JP5065979B2 - スクリュー圧縮機の吸込絞り弁及びこれを備えたスクリュー圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機本体の吸入側に設けられたスクリュー圧縮機の吸込絞り弁及びこれを備えたスクリュー圧縮機に関する。
スクリュー圧縮機は、一般に、負荷の増減に応じて吸気量を調整するため、圧縮機本体の吸入側に吸込絞り弁を設けている。吸込絞り弁は、例えば、吸入曲げ流路及びシリンダを形成するハウジングと、シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、このピストンに接続され、ピストンから吸入曲げ流路の上流側に向かって延在する軸と、吸入曲げ流路の上流側に形成された弁座と、この弁座の下流側に位置し且つ軸に対してスライド可能に挿通されて、弁座を開閉可能とする弁体と、この弁体に設けられ、軸の先端部を覆うとともに軸の先端面と当接することで弁板の下流側へのスライドを制限するストッパ部と、軸の先端部を下流側に移動させるための付勢力をピストンに付与するバネと、このバネの付勢力に対抗して軸の先端部を上流側に移動させるための圧力(詳細には、圧縮機本体の吐出側の圧縮流体系統から電磁弁や圧力調整弁等を介して抽出した圧力)をピストンに付与する操作圧力系統とを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−39791号公報
上記吸込絞り弁は、弁体を軸に対してスライド可能に挿通することにより、何らかの異常が生じて圧縮機本体が停止した場合でも、圧縮機本体の吐出側の圧縮流体の一部が吸入側に逆流する作用によって弁体が上流側にスライドし、弁座を閉塞するようになっている。これにより、圧縮流体の逆流を防止するようになっている(逆止機能)。しかしながら、弁座及び弁体を吸入曲げ流路の上流側に配置した構造となっており、明確には記載されていないが、圧縮機本体に備えられた雌雄一対のスクリューロータの中心軸を含む平面に対し、軸は平行となるように(言い換えれば、弁体は垂直となるように)配設している。そのため、圧縮機本体の負荷運転時、弁座と弁板との間で形成される流路において圧縮機本体のロータに近い側(言い換えれば、曲げの内側)の吸入流量の割合が多くなって縮流が発生し、流路面積に対して大きな圧力損失が生じていた。
本発明の目的は、逆止機能を持たせつつ圧力損失の低減を図ることができるスクリュー圧縮機の吸込絞り弁及びこれを備えたスクリュー圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、雌雄一対のスクリューロータ、前記スクリューロータを収納するケーシング、前記スクリューロータと前記ケーシングとの間に形成された複数の作動室、前記作動室に対してロータ径方向に連通する吸入ポート、及び吐出ポートを有する圧縮機本体を備えたスクリュー圧縮機に適用され、前記圧縮機本体の吸入側に設けられた吸込絞り弁であって、吸入曲げ流路及びシリンダを形成するハウジングと、前記シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、前記雌雄一対のスクリューロータの中心軸を含む平面に対し垂直となるように配置されて前記ピストンに接続され、前記ピストンから前記吸入曲げ流路の下流側に向かって延在する軸と、前記吸入曲げ流路の下流側に形成された弁座と、前記弁座の下流側で前記吸入ポートに配置され、且つ前記軸に対してスライド可能に挿通されて、前記弁座を開閉可能とする弁板と、前記軸の先端部に形成され、前記弁板の下流側へのスライドを制限するストッパ部と、前記軸のストッパ部を下流側に移動させるための付勢力を前記ピストンに付与するバネと、前記バネの付勢力に対抗して前記軸のストッパ部を上流側に移動させるための圧力を前記ピストンに付与する操作圧力系統とを備える。
上記目的を達成するために、また本発明は、雌雄一対のスクリューロータ、前記スクリューロータを収納するケーシング、前記スクリューロータと前記ケーシングとの間に形成された複数の作動室、前記作動室に対してロータ径方向に連通する吸入ポート、及び吐出ポートを有する圧縮機本体と、前記圧縮機本体の吸入側に設けられた吸込絞り弁とを備えたスクリュー圧縮機であって、前記吸込絞り弁は、吸入曲げ流路及びシリンダを形成するハウジングと、前記シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、前記雌雄一対のスクリューロータの中心軸を含む平面に対し垂直となるように配置されて前記ピストンに接続され、前記ピストンから前記吸入曲げ流路の下流側に向かって延在する軸と、前記吸入曲げ流路の下流側に形成された弁座と、前記弁座の下流側で前記吸入ポートに配置され、且つ前記軸に対してスライド可能に挿通されて、前記弁座を開閉可能とする弁板と、前記軸の先端部に形成され、前記弁板の下流側へのスライドを制限するストッパ部と、前記軸のストッパ部を下流側に移動させるための付勢力を前記ピストンに付与するバネと、前記バネの付勢力に対抗して前記軸のストッパ部を上流側に移動させるための圧力を前記ピストンに付与する操作圧力系統とを備える。
本発明によれば、逆止機能を持たせつつ圧力損失の低減を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるスクリュー圧縮機の構成を表す一部断面外観図である。
この図1において、スクリュー圧縮機は、空気を圧縮する圧縮機本体1と、この圧縮機本体の吸入側(図1中左側)の側面に接続された吸込絞り弁2と、この吸込絞り弁の上流側に接続された吸入フィルタ(図示せず)と、圧縮機本体1の吐出側(図1中下側)の下面に接続されたオイルケーシング3と、このオイルケーシング3にマニホールド4を介して接続されたオイルセパレータエレメント5とを備えている。
圧縮機本体1は、回転軸が平行で互いに噛み合いながら回転する雄ロータ6及び雌ロータ7と、これら雄ロータ6及び雌ロータ7を収納するケーシング8とを備えており、雄ロータ6及び雌ロータ7とケーシング8との間には複数の作動室が形成されている。雄ロータ6及び雌ロータ7は上下方向に配置されており、それらの側方側(図1中左側)に、吸込絞り弁2からの吸気を作動室に導入する吸入ポート9が形成されている。吸入ポート9には、雄ロータ7側の作動室及び雌ロータ7側の作動室に吸気を分配するため、コの字断面形状の吸入リブ10が設けられている。そして、電動機(図示せず)の駆動によって雄ロータ6及び雌ロータ7が回転すると、作動室は軸方向(図1中紙面に対し垂直方向)に移動しつつその容積が減少し、空気を圧縮するようになっている。この圧縮行程において冷却・潤滑・シールを目的として油が供給されているので、油を含む圧縮空気が吐出ポート(図示せず)を介してオイルケーシング3に吐出される。
オイルケーシング3の上部には、二重同心円筒構造によって旋回流路(図示せず)が形成されており、この旋回流路に圧縮機本体1からの圧縮空気が導入される。圧縮空気に含まれる大粒の油は、旋回流路を旋回する間に比重差によって流下して、オイルケーシング3の下部に溜められる(一次分離)。なお、図示しないが、オイルケーシング3は、オイルフィルタ、油面計、油温調整弁などの部品・機器類を備えている。
オイルケーシング3で油の大部分が取り除かれた圧縮空気は、マニホールド4を介しオイルセパレータエレメント5に導出される。オイルセパレータエレメント5は圧縮空気に含まれる油を二次分離し、分離された圧縮空気が冷却器(図示せず)を経由して機外へ供給されるようになっている。
図2〜図4は上記吸込絞り弁2の構造を表す断面図であり、圧縮機本体1の負荷運転、停止、及び無負荷運転の場合をそれぞれ示す。図5は、弁板の詳細構造を表す断面図である。
これら図2〜図5において、吸込絞り弁2は、吸入曲げ流路11a及びシリンダ11bを形成するハウジング11と、シリンダ11b内に摺動可能に設けられたピストン12と、このピストン12に接続され、ピストン12から吸入曲げ流路11aの下流側(図2〜図4中右側)に向かって延在する軸13と、吸入曲げ流路11aの下流側(少なくとも曲げ角度の半分以降)に形成された弁座11cと、この弁座11cの下流側に位置し且つ軸13に対してスライド可能に挿通されて、弁座11cを開閉可能とする弁板14と、軸13の先端部に中央部より大径となるように形成され、弁板14の下流側へのスライドを制限するストッパ部13aと、この軸13のストッパ部13aを下流側に移動させるための付勢力をピストン12に付与するバネ15と、このバネ15の付勢力に対抗して軸13のストッパ部13aを上流側(図2〜図4中左側)に移動させるための圧力をピストン12に付与する操作圧力系統16とを備えている。
操作圧力系統16は、例えば、圧縮機本体1の吐出側の圧縮空気系統から抽出した圧縮空気の一部をシリンダ11b内のピストン12で隔てられた操作室17に導入する2つの系統を有している。一方の系統には電磁弁18が設けられ、他方の系統には圧力調整弁19が設けられている。そして、例えば圧縮機本体1の吐出側圧力が圧力検出器(図示せず)で検出され、この検出した吐出側圧力に応じて制御装置(図示せず)から駆動信号が電磁弁18に出力されて、電磁弁18が全開又は全閉に切り換えられるようになっている。また、圧力調節弁19は、圧縮機本体1の吐出側圧力が予め設定された所定の圧力を超えた場合に、その圧力の上昇に応じて開度を連続的に増加させるようになっている。
そして、例えば圧縮機本体1の吐出側圧力が予め設定された所定の圧力以下である場合に、電磁弁18及び圧力調節弁19が遮断状態となる。これにより、ピストン12にバネ15の付勢力が作用して、ピストン12とともに軸13のストッパ部13aが下流側に移動する。そして、圧縮機本体1の運転中は、その吸入圧力の作用によって弁板14が下流側のストッパ部13aまでスライドし、弁座11cが開放される(図2参照)。その結果、吸気量が最大となって、圧縮機本体1を負荷運転させるようになっている。また、例えば何らかの異常が生じて圧縮機本体1が停止すると、圧縮機本体1の吐出側の圧縮空気の一部が吸入側に逆流する作用によって弁板14が上流側の弁座11cまでスライドし、弁座11cが閉塞される(図3参照)。これにより、圧縮空気(及びこれに含まれる油)の逆流を防止するようになっている(逆止機能)。
一方、例えば圧縮機本体1の吐出側圧力が予め設定された所定の圧力を超えた場合は、電磁弁18及び圧力調節弁19が連通状態となる。これにより、操作室17に圧縮空気が導入されてバネ15の付勢力(及び弁板14に作用する圧力)に打ち勝つような圧力がピストン12に作用し、ピストン12とともに軸13のストッパ部13aが上流側に移動する。これにより、弁板14も上流側に移動してリフト量(言い換えれば、弁座11cと弁板14との隙間量)が制限されて、吸気量が制限される。そして、例えば弁板14のリフト量がゼロとなって弁座11cが閉塞されるとともに(図4参照)、同時にオイルケーシング3内の圧力を開放して圧縮機本体1の吐出側圧力(運転圧力)を低減することで、圧縮機本体1を無負荷運転させるようになっている。このような無負荷運転と負荷運転とを繰り返し行うことで、圧縮空気の使用量の変化に追従するようになっている。
また、例えば電動機の駆動トルクに余裕がない場合に、電磁弁18を全開状態とし、弁体14を上流側に移動させて弁座11cを閉塞する。これにより、吸気量が低減して圧縮動力が軽減するため、圧縮機本体1の加速性を高めることが可能である。また、例えば圧縮機本体1を停止させる場合に、電磁弁18を全開状態とし、弁体14を上流側に移動させて弁座11cを閉塞する。これにより、圧縮空気(及びこれに含まれる油)の逆流を事前に防止することが可能である。
なお、弁板14の内周側摺動面には環状溝14aが形成されており、この環状溝14aに断面U字形のパッキン20が設けられている。これにより、弁板14と軸13との間の漏れを低減するとともに、例えばOリングを設けた場合と比べ、摺動抵抗を低減するようになっている。また、本実施形態では、前述の図1に示すように、雄ロータ6の中心軸及び雌ロータ7の中心軸を含む平面に対し、軸13は垂直となるように(言い換えれば、弁板14は平行となるように)配設している。すなわち、軸13は略水平方向に延在しているので、弁板14の自重による摺動抵抗を低減するようになっている。
また、前述の図1に示すように、軸13のストッパ部13a及び弁板14は、圧縮機本体1の吸入ポート9に配置している。そのため、圧縮機本体1の負荷運転時における軸13のストッパ部13aの位置は、吸気リブ10と干渉しないように、数mm程度のクリアランスL1をとっている。また、弁板14の外径寸法とリフト量L2からカーテン面積(開口面積)が決まるが、弁板14の大径化は圧縮機本体1の無負荷運転時の消費動力の増大につながるため、これを考慮して弁板14のリフト量L2が設定される。そして、これら寸法L1,L2によって弁座11cと吸気リブ10との間隔L3が定まる。
以上のように構成された本実施形態においては、弁板14を軸13に対してスライド可能に挿通することにより、上述した逆止機能を持たせることができる。また、弁座11c及び弁板14を吸入曲げ流路の下流側に配置し(言い換えれば、雄ロータ6及び雌ロータ7に近づけさせ)、さらに雄ロータ6の中心軸及び雌ロータ7の中心軸を含む平面に対し軸13が垂直となるように配置している。これにより、圧縮機本体の負荷運転時、弁座11cと弁板13の間で形成される流路において偏流が発生するのを抑えることができる(図6参照)。したがって、圧力損失を低減することができる。
また、圧力損失の低減を図るための他の方法としては、弁板14の大径化やリフト量の拡大が考えられる。しかし、弁板14の大径化は、吸込絞り弁2の大型化につながる。また、弁板14のリフト量の拡大は、逆止機能の不全を引き起こす恐れがある。このような観点から、本実施形態では、吸込絞り弁2の大型化を抑制することができ、無負荷運転時の消費動力を低減することができ、逆止機能の健全性を確保することができるという効果もある。
