JP5068666B2 - 内燃機関用の慣性フライホイール - Google Patents

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Description

本発明は、主として自動車の、内燃機関のための慣性フライホールに関する。
車両の車輪を駆動するために、クランクシャフトと変速機の間に位置するクランクシャフトの一端に、大きな回転慣性を有する剛体のフライホイールを固定して使用することは知られている。このような剛体のフライホイールは、クランクシャフトの回転速度を調整する役割を果たす。内燃機関のシリンダ内では、燃焼作用により、瞬間的なピークトルクが連続して生成されるが、慣性フライホイールは、それを平均化されたトルクに変換して、揺れを大幅に抑え、振動を抑制する。
慣性フライホイールは、質量体を構成し、長手方向の曲げに対して特定の剛性を有するクランクシャフトに固定されるため、このクランクシャフト/フライホイールの組立体によって、自然振動周波数を有する質量体/スプリングシステムが形成される。この周波数を変えて、クランクシャフトに生じる曲げ応力を軽減するために、環状慣性質量体と、それをクランクシャフトに接続するための、回転軸と直交する軸に沿った曲げに対して、特定の可撓性を有する環状の部材から構成されている、曲げに対して可撓性のフライホイールを使用することが知られている。
この種の慣性フライホイールは、特許文献1に開示されている。環状慣性質量体とクランクシャフトとの間の接続部材は、曲げ特性を有する少なくとも2本のアームを備え、例えば、切抜加工された金属板から構成されている。アームは、回転軸を中心とする捻りに対し、極めて高い剛性を有する。この剛性のために、機関の動作条件によって、特に高速回転時に、クランクシャフトに大きな捻転応力が生じる。
また、クランクシャフトそのものに、錘をスプリングで固定して付加することも提案されている。この錘は、振動緩衝装置の役割を果たし、その反作用によって、クランクシャフトに生じる捻転応力が軽減される。しかし、このような錘を取り付けると、嵩が張り、構造が複雑になる。
フランス国特許公開第2849863号公報
本発明の目的は、主として、このような欠点を回避し、かつクランクシャフトに発生する応力を軽減するという問題に対し、簡単、有効、かつ経済的な解決策を提供することである。
また、特に、捻りに対して、一定の可撓性を有し、経済的に製造できる慣性フライホイールを提供することを目的としている。
この目的のために、回転する環状の慣性質量体から構成されている、内燃機関用の慣性フライホイールを提案する。この慣性質量体は、接続手段により、内燃機関のクランクシャフトの一端に固定されている。この接続手段は、クランクシャフトそのものに比べ、低い捻り剛性を有しており、フライホイールに固定されたクランクシャフトの自然捻り周波数を低減させるとともに、同周波数を、内燃機関のシリンダ内の連続した燃焼作用によって生成される第1の周波数よりも、高い水準に維持する。
本発明による慣性フライホイールの主な利点は、接続手段が、捻りに対する可撓性を有しているため、クランクシャフトから伝達される捻り振動をいくらか取り除くことができ、クランクシャフトによって生成される瞬間的なトルクが、剛体のフライホイールに直接伝わることなく、捻りにより変形可能な中間部材に伝達され、これによって、特定の動作条件下で、クランクシャフトに生じる捻り応力を軽減できることである。
本発明のもうひとつの利点は、慣性フライホイールに固定されたクランクシャフトの自然捻り周波数を、内燃機関のシリンダ内の連続した燃焼作用によって生成される第1の周波数よりも、高い水準に維持することができるため、第1の周波数によって、クランクシャフトの自然捻り周波数での励振がされないことである。
本発明の好ましい態様によると、接続手段は、切抜加工された金属板からなるワッシャ状のものである。このワッシャの円周上には、一連の開口部が設けられている。
本発明の他の態様によると、環状慣性質量体は、半径方向において、接続手段の上記の開口部と外縁部の間の領域で、接続手段に固定されている。
