JP5066631B2 - 応答判定装置、応答判定方法、応答判定プログラム、記録媒体、および、応答判定システム - Google Patents

応答判定装置、応答判定方法、応答判定プログラム、記録媒体、および、応答判定システム Download PDF

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Description

本発明は、人間による応答か、コンピュータによる応答かを判定する応答判定装置、応答判定方法、応答判定プログラム、記録媒体、および、応答判定システムの技術分野に関する。
コンピュータを用いたユーザのアカウント大量作成の防止や、コンピュータを用いて大量のデータをダウンロードすることによるネットワーク負荷増大の防止等のために、CAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)技術が用いられている。例えば、特許文献1には、動的に文字を隠すことで、コンピュータに文字を認識しにくくする技術が開示されている。
特開2008−52727号公報
しかしながら、上記技術では、文字の一部が遮蔽されるため、提示された文字を人間が視覚的に明確に認識することが難しく、人間にとって視認性が低下するという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、人間には視認性を低下させず、コンピュータには認識しにくいCAPTCHAを実現する応答判定装置、応答判定方法、応答判定プログラム、記録媒体、および、応答判定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段と、前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段と、前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段と、前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段と、前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の応答判定装置において、前記質問を記憶する質問記憶手段の質問から単語を取得する単語取得手段を更に備え、前記文字変換質問生成手段が、前記取得した単語を構成する文字列または文字の一部を、他の文字列または文字に変換し、当該変換された文字変換単語を用いて、前記質問に対応する文字変換質問を生成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の応答判定装置において、前記質問・正解取得手段が、前記質問として前記質問の文章を取得し、前記単語取得手段が、前記質問の文章から単語を取得し、前記文字変換質問生成手段が、前記質問の文章において、前記取得した単語と、前記文字変換単語とを入れ替えて、前記文字変換質問を生成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の応答判定装置において、前記質問・正解取得手段が、前記質問に対する正解として、前記単語取得手段により取得された前記単語を取得し、前記文字変換質問生成手段が、前記文字変換質問として前記文字変換単語を生成し、前記応答判定手段が、前記受け付けた応答と、前記正解としての前記単語とが一致しているか否かを判定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の応答判定装置において、前記文字変換質問に応答するユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得手段を更に備え、前記単語取得手段が、前記ユーザ情報に基づき、前記問から前記単語を取得することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の応答判定装置において、キスト情報から、前記質問、または、前記質問に対する正解のうちいずれか一方を生成する質問・正解生成手段を更に備え、前記質問・正解生成手段が、前記正解を検索キーワードとした場合、前記正解を検索キーワードとする検索クエリに対する検索結果から前記質問を生成し、前記質問を検索キーワードとした場合、前記質問を検索キーワードとする検索クエリに対する検索結果から前記正解を生成することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、応答判定装置が受け付けた応答の判定を行う応答判定方法において、1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得ステップと、前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成ステップと、前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力ステップと、前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付ステップと、前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定ステップと、を含む。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段、前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段、前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段、前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段、および、前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段として機能させる
請求項9に記載の発明は、コンピュータを、1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段、前記に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段、 前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段、前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段、および、前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段として機能させる応答判定プログラムを記録する。
請求項10に記載の発明は、端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記端末からの応答の成否を判定する応答判定装置とを備えた応答判定システムにおいて、前記応答判定装置が、1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段と、前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段と、前記文字変換質問の情報を端末に送信する文字変換質問送信手段と、前記文字変換質問に対する前記応答の入力を前記端末から受信する応答受信手段と、前記受信した応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段と、前記応答判定手段の判定結果を前記端末に送信する判定結果送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、問に含まれる単語の一部を他の文字列または文字に変換しただけなので、人間には容易に文字変換前の単語として読めてしまい、人間に対しては視認性を低下させずに、コンピュータに対しては認識しにくいCAPTCHAを実現することができる。
本発明の一実施形態に係る応答判定システムの概要構成例を示す模式図である。 図1の応答判定サーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 図2の照合データベースに記憶される質問・正解テーブルの一例を示す模式図である。 図2の照合データベースに記憶される質問・正解テーブルの一例を示す模式図である。 図2の照合データベースに記憶される質問・正解テーブルの一例を示す模式図である。 図1のショッピングサーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 図6の会員データベースに記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す模式図である。 図1の端末の概要構成の一例を示すブロック図である。 図1の応答判定システムにおいてデータベース構築の手順を示すブロック図である。 図1の応答判定システムの第1実施形態の動作例を示すシーケンス図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の一例を示す模式図である。 図1の応答判定システムの第1実施形態の動作の変形例を示すシーケンス図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の第1変形例を示す模式図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の第2変形例を示す模式図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の第3変形例を示す模式図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の第4変形例を示す模式図である。 図1の応答判定システムの第2実施形態の動作例を示すシーケンス図である。 図1の応答判定システムの第2実施形態の動作の第1変形例を示すシーケンス図である。 図1の応答判定システムの第2実施形態の動作の第2変形例を示すシーケンス図である。 (A)および(B)は、図1の端末に表示された文字変換質問および応答の第5変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、応答判定システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.応答判定システムの構成および機能概要]
まず、本発明の一実施形態に係る応答判定システムの構成および概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る応答判定システム1の概要構成例を示す模式図である。
図1に示すように、応答判定システム1は、ユーザとしてアクセスしてきた対象がコンピュータでないことを認証するために、ユーザへの質問に対する応答の成否を判定する応答判定サーバ(応答判定装置の一例)10と、ユーザが利用するショッピングサイト運営のために設置されたショッピングサーバ20と、ユーザに応答させるための質問を表示する端末30(端末の一例)と、を備えている。
応答判定サーバ10と、ショッピングサーバ20とは、ローカルエリアネットワーク等により接続され、相互にデータの送受信が可能になっていて、サーバシステム(応答判定装置の一例)5を構成している。そして、サーバシステム5と端末30とは、ネットワーク3により接続され、通信プロトコル(例えば、TCP/IP)により、データの送受信が可能になっている。なお、ネットワーク3は、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、および、ゲートウェイ等により構築されている。
また、応答判定サーバ10は、ネットワーク3を通して、外部のデータ検索サーバ7に接続している。データ検索サーバ7は、辞書データベース(以下、辞書DBとする)8を有していて、応答判定サーバ10からの検索クエリに対して、検索結果を返す。例えば、データ検索サーバ7は、辞書DB8を参照し、検索クエリに含まれる検索キーワードに対する説明文等を検索結果として、応答判定サーバ10に送信する。また、データ検索サーバ7は、インターネット上の検索エンジンとして機能する場合、検索キーワードを含むウェブページの検索結果を応答判定サーバ10に送信する。
また、応答判定サーバ10は、応答の成否を判定するための質問として、ある質問に対して文字変換を適用した文字変換質問を生成する。そして、応答判定サーバ10は、CAPTCHAとして文字変換質問を端末30に送信し、文字変換質問に対する応答を端末から受信し、判定を行う。
ここで、文字変換とは、予め定められた規則に従って、質問の単語を構成する文字列の一部を他の文字列または文字に変換することであり、単語内で文字を入れ替えたり、単語内の文字をこの単語に含まれていない文字と入れ替えたり、文字を付け加えたり、一部の文字を省略したりすることである。例えば、単語「○▽△□」の一部の文字列「▽△□」に関して、単語内で文字を入れ替える場合は、文字列「▽△□」が文字列「△▽□」に変換され、単語内の文字をこの単語に含まれていない文字と入れ替える場合は、文字列「▽△□」が文字列「△●□」に変換され、文字を付け加える場合は、文字列「▽△□」が文字列「▽△□▽」に変換され、一部の文字「△」を省略する場合は、文字列「▽△□」が文字列「▽□」に変換される。さらに、文字「▽」を省略する場合、文字「△」に変換される。
