JP5066214B2 - 永久磁石同期機、及びこれを用いたプレス機または射出成形機 - Google Patents

永久磁石同期機、及びこれを用いたプレス機または射出成形機 Download PDF

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Description

本発明は永久磁石同期機、及びこれを用いたプレス機または射出成形機に関するものである。
永久磁石同期電動機を高速回転させる場合、回転数に比例してインダクタンスの電圧降下が大きくなるため、入力電圧不足とならないように回転数の上限値を設定している。高速回転域の拡大を目的として、〔特許文献1〕の図4に示されるように、回転子に埋設された永久磁石外側の外周鉄心部および永久磁石内側の鉄心部にスリットを設けることでインダクタンスを低減する技術がある。
しかし、この従来技術に示される構成では永久磁石の径方向長さが回転子鉄心の半径方向長さよりも大きく、磁気抵抗が極めて大きい。このような肉厚の永久磁石を用いた構成は、フェライト磁石の減磁耐力向上策として見受けられる。当該構成においては、電機子磁束のほとんどが回転子の外周鉄心部を流れるので、外周鉄心部に設けたスリットはインダクタンス低減に寄与するものの、鉄心部分に設けたスリットの効果は小さい。〔特許文献1〕において、定量的な効果が明示されていない理由もこのため、と考えられる。一方で、鉄心部分にスリットを設けることで、磁性体で構成される磁路が減少するため、磁気飽和が起こりやすくなる。これによって、永久磁石の発生磁束が減少し、トルクが減少するといった問題がある。〔特許文献1〕ではこの問題に関しても触れられていないが、これは、フェライト磁石を用いた場合、永久磁石の残留磁束密度が0.5T程度であることから、鉄心部分に多少のスリットを設けても顕著な磁気飽和は発生しないため、と考えられる。
これに対し、ネオジム磁石をはじめとする希土類磁石では残留磁束密度が1T以上となり、回転子にスリットを設けることで磁気飽和を招きやすい。とりわけ、表面形の永久磁石同期機においては、その構成上、突極比が1に近くなり、リラクタンストルクを十分に活用できないケースが多く、永久磁石によるトルクを如何に有効に発生させるかが重要となる。このため、回転子にスリットを設ける手法は、永久磁石磁束の低下、およびトルクの減少を招くとの考えから、一般的ではなかった。
特開2002−84690号公報
上述したように、永久磁石同期電動機において高速回転域の拡大を図るためには、インダクタンスを低減する方法が有効であるが、希土類磁石を用いた場合には、インダクタンス低減を目的として回転子にスリットを設けることで、磁気飽和が起こりやすくなり、これによって永久磁石の発生磁束の低下、ならびにトルクの低下を招いてしまう、というジレンマがあった。
本発明の目的は、トルクを減少させることなく高速運転範囲を拡大できる永久磁石同期機及びこれを用いたプレス機械または射出成形機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は回転子鉄心の径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、該永久磁石が界磁極を構成する回転子を備えた永久磁石同期電動機において、前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設けたことを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石同期電動機において、
前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記スリットの直線部分の長さまたは円弧部分の周長が、前記永久磁石の径方向厚さの最大値よりも大きくなることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石同期電動機において、
希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成することを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石同期電動機において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石同期電動機において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とするものである。
更に、本発明は永久磁石同期電動機において、
前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成したことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明は電源装置と電動機回転制御部とを備え、スライド駆動機構を介して電動機の回転運動をスライドの昇降運動に変換してプレス成形を行うプレス機械において、前記電動機の回転子鉄心は径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、該永久磁石が界磁極を構成する回転子であって、
