JP5072974B2 - 弾性波デバイス、それを用いたデュープレクサおよびそのデュープレクサを用いた通信機 - Google Patents

弾性波デバイス、それを用いたデュープレクサおよびそのデュープレクサを用いた通信機 Download PDF

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Description

本発明は、弾性波共振器を有する弾性波デバイス、特に耐電力性の高い弾性波デバイス、それを用いたデュープレクサおよびそのデュープレクサを用いた通信機に関する。
弾性波共振器は、圧電基板、あるいは、圧電薄膜上等に、アルミ合金、Cu合金等で形成された所望の周波数に対応した周期の櫛形電極を有し、櫛形電極で励振される弾性波を利用する。櫛形電極で励振される弾性波には、弾性表面波、弾性境界波等がある。例えば、1ポート共振器の場合、共振周波数と反共振周波数をもつ二重共振特性を示す。これを利用した回路として、異なる櫛形電極周期を持つ1ポート共振器を、直列腕と並列腕に梯子状に配置したラダー型フィルタがある(例えば、特許文献1参照)。また、複数の櫛形電極で共振器を形成するDMS(Double mode SAW(Surface Acoustic Wave))フィルタや、励振用櫛形電極、受信用櫛形電極を有するIIDT型のフィルタなどがある。
図15Aは、ラダー型フィルタの基本的構成を示す回路図であり、図15Bは図15Aのラダー型フィルタの上面図である。ラダー型フィルタは、入力端子101と出力端子102の間に、直列腕に接続された直列共振器102、103、104と並列に接続された並列共振器105、106、107が形成されている。直列共振器102と並列共振器105、直列共振器103と並列共振器106および直列共振器104と並列共振器107とでそれぞれ1段のフィルタが構成され、それら1段フィルタが多段(3段)に接続されている。図15Aにおける入力端子101と出力端子102は、図15Bにおける入力バンプ112と出力バンプ113で構成され、図15Aにおけるグランドは、図15Bにおける接地されたグランドバンプ114、115、116で構成されている。
ラダー型フィルタは、通信機のアンテナに接続されるデュープレクサに用いられる。したがって、特に送信用のラダー型フィルタには、アンテナに送信される電力が直接掛かるため、耐電力性が求められる。ラダー型フィルタにおいて、設計的に耐電力性を高くする第1の方法は、デバイスの排熱性を高め、デバイスの温度を下げることで、マイグレーションを起きにくくすることである。
圧電基板からの排熱は、主にパッケージなどを介して、接続基板へ熱を逃がすことにより行われる。従来の構成では、図16Aの上面図および図16Bの断面図に示すように、フィルタを構成する圧電基板121がダイボン材122を通してパッケージ123に接着され、圧電基板121の背面全面からパッケージ123へ排熱が行われる。さらに、パッケージ123から接続基板(図示せず)へ熱が逃がされる。圧電基板121上の電極は、ワイヤ125を介してパッケージ123の電極124に接続されている。
また、小型化されたパッケージの構成は、図17Aの上面図および図17Bの断面図に示すように、小型低背化のため、フィルタが形成された圧電基板131に形成された金バンプ132がフェイスダウン方式によりパッケージ133に接続されたフリップチップボンディング(FCB)の構成であり、金バンプ132によりパッケージ133へ排熱が行われる。
また、耐電力性を向上させる第2の方法は、共振器当りの対数(櫛形電極の数)を増やすことである。図18は、1ポート共振器の構造を示す上面図である。1ポート共振器は、圧電基板141と、共振部143と、反射器142とを有する。共振部143は、対向する2つの励振電極144、145を有する。励振電極144、145の対数により共振器の静電容量C0が決まり、静電容量により、フィルタのインピーダンスが決まる。したがって、対数をむやみに増やすことは、フィルタのインピーダンスをずらすこととなる。そこで、図19に示す上面図のように、対数を倍にした励振電極147、148を有する共振部146を有する共振器を二つ直列に接続することにより、二つの共振器としての容量は変わらず、一つの共振器の対数は倍になり、耐電力性が向上する。
