JP5342836B2 - 光走査ユニット、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、およびファクシミリなどの画像形成装置に用いられる光走査ユニットに関する。
近年、デジタルプリンターや、複写機等には、感光体ドラム等の像担持体表面に像を形成するために、レーザー光によって走査を行うレーザー・スキャナー・ユニット(以下、LSUと呼ぶ)が設けられている。
このLSUは、レーザー光源、ポリゴンミラー、fθレンズ、および反射ミラー等の光学部品を有している。これらの光学部品は、LSUのフレームの所定位置に固定されて、配置されている。このLSUにおいて、レーザー光源から出射された光は、ポリゴンミラーの表面で偏向され、等角度走査され、fθレンズおよび反射ミラーによって像担持体上を結像面として等速走査される。
そして、このLSUは、LSUのフレームの4隅が画像形成装置の本体フレームの支持板にビス止めされるなどして、画像形成装置本体に固定される(例えば、特許文献1参照)。
また、近年カラーの画像形成装置において、高速化が求められており、ブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの画像形成ユニットを別々に配置したタンデム方式の画像形成装置が採用されている。このようなタンデム方式の画像形成装置においても、LSUは、3点以上の多点でLSUのフレームが本体フレームの支持板などに固定されることにより、本体フレームに固定されるのが一般的である。
図13(a)に、従来のタンデム方式の画像形成装置と、その下方に配置されたLSUの断面模式図を示す。また、図13(b)に、本体フレームに固定されているLSUの上面模式図を示す。
図13(a)に示すように、ブラック用感光体ドラム103、イエロー用感光体ドラム104、シアン用感光体ドラム105、及びマゼンダ用感光体ドラム106が設けられている。4つの色素に対応する4つのレーザー光源から出射されたレーザー光は、1つのポリゴンミラー107によって等角度走査され、fθレンズ群によって各感光体ドラム103〜106上で等速度走査される。このfθレンズ群は、走査レンズ110及び、それぞれの補正レンズ109から構成されている。走査レンズ110は、主にレーザー光を等速度走査させる役割を果たし、補正レンズ109は、主として副走査方向のボウ補正を行う役割を果たすことになる。
そして、各補正レンズ109で補正されたレーザー光は、それぞれ複数の反射ミラー108を介して、それぞれの感光体ドラム103〜106上に結像される。
LSU100において、ポリゴンミラー107、反射ミラー108、補正レンズ109および走査レンズ110などの光学部品は、樹脂製のLSUフレーム111に収納されている。
反射ミラー108および補正レンズ109は、それぞれ主走査方向に細長い形状をしている。ここでは、図13(a)および(b)に示すように、主走査方向をy方向、ポリゴンミラー107が載置されるLSUフレーム111の底面に平行で主走査方向に直交する方向をx方向、LSUフレーム111の底面に垂直な方向をz方向とする。
LSUフレーム111が固定ビス102によって多点で本体フレームのLSU受け板部101に固定されることにより、LSU100が本体フレームに固定される。
図13(b)に示すように、LSUフレーム111の4隅において4個の固定ビス102によって、LSU100を載置するLSU受け板部101に固定される。
LSUフレーム111の底面に設けられた突起部と、その突起部の対向するLSU受け板部101の位置に設けられた凹部とを合わせるなどして、LSU100のx−y平面方向の位置合わせをした後、4個の固定ビス102によってLSU100をLSU受け板部101に固定する。
特開平10−327303号公報
しかしながら、上述した従来の多点でLSUを本体フレームに固定する構成では、ポリゴンモータの発熱の影響により、感光体ドラムへの走査位置のズレが生じてしまう。
その理由について、以下に説明する。
図13(a)において、LSUフレーム111は樹脂製であり、ポリゴンミラー107を回転するポリゴンモータの発熱によって熱膨張する。
図14に、LSUフレーム111が熱膨張した際のLSU100の断面模式図を示す。
図13(a)に示すように、LSUフレーム111は、x方向の離れた位置において、それぞれ固定ビス102によってLSU受け板部101に固定されている。
ポリゴンモータの発熱によって熱せられたLSUフレーム111は熱膨張しようとするが、これらのx方向の離れた位置で固定している固定ビス102間の底面部分では、熱膨張した分のLSUフレーム111は逃げ場を失い、ポリゴンモータの重みによって下へ下がろうとする。したがって、このときには、LSUフレーム111の底面は、固定ビス102間において、図14に示すように変形する。