前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設けた構成とする永久磁石同期電動機を備えたことを特徴とするものである。
更に、本発明はプレス機械において、
前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記スリットの直線部分の長さまたは円弧部分の周長が、前記永久磁石の径方向厚さの最大値よりも大きくなることを特徴とするものである。
更に、本発明はプレス機械において、
希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成することを特徴とするものである。
更に、本発明はプレス機械において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とするものである。
更に、本発明はプレス機械において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とするものである。
更に、本発明はプレス機械において、
前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成したことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明は電源装置と電動機回転制御部とを備え、スライド駆動機構を介して電動機の回転運動をスライドの並行運動に変換してプレス成形を行う射出成形機において、前記電動機の回転子鉄心は径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、該永久磁石が界磁極を構成する回転子であって、前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設けた構成とする永久磁石同期電動機を備えたことを特徴とするものである。
更に、本発明は射出成形機において、
前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記スリットの直線部分の長さまたは円弧部分の周長が、前記永久磁石の径方向厚さの最大値よりも大きくなることを特徴とするものである。
更に、本発明は射出成形機において、
希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成することを特徴とするものである。
更に、本発明は射出成形機において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とするものである。
更に、本発明は射出成形機において、
前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とするものである。
更に、本発明は射出成形機において、
前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成したことを特徴とするものである。
本発明の永久磁石同期機及びこれを用いたプレス機械または射出成形機によれば、トルクを減少させることなく高速運転範囲を拡大することが実現できる。
本発明の第1の実施例による永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図。 本発明の第1の実施例による永久磁石同期電動機の径方向断面における磁束線の模式図。 本発明の効果の説明図。 本発明の効果の説明図。 図1に示す永久磁石幅と回転子鉄心に設けたスリット幅を説明するための回転子の径方向断面図。 本発明の第1の実施例によるスリット幅と無負荷誘導起電力,トルク、およびインダクタンスの関係図。 本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図。 本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図。 本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図。 本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子のスリット幅を説明するためのスリット形状。 本発明の第2の実施例による永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例による永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図である。また、図2は、本発明の第1の実施例による永久磁石同期電動機の径方向断面における磁束線の模式図を、図5は、図1に示す永久磁石幅と回転子鉄心に設けたスリット幅を説明するための回転子の径方向断面図を、図4は、本実施例によるスリット幅と無負荷誘導起電力E0,トルクMp、およびq軸インダクタンスLqの関係図を示す。
図1において、回転子1は積層鋼板によって構成されており、シャフト孔4に挿入される出力軸を介して外部に動力を伝達する。回転子鉄心5の径方向表面には永久磁石2が4極となるよう配置されている。回転子鉄心5に非磁性体で構成されるスリット6を設けることで、インダクタンスの低減を図れる。
スリット6は、図1に示すように磁極間を結ぶ連続的な円弧となるようにしても良いし、丸穴や方形穴を連ねることで構成しても良い。また、スリット6にエポキシ等の樹脂を埋め込む構成としても良く、この場合は、磁気的な特性に影響を与えることなく、強度を高めることができる。
回転子鉄心5の径方向断面形状は、図1に示すような円形でも良いし、極数に対応した多角形でも良い。また、永久磁石の磁極間の空隙7を埋める形で、回転子鉄心5の外周部に凸部を設けても良い。また、磁極間の空隙7を掘り下げる形で、回転子鉄心5の外周部に凹部を設けても良い。前記凸部を設ける場合には、永久磁石の周方向応力に対する固定強度が向上するほか、リラクタンストルクの活用も可能となるが、インダクタンスが増加するため、トルクを減少させることなく高速運転範囲を拡大することは困難となる。一方で、前記凹部を設ける場合には、インダクタンスが減少するため、トルクを減少させることなく高速運転範囲を拡大できる。
なお、永久磁石2は希土類を主成分とする焼結磁石であり、図1では1極あたり一枚の永久磁石で構成しているが、複数枚に分割した永久磁石を軸方向または周方向に配置してもよい。また、焼結磁石の他にボンド磁石で形成することも可能である。また、図1の永久磁石2は径方向断面形状がアーク形となっているが、方形状でも良いし、磁極中央部に厚みをもたせたカマボコ状でも良い。
また、上述した構成を有する回転子が外転形の構造でもよく、その場合は、回転子鉄心5の径方向断面形状は円環状となり、回転子鉄心5の内周側表面に永久磁石2が配置される。
ここで、希土類磁石を用いた永久磁石同期電動機の従来技術では、スリットを設けることでインダクタンスは低減できるものの、磁路が減少するため永久磁石の発生磁束が低下し、その結果、トルクまでもが低下してしまうと考えられていた。これに対し、本発明では、スリット6を設けることで、トルクを低下させること無く、インダクタンスの低減が可能であることを説明する。図2を用いてこの論拠を説明する。
図2は、本発明の第1の実施例による永久磁石同期電動機の径方向断面における磁束線の模式図である。固定子100はティース部110を有し、内周側の空隙を介して、永久磁石2で構成される回転子1がある。永久磁石2が発生する磁束31は、実線で示すように、回転子を透過するときはd軸と並行になり、固定子の鉄心を透過するときは円弧状の軌跡となる。電機子磁束32は、点線で示すように、回転子を透過するときはq軸と並行となり、固定子の鉄心を透過するときは円弧状の軌跡となる。永久磁石同期電動機を駆動する場合、固定子鉄心部101とティース部102において、永久磁石磁束31と電機子磁束32とが重畳するため、当該部分の磁気飽和が顕著となる。このため、電機子電流の増加に伴い、本来は電流に比例するはずのトルク(磁石トルク)が増加しにくくなる、という問題がある。この問題の解決には、q軸インダクタンスを低減し、電機子磁束32を低減することで、固定子鉄心部101とティース部102における磁気飽和を緩和する方法が有効である。
すなわち、図1に示すようなスリット6を設けることで、従来考えられてきたデメリット(永久磁石磁束の低下)は確かに発生するが、それをカバーするだけのメリット(磁気飽和の緩和)があることに、本発明は着目している。
なお、フェライト磁石を用いた永久磁石同期電動機においては、先述したように永久磁石の残留磁束密度が0.5T程度であることから、永久磁石磁束31と電機子磁束32とが重畳した場合でも、磁気飽和は発生しにくい。したがって、スリット6を設けても、永久磁石磁束の低下を招くだけとなり、結果としてトルクが低下してしまう。ただし、小形化等により出力密度の向上を図る場合には、フェライト磁石を用いた永久磁石同期電動機においても機内の磁束密度の増加が避けられず、磁気飽和が顕在化する可能性は十分にある。そのような場合において、本発明は有効である。
上記の効果を得るためには、永久磁石2の厚みTpが前記回転子コア3の径方向厚みTcに対し、Tp<Tcとなるように構成することが望ましい。図3を用いてその論拠を説明する。
図3に示すような4極機において、磁極1極当りを透過する電機子磁束を考える。ここで、図3は図1に示す回転子とほぼ同等の構成であるが、回転子コアにスリットが施されていない点が異なる。永久磁石が発生する磁束の透過方向を一般にd軸と呼び、これに対し電気角で90°(4極機では機械角で45°)進み位置にある軸をq軸と呼ぶ。
簡単のため、電機子磁束が図のa点からb点に透過する場合を考える。電機子磁束は経路1および2を経てb点に透過するが、回転子コアの径方向厚みTcに対して、永久磁石の厚みTpが大きくなるほど、経路2を透過する磁束が減少することを以下にて説明する。
まず、経路1の磁気抵抗R1は式(1)で表される。
Figure 0005066214
ここで、μFe:鉄の比透磁率、μ0:真空の透磁率、lFe:回転子コアの軸長
同様に経路2の磁気抵抗R2は式(2)で表される。ただし経路2では、簡単のため永久磁石部分の経路長さをTp、回転子コア部分の経路長さをTc+Wとする。また、永久磁石の比透磁率は1とした。
Figure 0005066214
