JP2010003159A - Web利用者支援システム、Web利用者支援方法、およびWeb利用者支援プログラム - Google Patents

Web利用者支援システム、Web利用者支援方法、およびWeb利用者支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティを簡便に確保する。
【解決手段】Webページデータとルールテーブル126とを照合し所定入力処理に応じたコードを特定する対象特定手段110と、入力処理毎に一意のIDを付与し当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段103へ格納する内容設定手段111と、IDをWebページ上に表示する追加コードをWebページデータに挿入し出力処理を実行するID表示手段112と、利用者の入力情報が含むIDをキーに一時記憶手段103での検索を実行して入力処理の実行に必要なデータを特定する処理特定手段113と、特定したデータを一時記憶手段103から読み出して入力処理を実行する処理実行手段と114とからWeb利用者支援システム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Web利用者支援システム、Web利用者支援方法、およびWeb利用者支援プログラムに関し、より具体的には、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティを簡便に確保する技術に関する。
インターネットは世界的に広く普及し、情報の発信や収集、検索のための場として、今や人々の生活に不可欠な情報通信手段となっている。そして、これを活用する重要な手段として、コンピュータ上で実行されるWebブラウザが挙げられる。一般的なWebブラウザは、インターネットに接続されたクライアント端末たるパソコンで稼働して、WebサーバからWebページデータをダウンロードして取得し、前記パソコンのディスプレイ装置等に出力する機能を備える。
この時に表示されるWebページ中の「ボタン」や「リンク」に対し、キーボード又はマウスなど介したユーザからの押下がなされることで、Webブラウザ側では、例えば「ボタン」に対応する処理を実行したり、リンク先のWebページへ表示を遷移させるといった処理を行っている。前記ユーザは、こうしたWebブラウザの操作により必要な情報をインターネット上のWebサーバから引き出して、パソコン上で閲覧している。
しかしながら、かかるWebブラウザの操作方法は、パソコンのキーボードやマウスを使用することが困難なユーザ、例えば視覚障害者や肢体不自由者、高齢者にとってその実行が難しいものであり、Webブラウザ利用上の障壁となっている。
こうした問題を解決する方法として、例えば、視覚障害者や高齢者に対するWeb利用支援、いわゆる「ウェブアクセシビリティ」の概念が存在しており、Webページの白黒反転や表示内容の音声読み上げといった処理により、簡単な操作でもって閲覧者が希望する形態でWebページを表示することができるようにする方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−166009号公報
ところで、従来技術においては、Webページの表示内容についての読み上げ、文字変え、色変え等といった視覚障がいに対する表示支援技術が中心となっており、「ボタン」や「リンク」のクリック操作を軽減する方法は提示されていない。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティを簡便に確保する技術の提供を目的とする。
本発明のWeb利用者支援システムは、Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段と、前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定する対象特定手段と、前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納する、内容設定手段と、前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行する、ID表示手段と、入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定する、処理特定手段と、前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行する、処理実行手段と、を備えることを特徴とする。これによれば、Web画面を閲覧する者が入力機器(マウスやキーボード等)の操作困難な者であっても、例えば、Webページデータを表示した画面上に表示されたID(番号や文字など)の入力のみできれば、前記IDに対応する入力処理(ボタンやリンクといった入力処理受付用の表示データに対するクリック、押下、指定など)をシステム側で補助し実行することができる。したがって、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティが簡便に確保できる。
また、前記Web利用者支援システムにおいて、前記処理特定手段は、入力インターフェイスから利用者の入力情報として音声情報を取得し、当該音声情報をテキスト情報に変換し、前記テキスト情報から前記一意のIDを取得して、当該IDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定するものである、としてもよい。これによれば、利用者が入力機器(キーボードやマウス等)の操作がかなり困難であり、音声入力操作しかできない場合であっても、前記IDに対応する入力処理をシステム側で補助し実行することができ、Webアクセシビリティが簡便に確保できる。