図14では、感光体ドラム106表面を走査させるレーザー光の、ポリゴンミラー107と反射ミラー108間の光軸を示している。実線が、LSUフレーム111の底面が熱変形したときの光軸を、破線が、LSUフレーム111の底面が熱変形していないときの光軸を、それぞれ示している。
LSUフレーム111の底面が熱変形すると、ポリゴンミラー107のz方向の位置が変わるため、ポリゴンミラー107で反射されたレーザー光の反射ミラー108への入射位置がズレてしまう。つまり、図14に示すように、LSUフレーム111の底面が熱変形していないときにはP点であった入射位置が、熱変形したときにはP´点の位置にズレてしまう。
その結果、感光体ドラム106表面への走査位置が副走査方向にズレてしまうため、色ズレが生じてしまう。
例えば、図13(b)に示した4つの固定ビス102による固定を、x方向の位置が同じ2つの固定ビス102だけで固定することで、LSUフレーム111のx方向の熱膨張の影響を無くし、上記の走査位置のズレを抑制できる。
しかし、このように2点だけの固定とした場合には、LSUフレーム111の片側は固定されていないため、画像形成装置本体が落下、衝撃等を受けた場合のLSU100に対するダメージが大きくなり、各光学部品が破損したり位置ズレするなど、LSU100に不具合が生じ易くなってしまう。
本発明は、上記従来の課題を考慮して、昇温によって生じる像担持体表面への走査位置ズレを抑制でき、かつ画像形成装置本体への衝撃による影響を受け難い、光走査ユニットおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
光源から出射された光を偏向するための回転多面体と、前記回転多面体によって偏向された光を像担持体上に結像させるための主走査方向に細長い形状をした補正レンズおよび反射ミラーと、前記回転多面体、前記補正レンズおよび前記反射ミラーを収納する箱状の光走査ユニットフレームとを備えた光走査ユニットであって、
前記光走査ユニットフレームの底面には、本体フレームに対して位置決めするための第1位置決め部および第2位置決め部が形成され、
前記光走査ユニットフレームの前記底面の、前記第1位置決め部を通る主走査方向線上またはその近傍に、前記本体フレームに固定する固定部が複数個形成され、
前記光走査ユニットフレームの、少なくともいずれかの側壁に前記光走査ユニットフレームの移動を規制する規制部が形成されており、
前記規制部は、前記底面に平行でかつ前記主走査方向に実質的に直交する方向への移動は規制せず、少なくとも前記底面に実質的に直交する方向への移動を規制し、
前記第1位置決め部は、前記主走査方向に平行な前記側壁のうち、一方の側壁寄りに形成され、
前記第2位置決め部は、前記底面に平行でかつ前記主走査方向に実質的に直交する方向への移動は規制せず、前記主走査方向への移動を規制するように、前記主走査方向に平行な前記側壁のうち、他方の側壁寄りに形成され、
前記規制部は、前記他方の側壁に形成されており、
前記規制部は、前記他方の側壁の外側面に形成された凹部、貫通孔または前記主走査方向のスリットのいずれかであり、
前記光走査ユニットフレームが前記本体フレームに収納された際に前記凹部、前記貫通孔または前記スリットに対向する前記本体フレームの部分に形成されたネジ孔に前記本体フレームの外側から挿入されて前記ネジ孔と螺合する、軸部分の先端部近傍にはネジ切りがされておらず、前記軸部分の頭部近傍にはネジ切りがされているネジを利用した突出部が形成されており、
前記突出部が前記凹部、前記貫通孔または前記スリットに挿入されたとき、前記突出部の先端部の前方には余裕空間がある、光走査ユニットである。
また、第2の本発明は、
前記凹部、前記貫通孔または前記スリットは、前記光走査ユニットフレームの前記底面が膨張した際に、前記ネジの前記軸部分の先端部近傍の前記ネジ切りがされていない部分と摺動する、第1の本発明の光走査ユニットである。
また、第3の本発明は、
像担持体と、
光源から出射された光を偏向して前記像担持体上に結像させる第1または第2の本発明の光走査ユニットと、
前記像担持体表面の静電潜像を可視化して現像剤画像を形成させる現像部と、
前記現像剤画像を記録媒体上に転写する転写部と、
前記現像剤画像を前記記録媒体に定着させる定着部とを備えた、画像形成装置である。
本発明により、昇温によって生じる像担持体表面への走査位置ズレを抑制でき、かつ画像形成装置本体への衝撃による影響を受け難い、光走査ユニットおよび画像形成装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるカラープリンタの構成断面図である。
図1に示すように、本実施の形態1のプリンタ1は、底部に、画像形成される用紙を収納するための給紙カセット2を備えている。なお、プリンタ1が本発明の画像形成装置の一例にあたる。
また、本実施の形態1におけるプリンタ1は、タンデム方式を用いたカラープリンタであり、ブラック画像形成ユニット3、イエロー画像形成ユニット4、シアン画像形成ユニット5、およびマゼンダ画像形成ユニット6を備えている。これら画像形成ユニット3、4、5、6によって形成された各画像を、用紙に転写する前に重ね合わせる中間転写ベルト7が配置されている。
