JP5065558B2 - フォーカルプレンシャッタを備えたカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォーカルプレンシャッタを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のカメラ用フォーカルプレンシャッタは、主に、シャッタ羽根を二つ(先羽根(群)と後羽根(群))備えていて、それらを、シャッタ地板,中間板,補助地板と称されている3枚の板部材で形成した二つの羽根室内に別々に配置した構成をしている。そして、このタイプのシャッタは、フィルム使用のカメラにもデジタルカメラにも用いられており、撮影時には、二つのシャッタ羽根を所定の時間間隔で順に作動させ、それらによって形成されるスリットにより、長方形をした撮像面の一つの辺から対向する辺に向けて、連続的に露光するようにしている。
【0003】
また、デジタルカメラにのみ用いられるフォーカルプレンシャッタとしては、シャッタ羽根を一つしか備えていないものがあり、その場合には、上記の3枚の板部材のうち中間板を備えておらず、シャッタ地板と補助地板によって一つの羽根室を構成している。そして、このタイプのものは、通常は撮像面を被写体光にさらしておき、撮影の終了時にだけ一時的に撮像面を覆うようにしている。このように、フォーカルプレンシャッタには、主に二つのタイプのものがあるが、それらは、シャッタ羽根を二つ備えているか一つ備えているかの違いであって、いずれのものも、ユニットとして製作しておき、カメラ本体へは、二つの地板のうち少なくとも一方を複数のビスによって取り付けるようにしている。
【0004】
更に、シャッタユニットをカメラ本体に組み付けるとき、カメラ本体側の機構との間で幾つかの機能上での接続が必要になる。例えば、フィルムの巻上げ機構に連動してシャッタをセットする構成を採用した場合には、歯車などによる両者間の接続が必要になるし、シャッタのセット用モータやシャッタ羽根を直接駆動するためのモータをシャッタユニットに取り付けた場合にはコネクタが必要になる。また、クイックリターン式のミラーを備えた一眼レフカメラであって、ミラー機構によってシャッタをレリーズする場合は、両者間に連動構成が必要になるし、電磁石によってシャッタ羽根の作動開始を制御する場合にもコネクタが必要になる。
【0005】
シャッタユニットは、このようなことを考慮しながらカメラ本体に取り付けられるが、可動ミラーを備えた一眼レフカメラの場合には、このようにしてシャッタユニットがカメラ本体に取り付けられた後、シャッタユニットの被写体側にミラーボックスを取り付け、撮影レンズはその前面に取り付けられる。そのため、従来、フォーカルプレンシャッタを修理する場合は、最初に撮影レンズを取り外した後、少なくともミラーボックスを取り外しておいてから、カメラ本体との電気的な接続を解き、シャッタユニットの取り付けビスを外すようにしており、修理後に取り付ける場合には、それとは逆の作業を行うようにしていた。また、フォーカルプレンシャッタは、ハーフミラーを備えた一眼レフカメラにも、レンジファインダ付きカメラにも、更には、ファインダ形式を問わずにズームレンズ付きカメラにも使用されるが、それらの場合も、修理に際しては略同様の作業を必要としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カメラ本体からシャッタユニットを取り外すのは、故障したがために修理をする場合とは限らない。故障をしたわけではないが、故障が起こりにくくするためにオーバーホールして点検したり、それによって新しいユニットと交換したりする場合がある。特に、デジタルカメラの場合には、その使い勝手の特徴から、フィルム使用のカメラよりも撮影回数が多くなるため、所定の期間が経過した後には新しいシャッタユニットと交換して、長期にわたって安心して使用できるようにしたいという要求が多くなっている。ところが、上記のようなシャッタユニットの着脱作業は面倒であって、しかも、単に順番に作業を行えばよいというものではなく、例えばフランジバックの再調整が必要になるなど工数が大きくて、迅速且つ低コストで行うことができなかった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、フォーカルプレンシャッタのユニットを簡単に着脱できるように構成したカメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラは、被写体の結像位置に配置されている撮像手段と、カメラ本体に取り付けられていて前記撮像手段の被写体側の面の近傍に配置されている第1部材及び該第1部材よりも被写体側に配置されている第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に配置されていて取付手段によりカメラ本体に対して光軸の垂直方向に着脱可能なフォーカルプレンシャッタユニットと、を備えていて、前記取付手段は、前記第1部材又は第2部材に設けられていて前記フォーカルプレンシャッタユニットの着脱作動を案内し装着状態において光軸に沿った方向への前記フォーカルプレンシャッタユニットの位置規制を行うガイド部と、前記第1部材又は第2部材に設けられていて前記フォーカルプレンシャッタユニットの光軸と垂直な方向への位置規制を行う挿入位置規制部と、前記フォーカルプレンシャッタユニットに設けられていて装着状態において前記挿入位置規制部に接触する係合部と、からなるようにする。
【0009】
また、本発明のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラにおいては、前記ガイド部に、前記フォーカルプレンシャッタユニットを光軸に沿った方向へ押圧するための付勢手段を設けると、より好適なものとなる。
【0010】
また、本発明のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラにおいては、前記フォーカルプレンシャッタユニットの装着状態において該フォーカルプレンシャッタユニットを光軸と垂直な方向へ押圧するための付勢手段が設けられているようにすると、該フォーカルプレンシャッタユニットの装脱方向への位置が安定する。
【0011】
更に、本発明のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラにおいては、前記第1部材又は第2部材と、前記フォーカルプレンシャッタユニットとに、該フォーカルプレンシャッタユニットの装着状態において接続されるコネクタが設けられているようにすると、電気的に制御されるフォーカルプレンシャッタの場合に装脱作業が容易になり、前記第2部材が、ミラーボックスであるようにすると、一眼レフカメラにとって極めて有利な構成となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1及び図2に示した実施例によって説明する。本実施例は、可動ミラーを備えたフィルム使用の一眼レフカメラに本発明を適用したものであり、図1はその分解斜視図である。また、図2は図1に示したミラーボックスの一部を矢印A方向から視た平面図であって、図の下方が撮影レンズ側となっている。先ず、フィルム室を構成する本実施例の筐体1は、図示していない手段によってカメラボディーに固定されており、左右に、フィルムのパトローネ室1aと巻取り室1bとを有していて、中央には、露光用の開口部1cを有している。また、その開口部1cを囲む位置には、所定の高さを有する四つの座1d,1e,1f,1gが設けられていて、それらの端面にはネジ孔が形成されている。
【0013】
ミラーボックス2は、合成樹脂製であって、実際には、ミラーやミラー駆動機構が取り付けられているが、図面を見やすくするために、それらと、それらの取付部の詳細な図示は省略されている。このミラーボックス2は、被写体側に筒部2aを有しているが、そこには、フランジを有する交換レンズの取付部材が取り付けられる。また、このミラーボックス2には、筐体1の開口部1cに対応して配置される開口部2bと、ファインダ光学系への光路となる開口部2cとが形成されており、更に、図示していないミラー駆動機構と可動ミラーとの連結に必要な開口部2dが形成されている。
【0014】
また、上記の開口部2bを形成している板面には、上方に張り出した二つの張出部2e,2fと、右側に張り出した張出部2gと、左側に張り出した張出部2hとが形成されており、開口部2bと張出部2hとの間には、下方を開放した切欠き部2iが形成されている。そして、張出部2e,2fには、筐体1側にピン2j,2kが立設されている。また、張出部2gには上下に二つの孔2m,2nが形成され、張出部2hにも上下に二つの孔2p,2qが形成されていて、ビス3,4,5,6をそれらに通し、筐体1の四つの座1d,1e,1f,1gに螺合させることによって、筐体1とミラーボックス2を一体化している。
【0015】
更に、図2に示すように、張出部2gには、筐体1側にガイド部2rが形成されており、その内側には、後述の底蓋に設けられているような細長い板ばね7が、カメラの上下方向に長くなるように配置し取り付けられている。また、図示していないが、張出部2hの筐体1側にも、このようなガイド部と板ばねが対称的に設けられている。尚、図1において、切欠き部2iの上方であって被写体側の位置に、プリント配線板用コネクタのソケット8が配置されているが、このソケット8は、カメラボディーに固定された図示していないプリント配線板に取り付けられている。
【0016】
本実施例のシャッタユニット9はシャッタ地板9aを有している。そして、そのシャッタ地板9aには、上方位置に二股の二つのフック部9c,9dが設けられ、下方位置には二つの突出部9e,9fが設けられており、更に、左右位置には、それぞれ挿入部9g,9hが設けられている。また、開口部9bの左側の被写体側には、周知のようにシャッタ駆動機構9iが設けられている。このシャッタ駆動機構9iは、本来は複数の部材によって複雑に構成されているが、それらの具体的な構成は本発明とは直接関係がないので、図1においてはブロックで示してある。そして、このシャッタ駆動機構9iの被写体側には、シャッタ駆動機構9iに用いられている電気部品用に、プリント配線板9jが取り付けられ、その上端には、プリント配線板用コネクタの複数のプラグ9kが設けられている。
【0017】
また、周知のように、シャッタ地板9aの背面側(被写体側とは反対側)には羽根室が構成され、その羽根室内にはシャッタ羽根9mが配置されているが、そのような羽根室は、シャッタ羽根が一つの場合には、シャッタ地板9aを含んだ二つの板部材の間に構成され、シャッタ羽根が二つの場合には、シャッタ地板9aを含んだ三つの板部材によって二つ構成されるようになっている。本実施例の場合には、シャッタ地板9a以外の地板は、その外形がシャッタ地板9aの外形よりも小さいため、図1においては示されていないが、上記のようなフック部9c,9d、突出部9e,9f、挿入部9g,9hは、それらの板部材に設けるようにしても差し支えない。
【0018】
本実施例のカメラは、底蓋10を有していて、四つのビス11,12,13,14により、図示していないカメラボディーに取り付けられている。そして、底蓋10は、カメラの内側の面(図1の上面)に、細長い板ばね15を取り付けており、その両端の近傍を弾性押圧部15a,15bとしている。上記したように、ミラーボックス2の張出部2gのガイド部2rに設けられた板ばね7も、この板ばね15と同じ形状をしているが、板ばね7の場合には、二つの押圧部15a,15bのうち一方だけを備えた構成にしても差し支えない。また、そのような板ばね7の構成は、張出部2hの背面側にある図示していないガイド部に設けられた板ばねの場合も同じである。
【0019】
次に、本実施例におけるシャッタユニット9の着脱方法を説明する。上記したように、本実施例におけるミラーボックス2は、四つのビス3,4,5,6により、カメラボディーに固定された筐体1の座1d,1e,1f,1gに取り付けられている。そして、この筐体1とミラーボックス2は、シャッタユニット9を着脱するとき、カメラボディーから取り外されることがない。従って、フランジバックは、シャッタユニット9の着脱によって再調整する必要がなく、常に一定に保たれていることになる。
【0020】
このような状態において、シャッタユニット9をカメラ外から装着する場合には、先ず、底蓋10をビス11,12,13,14で固定する前に、シャッタユニット9をカメラの下方から、筐体1とミラーボックス2の間に挿入する。その際、シャッタ地板9aの挿入部9gを、ミラーボックス2のガイド部2r内で板ばね7に接触させるようにし、他方の挿入部9hを、張出部2hに設けられた図示していないもう一つのガイド部内で板ばねに接触させるようにする。そのため、シャッタユニット9は、それらの板ばねによって被写体側に付勢力を受けながら、上方へ移動させられていく。また、このとき、ミラーボックス2に切欠き部2iが形成されているので、シャッタ駆動機構9iの移動が妨げられるようなことはない。
【0021】
このような挿入操作の最終段階になると、一方では、プリント配線板9jのプラグ9kがソケット8に接続されて、シャッタユニット9とカメラ本体側とが機能的に連結される。また、他方では、シャッタ地板9aのフック部9c,9dがミラーボックス2のピン2j,2kに係合し、挿入位置が規制される。更に、光軸に対するシャッタユニット9の垂直姿勢は、上記の板ばね7ともう一つの板ばねによって確実に保たれるが、ガイド部材2rの形状や他の手段によって、シャッタユニット9の垂直姿勢が維持されるようになっている場合は、板ばね7などは必ずしも必要なものではない。
【0022】
そして、最後に、ビス11,12,13,14によって底蓋10を固定するとき、板ばね15の弾性押圧部15a,15bがシャッタ地板9aの突出部9e,9fを押すことによって、シャッタユニット9の上下方向の装着位置が確実に規制されるようにしている。これは、フック部9c,9dとピン2j,2kの係合するところには、僅かなクリアランスの存在してしまう可能性があるからであるが、そのような心配のない場合には、板ばね15は必ずしも必要ではない。また、このことからも分かるように、板ばね15を設けている場合には、フック部9c,9dを、フック機能がなく単にピン2j,2kに接触するだけの機能を有する部位にしてもよい場合がある。
【0023】
他方、修理や交換などの目的で、シャッタユニット9をカメラ本体から取り出したい場合は、底蓋10を外してシャッタユニット9をそのまま下方へ引き出せばよい。その際、シャッタユニット9を指で摘んで引き出すように構成してもよいが、そのようにした構成は、カメラのコンパクト化やデザインに与える影響が少なくない。そこで、シャッタユニット9の取り出しを容易にするための構成としては、例えば、シャッタ地板9aに窪みや孔などを形成しておき、そこに冶具を引っ掛けて引き出すようにすることが考えられる。しかしながら、本発明は、そのような引き出し構成を限定されるものではない。
【0024】
尚、本実施例においては、ピン2j,2kをミラーボックス2に設け、フック部9c,9dをシャッタユニット9に設けているが、ミラーボックス2にフック部を設け、シャッタユニット9にピンを設けるようにしても差し支えない。また、シャッタユニット9の上下位置を規制するために、ミラーボックス2とシャッタユニット9との間にクリック機構を構成してもよく、その場合の具体的な例としては、ミラーボックス2に係止部付きの板ばねを設け、シャッタユニット9には該係止部に係合する凹部を設けた構成が考えられる。更に、これまでは、カメラ内でシャッタユニット9を案内する構成や位置規制を行う構成を、ミラーボックス2との間に設けることで説明したが、上記のようにしてミラーボックス2に設けられる構成の全て又は一部を、筐体1などの他のカメラ本体側の部材に設けても差し支えない。
【0025】
また、本実施例においては、シャッタユニット9をカメラの下方から着脱する場合で説明したが、本発明は、そのような場合に限定されるものではない。即ち、最近ではカメラのデザインも多様化する傾向にある。特に、デジタルカメラの場合には、光学ファインダを必要としないものが多いし、フィルムを配置する必要もない。そのため、デザインの自由度は極めて大きい。従って、そのようなカメラの場合には、上記のようなシャッタユニットの着脱は、カメラの横方向から行うようにする場合もあり得るし、上方から行うようにする場合もあり得る。更に、本実施例においては、カメラボディー側にコネクタのソケット8を設け、シャッタユニット9側にプラグ9kを設けているが、それらを逆に配置するようにしても差し支えない。
【0026】
また、本発明は、シャッタユニットとカメラボディーとの機能的な接続を、上記の実施例のように、電気的なコネクタによって行うものに限定されない。コネクタを用いずに電気的に接続するようにしたものでも構わないし、機械的に接続するようにしたものでも構わない。また、電気的な接続と機械的な接続の両方を併設したものであっても差し支えない。更に、本発明は、ハーフミラーを備えた一眼レフカメラにも適用することができるし、レンジファインダを備えたカメラにも適用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、フォーカルプレンシャッタのユニットを、光軸方向とは垂直な方向へ移動させることにより、カメラ内へ装着したり、カメラ内から取り外したりすることができるようにしたものであるから、シャッタの修理,点検や交換などをする場合に有利である。また、そのシャッタユニットの着脱に際し、光軸上に配置されている部材を取り外す必要がないので、作業が極めて簡単であり、しかも、フランジバックの再調整なども必要がなくなるので、工数の削減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示した分解斜視図である。
【図2】図1に示したミラーボックスの一部を矢印A方向から視た平面図であって、下方が撮影レンズ側となっている。
【符号の説明】
1 筐体
1a パトローネ室
1b 巻取り室
1c,2b,2c,2d,9b 開口部
1d,1e,1f,1g 座
2 ミラーボックス
2a 筒部
2e,2f,2g,2h 張出部
2i 切欠き部
2j,2k ピン
2m,2n,2p,2q 孔
2r ガイド部
3,4,5,6,11,12,13,14 ビス
7,15 板ばね
8 ソケット
9 シャッタユニット
9a シャッタ地板
9c,9d フック部
9e,9f 突出
9g,9h 挿入部
9i シャッタ駆動機構
9j プリント配線板
9k プラグ
9m シャッタ羽根
10 底蓋
15a,15b 弾性押圧部
Claims (5)
- 被写体の結像位置に配置されている撮像手段と、カメラ本体に取り付けられていて前記撮像手段の被写体側の面の近傍に配置されている第1部材及び該第1部材よりも被写体側に配置されている第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に配置されていて取付手段によりカメラ本体に対して光軸の垂直方向に着脱可能なフォーカルプレンシャッタユニットと、を備えていて、前記取付手段は、前記第1部材又は第2部材に設けられていて前記フォーカルプレンシャッタユニットの着脱作動を案内し装着状態において光軸に沿った方向への前記フォーカルプレンシャッタユニットの位置規制を行うガイド部と、前記第1部材又は第2部材に設けられていて前記フォーカルプレンシャッタユニットの光軸と垂直な方向への位置規制を行う挿入位置規制部と、前記フォーカルプレンシャッタユニットに設けられていて装着状態において前記挿入位置規制部に接触する係合部と、からなることを特徴とするフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
- 前記ガイド部に、前記フォーカルプレンシャッタユニットを光軸に沿った方向へ押圧するための付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
- 前記フォーカルプレンシャッタユニットの装着状態において該フォーカルプレンシャッタユニットを光軸と垂直な方向へ押圧するための付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
- 前記第1部材又は第2部材と、前記フォーカルプレンシャッタユニットとに、該フォーカルプレンシャッタユニットの装着状態において接続されるコネクタが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
- 前記第2部材が、ミラーボックスであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のフォーカルプレンシャッタを備えたカメラ。
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