JP5073896B2 - スライバーを形成するためにカードに設けられる装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローラ装置と、デリバリローラを備えたトランペットとを有する、スライバーを形成するためにカードまたはカーディング機に設けられる装置に関するものであり、その場合にローラ装置はたとえばドッファローラ、ストリップローラ、絞りローラなどを有しており、トランペットはウェブを収容して圧縮し、トランペットから出てくる繊維構造はデリバリローラの対へ供給可能であって、その場合にウェブは圧延装置、たとえば絞りローラとトランペットとの間でほぼ三角形状に形成されており、折り目を有している。
【0002】
【従来の技術】
カードに設けられる公知の装置(US3339245)においては、ドッファの後段に成形部分または折り畳み部分が接続されており、同部分は相前後して配置された2台のトランペットを有しており、それらの間にプレスローラの対が設けられている。ドッファ、トランペットおよびプレスローラの対は、それぞれ互いに対して距離を有している。ドッファとプレスローラの軸は、互いに対して平行に整合されている。トランペットの出口領域の幅は、高さよりも大きく、その場合に出口領域の長く広い軸は、ドッファおよびプレスローラの軸に対して平行に延びている。ドッファから取り出された幅広で薄いウェブは、第1のトランペットを通過し、そのトランペットは、幅のそれぞれ−外側にある−4分の1を他の−中央領域にある半分−上へ折り返すことによって、幅を元の幅の半分に減少させる。第1のトランペットから出た後に、ドッファから取り出されたウェブに比較して厚くなっているウェブは、プレスローラの対の圧延間隙を通過し、それによってウェブはフラットに押圧される。プレスローラの対から出るときに、ウェブの幅は元のウェブの半分であり、厚みは約2倍である。次に、ウェブは第2のトランペットを通過し、そのトランペットがウェブの幅をさらに約半分に減少させる。このようにして減少された、第2のトランペットからストリップとして出てくる、より細くてより厚いストリップに圧縮されたウェブは、元のウェブよりもしっかりしている。
【0003】
ドッファから取り出されたウェブは、トランペットの方向へ三角形状にまとめて案内されるので、幅にわたって複数の折り目(横波)を有している。折り目は、トランペットの高さが低いために出口領域で上方から圧縮され(つぶされ)、それに対して出口領域における幅が大きいために側方でまとめて案内されるだけである。次のプレスローラ間の間隙において、折り目はその振幅の方向(高さ方向)に完全に押しつぶされる。装置は、設備的に煩雑である。さらに、ウェブはトランペットの前で、かつその中へ所望に案内されないので、障害なしにトランペット内へ確実に案内することは不可能である、という障害がある。欠点はさらに、第1のトランペットとプレスローラの対から出てくるウェブも、第2のトランペットから出てくるストリップも中央に著しく強度の減少された領域を有していることである。それによって以降の加工において、外側へ向いた力が端縁に作用した場合に、細片が長手方向中央で望ましくないことに裂けてしまう。この不均一性は特に、細片が衛生用品のような最終製品のための前段階ないし中間製品を形成する場合に、障害となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の課題は、上述した欠点を除去し、特に構造的に簡単であって、著しく均一な繊維分布と高い強度を有するスライバーの形成を可能にする、冒頭で挙げた種類の装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決は、請求項1に記載された特徴によって行われる。
すなわち1番目の発明によれば、ローラ装置と、デリバリローラを備えたトランペットとを有する、スライバーを形成するためにカードまたはカーディング機に設けられる装置であって、トランペットは繊維ウェブを受容して圧縮し、トランペットから出てくるスライバーはデリバリローラの対へ供給可能であって、ローラ装置とトランペットの間に、三角形状のウェブ案内部材が配置されている、装置において、前記ウェブ案内装置は、前記ローラ装置のローラの軸線に対して鋭角をなして配置されていて前記繊維ウェブの供給方向において互いに接近する第一および第二のウェブ案内部を含んでおり、前記ウェブ案内部は前記繊維ウェブを横方向に収集して前記繊維ウェブの幅を小さくさせ、それにより、前記繊維ウェブがその縁部において折り目をなして互いに折り重なるようになり、前記第一および第二のウェブ案内部の下流端の間の隙間は前記トランペットの入口領域の高さ(c)に概ね等しくなっており、トランペット(10)の出口領域(10a)は矩形の断面(a、b)を有しており、出口領域(10a)の長手軸(a)はローラ装置の長手軸(7b、8b)に関して垂直または斜めに配置されており、それにより、前記繊維ウェブの向きが前記ローラ装置から前記トランペットの出口領域に移動するときに変化するようにしたことを特徴とする装置が提供される。
