JP5069199B2 - 遠隔デュエット方法、遠隔デュエットシステム、遠隔デュエットプログラムおよび遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遠隔デュエット方法、遠隔デュエットシステム、遠隔デュエットプログラムおよび遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエット方法、遠隔デュエットシステム、遠隔デュエットプログラムおよび遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体に関するものである。
従来より、ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲(以下、デュエット曲とも呼ぶ)を再生し、遠隔地の人と一緒にデュエットすることを可能としたカラオケシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
このカラオケシステムでは、遠隔地のカラオケ装置を第1のカラオケ装置と第2のカラオケ装置とし、第1のカラオケ装置側で歌う人をX、第2のカラオケ装置側で歌う人をYとした場合、第1のカラオケ装置と第2のカラオケ装置で同じ楽曲が再生される。この場合、第1のカラオケ装置からは、Xの歌声のみがネットワークを介して第2のカラオケ装置へ送られ、第2のカラオケ装置で再生される楽曲と合成される。また、第2のカラオケ装置からは、Yの歌声のみがネットワークを介して第1のカラオケ装置へ送られ、第1のカラオケ装置で再生される楽曲と合成される。
特開2005−99650号公報
しかしながら、上述した従来のカラオケシステムでは、ネットワークを介して音声信号が送られてくるため、相手側の音声だけが遅延して聞こえ、デュエットしづらいという問題があった。
例えば、第1のカラオケ装置からXの歌声のみがネットワークを介して伝送されて、第2のカラオケ装置で再生される楽曲と合成される状況を想定する。この場合、デュエット曲を男性と女性の2人で歌うものとし、男性が担当するパートを歌唱者Aが担当するパート、女性が担当するパートを歌唱者Bが担当するパートとした場合、この楽曲は次の4つの部分に分類できる。
(1)歌唱者A(女性)のみが歌う部分(A)
(2)歌唱者B(男性)のみが歌う部分(B)
(3)歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)
(4)誰も歌わない部分(M)
今、デュエット曲として、図5に示すような各部分に分かれた楽曲を歌うものとする。また、この楽曲において、第1のカラオケ装置側のXが担当するパートを歌唱者Aが担当するパートとし、第2のカラオケ装置側のYが担当するパートを歌唱者Bが担当するパートとする。
この場合、第2のカラオケ装置には、第1のカラオケ装置側のXの音声がネットワークの遅延時間Lだけ遅れて届く。このため、第2のカラオケ装置で再生された楽曲に対して、Lだけ遅れてXの音声が再生される。
第2のカラオケ装置において、歌唱者Aのみが歌う部分(A)が終わった後で、Yが歌唱者Bのみが歌う部分(B)や歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)に移る場合には、遅れて聞こえるXの歌声と同期が取りづらいため、歌いづらくなってしまう。自分が歌う直前の相手側の音声の遅れは歌いづらさに大きく影響する。なお、双方が歌っている場合には、相手側の音声の遅延はさほど気にならない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、遠隔地の2者間で、相手側の音声の遅延を気にせずに、支障なく所望の楽曲をデュエットすることが可能な遠隔デュエット方法、遠隔デュエットシステム、遠隔デュエットプログラムおよび遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエット方法において、前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分(A)、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)、誰も歌わない部分(M)の各部分に分類した部分情報をメモリに記憶させる部分情報記憶ステップと、カラオケ装置のそれぞれにおいて、メモリに記憶されている再生する楽曲の部分情報を読み出し、その楽曲の第1の歌唱者のみが歌う部分(A)および第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整する再生タイミング調整ステップとを設けたものである。
この発明によれば、例えば、カラオケ装置を第1のカラオケ装置と第2のカラオケ装置とし、第1のカラオケ装置側で歌う人をX、第2のカラオケ装置側で歌う人をYとした場合、第1のカラオケ装置ではXが担当するパートに応じて、再生する楽曲の第1の歌唱者のみが歌う部分(A)および第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングが調整され、第2のカラオケ装置ではYが担当するパートに応じて、再生する楽曲の第1の歌唱者のみが歌う部分(A)および第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングが調整される。