また、本発明のWeb利用者支援方法は、コンピュータが、Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段を備えて、前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定する処理と、前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納する処理と、前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行する処理と、入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定する処理と、前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のWeb利用者支援プログラムは、Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定するステップと、前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納するステップと、前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行するステップと、入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定するステップと、前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行するステップと、を実行させることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティが簡便に確保できる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態におけるWeb利用者支援システム100を含むネットワーク構成図である。本実施形態におけるWeb利用者支援システム100(以下、システム100)は、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティを簡便に確保するコンピュータシステムである。前記システム100としては、例えば、Webサーバ200からネットワーク140を介してWebページデータを取得し、これをディスプレイ装置などの出力インターフェイス106に表示するクライアント端末を想定できる。
こうした前記システム100は、Web利用者支援方法を実行する機能を実現すべく不揮発性メモリ(例:ハードディスクドライブ等)などの記憶手段101に格納されたプログラム102を、一時記憶手段たるメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種ボタン類、キーボードなどの入力インターフェイス105や、LEDやディスプレイなどの出力インターフェイス106を備え、さらにネットワーク140を介したWebサーバ200との通信を担う通信手段107などを有する。なお、前記Webサーバ200は、Webサーバとして一般的に備わるアプリケーションやWebページデータを記憶装置に備える、通常のサーバ機器である。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する手段につき説明を行う。各手段は、1つのクライアント端末に一体に備わるとしてもよいが、ネットワーク140上に配置するコンピュータ群(前記システム100にあたるクライアント端末を含む)に分散配置し、そのうち一つのクライアント端末(システム100)の主導の下で協働する例も想定してよい。なお、前記システム100は、記憶手段101において、Webページデータを格納するソース格納テーブル125(前記システム100がWebサーバではなくクライアント端末である場合、クライアント端末がネットワーク140を介しWebサーバからWebページデータを既にダウンロードして格納している)と、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブル126を少なくとも記憶している。
こうした前記システム100は、前記記憶手段101のWebページデータ(例えば、htmlで記述されたソースコード)と前記ルールテーブル126とを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコード(例:“input”タグにおける“type”の値に“button”、など)を特定する対象特定手段110を備える。前記WebページデータはWebブラウザ115にて一度に表示されるデータのまとまりであり、テキストデータやHTMLによるレイアウト情報、文書中に埋め込まれた画像や音声、動画などから構成される。
また、前記システム100は、前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のID(例:番号、文字、記号など)を付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータ(例:該当タグのプロパティ値など)を前記Webページデータから抽出して一時記憶手段たるメモリ103へ格納する、内容設定手段111を備える。
また、前記システム100は、前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コード(例:“<font color=red>(1)</font>”)を、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイス106への出力処理を実行する、ID表示手段112を備える。
ここで、前記一時記憶手段たるメモリ103における領域の構成例としては、Webページの遷移先(IDと対応付いた各入力処理の実行に必要なデータ)を保存するプロパティ記憶領域15、置換されたソース(前記追加コードが挿入された後のWebページデータ)を保管する置換後ソース格納領域16、番号(ボタンやリンクに対応付けて付与したID)を格納するボタン番号17、前記番号に対応するボタンやリンクなどの種別情報を格納するボタン区分18、前記番号に応じた各入力処理の実行に必要なデータを格納するプロパティ値19、入力インターフェイス105経由で取得した利用者の入力情報から抽出した番号(ID)のデータを格納する認識ボタン番号20、前記プロパティ記憶領域15から取得したボタン区分値を格納するワークボタン区分21、同じくプロパティ値を格納するワークプロパティ値22、ボタン及びリンクに対して採番した番号の最大値を格納する番号カウンタ23がある。
また、前記システム100は、入力インターフェイス105から利用者の入力情報(例えば、“1”のキーの押下情報)を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段たるメモリ103での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定する、処理特定手段113を備える。
また、前記システム100は、前記特定したデータを前記一時記憶手段たるメモリ103から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行する、処理実行手段114を備える。
なお、前記処理特定手段113は、入力インターフェイス105から利用者の入力情報として音声情報を取得し、当該音声情報をテキスト情報に変換し、前記テキスト情報から前記一意のIDを取得して、当該IDをキーに前記一時記憶手段たるメモリ103での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定するとしてもよい。音声情報をテキスト情報に変換する機能を実現するため、前記処理特定手段113は、既存の音声認識プログラム116を備えるか、或いは所定のコンピュータから呼び出して利用する。
また、前記システム100は、Webブラウザ115を記憶手段101に備えている。このWebブラウザ115については既存のものと同様であるので説明は省略する。
このような構成を備えるシステム100により、Webページの置換(前記追加コードの挿入)を実施し、Webページの表示画面の中の「ボタン」「リンク」等のキー操作またはマウス操作を必要とする表示データに、番号などIDを付加して表示する。また、 前記システム100は、ここで表示した一意の番号(ID)について、テンキー等での番号入力、または音声での番号入力を受けることで、前記番号に対応付けられたそれぞれの処理内容を実行する。この処理内容の実行は、具体的にはJavascript等の関数名またはインターネットアドレス(URL)を前記システム100がWebブラウザ115に与え、Webブラウザ115上での処理が実施される。また、リンクによるWebページの遷移後も、前記システム100は上記一連の処理を同様に実施する
なお、Webページデータの一例として、htmlで記述されたソースコードを想定することができるが、その発展バージョンたるXHTML、あるいはこうしたマークアップ言語ではなくメタ言語のXMLで記述されたWebページデータを想定することもできる。
なお、これまで示した前記システム100における各手段110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリ103やHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶手段101に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、システム100のCPU104がプログラム実行に合わせて記憶手段101より該当プログラム102をメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブルの構造について説明する。図2は、本実施形態の、(a)ソース格納テーブル125、(b)ルールテーブル126の各データ構造例を示す図である。
前記ソース格納テーブル125は、Webサーバ200からシステム100(クライアント端末)がダウンロードした、例えばHTMLベースのソースコードからなるWebページデータを格納するテーブルである。このソース格納テーブル125は、ハードディスクドライブなどの不揮発性の記憶手段101に格納されてもよいし、一時記憶手段たるメモリ103に格納されていてもよい。ここに格納されるWebページデータとしては、前記システム100による追加コードの挿入以前のもの(=置換前ソース)であり、HTMLベースのソースコードであれば、図に示すように、文書の一部をタグで囲うことにより、文章の構造(見出しやハイパーリンクなど)や、修飾情報(文字の大きさや組版の状態など)を、文章中に記述した形態となっている。
また、前記ルールテーブル126は、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するテーブルである。このルールテーブル126は、例えば、前記WebページデータがHTMLベースのソースコードで記述されている場合、「“inputタグ”におけるtypeプロパティ値が“button”」、「“aタグ”に“href”プロパティ値」といった、前記システム100における処理対象となるコードの属性データを格納した構造となっている。
