JP5070948B2 - 衝突緩和装置 - Google Patents
衝突緩和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5070948B2 JP5070948B2 JP2007160451A JP2007160451A JP5070948B2 JP 5070948 B2 JP5070948 B2 JP 5070948B2 JP 2007160451 A JP2007160451 A JP 2007160451A JP 2007160451 A JP2007160451 A JP 2007160451A JP 5070948 B2 JP5070948 B2 JP 5070948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- collision
- vehicle
- braking
- damage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 title claims description 55
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 152
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 71
- 101100028900 Caenorhabditis elegans pcs-1 gene Proteins 0.000 description 8
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 5
- 101150003196 PCS1 gene Proteins 0.000 description 4
- 101100493726 Phalaenopsis sp. BIBSY212 gene Proteins 0.000 description 4
- 101100030895 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) RPT4 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
このような衝突緩和装置によれば、衝突回避支援のために制動手段を作動しているときにおける加速度のそのものを小さくすることができるので、運転者が操舵等の回避操作を実施し易くすることができる。
更に、このような衝突緩和装置は、解除検出手段が障害物と車両との衝突を回避するための運転者による回避操作を制動手段の作動を解除する解除指令として検出した場合には、解除設定手段が衝突回避支援手段においては予め設定された加速度勾配に沿って制動手段の作動を解除させる際の設定加速度を設定し、衝突被害軽減手段においては制動手段の作動を継続する。
これによれば、運転者が回避操作を実施して、衝突を回避できるときには運転者の操作を優先させ、衝突を回避できないときには衝突の被害を緩和するように、適切に制動手段の作動を優先させることができる。
ところで、請求項1に記載の衝突緩和装置においては、請求項2に記載のように、加速度設定手段は、衝突回避支援手段が制動手段を作動させるときと、衝突被害軽減手段が制動手段を作動させるときとで、異なる加速度勾配に基づいて各設定加速度を設定するようにしてもよい。
ように、衝突回避支援手段が制動手段を作動させるときに、衝突被害軽減手段が制動手段を作動させるときよりも、緩やかな加速度勾配に基づいて各設定加速度を設定するようにしてもよい。
更に、制動手段を解除する際の設定加速度が加速度勾配に沿って設定されるので、突然、制動手段の作動が解除される場合と比較して、車両の加速度の変化を小さくすることができる。よって、自動ブレーキの作動が解除されたときに乗員にとって車両の乗り心地が悪くなってしまうこと防止することできる。
また、請求項1〜請求項4の何れかに記載の衝突緩和装置においては、請求項5に記載のように、解除設定手段は、制動手段の作動開始時において設定された設定加速度の加速度勾配よりも絶対値が小さな加速度勾配に沿って設定加速度を設定するようにしてもよい。
図1は、本発明が適用されたプリクラッシュセーフティシステム(以下、PCSという。本発明でいう衝突緩和装置)1の概略構成を示すブロック図である。
衝突緩和コントローラ10は、CPU11,ROM12,RAM13等を備えた周知のマイクロコンピュータとして構成されている。そして、衝突緩和コントローラ10は、各種センサ30による検出結果等に基づいてROM12に格納されたプログラムを実行することによって、後述する衝突緩和処理等の各種処理を実施する。
図2は衝突緩和コントローラ10のCPU11が実行する衝突緩和処理を示すフローチャートである。また、図3は衝突緩和処理のうち作動判定処理を示すフローチャート、図4は衝突緩和処理のうち作動制御処理を示すフローチャートである。
び衝突被害軽減手段)、を順に実施する。
作動判定処理においては、図3に示すように、対象物選択処理において検出された対象物の挙動や相対速度に基づいて、自車両と対象物とが衝突するまでの時間を表す衝突時間を演算する(S210)。そして、自動ブレーキ(制動手段)を作動させるか否かの判断基準となる閾値を演算する閾値演算処理を実施する(S220)。
作動判定処理を終了する。
次に、作動判定処理に続いて実施される調停処理(S140)では、作動判定処理において、被制御対象40を作動させる作動指示がRAM13に記録されていたとしても、S120にてドライバにより衝突回避操作が実施されていることがRAM13に記録されていれば、調停処理(S140)では、当該衝突緩和処理では被制御対象40を作動させないようにすることがある。
