JP5074166B2 - シート貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明はシート貼付方法に係り、特に、配送伝票等の接着性のシートを被着体に貼付することに適したシート貼付方法に関する。
近時、インターネットやテレビショッピング等の普遍的な拡大に伴い、従来の店頭販売に加えて通信販売が普及するに至り、配送業者が販売者に代わって商品を消費者に届ける流通形態が多く見られるようになっている。そのため、配送伝票を通じて商品に関する情報、例えば、商品名、商品価格等が漏洩し得ることとなる。これらの情報は、消費者が購入した商品が何であるかを特定するため、消費者のプライバシーに大きく関わる秘匿情報であるとともに、商品価格は、商品価値を把握できるため、流通過程における盗難防止を図る観点からも秘匿情報といえる。
特許文献1には、秘匿情報を隠蔽した状態で配送商品の梱包体を被着体として貼付することのできるラベルが開示されている。同ラベルは、貼付票、配達票、入金票及び領収証が一連に設けられており、領収証の上面側に配達票と入金票とを二つ折りして重ね合わせることで、入金票と領収証とを隠蔽した状態で被着体に貼付できるようになっている。
特開2001−246882号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたラベルは、秘匿情報として位置づけられた領収証を被着体から剥がして保存する構成となっている。従って、領収証の裏面側に設けられた粘着剤層が被着体に全面的に接着するため、被着体からの剥離作業が面倒になるとともに、剥離作業を慎重に行わないと、部分的に破断を生じさせてしまう、という不都合がある。この場合、粘着力の弱い粘着剤を用いればよいことになるが、そのような粘着剤を用いた場合には、ラベルの不用意な剥がれを生じ易くなり、配送伝票としての信頼性を低下させてしまうこととなる。
また、特許文献1のラベルは、前述した各帳票が連続する一体型とされ、これを折り畳んで貼付するものであるため、個々の帳票への印字面積を大きく確保することには適していない。この場合、予め分割された複数のラベルを被着体に貼付する態様も考えられるが、単にラベルを複数枚に分割しただけでは、分割されたラベル相互の対応関係が一致しない状態で被着体に貼付されてしまうミスを生じ、消費者に間違った物品を送付してしまうといった配送ミス等を引き起こす原因となる。しかも、ラベルの折り畳みは、手作業によるものであり、貼付効率も非常に悪い。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、被着体に貼付される接着シートを複数に分割し、被着体から剥離して保管する必要のある接着シートを被着体から容易に分離できるシート貼付方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、複数に分割された接着シートにそれぞれ印字を行って被着体に貼付することができるとともに、各接着シートの対応関係が所定の関係を満たしているか否かを検証可能とし、配送伝票に適用したときの配送ミスを未然に防止することのできるシート貼付方法を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、接着シートの折り畳み、貼付等を全て自動化し、連続して搬送される被着体に対して効率よく貼付することのできるシート貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、一方の面に接着剤層を有する第1接着シートに第1コード及び秘匿情報を含む第1情報を印字する第1印字工程と、前記第1接着シートの印字面が外側となるように折り畳む折畳工程と、前記折り畳まれた第1接着シートの少なくとも第1コード表面とする一方、前記秘匿情報を被着体側に向けて隠蔽した状態で透明なフイルムで被着体に貼付するラミネート工程と、前記第1コードを読み取る読取工程と、一方の面に接着剤層を有する第2接着シートに、前記読み取られた第1コードとの対応関係に基づいて第2情報を印字する第2印字工程と、前記第2接着シートを前記被着体に貼付する貼付工程とを有する、という手法を採っている。
また、本発明は、印字シートに第1コードを含む第1情報及び秘匿情報を印字する第1印字工程と、前記印字シートの印字面が外側となるように折り畳む折畳工程と、前記折り畳まれた第1接着シートの少なくとも第1コード表面とする一方、前記秘匿情報を被着体側に向けて隠蔽した状態で透明なフイルムで被着体に貼付するラミネート工程と、