また、図3は一時記憶手段に格納するプロパティ記憶領域15における格納情報の例を示す図である。前記プロパティ記憶領域15には、一意のIDたるボタンNo201に対応付けて、入力処理に対応した表示データつまりWeb画面上でのアイコン等の属性を示すボタン区分202、入力処理実行に必要なデータ(例:Web画面を遷移させるリンク先のURLアドレス、処理に必要な関数など)たるプロパティ値203を格納している。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるWeb利用者支援方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するWeb利用者支援方法に対応する各種動作は、前記システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そしてこのプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図4は本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例1を示すフローチャートである。ここでは、システム起動時の初期設定処理について説明する。WebページをWebブラウザ115で閲覧しようとする利用者により、システム100におけるWeb利用者支援プログラムの起動指示がなされると、システム100ではこれを入力インターフェイス105で受けてプログラム起動動作を行う(ステップ310)。勿論、こうした利用者からの指示が無くとも、Webブラウザ115がシステム100で起動されることに応じて、Web利用者支援プログラムを起動して、Web利用者支援方法の処理を実行開始するとしてもよい。以後、前記Web利用者支援プログラムを起動したシステム100を処理の実行主体として説明する。
前記システム100は、初期動作として、前記メモリ103におけるプロパティ記憶領域15のクリアを実施する(ステップ320)。そして、前記プロパティ記憶領域15を検索して、そこに格納されているレコードの件数が0件となっていることを確認する(ステップ321)。前記ステップ321において、格納されていたレコード件数が0件でないと確認された場合(ステップ321:N)は、クリア不正エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ340)。一方、プロパティ記憶領域15に格納されていたレコードの件数が0件であった場合(ステップ321:Y)、前記システム100は、メモリ103における置換後ソース記憶領域16のクリアを実行する(ステップ330)。
また前記システム100は、前記置換後ソース記憶領域16を検索して、そこに格納されているレコードの件数が0件となっていることを確認する(ステップ331)。前記ステップ331において、レコード件数が0件でないと確認できた場合(ステップ331:N)、前記システム100は、クリア不正エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ341)。他方、置換後ソース記憶領域16のレコード件数が0件の場合(ステップ331:Y)、前記システム100は、メモリ103に格納されるその他の変数についても初期化を実施する。
この場合、前記システム100は、前記メモリ103におけるボタン番号17に空白をセットし(ステップ350)、ボタン区分18に空白をセットし(ステップ360)、プロパティ値19に空白をセットする(ステップ370)。これらは図2に示すプロパティ記憶領域15の各データ項目と対応する。また前記システム100は、認識ボタン番号20に空白をセットし(ステップ380)、ワークボタン区分21に空白をセットし(ステップ381)、ワークプロパティ値22に空白をセットする(ステップ382)。また、前記システム100がWebページデータから取得するボタン及びリンクの情報に対して一意のボタン番号(ID)を採番するための番号カウンタi23に対して、初期値として“1”をセットする(ステップ383)。
−−−処理フロー例2−−−
図5は本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例2を示すフローチャートであり、図6は本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例3を示すフローチャートである。次に、ボタン検索から画面置換に至るまでの処理について説明する。
この時、利用者が前記システム100における入力インターフェイス105のツール(具体的にはシステム100にて起動されたWebブラウザ115)を操作し、クライアント端末としての前記システム100によるWebサーバ200へのアクセスを指示(例:Webブラウザ115における“お気に入り”リスト中のWebサイトアイコンやリンクのクリックなど)したものとする。前記システム100は、前記アクセスの指示に応じて、Webサーバ200から該当Webページのソースコード(=Webページデータ)をダウンロードして記憶手段101のソース格納テーブル125に格納する。なお、前記システム100は前記Webブラウザ115を用い、ディスプレイ装置などの出力インターフェイス106を通じて前記該当Webページを表示させるとしてもよい。
上記処理フロー例1で示した起動処理(ステップ383まで)が正常に完了している前記システム100において、前記対象特定手段110は、前記ソース格納テーブル125へ前記Webページデータの格納がなされたことを検知して、前記Webページデータを構成するソースコードの読込処理を開始する(ステップ390)。