【0006】
本発明に基づく手段によって、横断面にわたって繊維の著しく均一な分布を有するスライバーを形成することができる。このようにして形成されたスライバーは、特に側方向において外側へ作用する力に関して、より高い強度を有する。本質的な利点は、公知の装置とは異なり、ストリップの分離個所が幅の中央から高さの中央へ変位していることにある。本発明は、より高い供給速度を可能にする。さらに、好ましいことに、短繊維材料の多い繊維材料の加工も可能である。
【0007】
請求項2から56は、本発明の他の展開を示している。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、繊維ウェブ(22)は、出口領域(10a)の方向へ方向変換可能である。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、繊維ウェブ(22)は、幅にわたって、水平位置から斜めまたは垂直の位置へ方向変換可能である。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、繊維ウェブ(22)の方向変換の際に、折り目(22')の重なり方向に対して平行な方向と出口領域(10a)の長手軸の方向が、互いに対して平行に延びている。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、折り目はその重なり方向に対して平行な方向において出口領域(10c)の長手側(a)に対して平行に通過する。
6番目の発明によれば、1番目から5番目のいずれかの発明において、折り目はその側方でその重なり方向において圧縮されて出口開口部(10a)の長手方向に延びる壁の間を通過する。
7番目の発明によれば、1番目から6番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)において、高さ(b)と幅(a)の比は、少なくとも1:10である。
8番目の発明によれば、1番目から7番目のいずれかの発明において、高さ(b)と幅(a)の比が、少なくとも1:30である。
9番目の発明によれば、1番目から8番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)の長い軸は、折り目の重なり方向に対して垂直な方向に整合されている。
10番目の発明によれば、1番目から9番目のいずれかの発明において、複数の折り目(22')の全体としての高さ(h)が、50から100mmである。
11番目の発明によれば、1番目から10番目のいずれかの発明において、複数の折り目(22')の全体としての高さ(h)が、折り目(22')の高さ(h')と等しいかそれより大きい。
12番目の発明によれば、1番目から11番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)の高さ(b)は、2から3mmである。
13番目の発明によれば、1番目から12番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)において高さ(h)にわたって互いに対向する内側壁は、互いに対して平行である。
14番目の発明によれば、1番目から13番目のいずれかの発明において、トランペット(10a)から出てくるスライバー(17)の供給速度は、100m/min以上である。
15番目の発明によれば、1番目から14番目のいずれかの発明において、トランペット(10)から出てくるスライバー(17)が、矩形の断面を有する。
16番目の発明によれば、1番目から15番目のいずれかの発明において、トランペット(10)の出口領域(10a)が鋭角に形成されている。
17番目の発明によれば、1番目から16番目のいずれかの発明において、矩形の断面を有するスライバー(17)が、他の加工へ供給される。
18番目の発明によれば、1番目から17番目のいずれかの発明において、トランペット(10)の出口領域(10a)から出てくるスライバー(17)が、フラットバンドまたはストリップである。
19番目の発明によれば、1番目から18番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)が、デリバリローラ(11、12)の間のローラ接続部に配置されている。
20番目の発明によれば、1番目から19番目のいずれかの発明において、トランペット(10)の出口領域(10a)が、ローラ締付け点の近傍に配置されている。
21番目の発明によれば、1番目から20番目のいずれかの発明において、デリバリローラの対(11、12)は、少なくとも1つのばねで付勢された(20)デリバリローラ(12)を有している。
22番目の発明によれば、21番目の発明において、ばね(20)のばね力が、調節可能である。
23番目の発明によれば、1番目から22番目のいずれかの発明において、前記繊維ウェブの供給方向において、デリバリローラ(11、12)は、絞りローラ(7、8)の長手軸(7b、8b)に対して回転可能である。