前記第1コードを読み取る読取工程と、一方の面に接着剤層を有する接着シートに、前記読み取られた第1コードとの対応関係に基づいて第2情報を印字する第2印字工程と、前記接着シートを前記被着体に貼付する貼付工程とを有する、という手法を採ることもできる。
本発明において、前記第1接着シートを折り畳むときに、接着剤層の一部を表出させて前記被着体に仮着する接着代を形成する、という手法を採ることが好ましい。
また、前記第2情報には第2コードを含み、前記第1と第2コードとの対応関係を検証する検証工程を更に含む手法を採っている。
更に、前記第1及び第2コードとの対応関係が所定の関係を満たさないときに、前記接着シート貼付済みの被着体を除外するリジェクト工程を含むことが好ましい。
なお、本発明において、「印字」は、文字、記号、図形又はこれらの任意の組合せを含む概念として用いられる。また、「透明」は半透明をも含む。
本発明によれば、第1接着シートに第1情報を印字して折り畳み、当該折り畳まれた第1接着シートの少なくとも第1コードが表面になるように透明なフイルムで被着体にラミネートしたときに、前記折り畳まれた第1接着シートの下面側に位置する部分の印字内容が隠蔽された状態に保たれることとなる。従って、秘匿情報を印字したときに秘密性が担保されるうえ、第1接着シートはフイルムによってラミネートされるため、隠蔽の必要がない面の印字内容が隠されてしまうような不都合も生じない。
また、第1接着シートに印字された第1コードを読み取って、第2接着シートに第2情報を印字するため、第1印字情報に対応した印字を第2接着シートに施すことができ、相互の接着シートの対応関係が一致しない状態で被着体に貼付されてしまうようなミスを生じることがなくなる。
更に、本発明は、第1及び第2接着シートの対応関係を検証することにより、何らかの要因によって不一致等が生じたときは、当該接着シートが貼付された被着体を除外することができ、例えば、配送伝票に本発明が適用されたときに、消費者に間違った物品を送付してしまうといった配送ミス等の不都合を回避することができる。
また、第1接着シートと第2接着シートとを別々に貼付することで、各接着シートにおける印字領域も十分に確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係るシート貼付方法が適用されたシート貼付装置の要部概略正面図が示され、図2には、シート貼付装置の概略平面図が示されている。これらの図において、シート貼付装置10は、配送商品の梱包体からなる被着体Wを図1中右側から左側に向かって搬送する搬送手段Pと、当該搬送手段P上に配置されて第1接着シートを貼付する第1貼付装置11と、ラミネートフイルムを貼付するフイルム貼付装置12と、第2接着シートを貼付する第2貼付装置13とを備えて構成されている。
前記第1貼付装置11は、帯状の剥離シートRL1上に、一方の面に接着剤層を有する第1接着シートS1が仮着された原反R1の支持ローラ15と、第1接着シートS1の他方の面に第1情報としての第1印字P1(図3参照)を施す第1印字手段16と、第1接着シートS1を剥離シートRL1から剥離するピールプレート17と、原反R1に繰出力を付与する繰出手段18と、剥離シートRL1を巻き取る巻取ローラ20と、第1接着シートS1を被着体Wに貼付する貼付手段21とを備えて構成されている。
第1接着シートS1は、図3に示されるように、平面形状が略長方形に設けられており、その長手方向中心より左側に変位した点線で示される位置を折り畳み位置Bとして二つ折りで利用される。折り畳み位置Bの左側領域の第1印字P1は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、納品書及び保証書の内容とされる一方、右側領域の第1印字P1は、バーコードからなる第1コードC1とクーリングオフに関する文言とされる。そこで、第1接着シートS1の印字面が外側となるように、折り畳み位置Bで折り畳み、右側領域が表面になるように被着体Wに貼付すると、前記納品書及び保証書の内容は裏面側に位置して隠蔽されることとなる。また、折り畳み位置Bは、前述したように左側に変位しているため、図3(B)に示されるように、右側領域の右端側裏面には、接着剤層が表出し接着代Aが形成され、当該接着代Aにより第1接着シートS1が被着体Wに仮着可能となっている。
前記第1印字手段16は、印字ヘッド16Aと、プラテンローラ16Bとからなり、図示しない上位コンピュータ等を介して第1接着シートS1に第1印字P1を施す。第1印字手段16としては、レーザプリンタ、インクジェットプリンタ、ドットインパクトプリンタ等、任意のプリンタを用いることができる。
前記繰出手段18は図示しないモータを介して駆動される駆動ローラ27と、当該駆動ローラ27との間に前記剥離シートRL1を挟み込むピンチローラ28とからなる。
