JP5917427B2 - 巻き爪矯正具 - Google Patents

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この発明は、巻き爪となっている爪に取り付けられて、この爪を正常な状態に矯正するために用いられる矯正具の改良に関する。

巻き爪の治療には、手術によるものと、矯正によるものがあるが、近年では矯正によるものが主流になっている。

こうした矯正をなす矯正具として、ベースプレートの左右にそれぞれ爪の側縁部に引っかかるフックを配させると共に、ネジ手段によってベースプレートとフックとの上下方向の距離を可変できるようにしたものがある。(特許文献1及び2参照)

しかしながら、これらの従来の手法は、爪にネジ手段のねじ込みにより直接的に矯正力を作用させるものであり、また、かかる矯正力の作用により巻き爪がある程度矯正されると爪から矯正具を脱落させてしまうものであった。また、前記左右のフック間の距離は特許文献1のものでは一定の範囲でのみ可変可能で、特許文献2のものでは可変不能なため、これら従来の手法は、単一の矯正具をもって爪の左右方向の寸法、すなわち、爪の大きさ、爪の厚さ、爪の変形の程度を異にする爪の矯正に用い難いものであった。

米国特許明細書第1708716号公報 米国特許明細書第1772130号公報

この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の巻き爪矯正具を、爪に過剰な力を作用させることなく装着可能で、かつ、単一の矯正具をもって左右方向の寸法を異にする爪の矯正にそれぞれ適切に利用可能なものにする点にある。

前記課題を達成するために、この発明にあっては、第一の観点から、巻き爪矯正具を、ベース体と、
自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた棒材よりなる左側アームと、
自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた棒材よりなる右側アームと、
左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、その上端部をベース体に回動可能に組み合わせており、
前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を形成させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなるものとした。

左側アームの引っかけ部を爪の左側の側縁部に引っかけ、右側アームの引っかけ部を爪の右側の側縁部に引っかけると共に、支点部材の当接部を爪に突き当てた装着状態から、支点部材を下方に向けて螺進させるように操作すると、前記バネに蓄勢させながら可動体は上方に移動される。このバネによってベース体には爪から離れる向きの力が作用され、これは左側アームの引っかけ部と右側アームの引っかけ部との間の距離を拡大させる向きの力となることから、矯正具によって爪に巻き爪を矯正する向きの力を作用させることができる。かかる力は前記付勢部材によりもたらされることから、矯正具の爪への装着を爪に過剰な力を作用させない態様でなすことができる。巻き爪が矯正され始めると、爪の左側の側縁部と右側の側縁部が浮き上がり両者の間の距離が広がることから、ベース体と爪との距離の拡大が許容され、可動体は次第に下方に移動され爪に作用される付勢部材の付勢力も次第に弱まるが、爪から矯正具は脱落することはない。このように構成された矯正具は、それぞれ引っかけ部を備えた前記左側アーム及び右側アームによって爪に前記力を作用させることから、爪の左右方向の寸法、すなわち、爪の大きさ、爪の厚さ、爪の変形の程度に影響されることなく、爪に前記のように装着可能である。

前記課題を達成するために、この発明にあっては、第二の観点から、巻き爪矯正具を、ベース体と、
自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた左側アームと、
自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた右側アームと、
左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、前腕部と上腕部とを回動可能に組み合わせてなると共に、この前腕部に前記引っかけ部を持ち、前記上腕部をベース体に回動可能に組み合わせており、
前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を形成させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなるものとした。

左側アームの引っかけ部を爪の左側の側縁部に引っかけ、右側アームの引っかけ部を爪の右側の側縁部に引っかけると共に、支点部材の当接部を爪に突き当てた装着状態から、支点部材を下方に向けて螺進させるように操作すると、前記バネに蓄勢させながら可動体は上方に移動される。このバネによってベース体には爪から離れる向きの力が作用され、これは左側アームの引っかけ部と右側アームの引っかけ部との間の距離を拡大させる向きの力となることから、矯正具によって爪に巻き爪を矯正する向きの力を作用させることができる。かかる力は前記付勢部材によりもたらされることから、矯正具の爪への装着を爪に過剰な力を作用させない態様でなすことができる。巻き爪が矯正され始めると、爪の左側の側縁部と右側の側縁部が浮き上がり両者の間の距離が広がることから、ベース体と爪との距離の拡大が許容され、可動体は次第に下方に移動され爪に作用される付勢部材の付勢力も次第に弱まるが、爪から矯正具は脱落することはない。このように構成された矯正具は、それぞれ引っかけ部を備えた前記左側アーム及び右側アームによって爪に前記力を作用させることから、爪の左右方向の寸法、すなわち、爪の大きさ、爪の厚さ、爪の変形の程度に影響されることなく、爪に前記のように装着可能である。巻き爪となっている爪は左右均等に湾曲変形している場合だけでなく、左右いずれか一方側の変形量がより大きい場合も少なくないが、前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ回動可能に組み合わされた前腕部と上腕部とからなり屈曲可能となっていることから、爪の変形量が左右不均一な場合であっても変形量の大きい側に支点部材の当接部の当接位置を近づけるようにした状態でこのような爪にも支障なく矯正具は装着可能であり、このような場合でも巻き爪の効果的な矯正が可能である。

前記第一の観点又は第二の観点にかかる巻き爪矯正具において、前記左側アームの引っかけ部を爪の左側の側縁部に引っかけ、かつ、右側アームの引っかけ部を爪の右側の側縁部に引っかけると共に、支点部材の当接部を爪に当接させた爪への装着状態において、前記当接部と左側アームの引っかけ部との間の距離と前記当接部と右側アームの引っかけ部との間の距離とが等しくならないようにしておくこともある。前記バネによってもたらされる爪の左側の側縁部及び右側の側縁部に作用される巻き爪を矯正する向きの力(分力)は、左側アームの引っかけ部と支点部材の当接部との距離と右側アームの引っかけ部と支点部材の当接部との距離とが等しいときは、爪の左側の側縁部と右側の側縁部とで等しくなる。これに対し、かかる分力は、左側アームの引っかけ部と支点部材の当接部との距離と右側アームの引っかけ部と支点部材の当接部との距離とを等しくさせないようにすると、当接部との距離を小さくする側で大きく、当接部との距離を大きくする側で小さくなる。すなわち、前記当接部と左側アームの引っかけ部との間の距離と前記当接部と右側アームの引っかけ部との間の距離とが等しくならないようにしておけば、爪の変形量が左右不均一な場合に、変形量の大きい側の爪の側縁部に前記装着状態において支点部材の当接部との距離を小さくする側の引っかけ部を引っかけるようにすることで、前記分力をこの変形量の大きい側の爪の側縁部で大きくさせて、爪の変形量が左右で不均一な爪を効果的且つ合理的に矯正させることができる。ベース体における支点部材の組み合わせ位置と左側アームの組み合わせ位置との間の距離と、前記支点部材の組み合わせ位置と右側アームの組み合わせ位置との間の距離とが、等しくならないようにしておくことが、好ましい態様の一つである。また、ベース体に対し支点部材を、当接部の左右方向への移動調整可能に組み合わせておくこともあり、このようにした場合、前記当接部と左側アームの引っかけ部との間の距離と前記当接部と右側アームの引っかけ部との間の距離とが等しくならないように矯正具を爪に装着可能となる。

この発明にかかる巻き爪矯正具は、爪に過剰な力を作用させることなく爪に装着可能で、かつ、単一の矯正具でありながら左右方向の寸法を異にする爪の矯正にそれぞれ適切に利用することができる。

図1はこの発明の一実施の形態にかかる矯正具(第一例)の斜視図である。 図2は前記第一例の矯正具の斜視図であり、左右のアームを開いた状態を示している。 図3は図1の上方から前記第一例の矯正具を見て示した平面図である。 図4は図3におけるA−A線断面図である。 図5は図1の下方から前記第一例の矯正具を見て示した底面図である。 図6は前記第一例の矯正具の装着状態を示した要部破断正面構成図であり、足の指をその指先側から見て示している。 図7は前記第一例の矯正具の装着状態を示した要部破断正面構成図であり、図6の状態より巻き爪が矯正された状態を示している。 図8は前記第一例の矯正具と構成の一部を異ならせる矯正具(第二例)の要部破断正面構成図である。 図9は前記第二例の矯正具の爪への装着状態を示した要部破断正面構成図である。 図10は前記第一例の矯正具と構成の一部を異ならせる矯正具(第三例)の要部破断正面構成図である。 図11は前記第一例の矯正具と構成の一部を異ならせる矯正具(第四例)の要部破断正面構成図である。

以下、図1〜図11に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかる矯正具Sは、巻き爪となっている爪Nに取り付けられて、この爪Nを正常な状態に矯正するために用いられるものである。

先ず、図1〜図7に示される矯正具S(第一例)について説明する。かかる矯正具Sは、ベース体1、左側アーム2、右側アーム2、及び、支点部材3を備えている。矯正具Sは典型的には金属や合成樹脂から構成される。図示の例では、後述の可動体31を合成樹脂により構成し、その余の部材を金属から構成させている。

ベース体1は、その左端部に左側アーム2の回動組み付け部10を、その右端部に右側アーム2の回動組み付け部10を、その左右方向中程の位置に上下方向に貫通した雌ネジ穴11を、それぞれ備えている。図示の例では、かかるベース体1は、金属製の棒材を加工してなる。前記回動組み付け部10は、前記棒材の左端部及び右端部にした箇所に前後方向に貫通した軸穴10aを設けさせてなる。

左側アーム2は、その自由端に爪Nの左側の側縁部Naへの引っかけ部20を備えている。また、右側アーム2は、その自由端に爪Nの右側の側縁部Nbへの引っかけ部20を備えている。

図示の例では、左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ、前腕部21と上腕部22とを回動可能に組み合わせてなると共に、この前腕部21に前記引っかけ部20を持ち、前記上腕部22の上端部をベース体1に回動可能に組み合わせたものとなっている。図示の例では、左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ、金属製の丸棒材を加工してなる。

上腕部22の上端部には前後方向に貫通した軸穴22aが設けられている。上腕部22の軸穴22aとベース体1の軸穴10aにネジ体23を通すことで、上腕部22はベース体1に回動可能に組み合わされている。かかるネジ体23は前記軸穴10a、22aに差し通される軸の一端に丸頭23aを設けさせると共に、この軸の他端にナット23bを締め付けてなる。上腕部22の下端部には、前腕部21の回動組み付け部22bが形成されている。この前記回動組み付け部22bも、前記丸棒材の下端部にに前後方向に貫通した軸穴22cを設けさせてなる。

前腕部21の上端部には前後方向に貫通した軸穴21aが設けられている。前腕部21の軸穴21aと上腕部22の軸穴22cにネジ体24を通すことで、前腕部21は上腕部22に回動可能に組み合わされている。かかるネジ体24も前記軸穴21a、22cに差し通される軸の一端に丸頭24aを設けさせると共に、この軸の他端にナット24bを締め付けてなる。

前腕部21の下端部はその端末に向かうにつれて太さを漸減させるように構成されている。前腕部21の下端部には、前記端末にフック基部20bを一体に連接させてこの下端部の内側に向けて湾曲してフック端20aを上方に向けたフック状をなす前記引っかけ部20が形成されている。

支点部材3は、左側アーム2と右側アーム2との間にあって下端部を爪Nに対する当接部31bとしている。かかる支点部材3は、ベース体1に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体30と、この軸体30に上下動可能に組み合わされてこの軸体30下に前記当接部31bを形成させる可動体31と、この可動体31と軸体30との間に介装されたこの可動体31に対する付勢部材の一例としての圧縮コイルバネ32とを備えてなる。

図示の例では、軸体30の下端部はこの軸体30の中心軸を筒軸とする下端を開放させた筒状部30aとなっている。一方、可動体31は、上端に円板状の頭部31aを有すると共に、下端に円板状部を有し、この円板状部の下面を前記当接部31bとした軸状をなしており、この頭部31a側から前記筒状部30aに前記軸体30の中心軸に沿った上下動可能に差し入れられている。前記筒状部30aの開放された下端には内鍔30bが形成されている。可動体31の前記頭部31aと前記筒状部30aの内奥部との間に前記バネ32が介装されている。可動体31は、かかるバネ32の付勢によって、前記頭部31aを前記内鍔30bに引っかける最大突出位置からこのバネ32の付勢に抗して上方に向けて移動可能となっている。可動体31の当接部31bには滑り止めとして機能する複数の凹凸が形成されている。(図5)

軸体30の上端部には、この軸体30の中心軸に沿った刻みからなるローレット部30cが備えられている。軸体30におけるこのローレット部30cと筒状部30aとの間に前記ベース体1の雌ネジ穴11に対する雄ネジ部30dが形成されており、支点部材3はこの軸体30の雄ネジ部30dをベース体1の雌ネジ穴11にネジ付けてベース体1に組み合わされている。すなわち、ベース体1の上方に支点部材3のローレット部30cが位置され、ベース体1の下方に前記当接部31bが位置される。

左側アーム2の引っかけ部20を爪Nの左側の側縁部Naに引っかけ、右側アーム2の引っかけ部20を爪Nの右側の側縁部Nbに引っかけると共に、支点部材3の当接部31bを爪Nに突き当てた装着状態から、支点部材3を下方に向けて螺進させるように操作すると、前記バネ32に蓄勢させながら可動体31は上方に移動される。(図6/図中符号Fは足の指を示す。)このバネ32によってベース体1には爪Nから離れる向きの力が作用され、これは左側アーム2の引っかけ部20と右側アーム2の引っかけ部20との間の距離を拡大させる向きの力となることから、矯正具Sによって爪Nに巻き爪を矯正する向きの力を作用させることができる。かかる力は前記バネ32によりもたらされることから、矯正具Sの爪Nへの装着を爪Nに過剰な力を作用させない態様でなすことができる。巻き爪が矯正され始めると、爪Nの左側の側縁部Naと右側の側縁部Nbが浮き上がり両者の間の距離が広がることから、ベース体1と爪Nとの距離の拡大が許容され、可動体31は次第に下方に移動され爪Nに作用されるバネ32の付勢力も次第に弱まるが、爪Nから矯正具Sは脱落することはない。(図7)矯正具Sは、それぞれ引っかけ部20を備えた左側アーム2及び右側アーム2によって爪Nに前記力を作用させることから、爪Nの左右方向の寸法、すなわち、爪Nの大きさ、爪Nの厚さ、爪Nの変形の程度に影響されることなく、爪Nに前記のように装着可能である。巻き爪となっている爪Nは図6に示されるように左右均等に湾曲変形している場合だけでなく、左右いずれか一方側の変形量がより大きい場合も少なくないが、前記左側アーム2及び右側アーム2はそれぞれ回動可能に組み合わされた前腕部21と上腕部22とからなり屈曲可能となっていることから、爪Nの変形量が左右不均一な場合であっても変形量の大きい側に支点部材3の当接部31bの当接位置を近づけるようにした状態でこのような爪Nにも支障なく矯正具Sは装着可能であり、このような場合でも巻き爪の効果的な矯正が可能である。

典型的には、上記のように爪Nに矯正具Sを装着した状態から、爪Nに作用される前記力が強くなりすぎない範囲で、支点部材3を螺進させる。この状態で、足をお湯につけるなどして爪Nを変形しやすくする。巻き爪がある程度矯正されて前記バネ32の付勢力の減衰により爪Nに作用される前記力が減じたときは、必要に応じて支点部材3をさらに螺進させることで矯正を継続することができる。

図8及び図9は、図1〜図7に示される矯正具S(第一例)の構成の一部を変更してなる矯正具S(第二例)を、また、図10は、図1〜図7に示される矯正具Sの構成の一部を変更してなる矯正具S(第三例)を、また、図11は、図1〜図7に示される矯正具Sの構成の一部を変更してなる矯正具S(第四例)を示している。

かかる第二例及び第四例の矯正具Sでは、左側アーム2の引っかけ部20を爪Nの左側の側縁部Naに引っかけ、かつ、右側アーム2の引っかけ部20を爪Nの右側の側縁部Nbに引っかけると共に、支点部材3の当接部31bを爪Nに当接させた爪Nへの装着状態において、前記当接部31bと左側アーム2の引っかけ部20との間の距離と前記当接部31bと右側アーム2の引っかけ部20との間の距離とが等しくならないようになっている。

