JP5072614B2 - 加入者宅内装置、局内装置及び光加入者系アクセスシステム - Google Patents

加入者宅内装置、局内装置及び光加入者系アクセスシステム Download PDF

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Description

本発明は、光加入者系アクセスシステムにおいて、通信装置のバッテリ駆動時の電力を抑制する加入者宅内装置、局内装置及び光加入者系アクセスシステムに関する。
一般に、光加入者系アクセスシステムのトポロジとして、ポイント・ツー・ポイント型(Point‐to‐Point Topology)とポイント・ツー・マルチポイント型が挙げられる。特に、ポイント・ツー・マルチポイント型(Point‐to‐Multi−Point Topology)の光加入者系アクセスシステムは、近年、PON(Passive Optical Network,受動型光ネットワーク)システムの技術と共に日本では光加入者系アクセスシステムとして広く普及している。
PONシステムの一種であるEPON(Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)システムにおいて、従来の固定アナログ電話端末を使用する場合、加入者宅内装置(ONU:Optical Network unit)と固定アナログ電話端末との間に、VoIP−TA(Voiceover Internet Protcol‐TelePhony Adapter)を設置することによって、発信又は切断などの電話操作、或いは音声のIP(Internet Protcol)変換を行い、IP網を経由して通話を実現する方法が知られている。
EPONシステムを利用した固定アナログ電話接続構成図の一例を図1に示す。図1において、加入者宅内100に設けられる加入者宅内装置(ONU)11と通信局の局内200に設けられる局内装置(OLT:Optical Line Terminal)201とは、光ファイバケーブルを用いて光スプリッタ300を介して接続されている。ONU11は、複数のUNI(User Network Interface)を有しており、一方のUNIには、VoIP−TA33を経由して、固定アナログ電話端末14が接続され、他方のUNIには、PC(パーソナルコンピュータ)12が接続される。
また、図2は、EPONシステム構成の別の例を示す図であり、図1で示したVoIP−TA33及びONU11について、それぞれ別装置であったものを1つのVoIP−TA内蔵ONU15として構成したものである。加入者宅内100に設置されたVoIP−TA内蔵ONU15と局内200に設置されたOLT201とは、光ファイバケーブルを用いて光スプリッタ300を介して接続される。VoIP−TA内蔵ONU15には、PC(パーソナルコンピュータ)12及び固定アナログ電話端末14が接続される。
図3は、VoIP−TA内蔵ONUの内部構成の一例を示すブロック図である。図3は、前述の図2に示すVoIP−TA内蔵ONU15について機能ブロック図を示したものである。VoIP−TA内蔵ONU15は、UNI側PHY部20と、UNI側MAC部21と、PHY(PHYsical Layer Device)部27と、MAC(Media Access Control)部26と、VoIP−TA36と、第1及び第2の優先制御機能部22,25と、1つ以上の第1及び第2のキュー23−n,24−n(nは、ゼロを除く自然数)と、MPMC(Multi‐Point MAC Control)部28と、制御部17と、AC電源18と、バッテリ19とを備えている。
UNI側PHY部20は、ユーザ側の装置と通信するためのユーザネットワークインタフェース(UNI)として機能する。
UNI側MAC部21は、ユーザ側の装置と送受信されるMACフレームをヘッダ情報に応じて処理する機能を有する。
PHY部27は、OLTと通信するためのインタフェースとして機能する。
MAC部26は、OLTと送受信されるMACフレームをヘッダ情報に応じて処理する機能を有する。
VoIP−TA36は、固定アナログ電話端末と接続するインタフェースとして機能する。
第1の優先制御機能部22は、送受信フレームの優先度の制御のための機能部であり、UNI側MAC部21又はVoIP−TA36から受信したデータフレーム又は音声フレームに優先度を付加するか、或いは既に優先度が付されたデータフレーム又は音声フレームに基づいて、複数のキューへの優先度割付けを制御する機能を有する。例えば、PC12との送受信と固定アナログ電話端末14による通話が同時に為される場合に、これらのデータフレーム又は音声フレームを優先度を応じて各キュー23−nに振り分ける。
第2の優先制御機能部25は、送受信フレームの優先度の制御のための機能部であり、MAC部26から受信したデータフレーム又は音声フレームに優先度を付加するか、或いは既に優先度が付されたデータフレーム又は音声フレームに基づいて、複数のキューへの優先度割付けを制御する機能を有する。例えば、PC12との送受信と固定アナログ電話端末14による通話が同時に行うような場合に、固定アナログ電話端末14への音声フレームとPC12へのデータフレームについて優先度を応じて各キュー24−nに振り分ける。
第1のキュー23−nは、一組の上りキューとして構成され、第1の優先制御機能部22から受信したデータを一時的に格納する機能を有する。
第2のキュー24−nは、一組の下りデータとして構成され、第2の優先制御機能部25から受信したデータを一時的に格納する機能を有する。
