15のインク吐出口に対向して設けられる。搬送機構3のフレーム内には、副走査方向に離間して駆動ローラ32、従動ローラ33、及び駆動ローラ32を回転させる搬送駆動部4が配置され、これらのロ−ラに無端の搬送ベルト34を回転可能に架設される。また、搬送機構3のフレーム内には、搬送情報生成部5、副走査方向に離間して被突き当て部材13、図示しない少なくとも1つの吸引フアン、及び図示しない記録位置保持部材が設けられている。
搬送情報生成部5は、記録ヘッド15よりも搬送方向上流で搬送ベルト34よりも下方側に設けられ、搬送ベルト34の移動状態を検出し、搬送タイミング等の搬送情報を生成するもので、例えばエンコーダ等により構成される。
図示しない吸引ファンは、負圧を発生させて搬送ベルト34上に記録媒体31を吸着させて搬送する。搬送機構3が上昇してゆくと、図示しない記録位置保持部材が、図示しない画像記録装置の被記録位置保持部材と結合し、搬送機構3が記録位置に保持される。
昇降機構6は、図2に示すように、搬送機構3を搭載する昇降台35、巻き取りローラ36、モータとそのドライバより構成され昇降制御部20からの制御信号に基づいて巻き取りローラ36を駆動する昇降駆動部9、昇降台35の四隅及び給送側上方に配置された昇降従動ローラ37、昇降従動ローラ37に懸架された索条38、巻き取りローラ36の軸に取り付けられた昇降情報生成部8、及び昇降台35が移動可能な待避位置に到達したことを検知する待避位置検出部7によって構成される。
待避位置検出部7は、例えば光学式の透過センサや光学式の反射型センサ等により構成され、昇降台35が退避位置に到達したのをエッジ変化情報として制御部18へ通知する。
昇降情報生成部8は、エンコーダ等により構成され、巻き取りローラ36の回転により生成した昇降情報を制御部18へ通知する。
索条38は、昇降従動ローラ37を介して搬送機構3及びその下の昇降台35を吊り下げるもので、一方の端部を巻き取りローラ36、他方の索条端部38aを図示しない画像記録装置のフレームに接続されており、例えばワイヤで構成される。
突き当て部10は、記録処理時に搬送機構3を記録位置に上げるため、画像記録部13と搬送機構3を突き当てる際に使用する突き当て部材11及び被突き当て部材12を備えている。この搬送機構3を上昇させて、突き当て部材11と被突き当て部材12とが勘合する位置を、搬送機構3が記録位置に達した位置とする。本明細書内ではこの搬送機構3を上昇させて、突き当て部材11と被突き当て部材12とを勘合させて搬送機構3を記録位置に停止させる動作処理を突き当て若しくは突き当て処理と称している。
画像記録部13は、インクを吐出する複数のノズルが直線的に且つ、設計に基づく最大記録媒体幅を越える長さに配列され、駆動信号によりノズルが個々に吐出制御可能な記録ヘッド15、及び制御部18からの記録データに基づく制御信号に基づいて、記録ヘッド15の各ノズルを個々に駆動する駆動信号を記録ヘッド15に出力する記録ヘッド駆動部14を備えている。さらに、画像記録部13は、記録処理時に搬送機構3との距離を一定に保つため、搬送機構3の被突き当て部材12と接触する突き当て部材11を備えている。
表示部16は、いわゆる操作パネルであり、この表示部16を介してユーザが各種パラメータの設定を行ったり、画像記録装置1がユーザにエラー等の情報を表示したりする。
回収部17は、搬送機構3により搬送され、画像記録部13によって画像記録が行われた記憶媒体31を排出する排出駆動部17b、排出された記録媒体31の端部を検出する排出媒体検出部17c、及び排出された記録媒体31を収容する収納トレイ17aにより構成される。
収納トレイ17aは、いわゆる回収トレイ等で構成される。排出駆動部17bは、例えば排出ローラで構成される。排出媒体検出部17cは、例えば光学式の透過センサ、光学式の反射型センサ、又は静電容量型センサ等で構成され、記録媒体31の主走査方向における、例えば記録媒体31の後端を検出する。勿論必要であれば、排出媒体検出部17cは、記録媒体31の先端を検出してもよい。
制御部18は、給送部2、搬送機構3、昇降機構6、画像記録部13、表示部16、回収部17、記憶部19、及び昇降制御部20を制御信号によってそれぞれ制御する。