特開平7−122961号公報
しかしながら上記従来のフィルタにおいて、以下のような問題がある。耐電力性を高める第1の方法では、金を用いるため、バンプ当りの熱伝導性は良いが、排熱経路が少なくなり、フィルタの温度が上昇する。そのため、排熱を効率よくするためには、バンプを発熱体(櫛形電極)のそばに配置することが重要である。図20は、1ポート共振器の上面図である。バンプ配置不可能領域149には、電極に電力を供給するための配線(図示せず)が引き回されている。バンプ配置可能領域150は、反射器141に対して共振部143での外側であり、発熱体の中心(図の丸印)から離れているため、効率良く排熱することができない。
また、耐電力性を高める第2の方法では、共振器自体が大きくなり、そのためデバイスサイズが大きくなる問題がある。また、バンプ配置可能領域が発熱体の中心から離れるため、バンプによる排熱効果が弱まるなどの問題もある。
本発明は、上記従来の問題を解決し、容量を変更せず、放熱効率を高めて、耐電力性の高い弾性波デバイス、それを用いたデュープレクサおよびそのデュープレクサを用いた通信機を提供することを目的とする。
本発明の弾性波デバイスは、圧電基板と、前記圧電基板上に形成された共振部と、前記圧電基板上の共振部の両端に形成された反射器とを有する共振器と、前記圧電基板上に形成されたバンプとを備える。上記課題を解決するために、前記共振器は、2つ以上の分割共振器が並列に接続されて構成されており、前記分割共振器の反射器に挟まれた領域にバンプが形成されたことを特徴とする。
この構成の弾性波デバイスは、使用時には電力供給を受けるため、および位置を固定するために、バンプによりパッケージあるいは接続基板に接続される。分割共振器の反射器に挟まれた領域にバンプが形成されることにより、分割共振器で発生した熱が効率よく排出され、分割されない共振器より耐電力性が向上する。
また、前記共振部に接続された信号配線を有し、前記バンプは、前記信号配線および前記反射器に囲まれている構成にすることもできる。
また、前記バンプがグランドに接続されている構成にすることもできる。また、前記バンプが外部配線に接続されている構成にすることもできる。
また、前記それぞれの分割共振器は、櫛形電極の対数が同じである構成にすることもできる。対数を同じに形成することにより、それぞれの分割共振器からの発熱量が同じになり、分割共振器の反射器に挟まれたバンプからの排熱効率が向上する。
また、前記それぞれの分割共振器は、櫛形電極が同じ設計で形成された構成にすることもできる。この構成により、それぞれの分割共振器の共振周波数、反共振周波数が一致する。また、信号の反射などによる信号の減衰することを防ぐことができる。なお、同じ設計とは、櫛形電極の材質、幅、開口長(櫛形電極が他の櫛形電極と対向する長さ)、本数が製造誤差を除いて、全て同じであることである。
また、前記バンプの材料がAuである構成にすることもできる。熱伝導の高いAuを用いることにより、排熱効率を上げることができる。
本発明のフィルタは、上記弾性波デバイスとしての複数の共振器を有し、前記複数の共振器が接続される。この構成により、耐電力性を高くすることができる。
また、本発明のデュープレクサは、上記課題を解決するために、送信用フィルタと、前記送信用フィルタと通過周波数帯域が異なる受信用フィルタとを備え、前記送信用フィルタおよび前記受信用フィルタの少なくとも1つは、上記記載のフィルタを用いる。この構成により、フィルタの耐電力性が向上し、同時にデュープレクサの耐電力性も向上する。
また、本発明の通信機は、アンテナと、前記アンテナと接続された上記記載のデュープレクサと、前記デュープレクサと接続された信号処理部とを備えた構成にすることもできる。この構成により、デュープレクサの耐電力性が向上し、同時に通信機の耐電力性も向上する。
本発明によれば、対数を半分にした2つの分割共振器を並列に接続した共振器の分割共振器の間にバンプを設けることにより、容量を変更せず、放熱効率を高めて、耐電力性の高い弾性波デバイス、それを用いたデュープレクサおよびそのデュープレクサを用いた通信機を提供することができる。