MPMC部28は、MPMCプロトコルによりTDMA(時分割多重アクセス)コントロールを実施してマルチポイントアクセス制御を行う機能を有する。即ち、MPMC部28は、帯域割当要求信号を発生する機能を有する。
制御部17は、信号流通部16内の機能を制御する。
AC電源18は、ONU15に電源供給する機能を有する。
バッテリ19は、AC電源18とは別の補助電源として、ONU15に電源供給する機能を有する。
図4Aは、ポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムにおけるシステム構成の一例を示した図である。加入者宅内100に設置されたONU11と局内200に設置された1つ以上のOLT201−n(nは、ゼロを除く自然数)とは、光ファイバケーブルを介して接続されている。ONU11は、2つのUNIを有しており、一方のUNIには、VoIP−TA33を経由して固定アナログ電話端末14が接続され、他方のUNIには、PC12が接続されている。図4Aに示すポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムは、PONシステムと比べて(図1又は図2)、1台のONU11が、2つ以上のOLT201−nの各々と1対1で接続可能である点で相違する。
図4Bは、ポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムにおけるシステム構成の別の例である。図4Aで示したVoIP−TA33及びONU11について、それぞれ別装置であったものを1つのVoIP−TA内蔵ONU15として構成したものである。VoIP−TA内蔵ONU15には、PC12及び固定アナログ電話端末14が接続される。
図5は、IEEE802.3−2005 Clause 64で規定される制御信号について示した図である(例えば、非特許文献1参照)。前述した光加入者系アクセスシステムにおいて(図1,図2,図4A又は図4B参照)、OLTとONUとの間で交わされるGATEフレーム、REPORTフレームの通常の手順を示している。OLTは、GATEフレームを各ONUに送ることにより、それぞれのONUが時間的に衝突することなく送信できるように指示する。尚、参照番号を付さずに“OLT”及び“ONU”と称するときは、光加入者系アクセスシステムにおける局内装置及び加入者宅内装置をそれぞれ包括的に説明している。
具体的な手順は、次のようになる。ステップS11で、OLTは、ONUに対しREPORT報告をさせるため、GATEフレームを送信する。ここで、(FRフラグ=1)は、強制的なREPORT送信を要求していることを示している。ONUは、上りデータ(主信号)を受信すると、一旦第2のキュー24−nに蓄積しておく(図3参照)。ステップS12で、ONUは、蓄積している上りデータ量をREPORTフレームに記し、そのREPORTフレームをOLTに送信する。これにより、OLTは、受信したREPORTフレームから、ONUに蓄積されている上りデータ量を把握することができる。
ステップS13で、OLTは、各ONUに割り当てるべき上り帯域を算出する。ステップS14で、OLTは、算出した値をGATEフレームに記し、ONUに送信する。ステップS15で、ONUは、受信したGATEフレームの指示に従い、指定された時刻に上りデータ(主信号)を送信する。この時、次回の帯域割り当てのため、再度、蓄積している上りデータ量を通知することがある(REPORTフレームの再送信)。
以上のステップS11〜S15の手順を繰り返すことで、OLTは、絶えず各ONUの上りデータ量の状態を知ることができ、各ONUに適切に帯域を割り当てることが可能となる。
IEEE802.3−2005 Clause 64,pp.243−297
しかしながら、従来からの光加入者系アクセスシステムにおいて、光ファイバでは、メタル回線のように局内200側からONU11(又はVoIP−TA内蔵ONU15)に対して電源供給することができないため、加入者宅内100側が停電になった場合、VoIP−TA33又はONU11(又は、VoIP−TA内蔵ONU15)に通電がなされず、通話が一切できなくなるという問題がある。
この場合において、ONU11(又はVoIP−TA内蔵ONU15)の利用者は、緊急通報を含めて通話ができなくなるため、ライフラインとしての役割を果たせなくなる。特に、従来の光加入者系アクセスシステムでは、OLTからONUへのREPORT送信間隔は一定であるため、バッテリ19によるバッテリ駆動時にREPORT送信間隔を動的に変えることはできず、その結果、PHY部27は、AC電源18の駆動時と同等の電力を消費することになる。そこで、VoIP−TA33又はONU11(又はVoIP−TA内蔵ONU15)に電源供給するバッテリ19を設けて、停電時においても待受及び通話時間をある一定時間確保することが考えられる。従って、このような状況下においても、最大限の待受及び通話時間を確保するために、ONU11(又はVoIP−TA内蔵ONU15)の消費電力をAC電源18の駆動時よりも低減させる手法が必要である。