本発明のさらなる態様によると、各開口部の間には、回転軸と直交する平面上で曲がることによって、変形可能な半径方向のアームが、円周上に設けられている。また、慣性質量体を固定するための領域は、少なくとも部分的には、アームの半径方向の最も長い部分よりも、半径方向に短い位置に配置することができる。
本発明の好ましい様態では、切取加工された金属板から構成される接続手段は、5〜9個の開口部を備え、2mm〜6mmの厚さを有し、4mm〜30mmの幅のアームを有する。
本発明の他の様態では、慣性フライホイールは、回転軸と直交し、かつクランクシャフトに対して角度をなして配置された振動軸を有し、接続手段は、この軸を中心として曲がるよう、低い剛性を有する。
この場合、慣性フライホイールは、振動軸に沿って、回転軸の両側に延出する2つの二重アームを備えている。
この二重アームの間には、開口部の半径方向の長さと実質的に等しい長さを有する、半径方向の隙間を設けることができる。
別の様態によると、接続手段は、回転軸に直交する平面上で、半径方向に対して傾斜するアームを備えている。傾斜を設けることによって、アームの長さが長くなり、その結果、軸方向の剛性が低下し、捻り方向に有利に働くため、対称的でない捻り振動をより良く除去することができる。
慣性フライホイールには、捻りまたは曲げ振動、あるいはその両方を減衰させる手段を設けることが望ましい。この減衰手段は、接続手段と慣性質量体との間に設けられ、軸方向に圧縮応力が加わる皿ばね座金により構成することが可能である。
また、別の態様として、接続手段の可撓性金属板を、可撓性金属板の開口部に突き出るような形状に切取加工し、慣性質量体と接する突出部を設けることもできる。
さらに別の態様として、弾力性を伴う圧縮応力が加わるように、慣性質量体の開口部の円筒状の内壁に接する、回転軸と平行な一連の湾曲突出部を備え、接続手段に固定されるワッシャにより構成してもよい。
本発明の望ましい態様によると、正常動作し、慣性フライホイールに固定されたクランクシャフトの自然捻り振動周波数は、300Hz超である。
一般的に、本発明による慣性フライホイールは、単純なフライホイール、または二重減衰フライホイールの1次フライホイールを構成することができる。また、この慣性フライホイールは、鍛鋼により製造したクランクシャフトに比べて、安価な鋳鉄製のクランクシャフトに取り付けることができる。
本発明の実施形態の詳細および効果を、図面を参照して以下に説明する。
図1は、剛体のフライホイール6の概略図である。剛体のフライホイール6は、通常、鋳鉄製であり、例えば自動車の内燃機関のクランクシャフト4に固定される。このフライホイールは、半径方向における外縁部5と、接続手段7から構成されている。半径方向の外縁部5は、高い慣性に資するような厚さを有し、接続手段7は、外縁部5とクランクシャフトの間に設けられている。また、接続手段7は、回転軸を中心とする円上に、図示しないネジによって、クランクシャフト4の一端に固定される。
図2は、曲げに対して可撓性を有する慣性フライホイール12の概略図である。可撓性慣性フライホイール12は、一般的には鋳鉄製のリング8を備え、リング8は、環状金属板10の外縁部に固定されている。環状金属板10は、クランクシャフト4にネジで固定され、クランクシャフトの軸に直交する軸を中心にした曲げを許容するよう、慣性フライホイール12に可撓性を与 える。その結果、揺れの運動、すなわち、フライホイール自身に対して平行な運動が生じる。
剛体のフライホイール6と、曲げに対する可撓性を有するフライホイール12は、一般的に、捻りに対し、5.106Nm/rad超の高い剛性を有しており、フライホイールに固定されたクランクシャフト4の一端における角加速度は、実質的にフライホイールの角加速度に等しくなる。
図6は、本発明による、曲げおよび捻りに対して可撓性を有する慣性フライホイール13の概略図である。慣性フライホイール13は、接続手段14の外縁部に固定された慣性リング8を備え、接続手段14は、上記同様に、ネジでクランクシャフト4に固定され、これによって、図2のフライホイールの曲げおよび振動に対する可撓性、ならびにクランクシャフト4と慣性リング8の間の捻りに対する可撓性が増加する。
