JP2007060633A - リモコンシステムとそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、設備機器の試運転は設置工事時に施工者が行うものである。しかしながら人間が実施する為、試運転が完了したか否かを示す表示をしたとしても、施工者が見落とす可能性が残り、また、意識して試運転を実施しない施工者に対しては何ら効果が無く試運転の実施漏れを防ぐことが出来ないという課題があった。
【解決手段】設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段(試運転A手段15と試運転B手段16)を備えた設備機器1と、すべての前記試運転手段の完了を確認する完了確認手段19と、設置工事時の操作のみを行う設置モードと通常時の操作を行う通常モードとの切り替えを行う機能制限手段14とを備えたリモコン2とからなり、すべての前記試運転手段の完了を確認するまでは設置工事時に行う操作以外を禁止する。
【選択図】図1
【解決手段】設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段(試運転A手段15と試運転B手段16)を備えた設備機器1と、すべての前記試運転手段の完了を確認する完了確認手段19と、設置工事時の操作のみを行う設置モードと通常時の操作を行う通常モードとの切り替えを行う機能制限手段14とを備えたリモコン2とからなり、すべての前記試運転手段の完了を確認するまでは設置工事時に行う操作以外を禁止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段を備える設備機器において、試運転手段の実施漏れを防ぐリモコンシステムとそのプログラムに関する。
従来、設備機器は設置工事時に試運転を実施する必要がある。例えば、電気温水器やCO2ヒートポンプ給湯機などの設備機器は、設置工事時に給湯機が有する貯湯タンク内の温水の生成を試験する温水生成試運転や、浴槽への湯張りを試験する湯張り試運転を実施する必要がある。
また、前記設備機器のリモコンに試運転が完了したか否かを示す表示をし、試運転が完了するとネットワークを介してサーバへ情報を送信することで試運転の未実施を防ぐものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−356696号公報
従来、設備機器の試運転は設置工事時に施工者が行うものである。しかしながら人間が実施する為、例え特許文献1のように試運転が完了したか否かを示す表示をしたとしても、施工者が見落とす可能性が残り、試運転の実施漏れを防ぐことが出来ないという課題があった。
本発明は、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段を備えた設備機器と、すべての前記試運転手段の完了を確認する完了確認手段と、設置工事時の操作のみを行なえる設置モードと通常時の操作を行なえる通常モードとの切り替えを行う機能制限手段とを備えたリモコンとからなり、すべての前記試運転手段の完了を確認するまでは前記設置モードのみにして設置工事時に行う操作以外を禁止するよう構成している。
本発明によれば、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない試運転手段をすべて行い、その後に完了確認手段を用いてすべての試運転手段の完了を確認し、前記完了確認手段の動作に連動させて機能制限手段を用いて通常モードに切り替えるまでは設置工事時以外の操作が不可能であり、万が一必要な操作を忘れていた場合には通常操作を禁止する為、設置工事時点の試運転漏れを認識でき、漏れなく試運転を行う事が出来る。
第1の発明は、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段を備えた設備機器と、すべての前記試運転手段の完了を確認する完了確認手段と、設置工事時の操作のみを行なえる設置モードと通常時の操作を行なえる通常モードとの切り替えを行う機能制限手段とを備えたリモコンとからなり、すべての前記試運転手段の完了を確認するまでは前記設置モードのみにして設置工事時に行う操作以外を禁止するリモコンシステムを提供するものである。
これによって本発明は、設置工事時に必要な操作をすべて行い、その後に完了確認手段
を用いてすべての前記試運転手段の完了を確認し、前記機能制限手段を用いて通常モードに切り替えるまでは設置工事時以外の操作が不可能であり、万が一必要な操作を忘れていた場合には通常操作を禁止する為、設置工事時点の試運転漏れを認識でき、漏れなく試運転を行う事が出来る。
を用いてすべての前記試運転手段の完了を確認し、前記機能制限手段を用いて通常モードに切り替えるまでは設置工事時以外の操作が不可能であり、万が一必要な操作を忘れていた場合には通常操作を禁止する為、設置工事時点の試運転漏れを認識でき、漏れなく試運転を行う事が出来る。
第2の発明は、第1の発明において、前記リモコンは前記完了確認手段による前記試運転手段の完了/未完了を報知する確認報知手段を備えるリモコンシステムを提供するものである。
これによって本発明は、ユーザが未完了である前記試運転手段を容易に認識出来るようになり、リモコン操作の利便性を高める効果を有する。
第3の発明は、第1または2の発明において、前記リモコンは前記完了確認手段にて完了の確認が行われていない前記試運転手段の開始を誘導する誘導手段を備えるリモコンシステムを提供するものである。