本発明の目的は、加入者宅内装置(ONU)のバッテリ駆動時に消費電力を抑える、加入者宅内装置、局内装置及び光加入者系アクセスシステムを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の加入者宅内装置は、ポイント・ツー・マルチポイント型光加入者系アクセスシステムに用いられる加入者宅内装置であって、該加入者宅内装置の電源供給状態がAC電源駆動であるか、又はバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号を生成するパワーモード検知部と、前記モード切替信号を受信し、且つ該モード切替信号をトリガにして、帯域割当要求信号の発信間隔を動的に変更するように制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有する送受信フレームの優先度の制御のための優先制御機能を少なくともバイパスする手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の加入者宅内装置において、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有するUNI側PHY部、UNI側MAC部、優先制御機能部、及び音声フレーム以外を蓄積するキューのうち、少なくとも1つ以上をスリープ状態に変更する手段と、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧したと認識した場合に、該スリープ状態から通常状態に戻す手段とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明の加入者宅内装置において、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて電源供給状態を認識した場合に、該電源供給状態の情報を局内装置に通知する手段を更に備えることを特徴とする。
更に、本発明の局内装置は、本発明の加入者宅内装置から該電源供給状態の情報の通知を受けた時に、帯域通知割当信号の発信間隔を動的に変更する手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の局内装置において、本発明の加入者宅内装置から帯域割当要求信号を受けなかった時に、当該加入者宅内装置がリンク断と判断するための時間間隔を計算して新たに設定し、該時間間隔を当該加入者宅内装置へ通知する手段を備えることを特徴とする。
更に、本発明は、本発明の加入者宅内装置と、本発明の局内装置とを備え、VoIP−TAを該加入者宅内装置に内蔵又は外付けに構成しているポイント・ツー・マルチポイント型光加入者系アクセスシステムとしても特徴付けられる。
更に、本発明の加入者宅内装置は、ポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムに用いられる加入者宅内装置であって、該加入者宅内装置の電源供給状態がAC電源駆動であるか、又はバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号を生成するパワーモード検知部と、前記モード切替信号を受信する制御部と、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有する該加入者宅内装置が有する送受信フレームの優先度の制御のための優先制御機能を少なくともバイパスする手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の加入者宅内装置において、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有するUNI側PHY部、UNI側MAC部、優先制御機能部、及び音声フレーム以外を蓄積するキューのうち、少なくとも1つ以上をスリープ状態に変更する手段と、前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧したと認識した場合に、該スリープ状態から通常状態に戻す手段とを更に備えることを特徴とする。
更に、本発明は、本発明の加入者宅内装置を備え、VoIP−TAを該加入者宅内装置に内蔵又は外付けに構成しているポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムとしても特徴付けられる。
本発明によれば、停電時にONUが使用する電力を極力抑え、連続待機時間及び通話可能時間を長くする効果が得られる。また、本発明によれば、REPORT送信間隔(又は、帯域割当要求信号の発信間隔)を動的に変更するため、その結果光信号出力頻度を減少させ、PHYによる消費電力を低減させることができる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。以下、前述した光加入者系アクセスシステムにおいて(図1,図2,図4A又は図4B参照)、VoIP−TA内蔵ONUの場合、又はONUがVoIP−TAを内蔵していない場合について、AC電源駆動とバッテリ駆動とが切り替わる状況下で、VoIP−TA内蔵ONU(又はONUと外付けのVoIP−TA)に電源供給する制御構成及びその手法を詳細に説明する。また、各実施例において、参照番号を付さずに“OLT”及び“ONU”と称するときは、光加入者系アクセスシステムにおける局内装置及び加入者宅内装置をそれぞれ包括的に説明している。
まず、本発明による実施例1の光加入者系アクセスシステムにおけるONUについて説明する。尚、各実施例において同様な構成要素には同一の参照番号を付して説明する。
(実施例1)
図6は、本発明による実施例1のVoIP−TA内蔵ONUのブロック図である。実施例1のVoIP−TA内蔵ONUは、図3に示す従来のVoIP−TA内蔵ONUと比較して、帯域割当要求信号調整機能部29、パワーモード検知部30、モード切替スイッチ31,32を更に備える点、及び、制御部17が新たな制御機能を有する点で相違する。従って、従来と同様の構成要素については、その説明を省略する。
パワーモード検知部30は、停電等により通常状態時のAC電源18の駆動からバッテリ駆動に切り替わった際に、ONUの電源供給状態がAC電源駆動であるか、又はバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号を生成する機能を有する。
