JP5073158B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ポリシリコンからなるゲート電極を用いた半導体装置に関し、特にゲート電極の空乏化を防ぐことができる半導体装置に関するものである。
相補型金属/酸化物/半導体電界効果トランジスタ(CMOS)は、N型トランジスタ(NMOS)とP型トランジスタ(PMOS)を有する。そして、従来のN型トランジスタは、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜を用い、ゲート電極としてN型ポリシリコンを用いていた。また、従来のP型トランジスタは、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜を用い、ゲート電極としてP型ポリシリコンを用いていた。
この従来のトランジスタにおいて、ポリシリコンゲート電極の導電型を反対にすると、閾値電圧が大きくなってしまう。例えば、図8に示すように、N型トランジスタに関して、一般的なN型のゲート電極を用いたもの(NGNMOS)に比べて、P型のゲート電極を用いたもの(PGNMOS)は、閾値電圧が1V程度大きくなり、トランジスタとしての性能が劣化してしまう。
また、トランジスタの高性能化は、素子寸法の微細化とゲート絶縁膜の薄膜化により進められてきた。しかし、ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜を用いた場合、ゲート絶縁膜を有効換算酸化膜厚1.5nm以下に薄膜化するとゲートリークが大きくなり過ぎるという問題があった。
これを解消するために、ゲート絶縁膜として高誘電率膜(high−k膜)である金属酸化膜、例えば誘電率が7以上のHfO,HfAlO,HfSiOx等、を用いることが検討されている。高誘電率膜は物理的な膜厚が既存のシリコン酸化膜より厚いため、同じ有効換算酸化膜厚でもゲートリークを大幅に抑えることができる。特に低電力向けのデバイスへの金属酸化膜の応用は目前となっている。
しかし、従来のトランジスタにおいて、ゲート絶縁膜をシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜から金属酸化膜に代えると、ポリシリコンからなるゲート電極の空乏化が大きくなってしまう。これは特にP型トランジスタで顕著である。
これを解消するために、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜と金属ゲート電極の組み合わせが研究されている。例えば、一旦形成したポリシリコンゲート電極をシリサイド反応により全てシリサイドに置換する方法や、金属薄膜とポリシリコンの積層構造からなるゲート電極などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように金属ゲート電極を用いるとゲートの空乏化はなくなるため、有効換算酸化膜厚がそのまま電気的な有効換算酸化膜厚になる。
特開平8−508851号公報
従来のポリシリコンからなるゲート電極を用いた半導体装置では、ゲート電極が空乏化するという問題がある。これに対して、金属ゲート電極を用いた半導体装置では、ゲート電極の空乏化を防ぐことができるが、ゲートエッチング工程の開発、汚染による信頼性低下に対する対策などの様々な問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ポリシリコンからなるゲート電極の空乏化を防ぐことができる半導体装置及びその製造方法を得るものである。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板に形成された第1の導電型のウェル領域と、ウェル領域の表面近くに形成された、第1の導電型とは反対の導電型である第2の導電型のソース・ドレイン領域と、ウェル領域上に形成された、金属酸化物からなるゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成された、第1の導電型のポリシリコンからなるゲート電極とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、ポリシリコンからなるゲート電極の空乏化を防ぐことができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法について、図1〜図4を用いて説明する。
まず、図1(a)に示すように、Siからなる半導体基板11上に素子分離領域12を形成して、N型トランジスタとP型トランジスタを形成する領域を電気的に分離する。なお、半導体基板11として、Siの他、SiGe,歪みSi,Ge等を用いることができる。そして、図面左側の領域をフォトレジスト13で覆った状態で、N型の不純物であるリン又は砒素を半導体基板11に注入して、図面右側の領域にN型ウェル領域14を形成する。その後、フォトレジスト13を除去する。
次に、図1(b)に示すように、図面右側の領域をフォトレジスト15で覆った状態で、P型の不純物であるボロンを半導体基板11に注入して、図面左側の領域にP型ウェル領域16を形成する。その後、フォトレジスト15を除去する。
