JP5069999B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は,電子写真方式の画像形成装置に関し,特に,静電潜像書き込み用のレーザビーム光を出射するレーザ光源とそのレーザビーム光を走査させる光学機器が収容される筐体との隙間を通じたレーザ光の漏洩や粉塵の侵入を防止する機構を備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置は,感光体ドラム(像担持体),その感光体ドラムに静電潜像を書き込む露光装置,及び感光体ドラム表面の静電潜像をトナー像として現像する現像装置等を備えている。
また,前記露光装置は,静電潜像書き込み用のレーザビーム光を出射するレーザ光源や,出射されたレーザビーム光を反射しつつ感光体ドラムの回転軸方向(主走査方向)に走査する光学機器を備え,走査されるレーザビーム光によって感光体ドラムの表面に静電潜像が書き込まれる。なお,レーザビーム光を走査させる光学機器には,ポリゴンミラー及びその駆動モータ等からなる光走査器や,扇状に走査されるレーザビーム光の主走査方向における走査速度を一定化させるfθレンズ,走査されるレーザビーム光を反射する反射ミラー等が含まれる。
一般に,電子写真方式の画像形成装置は,レーザビーム光を走査させる光学機器が収容される筐体(以下,光学機器収容筐体という)を備え,その光学機器収容筐体及びそれに組み込まれる機器がユニット化されている。このように,光学機器が筐体内に収容されるユニット構造は,有害なレーザ光が外部に漏れることや,トナー等の粉塵が光学機器に付着して形成画像の画質劣化を招くことの防止に寄与する。
例えば,特許文献1には,前記光学機器収容筐体に相当する光学箱の蓋(カバー)の高さとその周囲を囲む壁の高さとの関係を所定の関係にすることにより,光学箱内への粉塵の侵入防止する装置について示されている。
また,光学機器のユニットの中には,特許文献1や特許文献2に示されるように,前記レーザ光源が所定の保持部材(以下,光源保持部材という)に固定され,その光源保持部材が,前記光学機器収容筐体の外面に対してビス止め等により取り付けられる構造を有するものがある。そのような構造を有する画像形成装置においては,外部からアクセスできる前記光源保持部材の取付位置の微調整等によってレーザビーム光の光軸調整等が可能であるため,レーザビーム光の調整作業が容易となる。また,熱源となるレーザ光源が,前記光学機器収容筐体の外側に配置されることにより,熱による光学機器の変形及びその変形による画質劣化を防止することができる。
また,昨今,中間転写ベルトを備えた画像形成装置においては,前記光学機器収容筐体が,感光体ドラムへの静電潜像の書き込み及びその現像が行われる画像形成部の下側に配置される。これにより,画像形成部から中間転写ベルトに対してトナー像を転写する一次転写プロセスから,上方へ向けて縦搬送される記録紙に対して中間転写ベルト上のトナー像を転写する二次転写プロセスに至る時間を短縮でき,その結果,画像形成処理の開始指令があってから1枚目の記録紙に対する画像形成処理が完了するまでの時間が短縮され,処理効率が向上する。
特開平8−184775号公報 特開2002−162591号公報
しかしながら,レーザ光源及び前記光源保持部材が前記光学機器収容筐体の外面に取り付けられる場合,レーザビーム光の光軸調整等のために前記光源保持部材と前記光学機器収容筐体との間に若干の隙間を設ける必要があり,その隙間を通じて,有害なレーザ光の外部への漏洩や,トナー等の粉塵の光学機器収容内への侵入が生じやすくなるという問題点があった。特に,前記光学機器収容筐体が,画像形成部の下側に配置されている場合,画像形成部から落下してくるトナーが前記隙間を通じて前記光学機器収容筐体内に侵入する問題がより顕著となる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,レーザ光源及びその保持部材が光学機器を収容する筐体の外面に取り付けられる場合に,レーザ光源の保持部材と光学機器収容筐体との間の隙間を通じたレーザ光の外部漏洩や粉塵の侵入を防止する機構を備え,これにより安全性の確保及び画質悪化の防止を実現できる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る画像形成装置は,次の(1)〜(4)に示す各構成要素を備えるものである。
(1)レーザ光源から出射される静電潜像書き込み用のレーザビーム光が通過する光通過孔が形成され,前記レーザビーム光を走査させる光学機器が収容される光学機器収容筐体。