記憶部19は、昇降制御部20により決定された昇降駆動部9の駆動条件を記憶するメモリで、制御部18の不揮発メモリ等で構成される。また記憶部19は、昇降駆動部9を制御するために必要な情報、例えば後述する昇降制御部9のドライバに現在設定しているトルク値、突き当て動作連続成功回数カウンタ値、リトライ実行回数カウンタ値等も記憶している。
昇降制御部20は、昇降機構6を制御するとともに、昇降機構6が搬送機構3を積載した状態で記録位置までの上昇が成功したか否かを判断し、昇降駆動部9の駆動条件を変更するものある。
上位装置21は、本実施形態に係る画像記録装置1の外部機器として、例えばLAN等を介して接続される。この上位装置21は、本実施形態に係る画像記録装置1に記録処理を行わせるユーザのコンピュータに相当し、画像記録装置1に対して記録処理に関する情報としてジョブ情報を通知する。
このジョブ情報には、記録媒体31に対し記録処理を行う際に用いられる記録データ、記録媒体31に対し記録処理を行う際の記録媒体31の搬送方向における余白値指定情報、及び記録処理を行う際の記録媒体31の枚数の指定情報が含まれている。
次に、本実施形態に係る画像記録装置による記録媒体の搬送動作、及び記録処理について詳細に説明する。
制御部18は、上位装置21よりジョブ情報が通知されると、昇降駆動部9に対し昇降機構6を紙詰まりを取り除く等の処理を行う待避位置から、突き当て部材11と被突き当て部材12が勘合する突き当て位置(記録位置)へ上昇させるように指示する。昇降制御部20は、昇降機構6の昇降駆動部9を駆動し、巻き取りローラ36により索条38を巻回する。
昇降機構6、及び昇降機構6上に積載した搬送機構3は、索条38が巻回されることにより、画像記録部13の突き当て部材11と搬送機構3に配置された被突き当て部材12とが接触する位置(記録位置)まで上昇する。搬送機構3は、記録位置に到達後、図示しない記録位置保持部材と図示しない画像記録装置の被記録位置保持部材とが結合することで保持される。なお、昇降機構6、及び昇降機構6上に積載した搬送機構3が、正しく上昇し、さらに記録位置で突き当てできたか否かの判断方法については、後述する。
次に、制御部18は、搬送機構3の駆動ローラ32を回転させることで、搬送ベルト34の駆動を始める。さらに給送部2は、給送トレイ2aから給送駆動部2bにより記録媒体31を1枚ずつピックアップし、搬送機構3側へ受け渡す。
その後、記録媒体31が搬送路を搬送されてゆくと、記録媒体31の先端部は、給送部2の下流側にある給送媒体検出部2cにてエッジ検出される。なおエッジが検出されたことを通知するエッジ信号は、制御部18に送信され、制御部18は、このエッジ信号をもとに記録処理タイミングを生成するためのトリガ信号として制御処理する。
さらに、記録媒体31は、下流側に搬送され、図示しない吸着ファンにより搬送機構3の搬送ベルト34上に吸着される。
ところで、搬送情報生成部5で生成されるエンコーダパルス信号は、記録ヘッド15により画像記録される際の同期信号としても用いられる。制御部18は、ノズルからインクの吐出開始するタイミングをパルス数として記憶しており、そのパルス数と搬送情報生成部5から生成されたエンコーダパルスのカウント値が一致した際に、搬送ベルト34上に吸着された記録媒体31に向かってノズルからインクを吐出する。
制御部18は、画像記録装置1の図示しない記録データメモリに予め格納された画像記録情報に基づいて記録処理する際の1ラインごとの記録データを、画像記録部13に出力する。記録ヘッド駆動部15は、記録ヘッド15を制御して制御部18から出力された1ラインごとの記録データを記録処理する。このようにして、記録処理された後の記録媒体31は、搬送機構3の下流側に設けられた回収部17に受け渡される。
さらに、記録媒体31は、排出駆動部17bに挟持され、下流側に搬送される。そして、記録媒体31の後端部は、排出媒体検出部17cによりエッジ検出され、その後、収納トレイ17aに収納される。
なお昇降制御部20は、記録媒体31に対する記録処理終了後、継続して記録処理要求がない場合、昇降機構6を待避位置へ降下させるため、昇降機構6の昇降駆動部9を駆動し、巻き取りローラ36に巻かれていた索条38を送り出すことで昇降機構6、及び昇降機構6上に積載した搬送機構3を、待避位置検出部7が検知するまで降下させる。
次に、本実施形態に係る昇降機構6、記憶部19、及び昇降制御部20を用いた昇降機構制御方法について説明する。
昇降制御部20は、昇降機構6を昇降させる場合、昇降情報生成部8により昇降情報を得ることができる。例えば、昇降制御部20は、昇降機構6を待避位置検出部7から記録位置まで移動するのに昇降情報生成部8によるパルスが1000パルス必要であった場合、昇降機構6の上昇距離に余裕を持たせるために、例えば必要パルス数に100パルス加えた1100パルス分駆動するように昇降駆動部9に指示する。
さらに、昇降制御部20は、昇降駆動部9のドライバに、駆動トルク値を設定する。昇降駆動部9のドライバに設定する駆動トルク値は、昇降機構6を降下させる場合、昇降駆動部9の最大トルク値でよいが、昇降機構6を上昇させる場合、画像記録部13に配置された突き当て部材11へ被突き当て部材12を突き当てる動作となるため、極力小さい負荷で突き当てるのが望ましい。そのため、昇降機構6を上昇させる際には、昇降駆動部9に設定する駆動トルク値(以下、突き当てトルク値)が最大トルク値をn倍(n=0.01〜1.00)した値となる。昇降制御部20は、突き当てトルク値を記憶部19に記憶するとともに、マシンの負荷状況の変動によって突き当てトルク値を変更する。なお、この突き当てトルク値の初期値は、例えば、昇降駆動部9の最大トルク値でもよいし、設計上確実に突き当てできる値でもよい。
昇降駆動部9は、そのドライバに設定された駆動条件でモータの駆動を開始し、巻き取りローラ36により索条38を巻回する。昇降情報生成部8は、巻き取りローラ36が索条38を巻回中、制御部18に昇降情報を通知する。昇降制御部20は、その昇降情報の数値を積算することで、昇降機構6の移動距離を算出することができる。搬送機構3、及び搬送機構3上に積載した昇降機構6は、画像記録部13の突き当て部材11と搬送機構3の被突き当て部材12とが接触すると、それ以上上昇できなくなるため、昇降情報生成部8で生成される昇降情報は変化しなくなる。
この時、昇降制御部20は、昇降情報が変化しなくなるまでに積算した上昇パルス数Puが、例えば900パルス以上であれば、その位置が記録位置と判断し、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を1インクリメントし、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を記憶部19に記憶する。
しかし突き当てトルク不足の場合、昇降駆動部9は、被突き当て部材12と突き当て部材11が接触するまで昇降機構6を上昇できずに停止してしまうため、昇降情報生成部8で生成される昇降情報は、変化しなくなる。そのことを考慮し、昇降制御部20は、上昇パルス数Puが900パルス未満の場合、突き当てトルク不足による突き当て動作不良と判断し、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を0にクリアし、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を記憶部19に記憶する。
その後、昇降制御部20は、昇降機構6を一旦待避位置検知部7が検出するまで降下させ、突き当てトルク値を所定値増加させると共に、突き当てトルク値を記憶部19に記憶し、再度突き当て動作を実行する。以降の動作は前述の通りであるが、昇降制御部20は、突き当てトルク値を所定値増加させたにも関わらず、突き当て動作不良を連続して所定回数繰り返した場合、昇降動作に異常があるとして、突き当て動作を中断し、表示部16によって異常を報知する。
なお、昇降制御部20は、昇降機構6を上昇させている途中で、上昇パルス数Puがモータの駆動時に設定した1100パルスに到達した場合、昇降情報生成部8の異常等が考えられるため、突き当て動作を中断し、表示部16によって異常を報知する。