図1Aは、本発明の実施の形態1に係るラダー型フィルタの構成を示す回路図である。 図1Bは、本発明の実施の形態1に係るラダー型フィルタの構成を示す上面図である。 図2Aは、本実施の形態に係るラダー型フィルタの第2直列共振器の構成を示す上面図である。 図2Bは、図2AのA−A’線の断面を示す断面図である。 図3は、本実施の形態に係るラダー型フィルタの合成直列共振器の構成を示す上面図である。 図4Aは、従来の共振器の構成を示す上面図である。 図4Bは、図4Aに示す共振器の駆動時における、圧電基板表面の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。 図5Aは、従来の別の共振器の構成を示す上面図である。 図5Bは、図5Aに示す共振器の駆動時における、圧電基板表面の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。 図6Aは、本実施の形態に係る共振器の構成を示す上面図である。 図6Bは、図6Aに示す共振器の駆動時における、圧電基板表面の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。 図7Aは、図6Aに示す共振器の内部バンプを取り除いた共振器の構成を示す上面図である。 図7Bは、図7Aに示す共振器の駆動時における、圧電基板表面の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。 図8は、本実施の形態に係る合成並列共振器の構成例を示す上面図である。 図9は、本実施の形態に係る別の合成並列共振器の構成例を示す上面図である。 図10は、本実施の形態に係る合成直列共振器の構成例を示す上面図である。 図11は、本実施の形態に係る別の合成直列共振器の構成例を示す上面図である。 図12は、本実施の形態に係る別の合成直列共振器の構成例を示す上面図である。 図13は、本実施の形態に係る別の合成直列共振器の構成例を示す上面図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る通信機の構成を示すブロック図である。 図15Aは、従来のラダー型フィルタの構成を示す回路図である。 図15Bは、図15Aに示すラダー型フィルタの上面図である。 図16Aは、従来のフィルタのパッケージを示す上面図である。 図16Bは、従来のフィルタのパッケージを示す断面図である。 図17Aは、別のフィルタのパッケージを示す上面図である。 図17Bは、別のフィルタのパッケージを示す断面図である。 図18は、1ポート共振器の構造を示す上面図である。 図19は、櫛形電極を倍にした共振器を直列に接続した構成を示す上面図である。 図20は、1ポート共振器の構造を示す上面図である。
符号の説明
1 ラダー型フィルタ
2 入力端子
3 出力端子
4 第1段フィルタ
5 第2段フィルタ
6 第3段フィルタ
11、21、31、51 圧電基板
12 入力バンプ
13 出力バンプ
14、15、16 グランドバンプ
22、32、33、52 共振部
23a、34a、34b 第1バスバー
23b、37a、37b 第2バスバー
24a、35a、35b 第1櫛形電極
24b、38a、38b 第2櫛形電極
25a、36a、36b 第1励振電極
25b、39a、39b 第2励振電極
26a、26b 反射器
27a、27b、44、47a、47b、64 金属膜
28a、28b、55、56、57、65 バンプ
40a、61 第1信号配線
40b、63 第2信号配線
41a、41b 外側反射器
42a、42b 内側反射器
43 内側バンプ形成可能領域
45 内側バンプ
46a、46b 外側バンプ形成可能領域
48a、48b 外側バンプ
53、54 引出配線
62 グランドバンプ
66 信号配線バンプ
71 アンテナ
72 デュープレクサ
73 送信側信号処理部
74 受信側信号処理部
75 マイク
76 スピーカ
77 送信用フィルタ
78 受信用フィルタ
S1 合成直列共振器
S11、P11 第1分割共振器
S12、P12 第2分割共振器
S2、S3 直列共振器
P1、P2、P3 並列共振器
(実施の形態1)
図1Aは、本発明の実施の形態1に係るラダー型フィルタ1の構成を示す回路図である。ラダー型フィルタ1は、入力端子2と、出力端子3との間に第1段フィルタ4、第2段フィルタ5および第3段フィルタ6が縦続に接続されている。