24番目の発明によれば、1番目から23番目のいずれかの発明において、デリバリローラ(11、12)の長手軸(11b、12)は、絞りローラ(7、8)の長手軸(7b、8b)に関して垂直または斜めに配置されている。
25番目の発明によれば、1番目から24番目のいずれかの発明において、トランペット(10)の入口(10b)が、斜めにされている。
26番目の発明によれば、1番目から25番目のいずれかの発明において、トランペット(10)は、少なくとも1つの調節可能な側壁(10c)を有する。
27番目の発明によれば、1番目から26番目のいずれかの発明において、繊維ウェブ(22)は、幅にわたって少なくとも部分的に持ち上げられ、あるいは引き下げられて、入口開口部(10b)へ供給可能である。
28番目の発明によれば、1番目から27番目のいずれかの発明において、入口領域(10b)に、繊維ウェブ(22)を幅にわたって少なくとも部分的に持ち上げ、あるいは引き下げるガイド部材が付設されている。
29番目の発明によれば、28番目の発明において、繊維ウェブ(22)は、幅にわたって連続的に持ち上げ、または引き下げ可能である。
30番目の発明によれば、28番目または29番目の発明において、ガイド部材が、矩形の通過開口部を有している。
31番目の発明によれば、1番目から30番目のいずれかの発明において、通過開口部の長さは、折り目(22’)の高さと等しいか、それより大きい。
32番目の発明によれば、1番目から31番目のいずれかの発明において、繊維ウェブ(22)の折り目(22’)は、互いに対して変位して積み重ねられて、出口領域(10a)を通過する。
33番目の発明によれば、1番目から32番目のいずれかの発明において、折り目(22’)は、高さ(h)の方向に互いに対して変位して配置されている。
34番目の発明によれば、1番目から33番目のいずれかの発明において、折り目(22’)が、高さ(h)の方向に積み重ねられている。
35番目の発明によれば、1番目から34番目のいずれかの発明において、互いに対する変位の程度が、調節可能である。
36番目の発明によれば、1番目から35番目のいずれかの発明において、折り目(22')は、その側方において、その重なり方向に対して互いに圧縮されて出口開口部(10a)を通過する。
37番目の発明によれば、1番目から36番目のいずれかの発明において、トランペット(10)の内部空間内に、繊維ウェブ(22)を出口領域(10a)の方向へ案内する、繊維ウェブ(22)のための案内部材(21a、21b)が設けられている。
38番目の発明によれば、1番目から37番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が一体的に形成されている。
39番目の発明によれば、1番目から38番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が、2つの構成部分からなる。
40番目の発明によれば、39番目の発明において、2つの構成部分が分離可能に互いに固定されている。
41番目の発明によれば、1番目から40番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が、ローラ装置の下方に配置されている。
42番目の発明によれば、1番目から41番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)は、垂直に配置されている。
43番目の発明によれば、1番目から42番目のいずれかの発明において、デリバリローラ(11、12)は、トランペット(10)の下方に配置されている。
44番目の発明によれば、1番目から43番目のいずれかの発明において、デリバリローラの長手軸は、ローラ装置の長手軸に対して垂直または斜めに配置されている。
45番目の発明によれば、1番目から44番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)は、可動の部分を持たない。
46番目の発明によれば、1番目から45番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)の、繊維ウェブと接触する面が、固定配置されている。
47番目の発明によれば、1番目から46番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)の入口領域は、ローラ装置の幅にわたって延びている。
48番目の発明によれば、1番目から47番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)の入口領域は、ローラ装置に近接して配置されている。
49番目の発明によれば、1番目から48番目のいずれかの発明において、ウェブ案内部材(9)は、ウェブ収集領域を形成する。
50番目の発明によれば、1番目から49番目のいずれかの発明において、トランペット(10)は、ウェブ圧縮領域を形成する。
51番目の発明によれば、1番目から50番目のいずれかの発明において、出口領域(10a)の幅(a)は、出口領域(10a)の高さ(b)よりも少なくとも5倍大きい。
