JP2012003137A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不要光を十分に遮光するとともに、そのために遮光部材(遮光壁)をポリゴンミラーに近接させる必要があるが、その際に発生する騒音を低減できる光走査装置を提供する。
【解決手段】偏向反射面数が4面のポリゴンミラー103を用い、走査レンズ104Kにより発生したゴースト光を遮光する遮光壁211、212を有し、ポリゴンミラー103に対する遮光壁近接による騒音を低減させるために、入射光側に近い遮光壁211の一端211Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL1、入射光側から遠い遮光壁212の一端212Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL2とした場合、L1<L2を満足するとともに、少なくとも遮光壁211と遮光壁213とは、それぞれ一体的に形成されて、ポリゴンミラー103を備えた光偏向器(ポリゴンモータ)側に取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、光走査装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、回転する偏向反射面を備えた光偏向器を具備する光走査装置および該光走査装置を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像記録では、レーザを光源に用いた画像形成装置が広く用いられている。この種の画像形成装置は、光源から射出され、光偏向器で偏向された光束を走査光学系で感光体ドラムの表面に集光・走査し、感光体ドラムの表面に潜像を形成する光走査装置を備えている。
ところで、光偏向器で偏向した光束のうち走査光学系のレンズ面で反射する光束は、いわゆる不要光(ゴースト光あるいはフレア光とも呼ばれる)であり、該不要光が走査光学系に入射すると、出力画像の品質が低下する虞があり、このような走査光学系に入射する不要光を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
特許文献1には、複数の光源から放射された複数の光束を複数の偏向面をもつ同一の偏向器の異なる偏向面で偏向させ、かつ、異なる偏向面にて偏向された複数の光束を異なる偏向面にて偏向された光束ごとに設けた各々の走査レンズ系を介して対応する被走査面上に結像させる光走査装置が開示されている。
この光走査装置は、偏向器を回転させるための回転体と、回転体の脱落を防止するための爪部材を有し、爪部材は、複数の走査レンズ系のうち一方の走査レンズ系のレンズ表面で反射したフレア光が複数の走査レンズ系のうち他方の走査レンズ系に入射することを防止する遮光部材を兼ねており、かつ、爪部材は、主走査断面内において、偏向器の偏向面への入射光束の光路と偏向器の偏向面で偏向され被走査面上に入射する走査光束の光路とに挟まれた非有効領域に設けられている。
特許文献2には、複数の光源と、該複数の光源からの光ビームを対称な2方向に振り分けて偏向する光偏向器と、該光偏向器を中心にして2方向に対称に配置され、光偏向器により偏向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応する被走査面上に導き結像する光学系を備え、複数の光源、光偏向器および光学系を一つのハウジングに収納した光書込装置が開示されている。
この光書込装置は、ハウジング内の光偏向器の周辺であって該光偏向器による光ビームの偏向走査領域外に、2方向に配置され互いに対向する光学系からの反射・散乱光(フレア光)を遮光する遮光部材と、遮光部材は光学系が配置されるハウジングの基盤と一体に形成されまたは該基盤に取り付けられ、且つ遮光部材の光偏向器の反射面と対向する位置より基盤側には、光偏向器の回転によって生じた気流が逃げる通路となる隙間または切欠きとを有している。
しかしながら、特許文献1に開示されている光走査装置および特許文献2に開示されている光書込装置では、不要光を十分に遮光できないという問題点がある。具体的には、いずれの発明においても、各部品の寸法ばらつきや組み立てばらつきを考慮した場合、不要光が想定した方向と異なる角度で光偏向器に戻って来る可能性があり、その際に遮光部材と光偏向器の間を通り抜ける問題がある。通り抜けた不要光は対向の走査光学系に入射し、出力画像の品質を低下させる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、不要光を十分に遮光することができる光走査装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、不要光を十分に遮光するために、ポリゴンミラーに対して遮光部材(遮光壁)を近接させる必要があるが、その際に発生する騒音を低減できる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、前記課題を解決した光走査装置を有することにより、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
上述した課題を解決するとともに上述した目的を達成するために、請求項ごとの発明では、以下のような特徴ある手段・発明特定事項(以下、「構成」という)を採っている。
請求項1記載の発明は、複数の光源と、該複数の光源からの複数の光束を偏向する光偏向器と、前記偏向された複数の光束を、各々対応する被走査面上に集光する複数の走査光学系とを有し、前記複数の光源および前記複数の走査光学系は、前記光偏向器の中心に対し線対称に配置されている光走査装置において、前記光偏向器は、複数の偏向反射面が形成された少なくとも1つのポリゴンミラーを有する回転部材を備え、前記線対称に配置されている前記複数の光源の異なる方向から入射される第1および第2の光束を、前記線対称に配置されている前記複数の走査光学系における第1および第2の走査光学系に偏向し、かつ、第1の走査光学系により発生した不要光を遮光する第1および第2の遮光壁を具備し、前記ポリゴンミラーへの入射光側に近い遮光壁を第1の遮光壁、前記入射光側から遠い遮光壁を第2の遮光壁とし、前記ポリゴンミラー側の第1の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL1、前記ポリゴンミラー側の第2の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL2とした場合、L1<L2が成立し、かつ、第1の遮光壁と第2の遮光壁とは、一体的に形成されて、前記光偏向器に取り付けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光走査装置において、第2の走査光学系により発生した不要光を遮光する第3および第4の遮光壁を有し、前記ポリゴンミラー側の第3の