JP5068786B2 - バネ状巻き爪矯正具 - Google Patents

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この発明は、巻き爪となっている爪に取り付けられて、この爪を正常な状態に矯正するために用いられる矯正具の改良に関する。
巻き爪の治療には、手術によるものと、矯正によるものがあるが、近年では矯正によるものが主流になっている。
この矯正には、代表的には、一本のワイヤーを利用したもの、二本のワイヤーを利用したもの、樹脂板を利用したものがある。
一本のワイヤーを利用したものは、爪の左右二箇所に小さな孔を開けると共に、一本のワイヤーの両端をそれぞれ対応する孔に入れ込み、このように爪上に装着されて湾曲されたワイヤーの復元力により巻き爪の矯正をなすようにしている。
二本のワイヤーを利用したものは、爪の右側の側縁部に一端を引っかけられて爪の中央側に伸びる一方のワイヤーの他端と、爪の左側の側縁部に一端を引っかけられて爪の中央側に伸びる他方のワイヤーの他端とを、互いに近づく向きに引っ張って巻き爪の矯正をなすようにしている。(特許文献1参照)
しかるに、この二つの手法にあっては、ワイヤーの装着などに格別の技能を要するところであり、かかる手法を利用しての巻き爪矯正は専門医などに委ねるほかなかった。
また、樹脂板を利用したものは、爪上に樹脂板を接着剤により貼り付けてこの樹脂板の平らに戻ろうとする復元力で巻き爪の矯正をなすものであるが、樹脂板や接着剤は入浴などの日常生活において劣化し易いため、通例4〜6月程度必要とされる完治までの期間に何回かの樹脂板の交換を必要とする場合が少なくない。
特開2001−276104号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、格別の技能を要することなく爪に装着でき、また、日常生活の邪魔にならない態様で装着可能で、かつ、矯正効果を保った状態でのその装着状態を安定的に維持可能な巻き爪の矯正具を提供することにある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、巻き爪矯正具を、バネ状をなし、そのバネ両端にそれぞれ爪の側縁部への引っかけ部を備えると共に、
この引っかけ部間に亘るバネ主体部を、これを構成する線材にループ状部をこのバネ主体部の長さ方向において複数箇所に形成させ、
かつ、各ループ状部をそれぞれ、仮想の一つの平面に対し、そのループの巻回中心軸を交叉させるように形成させて、構成させてなるものとした。
かかる巻き爪矯正具にあっても、爪の左右の側縁部に対応する引っかけ部を引っかけて爪上に矯正具を装着することによりそのバネ主体部は弾性的に引き延ばされるようにでき、こうなったバネ主体部は一対の引っかけ部を近接させる向きの付勢力を爪に継続的に作用させる。これにより巻き爪の矯正をなすことが可能とされる。かかる矯正具は、そのバネ主体部をこれを構成する線材に仮想の一つの平面に対しループの巻回中心軸を交叉させるように形成された複数のループ状部を形成させることで構成しており、かかるバネ主体部も平面的に構成されることから、この線材の直径の2倍以上の寸法を爪上に必要とせずに爪上に爪の湾曲に沿った状態で装着することができ、矯正具の装着状態においてできるだけ矯正具が邪魔にならないようにすることができる。また、バネ主体部は単一の線材に複数のループ状部を形成させてなることから、ヘタリが生じ難く、長期に亘って所用の付勢力を爪に作用させ続ける。
前記引っかけ部を、前記仮想の一つの平面から離れる向きに線材の端末を曲げて形成させておけば、爪上にかかる引っかけ部を爪の側縁部に引っかけて装着される矯正具を単一の線材から合理的に成形させることができる。また、前記線材に、メッキ又は塗装を施して、この線材の表面に意匠面を形成させておけば、矯正具を爪上に取り付けた際の違和感などを払拭などさせることができる。
