JP5068600B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5068600B2
JP5068600B2 JP2007202765A JP2007202765A JP5068600B2 JP 5068600 B2 JP5068600 B2 JP 5068600B2 JP 2007202765 A JP2007202765 A JP 2007202765A JP 2007202765 A JP2007202765 A JP 2007202765A JP 5068600 B2 JP5068600 B2 JP 5068600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat source
hot water
setting
water
trial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007202765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009036488A (ja
Inventor
智明 田邉
吉照 山崎
将人 堀
尚希 今任
武 望月
靖二 大越
陵太郎 館山
大輔 久保井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2007202765A priority Critical patent/JP5068600B2/ja
Publication of JP2009036488A publication Critical patent/JP2009036488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5068600B2 publication Critical patent/JP5068600B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

この発明は、複数の熱源機を備えた給湯装置に関する。
圧縮機の吐出冷媒を水熱交換器、減圧器、室外熱交換器に通して圧縮機に戻し水熱交換器を凝縮器として機能させるヒートポンプ式冷凍サイクルを備えるとともに、水をタンクに供給し、タンクの水をポンプにより水熱交換器に通して循環させることによりタンクに湯水を貯える給湯装置がある(例えば特許文献1)。
このような給湯装置では、湯の使用量が多い施設での使用が可能なように、上記水熱交換器を有するヒートポンプ式冷凍サイクルおよびその水熱交換器に水を循環させる水サイクルからなる熱源機を複数台設置し、これら熱源機の運転台数を制御できるようにしたものがある。
特開2005―308250号公報
複数台の熱源機を有する給湯装置の場合、据付け時や保守サービス時など、試運転を行ったり、その試運転の結果を作業員が的確に把握する必要がある。
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的は、運転パターンの容易な設定を可能とし、しかもその設定に基づく運転状況を作業員に的確に知らせることができる給湯装置を提供することである。
請求項1に係る発明の給湯装置は、水を各熱源機で加熱して温水とし、その温水を開放型タンクに供給して貯えるものであって、当該給湯装置の運転状況を表示し、当該給湯装置の運転パターンを設定するための操作表示器を備える。そして、この操作表示器は、上記運転パターンとして、上記各熱源機の全数同時試運転、半数交互試運転、個別試運転を選択的に設定する機能を有する。
この発明の給湯装置によれば、運転パターンの容易な設定を可能とし、しかもその設定に基づく運転状況を作業員に的確に知らせることができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、複数台の熱源機1が給水側主配管2と給湯側主配管3との間に並列に接続されるとともに、その給水側主配管2および給湯側主配管3との間にシステムタンクユニット4が接続されている。
システムタンクユニット4は、給水側主配管2の水を密閉型タンク4aに取込み、その密閉型タンク4a内の水を給水側主配管2により各熱源機1に供給するとともに、給湯側主配管3の温水を上記密閉型タンク4aに取込んで一旦貯え、その貯えた温水を流量調整弁4bを介して開放型タンク5に供給する。開放型タンク5は、温水配管6を介して給湯負荷に接続されている。
給水側主配管2は、水源(図示しない)の水を密閉型タンク4aに供給するとともに、その密閉型タンク4a内の水を各熱源機1に供給する働きをする。給湯側主配管3は、各熱源機1から流出する温水を密閉型タンク4aに供給するとともに、密閉型タンク4a内の温水を開放型タンク5に供給する働きをする。
開放型タンク5は、給湯側主配管3から供給される温水を貯えて給湯負荷へ供給する。
各熱源機1の具体的な構成を図2に示す。
すなわち、圧縮機11から吐出される冷媒が四方弁12を介して水熱交換器13に流れ、その水熱交換器13を経た冷媒が減圧器である膨張弁14、室外熱交換器15、および上記四方弁12を通って圧縮機11に吸込まれる。室外熱交換器15に外気を供給するための室外ファン16がその室外熱交換器15の近傍に設けられている。これら圧縮機11から室外ファン16までの機器により、ヒートポンプ式冷凍サイクルが構成されている。