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL3、前記ポリゴンミラー側の第4の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL4とした場合、L1=L3、かつ、L2=L4が成立し、なおかつ、第3の遮光壁と第4の遮光壁とは、一体的に形成されて前記光偏向器に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の光走査装置において、第1と第3の遮光壁の各一端を結ぶ直線および前記第2と第4の遮光壁の各一端を結ぶ直線と、前記ポリゴンミラーの外接円とは、それぞれ2点、計4点で交わることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一つに記載の光走査装置において、第1、第2、第3および第4の遮光壁のうちの、少なくとも一つの遮光壁の前記一端側の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円と所定の距離を隔てた同心円上にあるように形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一つに記載の光走査装置において、前記光偏向器は、複数のポリゴンミラーを回転軸方向に有し、第1、第2、第3および第4の遮光壁は、遮光を必要としない部分において間隙を設けていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一つに記載の光走査装置において、前記複数の遮光壁の少なくとも1つは、第1走査光学系と第2走査光学系との対称中心線に対し、平行でないことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一つに記載の光走査装置において、前記複数の遮光壁の少なくとも1つは、第1走査光学系と第2走査光学系との対称中心線に対し、該対称中心線に向かって前記ポリゴンミラーが回転する向きに傾いていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか一つに記載の光走査装置において、前記回転部材の回転軸は、基板に保持されており、第1、第2、第3および第4の遮光壁は、前記基板上に設置されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8の何れか一つに記載の光走査装置において、前記光偏向器は、天板を有し、第1、第2、第3および第4の遮光壁は、前記天板に取り付けられているか、または前記天板と一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の光走査装置において、前記天板は、前記回転部材の回転中心と中心が一致する開口部を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の光走査装置において、前記回転部材は、その回転中心を中心とする穴を有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項10または11記載の光走査装置において、前記天板の開口部の直径は、前記回転部材の穴の直径よりも大きいことを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項1ないし12の何れか一つに記載の光走査装置において、前記複数の偏向反射面の面数は、5面以下であることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項1ないし13の何れか一つに記載の光走査装置において、前記ポリゴンミラーの内接円半径は、10mm以下であることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、複数の像担持体と、該複数の像担持体ごとに潜像を形成すべき画像情報に応じて変調された光により、前記複数の像担持体の前記被走査面上を走査する請求項1ないし14の何れか一つに記載の光走査装置とを有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、上記課題を解決して新規な光走査装置および画像形成装置を実現し提供することができる。主な請求項ごとの発明の効果を挙げれば、以下のとおりである。
請求項1〜4、8〜12記載の発明によれば、前記構成により、不要光(ゴースト光)遮光による画質の向上を図ることができるとともに、光偏向器(ポリゴンモータ)への遮光壁近接による騒音の増加を防ぐことができる。
請求項5〜7記載の発明によれば、前記構成により、光偏向器(ポリゴンモータ)への遮光壁近接による騒音の増加を防ぐことができる。
請求項13、14記載の発明によれば、偏向反射面の面数が5面以下のポリゴンミラーを使用した場合に、ポリゴンミラーの内接円半径が例えば10mm以下と小さくなることにより、ポリゴンミラーへ遮光壁を近接させることができるため、本発明に最も有効となる(偏向反射面の面数が6面以上であると、内接円半径も大きくなり、遮光壁を近接させる必要がなくなるからである)。
請求項15記載の発明によれば、上記した効果を奏する、請求項1ないし14の何れか一つに記載の光走査装置を有することにより、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を実現し提供することができる。
本発明を適用する光走査装置の基本的な構成および原理的な動作を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態例を示す画像形成装置の概略的な全体構成図である。 (a)は、本発明の一実施形態を示す光走査装置の横断面図、(b)は、同光走査装置の平面図である。 入射光側の遮光壁の配置領域を示す拡大平面図である。 反入射光側の遮光壁の配置領域を示す拡大平面図である。 (a)は、図12に示す従来の光走査装置における遮光壁の端面の拡大平面図、(b)は、本発明の一実施形態の光走査装置における遮光壁の端面の拡大平面図である。 各遮光壁の仕様・配置条件を変えた4つの試作品について、ポリゴンミラーから50mm離れた位置でのポリゴンミラー60000rpm時における音圧レベルの測定結果を表す図表である。 本発明の一実施形態の光偏向器(ポリゴンモータ)の縦断面図である。 (a)、(b)は、各遮光壁および天板を一体的に形成した遮光部材を光偏向器(ポリゴンモータ)に取り付けたときを異なる方向から見た場合の斜視図である。 (a)〜(d)は、光偏向器(ポリゴンモータ)への遮光部材の取り付け順序・方法を示す斜視図である。 ポリゴンミラーの面数と内接円半径、およびポリゴンミラーと遮光壁間距離の関係を表す図表である。 (a)は、従来の光走査装置の横断面図、(b)は、同光走査装置の平面図である。