さて、作動制御処理におけるS320,S340,S360,S380にて加速度を設定する際には、予め設定された加速度勾配に沿った加速度が設定される。つまり、自動ブレーキを要求された際には、加速度が予め設定された目標加速度(上限加速度)に到達するまで、加速度勾配に沿って設定加速度を随時変更する。
PCS1を搭載した車両の走行中において、1秒後に自動ブレーキ1が作動し、1.75秒後に自動ブレーキ2が作動したとすると、従来構成においては、設定加速度を速やかに目標加速度としたのであるが(図5における破線参照)、本実施形態においては、設定加速度を加速度勾配に沿って設定している。このため、自動ブレーキ1が作動したときに
は、設定加速度は、自動ブレーキ1の作動開始後0.5秒後に目標加速度に到達する。
以上のように詳述したPCS1において、衝突緩和コントローラ10のCPU11は、衝突緩和処理にて、レーダセンサ31により検出された障害物と車両とが衝突すると判定された場合に、予め設定された加速度勾配に沿って、被制御対象40(ブレーキ)を作動させる際の設定加速度を繰り返し設定する。そして、衝突緩和処理の度に設定された設定加速度で被制御対象40を作動させる。
させる際の設定加速度を設定する。
Claims (5)
- 車両に搭載され、当該車両を制動する制動手段を作動させることによって当該車両が衝突する際の被害を緩和させる車両用の衝突緩和装置であって、
当該車両の周囲に位置する障害物を検出する障害物検出手段と、
前記障害物検出手段により検出された障害物と当該車両とが衝突するか否かを判定する衝突判定手段と、
前記衝突判定手段により前記障害物と当該車両とが衝突すると判定された場合に、予め設定された加速度勾配に沿って、前記制動手段を作動させる際の設定加速度を設定する加速度設定手段と、
前記加速度設定手段により設定された設定加速度で前記制動手段を作動させる作動制御手段と、
を備え、
前記作動制御手段として、
当該車両が衝突する際の被害を緩和させるために前記制動手段を作動させる衝突被害軽減手段と、
運転者の回避操作を支援するために前記衝突被害軽減手段の作動前に前記制動手段を作動させる衝突回避支援手段と、
を備え、
前記障害物と当該車両との衝突を回避するための運転者による回避操作を前記制動手段の作動を解除する解除指令として検出する解除検出手段と、
前記解除検出手段により解除指令が検出された場合に、前記衝突回避支援手段においては予め設定された加速度勾配に沿って前記制動手段の作動を解除させる際の設定加速度を設定し、前記衝突被害軽減手段においては前記制動手段の作動を継続する解除設定手段と、
を備え、
前記加速度設定手段は、前記衝突回避支援手段が制動手段を作動させるときにおける設定加速度の絶対値の上限値である目標加速度を、前記衝突被害軽減手段が制動手段を作動させるときにおける目標加速度よりも、絶対値が小さくなるよう設定すること
を特徴とする衝突緩和装置。 - 前記加速度設定手段は、前記衝突回避支援手段が制動手段を作動させるときと、前記衝突被害軽減手段が制動手段を作動させるときとで、異なる加速度勾配に基づいて各設定加速度を設定すること
を特徴とする請求項1に記載の衝突緩和装置。 - 前記加速度設定手段は、前記衝突回避支援手段が制動手段を作動させるときに、前記衝突被害軽減手段が制動手段を作動させるときよりも、緩やかな加速度勾配に基づいて各設定加速度を設定すること
を特徴とする請求項2に記載の衝突緩和装置。 - 車両に搭載され、当該車両を制動する制動手段を作動させることによって当該車両が衝突する際の被害を緩和させる車両用の衝突緩和装置であって、
当該車両の周囲に位置する障害物を検出する障害物検出手段と、
前記障害物検出手段により検出された障害物と当該車両とが衝突するか否かを判定する衝突判定手段と、
前記衝突判定手段により前記障害物と当該車両とが衝突すると判定された場合に、予め設定された設定加速度で前記制動手段を作動させ、当該車両が衝突する際の被害を緩和させるために前記制動手段を作動させる衝突被害軽減手段と、運転者の回避操作を支援するために前記衝突被害軽減手段の作動前に前記制動手段を作動させる衝突回避支援手段とを有する作動制御手段と、
前記障害物と当該車両との衝突を回避するための運転者による回避操作を前記制動手段の作動を解除する解除指令として検出する解除検出手段と、
前記解除検出手段により解除指令が検出された場合に、前記衝突回避支援手段においては予め設定された加速度勾配に沿って、前記制動手段の作動を解除させる際の設定加速度を設定し、前記衝突被害軽減手段においては前記制動手段の作動を継続する解除設定手段と、
を備え、
前記作動制御手段は、前記解除検出手段により解除指令が検出された場合には、前記解除設定手段により設定された設定加速度で前記制動手段を作動させること
を特徴とする衝突緩和装置。 - 前記解除設定手段は、前記制動手段の作動開始時において設定された設定加速度の加速度勾配よりも絶対値が小さな加速度勾配に沿って設定加速度を設定すること
を特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の衝突緩和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160451A JP5070948B2 (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 衝突緩和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160451A JP5070948B2 (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 衝突緩和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008308127A JP2008308127A (ja) | 2008-12-25 |
JP5070948B2 true JP5070948B2 (ja) | 2012-11-14 |