クランクシャフトの捻り剛性は、4シリンダ直列機関であれば、約105Nm/rad〜106Nm/radである。本発明によるフライホイール13の剛性は、約104Nm/rad〜105Nm/radであり、クランクシャフトの剛性の1/10以下である。接続手段14は、トルクの作用により角変形され、クランクシャフト4の一端と慣性リング8とでは、角加速度が異なる。
稼動時において、内燃機関のシリンダ内の燃焼作用により生成される力は、ピストンとコネクティングロッドを介して、クランクシャフトのクランクピンに伝達され、この力によって揺れを伴う駆動トルクが生成され、この揺れを伴う駆動トルクは、フライホイールを介して車両の変速機に伝達される。
なお、クランクシャフトに生じる瞬間的なピークトルクは、平均トルクの4倍にも達する場合もある。図1における剛体のフライホイール6の場合、クランクシャフト4の端部は、高い慣性力を持つ、回転する質量体に接続されるため、抵抗が生じ、クランクシャフトのこの端部に最大の捻り応力が生じる。
本発明による、捻りに対する可撓性を有するフライホイール13の場合、クランクシャフト4の端部は、瞬間的な振動トルクが発生すると湾曲する、可撓性のある接続手段14に固定されている。この可撓性を有する接続手段14は、クランクシャフト4に比べ、かなり低い捻り剛性を、クランクシャフトの軸に沿って有しているため、ピークトルクの間は、最大の角変形が生じる。動的な作用時において、回転速度に従って、クランクシャフトの角変形は小さくなり、動トルクとクランクシャフト内部に生じる捻り応力が軽減されることがわかっている。
接続手段14そのものの捻り剛性は、正常動作し、フライホイール13に固定されたクランクシャフト4の自然捻り周波数が大幅に低減するよう、かつ内燃機関のシリンダ内の連続した燃焼作用によって生成される第1の周波数よりも大きくなるように計算される。
4ストロークサイクルで動作する4シリンダの内燃機関の場合、燃焼作用による第1の振動周波数は、2次的なものである。すなわち、クランクシャフト/フライホイール組立体の自然周波数は、2次周波数よりも大きく、例えば、6000回/分の回転速度に対して200Hzに維持されなければならない。したがって、この自然周波数は、燃焼により生成される周波数と一線を画するために、200Hz超、たとえば、300Hzでなければならない。
たとえばディーゼルエンジンにおいて、4次的に極めて不規則な回転速度が生成される場合、クランクシャフト/フライホイール組立体の自然周波数には、330Hz超、例えば500Hzに設定される。
図4は、本発明による、捻りおよび曲げに対して可撓性を有するフライホイール13を示す図である。フライホイール13には、半径方向において外側に位置する部分が比較的厚くなった、鋳鉄製の慣性リング22が設けられている。この慣性リング22は、中心に向かって厚さが薄くなった部分を有しており、それは、可撓性の金属板ワッシャ24の下に見えている。慣性リング22は、外縁に歯つきリング20を備え、スタータのピニオンにより駆動される。
可撓性ワッシャ24は、慣性リング22と中心の位置合わせをし、ワッシャ24の周辺に規則的に配置された、ネジや鋲などの一連の固定手段26によって強固に固定される。可撓性ワッシャ24は、中央に、規則的に配置された一連の貫通孔28に取り囲まれた孔30を備える。ワッシャ24は、クランクシャフトの端部にある肩部に通じる孔30がその中心にあり、貫通孔28を貫通するネジで、この肩部に固定されている。
可撓性ワッシャ24は、その中央の部分に、円周上に配置された同形の開口部38を有し、各開口部38の間には、半径方向のアーム32が設けられている。この開口部は、台形に似た形状を有し、台形の各辺は、曲線部34、36で互いにつながっており、台形の長い底辺部は、ワッシャ24の外縁と同じ側に位置している。
リング22の各固定手段26は、開口部38の半径軸の延長線上に位置し、台形の長い底辺部と、ワッシャ24の外縁部の間に設けられている。この台形の長い底辺部は、固定手段26を迂回するように、少なくとも部分的に、半径方向のアーム32の最も長い部分よりも、半径方向に短い位置まで、ワッシャの中心部に向かって湾曲している。
各放射状アーム32の両端は、互いに実質的に平行、または凹型に窪んだ形状をしており、開口部38の接続曲線部34、36において広がった形状をしている。
