JP6851789B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に装置本体に対してファインダ等のアクセサリが交換可能に装着される撮像装置に関する。
デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置では、装置本体に対して着脱可能に装着されるファインダをアイレベルファインダやウェストレベルファインダなどのファインダアクセサリに交換可能なものがある。ファインダは、ピント板やペンタダハプリズムなどを含む光学ファインダユニットで構成され、ピント板は、ファインダ側に固定されている。このような撮像装置では、動画撮影時に、ファインダを動画撮影時の発熱対策のための冷却用ファンや電子ビューファインダ(EVF)などのアクセサリに交換可能なものもある。
従来、ファインダの着脱ごとに生じるファインダとカメラ本体との間の相対的な位置ズレに起因するファインダピントや視野率の変化を回避してファインダ像と撮影画像とのピント位置や画角の差を低減する位置決め機構を備える撮像装置が開示されている。
例えば、ファインダ光学系と着脱機構との間に弾性部材を設けることで、ファインダ装着時にファインダ光学系に固定されたピント板がカメラ本体側に付勢されて、ファインダピントを安定化させる技術が提案されている(特許文献1)。
また、ファインダユニット及びカメラ本体の一方の取り付け部に位置決めピンを突設し、ファインダとカメラ本体が位置決めピンを介して嵌合することによって、ピント板の平面方向の位置決めを行う技術が提案されている(特許文献2)。この提案では、ファインダ装着時には、ファインダ又はカメラ本体に設けられた複数のゴム製突起が圧縮され、ピント板の高さ方向の位置決めが行われる。
特開昭57−49935号公報 特開平11−174528号公報
しかし、上記特許文献1では、ファインダピントの安定化は可能だが、ファインダ光学系を構成するピント板の平面方向の位置決めは行われないため、カメラ本体にファインダを着脱するごとにピント板の位置ズレが発生して視野率が変化する可能性がある。
一方、上記特許文献2では、ファインダピントに加えて視野率の安定化が可能だが、ファインダピントと視野率を調整することはできない。例えば、ファインダピントを高精度に調整することや視野率を100%に近づけるためには、ファインダとカメラ本体の部品公差や組立誤差、組立ばらつきなどを考慮して、ファインダの装着位置を調整することが考えられる。
しかし、この場合、調整したファインダの装着位置によっては、ファインダの外装部材とガメラ本体の外装部材との間に位置ズレによる隙間や段差が生じる可能性があり、隙間によるシール性の低下や外装面の段差によるカメラの外観性の低下が問題となる。
そこで、本発明は、装置本体に対して交換可能に装着されるアクセサリと装置本体の外装面間に隙間や段差が発生するのを抑制して、隙間によるシール性の低下や外装面の段差による外観性の低下を防止する撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、装置本体と、前記装置本体に対して交換可能に装着されるアクセサリとを備え、前記アクセサリは、アクセサリ本体と、前記アクセサリ本体の外装を形成する外装部材とを有する撮像装置であって、前記アクセサリ本体と前記外装部材との間に設けられ、前記アクセサリ本体と前記外装部材とを相対的に移動可能に付勢する複数の付勢部材と、前記アクセサリ本体と前記装置本体の間に設けられ、前記装置本体に対する前記アクセサリ本体の固定位置を調整する調整部材と、を備え、前記アクセサリ本体は、前記アクセサリが前記装置本体へ装着される方向に垂直な平面内において矩形状であり、前記平面内において前記矩形状の四隅の各々に対応して前記付勢部材が配置され、前記調整部材は、前記平面内において前記アクセサリ本体を挟むように配置される一対の位置決めピンを備え、前記アクセサリ本体は、前記一対の位置決めピンの各々に嵌合する嵌合孔を備え、前記一対の位置決めピンの各々は、隣接する2つの前記付勢部材の間に配置され、前記アクセサリ本体は、前記一対の位置決めピンにガイドされて前記調整部材に対して位置決め固定され、前記外装部材は、前記装置本体の外装に対して位置決め固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に対して交換可能に装着されるアクセサリと装置本体の外装面間に隙間や段差が発生するのを抑制して、隙間によるシール性の低下や外装面の段差による外観性の低下を防止することができる。