次に、図1(c)に示すように、半導体基板11上に金属酸化膜17を形成し、その上にポリシリコン膜18を形成する。金属酸化膜17としてHf,Al,Zr,La等を含む高誘電率の金属酸化物を用いることができる。なお、金属酸化物17の代わりに、これらの金属酸化物とSiOの固溶体であるシリケート、又は、少なくとも金属酸化物が含まれた絶縁膜を有する多層絶縁膜を用いてもよい。
さらに、図面左側の領域をフォトレジスト19で覆った状態で、N型の不純物であるリン又は砒素をポリシリコン膜18に注入する。なお、ポリシリコンの代わりに、GeやSiGeを含む半導体を用いてもよい。その後、フォトレジスト19を除去する。
次に、図1(d)に示すように、図面右側の領域をフォトレジスト20で覆った状態で、P型の不純物であるボロンをポリシリコン膜18に注入する。その後、フォトレジスト20を除去する。
次に、図2(a)に示すように、ポリシリコン膜18上に、SiNからなるカバー膜21をCVD法により形成する。そして、カバー膜21、ポリシリコン膜18及び金属酸化膜17をドライエッチングによりパターニングして、図2(b)に示すように、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜17a,17bと、ポリシリコン膜からなるゲート電極18a,18bと、ゲート電極18a,18bの上面をそれぞれ覆うカバー膜21a,21bとを形成する。
次に、図2(c)に示すように、図面左側の領域をフォトレジスト22で覆った状態で、カバー膜21bをマスクとして、P型の不純物であるボロンをN型ウェル領域14に注入してP型エクステンション領域23を形成する。この際、カバー膜21bが存在するため、ゲート電極18bには不純物は注入されない。その後、フォトレジスト22を除去する。
次に、図2(d)に示すように、図面右側の領域をフォトレジスト24で覆った状態で、カバー膜21aをマスクとして、N型の不純物であるリン又は砒素をP型ウェル領域16に注入してN型エクステンション領域25を形成する。この際、カバー膜21aが存在するため、ゲート電極18aには不純物は注入されない。その後、フォトレジスト24を除去する。
次に、図3(a)に示すように、カバー膜21a、ゲート電極18a及びゲート絶縁膜17aの側壁にサイドウォール31を形成し、カバー膜21b、ゲート電極18b及びゲート絶縁膜17bの側壁にサイドウォール32を形成する。
次に、図3(b)に示すように、図面左側の領域をフォトレジスト33で覆った状態で、カバー膜21bをマスクとして、P型の不純物であるボロンをN型ウェル領域14に注入してP型ソース・ドレイン領域34を形成する。この際、カバー膜21bが存在するため、ゲート電極18bには不純物は注入されない。その後、フォトレジスト33を除去する。
次に、図3(c)に示すように、図面右側の領域をフォトレジスト35で覆った状態で、カバー膜21aをマスクとして、N型の不純物であるリン又は砒素をP型ウェル領域16に注入してN型ソース・ドレイン領域36を形成する。この際、カバー膜21aが存在するため、ゲート電極18aには不純物は注入されない。その後、フォトレジスト35を除去する。
次に、図4(a)に示すように、カバー膜21a,21bを選択的に除去する。そして、図4(b)に示すように、全面にNiやCo等の金属膜37を形成する。さらに、図4(c)に示すように、熱処理を行って、ゲート電極18a,18bの上面及びソース・ドレイン領域34,36の表面をシリサイド化して、シリサイド膜38を形成する。その後、未反応の金属膜37を除去する。
以上の工程により、N型トランジスタとP型トランジスタを有するCMOSが形成される。N型トランジスタは、半導体基板11に形成されたP型ウェル領域16と、P型ウェル領域16の表面近くに形成されたN型ソース・ドレイン領域36と、P型ウェル領域16上に形成された、金属酸化物からなるゲート絶縁膜17aと、ゲート絶縁膜17a上に形成されたP型ポリシリコンからなるゲート電極18aとを有する。一方、P型トランジスタは、半導体基板11に形成されたN型ウェル領域14と、N型ウェル領域14の表面近くに形成されたP型ソース・ドレイン領域34と、N型ウェル領域14上に形成された、金属酸化物からなるゲート絶縁膜17bと、ゲート絶縁膜17b上に形成されたP型ポリシリコンからなるゲート電極18bとを有する。
ここで、N型ポリシリコンからなるゲート電極を用いたN型トランジスタ(NGNMOS)と、P型ポリシリコンからなるゲート電極を用いたN型トランジスタ(PGNMOS)のC−V特性を図5(a)に示す。また、N型ポリシリコンからなるゲート電極を用いたP型トランジスタ(NGPMOS)と、P型ポリシリコンからなるゲート電極を用いたP型トランジスタ(PGPMOS)のC−V特性を図5(b)に示す。そして、PGPMOSとNGPMOSについてゲート電圧とトランスコンダクタンスの関係を図5(c)に示す。ただし、ゲート絶縁膜としてHfAlOxを用いた。
この実験データにおいて、本発明に係るPGNMOSとNGPMOSは、従来技術であるNGNMOSとPGPMOSに比べて反転側の容量が大きくなり、これに伴ってトランスコンダクタンスも大きくなっている。また、ゲート電極の導電型を変えた場合のフラットバンド電圧の差(閾値電圧差)は約0.2Vであった。この値はウェル領域の不純物濃度によって調整可能な範囲である。なお、ゲート絶縁膜としてHfSiOxを用いた場合も同様の結果となった。