前記巻取ローラ20は、前記駆動ローラ27を駆動するモータに連結されて剥離シートRL1を巻き取る方向に回転可能に設けられている。
前記貼付手段21は、前記ピールプレート17の先端側に位置する吸着プレート30と、当該吸着プレート30を図1中上下方向に進退させるシリンダ31とを含む。吸着プレート30は、その下面側が第1接着シートS1の外形形状と略同形状の吸着面とされ、当該吸着プレート30は、固定プレート30Aと、可動プレート30Bとからなり、可動プレート30Bは、ロータリアクチュエータ33を介して回転可能に設けられている。これにより、吸着プレート30に保持された第1接着シートS1は、可動プレート30Bの回転により、折り畳み位置Bに沿って折り畳まれて接着代Aが形成され、その後、シリンダ31によって搬送手段P上の被着体Wに仮着されるようになっている。
前記フイルム貼付装置12は、帯状の剥離シートBSに接着剤層を介して透明なラミネートフイルムFが仮着された原反FRを支持する支持ローラ35と、ラミネートフイルムFを剥離シートBSから剥離するピールプレート36と、原反FRに繰出力を付与する繰出手段37と、剥離シートBSを巻き取る巻取ローラ38と、被着体Wに仮着された第1接着シートS1をオーバーラップ(図3(C)参照)するようにラミネートフイルムFを被着体Wに貼付する貼付手段39とを備えて構成されている。貼付手段39は、ラミネートフイルムFを吸着保持する吸着プレート40と、当該吸着プレート40を図1中上下方向に進退させるシリンダ41とにより構成されている。
前記フイルム貼付装置12は、前述した第1貼付装置11に対して、第1印字装置16が設けられていない点と、吸着プレート40が単一のプレートによって構成されている点が異なるだけであり、その他の構成、作用は、実質的に第1貼付装置11と同様なので、個々の構成部材等についての説明は省略する。
前記第2貼付装置13は、帯状の剥離シートRL2上に、一方の面に接着剤層を有する第2接着シートS2が仮着された原反R2の支持ローラ50と、第2接着シートS2の他方の面に第2情報としての第2印字P2(図3参照)を施す第2印字手段51と、第2接着シートS2を剥離シートRL2から剥離するピールプレート52と、原反R2に繰出力を付与する繰出手段53と、剥離シートRL2を巻き取る巻取ローラ54と、第2接着シートS2を被着体Wに貼付する貼付手段55とを備えて構成されている。
前記第2印字手段51は、印字ヘッド51Aと、プラテンローラ51Bとからなり、図示しない上位コンピュータ等を介して、図3(D)に示されるように、第2接着シートS2に第2印字P2を施す。第2印字手段51としては、第1印字手段16と同様の任意のプリンタを用いることができる。
第2印字P2は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、お届先、送り主及び受領印に関する配達票と、バーコードからなる第2コードC2とを含む。また、貼付手段55は、第2接着シートS2を吸着保持する吸着プレート57と、当該吸着プレート57を図1中上下方向に進退させるシリンダ58とにより構成されている。この第2貼付装置13は、図2に示されるように、第1接着シートS1及びラミネートフイルムFが貼付された位置とは異なる位置に第2接着シートS2を貼付するものである。
なお、第2貼付装置13は、前述した第1貼付装置11に対して、吸着プレート57が単一のプレートによって構成されている点が異なるだけなので、個々の構成部材等についての説明は省略する。
前記第2貼付装置13を構成する貼付手段55の被着体搬送方向上流側には、被着体Wに貼付された第1接着シートS1の第1コードC1を読み取る読取手段としてのセンサ60が配置されているとともに、前記貼付手段55の被着体搬送方向下流側には、第1コードC1及び第2コードC2を読み取って相互の対応関係が一致するか否か検証する検証手段としてのセンサ61、62が配置されている。
また、前記搬送手段Pにおいて、センサ61、62の被着体搬送方向下流側にはリジェクタ64が配置されている。このリジェクタ64は、センサ61、62の検証で第1及び第2コードC1、C2の対応関係が不一致とされた被着体Wを排除すようになっている。
次に、前記本実施形態に係るシート貼付方法について、図4をも参照しながら説明する。