上記給水側主配管2から第1三方弁22の第1流路の一端に第1配管21が接続され、その第1三方弁22の第1流路および第2流路のそれぞれ他端から上記水熱交換器13の水入口にポンプ24を介して第2配管23が接続されている。さらに、水熱交換器13の水出口から第2三方弁26の第3流路および第4流路のそれぞれ一端に第3配管25が接続され、その第3流路の他端から第1三方弁22の第2流路の一端に第4配管27が接続されている。また、第4配管27の中途部から給湯側主配管3に第5配管28が接続されるとともに、第2三方弁26の第4流路の他端から上記第1配管21に第6配管29が接続されている。これら第1配管21から第6配管29までの部品により、水サイクルが構成されている。
なお、第1三方弁22は選択的な開閉が可能な第1流路および第2流路を有し、第2三方弁26は選択的な開閉が可能な第3流路および第4流路を有している。
水熱交換器13に熱交換器温度センサ31が取付けられ、第2配管23における水熱交換器13の水入口近傍に流入側温度センサ32が取付けられ、第3配管25における水熱交換器13の水出口近傍に流出側温度センサ33が取付けられている。熱交換器温度センサ31は、水熱交換器13の温度(凝縮温度)Tc(℃)を検知する。流入側温度センサ32は、水熱交換器13に流入する水(または温水)の温度Twi(℃)を検知する。流出側温度センサ33は、水熱交換器13から流出する温水(または水)の温度Two(℃)を検知する。
圧縮機11と四方弁12との間の高圧側冷媒配管に吐出冷媒温度センサ41および高圧スイッチ42が取付けられ、室外熱交換器15に熱交換器温度センサ43が取付けられている。吐出冷媒温度センサ41は、圧縮機11の吐出冷媒温度Tdを検知する。高圧スイッチ42は、圧縮機11の吐出冷媒圧力(高圧側圧力)Pdの異常上昇時に作動する。熱交換器温度センサ43は、室外熱交換器15の温度(蒸発温度)Te(℃)を検知する。
このような給湯装置の各熱源機1の外観、システムタンクユニット4の外観、開放型タンク5の構成、制御ユニット7の配置、操作表示器8の外観などを図3に示す。
まず、開放型タンク5の上部に電極棒検出ユニット50が設けられている。この電極棒検出ユニット50は、開放型タンク5の深さ方向に沿って互いに長さが異なる複数の電極棒50a,50b,…50eを有し、これら電極棒50a,50b,…50eの相互間の液体を通した通電により開放型タンク5内の水位を段階的に検出する。このうち、最短の電極棒50aが満水レベルL4検出用、電極棒50bが減水レベルL3検出用、電極50cが渇水レベルL2検出用、電極50dが渇水レベルL1(<L2)検出用、最長の電極棒50eがアース水位検出用となっている。なお、実際に給湯に使用できる制御水位として、渇水レベルL1と同じ位置の0(%)制御水位S1、満水レベルL4より少し下の位置の100(%)制御水位S2が定められている。
また、開放型タンク5内の下部に、圧力センサ51および温度センサ52が取り付けられている。圧力センサ51は、開放型タンク5内の水の圧力を検知する。温度センサ52は、開放型タンク5内の水の温度を検知する。さらに、開放型タンク5の側壁に渇水時給水用の緊急給水管9が連通され、その緊急給水管9に二方弁53が設けられている。
そして、システムタンクユニット4の側壁に制御ユニット7が取り付けられ、その制御ユニット7に各熱源機1、操作表示器8、電極棒検出ユニット50、圧力センサ51、温度センサ52、二方弁53などが配線接続されている。
操作表示器8は、前面にタッチパネル式液晶表示部8aを有し、当該給湯装置の運転パターンを設定するとともに、その設定に基づく当該給湯装置の運転状況をモニタするためのものである。
制御ユニット7は、主要な機能として、次の(1)〜(4)の手段を有する。
(1)操作表示器8で設定される運転パターンに応じて当該給湯装置の運転を制御するとともに、当該給湯装置の運転状況(開放型タンク5における水位検出を含む)を操作表示器8のタッチパネル式液晶表示部8aで表示せしめる制御手段。
(2)各熱源機1の運転開始に際し、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転およびポンプ24の運転を開始し、熱交換器温度センサ31の検知温度Tcまたは流入側温度センサ32の検知温度Twiが設定値に達するまで、第2三方弁26の第3流路を閉じて第4流路を開き、かつ第1三方弁22の第1流路を開いて第2流路を閉じることにより、ポンプ24、水熱交換器13、第3配管25、第2三方弁26の第4流路、第6配管29、第1配管21、第1三方弁22の第1流路を通して水が循環する初期循環回路を形成する初期制御手段。