Family
ID=40236110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007160451A Active JP5070948B2 (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 衝突緩和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5070948B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019142333A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 株式会社デンソー | 減速度決定装置、プログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3537027B2 (ja) * | 1998-10-07 | 2004-06-14 | アイシン精機株式会社 | 自動制動装置 |
JP3890967B2 (ja) * | 2001-12-11 | 2007-03-07 | 日産自動車株式会社 | 車両用制動制御装置 |
JP3642314B2 (ja) * | 2001-12-11 | 2005-04-27 | 日産自動車株式会社 | 車両用制動制御装置 |
JP4193425B2 (ja) * | 2002-06-13 | 2008-12-10 | 日産自動車株式会社 | 車両用制動制御装置 |
JP4067048B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2008-03-26 | 日本電信電話株式会社 | 光波長変換モジュール |
JP4790519B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2011-10-12 | 日野自動車株式会社 | 自動制動制御装置 |
JP4684954B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-05-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両の走行安全装置 |
-
2007
- 2007-06-18 JP JP2007160451A patent/JP5070948B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008308127A (ja) | 2008-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4321633B2 (ja) | 衝突緩和装置 | |
US11866036B2 (en) | Driver assistance system for a motor vehicle, motor vehicle and method for operating a motor vehicle | |
JP6387948B2 (ja) | 車両の運転支援装置 | |
JP6593607B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP6308186B2 (ja) | 衝突回避支援装置 | |
JP4285569B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
US10106157B2 (en) | Vehicle control apparatus and vehicle control method | |
JP2010030396A (ja) | 車両用安全制御装置 | |
JP2018192865A5 (ja) | ||
JP4748232B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP6733469B2 (ja) | 車両制御装置 | |
CN109311457B (zh) | 用于利用电子驻车制动器来制动车辆以避免碰撞的方法和系统 | |
JP6216290B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP2008308036A (ja) | 衝突緩和装置 | |
JP4830984B2 (ja) | 衝突緩和装置 | |
JP6627093B2 (ja) | 車両制御装置、車両制御方法、及び、車両制御用プログラム | |
JP5070948B2 (ja) | 衝突緩和装置 | |
JP2011126436A (ja) | 車両安定化装置 | |
JP2015047980A (ja) | ブレーキ制御装置 | |
JP5649641B2 (ja) | 運転支援装置 | |
CN111252065A (zh) | 驾驶辅助装置 | |
JP2008174054A (ja) | 車両用安全装置 | |
JP6631955B2 (ja) | 車両の補助操舵装置 | |
JP4835521B2 (ja) | 衝突緩和装置 | |
JP6335848B2 (ja) | 車両制御装置、及び車両制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120626 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120724 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120806 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5070948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |