JP5064634B2 - インクジェットプリンタ用燐光インク - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタ用の燐光インク組成物に関する。より詳細には本発明発明は、燐光性物質を含むと同時に、インクジェットペン(カートリッジ)に適した印刷性能を保持するインクジェットインク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
本質的に、全てのインクジェットインクには2つの種類、すなわち染料系と顔料系がある。染料系インクは、着色剤として染料を利用し、これはインクビヒクル中に溶解する。それ故、ほとんどの染料系インクは微粒子を含まない。他方、顔料系インクは、インクビヒクルに分散又は懸濁される微粒子状着色剤を用いる。染料系インクについてはこれまで数多くの発展が見られるが、これらのインクは、種々の印刷媒体について使用された場合に、依然として、耐水性、汚れ(スミア)耐性、エッジ尖鋭度、及び耐光性のような様々な特性に関して印刷性能上の不具合を有する。対照的に、顔料系インクは一般に、それらの物理的な諸性質の故に、即ち、十分な耐水性、汚れ耐性及び耐光性をもって高い光学濃度とシャープなエッジ尖鋭度を達成するというそれらの能力故に、多くの印刷媒体上でより良好な画像をもたらす。加えて、顔料系インクは通常、より高い光学濃度をもたらし、これによってより濃厚な、より深い色が実現される。
【0003】
暗闇で光る、すなわち燐光性(発光性)の物品は、多くの消費市場及び産業市場においてポピュラーな商品である。通常、燐光性物質はエネルギー源(例えば光)に曝露されると、そのエネルギーを吸収し、その原子を励起状態に置く。時間の経過と共に、その物質のエネルギー準位は低下し、基底状態にまで戻る。このプロセスの間に、原子は可視光として見ることができる光子を放出し、それによって発光(ルミネセンス)、即ちグローを生ずるが、これはエネルギー源が取り除かれた後でも視認可能なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
インクジェットの性能に対する条件が厳しいため、多くの燐光性物質は、インクジェットインク組成物に使用するには不向きである。特に、コゲーション、粒径、印刷速度、及び他のインクビヒクル成分との相互作用に関連して諸々の問題が生ずることがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
インクジェットプリンタでの使用に適した燐光インク組成物が便利なものであろうことは認識されている。本発明発明は、有効量の燐光性粉末と液体インクビヒクルの混合物からなる、インクジェットプリンタ用のインク組成物を提供する。
【0006】
この組成物は、任意選択的に、インクビヒクル中における燐光性物質の分散を維持する分散剤を含む。1実施態様において、燐光性粉末は、約5マイクロメートル未満の平均粒径を有していてよい。別の実施態様では、燐光性粉末は、約1マイクロメートル未満の平均粒径を有していてもよい。
【0007】
インク組成物が通常のインクの外観、外見を示すように、燐光性粉末に加えて、1つ以上の着色剤をインクビヒクル中に分散させてもよい。着色剤は顔料もしくは染料であってよいが、これらに限定されるものではない。
【0008】
本発明の組成物に用いられるインクビヒクルは水系又は溶剤系の液体であり、次の成分の1つ以上を補助的に含んでいてもよい。即ち界面活性剤、消泡剤、殺生物剤、共溶媒、伝導性増強剤、コゲーション防止剤、及び乾燥剤などである。インクビヒクルは、インク組成物の60から99.899重量%の間の量で存在していてよい。
【0009】
燐光性粉末の量は、インク組成物の約0.1から約30重量%、好ましくは約0.1から約20重量%であってよい。同様に、着色剤の量は、インク組成物の約0.1から約30重量%、好ましくは約0.1から約20重量%であってよい。
【0010】
本発明はまた、燐光インクジェットインク組成物の製造方法をも提供する。1つの側面において、この方法は、燐光性粉末の有効量をインクビヒクルと混合するステップを含む。
【0011】
燐光インク組成物の製造方法はまた、分散剤を添加するステップを含んでいてもよい。1実施態様において、燐光性粉末の平均粒径は約5マイクロメートル未満であってよい。別の実施態様では、燐光性粉末の平均粒径は約1マイクロメートル未満であってもよい。
【0012】
インク組成物が通常のインクの外観又は外見を呈するように、着色剤をインクビヒクル中に分散させてもよい。この着色剤は、顔料もしくは染料であってよいが、これらに限定されるものではない。
【0013】