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態および実施例を含む実施形態を説明する。実施形態および変形例等に亘り、同一の機能を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がないものは適宜断わりなく省略することがある。
まず、図1および図2を参照して、本発明の技術思想を採り入れることができる光走査装置、画像形成装置の例を説明する。図1は、本発明を適用する光走査装置の基本的な構成の一部のみを簡略的に示しており、画像形成装置に適用する場合には光偏向器におけるポリゴンミラー5の上下方向の中心線(対称中心線)に関して(に対して)左右対称(線対称)に複数の光源および複数の走査光学系が配置されることは無論である。
図1の光走査装置において、符号1−1、1−2は複数の光源としての半導体レーザ(以下、「LD」と略記する)を、2−1、2−2はそれぞれカップリングレンズを、3はアパーチャを、4はシリンドリカルレンズを、5はポリゴンミラー(偏向素子)を、6は第1走査レンズを、7は第2走査レンズを、8は反射ミラーを、9は感光体ドラムを示している。
2つのLD1−1、1−2からは、それぞれ1つの光束が出射される。各LD1−1、1−2から出射されたそれぞれの光束は、カップリングレンズ2−1、2−2で後続の光学系にカップリングされ、アパーチャ3でビーム整形後、シリンドリカルレンズ4で副走査方向にのみ集光され、ポリゴンミラー5の反射点近傍で線像が形成される。ポリゴンミラー5は周面に周方向に一定間隔で数個の偏向反射面が形成されていて、駆動源であるモータにより一定速度で高速回転駆動されることにより、光束を反射しつつ等角速度的に偏向する。ポリゴンミラー5で偏向された計2本の光束は第1走査レンズ6、第2走査レンズ7を透過し、さらには、反射ミラー8により反射されて、感光体ドラム9に導かれる。
第1走査レンズ6、第2走査レンズ7は、走査光学系を構成していて、この走査光学系の結像機能およびfθ機能により、各光束は被走査面である感光体ドラム9の表面に集光されるとともに、感光体ドラム9の表面上をその回転軸方向に平行な方向に等速度的に走査される。2つのLD1−1、1−2から出射される各光束は、画像信号によって変調され、感光体ドラム9の表面上には変調信号に応じて画像が書き込まれていく。
図2は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態例を概略的に示している。図2において、感光体ドラム9(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック、以下「YMCK」と略記する)は、YMCK各色毎に設けられたドラム形状の像担持体である。以下、感光体ドラム9周りの構成は、YMCK各色毎に同様であるため、適宜、括弧を付したYMCKを総括的な説明として用いることで簡明に説明する。各感光体ドラム9は、同一径であり、中間転写ベルト13に等間隔で圧接されている。感光体ドラム9の周囲近傍には、図2中矢印で示すドラム回転方向に沿って、帯電装置10、現像装置11、中間転写ベルト13、ドラムクリーニング装置12、除電装置(不図示)等が配設されている。
光走査装置100からの書き込み用のレーザ光は、帯電装置10と現像装置11との間において感光体ドラム9上に照射される。帯電装置10(YMCK)は、各色感光体ドラム9毎に非接触に配設されたローラ形状の装置であり、感光体ドラム9の表面を一様に帯電させる。帯電装置10により帯電された感光体ドラム9表面に光走査装置100から書き込み用のレーザ光が照射されると、感光体ドラム9上に各色に対応した静電潜像が形成される。
現像装置11(YMCK)は、各感光体ドラム9に現像ローラを接触させるよう配設された装置であり、各色対応の感光体ドラム9に対応した色のトナー(現像剤)を保持している。作像時には、感光体ドラム9にトナーを供給し、感光体ドラム9に形成された静電潜像を現像する。静電潜像は、トナーで現像されることにより可視像化されたトナー像となる。
ドラムクリーニング装置12(YMCK)は、各感光体ドラム9にブレード(クリーニングブレード)を接触させて配設された装置であり、中間転写ベルト13へのトナー像の転写後に感光体ドラム9上に残留している残留トナー・紙片等を除去・回収し、感光体ドラム9の表面をクリーニングする。また、ドラムクリーニング装置12と帯電装置10の間には不図示の除電装置が設けられている。除電装置は、感光体ドラム9の表面を除電する。
中間転写ベルト13は、各感光体ドラム9の表面に形成された各色トナー像を順次重ね合わせて転写するための無端ベルトである。各色トナー像が順次重ね合わせられることで中間転写ベルト13上にはフルカラー画像が形成される。光学センサ14は、中間転写ベルト13に非接触に配設された装置であり、画像形成装置のメンテナンス用のテストパターンとして形成されるトナーパターンの検出を行う。転写ベルトクリーニング装置15は、中間転写ベルト13にブレード(クリーニングブレード)を接触させて配設された装置であり、給送されるシートとしての記録紙へのトナー像の転写後に中間転写ベルト13上に残留している残留トナー、あるいはトナーパターンを除去・回収し、中間転写ベルト13の表面をクリーニングする。転写ローラ16は、2次転写装置を構成しており、中間転写ベルト13上に形成されたカラー画像を、給紙トレイ19から搬送される記録紙上に転写する。定着装置17は、記録紙上に転写されたカラー画像を記録紙に熱定着させる。
給紙ローラ18は、記録紙を記録紙サイズ毎に格納している給紙トレイ19から1枚ずつ分離された記録紙を給紙する。排紙ローラ20は、カラー画像の熱定着された記録紙を画像形成装置の機外に配設された排紙トレイ21に排出・積載する。なお、感光体ドラム9は、すべて同一の方向に回転する。また、中間転写ベルト13は、感光体ドラム9の回転方向とは逆の方向で移動し、転写ローラ16は中間転写ベルト13とは逆の方向(感光体ドラム9と同一の回転方向)で回転する。図2では、感光体ドラム9および転写ローラ16は反時計回りに回転し、中間転写ベルト13は時計回りに回転する。図2では、図示を省略しているが、中間転写ベルト13を挟んで各感光体ドラム9に対向して1次転写装置を構成する一次転写ローラ等が配設される。
図3を参照して、本発明の一実施形態を示す光走査装置100を説明する。図3(a)は、図3(b)に示す光走査装置100のA−A’の横断面図を、図3(b)は、光走査装置100の平面(上面)図を示す。以下、光走査装置の説明においては、適宜、括弧を付したYMCKを添え字符号として用いることで総括的に説明する。
図3に示すように、光源装置101(YMCK)は、半導体レーザ101a、カップリングレンズ101b、アパーチャ101c(何れも図示せず)を保持している。光源装置101(YMCK)は、図3(b)の平面図で見た場合、Y→C→M→Kの順に時計回り方向に配置されている。
光源装置101Kと101Mは、本発明における第1の光源に相当し、第1の光束が出射される。光源装置101Yと101Cは、本発明における第2の光源に相当し、第2の光束が出射される。光源装置101Kと101Mと、光源装置101Yと101Cとは、ポリゴンミラー103の回転中心に対し線対称、すなわち左右対称の配置になっている。