これによって本発明は、ユーザは前記試運転の何が完了して、何が未完了なのかを認識する事無く未完了の前記試運転を実施する事ができ、リモコン操作の利便性を高める効果を有する。
第4の発明は、第3の発明において、前記リモコンは、前記リモコンの起動直後に、前記完了確認手段にて完了の確認が行われていない場合、前記誘導手段を用いて前記試運転手段の開始を誘導するリモコンシステムを提供するものである。
これによって本発明は、たとえば前記リモコンを停止し設置工事時に一度中断した後、設置工事を再開した際に前記リモコンを起動した場合、起動直後に完了の確認が行われていない前記試運転手段の開始を誘導するため、ユーザは前記試運転の何が完了して、何が未完了なのかを認識する事無く、また操作を単純化して未完了の前記試運転を実施する事ができ、リモコン操作の利便性を高める効果を有する。
第5の発明は、第1から4のいずれかの発明において、前記リモコンシステムはサーバ/携帯情報端末を備え、前記リモコンは、前記サーバ/前記携帯情報端末へ前記完了確認手段の完了/未完了の結果を送信する完了確認情報送信手段を備えるリモコンシステムを提供するものである。
これによって本発明は、前記完了確認手段の完了/未完了の結果をサーバで一元管理する事ができ、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない試運転手段の完了/未完了を管理する事が出来る。
また、前記リモコンシステムのネットワーク設定を行う施工者と試運転を行う施工者が別である場合、ネットワーク設定が未設定の状態で試運転を行う事がありえるが、ネットワークを介さずに直接前記携帯情報端末と通信を行う事で前記完了確認手段の完了/未完了の結果を前記携帯情報端末で一元管理する事ができ、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない試運転手段の完了/未完了を管理する事が出来る。
第6の発明は、第5の発明において、前記リモコンは、前記サーバ/前記携帯情報端末へ前記試運転手段の動作開始/動作終了の情報を送信する動作情報送信手段を備え、前記サーバ/前記携帯情報端末は前記試運転手段の動作を中止する試運転中止手段と、前記リモコンから動作開始情報を受信してからの経過時間を計測し、所定時間経過しても前記リモコンから動作終了情報を受信しない場合には前記試運転中止手段を動作させる異常検知
手段を備えるよう構成している。
手段を備えるよう構成している。
これによって本発明は、本来前記試運転が完了しているはずの時間になっても前記試運転手段の動作が完了/異常終了せずに継続していた場合、前記サーバ/前記携帯情報端末が前記リモコンシステムを中止する事でシステムの安全性が増す。
第7の発明は、第1から6のいずれかの発明において、リモコンシステムの少なくとも1つをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。
そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明のリモコンシステムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるリモコンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態1におけるリモコンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は実施の形態1の、リモコンシステムを概略的に示す構成説明図である。
図1において、1は設備機器、2はリモコン、10は表示手段、11はリモコン制御手段、12は設備機器側機器間通信手段、13はリモコン側機器間通信手段、14は機能制限制御手段、15は試運転A手段、16は試運転B手段、17は試運転A開始手段、18は試運転B開始手段、19は完了確認手段である。
また、設置工事時に試運転A手段15と試運転B手段16を必ず実施し完了しなければならない。
なお、設備機器1にはヒートポンプ給湯機、リモコン2にはヒートポンプ給湯機リモコン、表示手段10にはユーザへの表示及び操作受付が可能なタッチパネル、リモコン制御手段11と機能制限手段14と試運転A手段15と試運転B手段16と試運転A開始手段17と試運転B開始手段18と完了確認手段19にはマイクロコンピュータ、設備機器側機器間通信手段12とリモコン側機器間通信手段13にはシリアル通信手段を用いる事でこの構成を容易に実現できる。
なお、設備機器1にヒートポンプ給湯機を用いた時は、試運転Aは給湯機による温水生成試運転であり、試運転Bは浴槽への湯張り試運転としてもよい。
また、設備機器1には電気を制御に用いるガス給湯機や石油給湯機、電気温水器などを用いることが出来る。
以下、本実施の形態の動作について説明する。工場出荷時にリモコン2は設置モードで動作するよう機能制限制御手段14を予め設定しておく。施工者が現場で設備機器1及びリモコン2を設置し通電すると、設置モードでリモコン2が起動する。
設置モードは設置工事時の操作のみを行なえるモードであり、通常時の操作を行うことは出来ない。一方、通常モードは通常時の操作を行うモードである。なお、通常モードで
は設置工事時の操作も行えるよう構成しても構わない。
は設置工事時の操作も行えるよう構成しても構わない。
また、設備機器1にヒートポンプ給湯機を用いた時、設置モードは温水生成試運転や湯張り試運転を行うモードとし、通常モードは温水生成運転や湯張り運転を行うモードとしてもよい。
