JP5075570B2 - モータ及び電動ブラインドの駆動装置 - Google Patents
モータ及び電動ブラインドの駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5075570B2 JP5075570B2 JP2007271333A JP2007271333A JP5075570B2 JP 5075570 B2 JP5075570 B2 JP 5075570B2 JP 2007271333 A JP2007271333 A JP 2007271333A JP 2007271333 A JP2007271333 A JP 2007271333A JP 5075570 B2 JP5075570 B2 JP 5075570B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- motor
- output shaft
- brake wheel
- springs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Blinds (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
このような電動ブラインドでは、モータの停止時に、スラットやスクリーンの重量によるモータ出力軸の回転、あるいはスクリーンの巻取軸の慣性トルクによるモータ出力軸の回転を阻止するブレーキ装置が設けられたものがある。
請求項3では、前記バネを、前記ブレーキホィールの中心に対し点対称状に配設した。
以下、この発明を具体化した電動横型ブラインドの駆動装置の第一の実施の形態を図面に従って説明する。
前記出力軸14は、モータ2の一方に設けられたブレーキハウジング15a内に突出され、その先端部に出力歯車16が嵌着され、その出力歯車16の基端部に鉄製のブレーキホィール17が嵌着されている。そして、出力歯車16及びブレーキホィール17は、出力軸14と一体に回転されるようになっている。また、前記ブレーキホィール17の外周面には、断面V字状の2条の溝18a,18bがその全周に亘って平行に形成されている。
(1)モータ2の作動を停止したとき、ブレーキ装置15によりモータ2の出力軸14の回転を阻止して、スラット12の自重降下を防止することができる。
(2)スラット12の重量による回転力は、ギヤボックス3内の減速装置を介してモータ2の出力軸14に伝達されるため、駆動軸7の回転がギヤボックス3で増速されて出力軸14に伝達される。すると、出力軸14に伝達される回転トルクは小さなものとなるため、その出力軸14を制動するブレーキ装置15の制動力を小さくすることができる。従って、ブレーキ装置15をブレーキホィール17と、トーションバネ20a,20bとからなる構成で実現することができるので、部品点数を削減することができる。
(3)ブレーキホィール17の周囲にトーションバネ20a,20bを設けるだけであるので、ブレーキハウジング15aをモータ2の径方向に小型化することができる。従って、ヘッドボックス1の小型化に寄与することが可能となる。
(4)トーションバネ20a,20bからブレーキホィール17に作用する押圧力は、ブレーキホィール17に対し、相対向する方向に作用して互いに相殺しあうため、出力軸14に無用なねじれ方向の力が作用することはない。
(5)トーションバネ20a,20bの先端部を溝18a,18bに係合させたので、ブレーキホィール17に対し安定した摩擦力を発生させることができる。
(6)トーションバネ20a,20bは、それぞれ別個の溝18a,18bと摩擦するようにしたので、モータ2作動時のブレーキホィール17の過熱を防止することができる。また、溝18a,18bの磨耗を軽減して、耐久性を向上させることができる。
(7)トーションバネ20a,20bをボス部19a,19bに嵌合し、その先端部をブレーキホィール17の溝に18a,18bに係合させ、基端部を保持面21a,21bに係合させればよいので、簡便な作業でブレーキ装置15を組み立てることができる。
(第二の実施の形態)
図5は第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、トーションバネ20a,20bの基端部を保持する保持面22a,22bをブレーキホィール17に近い位置に形成したものであり、その他の構成は、前記第一の実施の形態と同様である。
(第三の実施の形態)
図6は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、トーションバネに代えて板バネ23a,23bを使用したものである。そして、ブレーキハウジング15cに板バネ23a,23bの基端部を保持する保持溝24a,24bが形成され、その保持溝24a,24bに保持された板バネ23a,23bの先端部でブレーキホィール17の周面を押圧するように構成される。
・上記モータ2で電動ロールブラインドの巻取軸を回転駆動する場合には、出力軸14が矢印A方向に回転されるとき、巻取軸がスクリーン巻取り方向に回転されるようにする。電動ロールブラインドでは、スクリーンを巻き取るにつれてモータの負荷が軽減される特性のものが一般的である。このようなロールブラインドの場合にモータに一定の電圧を供給すると、巻取軸にスクリーンを巻き取るにつれて、巻取軸の慣性トルクが増大する。従って、矢印A方向の回転に基づいて巻取軸をスクリーン巻取り方向に回転させるようにすれば、モータ2の作動停止時に出力軸14の回転を速やかに停止させ、かつスクリーンの自重降下を阻止することができる。
・第一及び第二の実施の形態のトーションバネ20a,20b、あるいは第三の実施の形態の板バネ23a,23bは、等間隔に3個以上設けて、さらに十分な制動力を確保するようにしてもよい。
Claims (5)
- ブレーキハウジング内に突出する出力軸にブレーキホィールを取着し、前記ブレーキハウジングを支点として、前記ブレーキホィールの外周面に対し接線方向に延びるバネで前記外周面を押圧して制動力を発生させるブレーキ装置を備え、
前記バネを前記ブレーキホィールの周囲に等間隔に複数配設するとともに、前記バネを鋼線で形成したトーションバネで構成し、前記トーションバネのコイル部分をブレーキハウジングに形成したボス部で支持し、前記トーションバネの基端部を前記ブレーキハウジングに保持し、前記トーションバネの先端部を前記ブレーキホィールの外周面に設けた溝に係合させたことを特徴とするモータ。 - 前記トーションバネの先端部を前記ブレーキホィールの外周面に複数設けた溝にそれぞれ係合させたことを特徴とする請求項1記載のモータ。
- 前記バネを、前記ブレーキホィールの中心に対し点対称状に配設したことを特徴とする請求項2記載のモータ。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータをヘッドボックス内に配設して、前記出力軸をブラインドの駆動軸に連結したことを特徴とする電動ブラインドの駆動装置。