走査レンズ104Kと104Mは、本発明における第1の走査光学系に、走査レンズ104Yと104Cは、本発明における第2の走査光学系に相当する。走査レンズ104Kおよび104Yと、走査レンズ104Cおよび104Mとは、ポリゴンミラー103の回転中心に関し、線対称、厳密に表現すればポリゴンミラー103における上下方向の中心線(図8に示す回転軸404の中心線)に対し左右対称の配置になっている。
アパーチャ101cで整形された光束は、シリンドリカルレンズ102で副走査方向にのみ集光され、ポリゴンミラー103の反射点近傍で線像が形成される。本実施形態例では、光源装置101の[Y,K]と[C,M]で光源の高さが異なっており、101Cと101Mからの光束はポリゴンミラー103の上面103aに、101Yと101Kの光束はポリゴンミラー103の下面103bに、それぞれ入射される。
ポリゴンミラー103は、図3(b)の平面図で見た場合、反時計回り方向に等速回転し、入射光束を偏向する。ポリゴンミラー103で偏向された計4本の光束は走査レンズ104(YMCK)を透過し、さらには、反射ミラー105(YMCK)(平面図においては不図示)、106(YMCK)に反射されて、感光体ドラム(図示せず)に導かれる。なお、走査レンズ104の走査開始位置は、走査先端位置に配置された同期検知素子107(YK)により制御されている。本実施形態例の走査レンズ104(YMCK)は、図1で説明した第1走査レンズ6、第2走査レンズ7の2本のレンズの集光機能を1本で担っている。
このような左右対称の走査光学系においては、走査レンズ104(例えばK)のレンズ面における反射光が、対向側の走査レンズ104(例えばY)にゴースト光(不要光)として入射し、画質を劣化させる問題がある。対向する走査光学系へのゴースト光の入射を防ぐためには、遮光部材を設置する必要がある。
図12を参照して、従来の光走査装置900の遮光部材について説明する。図12(a)は、図12(b)に示す光走査装置900のA−A’の横断面図を、図12(b)は、光走査装置900の平面図を示す。なお、図12に示す従来の光走査装置900を構成する各構成要素は、図3に示した本実施形態の光走査装置100を構成する各構成要素の符号に、数値「800」を加えたものに相当する。
図12(b)に示すように、ポリゴンミラー903は、内接円半径18mmの6面の多面鏡であり、ポリゴンミラー903の回転中心903cから見て光源装置901側に、遮光部材910が配置されている。遮光部材910は厚さ0.5mmの板金でできており、走査レンズ904K、904M側に遮光壁910Aが1枚、走査レンズ904Y、904C側に遮光壁910Bが1枚、計2枚が走査レンズ104Kと走査レンズ104Yの対称中心線Bに対し左右対称に配置されている。
遮光部材910は、光走査装置のハウジング911上に設置されており、ポリゴンミラー903との間隔が一定になるように配置されている。
光走査装置による書込み幅を広げようとした場合、光偏向器の画角(一回の走査において、書込に使用できる角度)を広げることになり、面数の少ない(5面や4面)のポリゴンミラーが必要となる。面数が少ない(5面や4面)ポリゴンミラーは、6面のポリゴンミラーに対して同一画角に必要な内接円半径を小さくすることができるが、内接円半径が小さい分、対向側の走査光学系に対してゴースト光が入射しやすくなる。
図3〜図5を参照して、本実施形態における光走査装置100について説明する(請求項1)。本実施形態の光走査装置100は、図12に示した従来の光走査装置900と比較して、6面の多面鏡を備えたポリゴンミラー903に代えて、例えば4面の多面鏡を備えたポリゴンミラー103を用いる点、遮光壁910Aおよび910Bを備えた遮光部材910に代えて、図3〜図5に示すように、遮光部材としての4つの遮光壁211、212、213、214を具備している点が主に相違する。以下、従来の光走査装置900と相違するポリゴンミラー103および4つの遮光壁211、212、213、214について詳述する。
遮光壁211は、ポリゴンミラー103への入射光側に近い位置に配置され、第1の走査光学系としての走査レンズ104K、104Mにより発生した不要光(以下、「ゴースト光」ともいう)を遮光する第1の遮光壁に相当する。遮光壁212は、ポリゴンミラー103への入射光側から遠い位置に配置され、走査レンズ104K、104Mにより発生したゴースト光を遮光する第2の遮光壁に相当する。遮光壁213は、ポリゴンミラー103への入射光側に近い位置に配置され、第2の走査光学系としての走査レンズ104Y、104Cにより発生したゴースト光を遮光する第3の遮光壁に相当する。遮光壁214は、ポリゴンミラー103への入射光側から遠い位置に配置され、走査レンズ104Y、104Cにより発生したゴースト光を遮光する第4の遮光壁に相当する。
後述する図9に示すように、少なくとも遮光壁211と遮光壁212とは、少なくとも遮光壁213と遮光壁214とは、それぞれ一体的に形成されて、ポリゴンミラー103を備えた光偏向器(後述する図8のポリゴンモータ400参照)側に取り付けられている。なお、図9は、4つの遮光壁211〜214の全てが天板部材としての天板215とともに一体的に形成されて、ポリゴンミラー103を備えた光偏向器(図8のポリゴンモータ400参照)側に取り付けられている例を示している。
図4、図5は、面数が4面、内接円半径7mmのポリゴンミラー103を用い、走査レンズ104Kの第2面における反射光(ゴースト光)を計算したものである。なお、反射光(ゴースト光)はポリゴンミラー103の端に当たる場合を計算したものであり、各々の回転角からポリゴンミラー103を少し回転させると、反射光がポリゴンミラー103を抜けるといった状況である。
図4は、入射光側の遮光壁211とポリゴンミラー103との位置関係を示したものである。遮光壁211の一端(もしくは端点)211Aは、光源装置101Kから入射される第1の光束としての入射光301Kと、走査レンズ104Kの第2面により発生したゴースト光302Kと、ポリゴンミラー103の外接円303とに囲まれた図中ハッチを施して示す範囲内に配置されている。この構成により、入射光301Kをポリゴンミラー103に入射させ、かつ、遮光壁211によりゴースト光302Kを遮断することができる。ここで、遮光壁211の一端211Aとは、図4および図5に示すとおり、遮光壁211におけるポリゴンミラー103側寄りの部位を指している(遮光壁213の一端213A等も同様)。
一方、本構成において遮光壁211の一端211Aとポリゴンミラー103の外接円303との距離は1.1mmであり、従来における6面のポリゴンミラーを用いた場合のその外接円との距離(2.4mm)に比べ、非常に近接している。後述するが、4面のポリゴンミラーにおいては遮光壁211の他に、入射光から離れた位置に遮光壁212を設ける必要があり、従来の構成に対しポリゴンミラー回転による騒音が課題となる。