例えば、第1のカラオケ装置側のXが担当するパートを第1の歌唱者(例えば、男性)が担当するパートとした場合、第1のカラオケ装置では、第1の歌唱者のみが歌う部分(A)の再生タイミングを所定時間だけ速め、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングを所定時間だけ遅らせる。また、第2のカラオケ装置側のYが担当するパートを第2の歌唱者(例えば、女性)が担当するパートとした場合、第2のカラオケ装置では、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングを所定時間だけ速め、第1の歌唱者のみが歌う部分(A)の再生タイミングを所定時間だけ遅らせる。例えば、第1のカラオケ装置と第2のカラオケ装置との間の音声信号の遅延時間(ネットワーク遅延時間)をLとした場合、所定時間として、L/2だけ速めたり、L/2だけ遅らせたりする。
このようにすると、第1のカラオケ装置では、XがL/2だけ速いタイミングで第1の歌唱者のみが歌う部分(A)を歌うため、第2のカラオケ装置側に届く音声の遅れはL/2で済む。一方、第2のカラオケ装置では、L/2だけ遅いタイミングで第1の歌唱者のみが歌う部分(A)を再生しているので、第1のカラオケ装置から送られてくるXの歌声と第2のカラオケ装置で再生される楽曲のずれが解消されて、Xの歌声と楽曲とが同期が取れた状態で再生される。
また、第2のカラオケ装置では、YがL/2だけ速いタイミングで第2の歌唱者のみが歌う部分(B)を歌うため、第2のカラオケ装置側に届く音声の遅れはL/2で済む。一方、第1のカラオケ装置では、L/2だけ遅いタイミングで第2の歌唱者のみが歌う部分(B)を再生しているので、第2のカラオケ装置から送られてくるYの歌声と第1のカラオケ装置で再生される楽曲のずれが解消されて、Yの歌声と楽曲とが同期が取れた状態で再生される。
本発明において、第1の歌唱者のみが歌う部分(A)と第2の歌唱者のみが歌う部分(B)との間の再生タイミングの切り替えは、誰も歌わない部分(M)を再生している間に行うようにするとよい。例えば、再生タイミングを直線的に変化させたり、2次関数の形で変化させたりして、誰も歌を歌っていないときに、双方の再生速度を気がづかない程度に滑らかに変化させることで、自然に再生タイミングの切り替えを行うようにする。
また、本発明では、少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分(A)、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)、誰も歌わない部分(M)の各部分に楽曲を分類するものとしたが、一般に、デュエット曲には第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)も含まれている。このような楽曲に対しては、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)も含めて、その楽曲を各部分に分類する。
また、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)も含めて各部分に分類する場合、再生タイミング調整ステップでは、楽曲を歌う人が担当するパートが第1の歌唱者が担当するパートであった場合、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)の再生タイミングは変化させずに、第1の歌唱者のみが歌う部分(A)の再生タイミングを所定時間だけ速め、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングを所定時間だけ遅らせる。また、楽曲を歌う人が担当するパートが第2の歌唱者が担当するパートであった場合、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)の再生タイミングは変化させずに、第2の歌唱者のみが歌う部分(B)の再生タイミングを所定時間だけ速め、第1の歌唱者のみが歌う部分(A)の再生タイミングを所定時間だけ遅らせるようにする。この場合、第1のカラオケ装置および第2のカラオケ装置では、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分(D)の再生タイミングを変化させないので、相手の声が遅れて聞こえるが、自分も歌っているため相手の声の遅延はさほど気にならない。
なお、本発明は、上述した遠隔デュエット方法を適用した遠隔デュエットシステムとして構成したり、遠隔デュエットシステムで用いられる遠隔デュエットプログラムとして提供することも可能である。また、この遠隔デュエットプログラムを記憶させたフレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカードなどの記録媒体としても提供可能である。