第1段フィルタ4は、直列腕に配置された合成直列共振器S1および並列腕に配置された並列共振器P1を有する。第2段フィルタ5は、直列腕に配置された直列共振器S2および並列腕に配置された並列共振器P2を有する。第3段フィルタ6は、直列腕に配置された直列共振器S3および並列腕に配置された並列共振器P3を有する。合成直列共振器S1は、第1分割共振器S11と、第2分割共振器S12が並列に接続されて形成されている。
合成直列共振器S1、第2直列共振器S2および第3直列共振器S3は、共振周波数がfrsであり、反共振周波数がfasである。第1並列共振器P1、第2並列共振器P2および第3並列共振器P3は、共振周波数がfrpであり、反共振周波数がfapである。直列共振器の共振周波数frsと、並列共振器の反共振周波数fapとは、ほぼ同一周波数になるように設定されており、ラダー型フィルタ1は帯域通過フィルタとして動作する。
図1Bは、ラダー型フィルタ1の構成を示す上面図である。ラダー型フィルタ1において、圧電基板11上に素子が形成されている。ラダー型フィルタ1は、フェイスダウン方式により、バンプが接続基板あるいはパッケージ(図示せず)に接続されて構成されている。入力バンプ12は、図1Aにおける入力端子2を具体的に構成したものであり、接続基板の外部配線(図示せず)に電気的に接続されている。出力バンプ13は、図1Aにおける出力端子3を具体的に構成したものであり、接続基板の外部配線に電気的に接続されている。グランドバンプ15〜17は、ラダー型フィルタ1が搭載される接続基板のグランド(図示せず)に電気的に接続されている。内部バンプ14は、第1分割共振器S11と、第2分割共振器S12に挟まれた領域(第1分割共振器S11と、第2分割共振器S12とを結ぶ線分上に)に形成されている。
図2Aは、第2直列共振器S2の構成を示す上面図であり、図2Bは図2AのA−A’線の断面を示す断面図である。第3直列共振器S3、第1並列共振器P1、第2並列共振器P2および第3並列共振器P3の構成は、第2直列共振器S2と同様である。図2Aに示す第2直列共振器S2は、SAWの1ポート共振器である。第2直列共振器P2は、共振部22と、反射器26a、26bとを有する。共振部22は、圧電基板21と、圧電基板21上に形成された第1励振電極25aおよび第2励振電極25bを有する。
第1励振電極25aは、複数の第1櫛形電極24aが第1バスバー23aに接続されて、形成されている。同様に、第2励振電極25bは、複数の第2櫛形電極24bが第2バスバー23bに接続されて、形成されている。第1励振電極25aと第2励振電極25bとは、第1の櫛形電極24aと第2の櫛形電極24bが交互に並ぶように対向して配置されている。第1櫛形電極24aの長手方向に垂直な方向における共振部22の両側には、反射器26a、26bが形成されている。
反射器26a、26bの共振部22が形成された反対側に金属膜27a、27bが形成されている。金属膜27a、27b上にバンプ28a、28bが形成されている。このバンプ27a、27bは、共振部22で発生した熱を搬出する。そのための熱伝導路として用いられるため、共振部22に近くて、配置可能である反射器26a、26bの横に設けられることが好ましい。このバンプ28a、28bは、パッケージに接続され、電気的に共振部22に接続されている。しかし、共振部22に接続されていない構成にすることもできる。また、このバンプ27a、27bの形成位置は、必ずしも反射器26a、26bに対して、共振部22と反対側に形成される必要はなく、またバンプ27a、27bが不要であれば無くてもよい。
図3は、合成直列共振器S1の構成を示す上面図である。合成直列共振器S1は、圧電基板31上に設けられた第1分割共振器S11と、第2分割共振器S12とで構成される。第1分割共振器S11は、共振部32と、外側反射器41aと、内側反射器42aとを有する。共振部32は、第1励振電極36aおよび第2励振電極39aを有する。同様に、第2分割共振器S12は、共振部33と、外側反射器41bおよび内側反射器42bとを有する。共振部33は、第1励振電極36bおよび第2励振電極39bを有する。共振部32および共振部33は、それぞれ第1信号配線40aに接続され、かつ第2信号配線40bに接続されている。