(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタル一眼レフカメラを正面側から見た図、(b)は(a)に示すデジタル一眼レフカメラからファインダを取り外した状態を示す図である。 カメラ本体側のファインダの着脱部を示す斜視図である。 ファインダの装着時におけるカメラ本体側のファインダの着脱部を説明する図である。 ファインダの分解斜視図である。 ファインダの外装部材とロック機構を説明する分解斜視図である。 ペンタホルダの吊り下げ部を説明する図である。 カメラ本体の着脱部にファインダを装着する方法を説明する断面図である。 カメラ本体の着脱部にファインダを装着した状態を示す断面図である。 ファインダの装着時におけるファインダの外装部材とカメラ本体の外装部材の位置決め機構を説明する図である。 カメラ本体の着脱部に対して交換可能に装着されるファンアクセサリの分解斜視図である。 カメラ本体の着脱部にファインダに代えてファンアクセサリを装着した状態を示す概略断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタル一眼レフカメラを正面側(被写体側)から見た図、図1(b)は図1(a)に示すデジタル一眼レフカメラからファインダを取り外した状態を示す図である。
本実施形態のデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラという)は、図1に示すように、カメラ本体1の正面側に不図示のレンズユニットが着脱可能に装着されるレンズマウント10が設けられている。カメラ本体1の上面の略中央部には、ファインダ2が着脱可能に設けられている。カメラ本体1は、本発明の装置本体の一例に相当し、ファインダ2は、本発明のアクセサリの一例に相当する。
カメラ本体1の正面側から見て左側の側部には、撮影時にユーザが把持するグリップ11が設けられ、グリップ11の上部には、レリーズボタン13が設けられ、カメラ本体1の内部には、ミラーユニット12が設けられている。また、図1(a)において、外装部材14は、ファインダ2の外装を形成し、外装部材24は、カメラ本体1の上面部の外装を形成している。
次に、図2及び図3を参照して、カメラ本体1側に設けられるファインダ2の着脱部について説明する。図2(a)はカメラ本体1のミラーボックス27に設けられたファインダ2の着脱部を示す斜視図、図2(b)はカメラ本体1のファインダ2の着脱部にファインダ2を構成するファインダ光学系3を装着した状態を示す斜視図である。図3(a)はカメラ本体1のファインダ2の着脱部にファインダ2装着した状態を正面側から見た図、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。
図2(a)に示すように、ミラーボックス27の上面部には、背面側が開口する略C字状に形成された調整部材28がねじ29によって固定されている。調整部材28には、図3(b)に示すように、ねじ29を通すための調整孔2802が形成され、調整部材28の上面部には、2本の位置決めピン2801が上方に突設されている。ファインダ2の装着時には、位置決めピン2801にファインダ光学系3を構成するペンタホルダ17の嵌合孔1702が嵌合され、これにより、ペンタホルダ17が調整部材28に固定される。ペンタホルダ17には、ピント板15が一体に組み込まれている。ファインダ光学系3は、本発明のアクセサリ本体の一例に相当する。
ミラーボックス27に対する調整部材28の固定位置を調整することによって、ファインダ2の装着時におけるペンタホルダ17の位置調整が可能となる。また、ペンタホルダ17が調整部材28を介してカメラ本体1に位置決めされることで、ファインダピント及び視野率を決めることが可能となる。
なお、本実施形態では、調整部材28をミラーボックス27の上面部に固定した場合を例示したが、調整部材28をペンタホルダ17の底面部に固定して、調整部材28とミラーボックス27とを嵌合させる構成であっても、同様の効果が期待できる。
また、調整部材28をペンタホルダ17の底面部及びミラーボックス27の上面部の両方にそれぞれ設けて、二つの調整部材28同士を嵌合させる構成でもよい。この場合、ファインダ2の装着動作に伴って生じるペンタホルダ17やミラーボックス27などのカメラの内部部品の形状変化を防ぐことが可能となる。
また、調整部材28が変形してファインダピントと視野率が変化した場合には、変形した調整部材28のみを取り替え、ミラーボックス27に対する調整部材28の固定位置を再調整することで、再度ファインダピントと視野率を決めることができる。
次に、ミラーボックス27に対して調整部材28を固定する際の固定位置の調整方法を説明する。調整部材28の固定位置を調整する方向は、カメラの垂直方向(高さ方向)とピント板15の平面方向となる。カメラの垂直方向の調整は、図2(a)に示すように、調整部材28とミラーボックス27の間にスペーサ30を挟み込むことで可能となる。