本発明によれば、ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する際、カラオケ装置のそれぞれにおいて、再生する楽曲の第1の歌唱者のみが歌う部分および第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整するようにしたので、例えば、楽曲を歌う人が担当するパートが第1の歌唱者(例えば、男性)が担当するパートであった場合、第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングをL/2だけ速め、第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングをL/2だけ遅らせるようにして、また楽曲を歌う人が担当するパートが第2の歌唱者(例えば、女性)が担当するパートであった場合、第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングをL/2だけ速め、第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングをL/2だけ遅らせるようにして、遠隔地からの歌唱者のみが歌う部分の音声の遅延を解消して、遠隔地の2者間で、相手側の音声の遅延を気にせずに、支障なく所望の楽曲をデュエットすることが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る遠隔デュエット方法の実施に用いる遠隔デュエットシステムの一例を示す概略図である。
同図において、1−1および1−2は遠隔地に設けられたカラオケ装置であり、カラオケ装置1−1とカラオケ装置1−2とはネットワーク2を介して接続されている。
図2にこの遠隔デュエットシステムで用いるカラオケ装置1(1−1,1−2)の要部の構成図を示す。同図において、1Aは選曲部、1Bは楽曲データベース(以下、楽曲DBと略す)、1Cは部分情報データベース(以下、部分情報DBと略す)、1Dはずらし関数計算部、1Eは再生時刻調整部、1Fはスピーカである。
楽曲DB・1Bには各楽曲の音楽データが格納されている。部分情報DB・1Cには、各楽曲について、歌唱者A(この例では、男性)のみが歌う部分(A)、歌唱者B(この例では、女性)のみが歌う部分(B)、歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)、誰も歌わない部分(M)の情報が部分情報として格納されている。
この例では、部分情報をPとし、P={〔p1,t1,t2〕,〔p2,t2,t3〕,〔p3,t3,t4〕,・・・・,〔pn,tn,tn+1〕というような形式で部分情報DB・1Cに格納している。ここで、pi={(M),(A),(B),(D)}(1≦i≦n)であり、〔pi,ti,ti+1〕は時間区間tiからti+1における部分情報がpiであることを示す。
選曲部1Aは、カラオケ装置1で再生する楽曲の曲名を入力とし、その楽曲の音楽データを楽曲DB・1Bから読み出し、再生時刻調整部1Eへ送る機能を有している。また、選曲部1Aは、カラオケ装置1で再生する楽曲の曲名を入力とし、その楽曲の部分情報Pを部分情報DB・1Cから読み出し、ずらし関数計算部1Dへ送る機能を有している。
ずらし関数計算部1Dは、カラオケ装置1で再生する楽曲を歌う人が担当するパートに関する情報(女性パート/男性パート)を入力とし、部分情報DB・1Cから読み出された部分情報Pに対して、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて、各部分の再生タイミングを調整するための関数を計算する機能を有している。
例えば、カラオケ装置1−1とカラオケ装置1−2との間の音声信号の遅延時間(ネットワーク遅延時間)をLとし、時刻tにおけるずらし幅をΔT(t)とした場合、ずらし関数計算部1Dは、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて、ΔT(t)を下記の(1)〜(8)式を用いて計算する。
〔担当するパート:歌唱者Aが担当するパート(男性パート)〕
ΔT(t)=L/2 ・・・・(1)
(if pi=(A) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=−L/2 ・・・・(2)
(if pi=(B) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=0 ・・・・(3)
(if pi=(D) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=ΔT(ti)+〔ΔT(ti+1)−ΔT(ti)〕・〔(t−t1)/(t2−t1)〕・・・・(4)
(if pi=(M) and ti≦t≦ti+1
〔担当するパート:歌唱者Bが担当するパート(女性パート)〕
ΔT(t)=−L/2 ・・・・(5)
(if pi=(A) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=L/2 ・・・・(6)
(if pi=(B) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=0 ・・・・(7)
(if pi=(D) and ti≦t≦ti+1
ΔT(t)=−{ΔT(ti)+〔ΔT(ti+1)−ΔT(ti)〕・〔(t−t1)/(t2−t1)〕}・・・・(8)
(if pi=(M) and ti≦t≦ti+1
再生時刻調整部1Eは、ずらし関数計算部1Dから受け取ったずらし幅ΔT(t)に応じて、楽曲DB・1Bから読み出された楽曲データの再生タイミングをずらす機能を有している。