第1励振電極36aと第2励振電極39aおよび第1励振電極36bと第2励振電極39bは、第1の櫛形電極35a、35bと第2の櫛形電極38a、38bが交互に並ぶように、それぞれ対向して配置されている。第1励振電極36aにおいて、複数の第1櫛形電極35aがそれぞれ第1バスバー34aに接続されている。同様に、第2励振電極39aにおいて、複数の第2櫛形電極38aがそれぞれ第2バスバー37aに接続されている。第1励振電極36bにおいて、複数の第1櫛形電極35bがそれぞれ第1バスバー34bに接続されている。同様に、第2励振電極39bにおいて、複数の第2櫛形電極38bがそれぞれ第2バスバー37bに接続されている。
内側反射器42a、42bに挟まれるように、内側バンプ形成可能領域43が設けられている。内側バンプ形成可能領域43には、金属膜44が形成され、金属膜44上に内側バンプ45が形成されている。また、外側反射器41a、41bの外側に外側バンプ形成可能領域46a、46bが設けられている。外側バンプ形成可能領域46a、46bには、それぞれ金属膜47a、47bが形成され、金属膜47a、47b上にそれぞれ外側バンプ48a、48bが形成されている。
内側バンプ45および外側バンプ48a、48bは、パッケージに接続される。これにより、第1分割共振器S11および第2分割共振器S12で発生した熱は、内側バンプ45および外側バンプ48a、48bを通じてパッケージへ排熱される。内側バンプ45および外側バンプ48a、48bは、回路(共振器)に接続されている。しかし、必ずしも回路に接続されている必要はなく、電気的に回路から浮いている構成にすることもできる。また、内側バンプ45および外側バンプ48a、48bが回路に接続されている場合に、内側バンプ45および外側バンプ48a、48bが外部配線に接続されていても、グランドに接地されていてもよい。また、外側バンプ48a、48bの形成位置は、必ずしも外側反射器41a、41bに対して共振部32、33と反対側に設けられる必要はない。また、外側バンプ48a、48bは不要であればなくてもよい。
図4Aおよび図5Aは、従来の共振器の構成を簡略的に示す上面図であり、図4Bおよび図5Bは、図4Aおよび図5Aにおける共振器の駆動時における、圧電基板表面(励振電極が形成された側)の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。図4Aに示す従来の共振器は、圧電基板51上に設けられた共振部52(反射器を含む)と、共振部52に接続された引出配線53、54と、バンプ55、56とを有する。バンプ55、56は、共振部52に対して引出配線53、54が形成されていない方向の両端に形成されている。図4Bに示す温度分布は、共振部52を駆動させた熱的な定常状態として、共振部52に1Wの発熱源を置いた状態で温度分布シミュレーションを行った場合の結果である。このシミュレーションは、圧電基板51にLiTaO3を用い、共振器の励振電極および反射器にAlを用いて行われている。バンプ55、56の圧電基板51に対して反対側は、セラミック基板のCu電極に接続され、その電極部分が25℃になるようにシミュレーションの条件を設定した。シミュレーション結果は、図4Bに示す温度分布となり、圧電基板51の最高温度は119℃であった。
図5Aに示す共振器は、図4Aに示す共振器のバンプ56に隣接してもう一つのバンプ57を配置した構成である。この共振器に対して上記条件による温度分布シミュレーションを行った。その結果、パッケージへの熱伝導路が3本に増えるため、図5Bに示すように、図4Bに示す共振器の場合より温度が低下し、最高温度が102℃となった。
図6Aは、図3に示した本発実施の形態に係る合成共振器S1を、図4A、図5Aと比較しやすいように、簡略化した上面図である。図6Bは、図4B、図5Bに示した従来の共振器と同様に合成共振器S1の温度分布をシミュレーションにより求めた図である。バンプが3つ形成された図5Bに示す共振器と比較して、合成共振器S1の温度は低く、最高温度は81℃であった。
図7Aは、比較のために、図6Aの合成共振器における内側バンプ45を取り外した共振器を簡略的に示す上面図である。この共振器では、図7Bに示すシミュレーション結果に示すように、図4Bに示す共振器と比較しても温度が高くなっており、最高温度は122℃となった。これは図4Aの共振器に比べ、共振器が大きくなり、相対的にバンプの位置が発熱源から遠くなったことによる。これに対して、図6Aの構造では、内部バンプを設けることにより、発熱源である分割共振器S11、S12のそれぞれの発熱中心からバンプまでの距離が図4Aに示した構造よりも短くなり、放熱効率が向上する。