a点からb点に至る起磁力消費をΔFとすると、経路1を透過する磁束Φ1、および経路2を透過する磁束Φ2はそれぞれ式(3),式(4)で表される。
Figure 0005066214
Figure 0005066214
ここで、μFeは磁気飽和が顕著になるほど減少するが、経路1のコアが磁気飽和状態にある、すなわち磁束密度が1.6T程度であると仮定しても、μFeは400〜800程度で依然大きい。また、TpTcと比較して、Tc2、W2は10倍程度のオーダーの値である。したがって、分母の第2項,第3項は無視することができるので、式(5)は以下のように近似できる。
Figure 0005066214
式(3),式(5)から明らかなように、Φ1は磁石厚みTpに比例し、Φ2はTpに反比例する。式(3)のグラフと式(5)のグラフが交差するときのTpの値は式(6)にて表される。
Figure 0005066214
したがって、Φ1,Φ2は図4のように示され、磁束Φ2はTp>Tcの範囲において僅少となることがわかる。すなわち、Tp<Tcとなるように構成することで、バックヨークに設けたスリットの効果が大きくなる。
本発明によれば、トルクの低下を招くことなく、インダクタンスを低減でき、高速回転域を拡大できるほか、鉄損の低減が可能となり効率を向上できる。また、インダクタンスの低減により、電気的時定数(∝インダクタンス)が小さくなるので、過渡応答性が良くなる。また、電磁加振力を低減できるため、騒音・振動を低減することができる。また、電機子電流が増加した場合においても、電流とトルクがほぼ線形の関係となるので、制御応答性に優れ、サーボ機械等への適用が容易になる。また、回転子の質量が減少するため、イナーシャが小さくなる。この結果、急加減速への対応が容易となるほか、機械的時定数(∝イナーシャ)が小さくなり、モータを加速させる際のエネルギー投入を抑制することが可能となる。
図5および図6に、本発明による効果をより有効に得られる構成を示す。図5において、図1と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。
図5の構成が図1と異なる点は、磁極1極あたりに4本設けられたスリット6を、一本ずつ6a,6b,6c,6dと定義し、各スリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅をそれぞれWsl1,Wsl2,Wsl3,Wsl4と定義している。また、回転子鉄心5の外周側表面と接する永久磁石内周面の周方向幅をWpmと定義していることである。磁極1極あたりにおいて、スリット6a〜6dの幅の合計値がWslで表されるとき、図5の構成に関しては以下の式(7)が成り立つ。
Figure 0005066214
ここで、Wsl1〜Wsl4の値は同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、スリットの本数は4本以下であってもよいし、4本以上であってもよく、Wslは磁極1極あたりスリット幅の合計値とする。
また、図5において、Wpmは永久磁石2の一枚分の周方向幅と一致しているが、磁極1極を構成する永久磁石が複数枚からなるときは、各永久磁石における面3の周方向幅の合計値をWpmとする。
図6は、前述したWslとWpmとの比「Wsl/Wpm」を変化させた場合における、無負荷誘導起電力E0、出力トルクMp、およびq軸インダクタンスLqの変化を表したものである。ただし、Wsl/Wpm=0の場合はスリット6が全く設けられていない状態を表す。0<Wsl/Wpmの場合において、無負荷誘導起電力E0の低下率と比較して、出力トルクMpの低下率は小さい。この結果から、スリット6を設けることで永久磁石磁束は低下するものの、磁気飽和が緩和され、結果としてトルクの低下をカバーしていることがわかる。Wsl/Wpm=0.425で出力トルクMpおよびq軸インダクタンスLqがクニック点を迎えること、Wsl/Wpm=0.045でq軸インダクタンスLqに関して5%の低減効果が得られることから、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成することで、本発明による効果を有効に得ることができる。
図7は、本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図である。図7において、図と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。
図7の構成が図1と異なる点は、1極あたり4本設けたスリット6a〜6dのうち、磁極中央付近に位置するスリット6b,6cの幅を、磁極端部付近に位置するスリット6a,6dより大きくしたことである。磁極中央付近を透過する磁束は、磁極の両端部に向かって二手に分かれ、当該磁極に隣接してかつ磁極の異なる永久磁石の磁極中央付近とを結ぶような磁路を形成する。このため、当該部分の磁気飽和は小さくなり、図7のように磁極中央付近のスリット幅を大きくしても、磁石磁束の低下を招きにくい。このような構成とすることで、インダクタンスの低減効果をより大きくすることができる。6極機や8極機、ならびにそれ以上の多極機においても、このような構成とすることで同様の効果を得ることができる。さらに、図6に示したように、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成することで、本発明による効果を有効に得ることができる。
図8は、本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図である。図8において、図1と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。
図8の構成が図1と異なる点は、1極あたりに、スリットを6本設けていること、スリット6a〜6fのうち、磁極中央付近に位置する隣り合うスリット6e,6bの間の距離または6f,6cの間の距離を、磁極端部付近に位置する隣り合うスリット6a,6bの間の距離、または6c,6dの間の距離よりも小さくしたことである。図7と同様に、このような構成とすることで、インダクタンスの低減効果をより大きくすることができる。6極機や8極機、ならびにそれ以上の多極機においても、このような構成とすることで同様の効果を得ることができる。さらに、図6に示したように、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成することで、本発明による効果を有効に得ることができる。
図9は、本発明の第1の実施例に係る他の永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図である。図9において、図1と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。
図9の構成が図1と異なる点は、1極あたり4本設けたスリット6a〜6dにおいて、いずれのスリットにおいても、スリット幅が不均一な構成となっていることである。例えばスリット6aは、図10に示すように多数の異なるスリット幅Wsl1(1),Wsl1(2),…,Wsl1(n)を有するため、磁極間に伸びる方向を微小長さに分割した上で、以下の式(8)のような積分平均により当該スリットの幅Wsl1を定義する。
Figure 0005066214
スリット6bの幅Wsl2,スリット6cの幅Wsl3,スリット6dの幅Wsl4に関しても同様に定義することで、スリット6a〜6dの幅の合計値Wslは式(7)と同様に表すことができる。このような構成においても、トルクの低下を招くことなく、インダクタンスを低減でき、高速回転域を拡大できるほか、鉄損の低減が可能となり効率を向上できる。また、6極機や8極機、ならびにそれ以上の多極機においても同様の効果を得ることができる。さらに、図6に示したように、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成することで、本発明による効果を有効に得ることができる。
図11は、本発明の第2の実施例による永久磁石同期電動機の回転子の径方向断面図である。図11において、図1と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。
図11の構成が図1と異なる点は、永久磁石2を8極となるよう配置していること、磁極1極あたりに4本設けられたスリット6を、一本ずつ6a,6b,6c,6dと定義し、各スリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅をそれぞれWsl1,Wsl2,Wsl3,Wsl4と定義していること、また、回転子鉄心5の外周側表面と接する永久磁石内周面の周方向幅をWpmと定義していることである。スリット6a〜6dの幅の合計値Wslは式(7)と同様に表すことができる。
以上のように、本発明は6極機や8極機、ならびにそれ以上の多極機に対しても、図11のような構成とすることで、トルクの低下を招くことなく、インダクタンスを低減でき、高速回転域を拡大できるほか、鉄損の低減が可能となり効率を向上できる。また、インダクタンスの低減により、電気的時定数が小さくなるので、過渡応答性が良くなる。また、電磁加振力を低減できるため、騒音・振動を低減することができる。また、電機子電流が増加した場合においても、電流とトルクがほぼ線形の関係となるので、制御応答性に優れ、サーボ機械等への適用が容易になる。また、回転子の質量が減少するため、イナーシャが小さくなる。この結果、急加減速への対応が容易となるほか、機械的時定数が小さくなり、モータを加速させる際のエネルギー投入を抑制することが可能となる。
さらに、図6に示したように、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成することで、本発明による効果を有効に得ることができる。
以上、永久磁石同期電動機についての実施例を説明したが、本発明はその応用例として前述した永久磁石同期機を産業用の機器に適用することが可能である。例えば、前述した永久磁石同期機をプレス機械(図示せず)または射出成形機(図示せず)に適用することで、これらの機器のトルクを減少させることなく高速運転範囲を拡大することが実現できる。
1 回転子
2 永久磁石
3 回転子鉄心5の外周側表面と接する永久磁石内周面
4 シャフト
5 回転子鉄心
6 スリット
7 磁極間の空隙
31 永久磁石の発生磁束