図5は、反入射光側の遮光壁212とポリゴンミラー103との位置関係を示したものである。遮光壁212の一端212Aは、同期検知素子107Kへの同期光304と、走査レンズ104Kの第2面により発生したゴースト光305Kと、ポリゴンミラー103の外接円303とに囲まれた図中ハッチを施して示す範囲内に配置されている。この構成により、同期光304を同期検知素子107Kに入射させ、かつ、遮光壁212によりゴースト光305Kを遮断することができる。ここで、遮光壁212の一端212Aとは、図4および図5に示すとおり、遮光壁212におけるポリゴンミラー103側寄りの部位を指している(遮光壁214の一端214A等も同様)。
図4と図5とを見比べると、遮光壁212の配置可能な領域は、遮光壁211のそれに比べて広いことが分かる。これは、ポリゴンミラー103の回転中心103cが反入射光側に位置するため、ポリゴンミラー本体でゴースト光を防ぐ範囲が、入射光側に比べ広いことに起因する。故に、遮光壁近接による騒音を低減させるためには、入射光側に近い遮光壁211の一端211Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL1、入射光側から遠い遮光壁212の一端212Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL2とした場合、L1<L2が成立すればよいことが分かる。
本実施形態例においては、L1=11.0mm、L2=14.9mmとした。遮光壁211および212は、走査レンズ104Kからのゴースト光302K、305Kを防止することができるが、走査レンズ104Yからのゴースト光302Y、305Yを防止することもできる。図4、図5に、走査レンズ104Kと走査レンズ104Yの対称中心線Bを対称軸とし、遮光壁211、212を対称に配置させた211’、212’を示した。光源装置101Kと光源装置101Y、走査レンズ104Kと走査レンズ104Yは、ポリゴンミラー103を中心に左右対称に配置されているため、図中の走査レンズを104Yと読み替えた場合、走査レンズ104Yからのゴースト光302Y、305Yも、遮光壁211、212で遮光できることが分かる。
上述した内容をまとめると、以下のようになる。対向走査方式の光走査装置においては、第1の走査光学系のゴースト光が第2の走査光学系に入射し、画質を劣化させる問題がある。第2の走査光学系へのゴースト光の入射を防ぐためには、遮光部材を設置する必要があるが、特に内接円半径rが小さいポリゴンミラーを使用する際には、遮光壁とポリゴンミラーの距離が近くなる。例えば、図4および図5に示した本実施形態例のように、内接円半径r=7mm、4面ポリゴンミラー103においては、ポリゴンミラー103と遮光壁211の一端211Aとの距離は1.1mmと非常に近くなる(従来は2.4mm)。
一方、図12に示した従来の光走査装置900における内接円半径(r=18mm、6面)が大きいポリゴンミラー903においては、反入射光側のゴースト光については、ポリゴンミラー903自身が遮光壁となり、反入射光側に遮光部材を設ける必要がなかった。しかしながら、本実施形態例のように、内接円半径が小さいポリゴンミラー103においては、新たに遮光部材を設ける必要がある。ここで、入射光側の遮光壁を第1の遮光壁、反入射光側の遮光壁を第2の遮光壁とする。
第1の遮光壁は、入射光、入射光側のゴースト光、ポリゴンミラーの外接円から配置が決まることに対し、第2の遮光壁は、同期光、反入射光側のゴースト光、ポリゴンの外接円から配置が決まる。ポリゴンミラーの回転中心が反入射光側に位置するため、第2の遮光壁の方が、ポリゴンミラーと遮光壁間の距離が長い。即ち、ポリゴンミラーからの距離を入射光側と反入射光側で統一する場合に比べ、ポリゴンモータ回転による騒音を低減することができる。また後述する図9等に示すように遮光壁を基板上に設置し立てる場合、厚み数mmの遮光壁1枚を基板に対して独立で立てるよりも、複数枚組み合わせて一体的に立てる方がポリゴンミラーと遮光壁間の距離が安定し、確実にゴースト光を防ぐ他、騒音の増加を防ぐことができる。
本実施形態の請求項1に対応した例によれば、上述したとおり、ゴースト光を遮光でき、これによる画質の向上、およびポリゴンモータと遮光壁の一端との近接による騒音の低下を図れる。
次に、ゴースト光による画質の劣化をさらに確実に防止するために、走査レンズ104Y、104Kのゴースト光に対し、それぞれ遮光壁を設けることが望ましい実施形態例を説明する(請求項2)。具体的には、走査レンズ104Yからのゴースト光302Y、305Yに対し、遮光壁213、214を加え、計4枚をポリゴンミラー103の周辺に立てることが望ましい。このとき、光源装置101Kと光源装置101Y、走査レンズ104Kと走査レンズ104Yは、ポリゴンミラー103を中心に左右対称に配置されているため、入射光側に近い遮光壁213の一端213Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL3、入射光側から遠い遮光壁214の一端214Aとポリゴンミラー103の回転中心103cとの距離をL4とした場合、L1=L3、L2=L4が成立する。また、ポリゴンミラー103への入射光301K、301Yおよび走査レンズ104K、104Yより発生したゴースト光302K、302Y、305K、305Yも、ポリゴンミラー103の回転中心103cを通る走査レンズ104Kと走査レンズ104Yの対称中心線Bに対し左右対称に位置するため、入射光301K、301Yを遮ることなく、ゴースト光302K、302Y、305K、305Yを遮光壁213、214により、遮ることができる。
本実施形態の請求項2に対応した例によれば、請求項1に対応した実施形態例に対し、より確実にゴースト光を遮光して画質劣化を防止することができる。入射光側および反入射光側にそれぞれ遮光壁を設置し1枚立てることで、第1の走査光学系のゴースト光と第2の走査光学系のゴースト光を遮光することも可能であるが、確実にゴースト光を防ぐためには、各側に2枚、合計4枚対称に遮光壁を立てることが望ましい。また遮光壁を基板上に立てる場合、厚み数mmの遮光壁1枚を基板に対して独立で立てるよりも、複数枚組み合わせて一体的に立てる方がポリゴンミラーと遮光壁間の距離が安定し、確実にゴースト光を防ぐ他、騒音の増加を防ぐことができる。
図4および図5に示した内容から、ゴースト光の遮光による画質劣化を確実に防止するためには、遮光壁211と遮光壁213の間および遮光壁212と遮光壁214の間に、ポリゴンミラー103が入り込むように遮光部材を配置すればよい(請求項3)。具体的には、遮光壁211、213の各一端211A、213Aを結ぶ直線SL1とポリゴンミラー103の外接円303とは2点のP1、P2で交わるように、かつ、遮光壁212、214の各一端212A、214Aを結ぶ直線SL2とポリゴンミラー103の外接円303とは2点P3、P4で交わるように、計4点で交わるようにすればよいことが分かる。