有効量の燐光性粉末とインクビヒクルとの混合は、当業者に公知の種々のプロセスによって達成することができる。1つの側面において、混合工程は微粉砕(ミリング)であることができる。
【0014】
以上、本発明に関する比較的重要な特徴をやや広範囲に概説してきた。これにより、以下に続く詳細な説明はより十分に理解され、当技術分野に対する本発明の寄与もよりよく分かるであろう。本発明の他の特徴は、以下の本発明の詳細な説明からより明確になり、或いは本発明の実施を通じて習得されるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のインクジェットインク組成物及び関連したインクジェットインク組成物の製造方法を開示し記述するに先立って、次のことが理解されねばならない。即ち本発明は、本明細書に開示された特定のプロセスやステップ、物質などに限定されるものではなく、当業者によって認識されるであろう均等物にまで及ぶものである。また、本明細書で用いられる用語は、特定の実施態様を記述する目的でのみ使用されており、制限的であることを意図しないことも理解されねばならない。
A.定義
本発明の記述及び特許請求において、次の用語を使用する。
【0016】
文脈が明確に指示を行っていない限り、単数形は複数形を包含する。従って例えば、「顔料」という記載は、1つ又はより多くの顔料に対する言及を包含し、「インク」という記載は、1つ又はより多くのインクに対する言及を包含し、また「カラー」という記載は、1つ又はより多くのカラーの混合物に対する言及を包含する。
【0017】
本明細書の用法において「インク」とは、印刷媒体に適用される組成物であって、インクジェットプリンタでの使用に適するとして当業者に知られた、必要な性能条件を満足するものを指す。
【0018】
本明細書の用法において「燐光性物質」とは、光又は電気のようなエネルギー源に曝露された場合に一時的に励起状態となり、基底状態に戻る時に可視光の光子を放出し、それによってエネルギー源が取り除かれた後もまだ視認可能な発光、即ちグローを生ずる電子を含む物質を指す。
【0019】
本明細書の用法において「粉末」とは、当業者に知られた十分に確立されたパラメータに従って、インクジェットノズルで使用するに適した平均粒径を有する微粒子形状の物質を指す。
【0020】
本明細書の用法において「着色剤」とは、インクビヒクルと共に使用されてインクジェットインクを作る染料又は顔料を指す。
【0021】
本明細書の用法において「通常のインク」とは、燐光性でない全てのインクを指す。
【0022】
本明細書の用法において「微粉砕(ミリング)」とは、インクジェットノズルでの使用に適した平均粒径を有するように燐光性粉末が分散され破砕(脱凝集)されるように、燐光性物質やインクビヒクルを含めて、インク組成物の各成分を一緒に混合するプロセスを指す。
【0023】
本明細書の用法において「分散」とは、燐光性微粒子のような顔料微粒子、即ち着色剤を、インクビヒクル内に分布又は配置させることを指す。
【0024】
本明細書の用法において「分散剤」とは、顔料微粒子又は燐光性微粒子が凝集し、或いは他の仕方でインクビヒクルから沈降するのを防ぐ物質を指す。
【0025】
本明細書の用法において「有効量」とは、望ましい効果を達成するのに十分な、物質又は剤の最小限の量を指す。例えば「インクビヒクル」の有効量は、特定の性能及び特性標準を満足するインクを生成するのに必要とされる最小限の量である。また「燐光性粉末」の有効量は、望ましい発光を生ずる最小限の量であるが、これはインクジェットノズルを詰まり等により使用不能とするような大量の燐光性粉末ではないであろう。
【0026】
本明細書の用法において「インクビヒクル」とは、着色剤及び他の添加物が配合されてインクが形成される、水系又は溶剤系のベースを指す。インクビヒクルは技術的に周知のものであり、本発明のインク組成物については、多種多様のインクビヒクルを用いることができる。こうしたインクビヒクルは、水系又は溶剤系のベースに加えて、種々の異なった剤の混合物を含むことができる。これには界面活性剤、共溶媒、緩衝剤、殺生物剤、粘度調節剤、及び表面活性剤などが含まれるが、これらに限定されるものではない。
B.本発明
本発明は、燐光性物質の発光特性を、顔料系インクジェットインクにとって望ましい印刷特性を有するインク組成物と組み合わせることに関する。具体的には、本発明の1つの側面は、有効量の燐光性物質とインクビヒクルとの混合物を含む、インクジェットプリンタ用のインク組成物である。
【0027】
1つの実施態様においては、インク組成物の約0.1%から約20重量%の量の燐光性物質を、分散剤を含むインクビヒクルと組み合わせる。分散剤の量は、インク組成物の約0.001重量%から約20重量%であってよい。
【0028】