32 電機子磁束
100 固定子
101 固定子鉄心の磁気飽和部分
102 固定子ティースの磁気飽和部分
110 固定子ティース

Claims (9)

  1. 回転子鉄心の径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、
    該永久磁石が界磁極を構成する回転子を備えた永久磁石同期電動機において、
    希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成し、
    前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設け
    前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記永久磁石の厚みTpが前記回転子のコアの径方向厚みTcに対し、Tp<Tcとなるように構成し、
    前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成したことを特徴とする永久磁石同期電動機。
  2. 請求項1に記載の永久磁石同期電動機において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とする永久磁石同期電動機。
  3. 請求項1に記載の永久磁石同期電動機において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とする永久磁石同期電動機。
  4. 電源装置と電動機回転制御部とを備え、スライド駆動機構を介して電動機の回転運動をスライドの昇降運動に変換してプレス成形を行うプレス機械において、
    前記電動機の回転子鉄心は径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、
    該永久磁石が界磁極を構成する回転子であって、
    希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成し、
    前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設け
    前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記スリットの直線部分の長さまたは円弧部分の周長が、前記永久磁石の径方向厚さの最大値よりも大きくなるように構成し、
    前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成した永久磁石同期電動機を備えたことを特徴とするプレス機械。
  5. 請求項4に記載のプレス機械において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とするプレス機械。
  6. 請求項4に記載のプレス機械において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とするプレス機械。
  7. 電源装置と電動機回転制御部とを備え、スライド駆動機構を介して電動機の回転運動をスライドの並行運動に変換してプレス成形を行う射出成形機において、
    前記電動機の回転子鉄心は径方向表面に少なくとも1つ以上の永久磁石を有し、
    該永久磁石が界磁極を構成する回転子であって、
    希土類を主成分とする永久磁石で前記永久磁石を構成し、
    前記回転子の互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間の鉄心部に、非磁性体で構成される複数のスリットを設け
    前記スリットは前記互いに隣接してかつ磁極の異なる永久磁石間を直線または円弧で結ぶ形状とし、かつ、前記スリットの直線部分の長さまたは円弧部分の周長が、前記永久磁石の径方向厚さの最大値よりも大きくなるように構成し、
    前記永久磁石の径方向表面すなわち内周側と外周側のうち、前記回転子鉄心の径方向表面と接する側の面の周方向幅であって、磁極1極を構成する少なくとも1つ以上の前記永久磁石の周方向幅の合計値Wpmと、前記直線状または円弧状に伸びるスリットにおいてスリットの伸び方向に対して垂直となる方向の幅の磁極1極あたりの合計値Wslとの比が、0.045<Wsl/Wpm<0.425となるように構成した永久磁石同期電動機を備えたことを特徴とする射出成形機。
  8. 請求項7に記載の射出成形機において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置するスリットの幅を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置するスリットの幅よりも大きくすることを特徴とする射出成形機。
  9. 請求項7に記載の射出成形機において、
    前記永久磁石の磁極中心付近に位置する隣り合うスリットの間の距離を、前記永久磁石の磁極端部付近に位置する隣り合うスリットの間の距離よりも小さくすることを特徴とする射出成形機。
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