なお、カラオケ装置1において、選曲部1A、ずらし関数計算部1Cおよび再生時刻調整部1Eは、プログラム(遠隔デュエットプログラム)に従うCPUの処理機能として実現されるが、ハードウェアの回路構成として設けてもよい。また、この場合のプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記憶させた状態で提供され、カラオケ装置1にインストールされる。
次に、図3に示すタイミング図を用いて、カラオケ装置1−1,1−2における本実施の形態特有の処理動作について説明する。
図3(a)はカラオケ装置1−1,1−2で再生する楽曲の各部分の並びを示す図である。この楽曲では、区間(1),(9)が歌唱者A(男性)のみが歌う部分(A)、区間(2),(4),(6),(8)が誰も歌わない部分(M)、区間(3),(7)が歌唱者B(女性)のみが歌う部分(B)、区間(5)が歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)とされている。
図3(b)はカラオケ装置1−1側の楽曲の再生タイミングの変化を示す図であり、図3(c)はカラオケ装置1−2側の楽曲の再生タイミングの変化を示す図である。この実施の形態では、カラオケ装置1−1で再生する楽曲を歌う人Xが担当するパートを歌唱者Aが担当するパート(男性パート)とし、カラオケ装置1−2で再生する楽曲を歌う人Yが担当するパートを歌唱者Bが担当するパート(女性パート)としている。
〔カラオケ装置1−1側〕
カラオケ装置1−1側において、選曲部1Aは、カラオケ装置1−1で再生する楽曲の曲名が与えられると、その楽曲の音楽データを楽曲DB・1Bから読み出して、再生時刻調整部1Eへ送る。また、その楽曲の部分情報Pを部分情報DB・1Cから読み出して、ずらし関数計算部1Dへ送る。
ずらし関数計算部1Dは、カラオケ装置1−1で再生する楽曲を歌う人Xが担当するパートに関する情報(この例では、男性パート)が入力されると、部分情報DB・1Cから読み出された部分情報Pに対して、その楽曲を歌う人Xが担当するパートに応じて、各部分の再生タイミングを調整するための関数を計算し、この計算した関数を再生時刻調整部1Eへ送る。
この場合、歌唱者Aのみが歌う部分(A)に対しては、上記(1)式に従ってずらし幅ΔT(t)=L/2とし、再生タイミングをL/2だけ速める。歌唱者Bのみが歌う部分(B)に対しては、上記(2)式に従ってずらし幅ΔT(t)=−L/2とし、再生タイミングをL/2だけ遅らせる。
なお、歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)に対しては、上記(3)式に従ってずらし幅ΔT(t)=0とし、再生タイミングは変化させない。また、誰も歌わない部分(M)では、上記(4)式に従ってずらし幅ΔT(t)を変化させ、再生タイミングを滑らかに変化させる。これにより、図3(b)に示すように、再生タイミングを微妙に変化させながら、楽曲の再生が行われる。
〔カラオケ装置1−2側〕
カラオケ装置1−2側において、選曲部1Aは、カラオケ装置1−2で再生する楽曲の曲名が与えられると、その楽曲の音楽データを楽曲DB・1Bから読み出して、再生時刻調整部1Eへ送る。また、その楽曲の部分情報Pを部分情報DB・1Cから読み出して、ずらし関数計算部1Dへ送る。
ずらし関数計算部1Dは、カラオケ装置1−2で再生する楽曲を歌う人Yが担当するパートに関する情報(この例では、女性パート)が入力されると、部分情報DB・1Cから読み出された部分情報Pに対して、その楽曲を歌う人Yが担当するパートに応じて、各部分の再生タイミングを調整するための関数を計算し、この計算した関数を再生時刻調整部1Eへ送る。この場合、カラオケ装置1−2で再生する楽曲の曲名は、カラオケ装置1−1で再生する楽曲の曲名と同じである。
この場合、歌唱者Aのみが歌う部分(A)に対しては、上記(5)式に従ってずらし幅ΔT(t)=−L/2とし、再生タイミングを−L/2だけ遅らせる。歌唱者Bのみが歌う部分(B)に対しては、上記(6)式に従ってずらし幅ΔT(t)=L/2とし、再生タイミングをL/2だけ速める。
なお、歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)に対しては、上記(7)式に従ってずらし幅ΔT(t)=0とし、再生タイミングは変化させない。また、誰も歌わない部分(M)では、上記(8)式に従ってずらし幅ΔT(t)を変化させ、再生タイミングを滑らかに変化させる。これにより、図3(c)に示すように、再生タイミングを微妙に変化させながら、楽曲の再生が行われる。
この実施の形態において、カラオケ装置1−1側では、XがL/2だけ速いタイミングで歌唱者Aのみが歌う部分(A)を歌うため、カラオケ装置1−2側に届く音声の遅れはL/2で済む。一方、カラオケ装置1−2側では、L/2だけ遅いタイミングで歌唱者Aのみが歌う部分(A)を再生しているので、カラオケ装置1−1から送られてくるXの歌声とカラオケ装置1−2で再生される楽曲のずれが解消されて、Xの歌声と楽曲とが同期が取れた状態で再生される。