(2)前記レーザ光源を保持するとともに前記光学機器収容筐体の外面に取り付けられる光源保持部材。
(3)前記光学機器収容筐体の外面と前記光源保持部材とに設けられて相互に当接する複数組の当接部対の当接によって前記光源保持部材を前記レーザビーム光の光軸方向において位置決めする位置決め機構。
(4)前記光学機器収容筐体の外面における前記光通過孔の周囲の部分と前記光源保持部材における前記レーザ光源からの前記レーザビーム光の出射部の周囲の部分とに形成された一対の環状の突起部を備え,前記当接部対が当接した状態において前記一対の環状の突起部の一方が他方の内側に間隔を隔てて嵌入した状態となる嵌合機構。
本発明に係る画像形成装置においては,前記光学機器収容筐体の外部からアクセス可能な前記光源保持部材について,前記位置決め機構により前記レーザビーム光の光軸方向の位置決めを行いつつ,その光軸に交差する方向については,前記一対の環状の突起部相互の間隔の範囲において取付位置を調整することができる。これにより,前記レーザビーム光の光軸調整が容易となる。しかも,前記レーザビーム光の一部が,その光軸に交差する方向に進行しても,その光は前記一対の環状の突起部の少なくともいずれか一方によって遮断される。また,前記光源保持部材の取付部の近傍に落下してくるトナーなどの粉塵も,前記一対の環状の突起部の少なくともいずれか一方によって遮られる。
従って,本発明によれば,ごく簡易な構成により,前記レーザビーム光の光軸調整の容易化と,レーザ光の外部漏洩及び前記光学機器収容筐体内への粉塵侵入の防止との両方を実現できる。
また,前記一対の環状の突起部のうちの内側に嵌入する側の突起部(以下,内側環状突起部という)が前記光学機器収容筐体の外面に形成されている場合に,前記内側環状突起部の内側面に,前記レーザビーム光の進行方向における下流側から上流側へ向けて内径が拡大するテーパ面が形成されていればなお好適である。
これにより,前記レーザビーム光の出射部(前記レーザ光源の先端)が前記内側環状突起部の内側に嵌入するような状況であっても,その出射部と前記内側環状突起部の内側との間隔(隙間)を広く確保でき,前記レーザビーム光の光軸調整範囲を確保できる。
本発明は,前記光学機器収容筐体が,像担持体への前記静電潜像の書き込み及び該静電潜像のトナーによる現像が行われる画像形成部の下側に配置された画像形成装置に適用されれば特に好適である。これにより,画像形成部から落下してくるトナーが前記光学機器収容筐体内に侵入する問題を有効に解決できる。
本発明によれば,ごく簡易な構成により,前記レーザビーム光の光軸調整の容易化と,レーザ光の外部漏洩及び前記光学機器収容筐体内への粉塵侵入の防止との両方を実現でき,その結果,安全性の確保と粉塵侵入に起因する画質悪化の防止とを実現できる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの主要部の概略断面図,図2は画像形成装置Xが備える光学ユニットYの一部の平面図,図3は光学ユニットYの光源取付部の断面図,図4は光学ユニットYの光源取付部における光学機器収容筐体及び光源保持部材の斜視図,図5は光学ユニットYの光源取付部の変形例の断面図である。
まず,図1及び図2を参照しつつ,本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの構成について説明する。
画像形成装置Xは,いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり,図1に示すように,複数の画像形成部01〜04と,中間転写ベルト8と,ベルト支持ローラ7と,2つの光学ユニットY1,Y2とを備えている。なお,2つの光学ユニットY1,Y2は,それぞれ同じ構成を備えており,以下,これらを総称する場合に光学ユニットYと称する。
前記画像形成部01〜04は,それぞれ異なる色のトナー像を感光体ドラム11〜14(像担持体)から移動中の中間転写ベルト8へ転写する電子写真方式の画像形成プロセスを実行するものである。図1に示す例では,中間転写ベルト8の移動方向下流側から順に,ブラック用の画像形成部01,イエロー用の画像形成部02,シアン用の画像形成部03及びマゼンタ用の画像形成部04が一列に配列されている。