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る半導体装置は、ゲート絶縁膜として金属酸化膜を用い、ポリシリコンゲート電極の導電型を従来のトランジスタとは反対にしている。これにより、オン状態(基板反転時)にゲート電極に蓄積側バイアスが印加されるため、ゲート空乏化を防ぐことができる。
また、従来のようにゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜を用いた場合に、ポリシリコンゲート電極を一般的な導電型とは反対の導電型にすると閾値電圧が大きくなり、トランジスタとしての性能が劣化する。これに対し、本発明では、ゲート絶縁膜として金属酸化膜を用いているため、フェルミ準位ピンニング(Fermi level pinning)現象により、ポリシリコンゲート電極を一般的な導電型とは反対の導電型にしても閾値電圧は殆ど変わらない。
なお、本発明は、上記の例に限らず、ダブルゲートやトリプルゲート等のマルチゲートトランジスタ、縦型トランジスタ、Finトランジスタ等にも適用することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について、図6を用いて説明する。図1〜図4と同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する。
図1〜図3までの製造工程は実施の形態1と同様である。その後に、実施の形態2では、図6(a)に示すように、カバー膜21a,21bを除去せずに、全面にNiやCo等の金属膜41を形成する。
次に、図6(b)に示すように、熱処理を行って、ソース・ドレイン領域34,36の表面をシリサイド化して、シリサイド膜42を形成する。その後、未反応の金属膜41を除去する
次に、図6(c)に示すように、全面に絶縁膜43を形成する。そして、CMPにより絶縁膜43及びカバー膜21a,21bを研磨して、カバー膜21a,21bを除去して、ゲート電極18a,18bの上面を露出させる。さらに、全面にNiやCo等の金属膜44を形成する。
次に、図6(d)に示すように、熱処理を行って、ゲート電極18a,18bの上面をシリサイド化して、シリサイド膜45を形成する。その後、未反応の金属膜44を除去する。
この製造方法では、ソース・ドレイン領域のシリサイド化と、ゲート電極のシリサイド化を別個に行っている。従って、ゲート電極をソース・ドレイン領域よりも厚くシリサイド化することができ、ゲート電極の抵抗を大幅に下げることができる。なお、カバー膜としてW等の金属層を含む積層膜を用いれば、ゲート電極をシリサイドする必要はない。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体装置を図7に示す。図1〜図4と同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する。図示のように、半導体基板として、シリコン基板の代わりにSOI基板45を用いている。これにより、基板不純物濃度が低くなるため、bulkのシリコン基板よりも閾値電圧の調整が容易となる。なお、実施の形態3に係る半導体装置の製造方法は、実施の形態1及び2と同様である。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(1)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(2)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(3)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(4)である。 NGNMOSとPGNMOSのC−V特性(a)、NGPMOSとPGPMOSのC−V特性(b)、PGPMOSとNGPMOSについてゲート電圧とトランスコンダクタンスの関係(c)を示す実験データである。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置を示す断面図である。 従来のN型トランジスタに関して、一般的なN型のゲート電極を用いたもの(NGNMOS)と、P型のゲート電極を用いたもの(PGNMOS)のC−V特性を示す実験データである。
符号の説明
11 半導体基板
12 素子分離領域
13,15,19,20,22,24,33,35 フォトレジスト
14,16 ウェル領域
17a,17b ゲート絶縁膜
17 金属酸化膜
18a,18b ゲート電極
18 ポリシリコン膜
21,21a,21b カバー膜
23,25 エクステンション領域
31,32 サイドウォール
34,36 ソース・ドレイン領域
37,41,44 金属膜
38,42,45 シリサイド膜
43 絶縁膜
45 SOI基板

Claims (3)

  1. 半導体基板に形成された第1の導電型のウェル領域と、