前記システム100の対象特定手段110は、前記ソース格納テーブル125に格納されたソースコードを1行ずつ読込む処理を実施し、読込み前に次の読込ソース行が存在するかの判定を行なう(ステップ400)。このステップ400の判定で、次の読込みソース行が存在する場合(ステップ400:Y)、前記対象特定手段110は、前記ソース格納テーブル125から次の読込みソース行の読込を実施する(ステップ410)
次に前記対象特定手段110は、読込を実施したソース1行に対して、前記ルールテーブル126との照合を行って、例えば、「ボタン」及び「リンク」(の押下)に伴う処理(所定入力処理)を表す文字列(コード)の検索処理と判定を実施する(ステップ420)。ソースコードにおける「ボタン」の検索方法は、例えば、読込を実施したソース1行において、“Inputタグ”でその“type”プロパティの値が「button」のデータ(=ルールテーブル126で規定されたコード)を検索し、「リンク」の検索方法は、例えば、読込を実施したソース1行において、“aタグ”で“href”プロパティ(=ルールテーブル126で規定されたコード)を検索する。
またこれに続き前記対象特定手段110は、後述する処理によって、個々の判定ごとに読込ソースに対する処理を実行し、その結果を置換後ソース記憶領域16に格納する。この例では「ボタン」と「リンク」を対象としているが、他にチェックボックス等、Javascript(商標)やActiveXコントロールのような手法で記載された操作コマンドの類に対し、同様に処理対象の特定を行うとしてもよい。
以降、置換前画面イメージ(図9参照)と置換前ソース(Webサーバ200からシステム100がダウンロードしてソース格納テーブル125に格納した原ソースコード。図2(a)参照)が、置換後画面イメージ(図11参照)と置換後ソース(追加コードが挿入された後のソースコード。図10参照)に置換される例で説明する。
まず、前記システム100の対象特定手段110は、前記置換前ソース(図2(a))の行217を読込んだ場合、上記のルールテーブル126で規定されたコードに該当するデータは存在しないため(ステップ420:(c))、読込ソース行、つまり前記行217のソースコードをそのまま置換後ソース記憶領域16に登録する(ステップ560)。この時、登録が正常に完了したかの判定を実施し(ステップ570)、もし登録が異常終了した場合(ステップ570:N)、「ソース登録失敗」エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する。一方、前記登録処理が正常に終了した場合(ステップ570:Y)、前記対象特定手段110は、前記ステップ400の処理へ戻り、次の読込みソース行の有無から処理を開始する。
他方、上記のルールテーブル126で規定されたコードに該当するデータが、読込ソース行に存在する場合、前記システム100における内容設定手段111は、プロパティ記憶領域15にデータの分析結果を格納することとなる。プロパティ記憶領域15のテーブル構造は図3に示したとおりである(プロパティ記憶領域15は、ボタンNo201とボタン区分202とプロパティ値203の3要素から構成される)。
前記対象特定手段110は、置換前ソース(図2(a))の行209を読込んだ場合、行中に“aタグ”で“href”プロパティが存在していると判定され(ステップ420:(b))、前記内容設定手段111によるプロパティ記憶領域15への登録処理に移る。前記内容設定手段111は、まず、メモリ103に一時格納する変数としてのボタン番号17に、番号カウンタ変数i23の値を格納する(ステップ460)。ここでは、ソース読込み開始から初めて検索条件に適合する行のため、「i=1」が格納される。このボタン番号“1”が一意のIDとなる。
続いて前記内容設定手段111は、“aタグ”で“href”プロパティが存在しているソースコードは、つまりWebページのリンク先を規定しているソースコードであると認識できるから、メモリ103に一時格納する変数としてのボタン区分18に「リンク」を格納する(ステップ470)。また、前記内容設定手段111は、メモリ103に一時格納する変数としてのプロパティ値19に、リンク押下に応じた処理の実行に必要なデータとして、“aタグ”の“href”プロパティの値を、前記ソースコードから抽出して格納する(ステップ480)。この例では「http://メニューA.html」がプロパティ値として格納されることとなる。
その後、前記内容設定手段111は、以上の変数をプロパティ記憶領域15へ登録する処理を実行する(ステップ490)。具体的には、ボタン番号17が図3に示すプロパティ記憶領域15のボタンNo201へ、ボタン区分18がボタン区分202へ、プロパティ値19がプロパティ値203へ各々登録される。
この時、前記内容設定手段111は、前記プロパティ記憶領域15における登録処理が正常に完了したかの判定を実施する(ステップ500)。前記ステップ500において、登録処理が異常終了したと判定できた場合(ステップ500:N)、「プロパティ登録失敗」エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ510)。