各画像形成部01〜04は,トナー像を担持する感光体ドラム11〜14,その感光体ドラム11〜14の表面を帯電させる帯電装置21〜24,帯電した感光体ドラム11〜14の表面においてレーザビーム光31〜34の照射(露光)により書き込まれた静電潜像をトナーにより現像する現像装置41〜44,回転する感光体ドラム11〜14上のトナー像を移動する中間転写ベルト8に転写する一次転写装置51〜54,感光体ドラム11〜14上の残存トナー像を除去するクリーニング装置61〜64等を備えている。
また,ブラック用及びイエロー用の感光体ドラム11,12それぞれに対する静電潜像書き込み用のレーザビーム光31,32は,一方の光学ユニットY1から出力され,シアン用及びマゼンタ用の感光体ドラム13,14それぞれに対する静電潜像書き込み用のレーザビーム光33,34は,他方の光学ユニットY2から出力される。以下,各レーザビーム光31〜34を総称する場合,レーザビーム光30と称する。
前記中間転写ベルト8は,例えばゴムやウレタン等の素材からなる無端ベルトであり,ベルト支持ローラ7によって支持及び回転駆動される。これにより,中間転写ベルト8は,その表面が各感光体ドラム11〜14の表面に接しながら移動する。そして,中間転写ベルト8は,その表面が感光体ドラム11〜14と前記一次転写装置51〜54との間を通過する際に,感光体ドラム11〜14からトナー像が転写される。
さらに,画像形成装置Xは,中間転写ベルト8に転写されたトナー像を記録紙に転写する二次転写装置72,記録紙に転写されたトナー像を加熱定着させる定着装置73,二次転写装置72に対して記録紙を送り込む搬送ローラ71,トナー像が加熱定着された記録紙を排紙トレイ75に向けて排出する排紙ローラ74等も備えている。なお,画像形成装置Xは,装置の下側に,画像形成前の記録紙が収容され,その記録紙を1枚ずつ搬送路へ給紙する給紙カセット等も備えるが,図1においてはその記載が省略されている。
このように,画像形成装置Xは,複数の画像形成部01〜04によって各色のトナー像を中間転写ベルト8上に重ねて転写することにより,カラーのトナー像を中間転写ベルト8の表面に形成させ,さらに,そのカラーのトナー像を前記二次転写装置によって中間転写ベルト8から記録紙へ転写することにより,記録紙上にカラー画像を形成させる。
また,前記光学ユニットYは,静電潜像書き込み用のレーザビーム光30を出射する光源であるレーザダイオードt1(図3及び図4を参照)や,そのレーザビーム光30を感光体ドラム11〜14の回転軸方向(主走査方向)に走査するための各種光学機器及びそれを収容する光学機器収容筐体u0と備えて構成されている。
前記光学機器収容筐体u0に収容される光学機器には,コリメートレンズu4,光走査器u1,エフシータ(fθ)レンズu2及び反射ミラーu3等が含まれる。図2に示す太い実線の矢印は,光走査器u1のポリゴンミラー部分に入射及び反射し,fθレンズu2に到達するレーザビーム光30の光路を表す。
また,前記レーザダイオードt1は,光源保持部材t0に保持され,その光源保持部材t0が前記光学機器収容筐体u0の外面に対してビス止めによって取り付けられる。図2に示す波線の円は,前記光学機器収容筐体u0において前記光源保持部材t0が取り付けられる部分(以下,光源取付部Pという)を表す。
また,図1に示すように,前記光学機器収容筐体u0は,感光体ドラム11〜14(像担持体の一例)への静電潜像の書き込み及びその静電潜像のトナーによる現像が行われる画像形成部01〜04の下側に配置されている。そのため,画像形成装置Xにおいては,前記画像形成部01〜04から落下してくるトナーが前記光学機器収容筐体u0の内部に侵入することを防止する構造を備えることが特に重要である。
なお,画像形成装置Xは,装置の小型化,省電力化及び部品点数の削減のため,1つの前記光走査器u1によって2つのレーザビーム光(31及び32)又は(33及び34)を走査させる光学系を備えている。即ち,前記光学ユニットYそれぞれに1つずつ設けられた前記光走査器u1は,それぞれ異なる方向から入射される静電潜像書き込み用の2つのレーザビーム光(31及び32)又は(33及び34)をそれぞれ異なる方向へ反射させつつ走査させる。この光走査器u1は,レーザビーム光を反射しつつ回転するポリゴンミラー及びそのポリゴンミラーを回転駆動させるモータ,そのモータの駆動回路等を備えて構成されている。しかしながら,本発明の適用対象は,以上に示した画像形成装置には限られず,トナーの色ごとに光学ユニットが設けられたカラー画像形成装置や,光学ユニットが1つであるモノクロの画像形成装置であってもよい。