次に、ピント板15の平面方向の調整について説明する。図3(b)に示すように、調整部材28の調整孔2802は、ねじ29の軸径より大きい小径部2803及びねじ29の頭径より大きい大径部2804により構成されている。ねじ29の軸と小径部2803との径方向の寸法差及びねじ29の頭部と大径部2804との径方向の寸法差は、略同一となっている。このため、ミラーボックス27に締結されるねじ29の軸位置を中心にして、調整部材28は、ピント板15の平面方向に前述して寸法の差分量だけ動くことができる。
これにより、ミラーボックス27に対して調整部材28をカメラの垂直方向及びピント板15の平面方向に位置調整して固定することができ、ファインダ2とカメラ本体1の部品公差や組立誤差などを考慮したファインダピントと視野率の調整が可能となる。
次に、図4及び図5を参照して、ファインダ2について説明する。図4は、ファインダ2の分解斜視図である。図5は、外装部材14とロック機構4を説明する分解斜視図である。
図4に示すように、ファインダ2は、ファインダ光学系3、ロック機構4、アイピースユニット5、及び外装部材14を有する。ファインダ光学系3は、ピント板15、ペンタダハプリズム16などの光学部品がペンタホルダ17に一体に組み込まれて構成されている。
ロック機構4は、ファインダ2をカメラ本体1に対してロックする機構であり、スライド板18、段ビス19、スライドボタン20、引張コイルばね21、及び連結部材33を有する。
図5に示すように、スライド板18は、段ビス19によって外装部材14の台座1401に取り付けられて、カメラの前後方向(光軸方向)にスライド移動する。スライド板18の凸部1801は、外装部材14に形成された長穴状の貫通部1402に挿入されて、外装部材14の外側からスライドボタン20に固定される。スライドボタン20をカメラ前後方向にスライド操作することで、スライド板18がカメラの前後方向に移動する。
また、スライド板18のばね掛け部1802には、引張コイルばね21の一端が掛止され、引張コイルばね21の他端は、外装部材14の掛止部1403に掛止される。引張コイルばね21によって、スライド板18がカメラの背面方向に付勢されて、ファインダ2の装着時にスライド板18のロック爪1803と外装部材24に固定されたロック板26(図7(a)参照)がロックされる。
このロック機構によって、ファインダ2がカメラ本体1から不用意に取り外されることを防ぐ。また、左右のスライド板18は、連結部材33によって連結固定されており、同時に動く構成になっている。これにより、左右のスライド板18のうち一方のみのロックが外れることを防ぐ。
図6は、ペンタホルダ17の吊り下げ部について説明する図である。図6(a)はアイピースユニット5を除くファインダ2の下面図、図6(b)はファインダ2を取り外した状態での図6(a)のB−B線断面図、図6(c)はファインダ2を装着した状態での図6(a)のB−B線断面図である。
図6(b)に示すように、ファインダ2を取り外した状態では、ペンタホルダ17は、貫通孔1701に挿入されたねじ22の頭部によって外装部材14側に保持される。このペンタホルダ17と外装部材14の間に垂直方向の隙間31を設けることで、図6(c)に示すように、外装部材14に対してペンタホルダ17がカメラの上方向に移動可能となる。
また、ペンタホルダ17の貫通孔1701の孔径をねじ22の軸径よりも大きくして、両部材の間に水平方向の隙間32を設けることで、ペンタホルダ17が外装部材14に対して平面方向に移動可能となる。これにより、ペンタホルダ17と外装部材14は、相対的に移動が可能となり、それぞれ独立してカメラ本体1のミラーボックス27及び外装部材24に対して位置決め可能となる。
次に、外装部材14とペンタホルダ17の間に設けられる付勢部材23について説明する。本実施形態では、付勢部材23は、圧縮ばねとして説明する。付勢部材23は、図6(b)に示すように、ファインダ2の取り外した状態では、外装部材14とペンタホルダ17をカメラの垂直方向に離そうとする付勢力を働かせる。これにより、ファインダ2を取り外した状態では、外装部材14に対するペンタホルダ17のがたつきが低減される。
一方、図6(c)に示すように、ファインダ2の装着時においては、ペンタホルダ17は、調整部材28に取り付けられた状態で付勢部材23によってカメラの垂直方向の下方向へ付勢されて、ファインダピントが安定する。なお、本実施形態では、付勢部材23を圧縮ばねとし、カメラの垂直方向に伸縮するように設けたが、これに限定されない。例えば、付勢部材23を引張ばねにした場合やばねの伸縮方向を変えた場合においても、少なくともファインダピントが変化する方向に付勢力が働くように付勢部材23を設けることで、同様の効果が期待できる。