この中間転写ベルト7上に形成されたトナー画像を、給紙カセット2から給紙された用紙に転写するための転写ユニット8が設けられている。さらに、用紙に転写されたトナー画像を定着するための定着ユニット9が設けられている。
上記定着ユニット9によって、トナー画像が定着された用紙が排出される排出トレー16が設けられている。
次に、画像形成ユニットについて説明するが、4つの画像形成ユニット3、4、5、6の基本的構成は同じであるため、ブラック画像形成ユニット3を例に挙げて説明する。
図1に示すように、ブラック画像形成ユニット3は、感光体ドラム10、帯電器11、現像器12、転写器13、クリーニングユニット14、およびトナータンク17等から構成されている。
また、4つの画像形成ユニット3、4、5、6の、それぞれの帯電器11によって帯電されたそれぞれの感光体ドラム10の表面を光走査することによって静電潜像を形成する、レーザースキャナーユニット(以下、LSUと呼ぶ)15が設けられている。このLSU15は、4つの画像形成ユニット3、4、5、6の下方に配置されている。
図2は、LSU15の断面模式図である。図2には、光源から出射されたレーザー光のポリゴンミラー19で反射された以降の光路を記載している。
図2に示されているように、ポリゴンミラー19によって偏向されたレーザー光を各画像形成ユニット3、4、5、6の感光体ドラム10に導くための複数の反射ミラー20と、走査レンズ50を通過したレーザー光を感光体ドラム10表面に結像するための複数の補正レンズ21が設けられている。上記走査レンズ50および複数の補正レンズ21によってfθレンズ群が構成されている。これらの補正レンズ21は、等角度走査されたレーザー光を、感光体ドラム10表面上で等速走査させるための補正機能も有するが、主としては副走査方向のボウ補正の機能を有している。
LSU15において、ポリゴンミラー19、反射ミラー20、補正レンズ21、および走査レンズ50などの光学部品は、樹脂製で箱状のLSU15のフレームに収納されている。これらの光学部品を収納しているLSU15のフレームが、本発明の光走査ユニットフレームの一例にあたる。
また、各画像形成ユニット3、4、5、6の感光体ドラム10が、本発明の像担持体の一例にあたる。また、LSU15が本発明の光走査ユニットの一例にあたり、ポリゴンミラー19が本発明の回転多面体の一例にあたる。また、トナー画像が、本発明の現像剤画像の一例にあたる。
反射ミラー20および補正レンズ21は、それぞれ主走査方向に細長い形状をしている。なお、本願の明細書および図面では、図2に示すように、主走査方向をy方向、ポリゴンミラー19が載置されるLSU15フレームの底面に平行で主走査方向に直交する方向をx方向、LSU15フレームの底面に垂直な方向をz方向として説明する。また、図1および図2において、+x方向すなわち紙面に向かって右側をLSU15の前方側、−x方向すなわち紙面に向かって左側をLSU15の後方側として説明する。
本実施の形態1のLSU15は、図1に示すように、プリンタ1の本体フレームのLSU受け板部25の上に載置される。
LSU15の本体フレームへの固定方法について、以下に説明する。
図3に、LSU15の下面図を示す。すなわち、図3は、LSU15のフレームの底面を下から見た図である。図3では、LSU15の本体フレームへの固定に関連する部分のみ記載している。
図3に示すように、LSU15フレームの底面には、y方向の中央位置で、x方向の離れた位置に、2つの円形状の位置決め突起22、23が形成されている。位置決め突起22は、LSU15フレームの前壁寄り(+x側)に形成されており、位置決め突起23は、LSU15フレームの後壁近傍(−x側)に形成されている。
そして、x方向の位置が位置決め突起22と同じ位置で、LSU15フレームの右側壁および左側壁のそれぞれの近傍の位置に、固定ネジ挿通孔30が形成されている。
なお、前壁および後壁が、それぞれ、本発明の一方の側壁および他方の側壁の一例にあたる。また、位置決め突起22および位置決め突起23が、それぞれ、本発明の第1位置決め部および第2位置決め部の一例にあたる。また、固定ネジ挿通孔30が、本発明の固定部の一例にあたる。
図4に、LSU15を本体フレームのLSU受け板部25に固定する方法を説明する図を示す。また、図5に、LSU15の底面側を前方から見た斜視図を示す。LSU15の底面には、ポリゴンモータによる発熱を放熱するために、アルミ製の放熱板が設けられている。
図4に示すように、LSU受け板部25には、LSU15を載置した際に、位置決め突起22に対向する部分に丸孔31が、位置決め突起23に対向する部分に長孔32が、それぞれ形成されている。
丸孔31は、位置決め突起22に嵌合するサイズである。長孔32は、その開口部が、y方向に短くx方向に長くなるように形成されており、その開口部の短い方の幅が位置決め突起23に嵌合するサイズとなっている。
また、LSU受け板部25には、LSU15を載置した際に、2つの固定ネジ挿通孔30に対向する部分に、それぞれ固定ネジ孔33が形成されている。
固定ネジ孔33は、タッピングネジである固定ネジ34によってネジ切りされるサイズの孔である。
図4において、まず、LSU15底面の位置決め突起22をLSU受け板部25の丸孔31に嵌めると共に、位置決め突起23を長孔32に挿入して、LSU15をLSU受け板部25上に載置する。
位置決め突起22を丸孔31に嵌めることにより、LSU受け板部25に対するLSU15の水平方向(x−y平面方向)への直線移動が規制され、さらに、位置決め突起23を長孔32に挿入することによりy方向への移動が規制されるので、その結果、LSU15の水平方向の位置決めがされる。
なお、丸孔31が、形状の貫通孔の一例にあたり、長孔32が、口部が主走査方向に直交する方向に長い形状の貫通孔の一例にあたる。丸孔31および長孔32は、位置決め突起22および23に対して位置決めができればよく、貫通した孔ではなくLSU受け板部25に形成された凹部であってもよい。
2つの位置決め突起22、23によって位置決めさせた後、2つの固定ネジ34をLSU15の上方から固定ネジ挿通孔30を通して固定ネジ孔33にネジ込むことにより、固定ネジ34の頭部が固定ネジ挿通孔30の外縁部に当接して、LSU15が2つの固定ネジ34によってLSU受け板部25に固定される。
次に、本体フレームに対するLSU15の後壁側の垂直方向(z方向)の移動を規制するように、LSU15の後壁側を本体フレームに支持させる。
図6(a)に、本体フレームの、LSU15の後壁に対向する部分を、外側から見た背面図を示している。また、図7に、LSU15の後壁を本体フレームに支持させる方法を説明する図を示す。
図6(a)では、LSU15が本体フレームに収納された際の、LSU15の後壁部分の位置を破線で示している。図6(a)は、本体フレームの外側から見た図なので、図6(a)に示す本体フレームの後壁対向板部分35の向こう側の破線部分にLSU15が配置されることになる。
一方、LSU15の後壁には、図7に示すように、ネジ切りされた規制ネジ穴37が2つ形成されている。
そして、LSU15が本体フレームに収納された際に、LSU15の2つの規制ネジ穴37に対向する本体フレームの後壁対向板部分35には、図6(a)に示すように、規制ネジ挿通孔36が2つ形成されている。
なお、規制ネジ穴37が、2凹部の一例にあたる。規制ネジ穴37は、後壁を貫通した、ネジ切りされた孔であってもよい。また、規制ネジ挿通孔36が、1貫通孔の一例にあたる。
そして、LSU15のフレームがポリゴンモータの発熱によって−x方向に熱膨張しても接しない程度の空間が、LSU15の後壁と本体フレームの後壁対向板部分35との間に設けられて、LSU15は配置されている。
上記で、2つの固定ネジ34によってLSU15をLSU受け板部25に固定した後、図7に示すように、2つの規制ネジ24を、LSU15の後方の本体フレームの後壁対向板部分35の外側から、規制ネジ挿通孔36を通してLSU15後壁の規制ネジ穴37に螺合する。
このとき、螺合された規制ネジ24の頭部の後方、つまり規制ネジ24の−x方向の部分には余裕空間が設けられている。すなわち、規制ネジ24の頭部の後方には他の部品等が配置されず、規制ネジ24の頭部が−x方向に移動可能な状態となっている。
なお、規制ネジ24が、1貫通孔またはスリットから挿入されるネジの一例にあたり、規制ネジ24の頭部と反対側の先端が、ジ側の端部の一例にあたる。
図6(b)に、規制ネジ24を螺合したときの、規制ネジ24の軸部分と規制ネジ挿通孔36との位置関係を示す。図6(b)は、本体フレームの後壁対向板部分35を後方から見た図である。
規制ネジ挿通孔36は、その開口部がy方向に細長い形状の孔であり、z方向のサイズは、規制ネジ24の軸部分の直径よりもわずかに大きいサイズである。
また、規制ネジ24の軸部分は、頭部に近い部分にはネジ切りがされておらず、LSU15を本体フレームに収納して規制ネジ24を規制ネジ穴37に螺合した際に、x方向について、規制ネジ24の軸のネジ切りがされていない部分が規制ネジ挿通孔36を挿通する部分となるように設計されている。
規制ネジ24を規制ネジ穴37に螺合した後には、規制ネジ24の軸部分が、規制ネジ挿通孔36の上下縁に当接することにより、LSU15の後壁部分の上下方向(z方向)の移動が、本体フレームの後壁対向板部分35によって規制される。
一方、規制ネジ挿通孔36の開口部のy方向の幅は規制ネジ24の軸部分の直径よりも大きいので、規制ネジ24の軸部分は、y方向への移動については規制されず移動可能である。したがって、LSU15の後壁部分のy方向への移動は規制されない。
また、規制ネジ24の後方(−x方向)への移動についても、本体フレームの後壁対向板部分35に規制されることなく移動可能なので、LSU15の後壁部分の−x方向への移動も規制されない。
このように、本実施の形態1のLSU15の本体フレームへの支持構造は、x方向の同じ位置で2本の固定ネジ34でLSU受け板部25に固定されており、かつ−x方向へは規制されずに移動可能なので、LSU15フレームの底面部分がポリゴンモータの発熱によって膨張しても、図14に示したような底面部分の歪みは生じない。したがって、LSUフレームの熱膨張に起因する、感光体ドラム10表面へのレーザー光の走査位置ズレは抑制される。
一方、LSU15の後壁部分のz方向への移動は規制されるので、本体が落下等の衝撃を受けた場合でも、LSU15がその影響を受け難くなり、その場合の不具合の発生も抑制できる。
なお、LSU15の後壁部分の規制ネジ穴37に螺合した状態における規制ネジ24の部分が、壁から突き出た突出部の一例にあたる。また、規制ネジ穴37に螺合した状態における規制ネジ24の頭部の頂点が、出部の先端部の一例にあたる。
また、ここでいうx方向が、本発明の、底面に平行でかつ主走査方向に実質的に直交する方向の一例にあたる。また、ここでいうz方向が、本発明の、底面に実質的に直交する方向の一例にあたる。ここで「実質的に直交する」とは、厳密に「直交する」場合だけではなく、社会通念上「直交する」とみなせる方向を含むことを意味している。つまり、「ほぼ直交する方向」ということを意味している。
なお、ここでは、第2凹部の一例としてネジ切りされた規制ネジ穴37としたが、規制ネジ24の先部分を固定できる構成であれば、規制ネジ穴37に代えてネジ切りされていない凹部や貫通孔としてもよい。また、第2凹部に一方の端部を固定できるのであれば、規制ネジ24のようなネジの代わりに頭部の無い棒状のピンなどを用いてもよい。
また、規制ネジ24として頭部が皿形のネジを用いてもよい。LSU15の後壁と本体フレームの後壁対向板部分35との位置関係を、規制ネジの皿形の円錐形状部分が規制ネジ挿通孔36の縁部分に当接するように配置しておけば、LSU15の後壁の+x方向への移動を規制しながら、−x方向への移動のみを規制しないようにすることができる。
また、上記の実施の形態では、LSU15フレームの底面に位置決め突起22および23を設け、それらをLSU受け板部25に形成した丸孔31および長孔32に嵌合させてLSU15の位置決めをすることとして説明したが、これらの位置決め用の凹凸が逆の構成であってもよい。例えば、LSU受け板部25側にLSU15側に向けた凸部を形成させ、その凸部に対応するLSU15フレームの底面の位置に凹部を形成させておき、それらの凸部と凹部を嵌合させることによりLSU15を位置決めするようにしてもよい。
図8(a)〜(c)に、本体フレームの後壁対向板部分35の他の構成をそれぞれ示す。
図6(a)の規制ネジ挿通孔36は、規制ネジ24のy方向の移動を規制する必要がないので、規制ネジ挿通孔36のy方向の幅は、もっと大きくてもよい。
したがって、図8(a)に示すように、2本の規制ネジ24の両方を挿通させる規制ネジ挿通スリット40のような形状の孔を形成させてもよい。
なお、この場合の規制ネジ挿通スリット40が、体フレームの部分に形成されたスリットの一例にあたる。
また、規制ネジ挿通孔36は、規制ネジ24の−x方向の移動を規制しないようにすればよいので、y方向の移動を規制する構造にしてもよい。
したがって、図8(b)に示すように、開口部のy方向の幅も規制ネジ24の軸部分の直径よりわずかに大きいサイズとした規制ネジ挿通孔41としてもよい。
ただし、この場合には、位置決め突起22、23によって位置決めされるy方向の位置に合う位置となるように規制ネジ挿通孔41を配置する必要がある。そのため、図6(a)の規制ネジ挿通孔36や図8(a)の規制ネジ挿通スリット40のようにy方向に規制しない構造とした方が、設計し易い。
また、規制ネジ挿通孔36は、規制ネジ24のz方向の移動を規制できればよいので、1つの規制ネジ24でz方向の移動を規制できるのであれば、図8(c)のように、1つだけの規制ネジ挿通孔36の構造としてもよい。
また、さらに多くの規制ネジ24でLSU15後壁部分の移動を規制するようにしてもよく、規制ネジ挿通孔36を3つ以上設ける構成としてもよい。
また、規制ネジ24を用いる代わりに、規制ネジ挿通孔36によってLSU15のz方向への移動を規制できるような突起部をLSU15の後壁に設ける構成としてもよい。
図9に、LSU15の後壁を本体フレームに支持させる他の方法を説明する図を示す。
図9に示すLSU15は、図7で示したLSUフレームの後壁の規制ネジ穴37の位置に、規制ネジ穴37の代わりに円柱形状の規制突起部42を設けた構成である。
規制突起部42の直径は、図6(b)に示した規制ネジ24の軸部分の直径と同じサイズである。規制突起部42は、例えば、LSUフレームを成型する際に同時に成型されるような突起部であってもよいし、LSUフレームのその部分に穴を設けておき、後からピンなどをその穴に差し込んで形成させるような構造であってもよい。
この場合、位置決め突起22および23をLSU受け板部25の丸孔31および長孔32に挿入する際に、同時に規制突起部42を規制ネジ挿通孔36に挿入するように組み付ける。