以上のように、共振器を分割して内部バンプを設けることで、共振器で発生した熱を効率よくパッケージに逃がすことができる。その結果、共振器の温度が上昇せず、耐電力性が高くなる。
図8および図9は、分割共振器を2つ並列に接続した合成共振器が並列腕に接続された場合の合成並列共振器の構成例を示す図である。図8に示す合成並列共振器において、第1分割共振器P11および第2分割共振器P12は、第1信号配線61に接続され、かつ第2信号配線63に接続されている。第1信号配線61上には、電気的に接続基板(図示せず)のグランドに接続されるグランドバンプ62が形成されている。また、第1信号配線61は、内部バンプ65が形成された金属膜64に接続されている。第2信号配線63は、他の共振器に接続されている。
図9に示す合成並列共振器は、金属膜64が第1信号配線61に接続されていない。他の構成は、図8に示した合成共振器と同様である。
図10〜図13は、分割共振器を2つ並列に接続した合成共振器が直列腕に接続された合成直列共振器の構成例を示す図である。図10に示す合成直列共振器において、第1分割共振器S11および第2分割共振器S12は、第1信号配線40aに接続され、かつ第2信号配線40bに接続されている。第1信号配線40aは、他の共振器に接続されている。第2信号配線40b上には、電気的に接続基板の外部配線に接続された信号配線バンプ66が形成されている。第2信号配線40bは、内部バンプ45が形成された金属膜44に接続されている。内部バンプ45は、電気的に接続基板の外部配線に接続されているか、電気的に浮いた箇所に接続される。
図11に示す合成直列共振器は、第2信号配線40b上に信号配線バンプ66が形成されていない点において、図10に示す合成直列共振器と異なる。内部バンプ45は、電気的に接続基板の外部配線に接続されている。他の構成は、図10に示した合成直列共振器と同様である。
図12に示す合成直列共振器は、第2信号配線40bが内部バンプ45が形成された金属膜44に接続されていない点において、図10に示す合成直列共振器と異なる。他の構成は、図10に示した合成直列共振器と同様である。
図13に示す合成直列共振器は、内側反射器42a、42bが第1信号配線40aに接続されている点において図12に示す合成直列共振器と異なる。他の構成は、図10に示した合成直列共振器と同様である。
図8〜図13において示した合成共振器において、2つの分割共振器の発熱中心である櫛形電極に近い内部バンプ45から排熱されるので、耐電力性にすぐれる。
以上、本実施の形態に係るフィルタは、従来共振器に対して、櫛形電極の本数が半分である共振器(分割共振器)を並列に接続し、分割共振器の反射器に挟まれた位置にバンプを形成することにより、排熱効率を高め、耐電力性を高めることができる。
なお、本実施の形態において、複数の合成共振器の構成例を示したが、合成共振器の構成は、これらの構成例に限定されず、分割共振器に挟まれて内部バンプが形成されていれば、どのように構成してもよい。また、合成共振器をフィルタ内に複数配置してもよい。さらに、本実施の形態では、合成共振器を2つの分割共振器で設けた例を示したが、3つ以上の分割共振器で、合成共振器を形成してもよい。
また、図1に示すラダー型フィルタにおいて、第1段フィルタ4、第2段フィルタ5、第3フィルタ6それぞれのインピーダンスが同じであるように形成されている。各段のフィルタのインピーダンスを同じにすることにより、各段のフィルタ間において、信号が反射することを防ぐことができる。従って、合成極列共振器のインピーダンスの値は、並列共振器P1のインピーダンスの値により、一意に決定される。