52番目の発明によれば、1番目から51番目のいずれかの発明において、ドッファ(5)とストリップローラ(6)の間に、少なくとも1つの圧縮ローラ(18、19)が配置されている。
53番目の発明によれば、52番目の発明において、ストリップローラ(6)は、時計方向に回転する。
54番目の発明によれば、52番目または53番目の発明において、ストリップローラ(6)は、繊維材料をウェブ収集部材(30)内へ放出する。
55番目の発明によれば、52番目から54番目のいずれかの発明において、圧縮ローラ(18、19)とストリップローラ(6)は、登り坂になるように配置されている。
56番目の発明によれば、1番目から55番目のいずれかの発明において、繊維材料は、ウェブ収集部材(30)の内壁に沿って滑り移動する。
【0008】
以下、図面で示す実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、フィードローラ1、フィードテーブル2、テーカインローラ3a、3b、3c、ドラム4、ドッファ5、ストリップローラ6、絞りローラ7、8、ウェブ案内部材(横移送装置)9、トランペット10、デリバリローラ11、12(図3を参照)および低速で回転するフラットバー14を備えた回転式フラット13を有するカード、たとえばツリュツラー高出力カードDK903を示している。カードのドラム4の回転方向は、湾曲した矢印で記載されている。カードの出口には、スライバーを収容するケンス15を備えたケンスコイラー16が配置されている。符号Aは、作業方向(繊維材料流れ方向)を示している。17はフリース又はスライバーを示している。
【0010】
図2に示すように、矢印7a、8a方向に回転する絞りローラ7、8の作業方向Aにおける後段に、横移送装置9が配置されている。7b、8bは絞りローラ7、8の軸を示す。
【0011】
図3に示すように、トランペット10とデリバリローラ11、12は、保持装置19に固定されている。トランペット10は、作業方向Aに円錐状にすぼまるように形成されている。入口領域10b(図4を参照)の高さcは、出口領域10aの高さb(図4を参照)よりも大きい。
【0012】
図4に示すように、トランペット10の出口領域10aの開口部は、約2から3mmの高さbを有している。トランペット10の出口領域10aの幅aは、少なくとも約20から30mm、好ましくは60から90mmである。幅aは、図5に示すように、出口領域10aにおける壁部材10cが矢印D、E方向に摺動可能であることによって、変化させることができる。矩形の出口領域10aは、鋭いエッジで形成されている。このようにしてトランペットから出てくるフラットなスライバー又はフリース17は、図6に示すようにエッジの鋭い断面形状を有している。
【0013】
図7、8に示すように、軸平行の絞りローラ7、8の後段に横移送装置9、トランペット10およびデリバリローラ11、12が配置されている。横移送装置9は、方向変換ローラ91、92ないし93、94の回りを回転する2本のエンドレスのフレキシブルなコンベアベルト9a、9bを有している。それぞれ一方の方向変換ローラ、たとえば91と93は、軸9*(図2)を介して(図示されていない)好ましくは共通の駆動装置によって駆動される。コンベアベルト9a、9bのベルト部分は、矢印F、GとH、Iによって示される方向に移動する。デリバリローラ12は、押圧ばね20(図9を参照)によって付勢されており、かつ固定位置のデリバリローラ11に関して可動に軸承されているので、デリバリローラ11、12の間の締付け間隙(ローラ接続部)dと繊維材料への圧接力は調節可能に変化することができる。引き出すカレンダー装置(デリバリローラ11、12)は、少なくとも1つの付勢された(ばね20)カレンダーローラ12を有しており、そのばね力はそれぞれかかわる方法に従ってスライバー供給の際に比較的大きいスペクトルにわたって調節可能である。それ以降の加工の前に、続いてフリースのダブリングが行われる場合には、押圧が強すぎると有害である。カードに続いて、直接以降の加工が行われる場合には、強い押圧が望ましい。
【0014】
図10に示すように、コンベアベルト9a、9bは、絞りローラ7、8(絞りローラ7のみが図示されている)に関して角度α1=47°およびα2=47°で配置されている。それによって絞りローラ7と8の間のローラ間隙から出てくる繊維材料は、矢印F、H方向に方向変換ローラ91と92の間の間隙eへ案内される。
【0015】