一方、昇降制御部20は、突き当て動作が成功した場合、その時の突き当てトルク値は適正値、もしくは過剰であると考えられる。そのため、昇降制御部20は、突き当て動作連続成功回数カウンタが所定値以上になった場合、突き当てトルク値を所定値分減少させると共に、突き当て動作連続成功回数カウンタを0にクリアし、突き当てトルク値及び突き当て動作連続成功回数カウンタ値を記憶部19に記憶する。
これにより、次回の突き当て動作では、昇降駆動部9の駆動トルク値は、前回より小さくなるため、突き当て動作時の昇降駆動部9や索条38への過剰な負荷を減らすことができる。
その後、制御部18は、図示しない搬送機構6の記録位置保持部材と図示しない画像記録装置の被記録位置保持部材と結合し、搬送機構3を記録位置に保持する。そして、昇降制御部20は、昇降駆動部9の駆動を停止する。
次に、本発明に係る画像記録装置の昇降制御部20による昇降機構制御方法について説明する。
図3は、本実施形態に係る昇降機構制御方法及びプログラムにおける動作処理のフローチャートである。同図の動作処理は、制御部18の演算処理装置が昇降制御部20に対応する制御プログラムを実行することにより実現される。
まず、上位装置21から画像記録装置1に対して画像記録を指示するジョブ情報が発行されると、制御部18は、昇降制御部20に上昇(突き当て)動作指示を行う。そして制御部18は、まずステップS1において、突き当て動作リトライ実行回数カウンタ値をクリアする。
次に制御部18は、ステップS2において、昇降駆動部9のドライバに駆動条件を設定し、昇降駆動部9に突き当て動作を開始させる。
次に制御部18は、ステップS3において、昇降情報生成部8の昇降情報が変化しなくなったか、否かを判定する。そして制御部18は、昇降情報生成部8の昇降情報が変化している場合(ステップS3、NO)、再度ステップ3へ処理を移し昇降情報が変化しなくなるのを待つ。
次に制御部18は、ステップS3において、昇降情報生成部8の昇降情報が変化しなくなった場合(ステップS3、YES)、ステップS4において、昇降駆動部9を停止させる。
なお、制御部18の動作処理では、このステップS2からS4までの動作において、昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当て駆動トルク値より大きな値にトルク値の設定を変更してステップS2の突き当て動作を開始し、ステップS4の突き当て動作を停止する直前で昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当て駆動トルク値を元に戻す処理を行っても良い。
次に制御部18は、ステップS5において、積算した上昇パルス数Puが所定値以上であるか、否かによって突き当て動作は成功したかどうかを判定する。そして次に制御部18は、積算した上昇パルス数Puが所定値以上であり、突き当て動作が成功したならば(ステップS5、YES)、処理をステップS6に移行する。また、積算した上昇パルス数Puが所定値以上でなく、突き当て動作が成功でなかったならば(ステップS5、NO)、処理をステップS10に移行する。
次に制御部18は、ステップS6において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を+1インクリメントする。次に制御部18は、ステップS7において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値が所定値以上になったか否かを判断する。そして制御部18は、突き当て動作連続成功回数カウンタ値が所定値に満たなければ(ステップS7、NO)、本処理を終了する。
また、制御部18は、ステップS7において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値が所定値以上になっていたならば(ステップS7、YES)、ステップS8において、現在昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当てトルク値を記憶部19より読み出し、その値を所定値分下げ、ドライバに設定しなおすと共に記憶部19に記憶する。そして制御部18は、ステップS9において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値を0にクリアして記憶部19に記憶し、本処理を終了する。
