JP5071265B2 - 圧電発振回路、および圧電発振回路の起動方法 - Google Patents

圧電発振回路、および圧電発振回路の起動方法 Download PDF

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本発明は、発振周波数を可変可能な圧電発振回路を安定に起動する技術に関する。
従来技術に係る周波数調整機能が付加されたSAW発振回路50を図4に示す。図4におけるSAW発振回路50はSAW共振子52を用いた電圧制御型発振回路であって、SAW共振子52の両極が可変容量54と伸長コイル56との並列回路を介して接続されている(特許文献1参照)。この伸長コイル56により発振周波数の可変幅を広げることができる。
特開平7−15238号公報
しかし、この伸長コイル56のため、SAW発振回路50の周波数特性において共振周波数の近傍に寄生共振ピークが発生し、その共振点で発振する異常発振が起こる。このとき寄生共振ピークは伸長コイル56のインダクタンスが大きいほどSAW発振回路50の所望共振点に近づく。さらにSAW発振回路50の周波数特性においてSAW発振回路50の所望共振点付近ほど負性抵抗が大きいため異常発振が発生しやすい。そのため伸長コイル56のインダクタンスを大きくすることができず、可変幅を広げる妨げとなっていた。また異常発振抑圧のために伸長コイル56と並列にダンピング抵抗(不図示)を接続する方法もあるが、部品点数の増加、発振余裕度の減少等の問題があった。一方、発明者は可変容量を小さく設定すると伸長コイルの寄生共振ピークを高域に逃がすことができ、異常発振抑圧効果があることを見出した。
そこで、本発明は上記知見をもとに上記問題点を解決するため、部品点数の増加、発振余裕度の減少を抑えつつ起動時に発生する異常発振を抑圧可能な圧電発振回路、及び圧電発振回路の起動方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]発振信号を出力する圧電発振回路であって、圧電振動子と、負荷容量を備え、前記負荷容量を可変させる可変容量回路と、伸長コイルと、増幅回路と、を備え、前記圧電発振回路は、前記負荷容量を可変させることにより前記負荷容量の可変容量範囲に対応する発振周波数変動範囲内で前記発振信号の発振周波数を可変可能であり、前記圧電発振回路の発振開始期間において前記可変容量回路の前記負荷容量の値を発振開始期間用容量値に固定する容量制御を行う容量制御回路を備えることを特徴とする圧電発振回路。
この構成により、発振開始期間中は負荷容量が発振開始用容量値に固定されるので、発振開始期間中に負荷容量の値が異常発振しやすい容量値に設定され異常発振してしまう虞がなくなる。
また異常発振を防止するために回路内に抵抗等のアナログ素子を加える必要はないので部品点数も増えることはなく、発振余裕度の低下の虞もない圧電発振回路となる。
[適用例2]適用例1に記載の圧電発振回路であって、前記圧電発振回路への電源投入時にリセットされ、外部から入力されるクロック信号に基づいてカウント値を変化させる
カウンタと、前記カウンタのカウント値が所定の値に達した場合、前記容量制御回路の前記容量制御を解除する信号を前記容量制御回路に出力するカウンタ監視回路と、を備えることを特徴とする圧電発振回路。
これにより、容量制御を解除するための回路を簡易な構成で実現できる。
[適用例3]適用例2に記載の圧電発振回路であって、前記カウンタに入力される前記クロック信号は前記発振信号であることを特徴とする圧電発振回路。
これにより発振開始期間を設けるために外部からクロック信号を導入することなく回路構成が簡単な圧電発振回路となる。
[適用例4]適用例2に記載の圧電発振回路であって、前記クロック信号は前記圧電発振回路の外部のマイコンの動作クロック信号であることを特徴とする圧電発振回路。これにより、安定したクロック信号となるため、安定した容量制御の解除動作を実現できる。
[適用例5]適用例1乃至4のいずれか1項に記載の圧電発振回路であって、前記可変容量回路は、前記負荷容量を互いに異なる2つの容量値である第1の容量値C1および第2の容量値C2に設定可能であり、前記圧電発振回路は、前記可変容量回路の前記負荷容量が前記第1の容量値C1に設定されている場合に第1の周波数fで発振し、前記負荷容量が前記第2の容量値C2に設定されている場合に前記第1の周波数fより高い第2の周波数fで発振する回路であり、前記容量制御回路は、前記圧電発振回路の前記発振開始期間において前記可変容量回路の前記負荷容量の値を前記第2の容量値C2に固定する容量制御を行うことを特徴とする圧電発振回路。
伸長コイルに起因する寄生発振周波数は、圧電発振回路の発振周波数帯より高周波側に存在する。寄生共振周波数は可変容量回路の容量値を変えることにより発振周波数と連動して変動するが、その変動幅は発振周波数の変動幅より大きい。よって、上記構成により、圧電発振回路の発振開始期間中は、圧電発振回路が第1の周波数fで発振開始する場合よりも第2の周波数fで発振開始した場合の方が発振周波数と寄生共振周波数との周波数差が大きいため、異常発振を防止することができる。
[適用例6]圧電振動子と負荷容量を可変させる可変容量回路と伸長コイルと増幅回路とを有し、前記負荷容量を可変させることにより前記負荷容量の可変容量範囲に対応する発振周波数変動範囲内で発振信号の発振周波数を可変可能である圧電発振回路の起動方法であって、前記圧電発振回路の発振開始期間において、前記可変容量の前記負荷容量の値を発振開始期間用容量値に固定する容量制御を行い、前記発振開始期間経過後に前記容量制御を解除することを特徴とする圧電発振回路の起動方法。
上記方法により、発振開始期間中は負荷容量が発振開始期間用容量値に固定されるので、発振開始期間中に負荷容量の値が異常発振しやすい容量値に設定され異常発振してしまう虞がなくなる。よって、異常発振を抑圧することができる。
以下、本発明に係る圧電発振回路、および圧電発振回路の起動方法を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に第1実施形態に係る圧電発振回路を示す。第1実施形態に係る圧電発振回路10は、主としてFSK(Frequency Shift Keying)送信器用の圧電発振回路として用いられ、圧電振動子12、増幅回路14、可変容量回路16、容量制御
回路18、カウンタ20、カウンタ監視回路22から構成される。
圧電振動子12は交番電圧が印加されて固有の共振周波数により発振する発振素子であって、本実施形態においてはSAW共振子、ATカット振動子、音叉型圧電振動子を用いることができる。なお、本実施形態における圧電発振回路10への電源電圧VDDの供給はマイコン42(図3参照)のソフトウェアによって制御され、以後の実施形態においても同様とする。
増幅回路14は圧電振動子12からのクロック信号を増幅する例えばコルピッツ型の回路であって、出力バッファ14aを介して出力端子14bが設けられている。また増幅回路14は、圧電振動子12と、可変容量回路16及び伸長コイル24の並列回路26を介して接続されている。
可変容量回路16は本実施形態において容量値の異なる複数の容量素子が並列に接続され、各容量素子には、例えばそれぞれ導通・不導通を制御する半導体スイッチ等のスイッチ素子(不図示)が直列に配設されたものである。また可変容量回路16は、発振周波数の可変幅を広げる伸長コイル24と並列に接続された並列回路26を構成している。ここで可変容量回路16は少なくとも容量の異なる2つの容量素子を用いればよく、容量の小さい容量素子のみを導通する場合、圧電発振回路10の発振周波数は高周波側に移動する。容量の大きい容量素子のみを導通する場合は、圧電発振回路10の発振周波数は低周波側に移動する。また可変容量回路16において容量の異なる複数の容量素子を有する場合、最も小さい容量の容量素子を導通した場合には、圧電発振回路10の発振周波数が最大値となる。そして、最も大きい容量の容量素子を導通した場合には、圧電発振回路10の発振周波数が最小値となる。この最大値と最小値との間を可変幅として各容量素子を適宜選択することにより、各容量素子の容量に対応した離散的な発振周波数を得ることができる。
なお、予め容量値が等しい複数の容量素子を可変容量回路16に設け、その複数の容量素子の中から1つ以上の容量素子をスイッチ素子によって伸長コイル24に選択的に並列に接続することもできる。この場合でも、離散的な発振周波数をえることができる。
容量制御回路18は、例えば出力側が可変容量回路16の各スイッチ素子(不図示)に接続され、入力側がFSKデータ信号端子18aに接続され、入力されるFSKデータ信号に基づき、可変容量回路16内の必要とする容量素子を選択するための信号を、対応する各スイッチ素子に出力する回路として構成されている。
さらに容量制御回路18は、後述のカウンタ監視回路22と接続する解除信号入力端子18bを有し、カウンタ監視回路22からの解除信号が入力されるまでFSKデータ信号の入力を遮断する容量制御を行うように構成されている。このとき容量制御回路18は、可変容量回路16の容量値を予め設定された発振開始期間用容量値に固定するように、対応する容量素子に直列に接続するスイッチ素子(不図示)のみに電流を出力するように容量制御を行うよう構成されている。なお、この発振開始期間用容量値は、発振周波数変動範囲の中心周波数に対応する容量値以下である。
カウンタ20は、圧電発振回路10の起動開始時から発振開始期間が終了するまで、カウンタ20の外部から入力されるクロック信号に基づいて、カウント値のカウントアップまたはカウントダウンを行うものである。本実施形態においてはカウンタ20の入力側は増幅回路14の出力端子14bに接続される。すなわちカウンタ20のクロック信号は発振信号を用いる。これにより外部から新たにクロック信号を導入することなく回路構成を簡単にすることができる。カウンタ20はバイナリカウンタ等のフィルドコードカウンタ
や、ジョンソンカウンタ等のアンフィルドコードカウンタを用いることができる。またカウンタ20は、例えば発振開始期間に圧電発振回路10の発振周波数を乗じて得た値の小数点以下の値を切り上げて得られる整数をフルカウントとするように設計すればよい。さらにカウンタ20のリセット入力端子(不図示)はマイコン42のインターフェース(不図示)に接続すればよい。そして電源電圧の立ち上がりと同期してリセット信号を出力できるようにマイコンのソフトウェアを構成すればよい。これによりリセット信号の立ち上げ(又は立ち下げ)をトリガとしてカウンタ20をリセットすることができる。
カウンタ監視回路22は、カウンタ20の出力に接続され、カウンタ20が発振開始期間の終了に対応するカウント値を出力した場合に、容量制御回路18に解除信号を出力する回路である。カウンタ監視回路22は、例えばカウンタ20としてバイナリカウンタを用いた場合、バイナリカウンタの各ビットの出力ごとに接続し全てのビットの電位が高電位(データは1)となったときのみ解除信号を出力するAND回路として構成すればよい。
以上の構成にすることにより、第1実施形態に係る圧電発振回路10は、起動後、カウンタ20がリセットされるとともにクロック信号をトリガとしてフルカウントまでカウントする。このとき発振開始期間経過前までは容量制御回路18により可変容量回路16の容量値が、発振周波数変動範囲の中心周波数に対応する値以下に固定される。伸長コイル24に起因する寄生共振周波数は、発振周波数より高周波側に存在する。寄生共振周波数は可変容量回路16の容量値を変えることにより発振周波数と連動して変動するが、その変動幅は発振周波数の変動幅より大きい。よって、圧電発振回路の発振開始期間中は発振周波数及び寄生共振周波数は高周波側にシフトするとともに、発振周波数と寄生共振周波数との周波数差が広がるため、異常発振を防止することができる。また異常発振を防止するために回路内に抵抗等のアナログ素子を加える必要はないので部品点数も増えることはなく、発振余裕度の低下の虞もない。そしてカウンタ20がフルカウントとなることで発振開始期間が経過するとカウンタ監視回路22が解除信号を容量制御回路18に出力し、容量制御回路18がFSKデータ信号を可変容量回路16に出力可能な状態となる。そしてこの状態を維持することによって、FSKデータ信号が入力されると、圧電発振回路10がFSKデータ信号に基づき変調されたFSK信号を出力端子から出力することになる。
第1の実施形態を適用した圧電発振回路10の例として、送信するFSKデータが2値である場合について説明する。
この場合、圧電発振回路10は、2値のFSKデータのそれぞれに対応する2つの周波数f、fのFSK信号を出力できる。なお、fは、fより低い周波数である。そして、可変容量回路16は、fに対応した容量値C1及びfに対応した容量値C2を、圧電発振回路10の負荷容量として設定可能である。そして、上述の第1実施形態の場合と同様の構成を用いて、容量制御回路18は、発振開始期間中、可変容量回路16の容量値を発振開始期間用容量値であるC2に固定する制御を行う。
このFSKデータが2値の場合の実施形態によれば、圧電発振回路が周波数fで発振開始する場合よりもfで発振開始した場合の方が発振周波数と寄生共振周波数との周波数差が大きいため、発振開始期間中の圧電発振回路の負荷容量を周波数fに対応する負荷容量C2に固定することにより、異常発振を抑制することができる。
第2実施形態に係る圧電発振回路30を図2に示す。圧電発振回路30を構成する可変容量回路32は、制御電圧を印加することにより容量値を可変可能な可変容量素子32aにより構成され、可変容量回路32aに接続する容量制御回路34は、発振開始期間において可変容量回路32の容量値が発振周波数変動範囲の中心周波数に対応する値以下とな
る制御電圧に固定する制御を行う構成を有する。これにより、制御電圧を制御して可変容量を調整でき、可変容量回路32の容量値を連続的に調整可能となる。
可変容量素子32aは図2に示すように、例えばバリキャップダイオードを用いることができる。そして容量制御回路34はバリキャップダイオードに印加する電圧を調整する回路である。また伸長コイル24に直流電流が流れることを防止するため、容量素子36が伸長コイル24と直列に接続されている。
容量制御回路34は周波数制御信号入力端子34aを備え、周波数制御信号に対応する制御電圧を可変容量回路32に出力することができる。また容量制御回路34は第1実施形態と同様にカウンタ監視回路22に接続され、カウンタ監視回路22からの解除信号が入力されるまでは、周波数制御信号を遮断して可変容量回路32の容量値が発振周波数変動範囲の中心周波数に対応する値以下となる制御電圧を可変容量回路32に出力するように構成されている。そして容量制御回路34に解除信号が入力されると周波数制御信号の遮断を解除して、周波数制御信号に対応する制御電圧を可変容量回路32に出力する。
第3実施形態に係る圧電発振回路40を図3(a)、(b)に示す。第3実施形態に係る圧電発振回路40は、図3(a)に示すように、第1実施形態及び第2実施形態におけるカウンタ20のクロック信号として、圧電発振回路40を制御するマイコン42から出力される動作クロック信号を用いた構成を有している。図3においては第2実施形態に係る圧電発振回路に本実施形態を適用している。クロック信号としてマイコン42から出力されるマイコン42を動作させるための動作クロック信号を用いることで、第1実施形態及び第2実施形態の場合に比べて安定したクロック信号となるため、発振開始期間中におけるカウンタ20、カウンタ監視回路22、および容量制御回路18、34の安定した動作を実現できる。さらに図3(b)に示すように、マイコン42のインターフェース(不図示)と容量制御回路44とを接続し、マイコン42自身が有するカウンタ(不図示)を用い、発振開始期間に相当するカウント数に達した後に制御解除の信号を出力するソフトウェアを構成することもできる。これによりカウンタ監視回路22に代わって、マイコン42のソフトウェアが容量制御回路44を制御することができる。一方、第1実施形態、及び第2実施形態においてはハードウェアであるカウンタ監視回路22を用いることで、マイコン42のタスク負担を軽減することができる。
第1実施形態に係る圧電発振回路である。 第2実施形態に係る圧電発振回路である。 第3実施形態に係る圧電発振回路である。 従来技術に係る圧電発振回路である。
符号の説明
10………発電発振回路、12………圧電振動子、14………増幅回路、16………可変容量回路、18………容量制御回路、20………カウンタ、22………カウンタ監視回路、24………伸長コイル、26………並列回路、30………圧電発振回路、32………可変容量回路、34………容量制御回路、36………容量素子、40………圧電発振回路、42………マイコン、44………容量制御回路、50………SAW発振回路、52………SAW共振子、54………可変容量、56………伸長コイル。

Claims (6)

  1. 発振信号を出力する圧電発振回路であって、
    圧電振動子と、
    負荷容量を備え、前記負荷容量を可変させる可変容量回路と、
    伸長コイルと、
    増幅回路と、
    を備え、
    前記圧電発振回路は、前記負荷容量を可変させることにより前記負荷容量の可変容量範囲に対応する発振周波数変動範囲内で前記発振信号の発振周波数を可変可能であり、
    前記圧電発振回路の発振開始期間において前記可変容量回路の前記負荷容量の値を発振開始期間用容量値に固定する容量制御を行う容量制御回路を備えることを特徴とする圧電発振回路。
  2. 請求項1に記載の圧電発振回路であって、
    前記圧電発振回路への電源投入時にリセットされ、外部から入力されるクロック信号に基づいてカウント値を変化させるカウンタと、
    前記カウンタのカウント値が所定の値に達した場合、前記容量制御回路の前記容量制御を解除する信号を前記容量制御回路に出力するカウンタ監視回路と、を備えることを特徴とする圧電発振回路。
  3. 請求項2に記載の圧電発振回路であって、
    前記カウンタに入力される前記クロック信号は前記発振信号であることを特徴とする圧電発振回路。
  4. 請求項2に記載の圧電発振回路であって、
    前記クロック信号は前記圧電発振回路の外部のマイコンの動作クロック信号であることを特徴とする圧電発振回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧電発振回路であって、
    前記可変容量回路は、前記負荷容量を互いに異なる2つの容量値である第1の容量値C1および第2の容量値C2に設定可能であり、
    前記圧電発振回路は、前記可変容量回路の前記負荷容量が前記第1の容量値C1に設定されている場合に第1の周波数fで発振し、前記負荷容量が前記第2の容量値C2に設定されている場合に前記第1の周波数fより高い第2の周波数fで発振する回路であり、
    前記容量制御回路は、前記圧電発振回路の前記発振開始期間において前記可変容量回路の前記負荷容量の値を前記第2の容量値C2に固定する容量制御を行うことを特徴とする圧電発振回路。
  6. 圧電振動子と負荷容量を可変させる可変容量回路と伸長コイルと増幅回路とを有し、前記負荷容量を可変させることにより前記負荷容量の可変容量範囲に対応する発振周波数変動範囲内で発振信号の発振周波数を可変可能である圧電発振回路の起動方法であって、
    前記圧電発振回路の発振開始期間において、前記可変容量の前記負荷容量の値を発振開始期間用容量値に固定する容量制御を行い、前記発振開始期間経過後に前記容量制御を解除することを特徴とする圧電発振回路の起動方法。
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