一方、前記ステップ500において、プロパティ記憶領域15への登録処理が正常終了したと判定できた場合(ステップ500:Y)、前記システム100のID表示手段112が、前記読込ソース行における追加コードの挿入処理を実行する(ステップ520)。本実施形態において、前記ID表示手段112は、前記読込ソース行209の先頭に、「<font color = red>」の文字列と、番号カウンタiの値と、「</font>」文字列とを連結した追加コードを挿入することとなる。つまり前記ID表示手段112は、前記読込ソース行209(図2(a)参照)を、新たな行211(図10参照)として置換し、当該置換後のWebページデータをメモリ103における置換後ソース記憶領域16へ登録を実施する。この時、前記ID表示手段112は、前記登録処理が正常に完了したかの判定を実施し(ステップ530)、登録処理が異常終了したと判定した場合(ステップ530:N)、「ソース登録失敗」エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ540)。他方、前記置換後ソース記憶領域16への登録処理が正常終了したと判定した場合(ステップ530:Y)、前記ID表示手段112は、番号カウンタi23の値にi+1の値を格納した後(ステップ550)、前記ステップ400の処理へ戻り、次の読込みソース行の有無から処理を開始する。
前記ステップ400に処理が戻り、ステップ410において、置換前ソース(図2(a))の行210を対象特定手段110が読込んだ場合、続くステップ420の処理において、前記読込ソース行210の中に、“Inputタグ”でその“type”プロパティの値が「button」のデータが含まれていると判定されるから(ステップ420:(a))、前記内容設定手段111は、プロパティ記憶領域15への登録処理に移る。
前記内容設定手段111は、まず、メモリ103に一時格納する変数としてのボタン番号17に番号カウンタ変数i23の値を格納する(ステップ430)。この例では、ソース読込み開始から4番目に、前記ルールテーブル126で規定されたコードに適合する行のため、「i=4」が格納される。
その後、前記内容設定手段111は、メモリ103に一時格納する変数としてのボタン区分18に「リンク」を格納する(ステップ440)。そして内容設定手段111は、メモリ103に一時格納する変数としてのプロパティ値19に、“inputタグ”の“onclick”プロパティの値を、ソースコードから抽出して格納する(ステップ450)。ここでは「トップページへ戻る関数()」が格納される。
前記内容設定手段111は、以上の変数を前記プロパティ記憶領域15へ登録する(ステップ490)。これ以降の処理は、上述の行209を読込みした時の処理と同様であるが、処理の結果、内容設定手段111は、読込みソース行210の先頭に、「<font color = red>」文字列と番号カウンタiの値と「</font>」文字列とを連結した追加コードを挿入し、行212(図10参照)として置換することとなる。
前記システム100は以上の処理を繰り返し実行し、前記ステップ400にて次の読込みソース行が無いと判定した場合(ステップ400:N)、前記ID表示手段112は、置換後ソース記憶領域16に登録されている置換後ソース全てをWebブラウザ115に引渡し、ブラウザ更新機能をコールして、Webページの再表示を実行する(ステップ590)。この処理の結果、置換前画面207(図9)は置換後画面208(図11)へ変わり、置換前ソース205(図2(a))は置換後ソース206(図10)となる。
ここまででの処理が完了したことを受け、前記システム100における処理特定手段113が起動し、利用者からの操作を待つ状態となる(ステップ600)。
−−−処理フロー例3−−−
図7は本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例4を示すフローチャートである。次に、前記追加コードの挿入がなされ、ボタン番号がボタンやリンク等(入力処理受付用の表示データ)の周囲に表示された置換後画面208(図11参照)に対し、利用者からの入力がなされた際の画面遷移に至る処理を説明する。
この場合、前記ステップ600の時点で起動している前記処理特定手段113は、入力インターフェイス105の構成要素である音声入力装置5からの入力を待つ状態となり、音声入力装置5からの入力を検知した場合に、入力情報の処理を開始する(ステップ610)。
前記処理特定手段113は、音声入力装置5からの入力を検知した場合(ステップ610:Y)、入力された音声情報、例えば、“いちばん”を音声認識プログラム116にて数値情報の“1”へ変換し(一意のIDがテキストデータであればテキスト情報に変換)、該当するボタン番号“1”を取得し、メモリ103に一時格納する変数としての認識ボタン番号20へ格納する(ステップ620)。なお、ここで用いる音声認識プログラム116は、例えば特開2002−341890の図2に記載のような方法で音声情報を文字情報や数値情報に変換できる既存のプログラムであるが、同様の機能を持つものであればどのようなプログラムであっても良い。
次に、前記処理特定手段113は、前記メモリ103における認識ボタン番号20を確認し空白の場合(ステップ630:N)、ステップ610へ戻り、再び音声入力装置5からの入力を待つ状態とする。他方、認識ボタン番号20に空白以外の情報が格納されていた場合(ステップ630:Y)、処理特定手段113は、この認識ボタン番号20をキーに前記プロパティ記憶領域15への照会処理を実行する(ステップ640)
ここで前記処理特定手段113は、前記紹介処理の結果が、前記認識ボタン番号20、例えば、“1”と一致するプロパティ記憶領域15のボタンNo201の値が存在しないものであった場合(ステップ650:N)、即ち該当する処理が設定されていない場合は、処理をステップ610に戻し、再び音声入力装置5からの入力を待つ。
他方、前記認識ボタン番号20と、ボタンNo201の値が一致するプロパティ記憶領域15のレコードが存在した場合(ステップ650:Y)、即ち認識ボタン番号に対応する処理がある場合、前記処理特定手段113は、前記プロパティ記憶領域15における該当レコードのボタン区分202をワークボタン区分21へ、同じくプロパティ値203(=IDに対応する入力処理の実行に必要なデータ)をワークプロパティ値22へ格納する(ステップ660)。