1つの実施態様においては、燐光性物質、分散剤及びインクビヒクルを、在来のミリング技術によって微粉砕する。こうした在来のミリング技術には、ボールミル、メディアミル、ハイスピードディスパーサー、及びロールミルなどがあるが、これらに限定されるものではない。典型的には、微粉砕プロセスにおいて、燐光性物質の破砕、細分化を行うために、摩砕用メディアも添加する。種々の摩砕用メディアが技術的に周知である。
【0029】
微粉砕プロセスを通じて、燐光性物質を破砕し、インクジェットプリンタでの使用に適した平均粒径とする。一般に微粒子は、インクジェットプリンタ用に適するためには、約20マイクロメートル未満でなければならない。微粉砕プロセスはまた、インクビヒクル全体に燐光性物質を分散させるのに役立つ。こうした分散は、微粒子の凝集によって引き起こされる、コゲーション又はプリントヘッドノズルの詰まりに起因したプリンタの経時故障を回避するために重要である。
【0030】
微粉砕プロセスが完了したならば、次に微粉砕物をさらに希釈して、インクジェットプリンタでの使用に適したインクを提供することができる。多くの場合、希釈は共溶媒のような成分をインク組成物の約5重量%から約50重量%添加することにより達成される。これらの共溶媒の添加は、インクが乾燥してしまうかインクジェットノズルを詰まらせてしまうのを防ぐのに役立つのみならず、インク組成物を印刷媒体に浸透させる働きがある。共溶媒の例としては、限定するものではないが、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、及びそれらの混合物があり、その合計濃度は、約5重量%から約50重量%の範囲にある。
【0031】
微粉砕プロセスの最終生成物は、燐光性粉末の微小な離散粒子がインクビヒクル中に懸濁されているインクである。燐光性粉末の粒径が小さく、その微粒子が比較的均一に分布していることから、得られるインクはインクジェットプリンタで使用するのに十分適している。
【0032】
本発明に利用することのできる燐光性物質が広範囲にあるということは、特筆すべきである。燐光性物質の例としては、限定するものではないが、CaS:Bi(青紫色の光を発する)、CaSrS:Bi(青色の光を発する)、ZnS:Cu(緑色の光を発する)、ZnCdS:Cu(黄色又はオレンジ色の光を発する)及びZnS:Cu,Coなどがある。さらなる燐光性物質は、ここでの番号の参照によって内容を本明細書に取り入れる米国特許第6117362号に開示されている。即ちこれは青色燐光物質であり、MO.mAl2O3:Eu2+,R3+なる一般式で表され、式中のmは約1.6から約2.2、MはSr又はSrとCa、Ba又は両者との組み合わせ、R3+は3価の金属イオン又は3価のBi或いはこれらの金属イオンの混合物、Eu2+はMの約5モル%までの量で存在し、R3+はMの約5モル%までの量で存在する。
【0033】
さらに特筆すべきは、本発明に関連して使用することのできる、技術的に周知の分散剤が各種あることである。最適な分散剤は、使用される具体的なインクビヒクルに依存するだけでなく、使用される燐光性物質及び着色剤にも依存するが、当業者であれば容易に決定可能なものである。分散剤の例には、スチレンスルホン酸塩(例えば、Na+、Li+、K+、Cs+、Rb+、置換及び未置換アンモニウムカチオン等)、ナフタレンスルホン酸塩(例えば、Na+、Li+、K+、Cs+、Rb+、置換及び未置換アンモニウムカチオン(例えば、トリメチルアンモニウム塩、ジメチルアンモニウム塩、アンモニウム塩等))、及び種々のアルデヒド誘導体(例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド等のアルキルアルデヒド誘導体)、及びそれらの混合物の重合体及び共重合体などがあるが、これらに限定されるものではない。分散剤のその他の例は、LOMAR(商品名、米国ペンシルバニア州アンブラのヘンケル社から市販されている)及びDAXAD(米国マサチューセッツ州レキシントンのW.R.グレース社から市販されている)のような市販品を含む。オレオイルメチルタウリン(OMT)、ドデシル硫酸ナトリウム、米国特許第5085698号及び第5172133号に開示された如きアクリル系及びスチレン−アクリル系共重合体、米国特許第4597794号に開示された如きスルホン化ポリエステル及びスチレン系物質、及び米国特許第6086198号に開示された如きアミン分散剤を使用することもできる。これらの特許の各々は、ここでの番号の参照によってそれらの内容全部を本明細書に取り入れる。
【0034】
本発明のインク組成物を製造するために、多くの周知の水系又は溶剤系の液体インクビヒクルを、ここに開示した染料の組み合わせと結合して用いることができる。有機溶媒及び共溶媒、表面活性剤、緩衝剤、粘度調節剤、殺生物剤、界面活性剤、及び金属キレート剤のような各種成分を様々な量で、本発明の組成物のインクビヒクル中に含有させることができる。
【0035】
水は、本発明においてインクビヒクルの大部分の割合を占めてよい。1つの態様では、水はインク組成物の約60重量%から99.899重量%の量の脱イオン水であってよい。水に対する種々の脱イオン技術及び脱イオン状態が周知である。1つの態様では、水は18Mオームまで脱イオン化させることができる。
【0036】
インクビヒクルの有機溶媒、即ち共溶媒成分は、水溶性溶剤であってよく、約5重量%から約50重量%の量で存在することができる。
【0037】
上記した量は、1つ以上の溶媒を用いて達成してもよい。また溶媒の混合物を使用する場合、特定の結果を達成するのに必要とされる時は、その組合せを種々の割合で行うことができる。
【0038】
適当な溶媒の例には、2−ピロリドン、N−メチル−ピロリド−2−オン、1,3−ジメチルイミダゾリド−2−オン、及びオクチルピロリドンのような含窒素複素環式ケトン、エタンジオール(例えば1,2−エタンジオール)、プロパンジオール(例えば1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、エチルヒドロキシプロパンジオール)、ブタンジオール(例えば1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール)、ペンタンジオール(例えば1,5−ペンタンジオール)、ヘキサンジオール(例えば1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール)、ヘプタンジオール(例えば1,2−ヘプタンジオール、1,7−ヘプタンジオール)、オクタンジオール(例えば1,2−オクタンジオール、1,8−オクタンジオール)のようなジオール、並びにポリエチレングリコール(例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール)、ポリプロピレングリコール(例えばジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリコール)のようなポリアルキレングリコール、高分子グリコール(例えばPEG200、PEG300、PEG400、PPG400)、及びチオグリコールのような、インクジェットインクに普通に用いられるグリコール、グリコールエーテル及びチオグリコールエーテルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
【0039】
界面活性剤成分は、それが含有される場合には、インク組成物の約15重量%までの量で添加することができる。1つの態様では、界面活性剤は、インク組成物の約0.01重量%から約4重量%の量で存在していてよい。さらに別の態様では、界面活性剤はインク組成物の約2.25重量%の量で存在していてよい。これらの量は、単一の界面活性剤成分か、又は下に示すような界面活性剤成分の混合物を用いて達成することができる。
【0040】
一般に界面活性剤は、印刷媒体中へのインクの浸透性を高めるために使用される。カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性(双性)界面活性剤又はノニオン界面活性剤を含む、広範囲の種類の界面活性剤を用いることができ、特に限定はない。ノニオン界面活性剤の一例は、エトキシル化された第二級アルコールである。こうした化合物は例えば、ユニオン・カーバイド社(米国テキサス州ヒューストン)からTergitolという商品名で市販されている。
【0041】
エトキシル化された第二級アルコールは、(a)鎖中に所定数の炭素原子を有する脂肪族鎖と、(b)所定数のエチレンオキシド単位とを含む。こうしたエトキシル化物は、幾つかのエトキシル化物の混合物として市販されており、従って混合物中で支配的な、主たる所与の化合物について記述される。当業者であれば、他の種類の界面活性剤の例、上に挙げた界面活性剤の他の具体例、並びに本発明に使用される他の任意の適当な界面活性剤を容易に認識可能である。
【0042】
本発明のインク組成物のインクビヒクルは、任意選択的に、約5重量%までの殺生物剤を含んでいてもよい。1つの態様では、殺生物剤はインク組成物の約1重量%までの量で存在していてよい。さらに別の態様では、殺生物剤はインク組成物の約0.2重量%までの量で存在していてもよい。これらの量は、単一の殺生物剤成分か、又は2つ以上の殺生物剤の混合物によるものであってよい。
【0043】