(3)上記初期制御手段による初期循環回路の形成後、熱交換器温度センサ31の検知温度Tcまたは流入側温度センサ32の検知温度Twiが設定値を超えると、第1三方弁22の第1流路を開いて第2流路を閉じ、かつ第2三方弁26の第3流路を開いて第4流路を閉じることにより、給水側主配管2の水を第1配管21、第1三方弁22の第1流路、第2配管23、ポンプ24を通して水熱交換器13に送り、その水熱交換器13から流出する温水を第3配管25、第2三方弁26の第3流路、第4配管27、第5配管28を通して給湯側主配管3に送る出湯回路を形成する出湯制御手段。
(4)圧力センサ51の検知圧力に基づき開放型タンク5内の水位を検出する水位検出手段。
つぎに、上記の構成の作用について説明する。
(a)初期循環回路および出湯回路
熱源機1の運転開始に際し、ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転およびポンプ24の運転が開始され、図4に示す条件に基づき、熱交換器温度センサ31の検知温度Tcが設定値Tcsに達するまで、または流入側温度センサ32の検知温度Twiが設定値Twisに達するまで、第2三方弁26の第3流路が閉じられて第4流路が開かれ、かつ第1三方弁22の第1流路が開かれて第2流路が閉じられる。これにより、図2に矢印で示すように、ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、圧縮機11の吐出冷媒が四方弁12、水熱交換器13、膨張弁14、室外熱交換器15、四方弁12を通って圧縮機11に吸込まれる流れが生じて水熱交換器が凝縮器として機能する。水サイクルでは、水がポンプ24、水熱交換器13、第3配管25、第2三方弁26の第4流路、第6配管29、第1配管21、第1三方弁22の第1流路を通って循環する初期循環回路が形成される。
この初期循環回路の形成後、図4に示す条件に基づき、熱交換器温度センサ31の検知温度Tcが設定値Tcsを超えたとき、または流入側温度センサ32の検知温度Twiが設定値Twisを超えたとき、第1三方弁22の第1流路が開かれて第2流路が閉じられ、かつ第2三方弁26の第3流路が開かれて第4流路が閉じられる。これにより、図5に矢印で示すように、給水側主配管2の水が第1配管21、第1三方弁22の第1流路、第2配管23、ポンプ24を通って水熱交換器13に送られ、その水熱交換器13から流出する温水が第3配管25、第2三方弁26の第3流路、第4配管27、第5配管28を通って給湯側主配管3に送られる出湯回路が形成される。
このように、運転開始時は、先ず初期循環回路を形成して水熱交換器13を温め、水熱交換器13が十分に温まってから給湯側主配管3への出湯を行うことにより、給湯側主配管3を流れる温水の不要な温度低下を回避することができて、十分に温度上昇した高温水が給湯側主配管3および密閉型タンク4aに供給される。
とくに、複数台の熱源機1を備え、その各熱源機1の運転台数を変えることができるので、全体の給湯能力を増大できるとともに、その給湯能力を広範囲で調節することができ
(b)停止中の熱源機1への温水の流入阻止
停止中の熱源機1では、第2三方弁26の第3流路が閉じられて第4流路が開かれ、かつ第1三方弁22の第1流路が開かれて第2流路が閉じられ、給湯回路が解除されて図2の初期循環回路が準備される。これにより、運転中の熱源機1で作られた給湯側主配管3内の温水が停止中の熱源機1の水サイクルに流入することがなくなり、運転中の熱源機1で作られた温水およびその熱エネルギを無駄なく密閉型タンク4aに供給して貯えることができ、省エネルギ性および信頼性の向上が図れる。
(c)水位検出および運転台数制御
圧力センサ51の検知圧力に基づいて開放型タンク5内の水位(%)が検出され、その検出水位(%)に応じて、各熱源機1の運転台数および流量調整弁4bの開度が制御される。なお、圧力センサ51の検知圧力に基づく検出水位のことを、以下、圧力センサ51の検出水位という。
この制御により、密閉型タンク4aに温水が貯まり、その温水が開放型タンク5に供給される。圧力センサ51の検出水位は無段階で細かいので、開放型タンク5内の水位を常に最適な状態に維持することができる。
なお、圧力センサ51の検出水位(%)の誤差を補償するため、定期的に、電極棒検出ユニット50の検出水位を基準にして圧力センサ51の検出水位(%)が校正される。
たとえば、図6に示すように、圧力センサ51の検出水位(%)が電極棒検出ユニット50の検出水位より低い側にずれている場合には、定期的に、電極棒検出ユニット50の検出水位が満水レベルL4となるまで開放型タンク5内の水位が増やされ、そのときの圧力センサ51の検出水位(%)と電極棒検出ユニット50の検出水位との差に基づいて、圧力センサ51の検出水位(%)が校正される。
圧力センサ51の検出水位(%)が電極棒検出ユニット50の検出水位より高い側にずれている場合には、通常制御時に電極棒検出ユニット50の検出水位が満水レベルL4に達した時点で、そのときの圧力センサ51の検出水位(%)と電極棒検出ユニット50の検出水位との差に基づいて、圧力センサ51の検出水位(%)が校正される。
一方、圧力センサ51に何らかの異常があった場合には、そのバックアップとして、電極棒検出ユニット50の検出水位に応じて各熱源機1の運転台数および流量調整弁4bの開度が制御される。
(d)操作表示器8の画面表示