続いて前記システム100における処理実行手段114は、その後のWebブラウザ115への処理指示を行なうために、前記ワークボタン区分21の内容判定を実行する(ステップ670)。この例では、ワークボタンの区分は「ボタン」か「リンク」かのどちらかである。そこで、ワークボタン区分21が「ボタン」の場合(ステップ670:(a))、前記処理実行手段114は、前記ワークプロパティ値22のJavaScript関数をコールした時の処理を実施するよう、Webブラウザ115に指示を出す(ステップ680)。一方、ワークボタン区分21が「リンク」の場合(ステップ670:(b))、前記処理実行手段114は、前記ワークプロパティ値22のURLをWeb画面遷移処理の引数としてWebブラウザ115に渡し、ブラウザ更新処理を指示する(ステップ690)。
以上のステップ680又はステップ690の処理により、Webブラウザ115の更新処理が実行され、処理後の次画面が表示される。そして、前記システム100は、次画面以降についても上記と同様にソースを読込んで追加コードの挿入(置換処理)を繰り返し実施する。
−−−処理フロー例4−−−
図8は本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例5を示すフローチャートである。最後に、Web利用者支援方法の終了処理について説明する。例えば、利用者がシステム100の入力インターフェイス105において終了操作を指示したときに、システム100はこれを受けて終了処理を開始する(ステップ700)。
この場合、前記システム100は、終了動作として、前記プロパティ記憶領域15のクリアを実施する(ステップ710)。そして、プロパティ記憶領域15を検索して、そこに登録されたレコードの件数が0件となっていることを確認する(ステップ711)。もし、レコード件数が0件でなかった場合(ステップ711:N)、前記システム100は、クリア不正エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ720)。
他方、プロパティ記憶領域15に登録されたレコードが0件であった場合(ステップ711:Y)、システム100は、置換後ソース記憶領域16のクリアを実行する(ステップ730)。続いてシステム100は、前記置換後ソース記憶領域16を検索して、レコード件数が0件となっていることを確認する(ステップ731)。もし、置換後ソース記憶領域16におけるレコード件数が0件でなかった場合(ステップ731:N)、システム100は、クリア不正エラーメッセージを出力インターフェイス106を通じて表示し、処理を終了する(ステップ741)。
一方、置換後ソース記憶領域16のレコード件数が0件だった場合(ステップ731:Y)、システム100は、メモリ103に格納されるその他の変数についても初期化を実施する。即ち、システム100は、ボタン番号17に空白をセットし(ステップ750)、ボタン区分18に空白をセットし(ステップ760)、プロパティ値19に空白をセットし(ステップ770)、認識ボタン番号20に空白をセットし(ステップ780)、ワークボタン区分21に空白をセットし(ステップ781)、ワークプロパティ値22に空白をセットする(ステップ782)。また前記番号カウンタi23に対して、空白をセットする(ステップ783)。以上の手順を実行した後、システム100は処理を終了する(ステップ790)。
−−−その他の例−−−
その他に想定できる実施形態としては、例えば、マウスやキーボード等の入力機器が備える所定ボタンやキー、スイッチ(予めユーザが利用しやすいものを決めておく)に対し、システム100が前記一意のIDを対応付けるとしてもよい。こうした処理を行えば、ユーザが一番操作しやすい位置や形状のボタンやキー、スイッチ等に応じてIDを対応付けることで、よりユーザビリティが向上する。つまり、Webアクセシビリティの向上につながる。
このためにシステム100は、前記入力機器におけるキー等のアスキーコードと前記IDとの対応付けを定めたテーブルを記憶手段101に備えておく。或いは、システム100は、キーボードのキー割り付け、マウスのボタンやホイールの機能割り付けの設定を前記IDに合わせて変更する(キーや機能の割り付け変更の手段自体は、キーボードやマウス等の入力機器やこれを接続するコンピュータに元来付帯する既存の該当プログラムに対してシステムが指示を与えて使えばよい)。
以上、本実施形態によれば、前記システムによりID等が追加されたWebページを利用者が閲覧して、そのページに表示されている「1」、「2」、「あ」、「い」などといった簡単な数字や文字を、利用者が操作できる簡易な入力機器、あるいは通常の入力機器でも利用者が操作しやすい操作箇所等から入力するだけで、Webページ上での入力操作が可能となる。また、本実施形態におけるWeb利用者支援の技術は、Webページ上の処理コマンドにあたる部分(例:ボタンやリンクの押下に応じたコマンド)のみを外部関数として抜き出す方法のため、前記システム100をクライアント側で実現する場合、Webページの提供側で新たに定義ファイル等の準備をすることが不要であり、既存のWebアプリケーションや様々なホームページに対して、Webページ開発者側の負担を強いることなく導入可能である。