図11は、トランペット10の入口領域10bにおいて2つの案内部材21a、21bを示しており、その案内部材によって繊維ウェブは出口領域10aの方向へ入口領域10bの前のほぼ水平の整合から、図12に概略的に示すように、出口領域10aの後方の垂直の整合へ案内される。繊維ウェブ22は、絞りローラ7からトランペット10へ進入するまでに、断面で図13に示す波形構造を有する。本発明によれば、このウェブの波は作業方向において側方にまとめて案内され(かつその場合に圧縮され)ると共に、図14に示すように垂直方向においても積み重ねられ、ないしは互いに変位される。このようにしてトランペットから出てくる矩形のフリース又はスライバー17の断面の中央17aを、両方の側方領域17b、17cよりも薄く形成することができる。それによってフリース又はスライバー17は、力P1とP2が長手方向に作用した場合に裂けにくい。それとは異なり出口10aが絞りローラ7、8とコンベアベルト9a、9bに関して平行に配置された場合には、繊維ウェブ22の中央の薄い領域(繊維ウェブの外側の領域の方が厚い)は、図16に示すように繊維スライバー17*の2つのより厚い領域17”と17”’に隣接する中央の領域17’として現れる。長手方向に2つの力P1とP2が作用した場合には、この種のスライバー17*は領域17’において容易に裂け、すなわち図15に示す繊維スライバー17よりもずっと裂けやすくなる。
【0016】
図17は、図1と同様なカードを示しているが、ここではドッファ5とストリップローラ6との間に、重いフリースを形成するために繊維材料を集める、2つの圧縮ローラ28、29が配置されている。ストリップローラ6は時計方向に回転して、繊維材料をウェブ収集部材へ放出する。
【0017】
ウェブ収集部材30は、図18及び図19に示すように、繊維材料流れ方向に見て、ウェブ収集領域とウェブ圧縮領域とを有している。図18に示すように、ウェブ収集部材30は、ウェブ収集領域を形成するウェブ案内部材9と、ウェブ圧縮領域を形成するトランペット10とから構成されている。ウェブ案内部材9とトランペット10は、それぞれ繊維材料のための流入および流出開口部を除いて、すべての側が閉鎖されている(トランペット10について図4を参照)。ウェブ案内部材9の流入開口部は、ストリップローラ6に対して距離f、たとえば約50mmで配置されている。
【0018】
図19によれば、ウェブ収集部材30は、一体的に形成されている。ウェブ収集部材30の出口領域は、トランペット10の出口領域10aに相当し、デリバリローラ11、12間のローラ間隙内へ達している。
【0019】
図18に示す構造においても、図19に示すものにおいても、ウェブ収集部材30のすべての壁面は、駆動中に移動せず、すなわち繊維材料はウェブ収集部材30の内壁に沿って滑り移動する。
【0020】
図20に示すように、ドッファ5の後段に配置された圧縮ローラ28、29とストリップローラ6は、登り坂になるように配置されている。繊維材料はそれによって、所定の高さへ持ち上げられる。それによってウェブ収集部材30をストリップローラ6の下方に配置することができるので、放出された繊維ウェブ材料は重力によって支援されて、ウェブ収集部材30内へ下方に落下する。それによって材料の流れが支援される。デリバリローラ11、12は、圧縮された繊維構造17(図12、13を参照)をウェブ収集部材30の出口開口部から引き出す。
【図面の簡単な説明】
【図1】カードに設けられる本発明に基づく装置を概略的に示す側面図である。
【図2】図1に基づく絞りローラと横スライバー引出し部を詳細に示す側面図である。
【図3】図1に基づくトランペットとデリバリローラを詳細に示す上面図である。
【図4】矩形の出口領域を有するトランペットを示す斜視図である。
【図5】調節可能な壁部材を有するトランペットの出口領域を示す図である。
【図6】トランペットから出てくるスライバーを示す断面図である。
【図7】絞りローラ、横スライバー引出し部、トランペットおよびデリバリローラの垂直な配置を有する実施形態を示す上面図である。
【図8】図7に示す装置の側面図である。
【図9】ばね付勢されたデリバリローラを示す図である。
【図10】斜めに配置された2つのコンベアベルトを有する他の実施形態を示す図である。
【図11】トランペットの他の形態を示す斜視図である。
【図12】絞りローラの出口からトランペットの出口までの繊維材料の流れを概略的に示す図である。
【図13】絞りローラから出てきたウェブの折り目形成を示す図である。
【図14】トランペットへ流入するウェブの折り目形成を示す図である。
【図15】トランペットから出てくる、矩形の断面を有するスライバーの密度を示す図である。
【図16】トランペットからローラ装置に対して平行に流出する繊維構造の密度を示す図である。
【図17】2つの圧縮ローラと1つのストリップローラとを備えたカードに設けられる本発明に基づく装置を示す図である。
【図18】2分割して形成された本発明に基づく装置を示す正面図である。
【図19】一体的に形成された本発明に基づく装置を示す正面図である。
【図20】圧縮ローラとストリップローラの上り坂配置を示す図である。
【符号の説明】
4…ドラム
5…ドッファ
6…ストリップローラ
7、8…絞りローラ
9…横移送装置
10…トランペット
11、12…デリバリローラ
Claims (50)
- ローラ装置と、デリバリローラを備えたトランペットとを有する、スライバーを形成するためにカードまたはカーディング機に設けられる装置であって、トランペットは繊維ウェブを受容して圧縮し、トランペットから出てくるスライバーはデリバリローラの対へ供給可能であって、ローラ装置とトランペットの間に、三角形状のウェブ案内部材が配置されている、装置において、