搬送手段Pによって被着体Wが搬送されてくると、図示しないセンサが被着体Wを検出し、第1貼付装置11に対し第1接着シートS1の繰り出しと、第1印字手段16への印字を指令する。その後被着体Wは、貼付手段21の下方の所定位置で位置決めされて停止される。なお、被着体検出のときに、被着体Wに付されたコード等の識別手段を読み取ることにより、この被着体Wの配送先コードC1の情報や、納品書、保証書、クーリングオフの文言等が図示しない上位コンピュータを介して第1印字手段16へ出力され、第1印字P1が第1接着シートS1に施される(第1印字工程)。そして、第1接着シートS1は、ピールプレート17で剥離されて吸着プレート30に保持される。
吸着プレート30に保持された第1接着シートS1は、可動プレート30Bによって折り畳み位置Bにて折り畳まれ(折畳工程)、シリンダ31を介して下降されて停止中の被着体Wにその接着代Aによって被着体Wに仮着させる。
第1接着シートS1が仮着された被着体Wは、搬送手段Pによって下流側(図1中左側)に搬送される。この際、フイルム貼付装置12は、ラミネートフイルムFをベースシートBSから剥離して吸着プレート40によって吸着保持した状態で待機しており、図示しないセンサで被着体Wが検出され、所定位置で位置決めされて停止したときに、シリンダ41を介してラミネートフイルムFを貼付する(ラミネート工程)。このラミネートフイルムFの貼付位置は、第1接着シートS1がラミネートフイルムFの面内略中央に位置するように設定されており、第1接着シートS1はラミネートフイルムFによって被着体Wにしっかりと貼付される(図4(B)参照)。
前記ラミネート工程が完了すると、被着体Wは搬送手段Pに沿って下流側に搬送され、前記センサ60によって第1コードC1が読み取られると(読取工程)、第2貼付装置13に対し第2接着シートS2の繰り出しと、第2印字手段51への印字を指令する。その後被着体Wは、貼付手段55の下方の所定位置で位置決めされて停止される。この読取工程で第1コードC1が読み取られると、第2コードC2や、お届先、送り主等の情報が図示しない上位コンピュータを介して第2印字手段51へ出力され、第2印字P2が第2接着シートS2に施される(第2印字工程)。そして、第2接着シートS2は、ピールプレート52で剥離され吸着プレート57に保持された後、シリンダ58を介して被着体Wに貼付される(図4(C)参照)。
第1及び第2接着シートS1、S2が貼付された被着体Wは、搬送方向下流側に搬送されて検証工程に付され、センサ61、62が第1、第2コードC1、C2をそれぞれ読み取り、その読み取ったデータが図示しない制御装置の比較手段によって比較され、対応関係の一致が認められた被着体は、配送に備え、次工程(図2中矢印X方向)へ搬送される。一方、対応関係の一致が認められなかった被着体Wは、リジェクタ64を介して検査工程(図2中矢印Y方向)へ搬送され、第1及び第2接着シートS1、S2の検査や、内容物との対応等の検査が行われ、必要であれば、第1及び第2接着シートS1、S2を剥がして、再度搬送手段Pによってシート貼付装置10によるシート貼付処理が行われる。
本実施形態では、第1コードC1を読み取ることを条件として第2印字P2が施されるため、対応関係が不一致となることは非常に稀であるが、何らかのアクシデント、例えば、停電等によって電力が一次的に途絶えた後、電力復帰によって印字が行われると不一致となる場合も実際上はあり得る。そのため、リジェクタ64によって被着体Wを検査工程へ搬送することで、配送ミスを未然に防止する措置がとられる。
従って、このような実施形態によれば、第1接着シートS1に第1印字P1を行うとともに、第1印字P1に含まれる第1コードC1を読み取って第2接着シートS2に第2印字P2を行う構成としたから、配送伝票を複数枚に分割しても、それらの対応関係を一致させて被着体に貼付することができる。しかも、複数枚に分かれて接着シートを構成しているため、多くの印字情報を印字することが可能となる。
また、第1接着シートS1は、接着代Aが被着体Wに接着し、被着体Wに対して全面が接着する構成ではないので、保管する際に、被着体Wから容易に分離することができ、全面接着をしていた従来のような一部破断等の不都合も解消することができる。
更に、第1接着シートS1は、ラミネートフイルムFでラミネートされるため、防護効果や耐水性が向上し、配送時に第2接着シートS2の印字が他の物品等と擦れたり、雨水によって文字が滲んで読み取れなくなっても、第1コードC1が保護されていれば、配送伝票を再発行することができ、被着体Wが未配達となることを確実に防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、第1接着シートS1として、一方の面に接着剤層を備えたものを採用した場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接着剤層を有しない枚葉の印字シートを用いて第1印字P1を施すようにしてもよい。