また、カラオケ装置1−2側では、YがL/2だけ速いタイミングで歌唱者Bのみが歌う部分(B)を歌うため、カラオケ装置1−1側に届く音声の遅れはL/2で済む。一方、カラオケ装置1−1では、L/2だけ遅いタイミングで歌唱者Bのみが歌う部分(B)を再生しているので、カラオケ装置1−2から送られてくるYの歌声とカラオケ装置1−1で再生される楽曲のずれが解消されて、Yの歌声と楽曲とが同期が取れた状態で再生される。
なお、この実施の形態において、カラオケ装置1−1およびカラオケ装置1−2では、歌唱者Aと歌唱者Bが一緒に歌う部分(D)の再生タイミングを変化させないので、相手の声が遅れて聞こえるが、自分も歌っているため相手の声の遅延はさほど気にならない。
また、この実施の形態において、歌唱者Aのみが歌う部分(A)と歌唱者Bのみが歌う部分(B)との間の再生タイミングの切り替えや歌唱者Bのみが歌う部分(B)と歌唱者AとBが一緒に歌う部分(D)との間の再生タイミングの切り替えなど、分類が異なる部分間の再生タイミングの切り替えは、誰も歌わない部分(M)を再生している間に滑らかに行われる。これにより、双方の再生速度が気がづかない程度に滑らかに変化され、自然に再生タイミングの切り替えが行われるようになる。
以上のように、本実施の形態によれば、双方が歌っている場合には相手側の音声の遅延がさほど気にならず、自分が歌う直前の相手側の音声の遅れは歌いづらさに大きく影響するという特性を利用して、遠隔地からの歌唱者のみが歌う部分の音声の遅延を解消して、遠隔地の2者間で、相手側の音声の遅延を気にせずに、支障なく所望の楽曲をデュエットすることができるようになる。
なお、上述した例では、誰も歌わない部分(M)において再生タイミングを直線的に変化させるようにしたが、図4に示すように、ΔT(t)を2次関数とし、再生タイミングを2次関数の形で変化させるようにしてもよい。2次関数の形で変化させるようにした方が、より自然に再生タイミングを調整することができるので、違和感なく楽曲をデュエットすることができる。
また、本実施の形態において、ずらし関数計算部1Dは、予め1曲全体に対してずらし関数を計算して再生時刻調整部1Eで再生タイミングを調整してもよいし、各時刻におけるずらし関数を逐次的に計算して、再生時刻調整部1Eでの再生タイミングを調整するようにしてもよい。
また、分類が異なる部分間の再生タイミングの切り替えは、必ずしも誰も歌わない部分(M)の区間内のみで行わなくてもよく、その区間に入る直前の区間の終端の声を伸ばしている部分を含むようにしてもよい。このようにすることで、再生タイミングの切り替えに使える時間が増えるので、緩やかに再生タイミングを変化させることができ、より自然に再生タイミングを切り替えることができるようになる。
また、本実施の形態において、カラオケ装置1−1とカラオケ装置1−2との間の音声信号の遅延時間(ネットワーク遅延時間)Lは、ネットワーク、楽曲や音声データの送受信や再生時に用いられるエンコーダ,デコーダ等の遅延の合計である。遅延時間は、利用するネットワークに応じて予め与えておいてもよいし、遅延時刻を算出する装置によって、逐次的に算出するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、説明を分かり易くするために、歌唱者Aを男性、歌唱者Bを女性としたが、歌唱者A,Bは男性/女性に限られるものではない。
本発明に係る遠隔デュエット方法の実施に用いる遠隔デュエットシステムの一例を示す概略図である。 この遠隔デュエットシステムで用いるカラオケ装置の要部を示す構成図である。 ネットワークを介して接続されたカラオケ装置それぞれでの楽曲の再生タイミングの変化を示す図である。 誰も歌わない部分において再生タイミングを2次関数の形で変化させるようにした例を示す図である。 デュエット曲として歌われる楽曲の各部分の並びを例示する図である。
符号の説明
1(1−1,1−2)…カラオケ装置、2…ネットワーク、1A…選曲部、1B…蓄積DB、1C…部分情報DB、1D…ずらし関数計算部、1E…再生時刻調整部、1F…スピーカ、X,Y…歌う人。

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエット方法において、
    前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分、第2の歌唱者のみが歌う部分、誰も歌わない部分の各部分に分類した部分情報をメモリに記憶させる部分情報記憶ステップと、
    前記カラオケ装置のぞれぞれにおいて、前記メモリに記憶されている再生する楽曲の部分情報を読み出し、その楽曲の前記第1の歌唱者のみが歌う部分および前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整する再生タイミング調整ステップと
    を備えることを特徴とする遠隔デュエット方法。
  2. 請求項1に記載された遠隔デュエット方法において、
    前記再生タイミング調整ステップは、
    前記楽曲を歌う人が担当するパートが前記第1の歌唱者が担当するパートであった場合、前記第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ速め、前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ遅らせ、