この発明にかかるバネ状巻き爪矯正具によれば、そのバネ両端の引っかけ部を爪の側縁部に引っかけることにより格別の技能を要することなく爪に装着できる。また、矯正具のバネ主体部は平面的に構成されることから日常生活の邪魔にならない態様で爪に装着することができ、さらに、矯正効果を保った状態でのその装着状態を長期に亘り安定的に維持させることができる。
図1は第一例の矯正具の平面図((a)図)、側面図((b)図)及び(a)図におけるA−A線断面図((c)図)である。 図2は第一例の矯正具を用いた矯正に先立って爪に凹所を形成させた爪の平面図である。 図3は第一例の矯正具の装着過程を示した説明図(指先側から見た図)である。 図4は第一例の矯正具の装着状態を示した平面図((a)図)、指先側から見た側面図((b)図)及び側面図((c)図)である。 図5は第二例の矯正具の平面図である。 図6は図5におけるB−B線断面図である。 図7は第三例の矯正具の装着過程を示した説明図である。 図8は第三例の矯正具の平面図である。 図9は図8におけるC−C線断面図である。
以下、図1〜図9に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。なお、図1〜図4は矯正具Sの第一例(参考例)を、図5〜図7はその第二例を、図8及び図9はその第三例を、それぞれ示している。
この実施の形態にかかる矯正具Sは、巻き爪となっている爪Nに取り付けられて、この爪Nを正常な状態に矯正するために用いられるものである。
かかる矯正具Sは、単一の線材1、つまり一本の金属製の線状体をバネ性を持つように成形させて構成されている。そして、かかる矯正具Sは、爪Nの両側縁部Na、Na間に亘るようにして爪N上に装着することで、かかるバネ性によって巻き爪を矯正するように機能される。なお、本明細書において、爪Nの側縁部Naは、爪先Nbと爪根Ncとの間に亘る爪Nの伸びる方向に略沿った縁部を意味するものとして使用している。
かかる矯正具Sは、前記バネ性を生じるバネ主体部2と、爪Nの側縁部Naに対する引っかけ部3とを備えている。
かかる矯正具Sを構成する線材1としては、SUS316などの耐食性に優れたものを用いることが好ましい。爪Nへの装着時に矯正具Sが靴を履くときの邪魔になるなど日常生活の邪魔にならないようにする観点からは、かかる線材1の直径は0.2mm〜0.3mmの範囲のものとすることが最適である。また、かかる線材1の前記成形は、ワイヤーホーミングにより容易になすことができる。また、かかる線材1に、メッキ又は塗装を施して、この線材1の表面に意匠面を形成させておけば、矯正具Sを爪N上に取り付けた際の違和感などを払拭などさせることができる。
かかる矯正具Sのバネ両端間の寸法、より具体的には、後述する一対の鈎状をなす引っかけ部3の背3bの内側間の寸法は、これを取り付ける爪Nの左右の側縁部Na間の寸法よりも小さく設定される。これにより、後述のように爪の左右の側縁部Naにそれぞれ対応する引っかけ部3を引っかけて爪N上に装着された矯正具Sのバネ主体部2は弾性的に引き延ばされ、一対の引っかけ部3、3を近接させる向きの付勢力を爪Nに継続的に作用させる。これにより巻き爪の矯正をなすことが可能とされる。かかる付勢力の調整は矯正具Sを構成する線材1の剛性や、バネ主体部2の形状を調整することで調整できる。好ましくは、かかる付勢力は、100gf〜300gfの範囲となるようにしておく。付勢力が100gf未満であると矯正の効果が早期に得られ難く、一方、300gf超であると装着者に痛みや強い違和感を感じさせる傾向が認められる。
(第一例)
前記第一例にかかるバネ主体部2は、これを構成する線材1の中心線がこのバネ主体部2の長さ方向xに亘る各位置においてそれぞれ仮想の一つの平面yに略含まれるようにしてこの線材1を波状に成形させることで、構成されている。(図1(c))
図示の例では、バネ主体部2は、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3間を結ぶ仮想の直線zを挟んだ一方側に突き出す山状部2aと、この直線を挟んだ他方側に突き出す山状部2aとを、この直線に沿った方向において交互に備えるように前記線材1を成形させてなる。かかる一方側の山状部2aの前記仮想の直線zからの突きだし寸法と、かかる他方側の山状部2aのこの仮想の直線zからの突きだし寸法とは、略等しくしてある。各山状部2aの頂部2bはいずれもアール状をなすように成形されている。
一方、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3はいずれも、前記仮想の一つの平面yを挟んだ一方側に向けて、この平面yから離れる向きに前記線材1の端末1aを曲げることで、構成されている。これにより、この実施の形態にあっては、爪N上にかかる引っかけ部3を後述する凹所Ndに引っかけて装着される矯正具Sを単一の線材1から合理的に成形できるようになっている。
図示の例では、一対の引っかけ部3、3はそれぞれ、鈎端3aをバネ主体部2側に向けるようにして前記線材1の端末1aを鈎状に湾曲させてなり、この引っかけ部3の鈎端と反対の背3b側はアール状をなしている。
かかる矯正具Sは、そのバネ主体部2をこれを構成する線材1の中心線がこのバネ主体部2の長さ方向xに亘る各位置においてそれぞれ仮想の一つの平面yに略含まれるようにしてなる平面状をなすことから、この線材1の直径以上の寸法を爪N上に必要とせずに爪N上に爪Nの湾曲に沿った状態で装着することができ、矯正具Sの装着状態においてできるだけ矯正具Sが邪魔にならないようにすることができる。
図示の例では特に、バネ主体部2はその山状部2aの頂部2bをアール状にし、また、引っかけ部3の背3b側もアール状をなすことから、爪Nへの装着状態において、この矯正具Sが日常生活においてより邪魔になり難くなっている。すなわち、矯正具Sの装着状態において、矯正具Sが靴下やストッキングなどに引っかかるような事態をできるだけ生じさせないようにしている。
(第二例)
前記第二例にかかるバネ主体部2は、これを構成する線材1に複数のループ状部2cをこのバネ主体部の長さ方向において隣り合うループ状部2cが上下に重なり合わないように、かつ、各ループ状部2cをそれぞれ、仮想の一つの平面yに対し、そのループの巻回中心軸axを交叉させるように形成させることで、構成されている。(図5)
図示の例では、バネ主体部2は、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3間を結ぶ仮想の直線zを挟んだ一方側と、他方側とにおいてそれぞれ、単一の線材1を複数箇所で湾曲させて、このバネ主体部2に複数のループ状部2cを形成させてなる。各ループ状部2cはいずれも、前記仮想の直線zを含む仮想の一つの平面yに対しその巻回中心軸axを直角に近い向きで交叉させている。また、各ループ状部2cの巻回中心軸axはそれぞれ、他のループ状部2cの巻回中心軸axに略平行となるように、各ループ状部2cは形成されている。また、図示の例では、平面視の状態において、前記仮想の直線z上、又は、この仮想の直線zを挟んだ一方側においてのみ前記線材1は上下に重なり合っており、この重なり合った箇所1bと前記仮想の直線zを挟んだ他方側に位置される湾曲箇所との間がループ状部2cとなっている。また、かかるバネ主体部2の幅はその長さ方向xの各位置において一定になっている。
一方、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3はいずれも、前記仮想の一つの平面yを挟んだ一方側に向けて、この平面yから離れる向きに前記線材11の端末1aを曲げることで、構成されている。これにより、この実施の形態にあっては、爪N上にかかる引っかけ部3を爪Nの側縁部Naに引っかけて装着される矯正具Sを単一の線材1から合理的に成形できるようになっている。
図示の例では、一対の引っかけ部3、3はそれぞれ、鈎端3aをバネ主体部22側に向けるようにして前記線材1の端末1aを鈎状に湾曲させてなり、この引っかけ部3の鈎端と反対の背3b側はアール状をなしている。
かかる巻き爪矯正具Sにあっても、爪Nの左右の側縁部Na、Naに対応する引っかけ部3を引っかけて爪N上に矯正具Sを装着することによりそのバネ主体部2は弾性的に引き延ばされるようにでき、こうなったバネ主体部2は一対の引っかけ部3を近接させる向きの付勢力を爪Nに継続的に作用させる。これにより巻き爪の矯正をなすことが可能とされる。かかる矯正具Sは、そのバネ主体部2をこれを構成する線材1に仮想の一つの平面yに対しループの巻回中心軸axを交叉させるように形成された複数のループ状部2cを形成させることで構成しており、かかるバネ主体部2も平面的に構成されることから、この線材1の直径の2倍以上の寸法を爪N上に必要とせずに爪N上に爪Nの湾曲に沿った状態で装着することができ、矯正具Sの装着状態においてできるだけ矯正具Sが邪魔にならないようにすることができる。また、バネ主体部2は単一の線材1に複数のループ状部2cを形成させてなることから、ヘタリが生じ難く、長期に亘って所用の付勢力を爪Nに作用させ続ける。
図示の例では特に、バネ主体部2の前記ループ状部2cは単一の線材1を湾曲させることで構成されており、また、引っかけ部3の背3b側もアール状をなすことから、爪Nへの装着状態において、この矯正具Sが日常生活においてより邪魔になり難くなっている。すなわち、矯正具Sの装着状態において、矯正具Sが靴下やストッキングなどに引っかかるような事態をできるだけ生じさせないようにしている。
(第三例)
前記第三例にかかるバネ主体部2は、これを構成する線材1に複数のループ状部2cをこのバネ主体部2の長さ方向において隣り合うループ状部2cとの間に間隔を開けて形成させ、かつ、各ループ状部2cをそれぞれ、仮想の一つの平面yに対し、そのループの巻回中心軸axを交叉させるように形成させることで、構成されている。(図8)
図示の例では、バネ主体部2は、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3間を結ぶ仮想の直線zを挟んだ一方側と、他方側とにおいてそれぞれ、単一の線材1を複数箇所で湾曲させて、このバネ主体部2に複数のループ状部2cを形成させてなる。各ループ状部2cはいずれも、前記仮想の直線zを含む仮想の一つの平面yに対しその巻回中心軸axを直角に近い向きで交叉させている。また、各ループ状部2cの巻回中心軸axはそれぞれ、他のループ状部2cの巻回中心軸axに略平行となるように、各ループ状部2cは形成されている。また、図示の例では、平面視の状態において、前記仮想の直線zを挟んだ両側においてそれぞれ前記線材1は上下に重なり合っており、この両側にそれぞれ重なり合った箇所1bを配してループ状部2cが形成されている。また、かかるバネ主体部2の幅はその長さ方向の各位置において一定になっている。
一方、かかる矯正具Sのバネ両端にそれぞれ備えられた引っかけ部3はいずれも、前記仮想の一つの平面yを挟んだ一方側に向けて、この平面yから離れる向きに前記線材1の端末1aを曲げることで、構成されている。これにより、この実施の形態にあっては、爪N上にかかる引っかけ部3を爪Nの側縁部Naに引っかけて装着される矯正具Sを単一の線材1から合理的に成形できるようになっている。
図示の例では、一対の引っかけ部3、3はそれぞれ、鈎端3aをバネ主体部2側に向けるようにして前記線材1の端末1aを鈎状に湾曲させてなり、この引っかけ部3の鈎端と反対の背3b側はアール状をなしている。