次に、図7を参照して、カメラ本体1の着脱部にファインダ2を装着する方法について説明する。図7(a)はスライド板18とロック板26とのロック動作前の図3(a)のA−A線断面図、図7(b)はスライド板18とロック板26とのロック動作途中の図3(a)のA−A線断面図である。図8は、スライド板18とロック板26とのロック完了時の図3(a)のA−A線断面図である。
まず、調整部材28の位置決めピン2801にペンタホルダ17の嵌合孔1702を挿入することで、ファインダ2が調整部材28にガイドされて、図7(a)に示す状態となる。このとき、スライド板18のロック爪1803は、外装部材24に固定されたロック板26に接触している。
次に、図7(a)の状態からファインダ2の外装部材14をカメラ本体1側へ押込むと、スライド板18のロック爪1803がロック板26に接触しながらカメラの正面側(図の左側)へスライド移動して、図7(b)に示す状態となる。また、図7(a)から図7(b)に至るまでの間に、ペンタホルダ17の嵌合孔1702と調整部材28の位置決めピン2801との嵌合が完了して、ペンタホルダ17が調整部材28に位置決めされる。
次に、図7(b)の状態から外装部材14をカメラ本体1側へ更に押込むと、スライド板18のロック爪1803が外装部材24に固定されたロック板26を乗り越えると共に、引張コイルばね21によってカメラの背面側へスライド移動する。これにより、スライド板18のロック爪1803が外装部材24側のロック板26に掛止されてロックが完了し、図8に示す状態となる。
次に、図9を参照して、ファインダ2の装着時におけるファインダ2の外装部材14とカメラ本体1の外装部材24の位置決め機構を説明する。図9(a)はファインダ2の装着時のカメラの正面側から見て左側の側面図、図9(b)は図9(a)のC−C線断面図、図9(c)は図9(b)のD部拡大図である。
図9に示すように、ファインダ2の外装部材14の外面には、外側に突出するフランジ1404が設けられ、フランジ1404の下側には、下方に向けてカメラ本体1の外装部材24から離れるように傾斜する複数の斜面部1405が設けられている。ファインダ2の装着時は、外装部材14が斜面部1405に沿ってカメラ本体1の外装部材24に嵌合され、これにより、外装部材14が外装部材24に対して位置が決められる。
この状態では、スライド板18が引張コイルばね21(図4参照)によってカメラの背面側へ付勢されるため、この付勢力の反力を受けて、外装部材14はカメラの正面側へと付勢される。これにより、ファインダ2の外装部材14がカメラ本体1の外装部材24に対して位置が決めされて、カメラの外観性が損なわれることを防ぐ。
また、外装部材14のフランジ1404とカメラ本体1の外装部材24との間には、全周にわたって弾性部材25が設けられている。このため、ファインダ2の装着時に、ファインダ2の外装部材14とカメラ本体1の外装部材24との間のシール性能(防塵防滴機能)が確保される。
なお、図示は省略するが、ファインダ2とカメラ本体1との間にそれぞれコネクタを配置することで、ファインダ2とカメラ本体1間の電気接続が可能となる。例えば、ペンタホルダ17と調整部材28の双方に不図示のコネクタを一対に配置する。そして、ペンタホルダ17の嵌合孔1702を調整部材28の位置決めピン2801に嵌合する動作に伴って、双方のコネクタが接続されて、ファインダ2とカメラ本体1との電気接続が可能となる。
ところで、カメラ本体1の着脱部には、ファインダ2以外に冷却装置としてのファンアクセサリや電子ビューファインダ等も交換可能に装着される。図10は、カメラ本体1の着脱部に対して交換可能に装着されるファンアクセサリ6の分解斜視図である。図10に示すように、ファンアクセサリ6は、外装部材14、ロック機構4、アイピースカバー36、及びファンユニット7を有し、ファンユニット7は、ファンホルダ34とファン35で構成される。
ファンホルダ34は、図6で説明したペンタホルダ17と同様の方法で、外装部材14に吊り下げられる。ファンホルダ34は、図2及び図3で説明したペンタホルダ17と同様の方法で、調整部材28に位置決めされる。この構成によって、ファンユニット7は調整部材28に位置決めされて、ファンユニット7の外装を形成する外装部材14は、カメラ本体1の外装部材24に対して隙間や段差なく位置決めが可能となる。
図11は、カメラ本体1の着脱部にファインダ2に代えてファンアクセサリ6を装着した状態を示す概略断面図である。図11に示すように、レンズ37に入射した光の光軸上に撮像素子38が配置され、撮像素子38の背面にセンサ基板39が設けられている。ファン35が駆動されることで、図の矢印方向にカメラ本体1内部に空気が吸気され、撮像素子38やセンサ基板39等が冷却される。なお、アクセサリが電子ビューファインダの場合には、表示ユニットが本発明のアクセサリ本体の一例に相当することとなる。