また、文字変換前の単語をユーザが予測できる文字変換が好ましい。文字変換の例として、母音を他の母音に変えたり、子音を他の子音に変えたりする。例えば、「a」と「o」、「y」と「I」、「t」と「d」、「m」と「n」、「p」と「b」等が挙げられる。日本語の場合、「は」、「ば」、「ぱ」のように、濁点や半濁点をつけたり消したりしてもよい。また日本語の場合、拗音を表す文字「ゃ」と、「や」とを互いに変え、また促音を表す文字「っ」と、「つ」とを互いに変えてもよい。「とうきょう」が「とょうきう」や「とよぅぎう」等に文字変換されたり、「Tokyo」が、「Tkoyo」や「Takio」等に文字変換されたりする。また、「remember」に対して「rememnber」のように、ある文字が加えられたり、「remeber」のように省略されたりしてもよい。
さらに、この文字変換を適用する条件(または単語を取得する条件)として、単語4文字以上の単語に対して適用したり、単語の先頭及び/または後尾の文字を変えないとか、「は」「が」「に」等の助詞を変えないという制限を加えたりしてもよい。また、使用頻度や難易度等によりレベル分けされた基本単語集に基づき、専門用語は除外し、多くのユーザにとって意味が分かり易い単語にのみ、文字変換を行うようにしてもよい。
[2.各サーバの構成および機能]
(2.1 応答判定サーバ10の構成および機能)
次に、応答判定サーバ10の構成および機能について、図2から図5を用いて説明する。
図2は、応答判定サーバ10の概要構成の一例を示すブロック図である。図3から図5は、応答判定サーバ10の照合データベースに記憶される質問・正解テーブルの一例を示す模式図である。
図2に示すように、コンピュータとして機能する応答判定サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース部13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース部13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワーク3に接続して端末30、データ検索サーバ7等との通信状態を制御し、さらに、ローカルエリアネットワークに接続して、ローカルエリアネットワーク上のショッピングサーバ20等の他のサーバとデータの送受信を行う。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステムおよびサーバプログラム等の各種プログラムや、データ等を記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワーク3を介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
また、記憶部12には、テキスト情報からなる質問や、質問に対する正解や、様々文章を記憶する照合データベース(DB)12a(以下「照合DB」とする。)等が構築されている。このように、記憶部12は、テキスト情報からなる質問を記憶する質問記憶手段や、質問に対する正解を記憶する正解記憶手段や、文章を記憶する文章記憶手段の一例として機能する。ここで、テキスト情報の一例として、文章、単語等が挙げられ、単語は、例えば、文字列や文字等により構成される。
照合DB12aには、図3〜図5に示すように、質問、正解、質問の単語を構成する文字列の一部を他の文字列または文字に変換した文字変換質問、質問のヒント、質問のカテゴリ、質問の難易度が、質問コードに関連付けられて記憶されている。また、照合DB12aには、HTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語等により記述された、応答のための質問を表示したり、応答を受け付けたりするためのウェブページのファイル等が記憶されている。なお、照合DB12aのテーブルの生成については後述する。
次に、入出力インターフェース部13は、通信部11および記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行う。
システム制御部14は、CPU(Central Processing Unit)14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。システム制御部14は、CPU14aがROM14bや記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、端末30等からの応答に基づき判定処理等を行う。また、RAM14cは、テキスト情報からなる質問を記憶する質問記憶手段や、質問に対する正解を記憶する正解記憶手段や、文章を記憶する文章記憶手段の一例として機能する。
(2.2 ショッピングサーバ20の構成および機能)
次に、ショッピングサーバ20の構成および機能について、図6および図7を用いて説明する。
図6は、ショッピングサーバ20の概要構成の一例を示すブロック図である。図7は、ショッピングサーバ20会員データベースに記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す模式図である。
図6に示すように、ショッピングサーバ20は、通信部21と、記憶部22と、入出力インターフェース部23と、システム制御部24と、を備え、システム制御部24と入出力インターフェース部23とは、システムバス25を介して接続されている。なお、ショッピングサーバ20の構成および機能は、応答判定サーバ10の構成および機能とほぼ同じであるので、応答判定サーバ10の各構成や各機能において、異なるところを中心に説明する。
通信部21は、ネットワーク3やローカルエリアネットワーク等を通して、端末30や応答判定サーバ10等と通信状態を制御等するようになっている。
記憶部22には、商品データベース(以下「商品DB」とする。)22aや、会員データベース(以下「会員DB」とする。)22b等が構築されている。
商品DB22aには、商品を識別するための識別子である商品IDに関連付けられ、商品名、種類、商品の画像、スペック、および、商品紹介の要約文等の商品情報や、広告情報等が記憶されている。また、商品DB22aには、HTML、XML等のマークアップ言語等により記述された商品ウェブページのファイル等が記憶されている。
会員DB22bには、会員登録されたユーザ(ショッピングサイトの利用者)のユーザID、名称、電話番号、メールアドレス、住所、職業、趣味、購買履歴、ユーザの関心があるテーマやジャンル等のユーザ情報が登録されている。また、会員DB22bには、ユーザが端末30からショッピングサイトにログインする際に必要な、ユーザID、ログインID、および、パスワードが登録されている。ここで、ログインIDおよびパスワードは、ログイン処理(ユーザの認証処理)に使用されるログイン情報である。
このようなユーザ情報は、図7に示すように、会員DB22bにおけるユーザ情報テーブルとして構築されていて、ユーザIDによってユーザ毎に判別可能になっていて、文字変換を適用する条件等に利用される。図7に示すように、カテゴリコードの欄には、ユーザの趣味や、関心あるテーマ等の複数のコードが記憶されてもよい。
システム制御部24は、CPU24a、ROM24b、RAM24c等により構成されている。そして、システム制御部24は、CPU24aが、ROM24bや記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、ユーザによる商品購入処理や、商品の購買履歴をユーザID毎に記録させたりする。
(2.3 端末30の構成および機能)
次に、端末30の構成および機能について、図8を用いて説明する。
図8は、端末30の概要構成の一例を示すブロック図である。
図8に示すように、コンピュータとして機能する端末30は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯型無線電話機やPDA等の携帯端末であり、通信部31と、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、入出力インターフェース部35と、システム制御部36とを備えている。そして、システム制御部36と入出力インターフェース部35とは、システムバス37を介して接続されている。
通信部31は、ネットワーク3を通して、応答判定サーバ10と通信を制御する。なお、端末30が携帯型無線電話機の場合、ネットワーク3の移動体通信網に接続するために、通信部31は、無線通信機能を有する。
記憶部32は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム、Webブラウザプログラム等を記憶する。
表示部33は、例えば、液晶表示素子またはEL(Electro Luminescence)素子等によって構成されている。表示部33には、応答判定サーバ10から取得したウェブページ等が表示される。
操作部34は、例えば、キーボードおよびマウス等によって構成されている。ユーザは、操作部34により応答を入力する。なお、表示部33がタッチパネルのようなタッチスイッチ方式の表示パネルの場合、操作部34は、表示部33の画面が押された箇所の位置情報を取得する。
入出力インターフェース部35は、通信部31および記憶部32とシステム制御部36とのインターフェースである。
システム制御部36は、例えば、CPU36aと、ROM36bと、RAM36cとを有する。システム制御部36は、CPU36aが、ROM36bや、RAM36cや、記憶部32に記憶された各種プログラムを読み出して実行する。
[3.応答判定システムの第1実施形態の動作]
(3.1 照合データベース12aの構築)
本発明の一実施形態に係る応答判定システム1における照合DB12aの構築について図3〜図4、および、図9を用いて説明する。
図9は、応答判定システム1においてデータベース構築の手順を示すブロック図である。
文字変換前の質問と、質問に対する正解と、ユーザに示す文字変換質問との組のデータベースの構築について、(1)正解から質問を生成する方法(ステップS1〜S4、S15、S16)、(2)質問から正解を生成する方法(ステップS5〜S8、S15、S16)、(3)文章から質問と正解とを生成する方法(ステップS10、S11、S15、S16)、(4)単語から質問と正解とを生成する方法(ステップS12、S13、S15、S16)、(5)予め用意された質問と正解とを取得する方法(ステップS14、S15、S16)について説明する。
まず、正解から質問を生成する方法(1)について説明する。図9に示すように、応答判定サーバ10は、正解を取得する(ステップS1)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として「花火」「firework」のような単語等を、図示しない入力手段から正解として入力を受け付けたり、質問に対する正解を記憶する正解記憶手段の一例としての記憶部12等に予め記憶された単語等の正解を読み出したりする。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である正解を取得することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、正解を検索キーワードとして検索を行う(ステップS2)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、正解を検索キーワードとする検索クエリを生成し、通信部11を通して、データ検索サーバ7に送信する。データ検索サーバ7は、辞書DB8を参照して検索を行い、検索キーワードに対する検索結果を応答判定サーバ10に送信する。
次に、応答判定サーバ10は、検索結果を取得する(ステップS3)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、検索キーワードに対する検索結果をデータ検索サーバ7から受信する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「花火」に対する検索結果として、「花火」の定義や翻訳語や説明の文章「燃焼し爆発する粉末を包んだもの・・・」等を取得する。さらに、単語「花火」や「firework」が属するカテゴリの情報があれば、カテゴリ情報も取得される。
また、「firework」のように正解が英語の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「a small container filled with powder that burn・・・」等を含む検索結果を取得する。また、データ検索サーバ7がインターネット上の検索エンジンとして機能する場合は、応答判定サーバ10は、検索キーワードを含むウェブページに関する情報を検索結果として取得する。