    前記楽曲を歌う人が担当するパートが前記第2の歌唱者が担当するパートであった場合、前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ速め、前記第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ遅らせる
    ことを特徴とする遠隔デュエット方法。
  3. 請求項2に記載された遠隔デュエット方法において、
    前記再生タイミング調整ステップは、
    前記第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングと前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングとの間の再生タイミングの切り替えを前記楽曲の誰も歌わない部分を再生している間に行う
    ことを特徴とする遠隔デュエット方法。
  4. 請求項1に記載された遠隔デュエット方法において、
    前記部分情報記憶ステップは、
    前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分、第2の歌唱者のみが歌う部分、第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分、誰も歌わない部分の各部分に分類した部分情報をメモリに記憶させ、
    前記再生タイミング調整ステップは、
    前記楽曲を歌う人が担当するパートが前記第1の歌唱者が担当するパートであった場合、前記第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分の再生タイミングは変化させず、前記第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ速め、前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ遅らせ、
    前記楽曲を歌う人が担当するパートが前記第2の歌唱者が担当するパートであった場合、前記第1の歌唱者と第2の歌唱者が一緒に歌う部分の再生タイミングは変化させず、前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ速め、前記第1の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを所定時間だけ遅らせる
    ことを特徴とする遠隔デュエット方法。
  5. ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエットシステムにおいて、
    前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分、第2の歌唱者のみが歌う部分、誰も歌わない部分の各部分に分類した部分情報を記憶するメモリと、
    前記カラオケ装置のそれぞれにおいて、前記メモリに記憶されている再生する楽曲の部分情報を読み出し、その楽曲の前記第1の歌唱者のみが歌う部分および前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整する再生タイミング調整手段と
    を備えることを特徴とする遠隔デュエットシステム。
  6. ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエットシステムのコンピュータで実行される遠隔デュエットプログラムであって、
    前記遠隔デュエットシステムは、
    前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分、第2の歌唱者のみが歌う部分、誰も歌わない部分の各部分に分類した部分情報を記憶するメモリを備え、
    前記遠隔デュエットプログラムは、
    前記コンピュータに、
    前記カラオケ装置のそれぞれにおいて、前記メモリに記憶されている再生する楽曲の部分情報を読み出し、その楽曲の前記第1の歌唱者のみが歌う部分および前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整する再生タイミング調整手処理
    を実行させることを特徴とする遠隔デュエットプログラム。
  7. ネットワークを介して接続された遠隔地のカラオケ装置間で第1の歌唱者が担当するパートと第2の歌唱者が担当するパートとに分かれた楽曲を再生する遠隔デュエットシステムのコンピュータで実行される遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記遠隔デュエットシステムは、
    前記楽曲を少なくとも第1の歌唱者のみが歌う部分、第2の歌唱者のみが歌う部分、誰も歌わない部分の各部分に分類した部分情報を記憶するメモリを備え、
    前記遠隔デュエットプログラムは、
    前記コンピュータに、
    前記カラオケ装置のそれぞれにおいて、前記メモリに記憶されている再生する楽曲の部分情報を読み出し、その楽曲の前記第1の歌唱者のみが歌う部分および前記第2の歌唱者のみが歌う部分の再生タイミングを、その楽曲を歌う人が担当するパートに応じて調整する再生タイミング調整手処理
    を実行させることを特徴とする遠隔デュエットプログラムを記録した記録媒体。
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