一方、制御部18は、ステップS10において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値をクリアする。そして制御部18は、ステップS11において、現在昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当てトルク値がすでに上限値であるかどうかを判断する。その結果、制御部18は、上限値であるならば(ステップS11、YES)、これ以上突き当てトルク値は上げられないため、表示部16からユーザにエラーを報知後、処理を終了する。
また、制御部18は、ステップS11において、現在昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当てトルク値が上限値ではないと判断したならば(ステップS11、NO)、ステップS13において、リトライ実行回数カウンタ値が所定値以下かどうかを判断する。そしてその結果、制御部18は、所定値以下ではないと判断したなら(ステップS13、NO)、表示部16からユーザにエラーを報知後、処理を終了する。
一方、制御部18は、ステップS13において、リトライ実行回数カウンタ値が所定値以下であると判断したなら(ステップS13、YES)、ステップS14において、現在昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当てトルク値を記憶部19より読み出し、その値を所定値分上げ、ドライバに設定しなおすと共に記憶部19に記憶する。
次に制御部18は、ステップS15において、リトライ実行回数カウンタ値を+1インクリメントし、処理をステップS2の突き当て動作に移行する。
以上のような処理を行うことにより、本実施形態に係る画像記録装置1は、索条38や昇降駆動部9のモータに過剰な負荷がかからないように、昇降駆動部9に設定するトルク値を適宜な値になるように制御することができる。
なお、制御部18は、ステップS7において、突き当て動作連続成功回数カウンタ値が所定値以上になったか否かを判定しているが、この所定値を固定値にするのではなく、現在昇降駆動部9のドライバに設定されている突き当てトルク値の大きさに応じて変更する構成としてもよい。
例えば制御部18は、ステップS7において、設定されている突き当てトルク値が小さい場合、図4に示すように、上記所定値を大きくし、逆に突き当てトルク値に大きな値が設定されている場合、上記所定値を小さくする。
図4の例では、突き当てトルク値が0.01T〜0.10T(Tは最大トルク値)と小さいときは所定値(突き当てトルク切り替え回数)を50回と大きくし、突き当てトルク値が0.31T〜1.00Tと大きくなると所定値(突き当てトルク切り替え回数)を10回と小さくしている。
これにより制御部18は、突き当てトルク値が大きい状態で突き当て動作を実行する回数を減らすことができ、さらに、突き当て動作に適正な突き当てトルク値に早く近づけることができるため、突き当て動作による昇降駆動部9のモータや索条38への過剰な負荷を軽減することができる。
以上、本実施形態に係る画像記録装置1によれば、搬送機構を突き当て部材に突き当てる動作時に、昇降駆動部9の駆動トルク値を制御することにより、昇降駆動部や索条に過剰な負荷をかけないような昇降機構制御ができる。
なお、本実施形態に係る画像記録装置1では、搬送機構3を記録位置と待避位置の2つの位置間を上下させる構成としたが、待避位置を複数設け、搬送機構3を記録位置と複数の待避位置の間を上下する構成としても良い。またその際、各待避位置それぞれに待避位置検出部を設ける構成としても良い。
また、本実施形態は、本実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜組み合わせにより種々の形態を構成しても良い。例えば、本実施形態に示される全体構成から幾つかの構成要素を削除したり、さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせて新たな形態としても良い。