また、それぞれの分割共振器は、櫛形電極の本数(対数)が異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。櫛形電極の本数を同じにすることにより、分割共振器からの発熱量が等しくなる。従って、内部バンプが形成される位置が、分割共振器からの熱を排出するのに最も効率のよい位置となる。また、櫛形電極が同じ設計で構成されることが好ましい。同じ設計とは、櫛形電極の材質、幅、開口長(櫛形電極が他の櫛形電極と対向する長さ)、本数が全て同じであることである。同じ設計にすることにより、それぞれの分割共振器の共振周波数、反共振周波数が一致する。また、同じ設計にすることにより、信号の反射などによる信号の減衰することを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、フィルタとしてラダー型フィルタを例に説明したが、ラティス型フィルタを用いても同様の効果を得ることができる。
なお、合成共振器の用途は、フィルタに限定されず、弾性波デバイスとして、他の用途に利用してもよい。
また、フィルタがフェイスダウン方式によりパッケージに接続される構成を例に示したが、必ずしもフェイスダウン方式には限定されない。バンプにより排熱が行われる構成であれば同様の排熱効果が得られる。
(実施の形態2)
図14は、本発明の実施の形態2に係る通信機を示す構成図である。通信機は、アンテナ71と、デュープレクサ72と、送信側信号処理部73と、受信側信号処理部74と、マイク75と、スピーカ76とを有する。デュープレクサ72は、実施の形態のフィルタを用いた送信用フィルタ77および受信用フィルタ78を有している。受信用フィルタ78は、送信用フィルタ77の通過帯域と異なる通過帯域(受信帯域)を有する。
マイク75は、音声を音声信号に変換して、音声信号を送信側信号処理部73に入力する。送信側信号処理部73は、音声信号を変調した送信信号を生成する。デュープレクサ72は、送信側信号処理部73で生成された送信信号をアンテナ71に入力する。
アンテナ71は、送信信号を電波に変換して出力する。また、アンテナ71は、電波を電気信号である受信信号に変換し、受信信号をデュープレクサ72に入力する。デュープレクサ72において、受信用フィルタ78は、受信帯域の受信信号を通過させ、受信側信号処理部74に入力する。一方、送信用フィルタ77は、通過帯域が受信帯域と異なるため、受信信号を通過させない。したがって、受信信号は送信側信号処理部73に入力されない。受信側信号処理部74は、受信信号に対して検波、増幅などの処理を行い、音声信号を生成する。スピーカ76は、音声信号を音声に変換して出力する。
送信用フィルタ77および受信用フィルタ78は、図1に示した構成のラダー型フィルタ5を用いるため、発熱によるフィルタの温度上昇を抑えることができる。このため、耐電力性が高まり、安定して通信機を使用することができる。
なお、通信機は、マイク75およびスピーカ76を備えた構成について説明したが、必ずしもこの構成に限定されず、例えば、パーソナルコンピュータのように必ずしもマイク75またはスピーカ76を必要としないもの、および音声データ以外のデータを送受信するものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明のフィルタは、耐電力性にすぐれており、通信機のデュープレクサなどに利用可能である。

Claims (5)

  1. 圧電基板と、前記圧電基板上に形成された共振部と、前記圧電基板上の共振部の両端に形成された反射器とを有する共振器と、
    前記圧電基板上に形成されたバンプとを備えた弾性波デバイスにおいて、
    前記共振器は、2つ以上の分割共振器が並列に接続されて構成されており、前記分割共振器の反射器に挟まれた領域にバンプが形成され、前記バンプは、前記共振器から電気的に切り離されていることを特徴とする弾性波デバイス。
  2. 前記共振部に接続された信号配線を有し、
    前記バンプは、前記信号配線および前記反射器に囲まれている請求項1記載の弾性波デバイス。
  3. 請求項1または2に記載の弾性波デバイスが複数の共振器であり、
    前記複数の共振器が接続されたフィルタ。
  4. 送信用フィルタと、
    前記送信用フィルタと通過周波数帯域が異なる受信用フィルタとを備え、
    前記送信用フィルタおよび前記受信用フィルタの少なくとも1つは、請求項3記載のフィルタを用いて構成されたデュープレクサ。
  5. アンテナと、
    前記アンテナと接続された請求項4記載のデュープレクサと、
    前記デュープレクサと接続された信号処理部とを備えた通信機。
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