可撓性ワッシャ24は、質量と剛性の問題を解決するために、それ自体は既に知られているような、わずかな起伏を有する平面状または窪んだ形状を有している。
本発明によるフライホイール13の機能は、次の通りである。ワッシャ24は、断面上に位置する軸に沿う曲げによる変形が可能である。これは、ワッシャ24の厚さを薄くしたのに加え、開口部38が存在するためであり、これによって、クランクシャフトの端部に対して慣性リング22の曲げが可能となり、かつ回転軸に沿った揺れが可能となる。このような運動に対し、ワッシャ24のアーム32は、主にその厚さ方向に沿って湾曲する。
梁の曲げの計算式を使用して第1の近似値を取ると、ワッシャ24の厚さが3乗され、アームの幅が1乗されるため、最終的には、フライホイール13の曲げおよび揺れに対する剛性は、アームの厚さによって決定される。
ワッシャ24が回転軸を中心とする捻りによって変形するとき、アーム32も、その幅方向に沿って曲がり、S字型に変形するため、開口部38により、ワッシャ24が捻りに対する可撓性を有する。第1の近似値を求めると、アーム32の幅が3乗され、厚さが1乗されるため、最終的には、フライホイール13の捻りに対する剛性は、アームの幅によって決定される。アームの接続曲線部34、36は、捻りによる変形が生じている間、アーム32に実質的に一定の力が加わるよう、太い外形を有している。
アーム32の長さも、ワッシャ24の曲げまたは捻りに対する剛性に影響する。上記の計算原理によると、アーム32の厚さおよび幅は、求めようとしている理論値によって、ワッシャ24の曲げまたは捻りに対する2つの剛性を決定する、2つの独立変数として機能する。
本発明によるフライホイール13のワッシャ24は、2mm〜6mmの厚さを有し、幅4mm〜30mmのアームを5本〜9本備えていることが好ましい。アームの長さは、開口部38と、可撓性金属板24の外縁の間の、半径方向の最小距離を変更することにより調整可能であり、5mm〜20mmであることが好ましい。
計算の例として、正常動作し、フライホイールに固定されたクランクシャフトにより構成される組立体において、500Hzの自然捻り周波数を得たい場合、厚さ4mm、幅10mm、最小半径距離が15mmのアームを9本設けることになる。
本発明によるフライホイールについては、付加的な部品を必要としないため、図2の曲げに対する可撓性を有するフライホイールに比べ、製造が簡単であることも重要な効果の一つである。同じ金属板のワッシャ24が、可撓性を備えた接続部材の役割を果たし、さらに開口部38を切抜加工することにより、捻りに対する可撓性要件も満足させている。
曲げに対して同等の可撓性を維持するためには、開口部38によって可撓性が大となることを考慮すると、金属板の厚さはより厚く、例えば、2.5mm〜4mmまたは5mmの間とされる。ネジがしっかり留まるよう、金属板を少し薄くした場合、通常、ワッシャ24と、クランクシャフトの固定ネジの頭の間にシムを配置するが、このように厚くすると、場合によっては、シムを使用せずにすますことができる。
本発明による捻りに対する可撓性を有するフライホイール13を使用して、クランクシャフトに生じる応力、特に、せん断応力を軽減することにより、例えば、同じクランクシャフトを使用しながら内燃機関の性能を高めることができる。また、性能は同じでも、クランクシャフトの製造を簡略化したり、軽量化したり、または、例えば鍛鋼ではなく鋳鉄など、より安価な素材を用いて行うことが可能となる。
上記の力は、計算によって求めることもできるが、捻りに対する可撓性を有するフライホイールに対し、ひずみゲージを使用して測定しても求めることができる。
図5は、可撓性を有するワッシャの、別の実施形態を示す図である。上述の実施形態同様、このワッシャ50は、開口部38、各開口部38の間に設けられた一重アーム32、中央の孔30、および固定ネジを通すための貫通孔28を備えている。
ワッシャ50の外縁部には、慣性リングを固定するためのドリル孔52が設けられている。このドリル孔52は対で設けられ、回転軸に向かって内側に突き出た開口部38の枠の上に、各開口部の軸に対して左右対称に形成されている。