    前記第1の導電型のウェル領域の表面近くに形成された、前記第1の導電型とは反対の導電型である第2の導電型のソース・ドレイン領域と、
    前記第1の導電型のウェル領域上に形成された、金属酸化物からなるゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された、第1の導電型のポリシリコンからなるゲート電極とを備える第一の半導体装置と、
    前記第一の半導体装置と素子分離領域を隔てて隣接して配置され、
    前記半導体基板に形成された第2の導電型のウェル領域と、
    前記第2の導電型のウェル領域の表面近くに形成された第1の導電型のソース・ドレイン領域と、
    前記第2の導電型のウェル領域上に形成された、金属酸化物からなる前記ゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された、第2の導電型のポリシリコンからなるゲート電極とを備える第二の半導体装置と、を備え、
    前記第1の導電型のウェル領域と、前記第2の導電型のウェル領域と、前記第1の導電型のポリシリコンからなるゲート電極と、前記第2の導電型のポリシリコンからなるゲート電極とは、順次異なる導電型を付与する不純物をイオン注入されて形成され、
    前記第一の半導体装置は前記半導体基板に形成された前記第1の導電型のウェル領域に形成され、前記第二の半導体装置は前記半導体基板に形成された前記第2の導電型のウェル領域に形成され、
    前記ゲート絶縁膜はHfAlOxまたはHfSiOxであり、オン状態(基板反転時)に前記ゲート電極に蓄積側バイアスが印加されることによりゲート空乏化を防ぐ
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置を製造する方法であって、
    少なくとも前記第一の半導体装置の製造方法は、
    半導体基板に第1の導電型の不純物を注入してウェル領域を形成する工程と、
    前記半導体基板上に金属酸化膜を形成する工程と、
    前記金属酸化膜上にポリシリコン膜を形成する工程と、
    前記ポリシリコン膜に第1の導電型の不純物を注入する工程と、
    前記ポリシリコン膜上にカバー膜を形成する工程と、
    前記カバー膜、前記ポリシリコン膜及び前記金属酸化膜をパターニングして、前記ポリシリコン膜からゲート電極を形成し、前記金属酸化膜からゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記カバー膜をマスクとして前記ウェル領域に、前記第1の導電型とは反対の導電型である第2の導電型の不純物を注入してエクステンション領域を形成する工程と、
    前記カバー膜、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜の側壁にサイドウォールを形成する工程と、
    前記カバー膜及び前記サイドウォールをマスクとして前記ウェル領域に第2の導電型の不純物を注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記カバー膜を選択的に除去する工程と、
    前記ゲート電極の上面及び前記ソース・ドレイン領域の表面をシリサイド化する工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置を製造する方法であって、
    少なくとも前記第一の半導体装置の製造方法は、
    半導体基板に第1の導電型の不純物を注入してウェル領域を形成する工程と、
    前記半導体基板上に金属酸化膜を形成する工程と、
    前記金属酸化膜上にポリシリコン膜を形成する工程と、
    前記ポリシリコン膜に第1の導電型の不純物を注入する工程と、
    前記ポリシリコン膜上にカバー膜を形成する工程と、
    前記カバー膜、前記ポリシリコン膜及び前記金属酸化膜をパターニングして、前記ポリシリコン膜からゲート電極を形成し、前記金属酸化膜からゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記カバー膜をマスクとして前記ウェル領域に、前記第1の導電型とは反対の導電型である第2の導電型の不純物を注入してエクステンション領域を形成する工程と、
    前記カバー膜、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜の側壁にサイドウォールを形成する工程と、
    前記カバー膜及び前記サイドウォールをマスクとして前記ウェル領域に第2の導電型の不純物を注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    前記ソース・ドレイン領域の表面をシリサイド化する工程と、
    全面に絶縁膜を形成する工程と、
    CMPにより前記絶縁膜及び前記カバー膜を研磨して、前記ゲート電極の上面を露出させる工程と、
    前記ゲート電極の上面をシリサイド化する工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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