操作表示器8は、試運転パターンの設定用として、各熱源機1の全数同時試運転を設定するための全数同時試運転画面、各熱源機1の半数交互試運転を設定するための半数交互試運転設定画面、各熱源機1の個別試運転を設定するための個別試運転画面を選択的に表示する機能を有するとともに、当該給湯装置の運転状況として、水位検出に関わる情報画面をタッチパネル式液晶表示部8aで表示する機能を有している。
試運転用の各画面表示の階層を図7に示し、その各画面表示の具体例を図8に示している。
初めに“試運転画面1”があって、その“試運転画面1”の操作によって“全数同時試運転画面2”“半数交互試運転画面3”“個別試運転画面4”のいずれかが選択的に表示される。また、“全数同時試運転画面2”の操作により、熱源機1の運転状況を表す“ヒートポンプユニット運転状況画面6”、システムタンクユニット4の運転状況を表す“システムタンクユニット運転状況画面7”、電極棒検出ユニット50の動作状況を表す“電極棒確認画面8”のいずれかが選択的に表示される。
“半数交互試運転画面3”の操作によっても、“ヒートポンプユニット運転状況画面6”“システムタンクユニット運転状況画面7”“電極棒確認画面8”のいずれかが選択的に表示される。
“個別試運転画面4”の操作により、熱源機1の運転状況を表すとともに熱源機1の運転設定を行う“ヒートポンプユニット運転状況および運転設定画面5”“システムタンクユニット運転状況画面7”“電極棒確認画面8”のいずれかが選択的に表示される。
“全数同時試運転画面2”には、試運転の“開始”と“中止”のボタン、最大12台の熱源機1に対応する“1ボタン”〜“12ボタン”、システムタンクユニット4に対応する “0ボタン”、電極棒検出ユニット50に対応する “0ボタン”などがある。実際に設置されている熱源機1が例えば10台で、“1ボタン”〜“12ボタン”のうち、緑地表示(右斜めの斜線で示す)の“1ボタン”〜“10ボタン”は1台目から10台目の熱源機1が試運転中であることを表している。また、システムタンクユニット4および電極棒検出ユニット50に対応する“0ボタン”も緑地表示(左斜め斜線で示す)で表示され、試運転中であることを表している。“全数同時試運転画面2”の“1ボタン”がタッチ操作されると、“ヒートポンプユニット運転状況画面6”に切換わり、1台目の熱源機1の運転状況が表示される。システムタンクユニット4に対応する“0ボタン”がタッチ操作された場合は、“システムタンクユニット運転状況画面7”に切換わり、システムタンクユニット4の運転状況が表示される。電極棒検出ユニット50に対応する“0ボタン”がタッチ操作された場合は、“電極棒検出ユニット運転状況画面8”に切換わり、システムタンクユニット4の運転状況が表示される。
“半数交互試運転画面3”にも、試運転の“開始”と“中止”のボタン、最大12台の熱源機1に対応する“1ボタン”〜“12ボタン”、システムタンクユニット4に対応する “0ボタン”、電極棒検出ユニット50に対応する “0ボタン”などがある。実際に設置されている熱源機1が例えば10台で、そのうちの1台目から5台目の熱源機1と6台目から10台目の熱源機1とが1時間ずつ交互に試運転される場合、1台目から5台目の熱源機1の試運転中に“1ボタン”〜“5ボタン”が図示のように緑地表示(右斜めの斜線で示す)となり、次の6台目から10台目の熱源機1の試運転中に“6ボタン”〜“10ボタン”が緑地表示となる。また、システムタンクユニット4および電極棒検出ユニット50に対応する“0ボタン”も緑地表示(左斜め斜線で示す)で表示され、試運転中であることを表している。電力会社との契約により昼間の一定時間帯の電力消費量を抑える必要がある場合は、この半数交互試運転により対応できる。
“個別試運転画面4”にも試運転の“開始”と“中止”のボタン、最大12台の熱源機1に対応する“1ボタン”〜“12ボタン”、システムタンクユニット4に対応する “0ボタン”、電極棒検出ユニット50に対応する “0ボタン”などがある。実際に設置されている熱源機1が例えば10台で、そのうちの1台目の熱源機1が試運転される場合、 “1ボタン”が図示のように緑地表示(右斜めの斜線で示す)となる。また、システムタンクユニット4および電極棒検出ユニット50に対応する“0ボタン”も緑地表示(左斜め斜線で示す)で表示され、試運転中であることを表している。
“個別試運転画面4”の“1ボタン”がタッチ操作されると、“ヒートポンプユニット運転状況および運転設定画面5”に切換わり、1台目の熱源機1の運転状況が表示される。この画面は、全数同時試運転および半数交互試運転における“ヒートポンプユニット運転状況画面6”とは異なり、表示中の熱源機1に対する“運転”と“停止”のボタン、表示中の熱源機1のポンプ24のみを試運転させる“止+ポンプ”のボタンなどがある。例えば熱源機1の1台が故障した場合は、個別試運転により対応できる。また、熱源機1の圧縮機11等は運転させずにポンプ24のみの試運転もできる。
この操作表示器8を備えることにより、当該給湯装置の運転パターンの容易な設定が可能になり、特に試運転においてその設定に基づく運転状況を作業員に的確に知らせることができる。作業員にとっては、据付け時や保守サービス時の試運転の実施作業および確認作業にかかる時間と負担が大幅に軽減されることになり、作業効率が向上する。
