JP5066661B2 - 道路舗装機械 - Google Patents
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Description
本発明は、駆動源と、回転部材と、制動部と、遊星歯車機構と、伝達部とを備える道路舗装機械である。回転部材は、駆動源によって回転可能である。制動部は、回転部材の回転を制動可能である。遊星歯車機構は、駆動源による回転力がサンギヤに入力され、回転部材の回転がリングギヤおよびプラネタリキャリヤのいずれか一方に入力される。伝達部は、リングギヤおよびプラネタリキャリヤのいずれか他方の回転を駆動輪に伝達する。また、道路舗装機械は、制動部が回転部材を固定するとともに駆動源がサンギヤを回転させる第1状態と、制動部が回転部材を回転可能とするとともに駆動源が回転部材を回転させる第2状態とを切り換えることによって変速を行う。
また、上記「第2状態」において、駆動源は、少なくとも回転部材を回転させればよく、サンギヤを回転させてもよいし、回転させなくてもよい。
駆動源は、回転部材を回転させる第1モータと、サンギヤを回転させる第2モータとを有していてもよい。このとき、第1状態においては第2モータが駆動し、第2状態においては第1モータが少なくとも駆動する。
道路舗装機械は、第2モータによる回転力を減速してサンギヤへ伝達する減速機構をさらに備えていてもよい。
駆動源は、回転力がサンギヤへ伝達されるモータを有していてもよい。このとき、道路舗装機械は、モータの回転力を回転部材へ伝達可能なクラッチをさらに備える。クラッチは、第2状態においてはモータの回転力を回転部材へ伝達し、第1状態においてはモータから回転部材への回転力の伝達を切断するように制御される。
道路舗装機械は、モータによる回転力を減速してサンギヤへ伝達する減速機構をさらに備えていてもよい。
制動部は、第2状態において、道路舗装機械を制動するための所定の制御指令があった場合、回転部材の回転を制動してもよい。
以下、本発明の第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャについて図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの外観構成図である。本実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、以下に示す変速機構によって、速度比の大きな変速を円滑かつ安全に行うことを可能とするものである。
まず、第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの基本構成について説明する。図1において、アスファルトフィニッシャ1は、車体2と、スクリード9とを備えている。車体2は、ホッパ3、前輪4、後輪5、コンベヤ6、ならびにスクリュー7を有している。前輪4および後輪5は、アスファルトフィニッシャ1の走行機構であり、前輪4が操向輪であり後輪5が駆動輪である。ホッパ3は、車体2の前部(図1では左側)に設けられ、供給側(ダンプカー等)からアスファルト合材を受け入れるためのものである。コンベヤ6は、ホッパ3の下側から車体2の後部まで設けられ、ホッパ3で受けたアスファルト合材を後方へ搬送する。スクリュー7は、コンベヤ6で搬送されてきたアスファルト合材を左右方向へ拡幅しつつ路面に拡散する。また、スクリード9は、レベリングアーム8によって車体2と上下可動に連結される。スクリード9は、スクリード9の下面(スクリードプレート)を加熱する加熱装置や、スクリードを振動させるバイブレータを有している。
次に、第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの走行機構の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの走行機構を示す図である。なお、図2〜図5においては、図面を見やすくする目的で、部材の断面部分について斜線を設けていない箇所がある。図2に示すように、アスファルトフィニッシャ1は、高速用モータ11、低速用モータ12、変速機構13、リングギヤ制動用ブレーキ14、停止保持ブレーキユニット15を備えている。また、変速機構13には、高速モータ用歯車16、リングギヤ連結歯車17、第1遊星歯車機構18、第2遊星歯車機構19、歯車軸20、および、デファレンシャルギヤ21が含まれる。