前記バネ32によってもたらされる爪Nの左側の側縁部Na及び右側の側縁部Nbに作用される巻き爪を矯正する向きの力(分力)は、左側アーム2の引っかけ部20と支点部材3の当接部31bとの距離と右側アーム2の引っかけ部20と支点部材3の当接部31bとの距離とが等しいときは、爪Nの左側の側縁部Naと右側の側縁部Nbとで等しくなる。これに対し、かかる分力は、左側アーム2の引っかけ部20と支点部材3の当接部31bとの距離と右側アーム2の引っかけ部20と支点部材3の当接部31bとの距離とを等しくさせないようにすると、当接部31bとの距離を小さくする側で大きく、当接部31bとの距離を大きくする側で小さくなる。すなわち、第二例及び第四例の矯正具Sによれば、爪Nの変形量が左右不均一な場合に、変形量の大きい側の爪Nの側縁部に前記装着状態において支点部材3の当接部31bとの距離を小さくする側の引っかけ部20を引っかけるようにすることで、前記分力をこの変形量の大きい側の爪Nの側縁部で大きくさせて、爪Nの変形量が左右で不均一な爪Nを効果的且つ合理的に矯正させることができる。

前記第二例では、左側アーム2及び右側アーム2はその上端部をベース体1に回動可能に組み合わせた単一の棒体から構成されている。左側アーム2及び右側アーム2の下端にはそれぞれ引っかけ部20が形成されている。また、この第二例では、左側アーム2の全長よりも右側アーム2の全長が短くなっている。そして、この第二例では、ベース体1における支点部材3の組み合わせ位置と左側アーム2の組み合わせ位置との間の距離と、前記支点部材3の組み合わせ位置と右側アーム2の組み合わせ位置との間の距離とが、等しくならないようにしてある。図示の例では、ベース体1における支点部材3の組み合わせ位置と左側アーム2の組み合わせ位置との間の距離が、前記支点部材3の組み合わせ位置と右側アーム2の組み合わせ位置との間の距離よりも大きくなっている。これにより、この第二例では、矯正具Sの前記爪Nへの装着状態において、前記当接部31bと左側アーム2の引っかけ部20との間の距離と前記当接部31bと右側アーム2の引っかけ部20との間の距離とが等しくならないようになっている。この第二例では、支点部材3を構成する軸体は、可動体31を納める筒状部30aと、その余の部分30eとに分離されており、両者はボールジョイント33によって接続されている。図示の例では、筒状部30aの上端にボールジョイント33を構成する凹部33aが形成され、前記その余の部分30eの下部にこの凹部33aに相補的に納まる球状頭部33bが形成されている。これにより、この第二例では、ボールジョイント33によって当接部31bを爪Nの表面に密着させやすい位置に移動調整できるようになっている。第二例の矯正具Sのその余の構成は前記第一例の矯正具Sの対応構成と同一又は実質的に同一であるので、この同一の構成部分については図8及び図9に図1〜図7で用いた符号と同一の符号を用いてその説明は省略する。

前記第三例では、ベース体1に対し支点部材3が、当接部31bの左右方向への移動調整可能に組み合わされている。この第三例では、左側アーム2及び右側アーム2はその上端部をベース体1に回動可能に組み合わせた単一の棒体から構成されている。左側アーム2及び右側アーム2の下端にはそれぞれ引っかけ部20が形成されている。また、この第三例では、左側アーム2の全長と右側アーム2の全長とは等しくなっている。また、この第三例では、支点部材3はベース体1の左右方向略中程の位置においてベース体1に支持されている。図示の例では、球面軸受け機構12によって支点部材3をベース体1に対して揺動可能に支持させている。球面軸受け機構12は、球状体12aと、この球状体12aを内側に納める環状の軸受け体12bとから構成されている。環状の軸受け体12bの内面は、球状体12aの外面に対する相補的な形状となる凹球面状となっている。軸受け体12bはベース体1に形成された組み込み用穴にはめ込み状に納められてこのベース体1に固定されている。球状体12aにはこれを上下に貫通する雌ネジ穴12cが備えられており、支点部材33はその軸体30の雄ネジ部30dを前記球状体12aの雌ネジ穴12cにネジ付けてベース体1に組み合わされている。かかる球面軸受け機構12により、支点部材3はその当接部31bを右側のアーム2の引っかけ部20に近づけるように右側に移動させることができ、また、その当接部31bを左側のアーム2の引っかけ部20に近づけるように左側に移動させることができるようになっている。これにより、この第三例では、前記当接部31bと左側アーム2の引っかけ部20との間の距離と前記当接部31bと右側アーム2の引っかけ部20との間の距離とが等しくならないように爪Nに矯正具Sを装着可能となっている。第三例の矯正具Sのその余の構成は前記第一例の矯正具Sの対応構成と同一又は実質的に同一であるので、この同一の構成部分については図10に図1〜図7で用いた符号と同一の符号を用いてその説明は省略する。

前記第四例では、支点部材3を構成する可動体31は、筒状部30aに上部を納める上側部分31cと、当接部31bを持った下側部分31dとに分離されており、両者はボールジョイント33によって接続されている。図示の例では、下端を当接部31bとした下側部分31dの上部にボールジョイント33を構成する凹部33aが形成され、前記上側部分31cの下部にこの凹部33aに相補的に納まる球状頭部33bが形成されている。これにより、この第四例では、ボールジョイント33によって当接部31bを爪Nの表面に密着させやすい位置に移動調整できるようになっている。この第四例では、下側部分31dの下部には軟質材31eが設けられており、この軟質材31eの下面が前記当接部31bとして機能するようになっている。第四例の矯正具Sのその余の構成は前記第一例の矯正具Sの対応構成と同一又は実質的に同一であるので、この同一の構成部分については図11に図1〜図7で用いた符号と同一の符号を用いてその説明は省略する。

N 爪
Na 左側の側縁部
Nb 右側の側縁部
1 ベース体
2 アーム
20 引っかけ部
21 前腕部
22 上腕部
3 支点部材
30 軸体
31 可動体
31b 当接部
32 バネ

Claims (5)

  1. ベース体と、
    自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた棒材よりなる左側アームと、
    自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた棒材よりなる右側アームと、
    左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
    前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、その上端部をベース体に回動可能に組み合わせており、
    前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を形成させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなることを特徴とする巻き爪矯正具。
  2. ベース体と、
    自由端に爪の左側の側縁部への引っかけ部を備えた左側アームと、
    自由端に爪の右側の側縁部への引っかけ部を備えた右側アームと、
    左側アームと右側アームとの間にあって下端部を爪に対する当接部とした支点部材とを有しており、
    前記左側アーム及び右側アームはそれぞれ、前腕部と上腕部とを回動可能に組み合わせてなると共に、この前腕部に前記引っかけ部を持ち、前記上腕部をベース体に回動可能に組み合わせており、
    前記支点部材は、ベース体に対し上下方向に螺進退可能に組み合わされた軸体と、この軸体に上下動可能に組み合わされてこの軸体下に前記当接部を形成させる可動体と、この可動体と軸体との間に介装されたこの可動体に対する付勢部材とを備えてなることを特徴とする巻き爪矯正具。
  3. 左側アームの引っかけ部を爪の左側の側縁部に引っかけ、かつ、右側アームの引っかけ部を爪の右側の側縁部に引っかけると共に、支点部材の当接部を爪に当接させた爪への装着状態において、前記当接部と左側アームの引っかけ部との間の距離と前記当接部と右側アームの引っかけ部との間の距離とが等しくならないようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻き爪矯正具。
  4. ベース体における支点部材の組み合わせ位置と左側アームの組み合わせ位置との間の距離と、前記支点部材の組み合わせ位置と右側アームの組み合わせ位置との間の距離とが、等しくならないようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻き爪矯正具。
  5. ベース体に対し支点部材が、当接部の左右方向への移動調整可能に組み合わされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻き爪矯正具。
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