ポリゴンミラー103と遮光壁が近接している場合、遮光壁の端面とポリゴンミラー103との距離は位置によらず常に一定であることが望ましい実施形態例(請求項4)を説明する。図6は、従来例と本実施形態例とにおけるポリゴンミラー側の遮光壁の端面形状を拡大して比較したものである。
図6(a)に示す従来の遮光壁910Aの端面910A’は、ポリゴンミラー103の図中矢印で示す回転気流に対し接触面積・抵抗が大きい形状になっている。ポリゴンミラー103と遮光壁の端面とがある程度の距離を保っている場合においては問題はないが、近接した場合においては端面910A’付近において乱流が発生し、騒音が大きくなる問題が発生する。
そこで、本実施形態例においては、図6(b)に示すように、ポリゴンミラー103の図中矢印で示す回転気流に対する遮光壁211の端面との接触面積・抵抗を低減させるために、遮光壁211の端面211A’を、ポリゴンミラー103の外接円303と所定の距離を隔てた外接円303の同心円上にあるように形成、換言すればポリゴンミラー103の外接円303と一定の距離を保持しつつ外接円303に沿った同心円状の面形状を形成したものである。なお、図6(b)は遮光壁211の端面211A’に適用した図であるが、遮光壁212〜214の全てを同様の構成としてもよい。
上述した請求項4に対応した実施形態例から、ポリゴンミラー103と遮光壁が近接している場合、遮光壁の端面とポリゴンミラー103との距離は位置によらず常に一定であることが望ましいことが分かる。これは、ポリゴンミラー103と遮光壁の端面との距離を離そうとすると、入射光を遮ってしまう可能性もあるからである。また、騒音の観点からも、回転気流に対し遮光壁を立てるよりも、気流の流れに沿った遮光壁の端面形状を設けた方が、流動性が良く、騒音が低減することが分かる。
遮光壁211、212、213、214は、ポリゴンミラー103の回転軸方向に異なる複数のゴースト光を1枚で遮光するように配置されている実施形態例(請求項5)を説明する。具体的には、図3(a)に示したように、遮光壁211、212は、2段に積み重なっている走査レンズ104Kと走査レンズ104Mの反射光を1枚で遮るように、遮光壁の高さが設定されている。遮光壁213、214も同様に、走査レンズ104Yと走査レンズ104Cの反射光を1枚で遮るように、遮光壁の高さが設定されている。なお、図3(b)に示すように、走査レンズ104Kと走査レンズ104Mおよび走査レンズ104Yと走査レンズ104Cは、平面図から見た場合に各々同一の位置に配置されているが、光源装置101Kおよび光源装置101Yと、光源装置101Cおよび光源装置101Mとは上述したようにその光源の高さ位置が異なる。このとき、遮光壁211、212、213、214の配置できる領域は、KとM、YとCで異なるが、各々の領域の重なる領域において遮光壁を配置している。これにより、複数段の走査レンズ104からの反射光を、遮光壁1枚で遮ることができる。また、ポリゴンミラー103の回転による騒音を低減させるために、遮光壁211、212、213、214の遮光として必要の無い部位については、後述する図9に示すように間隙211a、212a、213a、214aを設けた。これにより、ポリゴンミラー103の回転気流と遮光壁211、212、213、214とが干渉する部分が減り、さらに騒音を低減することができる。
図7に示す図表は、上欄に記載されている遮光壁の仕様・配置条件を変えて本発明に係る光走査装置の4つの試作品♯1〜♯4を作製し、ポリゴンミラー103から50mm離れた位置でのポリゴンミラー103の60000rpm時における音圧レベルの測定結果を表している。なお、試作品♯1〜♯4は、図3に示した光走査装置を基本構成とし、後述する仕様・配置条件のみを変えたものである。仕様・配置条件としては、遮光壁211〜214の一端211A〜214A(図7では「遮光壁211、遮光壁212、遮光壁213、遮光壁214」と記載している)とポリゴンミラー103面(偏向反射面)の外接円303との距離および(L1〜L4の距離)、遮光壁211、213の対称中心線Bに対する傾き、遮光壁211〜214の間隙211a〜214a(図7では「遮光壁の間隙」と記載している)の有無が挙げられる。
試作品♯1〜♯4の主な仕様・配置条件を列挙すると、次のとおりである。
試作品♯1:遮光部材211〜214の一端211A〜214Aの全てをポリゴンミラー103の外接円303から1.1mmの位置に配置した場合である。
試作品♯2:反入射光(反光源)側の遮光部材212、214の一端211A〜214Aのみポリゴンミラー103面の外接円303から5.0mmの位置に離した場合である。
試作品♯3:遮光部材211〜214の一端211A〜214Aの全てをポリゴンミラー103面の外接円303から1.1mmの位置に配置し、かつ、遮光壁211、213が、遮光壁211、213の対称中心線Bに対してポリゴンミラーの回転方向に傾いている場合である。
試作品♯4:遮光部材211〜214の一端211A〜214Aの全てをポリゴンミラー103面から1.1mmの位置に配置し、かつ、間隙211a〜214aを設けた場合である。
図7の音圧レベルの測定結果から、反光源側の遮光部材212、214をポリゴンミラー103から離すことにより、60000rpmにおいては、試作品♯1に対して試作品♯2の音圧レベルが5.0dB低下していることが分かる。また間隙を設ける前後では、試作品♯1に対して試作品♯4の音圧レベルが3.5dB低下していることが分かる。
ポリゴンミラーに遮光壁が近接している場合、ポリゴンミラーで発生した空気の流れ(ポリゴンミラーと同一方向に回転する)を遮光壁が乱すことにより、騒音が発生する。この騒音をさらに低減するためには、空気の流れに沿って遮光壁を設置するとよい実施形態例(請求項6、7)を説明する。
具体的には、図4に示すように、走査レンズ104Kと走査レンズ104Y(図示せず)の対称中心線Bに対し、この対称中心線Bに向かってポリゴンミラー103が回転する向き(対称中心線B付近におけるポリゴンミラー103の外接円303の接線方向)に遮光壁を傾けるとよい。本実施形態例では、光源側に近い遮光壁211と遮光壁213を、入射光301Yを遮らない角度で傾けた。このように遮光壁211、213を傾けた場合(図7の試作品♯3)は、図7における従来の試作品♯1(走査レンズ104Kと走査レンズ104Yの対称中心線Bに平行に配置)と比較して、音圧レベルが2.2dB低下していることが分かる(60000rpm時)。
しかしながら、ポリゴンミラー103から1.1mmと非常に近接した位置に遮光壁を配置させるためには、遮光壁の製造ばらつきおよび組み付けばらつきを考慮する必要がある。図8を参照して、本実施形態例における光偏向器としてのポリゴンモータ400の断面構成(請求項8)を説明する。