以上説明したように、本実施形態では、ミラーボックス27の上面部に固定した調整部材28の固定位置を調整することによって、ファインダ2の装着時におけるペンタホルダ17の位置調整が可能となる。これにより、ファインダ2やカメラ本体1の部品公差や組立誤差などを考慮したファインダピント及び視野率の調整が可能となる。
また、本実施形態では、ペンタホルダ17が外装部材14に対してカメラの上方および平面方向に動くため、ペンタホルダ17と外装部材14がそれぞれ独立してミラーボックス27および外装部材24に位置決め可能となる。
また、本実施形態では、外装部材14とペンタホルダ17の間に設けた付勢部材23により、ファインダ2の非装着時は外装部材14に対するペンタホルダ17のがたつきを低減できる。ファインダ2の装着時は、付勢部材23により、ペンタホルダ17が調整部材28にカメラの垂直下方向に付勢されることでファインダピントが安定する。
また、本実施形態では、外装部材14と外装部材24のロック機構および位置決め機構を設けることで、ファインダ2の装着時に、外装部材14と外装部材24との間の隙間や段差の発生を防ぎ、カメラのシール性や外観性が損なわれるのを防ぐことが可能となる。
これにより、カメラ本体1に対して交換可能に装着されるファインダ2のファインダピントと視野率を安定化させつつ調整可能にすると共に、ファインダ2とカメラ本体1の外装面間に隙間や段差が発生するのを抑制するカメラを提供することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 カメラ本体
2 ファインダ
3 ファインダ光学系
14,24 外装部材
23 付勢部材
28 調整部材

Claims (7)

  1. 装置本体と、前記装置本体に対して交換可能に装着されるアクセサリとを備え、前記アクセサリは、アクセサリ本体と、前記アクセサリ本体の外装を形成する外装部材とを有する撮像装置であって、
    前記アクセサリ本体と前記外装部材との間に設けられ、前記アクセサリ本体と前記外装部材とを相対的に移動可能に付勢する複数の付勢部材と、
    前記アクセサリ本体と前記装置本体の間に設けられ、前記装置本体に対する前記アクセサリ本体の固定位置を調整する調整部材と、を備え、
    前記アクセサリ本体は、前記アクセサリが前記装置本体へ装着される方向に垂直な平面内において矩形状であり、前記平面内において前記矩形状の四隅の各々に対応して前記付勢部材が配置され、
    前記調整部材は、前記平面内において前記アクセサリ本体を挟むように配置される一対の位置決めピンを備え、
    前記アクセサリ本体は、前記一対の位置決めピンの各々に嵌合する嵌合孔を備え、
    前記一対の位置決めピンの各々は、隣接する2つの前記付勢部材の間に配置され、
    前記アクセサリ本体は、前記一対の位置決めピンにガイドされて前記調整部材に対して位置決め固定され、前記外装部材は、前記装置本体の外装に対して位置決め固定されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記調整部材は、前記装置本体および前記アクセサリのいずれか一方又は両方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記付勢部材は、前記外装部材と前記アクセサリ本体を少なくとも前記装置本体の垂直方向に付勢することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記アクセサリの前記外装部材と前記装置本体の外装との間には、前記アクセサリと前記装置本体との間をシールする弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記アクセサリは、ファインダであり、前記アクセサリ本体は、ファインダ光学系であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記アクセサリは、冷却装置であり、前記アクセサリ本体は、ファンユニットであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記アクセサリは、電子ビューファインダであり、前記アクセサリ本体は、表示ユニットであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
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