帯域割当要求信号調整機能部29は、モード切替信号をトリガにして制御する制御部17の制御に従って、MPMC部28に対して帯域割当要求信号の発信間隔を動的に変更する機能を有する。
モード切替スイッチ31,32は、制御部17の制御によりモード切替信号における省電力モードに対応して、未使用の機能部(例えば、第1及び第2の優先制御機能部22,25)をバイパスする切替を行う。
制御部17は、信号流通部16内の機能を制御する。特に、モード切替信号に基づいて電源供給状態を認識した場合に、モード切替信号をトリガにして帯域割当要求信号調整機能部29及びモード切替スイッチ31,32を制御する。モード切替信号に基づいて電源供給状態を認識した場合に、該電源供給状態の情報をOLTに通知するように制御することもできる。
即ち、実施例1のVoIP−TA内蔵ONU15は、通常状態時のAC電源18の駆動と、停電等によりバッテリ19のバッテリ駆動との間で、電源供給状態が切り替わる際に、パワーモード検知部30により電源供給状態の切り替わりを検出する。パワーモード検知部30は、切り替わりの旨を表すモード切替信号を制御部17に送出し、VoIP−TA内蔵ONU15の制御部17は、バッテリ駆動への切り替わりを表すモード切替信号をトリガにして、省電力モードにONU15自身を切り替え、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)に応答しないようにする。更に、ONU15の制御部17は、モード切替信号に応じて、MPMC部28に対して帯域割当要求信号の発信間隔を動的に変更するとともに、モード切替スイッチ31,32が、制御部17の制御によりモード切替信号における省電力モードに対応して未使用の第1及び第2の優先制御機能部22,25を少なくともバイパスするように切り替えを行うように制御する。より具体的な制御シーケンスは、他の実施例のONUの構成を説明した後、説明する。
次に、本発明による実施例2の光加入者系アクセスシステムにおけるONUについて説明する。
(実施例2)
図7は、本発明による実施例2のONUのブロック図である。図7では、図6にて記載したVoIP−TA内蔵ONU15と比べて、VoIP−TA33が外付けになっており、別筐体となるONU11の構成である点で相違する。尚、VoIP−TA33の機能は、実施例1のVoIP−TA内蔵ONU15におけるVoIP−TAの機能と同一である。また、外付けのVoIP−TA33においても、AC電源18か、又はバッテリ19から電源供給されることに留意する。
次に、本発明によるその他の実施例の光加入者系アクセスシステムにおけるONUを説明する。
(その他の実施例)
図8Aは、図7にて説明したONU11と比べて、複数のUNI(即ち、UNI側PHY部34−k,UNI側MAC35−k(kはゼロを除く2以上の自然数))と複数のVoIP−TA(代表的に示すVoIP−TA33−n)とを構成した点のみが相違しており、各UNI側PHY部34−n,UNI側MAC35−nは、図7のものと同様に機能する。
図8Bは、ポイント・ツー・ポイント型の場合の、複数のUNIを有するONUについて示す図である。即ち、図8Bは、図8Aと比較して、MPMC部28及び帯域割当要求信号調整機能部29が設けられていない点で相違する。
図8Cは、図8Bの構成に対して、ポイント・ツー・ポイント型の場合の、UNIの一部に1つ以上のVoIP−TA36−nを内蔵したONU11の構成例について示す図である。即ち、図8Cは、図8Bと比較して、VoIP−TA36−nを内蔵したONU15としている点で相違する。
上述した各実施例のONUの構成において、パワーモード検知部30及びモード切替スイッチ31,32が設けられ、光加入者系アクセスシステムの構成に応じて(即ち、一対一か、又は一対多に応じて)、MPMC部33及び帯域割当要求信号調整機能部29が設けられる点に留意する。
以下、上述した各実施例のONUを光加入者系アクセスシステムに用いる際に、バッテリ19の駆動時(即ち、AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わる場合)に、如何にしてREPORT送信間隔(又は、帯域割当要求信号の発信間隔)を長く(一定時間におけるREPORT送信回数を減ら)し、ONUの消費電力を抑えるかについて説明する。従って、以下の説明で参照する図9、図10、図11A及び図11Bに示す動作方法は、上述のいずれの実施例においても適用可能である。
REPORT送信回数を減少させる方法について、代表的に大きく分けて6通りの方法について説明する。尚、バッテリ駆動時においては、PC12からのデータ通信機能をスリープするものとし、以下に用いる“主信号”とは、VoIP−TAを介する電話の通話によって発生するデータ送受信としての音声フレームを意味する。即ち、以下の説明では、この主信号は、電話通信を優先通信とすることを意味しており、それ以外のデータ通信を非優先通信として区別するのに用いる。ここで、スリープ状態とは、いつでも速やかに起動することができる状態を保ちながら、消費電力を低減させた状態、好適には最大に低減した状態を云う。また、通常状態とは、スリープ状態ではなく、電源OFF状態でもない、通常の動作状態を云う。
図9は、ONUによるREPORT送信回数を減少させる第1の方法を示す図である。