次に、応答判定サーバ10は、テキスト情報からなる質問を検索結果から生成する(ステップS4)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解生成手段の一例として、検索結果として、「花火」のような検索キーワード自体の定義や説明文を取得した場合、文章を構文解析して、文節等で区切り、区切りにスペースを挿入し、漢字を平仮名や片仮名に変換する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「燃焼し爆発する粉末を・・・」の文章を「燃焼し 爆発する 粉末を・・・」に区切り、さらに、「ねんしょうし ばくはつする ふんまつを ・・・」のように平仮名の文章にする。
なお、英語の文章の場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば「a small container filled with powder that burns・・・」の文章をそのまま質問とする。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問を検索結果から生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
また、検索キーワードを含むウェブページに関する情報を取得した場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、検索にヒットしたウェブページの中から、辞書の機能を有するサイトのものを選択したり、上位にヒットしたウェブページからキーワードの説明文に該当する部分の文章やスニペットの部分の文章を抽出したりする。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を生成する(ステップS15)。具体的には、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換手段の一例として、質問の文章等に含まれる単語に対して文字変換を行い、文字変換単語を生成する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「ねんしょうし」における「ん」と「ょ」とを入れ替えて、文字変換単語「ねんょしうし」を生成し、「ばくはつする」における「は」と「つ」とを入れ替えて、文字変換単語「ばくつはする」を生成する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「small」の「a」と「l」とを入れ替えて、文字変換単語「smlal」を生成し、「container」における「i」と「a」とを入れ替えて文字変換単語「contianer」を生成する。なお、日本語の場合、文節「ねんしょうし」を単語として扱ってもよい。
そして、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換質問生成手段の一例として、質問の文章において、取得した単語と、文字変換単語とを入れ替えて、文字変換質問を生成する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問の文章「ねんしょうし ばくはつする ふんまつを ・・・」に対して、単語「ねんしょうし」を文字変換単語「ねんょしうし」に入れ替え、単語「ばくはつする」を文字変換単語「ばくつはする」に入れ替える等の処理を行い、「ねんょしうし ばくつはする ふんつまを つつだんものを・・・」という文字変換質問の文章を生成する。ここで、文章の単語の語順は変えないとする。英語の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問の文章「A small container filled with powder that burns・・・」に対して、単語「small」を文字変換単語「smlal」に入れ替え、単語「container」を文字変換単語「contianer」に入れ替える等の処理を行い、「A smlal contianer fliled with pwoder taht bruns ・・・」という文字変換質問の文章を生成する。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、変換された文字変換単語を用いて、質問に対応する文字変換質問を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、正解、質問、および、文字変換質問を照合DB12aに記憶する(ステップS16)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問記憶手段や正解記憶手段の一例として、各質問に対して質問コードを割り当て、図5に示すように、照合DB12aのテーブルに、正解、質問、および、文字変換質問を記憶する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、入力された正解「花火」以外にも、他の正解として「はなび」「煙火」「ハナビ」「hanabi」「firework」「FIREWORK」「fireworks」等も、照合DB12aに記憶してもよい。
なお、質問のカテゴリに関して、科学、文学、歴史等のカテゴリ毎にカテゴリコードが予め割り当てられ、正解の用語が属するカテゴリから、応答判定サーバ10のシステム制御部14が、カテゴリコードを決定する。また、正解の用語が属するカテゴリは、検索した際に辞書DB8からカテゴリ情報を取得してもよいし、記憶部12が予め有するカテゴリ辞書から決定されてもよい。また、質問の難易度に関して、応答判定サーバ10のシステム制御部14が、質問の文章の長さや、カテゴリに基づき質問の難易度を決定してもよく、会員DB22bのユーザ情報に基づき、ユーザ毎に決定してもよい。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、カテゴリ名等からヒントを生成してもよい。
なお、この照合DB12aを構築する際に、応答判定サーバ10は、ステップS15を省略し、文字変換質問を生成せず、照合DB12aのテーブルにおいて、文字変換質問の部分を空白にしておいてもよい。
次に、質問から正解を生成する方法(2)について説明する。
応答判定サーバ10は、テキスト情報からなる質問を取得する(ステップS5)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として「アップル」、「apple」のような単語等や文章を、図示しない入力手段から質問として入力を受け付けたり、テキスト情報からなる質問を記憶する質問記憶手段の一例としての記憶部12等に予め記憶された単語や文章等の質問を読み出したりする。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問を取得することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、質問を検索キーワードとして検索を行う(ステップS6)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問の「アップル」、「apple」のような単語等を検索キーワードとする検索クエリを生成し、通信部11を通して、データ検索サーバ7に送信する。データ検索サーバ7は、辞書DB8を参照して検索を行い、検索キーワードに対する検索結果を応答判定サーバ10に送信する。なお、「アップル 連想」というように、応答判定サーバ10は、他のキーワードを付加して検索してもよい。
次に、応答判定サーバ10は、検索結果を取得する(ステップS7)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、そして、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、検索キーワードに対する検索結果をデータ検索サーバ7から受信する。「アップル」や「apple」に対する検索結果として、「アップル」や「apple」の類義語、連想語、翻訳語、あるいは、定義や説明の文章等を含む検索結果を取得する。例えば、「アップル」に対して「赤い」、「丸い」、「リンゴ」等や、「apple」に対して、「red」、「round」、「pomme」等が得られる。さらに、単語「アップル」や「apple」が属するカテゴリの情報があれば、カテゴリ情報も取得される。
次に、応答判定サーバ10は、検索結果から正解を生成する(ステップS8)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解生成手段の一例として、検索結果からある単語を取り出し正解とする。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「アップル」に対して「赤い」、「丸い」、「リンゴ」等、「apple」に対して、「red」、「round」、「pomme」等を正解とする。このように応答判定サーバ10のシステム制御部14は、検索結果から正解を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
また、検索結果が文章の場合、構文解析して、頻度が高い単語等を正解としたり、質問の文章を意味解析して、正解を導き出したりする。なお、検索キーワードを含むウェブページに関する情報を取得した場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、検索にヒットしたウェブページの中から、辞書の機能を有するサイトのものを選択したり、上位にヒットしたウェブページからキーワードの説明文に該当する部分の文章やスニペットの部分の文章を抽出したりして、正解の対象の文章を特定する。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS15で文字変換質問を生成する。具体的には、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問の文章等に含まれる単語に対して文字変換を行い、文字変換単語を生成する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、単語「アップル」を文字変換単語「アプッル」にする。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、この文字変換単語「アプッル」を文字変換質問とする。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS16で正解、質問、および、文字変換質問を照合DB12aに記憶する。
次に、文章から質問と正解とを生成する方法(3)について説明する。
応答判定サーバ10は、文章を取得する(ステップS10)。例えば、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として「今日の天気は快晴です。」や「Today's weather is sunny.」といった文章を、図示しない入力手段から入力を受け付けたり、記憶部12等に予め記憶された文章を読み出したり、ネットワーク3を通して文章を取得したりする。なお、この文章「今日の天気は快晴です。」の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、気象関連のサイト等から取得する。また、文章「今日の天気は快晴です。」の場合、日によって正解が変わるので、天気が変わる毎に正解が更新されるようにしてもよい。
次に、応答判定サーバ10は、文章より質問および正解を生成する(ステップS11)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解生成手段の一例として、取得した文章を構文解析して、「今日の天気は」と「快晴です」に分離し、「今日の天気は?」から「きょうの てんきは?」という質問の文章を生成し、「快晴です」から「快晴」という正解を生成する。また、「Today's weather is sunny.」の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、主語「Today's weather」と補語「sunny」とに分離し、主語「Today's weather」から、「Today's weather?」という質問の文章を生成し、補語「sunny」から「sunny」という正解を生成する。
なお、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、類義語辞書のデータベース等を参照して、「晴れ」や「clear」等も正解としてもよい。また、人間と機械とを区別できればよいので、実際の天気に関係なく、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「雨」、「rainy」、「曇り」、「cloudy」等を正解にしてもよい。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文章から質問を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文章から正解を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS15で文字変換質問を生成し、ステップS16で正解、質問、および、文字変換質問を照合DB12aに記憶する。例えば、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問「きょうの てんきは?」から文字変換質問「きうょの てきんは?」を生成したり、質問「Today's weather?」から文字変換質問「Tadoy's waether?」等を生成したりする。