更に、本実施形態は前述した構成に限定されるものではなく、実施の段階では、その要否を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
本実施形態の画像記録装置が備える概念的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御系を除く各構成要素の配置例を示す図である。 本実施形態に係る昇降機構制御方法及びプログラムにおける動作処理のフローチャートである。 突き当てトルク値の大きさによって駆動トルク切り換え回数を変更する場合の突き当てトルク値と駆動トルク切り換え回数の関係を示す図である。 特許文献1に開示されている画像形成装置を説明するための図である。
符号の説明
1 画像記録装置
2 給送部
2a 給送トレイ
2b 給送駆動部
2c 給送媒体検出部
3 搬送機構
4 搬送駆動部
5 搬送情報生成部
6 昇降機構
7 待避位置検出部
8 昇降情報生成部
9 昇降駆動部
10 突き当て部
11 突き当て部材
12 被突き当て部材
13 画像記録部
14 記録ヘッド駆動部
15 記録ヘッド
16 表示部
17 回収部
17a 収納トレイ
17b 排出駆動部
17c 排出媒体検出部
18 制御部
19 記憶部
20 昇降制御部
21 上位装置
31 記録媒体
32 駆動ローラ
33 従動ローラ
34 搬送ベルト
35 昇降台
36 巻き取りローラ
37 昇降従動ローラ
38 索条
38a 索条端部
51 記録媒体
52 昇降トレイ
53 昇降ワイヤ
54 シート面センサ
55 突き当て部材
56 トップフレーム

Claims (5)

  1. 記録媒体へインクを吐出して記録処理を行うための記録ヘッドを有する画像記録部と、
    前記記録媒体を載置搬送する搬送機構と、前記搬送機構を前記画像記録部が前記記録処理を行う際の記録位置と、少なくとも1つの待避位置との間で、昇降駆動部の索条の巻回により移動させる昇降機構と、を有する画像記録装置において、
    前記昇降駆動部に設けられ、当該昇降駆動部が前記索条を巻回した際の当該索条の巻回量を生成する昇降情報生成部と、
    前記昇降駆動部によって、前記搬送機構を前記画像記録部に突き当て処理を行い前記搬送機構を前記記録位置に停止するための突き当て部と、
    前記突き当て処理の際の前記昇降駆動部に設定される突き当てトルク値が適正値になるように変更する制御を行う昇降制御部と、
    を備える、ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記待避位置に対応した数の待避位置検出部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 記録媒体へインクを吐出して記録処理を行うための記録ヘッドを有する画像記録部と、
    前記記録媒体を載置搬送する搬送機構と、前記搬送機構を前記画像記録部が前記記録処理を行う際の記録位置と、少なくとも1つの待避位置との間で、昇降駆動部の索条の巻回により移動させる昇降機構と、を有する画像記録装置による昇降機構制御方法であって、
    前記画像記録部への前記搬送機構の突き当て処理が所定回数連続して成功したか否かを判定し、
    前記判定結果が成功の場合に、前記昇降駆動部に設定した前記突き当てトルク値を下げ、
    前記判定結果が成功でなかった場合に、前記昇降駆動部に設定した前記突き当てトルク値を上げると共に前記突き当て処理を再度行う、
    ことを特徴とする昇降機構制御方法。
  4. 前記突き当てトルク値が大きくなるにつれ前記所定回数を少なくし、前記突き当てトルク値が小さくなるにつれ前記所定回数を多くする、ことを特徴とする請求項3に記載の昇降機構制御方法。
  5. 前記昇降駆動部の駆動を開始するときは、前記突き当てトルク値より大きなトルクで前記昇降駆動部を駆動し、前記搬送機構が前記記録位置に到達する直前で、前記昇降駆動部に設定されている駆動トルクを前記突き当てトルク値に戻す、ことを特徴とする請求項3に記載の昇降機構制御方法。
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