(e)変形例
なお、上記実施形態では、システムタンクユニット4に1つの流量調整弁を用いたが、その数に限定はなく、複数の流量調整弁を互いに並列に接続して設けてもよい。その他、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
一実施形態の構成を示す図。 一実施形態における熱源機の具体的な構成および初期循環回路を示す図 一実施形態における各熱源機の外観、システムタンクユニットの外観、開放型タンクの構成、制御ユニットの配置、操作表示器の外観などを示す図。 一実施形態における初期循環回路と出湯回路との切換条件を示す図。 一実施形態における熱源機の出湯回路を示す図。 一実施形態における圧力センサの検出水位が電極棒検出ユニットの検出水位より低い側にずれている例を示す図。 一実施形態の操作表示器における試運転用の各画面表示の階層を示す図。 一実施形態の操作表示器における各画面表示の具体例を示す図。
符号の説明
1…熱源機、2…給水側主配管、3…給湯側主配管、4…システムタンクユニット、4a…密閉型タンク、4b…流量調整弁、5…開放型タンク、6…温水配管、7…制御ユニット、8…操作表示器、8a…タッチパネル式液晶表示部、11…圧縮機、13…水熱交換器、14…膨張弁(減圧器)、15…室外熱交換器、21…第1配管、22…第1三方弁、23…第2配管、24…ポンプ、25…第3配管、26…第2三方弁、27…第4配管、28…第5配管、29…第6配管

Claims (6)

  1. 水を各熱源機で加熱して温水とし、その温水を開放型タンクに供給して貯える給湯装置において、
    当該給湯装置の運転状況を表示し、当該給湯装置の運転パターンを設定するための操作表示器を備え
    前記操作表示器は、前記運転パターンとして、前記各熱源機の全数同時試運転、半数交互試運転、個別試運転を選択的に設定する機能を有する、
    ことを特徴とする給湯装置。
  2. 前記給湯装置は、水が供給される密閉型タンクを有し、その密閉型タンク内の水を各熱源機で加熱して温水とし、その温水を前記密閉型タンクに一旦貯え、その密閉型タンク内の温水を開放型タンクに供給する、
    前記操作表示器は、タッチパネル式液晶表示部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記操作表示器は、前記運転パターンの設定用として、前記各熱源機の全数同時試運転を設定するための全数同時試運転画面、前記各熱源機の半数交互試運転を設定するための半数交互試運転設定画面、前記各熱源機の個別試運転を設定するための個別試運転画面を選択的に表示する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  4. 前記タンク内の水の圧力を検知する圧力センサと、
    前記圧力センサの検知圧力に基づき前記タンク内の水位を検出する水位検出手段と、
    前記タンクの深さ方向に沿って互いに長さが異なる複数の電極棒を有しこれら電極棒の相互間の液体を通した通電により前記タンク内の水位を検出する電極棒検出ユニットと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  5. 前記操作表示器は、前記運転パターンとして、前記各熱源機の全数同時試運転、半数交互試運転、個別試運転を前記タッチパネル式液晶表示部の操作に応じて選択的に設定する機能を有するとともに、当該給湯装置の運転状況として、前記水位検出手段および前記電極棒検出ユニットの検出に関わる情報を前記タッチパネル式液晶表示部で表示する機能を有することを特徴とする請求項4に記載の給湯装置。
  6. 前記操作表示器は、前記運転パターンの設定用として、前記各熱源機の全数同時試運転を設定するための全数同時試運転画面、前記各熱源機の半数交互試運転を設定するための半数交互試運転設定画面、前記各熱源機の個別試運転を設定するための個別試運転画面を選択的に表示する機能を有するとともに、当該給湯装置の運転状況として、前記水位検出手段および前記電極棒検出ユニットの検出に関わる情報画面を前記タッチパネル式液晶表示部で表示する機能を有することを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の給湯装置。
JP2007202765A 2007-08-03 2007-08-03 給湯装置 Active JP5068600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007202765A JP5068600B2 (ja) 2007-08-03 2007-08-03 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007202765A JP5068600B2 (ja) 2007-08-03 2007-08-03 給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009036488A JP2009036488A (ja) 2009-02-19