図8に示すように、ポリゴンモータ400の回転部材としての回転体401は、ポリゴンミラー103と、ロータ磁石402を支持するフランジ403とから構成されている。ポリゴンモータ400は、回転体401と、この回転体401を支える回転軸404と、この回転軸404を支える軸受405と、この軸受405を支え回路基板が実装されている基板406と、後述するステータコア407とにより構成される。
回転体401の回転軸404装着支持部の上部には、回転体401の回転中心(ポリゴンミラー103の回転中心103cと同じ)を中心とする穴401a(上方に貫通している)が形成されている。
ロータ磁石402は、フランジ403の下部内面に固定され、軸受405に固定されたステータコア407(巻線コイル407a)とともにアウターロータ型のブラシレスモータを構成している。ポリゴンミラー103は、ミラーの回転中心(回転軸)を基準とした切削加工により偏向反射面が形成されている。そのため、ハウジング111にポリゴンモータ400を位置決めする際には、ポリゴンミラー103の回転中心103cと同一線上の軸受405を、基準とすることが多い。図12に示した従来の光走査装置のように、ポリゴンモータ400を搭載する光走査装置のハウジング111に遮光壁を設ける場合、ポリゴンミラー103と遮光壁の間の公差は、ポリゴンモータ400に直接遮光部材を設ける場合に比べ、多くの寸法公差が積み上がる。具体的には、遮光部材の公差、ハウジングの公差、軸受、回転軸、ポリゴンミラーの公差が積上がる。公差の積上げはミラー−遮光壁間の距離が、製造上ばらつくことになり、入射光を遮る他、ゴースト光を遮れなくなるといった問題を引き起こす。特に本実施形態例のように、ポリゴンミラー103から1.1mmと非常に近接した位置に遮光壁を配置させる場合においては、騒音の増加や、ポリゴンミラー103と遮光壁が干渉(衝突)するといった懸念が生じる。そこで、ポリゴンミラー103を回転保持しているポリゴンモータ400の基板406に直接遮光壁を設けた方が、ミラー−遮光壁間の距離が安定し、確実にゴースト光を遮光する他、騒音の増加を防ぐことができる。
遮光壁を基板上に設置・立てる場合、厚み数mmの遮光壁1枚を基板に対して独立で立てるよりも、複数枚組み合わせて一体的に立てる方が、基板に対し安定的に遮光壁を立てることができ、ミラー−遮光壁間の距離が安定する実施形態例(請求項9)を説明する。具体的には、図9に示すように、遮光壁211、212、213、214を天板215とともに一体的に形成し、締結手段としてのネジ501で基板406に取り付け・保持した。天板215の上部には、図8に示したポリゴンモータ400における回転体401の回転中心(ポリゴンミラー103の回転中心103cと同じ)と中心が一致する開口部215aが形成されている。開口部215aの直径(内径)は、回転体401の穴401aの直径(内径)よりも大きく形成されている。
なお、図9中の回転体401は、回転軸周りに回転させた時の形状を示している。以下、遮光壁211、212、213、214および天板215を一体的に形成した部材を遮光部材216という。
遮光壁211、212、213、214および天板215一体的に形成する場合、それらの材料としては例えば板金あるいは適宜のエンジニアリングプラスチックが用いられる。遮光壁211、212、213、214は、天板215とともに一体的に形成することに限らず、遮光壁211、212、213、214を天板215にネジ等の締結手段を介して取り付けたり、接着剤あるいは溶着・溶接等によって取り付けたりしてもよい。
上記請求項9に対応した実施形態例によれば、ゴースト光遮光による画質向上および騒音の増加を防ぐことができる。ポリゴンミラー103に対し遮光部材216を安定的に設置し・立てるためには、遮光壁211〜214を天板215で繋ぎ、一体的に保持した方がよいことが分かる。
次に、図10を参照して、遮光部材216のポリゴンモータ400への取り付け方法および遮光部材216の実施形態例(請求項10〜12)を説明する。ここでは、一例として図10(a)に示すように、直径Daの丸棒500aと直径Db(Db<Da)の丸棒500bとが一体となっている組立調整治具500が用いられる。丸棒500aの直径Daは、天板215の上部に形成された開口部215a(図10(d)参照)の直径よりわずかに小さい値であり、作業者の操作で嵌合可能に設定されている。丸棒500bの直径Dbは、回転体401の穴401aの直径よりわずかに小さい値であり、作業者の操作で嵌合可能に設定されている。
手順1:図10(a)に示すように、先ず、回転体401の穴401aに組立調整治具500の丸棒500bを挿入する。
手順2:図10(b)ないし図10(c)に示すように、組立調整治具500の丸棒500aが天板215の開口部215aに挿入されるように、遮光部材216を基板406上に載置する。
手順3:ネジ501を用いて、遮光部材216および基板406をハウジング111に締結・固定する。このとき、遮光部材216が丸棒500bを中心に回動しないように、遮光部材216に位置決めの溝216Aを設けた(図10(c)参照)。遮光部材216の回動方向に沿う溝216Aの幅寸法は、位置決め機能を発揮すべくネジ501の外径寸法よりもわずかに大きく設定される。
手順4:図10(d)に示すように、組立調整治具500を遮光部材216の上側から抜き取る。
ここで、回転体401の穴401aは、図8に示す回転軸404が焼きばめされる穴401bとほぼ同軸に形成されているため、各遮光壁211〜214を、回転体401の回転中心(ポリゴンミラー103の回転中心103c)に対して所望の位置に配置することができる。
上記請求項10〜12に対応した実施形態例によれば、以下の利点・効果を奏する。天板215は、ポリゴンモータ400の回転体401の回転中心と中心が一致する開口部215aを有し、またポリゴンモータ400の回転体401は、ポリゴンミラー103の回転中心103cを中心とする穴401aを有することにより、また天板215の開口部215aの直径は穴401aの直径よりも大きいことにより、ポリゴンミラー103の回転中心103cを中心とした各遮光壁211〜214の位置決めを行うことができ、ミラー面に対し高精度に各遮光壁211〜214を配置することができる(ポリゴンミラー103本体は、回転中心103cを中心とした切削加工により面が形成されているため、中心に対する精度が高いからである。)
本発明が最も有効であるのは、ポリゴンミラー103の内接円半径が小さい5面以下のポリゴンモータ400を使用した場合(請求項13、14)である。図11の図表に示すように、一定画角に必要なポリゴンミラー103の内接円半径は、面数が少なくなると小さくなる傾向にある。一方、ポリゴンミラー103の内接円半径が小さくなると、上述したようにゴースト光が対向の走査光学系に入射しやすくなるため、ポリゴンミラー103と遮光壁の位置関係は近くなる。図11に示すように、面数が5面以下のポリゴンミラー103においては、ポリゴンミラー−遮光壁間の距離が2mm未満となり、公差の点からハウジング上に遮光壁を配置することが困難となる。このような点から、上述したように、本願発明の請求項1、8等の構成を併せて採ることが有効となる。