インクジェットインクに普通に用いられており、当業者に知られている殺生物剤はどれも、本発明の実施に際して用いることができる。そうした殺生物剤には、ヒュルス・アメリカ社(米国ニュージャージー州ピスカタウェイ)から市販されているNUOSEPT95、ゼネカ社(米国デラウェア州ウィルミントン)から市販されているPROXEL GXL、及びユニオン・カーバイド社(米国ニュージャージー州バウンドブルック)から商品名UCARCIDE250を付して市販されているグルタルアルデヒドなどがある。1つの態様では、殺生物剤はPROXEL GXLである。
【0044】
上に列挙した成分に加えて、本発明のインクジェットインク組成物は、緩衝剤を含んでいてもよい。1つの態様では、緩衝剤は、インク組成物の約10重量%までの量で存在していてよい。別の態様では、緩衝剤は、インク組成物の約5重量%までの量で存在していてよい。さらに別の態様では、緩衝剤は、インク組成物の約0.25重量%の量で存在していてよい。これらの量は、単一の緩衝剤か、又は緩衝剤の組み合わせを使って達成することができる。
【0045】
本発明の組成物のインクビヒクルにおける緩衝剤は、主としてpHを調節するのに使用される。こうした緩衝剤は、有機系の生物学的緩衝剤、又はリン酸ナトリウムのような無機緩衝剤であってよい。さらにまた、使用される緩衝剤は、本発明のインク組成物に約4から約9のpH範囲を付与すべきである。1つの態様では、pHは約6から約8であってよい。別の態様では、pHの範囲は約6.7から約7.1であってよい。使用可能な有機緩衝剤の例は、アルドリッチ・ケミカル社(米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)のような会社から入手可能なTrizma Baseや、4−モルホリンエタンスルホン酸、及び4−モルホリンプロパンスルホン酸(MOPS)を含むが、これらに限定されるものではない。1つの態様では、緩衝剤はMOPSである。
【0046】
本発明のインク組成物のインクビヒクル中には、任意選択的に、金属キレート剤を含めてもよい。1つの態様では、金属キレート剤は、約2重量%までの量で存在していてよい。別の態様では、金属キレート剤は、インク組成物の約1重量%までの量で存在していてよい。さらに別の態様では、金属キレート剤は、インク組成物の約0.5重量%までの量で存在していてよい。さらに別の態様では、金属キレート剤は、インク組成物の約0.1重量%の量で存在していてよい。これらの量を得るのに、1つ以上の金属キレート剤を用いることができる。
【0047】
本発明の実施に使用することができる金属キレート剤は、インク中に存在しうる遷移金属カチオンを結合するのに使用される。当業者であれば、様々な金属キレート剤を本発明との関連において使用できることを認識するであろう。適当な金属キレート剤の例には、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン四酢酸、(エチレンジオキシ)ジエチレンジニトリロ四酢酸、及び遷移金属カチオンを結合するその他のキレート剤が含まれるが、これらに限定されるものではない。1つの態様では、金属キレート剤はEDTAである。
【0048】
本発明の他の実施態様においては、燐光性物質に加えて着色剤を添加してもよい。この着色剤は、顔料もしくは染料であってよい。着色剤が顔料の場合、それは微粉砕プロセスに先立ち、燐光性物質と共に添加することができる。添加される顔料はそれによって、燐光性物質と共に粉砕され分散させることができる。本発明に使用することのできる顔料は、ここで番号を参照することによってその内容を本明細書に取り入れる米国特許第5085698号に挙げられた顔料を含むが、これに限定されるものではない。
【0049】
着色剤を添加することにより、本発明のインク組成物は、燐光特性を有する通常のインクとして使用することができる。従って本発明のインク組成物は、文字及び画像を印刷するために使用でき、それらは調べても他のインクジェットインクと同じように見える。しかし所望ならば、そのインク組成物にエネルギーを与えて、燐光画像を生成させることができる。
【0050】
【実施例】
燐光インク組成物に関する以下の実施例は、本発明における構成成分の可能な組み合わせについて、より明確な理解を助けるために提供されるものであり、いかなる点においても、本発明に対する限定を意味するものではない。
実施例1
16.9重量%のZnCdS:Cuと、分散剤としての4.2重量%のドデシル硫酸ナトリウムとを、バランス量の脱イオン水と混合することにより、燐光インク組成物を調製した。摩砕用メディアとしてステンレス鋼のボールを入れ、燐光性物質が約5マイクロメートル未満の平均粒径となるまで、混合物を在来のミリング技術に従って微粉砕した。
実施例2