続いて,図3及び図4を参照しつつ,前記光学ユニットYの特徴部分について説明する。なお,図3(a)は,前記光学ユニットYにおける前記光源取付部Pの断面図(図2の平面図におけるA−A断面図の一部),図4は,前記光源取付部Pにおける光学機器収容筐体u0及び光源保持部材t0それぞれの斜視図である。また,図3(b)は,前記光源取付部Pの断面図の一部を拡大した図である。
前記光学機器収容筐体u0には,レーザダイオードt1から出射される静電潜像書き込み用のレーザビーム光30が通過する光通過孔u5が形成されている。
また,前記レーザダイオードt1(レーザ光源)を保持する前記光源保持部材t0は,前記光学機器収容筐体u0における前記光源取付部Pの外面に取り付けられる部材であり,例えば樹脂等により形成されている。また,前記光源保持部材t0は,前記レーザダイオードt1が挿入される貫通孔t3が形成され,基板t2に実装された状態の前記レーザダイオードt1がビス止め等により固定されている。
前記光学機器収容筐体u0の外面と前記光源保持部材t0とのそれぞれには,相互に当接する2組の当接部(当接部u7aと当接部t5aとの組,及び当接部u7bと当接部t5bと組)が対となって形成されている。これら2組の当接部の対(u7aとt5a,u7bとt5b)は,それらが当接することによって前記光源保持部材t0をレーザビーム光30の光軸方向において位置決めする位置決め機構を構成している。
2つの前記当接部の対(u7aとt5a,u7bとt5b)は,それらの内側にレーザビーム光30の光軸が位置するように配置されている。なお,これら当接部の対が,それらの内側にレーザビーム光30の光軸が位置するように3組以上設けられた構成も考えられる。
また,前記光源保持部材t0には,取付用のビスが挿通されるビス孔t6a,t6bが設けられ,さらに,前記光学機器収容筐体u0には,そのビスが螺着される螺着孔u8a,u8bが設けられている。前記ビス孔t6a,t6bに挿通されたビスが前記螺着孔u8a,u8bに螺着されることにより,その押圧力によって2組の前記当接部の対(u7aとt5a,u7bとt5b)が当接した状態で,前記光源保持部材t0が前記光学機器収容筐体u0の外側に保持される。
また,前記ビス孔t6a,t6bの内径は,ビスの軸の外径よりも大きく形成されている。
また,図3及び図4に示すように,前記光学機器収容筐体u0の外面における前記光通過孔u5の周囲の部分には,環状の突起部である第1環状リブu6が形成されている。
同様に,図3及び図4に示すように,前記光源保持部材t0におけるレーザビーム光30の出射部t1a(レーザダイオードt1の先端部)の周囲の部分にも,環状の突起部である第2環状リブt4が形成されている。
そして,図3に示すように,これら一対の環状リブu6,t4のうち,一方の第1環状リブu6が,前記当接部の対(u7aとt5a,u7bとt5b)が当接した状態において,他方の第2環状リブt4の内側に,間隔wを隔てて嵌入した状態となる。なお,前記第1環状リブu6及び前記第2環状リブt4が,前記嵌合機構の一例である。
また,前記光学機器収容筐体u0の外面に形成され,内側に嵌入する側の前記第1環状リブu6(前記内側環状突起部の一例)は,その内側面に,レーザビーム光30の進行方向における下流側から上流側へ向けて内径が拡大するテーパ面u6aが形成されている。
なお,図4に示す前記第1環状リブu6及び前記第2環状リブt4は,いずれも断面が円形であるが,その断面は楕円形或いは多角形等の他の形状であってもよい。
以上に示した画像形成装置Xにおいては,前記光学機器収容筐体u0の外部からアクセス可能な前記光源保持部材t0について,前記2組の当接部の対(u7aとt5a,u7bとt5b)からなる位置決め機構により,レーザビーム光30の光軸方向の位置決めを行いつつ,その光軸に交差する方向については,前記第1環状リブu6及び前記第2環状リブt4の間隔wの範囲(前記ビス孔t6a,t6bの内径とビスの軸の外径との差が間隔wより小さい場合はその差の範囲)において取付位置を調整することができる。これにより,レーザビーム光30の光軸調整が容易となる。
また,レーザビーム光30の一部が,その光軸に交差する方向に進行しても,その光は前記第1環状リブu6及び前記第2環状リブt4の少なくともいずれか一方によって遮断される。また,前記光源取付部Pの近傍に落下してくるトナーなどの粉塵も,前記第1環状リブu6及び前記第2環状リブt4の少なくともいずれか一方によって遮られる。しかも,前記光源取付部Pの構成はごく簡易な構成である。