図4のワッシャ24とは異なり、ワッシャ50には、回転軸の左右に、半径方向に延出する2対の二重アーム54が設けられている。二重アーム54のそれぞれの対は、半径方向に細長い、端部が曲線の隙間56を挟んで並行する2本のアームから構成されている。
ワッシャ50を備える捻りおよび曲げに対する可撓性を有するフライホイールは、本発明の効果と、特許文献1の効果とを組み合わせたものである。これは、このフライホイールの捻りに対する可撓性を、一重アーム32または二重アーム54によって実現したためである。
このフライホールは、フライホイールの回転軸に直交する、曲げに対して有利に働く振動軸を有するが、これは二重アーム54によって決定される。この場合、二重アームの部分では、より大きな変形が生じるため、より大きな抵抗に抗することができる。したがって、この軸を中心にした曲げに対しては低い剛性が、そして、これに直交する軸を中心にした曲げに対しては、高い剛性が得られる。
特許文献1が教示されているところによると、クランクシャフトのクランクピンの位置によって、曲げに対して、フライホールが高い可撓性を有するように、この曲げに対して有利に働く軸は、クランクシャフトに対して角度を設けて配置される。なお、クランクシャフトの位置は、固定ネジが通るドリル孔28によって決定される。切抜加工した同じ金属板により、捻りに対する可撓性が得られるのに加え、この効果を、簡単かつ経済的に達成することができる。
図6は、可撓性を有するワッシャの別の実施形態を示す図である。この実施形態では、接続手段のワッシャ62は、開口部64、各開口部64の間に設けられたアーム60、中央の孔30、クランクシャフトに固定するネジを通す貫通孔28、および環状質量体または慣性リング22を固定する固定手段26を備えている。
アーム60は、接続曲線部34、36により、金属板62の半径方向の内側の部分と外側の部分とに接続されている。図4のワッシャ24のアームとは異なり、このアーム60は、回転軸に直交する平面する横断面上で、半径方向に対して傾斜している。このように傾斜しているため、アーム60を長くすることができ、これによって、フライホイールの曲げおよび振動に対する剛性を低くすることができる。
さらに、捻りに対する剛性曲線も、加わる正または負のトルクによって異なる。その曲線がわずかに非対称であるため、内燃機関のシリンダ内で生じる、それ自体非対称な燃焼により生じるピークトルクに適応した剛性を持たせることができる。また、アーム60が傾斜をもった形状をしているため、内燃機関のトルクによって、これらのアーム60そのものに生じる応力を軽減させることも可能となる。
一般的には、捻りおよび曲げに対する可撓性を有するフライホイールは、曲げまたは捻りを伴う振動を減衰させる手段と関連付けて考えられる。図7は、減衰手段の第1の実施形態を示す図であり、この減衰手段は、皿ばね座金70から構成されている。皿ばね座金70の半径方向の内側に位置する表面は、金属板24に接し、半径方向の外側に位置する表面は慣性リング22に接する。この皿ばね座金70には、軸方向の圧縮応力が加わる。
曲げおよび揺れを伴う振動が加わると、これに接している部分が半径方向に移動する。他方、捻りを伴う振動が加わると、角度を伴う移動が生じる。これによって摩擦が生じ、金属板24が大きく動くことが制限され、また金属板24に生じる応力を低減させる減衰手段として有用である。
図8および図9は、減衰手段の他の実施形態を示す図である。この実施形態では、慣性リング22は、曲げおよび捻りに対して可撓性を有する金属板80によって保持される。金属板80には開口部84が設けられ、それぞれの開口部84の内部には、内端でつながり、外に向かって半径方向に延出する突出部82が設けられている。各突出部82は、回転軸を横切る平面上で、わずかに湾曲しており、これにより、その遊端部86はリング22の表面に弾力性を伴う圧縮応力が加わるよう接している。
第1の実施形態同様、曲げ、揺れ、および捻りを伴う振動が生じると、半径方向の突出部82の端部86が、慣性リング22と摩擦し合って、減衰が生じる。
図10および図11は、さらに減衰手段の他の実施形態を示す図である。慣性リング22は、曲げおよび捻りに対して可撓性を有し、開口部を備えた環状金属板90によって保持される。減衰ワッシャ92は、金属板90と接する、平面状の半径方向部98を有する。また、減衰ワッシャ92は、金属板90上に配置された固定用の貫通孔94を通じて、これらの2つの部分を、クランクシャフトの端部に固定するネジによって保持される。