JP5068600B2 true JP5068600B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=40438555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007202765A Active JP5068600B2 (ja) 2007-08-03 2007-08-03 給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5068600B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101917617B1 (ko) * 2017-01-12 2018-11-19 주식회사 엠티에스 축열식 멀티 히트펌프 시스템용 리모컨

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5809872B2 (ja) * 2011-08-08 2015-11-11 東芝キヤリア株式会社 加温装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07239152A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Kyushu Henatsuki Kk 循環式給湯設備
JP2006214636A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Kansai Electric Power Co Inc:The 給湯システム
JP2007060633A (ja) * 2005-07-27 2007-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd リモコンシステムとそのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101917617B1 (ko) * 2017-01-12 2018-11-19 주식회사 엠티에스 축열식 멀티 히트펌프 시스템용 리모컨

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009036488A (ja) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3339768B1 (en) Refrigeration cycle apparatus and refrigeration cycle system
JP5568113B2 (ja) 回転機械装置
JP5622859B2 (ja) 熱源装置
JP5068601B2 (ja) 給湯装置用リモートコントローラ
JP5068600B2 (ja) 給湯装置
JP5221907B2 (ja) 給湯装置
JP2004116942A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2006250507A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP5450466B2 (ja) 給液装置
JP5790738B2 (ja) 空気調和システム
JP2007178059A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP6651972B2 (ja) 給湯システム及びこれを備えた電力制限システム
JP2012247079A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2007085676A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5478521B2 (ja) 給液装置
JP2009030839A (ja) 空気調和機
JP6616233B2 (ja) ヒートポンプシステム及びこれを備えた電力制限システム
KR102469029B1 (ko) 열원 시스템의 관리 장치, 관리 시스템, 및 열원 시스템의 관리 정보의 표시 방법
JP5767557B2 (ja) 液体加熱装置
JP2015094569A (ja) 床暖房用表示装置
JP5594277B2 (ja) 温水床暖房装置および温水床暖房装置の配管接続判定方法
KR20200056164A (ko) 공기조화기 및 그 동작방법
JP2022107165A (ja) 給湯装置
JP5845397B2 (ja) 温水暖房機
JP2013174403A (ja) 液体加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120601

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5068600

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250