かかる巻き爪矯正具Sにあっても、爪の左右の側縁部に対応する引っかけ部3を引っかけて爪上に矯正具Sを装着することによりそのバネ主体部2は弾性的に引き延ばされるようにでき、こうなったバネ主体部2は一対の引っかけ部3を近接させる向きの付勢力を爪Nに継続的に作用させる。これにより巻き爪の矯正をなすことが可能とされる。かかる矯正具Sは、そのバネ主体部2をこれを構成する線材1に仮想の一つの平面yに対しループの巻回中心軸axを交叉させるように形成された複数のループ状部2cを形成させることで構成しており、かかるバネ主体部2も平面的に構成されることから、この線材1の直径の2倍以上の寸法を爪N上に必要とせずに爪N上に爪Nの湾曲に沿った状態で装着することができ、矯正具Sの装着状態においてできるだけ矯正具Sが邪魔にならないようにすることができる。また、バネ主体部2は単一の線材1に複数のループ状部2cを形成させてなることから、ヘタリが生じ難く、長期に亘って所用の付勢力を爪に作用させ続ける。
図示の例では特に、バネ主体部2の前記ループ状部2cは単一の線材1を湾曲させることで構成されており、また、引っかけ部3の背3b側もアール状をなすことから、爪Nへの装着状態において、この矯正具Sが日常生活においてより邪魔になり難くなっている。すなわち、矯正具Sの装着状態において、矯正具Sが靴下やストッキングなどに引っかかるような事態をできるだけ生じさせないようにしている。
(使用方法)
かかる矯正具Sは、図7に示されるように、爪Nの左右側縁部Na、Naの一方に一方の引っかけ部3を引っかけた後に、爪先Nb側に引っかけ位置させた他方の引っかけ部3をバネ主体部2を引き延ばしながらこの爪Nの左右側縁部Na、Naの他方側に移動させ、(図7(a)から(b))この他方側に引っかけるようにすることで爪Nに容易に装着できる。(図7(c))
また、かかる矯正具Sは、予め爪Nの左右の側縁部Naにそれぞれ、前記引っかけ部3を引っかけるための凹所Ndを形成させることでもなすことができる。(図2)この凹所Ndは、爪切りの角を利用したり、棒状あるいは板状のやすりを利用することで、容易に形成させることができる。この凹所Ndは、爪Nにおける指先F以上に伸びた箇所に形成する。また、矯正具Sを構成する線材1の直径を0.2mm〜0.3mmとする場合には、凹所Ndの深さは0.4mm〜0.6mmとするのが適当である。そして、爪Nの左右いずれか一方の側に形成された凹所Ndに矯正具Sの一対の引っかけ部3、3の一方を引っかけた後、(図3(a))、指の腹でバネ主体部2を爪N上に押さえつけながら引っかけ部3の他方が他方側の凹所Ndに至る位置までバネ主体部2を引き延ばし、(図3(b))この引っかけ部3の他方をこの他方側の凹所Ndに引っかける。(図3(c))このようにしても矯正具Sは爪に装着することができる。
N 爪
Na 側縁部
Nd 凹所
x 長さ方向
y 平面
1 線材
2 バネ主体部
3 引っかけ部

Claims (3)

  1. バネ両端にそれぞれ爪の側縁部への引っかけ部を備えると共に、
    この引っかけ部間に亘るバネ主体部を、これを構成する線材にループ状部をこのバネ主体部の長さ方向において複数箇所に形成させ、
    かつ、各ループ状部をそれぞれ、仮想の一つの平面に対し、そのループの巻回中心軸を交叉させるように形成させて、構成させてなることを特徴とするバネ状巻き爪矯正具。
  2. 請求項1に記載の巻き爪矯正具であって、前記仮想の一つの平面から離れる向きに線材の端末を曲げて引っかけ部を形成させてなることを特徴とするバネ状巻き爪矯正具。
  3. 線材の表面を、メッキ又は塗装により、意匠面とさせていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバネ状巻き爪矯正具。
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