他の実施形態では、クランクシャフトのネジの頭と、環状金属板90と、ワッシャ92の平面状の半径方向部98との間に、シムを付加する。
ワッシャ92の平面状の半径方向部98の外周には、回転軸に平行して曲がった、一連の突出部96が規則的に設けられている。これらの突出部96は、弾力性を伴った圧縮応力が加わるよう、慣性リング22の中央の開口部100の円筒状の内壁に接する。したがって、曲げ、揺れ、または捻りを伴う振動によって、金属板90の中心部と慣性リング22の間に相対的な移動が生じると、この放射状の突出部96によって摩擦が生じ、減衰が起きる。
なお、この実施形態には、振動が原因の応力によって、金属板90の軸上の負荷が追加されないという利点がある。
本発明による、捻りに対して可撓性を有するフライホイールは、クラッチ機構を伴う単純なフライホイールとして用いることも、または二重減衰フライホイールの1次フライホイールとして用いることもできる。一般的には、捻りに対して可撓性を有する接続ワッシャ24、50は、クランクシャフトと、自動変速装置を駆動する流体力学的なトルクコンバータ等、回転する任意の慣性質量体との間を接続するために使用することができる。さらに、可撓性を有する接続手段は、金属板を切取加工する以外にも、好適な断面のアームを備えた鋳鉄部品などによる製造も可能である。
クランクシャフトの一端に取り付けられている、剛体のフライホイールの概略図である。 クランクシャフトの一端に取り付けられている、曲げに対して可撓性を有するフライホイールの概略図である。 クランクシャフトの一端に取り付けられている、曲げおよび捻りに対して可撓性を有するフライホイールの概略図である。 本発明に係るフライホイールの斜視図である。 本発明の他の実施形態によるフライホイールの接続手段を示す前面図である。 本発明のさらなる実施形態によるフライホイールを示す前面図である。 減衰手段を備える、捻りに対して可撓性を有するフライホイールを示す断面図である。 他の実施形態による減衰手段を備える、捻りに対して可撓性を有するフライホイールを示す、図9の線A−Aにおける断面図である。 図8のフライホイールの前面図である。 他の実施形態による減衰手段を備える、捻りに対して可撓性を有するフライホイールを示す断面図である。 図10のフライホイールの減衰ワッシャを示す斜視図である。
符号の説明
4 クランクシャフト
5 外縁部
6 慣性フライホイール
7 接続手段
8 リング
10 環状金属板
12、13 慣性フライホイール
20 歯付きリング
22 慣性リング
24 金属板ワッシャ
26 固定手段
28 貫通孔
30 孔
32 アーム
34、36 接続曲線部
38 開口部
50 ワッシャ
52 ドリル孔
54 二重アーム
60 アーム
62 ワッシャ
64 開口部
70 皿ばね座金
80 金属板
84 開口部
86 遊端部
90 金属板
92 減衰ワッシャ
94 貫通孔
96 突出部
98 半径方向部

Claims (16)

  1. 慣性フライホイールであって、内燃機関のクランクシャフト(4)の一端に固定され、回転する環状慣性質量体(22)と、金属板のワッシャ(14)を備え、前記ワッシャ(14)は、円周上に配置された一連の開口部(38)が設けられ、単独のクランクシャフト(4)よりも低いねじれ剛性を有し、フライホイール(1)に固定されたクランクシャフト(4)自体のねじれ周波数は低下するものの、内燃機関のシリンダ内の連続した燃焼作用によって生成される第1の周波数よりも大きい状態を保ち、前記開口部(38)は、全体的に台形の形状を有し、前記開口部(38)の各辺は、接続径部(34)(36)によって互いに接続され、前記開口部(38)は、前記ワッシャ(14)の外周辺に位置する長底辺を有する、慣性フライホイールにおいて、
    回転する環状の慣性質量体(22)は、全体的に台形の形状を有する各開口部(38)の長底辺と、前記ワッシャ(14)の外周部との間の径方向に位置する領域で、前記ワッシャ(14)に固定されることを特徴とする、慣性フライホイール。