ONUが、停電等によりAC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後の状態から説明する。ステップS21で、OLTは、GATEフレーム(FRフラグ=1)を当該ONUに送出する。ステップS22で、ONUは、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信してもそれに応答しないようにする。ONUが上りデータ(主信号)を受信した後に、ステップS23で、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信した場合には、応答してREPORT送信を行うようにし、当該上りデータ(主信号)をOLTに送出する(ステップS24)。また、ONUが、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧した場合は、ONUの通常状態の動作にする(ステップS25,S26)。この制御シーケンスは、ONUが、パワーモード検知部30によって検出したモード切替信号に応じて機能する制御部17を具備することによって為される。
このように、第1の方法によれば、ONUにおいて、バッテリ駆動時には主信号が流れない限りREPORT送信が為されず、結果的に光信号の発信頻度が減り、ONUの消費電力を削減することができる。
しかしながら、第1の方法では、OLTが、予め定められた一定時間内にREPORTが来ない場合(例えば、PONシステムのときには、帯域割当要求信号を受けなかった場合)に、対応するONUをリンク断と判断するため(即ち、タイムアウト(Timeout))、それ以降、対応するONUとの通信を断ち切る問題が発生してしまい、現実的ではない。そこで、この問題を解決する方法について以下に説明する。
図10は、本発明によるREPORT送信回数を減少させる第2の方法を示す図である。ONUが、停電等によりAC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後の状態から説明する。ONUは、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信すると(ステップS31)、ONU自身が、OLTによってリンク断と判断される最大時間間隔Tnを計算して新たに設定し、REPORT送信を行わないようにする(ステップS32)。更に、ONUは、その最大時間間隔Tnの間は、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信しても(ステップS33)、REPORT送信を行わないようにする(ステップS34)。
最大時間間隔Tnの予め定めた所定の時間経過後(好適にはリンク断となる直前)に、OLTからGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信する場合(ステップS35)、即ちOLTがリンク断と判断するより前にREPORTを返すようにする(ステップS36)。ONUが上りデータ(主信号)を受信した後にOLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信する場合(ステップS37)、その応答のためにREPORT送信を行うようにし、当該上りデータ(主信号)をOLTに送出する(ステップS38)。また、ONUが、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧した場合は、ONUの通常状態の動作にする(ステップS39,S40)。この制御シーケンスは、ONUが、パワーモード検知部30によって検出したモード切替信号に応じて機能する制御部17を具備することによって為される。
第2の方法によれば、ONUは、AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後、最大時間間隔Tnの間は、複数回のGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信にも関わらず、1回のみREPORT送信を行うことになる。従って、第2の方法により、バッテリ駆動時には一定期間におけるREPORT送信回数が通常状態のAC電源駆動時より少なくなり、結果的に光信号出力頻度が減り、ONUの消費電力を削減することができる。
次に、本発明によるREPORT送信回数を減少させる第3の方法を説明する。
図11Aは、本発明によるREPORT送信回数を減少させる第3の方法を示す図である。ONUは、第1及び第2の方法と同様に、AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信しても(ステップS51)、REPORT送信を行わないようにする(ステップS52)。
第3の方法では、GATEフレーム(FRフラグ=1)に対するREPORTを受け取らなかったOLTは、次のGATEフレーム(FRフラグ=1))を送信する所定の時間間隔以内で、当該ONUがリンク断であると判断する前の許容される最大時間間隔Tnを計算して新たに設定し、GATEフレーム(Tnの通知)を用いて、その最大時間間隔Tnの値を当該ONUに通知する(ステップS53)。当該ONUは、GATEフレーム(Tnの確認の通知)を用いて、最大時間間隔Tnの値の情報を受け取った旨をOLTに応答する(ステップS54)。更に、ONUは、その最大時間間隔Tnの間は、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信しても(ステップS55)、REPORT送信(又は、帯域割当要求信号の送信)を行わないようにする(ステップS56)。