施工者はリモコン制御手段11の指令で表示手段10に表示されている試運転A開始ボタンから試運転A開始手段17を動作させることで設備機器側機器間通信手段12とリモコン側機器間通信手段13を通じて機器間通信を行い、試運転A手段15を動作し完了させる。同様に表示手段10に表示されている試運転B開始ボタンから試運転B開始手段18を動作させることで設備機器側機器間通信手段12とリモコン側機器間通信手段13を通じて機器間通信を行い、試運転B手段16を動作し完了させる。
その後、施工者はリモコン制御手段11の指令で表示手段10に表示されている完了確認ボタンから完了確認手段19を動作させ、表示手段10に表示されている確認ボタンから機能制限手段14を動作させて、設置モードから通常モードに切り替えを行う。
なお、設置モードと通常モードで表示手段10に表示する操作用インターフェースの表示を消したり、使用不可表示を行ったりすることで、設定が未完了であることが一目に分かるようにしてもよい。
これによって本実施の形態では、設置工事時に必要な操作をすべて行い、その後に完了確認手段19を用いてすべての試運転手段15、16の完了を確認し、機能制限手段14を用いて通常モードに切り替えるまでは設置工事時以外の操作が不可能である。万が一必要な操作を忘れていた場合には通常操作が禁止になっており、次にリモコン2を操作するユーザは設置工事時に必要な操作が完了していない事を容易に認識出来る。
例えば、本リモコンシステムがヒートポンプ給湯器用リモコンシステムであり、ふろに湯張りを開始するふろ自動スイッチを備えていた場合、ユーザはふろ自動スイッチを操作しても設置モードで動作中であり設置工事時に必要な操作が完了していない旨を報知するのみでお湯張りは開始しない。これによりユーザは設置工事時に必要な操作が完了していない事を容易に認識出来る。
また、リモコンは、完了確認手段19による試運転手段15、16の完了/未完了を報知する確認報知手段20を備えるよう構成してもよい。図2は実施の形態1の、当該リモコンシステムを概略的に示す構成説明図である。
図2において、20は確認報知手段である。他の手段については図1と同じなので詳細な説明は省く。
なお、確認報知手段20にはマイクロコンピュータを用いる事でこの構成を容易に実現できる。
また、図3は実施の形態1の、リモコンの表示手段10に表示する、設置モード画面を概略的に示す説明図である。
図3において、100は設置モード画面、101は試運転A開始ボタン、102は試運転B開始ボタン、103は完了確認ボタン、104は完了表示、105は未完了表示である。
以下、本実施の形態の当該リモコンシステムの動作について説明する。設置モードでリモコン2が起動すると、リモコン制御手段11の指令で表示手段10に設置モード画面100を表示する。
完了確認手段19によって試運転A手段15の完了確認が行われていると、設置モード画面100には確認報知手段20の動作により試運転A手段15の完了表示104を表示する。また、完了確認手段19によって試運転B手段16の完了確認が行われていないと、確認報知手段20の動作により試運転B手段16の未完了表示105を表示する。
これによって本実施の形態は、ユーザが未完了である試運転手段を容易に認識出来るようになり、リモコン操作の利便性を高める効果を有する。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるリモコンについて、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態2におけるリモコンについて、図面を参照しながら説明する。
図4は実施の形態2の、リモコンシステムを概略的に示す構成説明図である。図4において30は誘導手段である。他の手段については実施の形態1と同じなので詳細な説明は省く。なお、誘導手段30はマイクロコンピュータを用いる事でこの構成を容易に実現できる。
図5は実施の形態2の、当該リモコンの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態の動作について説明する。リモコン2が起動する(S1)と設置モードに切り替わる(S2)。その後、誘導手段30が完了確認手段19に記憶されている試運転A手段15と試運転B手段16の完了/未完了の情報を取得し(S3)、試運転Aが完了していなければ(S4)試運転A開始手段17を用いて試運転A手段15を動作させる(S6)。次に、試運転Bが完了していなければ(S5)試運転B開始手段18を用いて試運転B手段16を動作させる(S7)。
その後、施工者はリモコン制御手段11の指令で表示手段10に表示されている完了確認ボタンから完了確認手段19を動作させ、表示手段10に表示されている確認ボタンから機能制限手段14を動作させて、設置モードから通常モードに切り替えを行う。
これによって本実施の形態は、リモコンを停止し設置工事時に一度中断した後、設置工事を再開した際にリモコンを起動した場合、起動直後に完了の確認が行われていない試運転手段の開始を誘導するため、ユーザは試運転の何が完了して、何が未完了なのかを認識する事無く、また操作を単純化して未完了の試運転を実施する事ができ、リモコン操作の利便性を高める効果を有する。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3におけるリモコンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態3におけるリモコンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