したがって、マウスやキーボード等の入力機器の操作が困難な利用者のWebアクセシビリティが簡便に確保できる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態におけるWeb利用者支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の、(a)ソース格納テーブル、(b)ルールテーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態のプロパティ記憶領域における格納情報の例を示す図である。 本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例1を示すフローチャートである。 本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例2を示すフローチャートである。 本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例3を示すフローチャートである。 本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例4を示すフローチャートである。 本実施形態のWeb利用者支援方法の処理手順例5を示すフローチャートである。 本実施形態の置換前Web画面の例を示す図である。 本実施形態の置換後ソースコードの例を示す図である。 本実施形態の置換後Web画面の例を示す図である。
符号の説明
100 Web利用者支援システム(クライアント端末)
101 記憶手段
102 プログラム
103 メモリ(一時記憶手段)
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信手段
110 対象特定手段
111 内容設定手段
112 ID表示手段
113 処理特定手段
114 処理実行手段
115 Webブラウザ
116 音声認識プログラム
125 ソース格納テーブル
126 ルールテーブル
140 ネットワーク
200 Webサーバ

Claims (4)

  1. Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定する対象特定手段と、
    前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納する、内容設定手段と、
    前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行する、ID表示手段と、
    入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定する、処理特定手段と、
    前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行する、処理実行手段と、
    を備えることを特徴とするWeb利用者支援システム。
  2. 前記処理特定手段は、入力インターフェイスから利用者の入力情報として音声情報を取得し、当該音声情報をテキスト情報に変換し、前記テキスト情報から前記一意のIDを取得して、当該IDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定するものである、ことを特徴とする請求項1に記載のWeb利用者支援システム。
  3. コンピュータが、
    Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段を備えて、
    前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定する処理と、
    前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納する処理と、
    前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行する処理と、
    入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定する処理と、
    前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行する処理と、
    を実行することを特徴とするWeb利用者支援方法。
  4. Webページデータを格納するソース格納テーブルと、Webページデータのうち所定入力処理に応じたコードを規定するルールテーブルとを記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、
    前記記憶手段のWebページデータと前記ルールテーブルとを照合し、前記Webページデータが含む前記所定入力処理に応じたコードを特定するステップと、
    前記特定したコードに応じた入力処理毎に一意のIDを付与し、当該IDと対応付けて各入力処理の実行に必要なデータを前記Webページデータから抽出して一時記憶手段へ格納するステップと、
    前記入力処理毎に付与した前記一意のIDをWebページ上に表示する追加コードを、前記Webページデータにおける前記特定したコードの周囲に挿入し、前記追加コードが挿入されたWebページデータの出力インターフェイスへの出力処理を実行するステップと、
    入力インターフェイスから利用者の入力情報を取得し、当該入力情報が含む前記一意のIDをキーに前記一時記憶手段での検索を実行して、前記IDに対応する入力処理の実行に必要なデータを特定するステップと、
    前記特定したデータを前記一時記憶手段から読み出して、前記IDに対応する入力処理を実行するステップと、
    を実行させることを特徴とするWeb利用者支援プログラム。
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