次に、単語から質問と正解とを生成する方法(4)について説明する。
応答判定サーバ10は、単語を取得する(ステップS12)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例、または、単語取得手段の一例として、「東京」や「Tokyo」等の単語を、図示しない入力手段から受け付けたり、記憶部12等から読み出したりする。
応答判定サーバ10は、単語より質問および正解を生成する(ステップS13)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解生成手段の一例として、取得した単語を、そのまま質問にしたり、単語が漢字の場合、平仮名や片仮名に変換したりして質問にする。また、正解も同様に取得した単語から生成する。英語の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語をそのまま、質問と正解とにする。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である単語から質問を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である単語から正解を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS15で、質問「とうきょう」から文字変換質問「とょうきう」を生成したり、質問「Tokyo」から文字変換質問「Tkoyo」を生成したりする。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS16で正解、質問、および、文字変換質問を照合DB12aに記憶し、図3に示すようなテーブルを構築する。
次に、予め用意された質問および正解を取得する方法(5)について説明する。
応答判定サーバ10は、質問および正解を取得する(ステップS14)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として質問および正解を入力手段(図示せず)から受け付けたり、記憶部12等から読み出したりする。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問「きょうは なんにち です か?」または「What is the date today?」と、正解として、今日の日時を呼び出す関数「$日付」等を取得する。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である質問を取得して、質問と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である正解を取得して、正解と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS15で、質問から「きうょは なにんち です か?」というような文字変換質問を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、ステップS16で正解、質問、および、文字変換質問を照合DB12aに記憶し、図4に示すようなテーブルを構築する。なお、質問と正解が同じ場合、質問のみを取得して、文字変換していないこの質問を正解として、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、照合DB12aに記憶する。
(3.2 応答判定システム1の動作)
次に、本発明の一実施形態に係る応答判定システム1の動作について図10および図11に基づき説明する。
図10は、応答判定システム1の動作例を示すシーケンス図である。図11は、端末30に表示された文字変換質問および応答の一例を示す模式図である。
ここで、ショッピングサーバ20のショッピングサイトにおいて、ユーザが商品のレビューを書き込み、書き込み確定ボタンがクリックされる際、応答判定サーバ10から端末30に対して、商品レビューの投稿を許可して、書き込みを完了させるためのCAPTCHA認証が求められる場合を例に説明する。
まず、ショッピングサイトにおける商品レビュー書き込みの受け付け要求が、端末30からショッピングサーバ20に送信される。そして、ショッピングサーバ20は、CAPTCHA認証の信号を応答判定サーバ10に送信する。
次に、図10に示すように、応答判定サーバ10は、照合DB12aから単語を取得する(ステップS20)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として、または、質問から単語を取得する単語取得手段の一例として、図3のようなテーブルの質問の欄から、質問コードと共に、「とうきょう」、「Tokyo」のような質問の単語を取得する。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である単語を取得して、質問と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
なお、照合DB12aに正解が記憶されていない場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得された単語を、質問に対する正解として照合DB12aに記憶してもよい。このように応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である単語を取得して、正解と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、取得した単語を文字変換する(ステップS21)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換手段の一例として、取得した単語を構成する文字列の一部を他の文字列または文字に変換する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「とうきょう」における「う」と「ょ」とを入れ替えて、文字変換単語「とょうきう」を生成し、「Tokyo」における「o」と「k」とを入れ替えて、文字変換単語「Tkoyo」を生成する。ここでは、文字変換単語が、質問に対応する文字変換質問であるので、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換質問として文字変換単語を生成する文字変換質問生成手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、照合DB12aの文字変換質問の欄が空欄か、同じ文字変換単語が存在しない場合、再利用し易いように、文字変換単語を照合DB12aに記憶してもよい。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換単語を送信する(ステップS22)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換質問出力手段の一例として、通信部11を通して、文字変換単語に関する情報を、ウェブページの形式で端末30に送信する。ここで、端末30が、文字変換質問の情報を出力する出力先の一例である。
なお、照合DB12aに既に、文字変換後質問がある場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ステップS20〜S21を省略し、照合DB12aの文字変換後質問の欄から文字変換単語を読み出し、端末30に送信してもよい。また、出力する文字変換単語に関する情報は、テキストデータでもよいし、画像化した画像データでもよい。
次に、端末30は、文字変換単語を受信する(ステップS23)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、文字変換単語に関する情報を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、文字変換単語を表示する(ステップS24)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、図11(A)および(B)に示すように、商品レビュー書き込み許可のCAPTCHA認証を行うためのウェブページ40、40Bを、表示部33に表示する。ウェブページ40、40Bに文字変換質問の一例である文字変換単語「とょうきう」や文字変換単語「Tkoyo」が表示される。
ここで、ウェブページ40、40Bは、質問に対する指示を記載した指示文欄41、41Bと、文字変換質問を表示する質問表示枠42、42Bと、ユーザが応答を記入する応答記入欄43、43Bと、質問に答えるためのヒントを記載したヒント欄44、44Bと、を有する。
指示文欄41、41Bには、表示された文字変換質問に対してどのように答えるか指示を示した文章が表示される。例えば、指示文欄41、41Bには、「以下の単語から判読される正しい単語を入力してください」というような、質問に対する応答を促す文章が表示される。
質問表示枠42、42Bには、応答判定サーバ10から受信した文字変換質問がCAPTCHAとして表示される。応答記入欄43、43Bは、当初は空欄であり、ユーザが応答を入力するようになっている。
また、ヒント欄44、44Bには、ユーザが文字変換質問をより認識し易く、より視認し易く、応答し易いようなヒントが表示される。例えば、ヒント欄44、44Bに、ヒントとして「地名」が表示される。端末30のシステム制御部36が、ユーザがヒント要求のボタンをクリックした場合のみ、ヒントをヒント欄44、44Bに表示させるように、ウェブページ40、40BがHTML等で記述されてもよい。
次に、端末30は、応答の入力を受け付ける(ステップS25)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ユーザが操作部34により入力した応答が、表示部33の応答記入欄43、43Bに表示される。端末30のシステム制御部36は、例えば、応答記入欄43の「とうきょう」や応答記入欄43Bの「Tokyo」のように、テキスト情報からなる応答の入力を受け付ける。
次に、端末30は、応答を送信する(ステップS26)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ウェブページ40、40Bに表示された確定ボタンがクリックされた場合、通信部31を通して、応答記入欄43、43Bに入力された応答の情報を応答判定サーバ10に送信する。
次に、応答判定サーバ10は、応答を受信する(ステップS27)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段の一例として、通信部11を通して、端末30から応答を受信する。
次に、応答判定サーバ10は、単語と応答とを比較して正解か否かを判定する(ステップS28)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、応答判定手段の一例として、照合DB12aを参照して、質問コードにより、質問に対応する正解の単語を照合DB12aの正解欄から読み出し、受信した応答と一致しているか否かを判定する。質問が「とうきょう」の場合、正解として、「とうきょう」の他に、「東京」のように漢字や、「Tokyo」のように英語等でもよい。ここで、判定結果として、正解と一致している場合は正解とし、一致してない場合は不正解とする。
なお、応答判定サーバ10のシステム制御部14はステップS1で取得した単語を、正解としてRAM14cに保持しておき、受信した応答と照合して判定してもよい。
次に、応答判定サーバ10は、判定結果を送信する(ステップS29)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、判定結果を端末30に送信する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、正解ならば、アクセスの許可の画面のデータ、購買等の次のステップの画面のデータを送信する。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、判定結果を前記端末に送信する判定結果送信手段の一例として機能する。
次に、端末30は、判定結果を受信する(ステップS30)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、判定結果を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、判定結果を表示する(ステップS31)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、判定結果として、商品レビューの書き込み完了画面を表示部33に表示する。
(3.3 応答判定システム1の動作の変形例)