その後のONUの動作は、前述の第2の方法のステップS37以降と同様に、最大時間間隔Tnの予め定めた所定の時間前(好適にはリンク断となる直前)にOLTからGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信する場合(ステップS57)、即ちOLTがリンク断と判断するより前にREPORTを返すようにする(ステップS58)。その後にOLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信する場合、応答してREPORT送信を行うようにし、上りデータ(主信号)を送出する。また、ONUが、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧した場合は、ONUの通常状態の動作にする(ステップS59,S60)。この制御シーケンスは、ONUが、パワーモード検知部30によって検出したモード切替信号に応じて機能する制御部17を具備するとともに、OLTが、後述するリンク断最大時間間隔計算機能211を具備することによって為される。
これにより、ONUは、バッテリ駆動時には一定期間におけるREPORT送信回数が通常状態のAC電源駆動時よりも少なくなり、結果的に光信号出力頻度が減り、消費電力を削減することができる。
図11Bは、本発明によるREPORT送信回数を減少させる第4の方法を示す図である。基本的には、図11Aに示した手順(ステップS51〜ステップS60)と同様なステップ(ステップS61〜ステップS70)を含むが、ステップS63で、OLTが、最大時間間隔Tnの通知にGATEフレームを使用せずに保守用のOAMフレームを使用する点と、ステップS64で、ONUが、最大時間間隔Tnの確認にREPORTを使用せずに保守用のOAMフレームを使用する点で相違するのみである。
これにより、ONUは、バッテリ駆動時には一定期間におけるREPORT送信回数が通常状態のAC電源駆動時よりも少なくなり、結果的に光信号出力頻度が減り、消費電力を削減することができる。
図12は、図11A及び図11Bに示した第1及び第2の方法で必要となるOLTの機能ブロックの一部を示した図である。OLT201は、OLTの典型的な通常の機能に加え(図示せず)、最大時間間隔Tnを計算して新たに設定し、対応するONUに通知するリンク断最大時間間隔計算機能211を具備する。
以上、第3及び第4の方法によって、バッテリ駆動時には一定期間におけるREPORT送信回数が通常状態のAC電源駆動時より少なくなり、結果的に光信号出力頻度が減り、消費電力を削減することができる。
図13Aは、本発明によるREPORT送信回数を低減する第5の方法を示す図である。ONUが、停電等によりAC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後の状態から説明する。ONUは、AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった後、OLTからのGATEフレーム(FRフラグ=1)を受信すると(ステップS71)、バッテリ駆動通知を含んだREPORTで応じる(ステップS72)。具体的には、ONUは、自身の電源供給状態に合わせたフラグを用意し、バッテリ駆動である場合には、このフラグを“1”とし、AC電源駆動である場合には、このフラグを“0”とする。ステップS72を経て、OLTは、当該ONUがバッテリ駆動であることを知ることができる。次に、ステップS73で、OLTは、GATEフレームを送出する時間間隔を通常状態時のものよりも長くなるように制御する。より具体的には、予め定められたGATE間隔の範囲内の最大値(以下、最大GATE間隔と称する。)に自動的に設定変更する。
この最大GATE間隔で、OLTは、GATEフレーム(FRフラグ=1)を対応するONUに送信し(ステップS73)、ONUは、応答してREPORT送信を行うようにし、送出すべき上りデータ(主信号)があればOLTに送出する(ステップS74)。ステップS73〜ステップS74のシーケンスは、ONUからAC電源駆動の旨を示すフラグ“0”の通知(ONUが通常状態時にある旨の通知)のREPORTを受け取るまで繰り返される(ステップS75〜ステップS76)。ONUがバッテリ駆動からAC電源駆動に切り替わった後、GATEフレーム(FRフラグ=1)を受信した場合には(ステップS77)、通常状態時の電源供給(AC電源19による駆動)である旨を示すREPORT(AC電源駆動の旨を示すフラグ“0”の通知)を当該OLTに送信する(ステップS78)。この後の動作は、ONU及びOLTの通常状態の動作と同様である。この制御シーケンスは、ONUが、パワーモード検知部30によって検出したモード切替信号に応じて機能する制御部17を具備するとともに、OLTが、後述する帯域割当通知信号機能212を具備することによって為される。
図13Bは、本発明によるREPORT送信回数を減少させる第6の方法を示す図である。基本的には、図13Aに示した手順(ステップS71〜ステップS78)と同様なステップ(ステップS81〜ステップS88)を含むが、ステップS82及びステップS88で、ONUが、自身の電源状態に合わせたフラグの通知にREPORTを使用せずに保守用のOAMフレームを使用する点で相違するのみである。
図14は、図13A及び図13Bに示した第5及び第6の方法で必要となるOLTの機能ブロックを示した図である。OLT201は、通常の機能に加え、ONUからバッテリ駆動通知を受け取った時、GATEフレームを送信する時間間隔を動的に調整する帯域割当通知信号機能212を具備する。
このように、第5及び第6の方法により、バッテリ駆動時には一定期間におけるREPORT送信回数がAC電源駆動時より少なくなり、結果的に光信号出力数が減り、消費電力を削減することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、前述の方法及びその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