  2. 前記開口部(38)は、半径方向のアーム(32)(54)によって、円周方向に分けられ、前記アーム(32)(54)は、フライホイール(1)の回転軸と直交する平面上で変形可能であることを特徴とする、請求項1に記載の慣性フライホイール。
  3. 環状の慣性質量体(22)が固定される領域は、少なくとも部分的には、前記アーム(32)(54)の半径方向の最も長い部分よりも、半径方向に短い位置に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の慣性フライホイール。
  4. 前記ワッシャ(24)(50)は、5〜9個の開口部(38)を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  5. 前記ワッシャ(24)(50)は、切取加工された金属板から構成され、2mm〜6mmの厚さを有し、前記アーム(32)(54)は、4mm〜30mmの幅を有することを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  6. 回転軸と直交する振動の推奨軸を備え、振動の推奨軸は、クランクシャフト(4)に対して角度をなして配置され、この軸周りの曲げに対して、フライホイールの剛性は、小さいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  7. 2つの二重アーム(54)を備え、前記二重アーム(54)は、振動の推奨軸に沿って整列し、回転軸の両側に半径方向に延出することを特徴とする、請求項に記載の慣性フライホイール。
  8. 前記二重アーム(54)は、半径方向の隙間(56)を備え、前記隙間(56)は、開口部(38)の半径方向の長さと実質的に等しい半径方向の長さを有することを特徴とする、請求項に記載の慣性フライホイール。
  9. 前記ワッシャ(62)は、回転軸と直交する平面上で、半径方向に対して傾斜するアーム(60)を備えていることを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  10. ねじれ、および/または曲げの振動を減衰させる手段(70)(82)(92)をさらに備えていることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  11. 前記振動を減衰させる手段(70)(82)(92)は、皿ばね座金(70)を備え、前記皿ばね座金(70)は、前記ワッシャ(24)と環状慣性質量体(22)との間で、軸方向に予め張力が与えられていることを特徴とする、請求項10に記載の慣性フライホイール。
  12. 前記振動を減衰させる手段(70)(82)(92)は、突起(82)を備え、前記突起(82)は、前記ワッシャ(80)から切取加工され、また前記慣性質量体(22)に支持されるように、このワッシャの開口部(84)に突出していることを特徴とする、請求項10に記載の慣性フライホイール。
  13. 前記振動を減衰させる手段(70)(82)(92)は、一連の湾曲した突出部(96)を有する座金(92)を備え、前記突出部(96)は、回転軸に平行に延出し、また前記慣性質量体(22)の孔(100)の円筒壁上で、弾性的な予めの張力で半径方向に支持されることを特徴とする、請求項10に記載の慣性フライホイール。
  14. 正常動作し、かつ慣性フライホイール(1)に固定されたクランクシャフト(4)自体のねじれ振動周波数は、300Hz以上であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  15. 単一のフライホイール、または二重減衰フライホイールの1次フライホイールを構成していることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の慣性フライホイール。
  16. 鋳鉄製のクランクシャフトに取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の慣性フライホイール。
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