次に、本発明の一実施形態に係る応答判定システム1の動作の変形例について図12から図16を用いて説明する。
図12は、応答判定システム1の動作の変形例を示すシーケンス図である。図13から図16は、端末30に表示された文字変換質問および応答の一例を示す模式図である。
図12に示すように、応答判定サーバ10は、質問および正解を取得する(ステップS40)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として、照合DB12aを参照して、質問コードにより、テキスト情報からなる質問の一例として、文章である質問または単語である質問と、この質問に対応する正解とを取得し、RAM14cに記憶する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、他の正解がある場合、他の正解も取得する。
このように応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である質問を取得して、質問と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である正解を取得して、正解と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
応答判定サーバ10は、質問から単語を取得する(ステップS41)。具体的に、質問の文章の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語取得手段の一例として、文字変換を適用する条件に基づき、4文字以上等の条件を満たす単語を取得する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問「きょうは なんにち です か?」という文章に対して、単語「きょうは」および「なんにち」を取得する。例えば、質問の文章「What is the date today?」の場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語「what」および「today」を取得する。なお、質問が単語である場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語自体を質問とする。
次に、応答判定サーバ10は、単語を文字変換する(ステップS42)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ステップS21で説明したように、取得した単語を文字変換し、文字変換単語を生成する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「きょうは」における「ょ」と「う」とを入れ替えて文字変換単語「きうょは」を生成する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「today」の「o」と「a」とを入れ替えて、文字変換単語「tadoy」を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を生成する(ステップS43)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問の文章において、取得した単語と、文字変換単語とを入れ替えて、文字変換質問を生成する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問の文章「きょうは なんにち です か?」に対して、単語「きょうは」を文字変換単語「きうょは」に入れ替え、単語「なんにち」を文字変換単語「なにんち」に入れ替え、「きうょは なにんち です か?」という文字変換質問の文章を生成する。ここで、文章の単語の語順は変えないとする。英語の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問の文章「What is the date today?」に対して、単語「What」を文字変換単語「Waht」に入れ替え、単語「today」を文字変換単語「tadoy」に入れ替え、「Waht is the date tadoy?」という文字変換質問の文章を生成する。
次に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、照合DB12aの文字変換質問の欄が空欄か、同じ文字変換質問が存在しない場合、再利用し易いように、文字変換質問を照合DB12aに記憶してもよい。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問文を送信する(ステップS44)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、文字変換質問に関する情報をウェブページの形式で出力先の一例である端末30に送信する。
なお、照合DB12aに既に、文字変換後質問がある場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ステップS40において、文字変換後質問と正解とを取得し、ステップS41〜S43を省略し、照合DB12aの文字変換後質問の欄から文字変換質問を読み出し、端末30に送信してもよい。
次に、端末30は、文字変換質問を受信する(ステップS45)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、文字変換質問に関する情報を応答判定サーバ10から受信する。
端末30は、文字変換質問を表示する(ステップS46)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、図13(A)および(B)に示すように、ウェブページ50、50Bを、または、図14(A)および(B)に示すように、ウェブページ55、55Bを、または、図15(A)および(B)に示すように、ウェブページ60、60Bを、または、図16(A)および(B)に示すように、ウェブページ65、65Bを、表示部33に表示する。
ここで、図13には、正解から質問を生成する方法(1)により生成された質問が、ウェブページ50、50Bに示されている。図13の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、図5に示すテーブルから、質問と正解とを取得する。
図14には、質問から正解を生成する方法(2)により生成された質問が、ウェブページ55、55Bに示されている。図15には、文章から質問と正解とを生成する方法(3)により生成された質問が、ウェブページ60、60Bに示されている。図16には、予め用意された質問と正解とを取得する方法(5)により生成された質問が、ウェブページ65、65Bに示されている。図16の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、図4に示すテーブルから、質問と正解とを取得する。
また、図13の指示文欄51、51Bや、図14の指示文欄56、56Bや、図15の指示文欄61、61Bや、図16の指示文欄66、66Bは、図11の指示文欄41、41Bに対応する。また、図13の質問表示枠52、52Bや、図14の質問表示枠57、57Bや、図15の質問表示枠62、62Bや、図16の質問表示枠67、67Bは、図11の質問表示枠42、42Bに対応する。また、図13の応答記入欄53、53Bや、図14の応答記入欄58、58Bや、図15の応答記入欄63、63Bや、図16の応答記入欄68、68Bは、図11の応答記入欄43、43Bに対応する。また、図14のヒント欄59、59Bは、図11のヒント欄44、44Bに対応する。
また、図13に示すように、質問表示枠52、52Bに文字変換質問「ねんょしうし ばくつはする ふんつまを つつだんものを・・・」や文字変換質問「A smlal contianer fliled with pwoder taht bruns・・・」が、指示文欄51、51Bの指示文「以下の文章から判読される文章が説明する単語を入力してください。」と共に表示される。
また、図14に示すように、質問表示枠57、57Bに文字変換質問「アプッル」や文字変換質問「aplep」が、指示文欄56、56Bの指示文「以下の単語から判読される単語から連想される単語を入力してください。」と共に表示される。ここで、連想の幅を狭め、ユーザの正答率を上げるため、ヒント欄59、59Bに、ヒント「例えば、形容詞で」が表示されるようにしてもよい。
また、図15に示すように、質問表示枠62、62Bに文字変換質問「きうょの てきんは?」や文字変換質問「Tadoy's waether?」が、指示文欄61、61Bの指示文「以下の文章から判読される質問の文章に対する回答を入力してください。」と共に表示される。
図16に示すように、質問表示枠67、67Bに文字変換質問「きうょは なにんち ですか?」や文字変換質問「Waht is the date tadoy?」が、指示文欄66、66Bの指示文「以下の文章から判読される質問の文章に対する回答を入力してください。」と共に表示される。
次に、端末30は、応答の入力を受け付ける(ステップS47)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ユーザが操作部34により入力した応答を、表示部33の応答記入欄48、48B、53、53B、58、58Bに表示せる。図13〜図16に示すように、応答「花火」、応答「firework」、応答「丸い」、応答「round」、応答「晴れ」、応答「clear」、応答「8/31」、が各々の応答記入欄に表示される。
次に、端末30は、応答を送信する(ステップS48)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ウェブページ50、50B、55、55B、60、60B、65、65Bに表示された確定ボタンがクリックされた場合、通信部31を通して、応答記入欄53、53B、58、58B、63、63B、68、68Bに入力された応答の情報を応答判定サーバ10に送信する。
次に、応答判定サーバ10は、応答を受信する(ステップS49)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ステップS27のように、端末30から応答を受信する。
応答判定サーバ10は、正解と応答とを比較して正解か否かを判定する(ステップS50)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、応答判定手段の一例として、RAM14cに記憶された正解を読み出し、受信した応答と一致しているか否かを判定する。
図13に示すように、文字変換前の質問が「ねんしょうし ばくはつする ・・・」等の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、受信した応答が、「花火」「はなび」「firework」等であるかを判定する。
図14に示すように、文字変換前の質問が「アップル」や「apple」の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、受信した応答が、「丸い」「round」等であるかを判定する。
図15に示すように、文字変換前の質問が「きょうの てんきは?」や「Today's weather?」の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、受信した応答が、「晴れ」、「快晴」、「sunny」、「clear」等であるかを判定する。
図16に示すように、文字変換前の質問が「きょうは なんにち ですか?」や「What is the date today」の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、関数「$日付」から、応答と比較するための正解として、今日の日付を取得する。そして、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、受信した応答が「8/31」や「8月31日」等であるかを判定する。ここで、判定結果として、正解と一致している場合は正解とし、一致してない場合は不正解とする。
次に、応答判定サーバ10は、判定結果を送信する(ステップS51)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ステップ29のように、判定結果を端末30に送信する。
次に、端末30は、判定結果を受信する(ステップS52)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ステップS30のように、判定結果を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、判定結果を表示する(ステップS53)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、ステップ31のように、判定結果を表示部33に表示する。