次に、本発明の実施例であるONU(図6〜図8C参照)において、バッテリ駆動に切り替わった場合に、バッテリ駆動時にスイッチにより使用しない機能部(例えば、第1及び第2の優先制御機能部22,25)をバイパスする動作について詳細に説明する。
ONUは、通常状態時、PC12との送受信と固定アナログ電話端末14による通話が同時に為される場合があり、これらの信号を適切に各キュー23−n,24−nに振り分けるために、それぞれ第1及び第2の優先制御機能部22,25が設けられている。本発明の実施例であるONU(図6〜図8C参照)は、バッテリ駆動に切り替わった場合は、パワーモード検知部30がその切り替わりを検知し、その旨を示すモード切替信号を制御部17に送出する。
制御部17は、モード切替信号をトリガにしてモード切替スイッチ31,32を切替えて、第1及び第2の優先制御機能部22,25をバイパスするとともに、第1及び第2の優先制御機能部22,25自身をスリープ状態にするように制御する。更に、制御部17は、音声フレームを、第1の優先制御機能部22をバイパスして、特定のキュー(例えば、図6ではキュー23−1が対応する)に供給する。この場合、制御部17は、特定のキューのみがフレーム転送を行うように制御し、それ以外のキューをスリープ状態にする。前述したように、スリープ状態とは、いつでも速やかに起動することができる状態を保ちながら、消費電力を低減させた状態、好適には最大に低減した状態である。
これにより、バイパス及びスリープした機能部における演算が不要になり、バッテリ駆動時に消費電力をAC電源駆動時よりも抑制することが可能となる。
次に、ONUにおけるバッテリ駆動時のその他の機能部のスリープ動作について詳細に説明する。基本的に、優先通信(ここでの説明では、電話による通話を優先することを云う)のみを行うために、電話に関わる機能以外全てをスリープ状態にする。例えば、図6に示す信号流通部16において、VoIP−TA36、モード切替スイッチ31,32、PHY部27、MAC部26、MPMC部28、キュー23−1,24−1、制御部17、パワーモード検知部30のみヘバッテリ19により通電する。ここで、本発明に関連しない機能部を省略しているが、サービス提供上必要な機能(例えば、ファン)があればスリープ状態にせずに通電する。具体的な機能部については種々あるため、本発明はこれに限定しない。
このように、制御部17は、モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、ONUが有するUNI側PHY部20、UNI側MAC部21、第1及び第2の優先制御機能部22,25、及び音声フレーム以外を蓄積するキュー23−n,24−nのうち、少なくとも1つ以上をスリープ状態に変更するように制御する。この場合、制御部17は、モード切替信号に基づいて、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧したと認識した場合に、該スリープ状態から通常状態に戻すように制御する。
これにより、ONUがバッテリ駆動時であれば、UNI側PHY部20及びUNI側MAC部21がスリープ状態となり、消費電力を低減させて、バッテリ19の駆動時における消費電力をAC電源18の駆働時よりも抑えることが可能となる。
上述の実施例については特定の制御シーケンスを代表的な例として説明したが、本発明は、上述の実施例によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明によれば、ONUにおける電源状態に応じて、ONU及びOLT間の通信制御を適切に制御して安全な通信を確保することができるため、伝送データを送受信するネットワークの光通信システムに有用である。
ONUとVoIP−TAとを別匿体で構成したPONシステムを示す図である。 VoIP−TA内蔵ONUで構成したPONシステムを示す図である。 従来のVoIP−TA内蔵ONUの機能ブロック図である。 ONUとVoIP−TAとを別匿体で構成したポイント・ツー・ポイント型システムを示す図である。 VoIP−TA内蔵ONUで構成したポイント・ツー・ポイント型システムを示す図である。 従来のONUとOLTとの間のGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のPONシステムにおけるVoIP−TA内蔵ONUの機能ブロック図である。 本発明による一実施例のPONシステムにおけるVoIP−TA外付けONUの機能ブロック図である。 本発明による一実施例のPONシステムにおける複数UNIを有するONUの機能ブロック図である。 本発明による一実施例のポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムにおける複数UNIを有するONUの機能ブロック図である。 本発明による一実施例のポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムにおけるVoIP−TA内蔵ONUの機能ブロック図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第1の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第2の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第3の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第4の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のOLT機能ブロック図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第5の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のREPORT送信間隔を長時間化する場合の第6の方法におけるGATE,REPORTシーケンスを示す図である。 本発明による一実施例のOLT機能ブロック図である。