なお、上記一実施形態においては、操作圧力系統16は、電磁弁18を設けた系統と圧力調整弁19を設けた系統とを有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、いずれか一方の系統のみとしてもよい。なお、例えば電磁弁18を設けた系統のみとした場合は、電磁弁18が全開又は全閉に切り換えられるので、運転圧力が変動してしまう。これに対し、例えば圧力調整弁19を設けた系統を有する場合は、圧力調整弁19が開度を連続的に変化させるので、弁板14のリフト量を徐々に変化させて吸気量を徐々に変化させることができ、運転圧力の変動を低減することが可能である。
また、上記一実施形態においては、特に説明しなかったが、例えばインバータ等を用いて圧縮機本体の回転数を可変制御してもよいことは言うまでもない。
本発明の一実施形態におけるスクリュー圧縮機の構成を表す一部断面外観図である。 本発明の一実施形態における吸込絞り弁の構造を表す断面図であり、圧縮機本体の負荷運転の場合を示す。 本発明の一実施形態における吸込絞り弁の構造を表す断面図であり、圧縮機本体の停止の場合を示す。 本発明の一実施形態における吸込絞り弁の構造を表す断面図であり、圧縮機本体の無負荷運転の場合を示す。 本発明の一実施形態における吸込絞り弁の弁体の構造を表す断面図である。 本発明の一実施形態における吸込絞り弁の弁体とスクリューロータとの位置関係を表す斜視図である。
符号の説明
1 圧縮機本体
2 吸込絞り弁
6 雄ロータ
7 雌ロータ
11 ハウジング
11a 吸入曲げ流路
11b シリンダ
11c 弁座
12 ピストン
13 軸
13a ストッパ部
14 弁板
15 バネ
16 操作圧力系統

Claims (2)

  1. 雌雄一対のスクリューロータ、前記スクリューロータを収納するケーシング、前記スクリューロータと前記ケーシングとの間に形成された複数の作動室、前記作動室に対してロータ径方向に連通する吸入ポート、及び吐出ポートを有する圧縮機本体を備えたスクリュー圧縮機に適用され、
    前記圧縮機本体の吸入側に設けられた吸込絞り弁であって
    吸入曲げ流路及びシリンダを形成するハウジングと、
    前記シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、
    前記雌雄一対のスクリューロータの中心軸を含む平面に対し垂直となるように配置されて前記ピストンに接続され、前記ピストンから前記吸入曲げ流路の下流側に向かって延在する軸と、
    前記吸入曲げ流路の下流側に形成された弁座と、
    前記弁座の下流側で前記吸入ポートに配置され、且つ前記軸に対してスライド可能に挿通されて、前記弁座を開閉可能とする弁板と、
    前記軸の先端部に形成され、前記弁板の下流側へのスライドを制限するストッパ部と、
    前記軸のストッパ部を下流側に移動させるための付勢力を前記ピストンに付与するバネと、
    前記バネの付勢力に対抗して前記軸のストッパ部を上流側に移動させるための圧力を前記ピストンに付与する操作圧力系統とを備えたことを特徴とするスクリュー圧縮機の吸込絞り弁。
  2. 雌雄一対のスクリューロータ、前記スクリューロータを収納するケーシング、前記スクリューロータと前記ケーシングとの間に形成された複数の作動室、前記作動室に対してロータ径方向に連通する吸入ポート、及び吐出ポートを有する圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体の吸入側に設けられた吸込絞り弁とを備えたスクリュー圧縮機であって
    前記吸込絞り弁は、
    吸入曲げ流路及びシリンダを形成するハウジングと、
    前記シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、
    前記雌雄一対のスクリューロータの中心軸を含む平面に対し垂直となるように配置されて前記ピストンに接続され、前記ピストンから前記吸入曲げ流路の下流側に向かって延在する軸と、
    前記吸入曲げ流路の下流側に形成された弁座と、
    前記弁座の下流側で前記吸入ポートに配置され、且つ前記軸に対してスライド可能に挿通されて、前記弁座を開閉可能とする弁板と、
    前記軸の先端部に形成され、前記弁板の下流側へのスライドを制限するストッパ部と、
    前記軸のストッパ部を下流側に移動させるための付勢力を前記ピストンに付与するバネと、
    前記バネの付勢力に対抗して前記軸のストッパ部を上流側に移動させるための圧力を前記ピストンに付与する操作圧力系統とを備えたことを特徴とするスクリュー圧縮機。
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