以上、本実施形態によれば、文章や単語等のテキスト情報を取得し、テキスト情報からなる質問および質問に対する正解を設定し、質問から単語(例えば、「きょうは」や「today」)を取得し、取得した単語を構成する文字列の一部を他の文字列または文字に変換し、変換された文字変換単語(例えば、「きうょは」や「tadoy」)を用いて、質問に対応する文字変換質問を生成し、文字変換質問の情報を端末30等の出力先に出力し、文字変換質問に対する応答の入力を端末30等から受け付け、受け付けた応答と正解とが一致しているか否かを判定することにより、質問に含まれる単語の文字列の一部を他の文字列または文字に変換しただけなので、人間には容易に文字変換前の単語として読めてしまい、人間に対しては視認性を低下させずに、コンピュータに対しては認識しにくいCAPTCHAを実現することができる。
また、提示された質問を人間が注意深く確認する必要がないので、応答判定サーバ10等は、ユーザの目の疲労を防止できる。
また、設定した質問または正解を照合DB12aやRAM14c等に記憶し、照合DB12aやRAM14c等を参照して、受け付けた応答と正解とが一致しているか否かを判定する場合、質問・正解のデータベースを構築され、より高速に応答との照合ができる。
また、質問として、質問の文章を記憶し、質問の文章から単語を取得し、質問の文章において、取得した単語と、文字変換単語とを入れ替えて、文字変換質問を生成する場合、CAPTCHAがコンピュータにより認識されにくくなり、人に対する認証強度が高くなり、応答判定サーバ10は、ボット(bot)等のシステムへの侵入を防止できる。
また、質問と、質問に対する正解とを生成する場合、応答判定サーバ10が質問と正解とを自動的に多量に生成させることが可能となり、質問と正解との組み合わせの陳腐化を防止でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
また、正解から質問を生成する方法(1)のように、正解から質問を生成する場合、応答判定サーバ10が正解を与えるだけで、正解に対する検索結果により、多彩な質問を生成でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
また、正解から質問を生成する方法(1)のように、正解を検索キーワードとして、検索キーワードに対する検索結果から質問を生成する場合、応答判定サーバ10が質問に対する検索結果により、例えば、インターネット上から、多彩な質問を生成できる。
また、質問から正解を生成する方法(2)のように、質問に基づき、正解を生成する場合、文字変換質問(例えば「アプッル」)に対する正解を、例えば連想語(「丸い」)とする方が、文字変換前の質問(「アップル」)を正解とするより、CAPTCHAがコンピュータにより認識されにくくなり、人に対する認証強度が高くなり、応答判定サーバ10がボット等のシステムへの侵入を防止できる。
また、文章から質問と正解とを生成する方法(3)のように、文章を記憶し、文章から質問および正解を生成する場合、文章を与えるだけで、質問と正解とを自動的に多量に生成させることが可能となり、質問と正解との組み合わせの陳腐化を防止でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
また、質問に対する正解として、取得された単語を記憶し、文字変換質問として文字変換単語を生成し、受け付けた応答と、正解としての単語とが一致しているか否かを判定する場合、人間にとって視認性を低下させずに、コンピュータには認識しにくい簡便なCAPTCHAを実現することができる。
また、照合DB12aに文字変換質問を記憶する場合、予めデータベースに保持しておくことで、処理負荷が軽減できる。
なお、文字変換を適用する条件として、ユーザ情報に基づき、文字変換を行う単語を取得してもよい。この場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ユーザ情報取得手段の一例として、ユーザの職業、趣味、購買履歴、関心があるテーマ等のユーザ情報を会員DB22bから取得する。そして、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ユーザ情報に基づき、質問記憶手段の一例の照合DB12aからの質問から単語を取得する。例えば、ユーザの職業が医療関係ならば、医療用語等の専門用語、ユーザの趣味が園芸なら、花の名前や園芸の用語に対して、文字変換を行う。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ユーザ情報に基づき、ユーザが答え易い、カテゴリコードを有する質問を選択してもよい。また、ユーザ毎にユーザが答え易い単語を集めた辞書が記憶部12や記憶部22に構築されてもよい。
このように、応答判定サーバ10が、文字変換質問に応答するユーザのユーザ情報を取得し、ユーザ情報に基づき、質問から単語を取得する場合、ユーザが知っている単語や、ユーザに馴染みがある単語を、文字変換させるため、ユーザが間違えにくくなり、ユーザがCAPTCHAを認識し易くなる。また、応答判定サーバ10が、ユーザ情報に基づき、ユーザが住んでいる住所の天気等のユーザ固有の質問や正解を生成する場合、ユーザにとって認識しやすいが、コンピュータにはより認識しにくいCAPTCHAを実現できる他に、他人による成りすましの防止もできる。
また、応答判定サーバ10が質問の難易度を、文字変換の度合いより決定してもよい。また、サーバシステム5または応答判定サーバ10が、データ検索サーバ7の辞書DB8を有していてもよい。また、応答判定サーバ10が、商品DB22aを辞書DB8のように使用して、質問や正解を生成してもよい。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、商品DB22aの商品情報を利用して、質問から正解を生成したり、正解から質問を生成したりする。この場合、商品情報に基づいたユーザに理解しやすいCAPTCHAを実現しやすくなる。また、応答判定サーバ10が、商品DB22aの商品情報に基づき、文字変換を適用する条件や、質問の難易度や、質問のカテゴリを決定してもよい。
また、端末30が、応答判定サーバ10と同様の処理を行ったり、辞書DB8を有したりして、応答判定を行ってもよい。この場合、端末30の表示部33が、文字変換質問の情報を出力先であり、CAPTCHAが端末30にログインする際の認証等に用いてもよい。
[4.応答判定システムの第2実施形態の動作]
次に、応答判定システムの第2実施形態の動作について、図を用いて説明する。なお、前記第1実施形態と同一または対応する部分には、同一の符号を用いて異なる構成および作用のみを説明する。その他の実施形態および変形例も同様とする。
(4.1 正解から質問を生成する場合)
まず、本発明の応答判定システムの第2実施形態の動作として、正解から質問を生成する場合について図17および図13に基づき説明する。
図17は、応答判定システム1において、本発明の第2実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。
ショッピングサーバ20が、CAPTCHA認証の信号を応答判定サーバ10に送信した後、図17に示すように、まず、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS1のように、正解を取得する(ステップS61)。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である正解を取得して、正解と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS2のように、正解を検索キーワードとして検索する(ステップS62)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS3のように、検索結果を取得する(ステップS63)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS4のように、テキスト情報からなる質問を検索結果から生成する(ステップS64)。このように応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である検索結果から質問を生成することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS41のように、質問から単語を取得する(ステップS65)。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問「ねんしょうし ばくはつする ふんまつを ・・・」という文章に対して、単語「ねんしょうし」および「ばくはつする」等を取得する。例えば、質問の文章「A small container filled with powder that burns・・・」の場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語「small」、「container」等を取得する。なお、質問が単語である場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語自体を質問とする。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS21、S42のように、単語の文字変換を行う(ステップS66)。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「ねんしょうし」における「ん」と「ょ」とを入れ替えて、文字変換単語「ねんょしうし」を生成し、「ばくはつする」における「は」と「つ」とを入れ替えて、文字変換単語「ばくつはする」を生成する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「small」の「a」と「l」とを入れ替えて、文字変換単語「smlal」を生成し、「container」における「i」と「a」とを入れ替えて文字変換単語「contianer」を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS15、S43のように、文字変換質問を生成する(ステップS67)。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問の文章「ねんしょうし ばくはつする ふんまつを ・・・」に対して、単語「ねんしょうし」を文字変換単語「ねんょしうし」に入れ替え、単語「ばくはつする」を文字変換単語「ばくつはする」に入れ替える等の処理を行い、「ねんょしうし ばくつはする ふんつまを つつだんものを・・・」という文字変換質問の文章を生成する。そして、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、生成した文字変換質問をRAM14cや記憶部12等に記憶する。このように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、変換された文字変換単語を用いて、質問に対応する文字変換質問を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS22、S44のように、文字変換質問を送信する(ステップS68)。ここで、
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS23、S45のように、文字変換質問を受信する(ステップS69)。
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS24、S46のように、文字変換質問を表示する(ステップS70)。具体的に、端末30のシステム制御部36は、図13(A)および(B)に示すように、商品レビュー書き込み許可のCAPTCHA認証を行うためのウェブページ50、50Bを、表示部33に表示する。ウェブページ50、50Bに文字変換質問が表示される。
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS25、S47のように、応答の入力を受け付ける(ステップS71)。端末30のシステム制御部36は、例えば、応答記入欄53の「花火」や応答記入欄53Bの「firework」のように、テキスト情報からなる応答の入力を受け付ける。
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS26、S48のように、応答を送信する(ステップS72)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS27、S49のように、応答を受信する(ステップS73)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS28、S50のように、正解と応答とを比較して正解か否かを判定する(ステップS74)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS29、S51のように、判定結果を送信する(ステップS75)。
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS30、S52のように、判定結果を受信する(ステップS76)。
次に、端末30は、第1実施形態の動作のステップS31、S53のように、判定結果を表示する(ステップS77)。