- 前記モータのブレーキホィールを前記トーションバネのコイル部分から見て先端側に向かって回転させる回転方向を、前記出力軸に作用する慣性トルクが小さくなる回転方向である日射遮蔽材を下降する方向として、前記出力軸の回転に基づいて日射遮蔽材を昇降することを特徴とする請求項4記載の電動ブラインドの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007271333A JP5075570B2 (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | モータ及び電動ブラインドの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007271333A JP5075570B2 (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | モータ及び電動ブラインドの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009100594A JP2009100594A (ja) | 2009-05-07 |
JP5075570B2 true JP5075570B2 (ja) | 2012-11-21 |
Family
ID=40703089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007271333A Active JP5075570B2 (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | モータ及び電動ブラインドの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5075570B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101621623B1 (ko) * | 2014-11-25 | 2016-05-17 | 김종선 | 블라인드 및 커튼용 전동 구동장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7244010B2 (ja) * | 2019-05-14 | 2023-03-22 | 立川ブラインド工業株式会社 | 電動ブラインドの駆動装置、および、電動ブラインド |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892865U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-23 | 日本サ−ボ株式会社 | 小形電動機 |
JPH0462288A (ja) * | 1990-07-02 | 1992-02-27 | Toso Co Ltd | 電動ベネシャンブラインド |
JP2533565Y2 (ja) * | 1991-05-01 | 1997-04-23 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁ブレーキ |
JP2000220369A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-08 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | ブラインド装置 |
JP4037359B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2008-01-23 | 株式会社リコー | ディスク回転装置 |
JP2006016804A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Lonseal Corp | 横型ブラインドのスラット駆動装置 |
JP2007049766A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Mitsuba Corp | 逆転防止機構 |
JP4791192B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2011-10-12 | 立川ブラインド工業株式会社 | 電動ブラインドの駆動装置 |
-
2007
- 2007-10-18 JP JP2007271333A patent/JP5075570B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101621623B1 (ko) * | 2014-11-25 | 2016-05-17 | 김종선 | 블라인드 및 커튼용 전동 구동장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009100594A (ja) | 2009-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6289965B1 (en) | Take-up drum for a cordless shade counterbalance | |
JP4438093B2 (ja) | 日射遮蔽装置の操作コード式昇降機構 | |
CN102884273B (zh) | 横式百叶窗 | |
CA3017253C (en) | Take-up device for curtain | |
US20120032019A1 (en) | Activating device for cordless blind | |
JP4791192B2 (ja) | 電動ブラインドの駆動装置 | |
JP5075570B2 (ja) | モータ及び電動ブラインドの駆動装置 | |
JPH0237825Y2 (ja) | ||
JP2010031592A (ja) | ロールブラインドのスクリーン昇降装置 | |
CN101603263B (zh) | 电动升降晾衣架及其驱动装置 | |
KR200445039Y1 (ko) | 롤 블라인드 | |
JP4825462B2 (ja) | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降方法及び遮蔽材昇降装置 | |
JP5376708B2 (ja) | 日射遮蔽装置の操作装置 | |
JP2012219458A (ja) | ツインタイプの日射遮蔽装置 | |
JP7244010B2 (ja) | 電動ブラインドの駆動装置、および、電動ブラインド | |
JP4616288B2 (ja) | ウィンチ | |
JP6704285B2 (ja) | ブラインド | |
JP2010070283A (ja) | ブレーキ装置及びそれを用いた巻上機,エレベーター | |
KR101122614B1 (ko) | 밴드 브레이크가 구비된 윈치 | |
CN114148932A (zh) | 起重装置 | |
KR100566914B1 (ko) | 승강기의 와이어 권취장치 | |
WO2009040459A1 (es) | Aparato elevador por cable | |
JP2602052Y2 (ja) | ブラインド操作装置 | |
JP3261096B2 (ja) | スクリーン昇降装置 | |
JP5270987B2 (ja) | 電動ブラインドのモータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5075570 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |