JP5070951B2 - 高圧圧縮機 - Google Patents

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本発明は、天然ガス等のガスを高圧に圧縮して、高圧ガスを生成する高圧圧縮機に関する。
従来の高圧圧縮機の先行技術として特許文献1に示すものがあり、この先行技術に係る高圧圧縮機の構成は、次のようになる。
即ち、先行技術に係る高圧圧縮機は、圧縮機本体をベースとして備えており、この圧縮機本体には、天然ガス等のガスを段階的に圧縮する複数のシリンダ機構(第1段のシリンダ機構、第2段のシリンダ機構、第3段のシリンダ機構、第4段のシリンダ機構)が設けられている。また、各シリンダ機構は、圧縮機本体に固定されたシリンダと、シリンダ内に気密的に往復動可能に設けられたピストンと、基端部がピストンに連結されたピストンロッドとをそれぞれ有している。ここで、第1段のシリンダ機構によって圧縮されたガスは、第2段のシリンダ機構におけるシリンダ、第3段のシリンダ機構におけるシリンダ、及び第4段のシリンダ機構におけるシリンダに順次供給されるようになっている。
圧縮機本体には、水平方向へ延びたクランク軸が回転可能に設けられており、このクランク軸は、軸心(クランク軸の軸心)に対して偏心した複数(シリンダ機構と同数)のクランクピンを有している。また、各シリンダ機構におけるピストンロッドの先端部には、クランク軸の回転運動を往復運動に変換するコネクティングロッドの先端部(一端部)が回転自在にそれぞれ連結されており、各コネクティングロッドの基端部(他端部)には、対応するクランクピンを回転自在に支持する軸受がそれぞれ設けられあって、換言すれば、各コネクティングロッドの基端部は、対応するクランクピンに軸受を介して回転自在にそれぞれ連結されている。
従って、駆動モータ等の駆動源によってクランク軸を回転させると、各コネクティングロッドによってクランク軸の回転運動を往復運動にそれぞれ変換し、換言すれば、各コネクティングロッドをクランク軸の回転に連動してそれぞれ往復揺動させる。これにより、複数のシリンダ機構におけるピストンを連動して往復動させて、複数のシリンダ機構によってガスを段階的に高圧に圧縮して、高圧ガスを生成することができる。
特開2007−32463号公報
ところで、コネクティングロッドの基端部に設けられた軸受のメンテナンス及び交換を適切に行うには、クランクピンを回転自在に支持する軸受として分割タイプのすべり軸受を用いて、クランクピンに対して着脱(装着・離脱)できるようにする必要がある。
一方、軸受として分割タイプのすべり軸受を用いると、軸受の潤滑剤は潤滑油に限られしまい、この潤滑油のシリンダ機構におけるシリンダ内への侵入を防止すると、シリンダ機構におけるシリンダクランク軸の距離を大きく離隔させなければならず、高圧圧縮機の大型化を招くことになる。
即ち、クランクピンを回転自在に支持する軸受のメンテナンス及び交換を適切に行うことを可能にした上で、高圧圧縮機のコンパクト化を図ることは極めて困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の高圧圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、ガスを高圧に圧縮して、高圧ガスを生成する高圧圧縮機において、圧縮機本体と、前記圧縮機本体に設けられ、前記圧縮機本体に固定されたシリンダと、前記シリンダ内に気密的に往復動可能に設けられたピストンと、基端部が前記ピストンに連結されたピストンロッドとをそれぞれ有し、ガスを段階的に高圧に圧縮する複数のシリンダ機構と、前記圧縮機本体に回転可能に設けられ、前記圧縮機本体の一側部に回転可能に設けられた第1分割クランク軸と、前記圧縮機本体の他側部に前記第1分割クランク軸と同心上に回転可能に設けられた第2分割クランク軸と、前記第1分割クランク軸と前記第2分割クランク軸との間に偏心して設けられたクランクピンとを有したクランク軸と、先端部が各シリンダ機構における前記ピストンロッドの先端部に回転自在にそれぞれ連結され、前記クランク軸の回転運動を往復運動に変換するコネクティングロッドと、各コネクティングロッドの基端部にそれぞれ設けられ、共通の前記クランクピンを回転自在に支持する転がり軸受と、を備え前記第1分割クランク軸は前記クランクピン側に第1ブロックを有し、前記第2分割クランク軸は前記クランクピン側に第2ブロックを有し、前記第2ブロックの側面にピン取付穴が前記第2分割クランク軸の軸心に対して偏心して形成され、前記第2ブロックの前記ピン取付穴に前記クランクピンの端部が回転不能に締まりばめ嵌合され、更に、前記第2ブロックに、圧油の供給によって前記クランクピンと前記第2ブロックの前記ピン取付穴の嵌合状態を解除するための細穴が前記ピン取付穴に連通して形成されていることを要旨とする。
ここで、本願の特許請求の範囲及び明細書において、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意であって、「固定され」とは、直接的に固定されたことの他に、別部材を介して間接的に固定されたことを含む意である。
本発明の特徴によると、適宜の駆動源によって前記クランク軸を回転させると、各コネクティングロッドによって前記クランク軸の回転運動を往復運動にそれぞれ変換し、換言すれば、各コネクティングロッドを前記クランク軸の回転に連動してそれぞれ往復揺動させる。これにより、複数の前記シリンダ機構における前記ピストンを連動して往復動させて、複数の前記シリンダ機構によってガスを段階的に高圧に圧縮して、高圧ガスを生成することができる(前記高圧圧縮機の一般的な作用)。
前記高圧圧縮機の一般的な作用の他に、前記クランクピンを前記第2分割クランク軸に対して離脱させることにより、前記クランク軸を分割して、前記クランクピン端側を開放させることができる。これにより、前記クランクピンを支持する軸受として分割タイプのすべり軸受でなく前記転がり軸受を用いても、前記転がり軸受を前記クランクピン端側から前記クランクピンに対して着脱させることができる。
なお、適宜の転がり軸受を前記クランクピンに対して装着した後に、前記クランクピンを前記第2分割クランク軸に対して装着させる。
以上の如き、本発明によれば、前記クランクピンを支持する軸受として分割タイプのすべり軸受でなく前記転がり軸受を用いても、前記転がり軸受を前記クランクピン端側から前記クランクピンに対して着脱させることができるため、前記クランクピンを支持する前記転がり軸受のメンテナンス及び交換を適切に行うことを可能にした上で、前記転がり軸受の潤滑剤としてグリース又は固体潤滑剤を使用することができ、前記シリンダと前記クランク軸の距離を大きく離隔させる必要がなくなって、前記高圧圧縮機のコンパクト化を図ることができる。
本発明の実施形態について図1から図3を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態に係る高圧圧縮機の正面断面図、図2は、図1におけるII-II線に沿った図、図3は、図1における矢視部IIIの拡大図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る高圧圧縮機1は、天然ガス等のガスを高圧に圧縮して、高圧ガスを生成する装置であって、圧縮機本体3をベースとして備えており、この圧縮機本体3は、基台5と、この基台5の上面に設けられた円筒状の支持フレーム7とを有している。
支持フレーム7の外周面には、ガスを段階的に高圧に圧縮する4つのシリンダ機構(第1段のシリンダ機構9A、第2段のシリンダ機構9B、第3段のシリンダ機構9C、第4段のシリンダ機構9D)が放射状に設けられており、各シリンダ機構9A〜9Dは、支持フレーム7に固定されたシリンダ11と、シリンダ11内に気密的に往復動可能に設けられたピストン13と、基端部がピストン13に連結されたピストンロッド15とをそれぞれ有している。また、各シリンダ機構9A〜9Dにおけるシリンダ11内には、前述の特許文献1に示すように、ガスの吸入量・吐出量を調節する吸入吐出弁17がそれぞれ配設されている。ここで、第1段のシリンダ機構9Aによって圧縮されたガスは、複数の吸入吐出弁17を介して第2段のシリンダ機構9Bにおけるシリンダ11、第3段のシリンダ機構9Cにおけるシリンダ11、及び第4段のシリンダ機構9Dにおけるシリンダ11に順次供給されるようになっている。
支持フレーム7には、水平方向へ延びたクランク軸19が回転可能に設けられており、このクランク軸19の具体的な構成(クランク軸19の周辺の構成を含む)は、次のようになる。
即ち、支持フレーム7の一側部には、第1分割クランク軸21が転がり軸受23を介して回転可能に設けられており、この第1分割クランク軸21は、他側に、板状の第1ブロック25を有している。また、第1分割クランク軸の一端部には、フライホイール27が一体的に設けられており、このフライホイール27は、ベルト(図示省略)等を介して駆動モータ(図示省略)に連動連結されている。なお、第1ブロック25の外周面の適宜位置には、第1カウンターバランサ29が設けられている。
支持フレーム7の他側部には、第2分割クランク軸31が第1分割クランク軸21と同心上に転がり軸受33を介して回転可能に設けられており、この第2分割クランク軸31は、一側に、板状の第2ブロック35を有している。また、第2ブロック35の一側面には、ピン取付穴37が偏心して形成されており、第2ブロック35の外周部には、ピン取付穴37に連通した細穴39が形成されている。なお、第2ブロック35の外周面の適宜位置には、第2カウンターバランサ41が設けられている。
第1分割クランク軸21と第2分割クランク軸31との間には、クランクピン43が偏心して設けられており、このクランクピン43は、第1分割クランク軸21に対して着脱可能に構成されている。より具体的には、第1ブロック25の一側面(換言すれば、第1分割クランク軸21の端面)には、クランクピン43の一端部が固定されおり、第2ブロック35のピン取付穴37には、クランクピン43の他端部がキー45を介して回転不能に焼きばめ嵌合されている。なお、ポンプ(図示省略)の駆動によって第2ブロック35の細穴39に圧油を供給することにより、クランクピン43と第2ブロック35のピン取付穴37の嵌合状態を解除することができるようになっている。
ここで、第2ブロック35のピン取付穴37にクランクピン43の他端部が焼きばめ嵌合される代わりに、別の態様で締まりばめ嵌合(冷やしばめ嵌合又は圧入嵌合)されるようにしても構わなく、クランクピン43の他端部が第2ブロック35のピン取付穴37に締まりばめ嵌合される代わりに、別の態様で第2ブロック35の側面に着脱可能に取付られるようにしても構わない。また、クランクピン43が第2分割クランク軸31に対して着脱可能に構成される代わりに、第1分割クランク軸21に対して着脱可能に構成されたり、第1分割クランク軸21及び第2分割クランク軸31に着脱可能に構成されたりするようにしても構わない。
各シリンダ機構9A〜9Dにおけるピストンロッド15の先端部には、クロスヘッド47がそれぞれ設けられており、各クロスヘッド47には、クランク軸19の回転運動を往復運動に変換するコネクティングロッド49の先端部(一端部)が連結ピン51を介して回転自在にそれぞれ連結されている。換言すれば、各シリンダ機構9A〜9Dにおけるピストンロッド15の先端部には、コネクティングロッド49の先端部がクロスヘッド47及び連結ピン51を介して回転自在にそれぞれ連結されている。
各コネクティングロッド49の基端部(他端部)には、外輪取付穴53がそれぞれ形成されており、各コネクティングロッド49の外輪取付穴53には、共通のクランクピン43を回転自在に支持する転がり軸受55の外輪55aが焼きばめ嵌合されている。換言すれば、各コネクティングロッド49の基端部は、クランク軸19における共通のクランクピン43に転がり軸受55を介して回転自在にそれぞれ連結されている。
ここで、各コネクティングロッド49の外輪取付穴53に転がり軸受55の外輪55aが焼きばめ嵌合される代わりに、別の態様で締まりばめ嵌合(冷やしばめ嵌合又は圧入嵌合)されるようにしても構わない。また、各コネクティングロッド49の外輪取付穴53に転がり軸受55の外輪55aが締まりばめ嵌合される代わりに、別の態様で各コネクティングロッド49の外輪取付穴53に転がり軸受55の外輪55aが第2ブロック35に側面に着脱可能に取付られるようにしても構わない。更に、転がり軸受55は玉軸受でもころ軸受でも構わなく、転がり軸受55をシール付タイプ又はシールド付タイプとすれば、グリースを転がり軸受55に封入しても、グリースが転がり軸受55の外に飛散することはない。
クランクピン43における複数のコネクティングロッド49の間、コネクティングロッド49と第1ブロック25の間、及びコネクティングロッド49と第2ブロック35の間には、転がり軸受55の内輪55bに接触可能なスペーサ57がそれぞれ設けられている。そして、クランクピン43の他端部には、複数の転がり軸受55の内輪55bを複数のスペーサ57を介して第1分割クランク軸21側へ押圧する押圧ナット59が螺合して設けられている。なお、スペーサ57は、回り止めキー等によってクランクピン43に対して回転不能になっていることが望ましい。
次に、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
駆動モータによってクランク軸19を回転させると、各コネクティングロッド49によってクランク軸19の回転運動を往復運動にそれぞれ変換し、換言すれば、各コネクティングロッド49をクランク軸19の回転に連動してそれぞれ往復揺動させる。これにより、複数のシリンダ機構9A〜9Dにおけるピストン13を連動して往復動させて、複数のシリンダ機構9A〜9Dによって天然ガス等のガスを段階的に高圧に圧縮して、高圧ガスを生成することができる(高圧圧縮機1の一般的な作用)。
高圧圧縮機1の一般的な作用の他に、クランクピン43の他端部と第2ブロック35のピン取付穴37の嵌合状態を解除して、クランクピン43を第2分割クランク軸31に対して離脱させることにより、クランク軸19を分割して、クランクピン43の他端側を開放することができる。これにより、押圧ナット59を緩めて、押圧ナット59の螺合状態を解除することができると共に、クランクピン43を支持する軸受として分割タイプのすべり軸受でなく転がり軸受55を用いても、転がり軸受55及び複数のスペーサ57をクランクピン43の他端側からクランクピン43に対して着脱させることができる。
なお、適宜の転がり軸受55及び複数のスペーサ57をクランクピン43に対して装着した後に、押圧ナット59を締め付けて、押圧ナット59によって複数の転がり軸受55の内輪55bを複数のスペーサ57を介して第1分割クランク軸21側へ押圧すると共に、クランクピン43の他端部を第2ブロック35のピン取付穴37に焼きばめ嵌合させて、クランクピン43を第2分割クランク軸に対して装着させる。
以上如き、本発明の実施形態によれば、クランクピン43を支持する軸受として分割タイプのすべり軸受でなく転がり軸受55を用いても、転がり軸受55をクランクピン43の他端側からクランクピン43に対して着脱させることができるため、クランクピン43を支持する転がり軸受55のメンテナンス及び交換を適切に行うことを可能にした上で、転がり軸受55の潤滑剤としてグリース又は固体潤滑剤(例えばモリブデン,グラファイト等)を使用することができ、シリンダ11とクランク軸19の距離を大きく離隔させる必要がなくなって、高圧圧縮機1のコンパクト化を図ることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施形態に係る高圧圧縮機の正面断面図である。 図1におけるII-II線に沿った図である。 図1における矢視部IIIの拡大図である。
符号の説明
1 高圧圧縮機
3 圧縮機本体
9A〜9D シリンダ機構
11 シリンダ
13 ピストン
15 ピストンロッド
19 クランク軸
21 第1分割クランク軸
25 第1ブロック
31 第2分割クランク軸
35 第2ブロック
37 ピン取付穴
39 細穴
43 クランクピン
49 コネクティングロッド
53 外輪取付穴
55 転がり軸受
55a 外輪
55b 内輪
57 スペーサ
59 押圧ナット

Claims (4)

  1. ガスを高圧に圧縮して、高圧ガスを生成する高圧圧縮機において、
    圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体に設けられ、前記圧縮機本体に固定されたシリンダと、前記シリンダ内に気密的に往復動可能に設けられたピストンと、基端部が前記ピストンに連結されたピストンロッドとをそれぞれ有し、ガスを段階的に高圧に圧縮する複数のシリンダ機構と、
    前記圧縮機本体に回転可能に設けられ、前記圧縮機本体の一側部に回転可能に設けられた第1分割クランク軸と、前記圧縮機本体の他側部に前記第1分割クランク軸と同心上に回転可能に設けられた第2分割クランク軸と、前記第1分割クランク軸と前記第2分割クランク軸との間に偏心して設けられたクランクピンとを有したクランク軸と、
    先端部が各シリンダ機構における前記ピストンロッドの先端部に回転自在にそれぞれ連結され、前記クランク軸の回転運動を往復運動に変換するコネクティングロッドと、
    各コネクティングロッドの基端部にそれぞれ設けられ、共通の前記クランクピンを回転自在に支持する転がり軸受と、を備え
    前記第1分割クランク軸は前記クランクピン側に第1ブロックを有し、前記第2分割クランク軸は前記クランクピン側に第2ブロックを有し、前記第2ブロックの側面にピン取付穴が前記第2分割クランク軸の軸心に対して偏心して形成され、前記第2ブロックの前記ピン取付穴に前記クランクピンの端部が回転不能に締まりばめ嵌合され、更に、前記第2ブロックに、圧油の供給によって前記クランクピンと前記第2ブロックの前記ピン取付穴の嵌合状態を解除するための細穴が前記ピン取付穴に連通して形成されていることを特徴とする高圧圧縮機。
  2. 複数の前記転がり軸受の内輪を前記第1分割クランク軸側へ押圧する押圧手段と、を備えたことを特徴とする請求項に記載の高圧圧縮機。
  3. 前記押圧手段は、前記クランクピンにおける複数の前記コネクティングロッド間に設けられかつ前記転がり軸受の前記内輪に接触可能なスペーサと、前記クランクピンに螺合して設けられかつ前記スペーサを介して複数の前記転がり軸受の前記内輪を前記第1分割クランク軸側へ押圧する押圧ナットとからなることを特徴とする請求項に記載の高圧圧縮機。
  4. 各コネクティングロッドの基端部に外輪取付穴がそれぞれ形成され、各コネクティングロッドの前記外輪取付穴に前記転がり軸受の外輪が締まりばめ嵌合されていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれかの請求項に記載の高圧圧縮機。
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