(4.2 質問から正解を生成する場合)
次に、本発明の応答判定システム1の第2実施形態の動作の第1変形例として、質問から正解を生成する場合について図18および図14に基づき説明する。
図8は、応答判定システム1の第2実施形態の動作の第1変形例を示すシーケンス図である。
図18に示すように、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS5のように、テキスト情報からなる質問を取得する(ステップS80)。具体的に、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問・正解取得手段の一例として「アップル」、「apple」のような単語等や文章を、図示しない入力手段から質問として入力を受け付けたり、テキスト情報からなる質問を記憶する質問記憶手段の一例としての記憶部12等に予め記憶された単語や文章等の質問を読み出したり、ネットワーク3を通して、質問を取得する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、ネットワーク3を通して、取得したウェブページから文章から任意の単語や文章を抽出してもよい。このように応答判定サーバ10のシステム制御部14は、テキスト情報である質問を取得して、質問と設定することにより、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段の一例として機能する。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS6のように、質問を検索キーワードとして検索する(ステップS81)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS7のように、検索結果を取得する(ステップS82)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS8のように、検索結果から正解を生成する(ステップS83)。
次に、応答判定サーバ10は、質問から単語を取得する(ステップS84)。具体的に、ステップS65のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語取得手段の一例として、文字変換を適用する条件を満たす単語を取得する。質問「アップル」のように、単語の質問の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問「アップル」を単語「アップル」とする。
次に、応答判定サーバ10は、単語を文字変換する(ステップS85)。具体的に、ステップS66のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語を構成する文字列の一部を他の文字列に変換する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、単語「アップル」を文字変換単語「アプッル」にしたり、単語「apple」を文字変換単語「aplpe」にしたりする。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を生成する(ステップS86)。具体的に、ステップS67のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語「アップル」と、文字変換単語「アプッル」とを入れ替えて、文字変換単語「アプッル」を、文字変換質問「アプッル」とする。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を送信する(ステップS87)。具体的に、ステップS68のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、文字変換質問に関する情報をウェブページの形式で端末30に送信する。
次に、端末30は、文字変換質問を受信する(ステップS88)。具体的に、ステップS69のように、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、文字変換質問に関する情報を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、文字変換質問を表示する(ステップS89)。具体的に、ステップS70のように、端末30のシステム制御部36は、図14(A)および(B)に示すように、ウェブページ55、55Bを、表示部33に表示する。
次に、端末30は、応答の入力を受け付ける(ステップS90)。具体的に、ステップS71のように、端末30のシステム制御部36は、応答記入欄58の「丸い」や応答記入欄58Bの「round」のように、テキスト情報からなる応答の入力を受け付ける。
次に、端末30は、応答を送信する(ステップS91)。具体的に、ステップS72のように、端末30のシステム制御部36は、ウェブページ55、55Bに表示された確定ボタンがクリックされた場合、通信部31を通して、応答記入欄58、58Bに入力された応答の情報を応答判定サーバ10に送信する。
次に、応答判定サーバ10は、応答を受信する(ステップS92)。具体的に、ステップS73のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、端末30から応答を受信する。
次に、応答判定サーバ10は、正解と応答とを比較して正解か否かを判定する(ステップS93)。具体的に、ステップS74のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、図14に示すように、文字変換前の質問が「アップル」等の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、受信した応答が、「丸い」「赤い」「round」等であるかを判定する。
次に、応答判定サーバ10は、判定結果を送信する(ステップS94)。具体的に、ステップS75のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、判定結果を端末30に送信する。
次に、端末30は、判定結果を受信する(ステップS95)。具体的に、ステップS76のように、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、判定結果を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、判定結果を表示する(ステップS96)。具体的に、ステップS77のように、端末30のシステム制御部36は、判定結果を表示部33に表示する。
(4.3 文章から質問と正解とを生成する場合)
次に、応答判定システム1の第2実施形態の動作の第2変形例として、文章から質問と正解とを生成する場合について図19および図15に基づき説明する。
図19は、の応答判定システム1の第2実施形態の動作の第2変形例を示すシーケンス図である。
まず、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS10のように、文章を取得する(ステップS100)。
次に、応答判定サーバ10は、第1実施形態の動作のステップS11のように、文章より質問および正解を生成する(ステップS101)。
次に、応答判定サーバ10は、質問から単語を取得する(ステップS102)。具体的に、ステップS65のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語取得手段の一例として、文字変換を適用する条件を満たす単語を取得する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、質問「「きょうの てんきは?」」という文章に対して、単語「きょうの」および「てんきは」等を取得する。例えば、質問の文章「Today's weather?」の場合は、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、単語「Today's」、「weather」を取得する。
次に、応答判定サーバ10は、単語を文字変換する(ステップS103)。具体的に、ステップS66のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語を構成する文字列の一部を他の文字列に変換する。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば、「きょうは」における「ょ」と「う」とを入れ替えて文字変換単語「きうょは」を生成する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、「today」の「o」と「a」とを入れ替えて、文字変換単語「tadoy」を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を生成する(ステップS104)。具体的に、ステップS67のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得した単語「きょうは」と、文字変換単語「きうょは」とを入れ替えて、質問「きょうの てんきは?」から文字変換質問「きうょの てきんは?」を生成する。また、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問「Today's weather?」から文字変換質問「Tadoy's waether?」等を生成する。
次に、応答判定サーバ10は、文字変換質問を送信する(ステップS105)。具体的に、ステップS68のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、文字変換質問に関する情報をウェブページの形式で端末30に送信する。
次に、端末30は、文字変換質問を受信する(ステップS106)。具体的に、ステップS69のように、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、文字変換質問に関する情報を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、文字変換質問を表示する(ステップS107)。具体的に、ステップS70のように、端末30のシステム制御部36は、図11(A)および(B)に示すように、ウェブページ60、60Bを、表示部33に表示する。
また、図14に示すように、質問表示枠62、62Bに文字変換質問「きうょの てきんは?」や文字変換質問「Tadoy's waether?」が、指示文欄61、61Bの指示文「以下の文章から判読される質問の文章に対する回答を入力してください。」と共に表示される。
次に、端末30は、応答の入力の受け付ける(ステップS108)。具体的に、ステップS71のように、端末30のシステム制御部36は、応答記入欄63の「晴れ」や応答記入欄63Bの「clear」のように、テキスト情報からなる応答の入力を受け付ける。
次に、端末30は、応答を送信する(ステップS109)。具体的に、ステップS72のように、端末30のシステム制御部36は、ウェブページ60、60Bに表示された確定ボタンがクリックされた場合、通信部31を通して、応答記入欄63、63Bに入力された応答の情報を応答判定サーバ10に送信する。
次に、応答判定サーバ10は、応答を受信する(ステップS110)。具体的に、ステップS73のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、端末30から応答を受信する。
次に、応答判定サーバ10は、正解と応答とを比較して正解か否かを判定する(ステップS111)。具体的に、ステップS74のように、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、図11に示すように、文字変換前の質問が「きょうの てんきは?」や「Today's weather?」の場合、受信した応答が、「晴れ」、「快晴」、「sunny」、「clear」等であるかを判定する。
次に、応答判定サーバ10は、判定結果を送信する(ステップS112)。具体的に、ステップS75のように、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、判定結果を応答判定サーバ10から送信する。
次に、端末30は、判定結果を受信する(ステップS113)。具体的に、ステップS75のように、端末30のシステム制御部36は、通信部31を通して、判定結果を応答判定サーバ10から受信する。
次に、端末30は、判定結果を表示する(ステップS114)。具体的に、ステップS77のように、端末30のシステム制御部36は、判定結果を表示部33に表示する。
以上、本実施形態によれば、テキスト情報からなる質問と、質問に対する正解とを生成し、質問から単語を取得し、取得した単語を構成する文字列の一部を他の文字列に変換し、変換された文字変換単語を用いて、質問に対応する文字変換質問を生成し、文字変換質問の情報を出力先に出力し、文字変換質問に対する応答の入力を受け付け、受け付けた応答と正解とが一致しているか否かを判定することにより、質問に含まれる単語の文字列の一部を他の文字列に変換しただけの、人間には容易に文字変換前の単語として読めてしまう文字変換質問と、この質問に対する正解とを、動的に生成でき、同じような質問が出にくくなるため、人間に対しては視認性を低下させずに、コンピュータに対しては認識しにくいCAPTCHAを実現することができる。