この場合、適宜な繰出装置を介して印字シートを繰出可能に設けるとともに、その繰り出し途中で第1印字P1を施した後に吸着プレート30に吸着保持させて折り畳み可能とすればよい。そして、折り畳まれた印字シートを被着体W上に移載して当該被着体Wをフイルム貼付装置12側に搬送し、当該フイルム貼付装置12でラミネートフイルムFを被着体Wに貼付し、印字シートを被着体Wとの間に挟み込むようにラミネートすればよい。なお、このように接着剤層を有しない印字シートを用いた場合、接着代Aが形成できないため、ラミネートフイルムFを貼付する前に被着体W上から印字シートが脱落する虞があるため、折畳工程の後、この印字シートを先にフイルムFに貼付してから、被着体Wに貼付するようにする方が好ましい。
また、第1及び第2接着シートS1、S2は配送伝票に限らず、秘匿情報を隠蔽して貼付することが要請されるその他のラベル等に適用してもよく、更に、第1及び第2接着シートS1、S2、ラミネートフイルムFの平面形状等は種々変更することができる。
更に、第1、第2のコードは、バーコード、2次元コード等を採用することができる。
また、読取手段及び検証手段のセンサは、バーコードリーダ、2次元コードリーダ、光学センサ、カメラ等を採用できる。
本発明に係るシート貼付方法が適用されたシート貼付装置の概略正面図。 前記シート貼付装置の概略平面図。 (A)は第1接着シートに施された第1印字を示す平面図、(B)は第1接着シートを折り畳んだ状態を示す平面図、(C)は第1接着シートをラミネートフイルムFでラミネートした状態を示す平面図、(D)は第2接着シートに施された第2印字を示す平面図。 (A)は折り畳んだ第1接着シートが被着体に仮着された状態を示す側面図、(B)は第1接着シートがラミネートフイルムによってラミネートされた状態を示す側面図、(C)は、図4(B)の手前側に第2接着シートが貼付された状態を示す側面図。
符号の説明
10 シート貼付装置
11 第1貼付装置
12 フイルム貼付装置
13 第2貼付装置
16 第1印字手段
21 貼付手段
51 第2印字手段
55 貼付手段
60 センサ(読取手段)
61、62 センサ(検証手段)
64 リジェクタ
A 接着代
C1 第1コード(第1情報)
C2 第2コード(第2情報)
F ラミネートフイルム
P1 第1印字(第1情報)
P2 第2印字(第2情報)
S1 第1接着シート
S2 第2接着シート
W 被着体

Claims (5)

  1. 一方の面に接着剤層を有する第1接着シートに第1コード及び秘匿情報を含む第1情報を印字する第1印字工程と、
    前記第1接着シートの印字面が外側となるように折り畳む折畳工程と、
    前記折り畳まれた第1接着シートの少なくとも第1コード表面とする一方、前記秘匿情報を被着体側に向けて隠蔽した状態で透明なフイルムで被着体に貼付するラミネート工程と、
    前記第1コードを読み取る読取工程と、
    一方の面に接着剤層を有する第2接着シートに、前記読み取られた第1コードとの対応関係に基づいて第2情報を印字する第2印字工程と、
    前記第2接着シートを前記被着体に貼付する貼付工程とを有することを特徴とするシート貼付方法。
  2. 印字シートに第1コードを含む第1情報及び秘匿情報を印字する第1印字工程と、
    前記印字シートの印字面が外側となるように折り畳む折畳工程と、
    前記折り畳まれた第1接着シートの少なくとも第1コード表面とする一方、前記秘匿情報を被着体側に向けて隠蔽した状態で透明なフイルムで被着体に貼付するラミネート工程と、
    前記第1コードを読み取る読取工程と、
    一方の面に接着剤層を有する接着シートに、前記読み取られた第1コードとの対応関係に基づいて第2情報を印字する第2印字工程と、
    前記接着シートを前記被着体に貼付する貼付工程とを有することを特徴とするシート貼付方法。
  3. 前記第1接着シートを折り畳むときに、接着剤層の一部を表出させて前記被着体に仮着する接着代を形成することを特徴とする請求項1記載のシート貼付方法。
  4. 前記第2情報には第2コードを含み、前記第1と第2コードとの対応関係を検証する検証工程を更に含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート貼付方法。
  5. 前記第1及び第2コードとの対応関係が所定の関係を満たさないときに、前記接着シート貼付済みの被着体を除外するリジェクト工程を含むことを特徴とする請求項4記載のシート貼付方法。
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