ウェブ案内装置は、前記ローラ装置のローラの軸線に対して鋭角をなして配置されていて前記繊維ウェブの供給方向において互いに接近する第一および第二のウェブ案内部を含んでおり、
前記ウェブ案内部は前記繊維ウェブを横方向に収集して前記繊維ウェブの幅を小さくさせ、それにより、前記繊維ウェブがその縁部において折り目をなして互いに折り重なるようになり、
前記第一および第二のウェブ案内部の下流端の間の隙間は前記トランペットの入口領域の高さ(c)に概ね等しくなっており、トランペット(10)の出口領域(10a)は矩形の断面(a、b)を有しており、出口領域(10a)の長手軸(a)はローラ装置の長手軸(7b、8b)に関して垂直または斜めに配置されており、それにより、前記繊維ウェブの向きが前記ローラ装置から前記トランペットの出口領域に移動するときに変化するようにしたことを特徴とする装置。 - 繊維ウェブ(22)は、出口領域(10a)の方向へ方向変換可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 繊維ウェブ(22)は、幅にわたって、水平位置から斜めまたは垂直の位置へ方向変換可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
- 出口領域(10a)において、高さ(b)と幅(a)の比は、少なくとも1:10であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
- 高さ(b)と幅(a)の比が、少なくとも1:30であることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 複数の折り目(22')の全体としての高さ(h)が、50から100mmであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
- 複数の折り目(22')の全体としての高さ(h)が、折り目(22')の高さ(h')と等しいかそれより大きいことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
- 出口領域(10a)の高さ(b)は、2から3mmであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
- 出口領域(10a)において高さ(h)にわたって互いに対向する内側壁は、互いに対して平行であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10a)から出てくるスライバー(17)の供給速度は、100m/min以上であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)から出てくるスライバー(17)が、矩形の断面を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)の出口領域(10a)が鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
- 矩形の断面を有するスライバー(17)が、他の加工へ供給されることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)の出口領域(10a)から出てくるスライバー(17)が、フラットバンドまたはストリップであることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の装置。
- 出口領域(10a)が、デリバリローラ(11、12)の間のローラ接続部に配置されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)の出口領域(10a)が、ローラ締付け点の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の装置。
- デリバリローラの対(11、12)は、少なくとも1つのばねで付勢された(20)デリバリローラ(12)を有していることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の装置。
- ばね(20)のばね力が、調節可能であることを特徴とする請求項17に記載の装置。
- デリバリローラ(11、12)の長手軸(11b、12)は、絞りローラ(7、8)の長手軸(7b、8b)に関して垂直または斜めに配置されていることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)の入口(10b)が、斜めにされていることを特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)は、少なくとも1つの調節可能な側壁(10c)を有することを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の装置。
- 繊維ウェブ(22)は、幅にわたって少なくとも部分的に持ち上げられ、あるいは引き下げられて、入口開口部(10b)へ供給可能であることを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載の装置。