符号の説明
11 ONU
12 PC(パーソナルコンピュータ)
13 VoIP−TA
14 固定アナログ電話
15 VoIP−TA内臓ONU
16 信号流通部
17 制御部
18 AC電源
19 バッテリ
20 UNI側PHY部
21 UNI側MAC部
22 第1の優先制御機能部
23−1,23−2,23−n 第1のキュー
24−1,24−2,24−n 第2のキュー
25 第2の優先制御機能部
26 MAC部
27 PHY部
28 MPMC部
29 帯域割当要求信号調整機能
30 パワーモード検知部
31,32 モード切替スイッチ
33,33−n VoIP−TA
34,34−1,34−k,34−n UNI側PHY部
35,35−1,35−k,35−n UNI側MAC部
36,36−n VoIP−TA
100 加入者宅内
200 局内
201 OLT
210 MPMC部
211 リンク断最大時間間隔計算機能部
212 帯域割当通知信号調整機能部
300 光スプリッタ

Claims (9)

  1. ポイント・ツー・マルチポイント型光加入者系アクセスシステムに用いられる加入者宅内装置であって、
    該加入者宅内装置の電源供給状態がAC電源駆動であるか、又はバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号を生成するパワーモード検知部と、
    前記モード切替信号を受信し、且つ該モード切替信号をトリガにして、帯域割当要求信号の発信間隔を動的に変更するように制御する制御部とを備え
    前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有する送受信フレームの優先度の制御のための優先制御機能部を少なくともバイパスする手段を備えることを特徴とする加入者宅内装置。
  2. 前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有するUNI側PHY部、UNI側MAC部、優先制御機能部、及び音声フレーム以外を蓄積するキューのうち、少なくとも1つ以上をスリープ状態に変更する手段と、
    前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧したと認識した場合に、該スリープ状態から通常状態に戻す手段とを更に備えることを特徴とする、請求項に記載の加入者宅内装置。
  3. 前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて電源供給状態を認識した場合に、該電源供給状態の情報を局内装置に通知する手段を更に備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の加入者宅内装置。
  4. 請求項に記載の加入者宅内装置から該電源供給状態の情報の通知を受けた時に、帯域通知割当信号の発信間隔を動的に変更する手段を備えることを特徴とする局内装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の加入者宅内装置から帯域割当要求信号を受けなかった時に、当該加入者宅内装置がリンク断と判断するための時間間隔を計算して新たに設定し、該時間間隔を当該加入者宅内装置へ通知する手段を備えることを特徴とする局内装置。
  6. 講求項1〜のいずれか一項に記載の加入者宅内装置と、
    請求項又はに記載の局内装置とを備え、VoIP−TAを該加入者宅内装置に内蔵又は外付けに構成していることを特徴とするポイント・ツー・マルチポイント型光加入者系アクセスシステム。
  7. ポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステムに用いられる加入者宅内装置であって、
    該加入者宅内装置の電源供給状態がAC電源駆動であるか、又はバッテリ駆動であるかを検出し、電源供給状態の切り替わりの旨を表すモード切替信号を生成するパワーモード検知部と、
    前記モード切替信号を受信する制御部とを備え
    前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有する送受信フレームの優先度の制御のための優先制御機能を少なくともバイパスする手段を備えることを特徴とする加入者宅内装置。
  8. 前記制御部が、前記モード切替信号に基づいてバッテリ駆動であると認識した場合に、該加入者宅内装置が有するUNI側PHY部、UNI側MAC部、優先制御機能部、及び音声フレーム以外を蓄積するキューのうち、少なくとも1つ以上をスリープ状態に変更する手段と、
    前記制御部が、前記モード切替信号に基づいて、バッテリ駆動からAC電源駆動に復旧したと認識した場合に、該スリープ状態から通常状態に戻す手段とを更に備えることを特徴とする、請求項に記載の加入者宅内装置。
  9. 請求項又はに記載の加入者宅内装置を備え、VoIP−TAを該加入者宅内装置に内蔵又は外付けに構成していることを特徴とする、ポイント・ツー・ポイント型光加入者系アクセスシステム。
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