また、応答判定サーバ10が質問と正解とを自動的に多量に生成させることにより、質問と正解との組み合わせの陳腐化を防止でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
また、正解から質問を生成する場合、応答判定サーバ10が正解を与えるだけで、正解に対する検索結果により、多彩な質問を生成でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
また、正解を検索キーワードとして、検索キーワードに対する検索結果から質問を生成する場合、応答判定サーバ10が質問に対する検索結果により、例えば、インターネット上から、多彩な質問を生成できる。
また、質問に基づき、正解を生成する場合、CAPTCHAがコンピュータにより認識されにくくなり、人に対する認証強度が高くなり、応答判定サーバ10がボット等のシステムへの侵入を防止できる。
また、取得した文章から質問および正解を生成する場合、文章を与えるだけで、質問と正解とを自動的に多量に生成させることが可能となり、質問と正解との組み合わせの陳腐化を防止でき、ボット等のシステムへの侵入を有効に防止できる。
質問として質問の文章を生成し、質問の文章から単語を取得し、質問の文章において、取得した単語と、文字変換単語とを入れ替えて、文字変換質問を生成する場合、CAPTCHAがコンピュータにより認識されにくくなり、人に対する認証強度が高くなり、応答判定サーバ10は、ボット等のシステムへの侵入を防止できる。
次に、応答判定システムの第2実施形態の動作において、文字変換質問および応答の変形例について図11および図16を用いて説明する。
図16の場合、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、意味解析や構文解析の手法を利用して、質問から正解を生成してもよいし、正解から質問を生成してもよし、「今日の日付」という言葉から、質問や正解を生成してもよい。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、記憶部12に、テキスト情報からなる質問や、質問に対する正解を予め記憶してもよい。これらの場合、正解は、今日の日付を取得する、関数「$日付」等である。
また、図11の場合は、質問と正解とが等しい場合である。応答判定サーバ10のシステム制御部14は、辞書DB8等から単語を取得して、取得した単語を質問および正解として生成し、取得した単語から文字変換質問として文字変換単語を生成し、受け付けた応答と、正解としての単語とが一致しているか否かを判定する。この場合、人間にとって視認性を低下させずに、コンピュータには認識しにくい簡便なCAPTCHAを実現することができる。
なお、図20Aまたは図20Bに示すように、ウェブページ70、70Bにおいて、図11、図13から図16のように応答記入欄に応答を記入する代わりに、質問に対する応答が、応答欄73、73Bからラジオボタン75、75Bを利用して選択されるようにしもよい。ここで、指示文欄71、71B、質問表示枠72、72B、ヒント欄74、74Bは、図11の指示文欄41、41B、質問表示枠42、42B、ヒント欄44、44Bと、それぞれ同じである。
また、文字変換前と文字変換後とで文字列の長さは異なってもよい。例えば、文字変換前の文字列「とうきょう」に対して、文字列が長くなる場合、文字「ょ」が追加され、文字変換後の文字列は「とょうきょう」となり、文字列が短くなる場合、文字「う」が省略され、文字変換後の文字列は「ときょう」となる。英語に関して、文字変換前の文字列「Tokyo」に対して、文字列が長くなる場合、文字「k」が追加され、文字変換後の文字列は「Tokkyo」となり、文字列が短くなる場合、文字変換後の文字列は、「Tkyo」となる。
応答判定サーバ10のシステム制御部14は、質問から単語を取得せず、文字変換手段の一例として、質問の中の特定の文字または文字列を、他の文字列または文字に変換してもよい。例えば、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、例えば「や」を「ゃ」に一括置換、「m」を「n」に一括置換をしたり、重ね文字「mm」を「m」に置換したり、「m」を重ね文字「mm」に置換することにより、変換された文字列または文字を用いた文字変換質問を生成する。このとき、応答判定サーバ10のシステム制御部14は、取得したテキスト情報の最初または最後の文字から、順に読み込み、変換する文字列または文字を検索してもよい。これらの置換により、「A small container filled with powder that burns ・・・ communication・・・ 」が「A smmall comtainer filled with powder that burns ・・・ comunication ・・・」に変換される。このように、質問に含まれる文字列(例えば「mm」)または文字(例えば「m」)の一部を他の文字列または文字に変換しただけなので、人間には容易に文字変換前の単語として読めてしまい、人間に対しては視認性を低下させずに、コンピュータに対しては認識しにくいCAPTCHAを実現することができる。
なお、取得した単語を構成する文字列または文字の一部を、他の文字列または文字に変換し、当該変換された文字変換単語を用いて、質問に対応する文字変換質問を生成する場合、単語間にまたがった置換を防止することができる。
また、正解として、絵や記号でもよい。例えば、図14のケース場合、桜桃としてリンゴの絵を描かせて、端末30が画像データを応答判定サーバ10に送信し、応答判定サーバ10のシステム制御部14が、画像解析をして、リンゴの絵と類似であったら、正解としてもよい。
さらに、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1:応答判定システム
5:サーバシステム(応答判定装置)
10:応答判定サーバ(応答判定装置)
12a:照合DB(正解記憶手段、質問記憶手段、文章記憶手段)
20:ショッピングサーバ(応答判定装置)
22b:会員DB
30:端末
42、42B、52、52B、57、57B、62、62B、67、67B、72、72B:質問表示枠(文字変換質問)
43、43B、53、53B、58、58B、63、63B、68、68B73、73B:応答欄(応答)

Claims (10)

  1. 1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段と、
    前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段と、
    前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段と、
    前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段と、
    前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段と、
    を備えた応答判定装置。
  2. 請求項1に記載の応答判定装置において、
    前記質問を記憶する質問記憶手段の質問から単語を取得する単語取得手段を更に備え、
    前記文字変換質問生成手段が、前記取得した単語を構成する文字列または文字の一部を、他の文字列または文字に変換し、当該変換された文字変換単語を用いて、前記質問に対応する文字変換質問を生成することを特徴とする応答判定装置。
  3. 請求項2に記載の応答判定装置において、
    前記質問・正解取得手段が、前記質問として前記質問の文章を取得し、
    前記単語取得手段が、前記質問の文章から単語を取得し、
    前記文字変換質問生成手段が、前記質問の文章において、前記取得した単語と、前記文字変換単語とを入れ替えて、前記文字変換質問を生成することを特徴とする応答判定装置。
  4. 請求項2に記載の応答判定装置において、
    前記質問・正解取得手段が、前記質問に対する正解として、前記単語取得手段により取得された前記単語を取得し、
    前記文字変換質問生成手段が、前記文字変換質問として前記文字変換単語を生成し、
    前記応答判定手段が、前記受け付けた応答と、前記正解としての前記単語とが一致しているか否かを判定することを特徴とする応答判定装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の応答判定装置において、
    前記文字変換質問に応答するユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得手段を更に備え、
    前記単語取得手段が、前記ユーザ情報に基づき、前記問から前記単語を取得することを特徴とする応答判定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の応答判定装置において、
    キスト情報から、前記質問、または、前記質問に対する正解のうちいずれか一方を生成する質問・正解生成手段を更に備え、
    前記質問・正解生成手段が、前記正解を検索キーワードとした場合、前記正解を検索キーワードとする検索クエリに対する検索結果から前記質問を生成し、前記質問を検索キーワードとした場合、前記質問を検索キーワードとする検索クエリに対する検索結果から前記正解を生成することを特徴とする応答判定装置。
  7. 応答判定装置が受け付けた応答の判定を行う応答判定方法において、
    1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得ステップと、
    前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成ステップと、
    前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力ステップと、
    前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付ステップと、
    前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定ステップと、
    を含む応答判定方法。
  8. コンピュータを、
    1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段、
    前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段、
    前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段、
    前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段、および、
    前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段として機能させる応答判定プログラム。
  9. コンピュータを、
    1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段、
    前記に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段、
    前記文字変換質問の情報を出力先に出力する文字変換質問出力手段、
    前記文字変換質問に対する応答の入力を受け付ける応答受付手段、および、
    前記受け付けた応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段として機能させる応答判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記端末からの応答の成否を判定する応答判定装置とを備えた応答判定システムにおいて、
    前記応答判定装置が、
    1以上の単語からなる質問と、前記質問に対する正解と、を取得する質問・正解取得手段と、
    前記質問に含まれるいずれかの単語の一部を、所定の変換規則に従って、変換前の単語をユーザが予測可能に他の文字列または文字に変換して、前記質問に対応する文字変換質問を生成する文字変換質問生成手段と、
    前記文字変換質問の情報を端末に送信する文字変換質問送信手段と、
    前記文字変換質問に対する前記応答の入力を前記端末から受信する応答受信手段と、
    前記受信した応答と前記正解とが一致しているか否かを判定し、前記正解と一致する場合に、人間による応答と判定する応答判定手段と、
    前記応答判定手段の判定結果を前記端末に送信する判定結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする応答判定システム。
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