以上説明したとおり、本発明を特定の実施形態等について説明したが、本発明が開示する技術的範囲は、上述した実施形態例あるいは実施例等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
9 感光体ドラム(像担持体、被走査面)
100 光走査装置
101 光源装置
102 シリンドリカルレンズ
103 ポリゴンミラー
103a ポリゴンミラーの上面
103b ポリゴンミラーの下面
103c ポリゴンミラーの回転中心
104K、104M 走査レンズ(第1の走査光学系)
104Y、104C 走査レンズ(第2の走査光学系)
211 遮光壁 (第1の遮光壁、遮光部材を構成)
211A 遮光壁の一端(端点)
211A’ 遮光壁の端面
211a〜214a 間隙
212 遮光壁 (第2の遮光壁、遮光部材を構成)
212A 遮光壁の一端(端点)
213 遮光壁 (第3の遮光壁、遮光部材を構成)
213A 遮光壁の一端(端点)
214 遮光壁 (第4の遮光壁、遮光部材を構成)
214A 遮光壁の一端(端点)
215 天板(天板部材)
215a 開口
216 遮光部材
303 ポリゴンミラーの外接円
400 ポリゴンモータ(光偏向器)
401 回転体 (回転部材)
401a 回転体の穴
406 基板
500 組立調整治具
B 対称中心線
特許第4154152号公報 特許第3862950号公報

Claims (15)

  1. 複数の光源と、該複数の光源からの複数の光束を偏向する光偏向器と、前記偏向された複数の光束を、各々対応する被走査面上に集光する複数の走査光学系とを有し、前記複数の光源および前記複数の走査光学系は、前記光偏向器の中心に対し線対称に配置されている光走査装置において、
    前記光偏向器は、複数の偏向反射面が形成された少なくとも1つのポリゴンミラーを有する回転部材を備え、前記線対称に配置されている前記複数の光源の異なる方向から入射される第1および第2の光束を、前記線対称に配置されている前記複数の走査光学系における第1および第2の走査光学系に偏向し、かつ、第1の走査光学系により発生した不要光を遮光する第1および第2の遮光壁を具備し、
    前記ポリゴンミラーへの入射光側に近い遮光壁を第1の遮光壁、前記入射光側から遠い遮光壁を第2の遮光壁とし、前記ポリゴンミラー側の第1の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL1、前記ポリゴンミラー側の第2の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL2とした場合、L1<L2が成立し、かつ、第1の遮光壁と第2の遮光壁とは、一体的に形成されて、前記光偏向器に取り付けられていることを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1記載の光走査装置において、
    第2の走査光学系により発生した不要光を遮光する第3および第4の遮光壁を有し、前記ポリゴンミラー側の第3の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL3、前記ポリゴンミラー側の第4の遮光壁の一端と前記ポリゴンミラーの回転中心との距離をL4とした場合、L1=L3、かつ、L2=L4が成立し、なおかつ、第3の遮光壁と第4の遮光壁とは、一体的に形成されて前記光偏向器に取り付けられていることを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1または2記載の光走査装置において、
    第1と第3の遮光壁の各一端を結ぶ直線および前記第2と第4の遮光壁の各一端を結ぶ直線と、前記ポリゴンミラーの外接円とは、それぞれ2点、計4点で交わることを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一つに記載の光走査装置において、
    第1、第2、第3および第4の遮光壁のうちの、少なくとも一つの遮光壁の前記一端側の端面は、前記ポリゴンミラーの外接円と所定の距離を隔てた同心円上にあるように形成されていることを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記光偏向器は、複数のポリゴンミラーを回転軸方向に有し、
    第1、第2、第3および第4の遮光壁は、遮光を必要としない部分において間隙を設けていることを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記複数の遮光壁の少なくとも1つは、第1走査光学系と第2走査光学系との対称中心線に対し、平行でないことを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記複数の遮光壁の少なくとも1つは、第1走査光学系と第2走査光学系との対称中心線に対し、該対称中心線に向かって前記ポリゴンミラーが回転する向きに傾いていることを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記回転部材の回転軸は、基板に保持されており、
    第1、第2、第3および第4の遮光壁は、前記基板上に設置されていることを特徴とする光走査装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記光偏向器は、天板を有し、
    第1、第2、第3および第4の遮光壁は、前記天板に取り付けられているか、または前記天板と一体的に形成されていることを特徴とする光走査装置。
  10. 請求項9記載の光走査装置において、
    前記天板は、前記回転部材の回転中心と中心が一致する開口部を有することを特徴とする光走査装置。
  11. 請求項10記載の光走査装置において、
    前記回転部材は、その回転中心を中心とする穴を有することを特徴とする光走査装置。
  12. 請求項10または11記載の光走査装置において、
    前記天板の開口部の直径は、前記回転部材の穴の直径よりも大きいことを特徴とする光走査装置。
  13. 請求項1ないし12の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記複数の偏向反射面の面数は、5面以下であることを特徴とする光走査装置。
  14. 請求項1ないし13の何れか一つに記載の光走査装置において、
    前記ポリゴンミラーの内接円半径は、10mm以下であることを特徴とする光走査装置。
  15. 複数の像担持体と、該複数の像担持体ごとに潜像を形成すべき画像情報に応じて変調された光により、前記複数の像担持体の前記被走査面上を走査する請求項1ないし14の何れか一つに記載の光走査装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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