規制突起部42の移動が、規制ネジ挿通孔36によってz方向のみ規制されるので、LSU15の後壁部分もz方向のみ移動が規制される。
したがって、この場合にも、図7に示した支持構造の場合と同様の効果が得られる。
なお、図9の構成においては、規制突起部42が、壁から外側に突き出た突出部の一例にあたる。
また、図9の構成の場合には、本体フレームの後壁対向板部分35に貫通した規制ネジ挿通孔36を設ける代わりに、規制突起部42のz方向の移動を規制するような凹部を本体フレームの後壁対向板部分35表面に形成させる構成としてもよい。この場合に形成させる凹部は、規制突起部42がy方向に移動可能なように開口部をy方向に長くするとともに、規制突起部42が−x方向に移動可能にするために、規制突起部42の後方側(−x側)に余裕空間がある深さとしておく。この場合の本体フレームの後壁対向板部分35表面に形成させる凹部が、1凹部の一例にあたる。
また、ここでは、規制突起部42を円柱形状としたが、規制ネジ挿通孔36との相対関係で、LSU15の後壁側のx軸方向の移動を規制せずz軸方向の移動を規制できる構成であれば、その他の形状であってもよい。例えば、断面が楕円形や多角形である柱形状としてもよい。
また、図7に示す構成では、規制ネジ24をLSU15のフレームに螺合する構成としたが、規制ネジ24を本体フレーム側に螺合する構成としてもよい。
図10に、LSU15の後壁を本体フレームに支持させる他の方法を説明する図を示す。
図10に示す構成では、図6(a)において後壁対向板部分35に規制ネジ挿通孔36を設けた代わりに、規制ネジ39が螺合する規制ネジ孔43を設けている。
また図10に示すLSU15は、図7で示したLSUフレームの後壁の規制ネジ穴37の位置に、規制ネジ穴37の代わりに規制ネジ挿入穴44を設けている。
規制ネジ挿入穴44は、開口部がy方向に長い形状の長穴であり、z方向のサイズは、規制ネジ39の軸部分の直径よりもわずかに大きいサイズとなっている。
規制ネジ39の軸部分は、頭部近傍までネジ切りされており、規制ネジ孔43の外側から挿入されて規制ネジ孔43と螺合するようになっている。
2つの固定ネジ34によってLSU15をLSU受け板部25に固定した後、図10に示すように、2つの規制ネジ39を、LSU15の後方の本体フレームの後壁対向板部分35の外側から、規制ネジ孔43に螺合する。このとき、規制ネジ孔43に対向する位置にLSU15の後壁に形成された規制ネジ挿入穴44が配置されているので、規制ネジ39の先端は、規制ネジ挿入穴44に挿入される。
規制ネジ挿入穴44は、規制ネジ39が規制ネジ孔43に螺合した際の規制ネジ39の先端が、さらに+x方向に移動できる深さを有している。
なお、図10の構成においては、規制ネジ挿入穴44が、本発明の、後壁の外側面に形成された凹部の一例にあたる。また、規制ネジ孔43に螺合した状態における規制ネジ39の部分が、本発明の、本体フレームの部分に形成された突出部の一例にあたる。また、規制ネジ孔43に螺合した状態における規制ネジ39の頭部と反対側の端部が、本発明の、突出部の先端部の一例にあたる。
規制ネジ39を規制ネジ孔43に螺合した後には、規制ネジ39の先端側の軸部分が、規制ネジ挿入穴44の上下縁に当接することにより、LSU15の後壁部分の上下方向(z方向)の移動が、本体フレームの後壁対向板部分35によって規制される。
一方、規制ネジ挿入穴44の開口部のy方向の幅は規制ネジ39の軸部分の直径よりも大きいので、規制ネジ39の軸部分は、y方向への相対的な移動については規制されず移動可能である。したがって、LSU15の後壁部分のy方向への移動は規制されない。
また、規制ネジ挿入穴44の深さが、規制ネジ39の先端の+x側に余裕空間ができる深さに形成されているので、規制ネジ39の相対的な前方(+x方向)への移動についても規制されることなく移動可能であり、LSU15の後壁部分の−x方向への移動も規制されない。
このように、図10に示したLSU15の本体フレームへの支持構造においても、x方向の同じ位置で2本の固定ネジ34でLSU受け板部25に固定されており、かつ−x方向へは規制されずに移動可能なので、LSUフレームの底面部分がポリゴンモータの発熱によって膨張しても、図14に示したような底面部分の歪みは生じない。したがって、LSUフレームの熱膨張に起因する、感光体ドラム10表面へのレーザー光の走査位置ズレは抑制される。
一方、LSU15の後壁部分のz方向への移動は規制されるので、本体が落下等の衝撃を受けた場合でも、LSU15がその影響を受け難くなり、その場合の不具合の発生も抑制できる。
なお、ここでは、LSU15フレームの後壁の外側に規制ネジ挿入穴44を形成させることとしたが、後壁を貫通する孔としてもよい。また、本体フレームの部分に形成された突出部の一例として規制ネジ39を用いたが、規制ネジ39の代わりに、本体フレームの後壁対向板部分35に凸部を形成させて本発明の突出部としてもよい。