従って,画像形成装置Xは,ごく簡易な構成により,レーザビーム光30の光軸調整の容易化と,レーザ光の外部漏洩及び前記光学機器収容筐体u0内への粉塵侵入の防止との両方を実現できる。
また,内側に嵌入する側の前記第1環状リブu6の内側面に前記テーパ面u6aが形成されているため,レーザビーム光の出射部t1aがその第1環状リブu6の内側に嵌入するような状況(図3(b)を参照)であっても,その出射部t1aと前記第1環状リブu6の内側との間隔(隙間)を広く確保でき,レーザビーム光30の光軸調整範囲を十分に確保できる。
なお,前記テーパ面u6aが形成されていない環状リブu6’を採用することも考えられる。
図5は,図3(b)に示した光学ユニットYの光源取付部の変形例として,前記テーパ面u6aが形成されていない環状リブu6’が採用された光源取付部の断面を表す。なお,図5において,図3(b)に示した構成要素と同じ構成要素については,同じ符号を付している。
図5に示すような構成も,本発明の実施形態の一例である。
また,以上に示した実施形態は,内側に嵌入する側の前記第1環状リブu6が前記光学機器収容筐体u0の外面に,外側に位置する側の前記第2環状リブt4が前記光源保持部材t0に設けられた例であったが,その逆の構成を採用した実施例も考えられる。
即ち,前記光学機器収容筐体u0の外面に,外側に位置する側の前記第2環状リブt4が形成され,前記光源保持部材t0に,内側に嵌入する側の前記第1環状リブu6が形成された構成も,本発明の実施形態の一例である。
本発明は,画像形成装置への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの主要部の概略断面図。 画像形成装置Xが備える光学ユニットYの一部の平面図。 光学ユニットYの光源取付部の断面図。 光学ユニットYの光源取付部における光学機器収容筐体及び光源保持部材の斜視図。 光学ユニットYの光源取付部の変形例の断面図。
符号の説明
X :画像形成装置
7 :ベルト支持ローラ
8 :中間転写ベルト
11〜14:感光体ドラム
21〜24:帯電装置
31〜34:レーザビーム光
41〜44:現像装置
51〜54:一次転写装置
61〜64:クリーニング装置
71:搬送ローラ
72:二次転写装置
73:定着装置
74:排紙ローラ
75:排紙トレイ
t0:光源保持部材
t1:レーザダイオード
t2:基板
t3:貫通孔
t4:第2環状リブ
t5a,t5b:当接部
t6a,t6b:ビス孔
u0:光学機器収容筐体
u1:光走査器
u2:fθレンズ
u3:反射ミラー
u4:コリメートレンズ
u5:光通過孔
u6:第1環状リブ
u6a:テーパ面
u7a,u7b:当接部
u8a,u8b:螺着孔
Y :光学ユニット
P :光源取付部

Claims (3)

  1. レーザ光源から出射される静電潜像書き込み用のレーザビーム光が通過する光通過孔が形成され,前記レーザビーム光を走査させる光学機器が収容される光学機器収容筐体と,前記レーザ光源を保持するとともに前記光学機器収容筐体の外面に取り付けられる光源保持部材と,前記光学機器収容筐体の外面と前記光源保持部材とに設けられて相互に当接する複数組の当接部対の当接によって前記光源保持部材を前記レーザビーム光の光軸方向において位置決めする位置決め機構と,を具備する画像形成装置であって,
    前記光学機器収容筐体の外面における前記光通過孔の周囲の部分と前記光源保持部材における前記レーザ光源からの前記レーザビーム光の出射部の周囲の部分とに形成された一対の環状の突起部を備え,前記当接部対が当接した状態において前記一対の環状の突起部の一方が他方の内側に間隔を隔てて嵌入した状態となる嵌合機構を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記一対の環状の突起部のうちの内側に嵌入する側の突起部である内側環状突起部が前記光学機器収容筐体の外面に形成されている場合に,前記内側環状突起部の内側面に,前記レーザビーム光の進行方向における下流側から上流側へ向けて内径が拡大するテーパ面が形成されてなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記光学機器収容筐体が,像担持体への前記静電潜像の書き込み及び該静電潜像のトナーによる現像が行われる画像形成部の下側に配置されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
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