次に、図2および図3に示す走行機構の動作を説明する。本実施形態においては、アスファルトフィニッシャ1は、上記低速走行モードおよび高速走行モードで走行が可能である。以下、低速走行モードおよび高速走行モードにおける走行機構の動作をそれぞれ説明する。
以下、本発明の第2の実施形態に係るアスファルトフィニッシャについて図面を参照して説明する。なお、第2の実施形態においてもアスファルトフィニッシャの外観構成については図1と同様であるので説明を省略する。また、以下における第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ構成要素には第1の実施形態と同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4は、第2の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの走行機構を示す図である。また、図5は、図4に示す第1遊星歯車機構18等の詳細な構成を示す図である。図4および図5に示すように、アスファルトフィニッシャは、モータ51、変速機構52、リングギヤ制動用ブレーキ14、停止保持ブレーキユニット15を備えている。また、変速機構52は、モータ連結歯車53、クラッチ54、サンギヤ連結歯車55、高速モータ用歯車16、リングギヤ連結歯車17、第1遊星歯車機構18、歯車軸20、デフ伝達歯車56および57、ならびにデファレンシャルギヤ58を備えている。
第2実施形態においても第1の実施形態と同様、アスファルトフィニッシャは、低速走行モードおよび高速走行モードでの走行が可能である。以下、低速走行モードおよび高速走行モードにおける走行機構の動作をそれぞれ説明する。
5 後輪
11 高速用モータ
12 低速用モータ
13 変速機構
14 リングギヤ制動用ブレーキ
15 停止保持ブレーキユニット
16 高速モータ用歯車
17 リングギヤ連結歯車
18 第1遊星歯車機構
19 第2遊星歯車機構
20 歯車軸
21 デファレンシャルギヤ
23 デフ歯車
34 第1遊星歯車機構のサンギヤ
35 第1遊星歯車機構のリングギヤ
36 第1遊星歯車機構のプラネタリキャリヤ
41 第3遊星歯車機構
51 モータ
52 変速機構
53 モータ連結歯車
54 クラッチ
55 サンギヤ連結歯車
56 デフ伝達歯車
57 デフ伝達歯車
58 デファレンシャルギヤ
59 デフ歯車
Claims (6)
- 駆動源と、
前記駆動源によって回転可能な回転部材と、
前記回転部材の回転を制動可能な第1制動部と、
前記駆動源による回転力がサンギヤに入力され、前記回転部材の回転がリングギヤおよびプラネタリキャリヤのいずれか一方に入力される遊星歯車機構と、
前記リングギヤおよびプラネタリキャリヤのいずれか他方の回転を駆動輪に伝達する伝達部と、
前記遊星歯車機構の出力側に設けられ、当該出力側における回転を制動可能な負作動の第2制動部とを備え、
前記制動部が前記回転部材を固定するとともに前記駆動源が前記サンギヤを回転させる第1状態と、前記第1制動部が前記回転部材を回転可能とするとともに前記駆動源が前記回転部材を回転させる第2状態とを切り換えることによって変速を行う、道路舗装機械。 - 前記駆動源は、前記回転部材を回転させる第1モータと、前記サンギヤを回転させる第2モータとを有し、
前記第1状態においては前記第2モータが駆動し、前記第2状態においては前記第1モータが少なくとも駆動し、
前記第1モータの出力軸の回転を制動可能な正作動の第3制動部をさらに備える、請求項1に記載の道路舗装機械。 - 前記第2モータによる回転力を減速して前記サンギヤへ伝達する減速機構をさらに備える、請求項2に記載の道路舗装機械。
- 前記駆動源は、回転力が前記サンギヤへ伝達されるモータを有し、
前記モータの回転力を前記回転部材へ伝達可能なクラッチをさらに備え、
前記クラッチは、前記第2状態においては前記モータの回転力を前記回転部材へ伝達し、前記第1状態においては前記モータから前記回転部材への回転力の伝達を切断するように制御される、請求項1に記載の道路舗装機械。 - 前記モータによる回転力を減速して前記サンギヤへ伝達する減速機構をさらに備える、請求項4に記載の道路舗装機械。
- 前記第1制動部は、前記第2状態において、前記道路舗装機械を制動するための所定の制御指令があった場合、前記回転部材の回転を制動する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の道路舗装機械。
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