また、図7に示す構成では、規制ネジ24をLSU15の後壁に設けた規制ネジ穴37に螺合する構成としたが、規制ネジ穴をLSU15の他の側壁に設ける構成としてもよい。
図11に、LSU15の側壁を本体フレームに支持させる方法を説明する図を示す。
図11に示す構成では、図7においてLSUフレームの後壁に規制ネジ穴37を設けた代わりに、LSUフレームの左側壁および右側壁のそれぞれに1つずつ、規制ネジ穴54を設ける構成としている。図11には記載されていないが、本体フレームの左側壁対向板部分51の規制ネジ穴54が形成されている位置と対応する右側壁対向板部分52の位置にも、規制ネジ穴54が形成されている。
また、図6(a)において後壁対向板部分35に規制ネジ挿通孔36を設けた代わりに、LSU15の左側壁に対向する本体フレームの左側壁対向板部分51に規制ネジ挿通孔53を設けるとともに、LSU15の右側壁に対向する本体フレームの右側壁対向板部分52にも規制ネジ挿通孔53を設けている。
規制ネジ挿通孔53は、図6(b)に示した規制ネジ挿通孔36と同様の形状をしている。ただし、規制ネジ挿通孔53が形成される本体フレームの左側壁対向板部分51および右側壁対向板部分52の向きが、規制ネジ挿通孔36が形成されている本体フレームの後壁対向板部分35の向きと異なるため、孔の向きが規制ネジ挿通孔36とは異なる。
すなわち、図11に示すように、規制ネジ挿通孔53は、その開口部がx方向に細長い形状の孔であり、z方向のサイズは、規制ネジ24の軸部分の直径よりもわずかに大きいサイズである。
また、規制ネジ55は、図7で使用する規制ネジ24と同じ構造のネジである。
規制ネジ55を規制ネジ穴54に螺合した後には、規制ネジ55の軸部分が、規制ネジ挿通孔53の上下縁に当接することにより、LSU15の側壁の後壁側部分の上下方向(z方向)の移動が、本体フレームの左側壁対向板部分51および右側壁対向板部分52によって規制される。
一方、規制ネジ挿通孔36の開口部のx方向の幅は規制ネジ24の軸部分の直径よりも大きいので、規制ネジ24の軸部分は、x方向への移動については規制されず移動可能である。したがって、LSU15の側壁のx方向への移動は規制されない。
また、規制ネジ55の主走査方向(y方向)への移動についても、本体フレームの左側壁対向板部分51および右側壁対向板部分52に規制されることなく移動可能なので、LSU15の側壁の後壁側部分のy方向への移動も規制されない。
ただし、この場合には、本体フレームの左側壁対向板部分51の側および右側壁対向板部分52の側から規制ネジ55を挿入することになるが、LSU15のこれらの側壁のいずれかの側には、制御系や駆動系の部品が配置されることが多い。例えば、図11のLSU15では、主走査方向に細長い形状のスパイラル状のトナークリーナ18が回転して余分なトナーを除去するが、このトナークリーナ18を駆動する回転駆動系が、LSU15の右側壁の側に配置されることになる。したがって、この場合には、回転駆動系などが配置される右側壁の側には、規制ネジ挿通孔53を配置しづらくなる。
また、上記で説明した実施の形態では、規制ネジによって、LSU15の後壁、または左側壁と右側壁を支持することとしたが、これらの側壁の組み合わせに限らず、いずれの側壁を規制ネジで支持するようにしてもよい。
図12(a)および(b)に、他の支持構造を示すLSUの下面図を示す。
図12(a)の構成では、位置決め突起22および固定ネジ挿通孔30を、LSUの底面のx方向の中央位置に設けている。そして、LSUの後壁だけでなく、前壁も規制ネジ24で支持する構成としている。
この場合、LSUの前壁側の本体フレームの部分にも、図6に示すような規制ネジ挿通孔36を設ける構成とする。
この場合にも、LSUのz方向の移動のみ規制され、x方向およびy方向への移動は規制されないので、図7に示した支持構造と同様の効果が得られる。
また、図12(b)のように規制ネジを配置してもよい。
図12では、規制ネジ24をLSUの後壁に配置し、規制ネジ55を右側壁に配置している。
この場合にも、LSUのz方向の移動のみ規制され、x方向およびy方向への移動は規制されないので、図7に示した支持構造と同様の効果が得られる。
このように、LSUの四方のいずれの側壁に規制ネジを設けるようにしても、同様の効果が得られる。製品毎に、LSUの四方の側壁に対して、本体フレーム側で規制ネジ挿通孔を設け易い位置で支持させるようにすればよい。
本発明に係る光走査ユニットおよび画像形成装置は、昇温によって生じる像担持体表面への走査位置ズレを抑制でき、かつ画像形成装置本体への衝撃による影響を受け難い効果を有し、プリンタ、複写機、およびファクシミリなどの画像形成装置に用いられる光走査ユニットとして有用である。
本発明の実施の形態1のプリンタ正面の構成断面図 本発明の実施の形態1のLSUの断面模式図 本発明の実施の形態1のLSUの下面図 本発明の実施の形態1のLSUを本体フレームのLSU受け板部に固定する方法を説明する図 本発明の実施の形態1のLSUの底面側を前方から見た斜視図 (a)本発明の実施の形態1の本体フレームの、LSUの後壁に対向する部分を外側から見た背面図、(b)本発明の実施の形態1の、規制ネジを螺合したときの、規制ネジの軸部分と規制ネジ挿通孔との位置関係を示す図 本発明の実施の形態1の、LSUの後壁を本体フレームに支持させる方法を説明する図 (a)〜(c)本発明の実施の形態1の、本体フレームの後壁対向板部分の他の構成を示す図 本発明の実施の形態1の、LSUの後壁を本体フレームに支持させる他の方法を説明する図 本発明の実施の形態1の、LSUの後壁を本体フレームに支持させる他の方法を説明する図 本発明の実施の形態1の、LSUの側壁を本体フレームに支持させる方法を説明する図 (a)、(b)本発明の実施の形態1の、他の支持構造を示すLSUの下面図 (a)従来のタンデム方式の画像形成装置と、その下方に配置されたLSUの断面模式図、(b)従来のタンデム方式の画像形成装置における、本体フレームに固定されているLSUの上面模式図 従来の画像形成装置において、LSUフレームが熱膨張した際のLSUの断面模式図
符号の説明
1 プリンタ
2 給紙カセット
3 ブラック画像形成ユニット
4 イエロー画像形成ユニット
5 シアン画像形成ユニット
6 マゼンダ画像形成ユニット
7 中間転写ベルト
8 転写ユニット
9 定着ユニット
10 感光体ドラム
11 帯電器
12 現像器
13 転写器
14 クリーニングユニット
15 LSU
16 排出トレー
17 トナータンク
18 トナークリーナ
19 ポリゴンミラー
20 反射ミラー
21 補正レンズ
22、23 位置決め突起
24、39、55 規制ネジ
25 LSU受け板部
30 固定ネジ挿通孔
31 丸孔
32 長孔
33 固定ネジ孔
34 固定ネジ
35 本体フレームの後壁対向板部分
36、41、53 規制ネジ挿通孔
37、43、54 規制ネジ穴
40 規制ネジ挿通スリット
42 規制突起部
44 規制ネジ挿入穴
50 走査レンズ
51 本体フレームの左側壁対向板部分
52 本体フレームの右側壁対向板部分

Claims (3)

  1. 光源から出射された光を偏向するための回転多面体と、前記回転多面体によって偏向された光を像担持体上に結像させるための主走査方向に細長い形状をした補正レンズおよび反射ミラーと、前記回転多面体、前記補正レンズおよび前記反射ミラーを収納する箱状の光走査ユニットフレームとを備えた光走査ユニットであって、
    前記光走査ユニットフレームの底面には、本体フレームに対して位置決めするための第1位置決め部および第2位置決め部が形成され、
    前記光走査ユニットフレームの前記底面の、前記第1位置決め部を通る主走査方向線上またはその近傍に、前記本体フレームに固定する固定部が複数個形成され、
    前記光走査ユニットフレームの、少なくともいずれかの側壁に前記光走査ユニットフレームの移動を規制する規制部が形成されており、
    前記規制部は、前記底面に平行でかつ前記主走査方向に実質的に直交する方向への移動は規制せず、少なくとも前記底面に実質的に直交する方向への移動を規制し、
    前記第1位置決め部は、前記主走査方向に平行な前記側壁のうち、一方の側壁寄りに形成され、
    前記第2位置決め部は、前記底面に平行でかつ前記主走査方向に実質的に直交する方向への移動は規制せず、前記主走査方向への移動を規制するように、前記主走査方向に平行な前記側壁のうち、他方の側壁寄りに形成され、
    前記規制部は、前記他方の側壁に形成されており、
    前記規制部は、前記他方の側壁の外側面に形成された凹部、貫通孔または前記主走査方向のスリットのいずれかであり、
    前記光走査ユニットフレームが前記本体フレームに収納された際に前記凹部、前記貫通孔または前記スリットに対向する前記本体フレームの部分に形成されたネジ孔に前記本体フレームの外側から挿入されて前記ネジ孔と螺合する、軸部分の先端部近傍にはネジ切りがされておらず、前記軸部分の頭部近傍にはネジ切りがされているネジを利用した突出部が形成されており、
    前記突出部が前記凹部、前記貫通孔または前記スリットに挿入されたとき、前記突出部の先端部の前方には余裕空間がある、光走査ユニット。
  2. 前記凹部、前記貫通孔または前記スリットは、前記光走査ユニットフレームの前記底面が膨張した際に、前記ネジの前記軸部分の先端部近傍の前記ネジ切りがされていない部分と摺動する、請求項1に記載の光走査ユニット。
  3. 像担持体と、
    光源から出射された光を偏向して前記像担持体上に結像させる請求項1または2に記載の光走査ユニットと、
    前記像担持体表面の静電潜像を可視化して現像剤画像を形成させる現像部と、
    前記現像剤画像を記録媒体上に転写する転写部と、
    前記現像剤画像を前記記録媒体に定着させる定着部とを備えた、画像形成装置。
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