図6は実施の形態3の、リモコンシステムを概略的に示す構成説明図である。図6において、3はサーバ、4はインターネット、40はリモコン側通信手段、41はサーバ側通信手段、42は完了確認情報送信手段である。他の手段については実施の形態2と同じなので詳細な説明は省く。
なお、サーバ3にはワークステーション、リモコン側通信手段40とサーバ側通信手段
41にはインターネットを介してTCP/IP通信を行うネットワークインターフェースカード、完了確認情報送信手段42にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
41にはインターネットを介してTCP/IP通信を行うネットワークインターフェースカード、完了確認情報送信手段42にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以下、本実施の形態の動作について説明する。リモコン2が起動すると設置モードに切り替わる。その後、誘導手段30が完了確認手段19に記憶されている試運転A手段15と試運転B手段16の完了/未完了の情報を取得し、試運転Aが完了していなければ試運転A開始手段17を用いて試運転A手段15を動作させる。次に、試運転Bが完了していなければ試運転B開始手段18を用いて試運転B手段16を動作させる。
完了後、リモコン制御手段11の指令で表示手段10に設置モード画面が表示され、設置モード画面が持つ完了確認情報送信ボタンから完了確認情報送信手段42を動作させ、リモコン側通信手段40とサーバ側通信手段41を介してサーバ3へ完了確認手段19の完了/未完了の結果の情報を送信する。
これによって本実施の形態は、完了確認手段の完了/未完了の結果の情報をサーバで一元管理する事ができ、設置工事時に必ず実施し完了しなければならない試運転手段の完了/未完了を管理する事が出来る。
サーバでは前記情報を使って完了確認手段の完了/未完了の結果を監視し、未完了の場合は再度リモコンシステムの設置場所に施工員を派遣するなどの対応が出来る。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4におけるリモコンについて、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態4におけるリモコンについて、図面を参照しながら説明する。
図7は実施の形態4のリモコンシステムを概略的に示す構成説明図である。
実施の形態4のリモコンシステムはサーバ3へ試運転A手段17/試運転B手段18の動作開始/動作終了の情報を送信する動作情報送信手段51、試運転A手段17/試運転B手段18の動作を中止する試運転中止手段52、リモコン2から動作開始情報を受信してからの経過時間を計測し、所定時間経過してもリモコン2から動作終了情報を受信しない場合には試運転中止手段52を動作させる異常検知手段53とで構成している。他の手段については実施の形態3と同じなので詳細な説明は省く。
なお、動作情報送信手段51、試運転中止手段52、異常検知手段53にはマイクロコンピュータを用いる事でこの構成を容易に実現できる。
図8は本発明の実施の形態4におけるサーバ3の処理手順を示すフローチャートである。以下、本発明の実施の形態4の動作について説明する。
設備機器1、リモコン2、サーバ3が起動(S100)した後、施工者はリモコン制御手段11の指令で表示手段10に表示されている試運転A開始ボタンから試運転A開始手段17を動作させることで設備機器側機器間通信手段12とリモコン側機器間通信手段13を通じて機器間通信を行い、試運転A手段15を動作させる。
同時にリモコン制御手段11は動作情報送信手段51を動作させて試運転Aの動作開始情報をリモコン側通信手段40とサーバ側通信手段41を用いる事でインターネット4を経由してサーバ3へ送信する。
サーバ3では前記試運転A動作開始情報または試運転B動作開始情報の受信を待つ(S101、S107)。サーバ3は前記試運転A動作開始情報を受信すると、異常検知手段53は試運転A用タイマを開始する(S102)。その後に、試運転A動作終了情報の受信を待つ(S103)。
試運転A手段16が動作終了するとリモコン制御手段11は動作情報送信手段51を動作させて試運転Aの動作終了情報をリモコン側通信手段40とサーバ側通信手段41を用いる事でインターネット4を経由してサーバ3へ送信する。
サーバ3は前記試運転A動作終了情報を受信するとS101に戻る。また、前記試運転A動作終了情報を受信する前に試運転A用タイマが所定時間(例えば10分)を経過したかどうかを判定する(S104)。前記所定時間は正常時であれば試運転Aが終了しているまでの時間であり、予め異常検知手段53に記憶させておく。
前記所定時間を経過した場合、異常検知手段53は試運転中止手段52を動作させ、リモコン側通信手段40とサーバ側通信手段41を用いる事でインターネット4を経由してリモコン2へ試運転A中止電文を送信する(S105)。リモコン2は前記試運転A中止電文を受信するとリモコン制御手段11が設備機器側機器間通信手段12とリモコン側機器間通信手段13を通じて機器間通信を行い、試運転A手段15を動作させ試運転Aの動作を中止する。
また、試運転Bについても同様にS107からS111の制御を行う。
なお、サーバ3は、使用者が携帯する携帯情報端末であってもよい。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイクロコンピュータ)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信したりすることで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
本発明は設備機器用のリモコンシステムに関するものであり、ヒートポンプ給湯機、ガス給湯機、石油給湯機、電気温水器などに利用してもよい。また、リモコンのみの変更で利用出来るため、特に従来からある設備機器に利用する場合に有効である。
1 設備機器
2 リモコン
3 サーバ(または携帯情報端末)
4 インターネット(ネットワーク)
14 機能制限手段
15 試運転A手段
16 試運転B手段
19 完了確認手段
20 確認報知手段
30 誘導手段
42 完了確認情報送信手段
51 動作情報送信手段
52 試運転中止手段
53 異常検知手段
2 リモコン
3 サーバ(または携帯情報端末)
4 インターネット(ネットワーク)
14 機能制限手段
15 試運転A手段
16 試運転B手段
19 完了確認手段
20 確認報知手段
30 誘導手段
42 完了確認情報送信手段
51 動作情報送信手段
52 試運転中止手段
53 異常検知手段
Claims (7)
- 設置工事時に必ず実施し完了しなければならない1つ以上の試運転手段を備えた設備機器と、すべての前記試運転手段の完了を確認する完了確認手段と、設置工事時の操作のみを行なえる設置モードと通常時の操作を行なえる通常モードとの切り替えを行う機能制限手段とを備えたリモコンとからなり、すべての前記試運転手段の完了を確認するまでは前記設置モードのみにして設置工事時に行う操作以外を禁止するリモコンシステム。
- 前記リモコンは、前記完了確認手段による前記試運転手段の完了/未完了を報知する確認報知手段を備える請求項1に記載のリモコンシステム。
- 前記リモコンは、前記完了確認手段にて完了の確認が行われていない前記試運転手段の開始を誘導する誘導手段を備える請求項1から2のいずれかに記載のリモコンシステム。
- 前記リモコンは、前記リモコンの起動直後に、前記完了確認手段にて完了の確認が行われていない場合、前記誘導手段を用いて前記試運転手段の開始を誘導する請求項3に記載のリモコンシステム。
- 前記リモコンシステムはサーバ/携帯情報端末を備え、前記リモコンは、前記サーバ/前記携帯情報端末へ前記完了確認手段の完了/未完了の結果を送信する完了確認情報送信手段を備える請求項1から4のいずれかに記載のリモコンシステム。
- 前記リモコンは、前記サーバ/前記携帯情報端末へ前記試運転手段の動作開始/動作終了の情報を送信する動作情報送信手段を備え、
前記サーバ/前記携帯情報端末は前記試運転手段の動作を中止する試運転中止手段と、
前記リモコンから動作開始情報を受信してからの経過時間を計測し、所定時間経過しても前記リモコンから動作終了情報を受信しない場合には前記試運転中止手段を動作させる異常検知手段、とを備える請求項5に記載のリモコンシステム。 - 請求項1から6のいずれかに記載のリモコンシステムの少なくとも1つをコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177644A JP2007060633A (ja) | 2005-07-27 | 2006-06-28 | リモコンシステムとそのプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
JP2005216727 | 2005-07-27 | ||
JP2006177644A JP2007060633A (ja) | 2005-07-27 | 2006-06-28 | リモコンシステムとそのプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=37923637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006177644A Pending JP2007060633A (ja) | 2005-07-27 | 2006-06-28 | リモコンシステムとそのプログラム |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036489A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Toshiba Carrier Corp | 給湯装置 |
JP2009036488A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Toshiba Carrier Corp | 給湯装置 |
JP2011141096A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 空調システム診断装置 |
JP2019207057A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 株式会社ノーリツ | 給湯システムの試運転方法 |
-
2006
- 2006-06-28 JP JP2006177644A patent/JP2007060633A/ja active Pending
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