- 入口領域(10b)に、繊維ウェブ(22)を幅にわたって少なくとも部分的に持ち上げ、あるいは引き下げるガイド部材が付設されていることを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載の装置。
- 繊維ウェブ(22)は、幅にわたって連続的に持ち上げ、または引き下げ可能であることを特徴とする請求項23に記載の装置。
- ガイド部材が、矩形の通過開口部を有していることを特徴とする請求項23または24に記載の装置。
- 通過開口部の長さは、折り目(22’)の高さと等しいか、それより大きいことを特徴とする請求項1から25のいずれか1項に記載の装置。
- 繊維ウェブ(22)の折り目(22’)は、互いに対して変位して積み重ねられて、出口領域(10a)を通過することを特徴とする請求項1から26のいずれか1項に記載の装置。
- 折り目(22’)は、高さ(h)の方向に互いに対して変位して配置されていることを特徴とする請求項1から27のいずれか1項に記載の装置。
- 折り目(22’)が、高さ(h)の方向に積み重ねられていることを特徴とする請求項1から28のいずれか1項に記載の装置。
- 互いに対する変位の程度が、調節可能であることを特徴とする請求項1から29のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)の内部空間内に、繊維ウェブ(22)を出口領域(10a)の方向へ案内する、繊維ウェブ(22)のための案内部材(21a、21b)が設けられていることを特徴とする請求項1から30のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から31のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が、2つの構成部分からなることを特徴とする請求項1から32のいずれか1項に記載の装置。
- 2つの構成部分が分離可能に互いに固定されていることを特徴とする請求項33に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)が、ローラ装置の下方に配置されていることを特徴とする請求項1から34のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)とトランペット(10)は、互いに垂直に配置されていることを特徴とする請求項1から35のいずれか1項に記載の装置。
- デリバリローラ(11、12)は、トランペット(10)の下方に配置されていることを特徴とする請求項1から36のいずれか1項に記載の装置。
- デリバリローラの長手軸は、ローラ装置の長手軸に対して垂直または斜めに配置されていることを特徴とする請求項1から37のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)は、可動の部分を持たないことを特徴とする請求項1から38のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)の、繊維ウェブと接触する面が、固定配置されていることを特徴とする請求項1から39のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)の入口領域は、ローラ装置の幅にわたって延びていることを特徴とする請求項1から40のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)の入口領域は、ローラ装置に近接して配置されていることを特徴とする請求項1から41のいずれか1項に記載の装置。
- ウェブ案内部材(9)は、ウェブ収集領域を形成することを特徴とする請求項1から42のいずれか1項に記載の装置。
- トランペット(10)は、ウェブ圧縮領域を形成することを特徴とする請求項1から43のいずれか1項に記載の装置。
- 出口領域(10a)の幅(a)は、出口領域(10a)の高さ(b)よりも少なくとも5倍大きいことを特徴とする請求項1から44のいずれか1項に記載の装置。
- ドッファ(5)とストリップローラ(6)の間に、少なくとも1つの圧縮ローラ(18、19)が配置されていることを特徴とする請求項1から42のいずれか1項に記載の装置。
- ストリップローラ(6)は、時計方向に回転することを特徴とする請求項46に記載の装置。
- ストリップローラ(6)は、繊維材料をウェブ収集部材(30)内へ放出することを特徴とする請求項46または47に記載の装置。
- 圧縮ローラ(18、19)とストリップローラ(6)は、登り坂になるように配置されていることを特徴とする請求項46から48のいずれか1項に記載の装置。
- 繊維材料は、ウェブ収集部材(30)の内壁に沿って滑り移動することを特徴とする請求項1から49のいずれか1項に記載の装置。
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