約10重量%のZnCdS:Cuと、ヘキスト社製のパーマネントイエローDHG(イエロー12)約10重量%とを、3重量%のNUOSEPT95、1重量%のリン酸ナトリウム、及びバランス量の脱イオン水を含むインクビヒクル中で混合することにより、燐光インク組成物を調製した。摩砕用メディアとしてステンレス鋼のボールを入れ、燐光性物質とイエロー顔料が約5マイクロメートル未満の平均粒径となるまで、混合物を在来のミリング技術に従って微粉砕した。
【0051】
当業者は、本発明の思想及び範囲から逸脱することなしに、多数の改変及び代替構成を想起しうるであろうが、特許請求の範囲はそうした改変及び代替構成を包含することを意図したものである。従って、以上においては本発明は、現在のところ本発明の最も実用的で好ましい実施態様であると考えられるところについて具体的且つ詳細に記述されているが、当業者であれば、本明細書に記載した原理と概念から逸脱することなく、限定するものではないが、材料、形状、機能及び用法におけるバリエーションを含めて、数多くの改変を成し得ることが明らかであろう。
【0052】
以下に本発明の実施態様を示す。
1 有効量の燐光性粉末と液体インクビヒクルの混合物を含有する、インクジェットプリンタ用インク組成物。
2 有効量の燐光性粉末と液体インクビヒクルの混合物から本質的に成る、インクジェットプリンタ用インク組成物。
3 インクビヒクル中における燐光性粉末の分散を維持するための有効量の分散剤をさらに含有する、上記1のインク組成物。
4 インクビヒクル中に分散された少なくとも1つの着色剤をさらに含み、インク組成物が通常のインクの外観を示す、上記1のインク組成物。
5 燐光性粉末の量が、組成物の約0.1重量%と約30重量%の間にある、上記1または2のインク組成物。
6 前記着色剤の量が、組成物の約0.1重量%と約30重量%の間にある、上記4のインク組成物。
7 有効量の燐光性粉末を液体インクビヒクルと混合するステップを含む、燐光性インクジェットインク組成物の製造方法。
8 インクビヒクル中における燐光性粉末の分散を維持するためにインク組成物に分散剤を添加するステップをさらに含む、上記7の方法。
9 インク組成物が通常のインクの外観を示すようにインク組成物に着色剤を添加するステップをさらに含む、上記7の方法。
10 前記混合ステップが微粉砕プロセスをさらに含む、上記7の方法。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、燐光特性を有するインクジェット用インク組成物を提供することができる。このインクには所望ならば着色剤を添加でき、従って印刷時に通常のインクのように表れるが、必要に応じて燐光イメージを生成させることができる。
Claims (5)
- 有効量の燐光性粉末、着色剤と液体インクビヒクルの混合物を含有し、前記燐光性粉末がCaS:Bi、CaSrS:Bi、ZnS:Cu、ZnCdS:CuおよびZnS:Cu,Coより選択され、かつ5μm未満の平均粒径を有し、前記燐光性粉末の量が、組成物の0.1重量%と30重量%の間にあり、さらに、スチレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルデヒド誘導体の重合体および共重合体、オレオイルメチルタウリン、ドデシル硫酸ナトリウム、スルホン化ポリエステル、スルホン化スチレン系物質からなる群より選択される、組成物の0.001重量%と20重量%の間の量の分散剤を含有する、インクジェットプリンタ用インク組成物。
- 有効量の燐光性粉末、着色剤と液体インクビヒクルの混合物から本質的に成り、前記燐光性粉末がCaS:Bi、CaSrS:Bi、ZnS:Cu、ZnCdS:CuおよびZnS:Cu,Coより選択され、かつ5μm未満の平均粒径を有し、前記燐光性粉末の量が、組成物の0.1重量%と30重量%の間にあり、さらに、スチレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルデヒド誘導体の重合体および共重合体、オレオイルメチルタウリン、ドデシル硫酸ナトリウム、スルホン化ポリエステル、スルホン化スチレン系物質からなる群より選択される、組成物の0.001重量%と20重量%の間の量の分散剤を含有する、インクジェットプリンタ用インク組成物。
- 前記着色剤の量が、組成物の0.1重量%と30重量%の間にある、請求項1もしくは2に記載のインク組成物。
- 組成物の0.1重量%〜30重量%の間の量の燐光性粉末を液体インクビヒクルと混合するステップと、インク組成物が通常のインクの外観を示すようにインク組成物に着色剤を添加するステップと、インクビヒクル中における燐光性粉末の分散を維持するための分散剤を、組成物の0.001重量%と20重量%の間の量でインク組成物に加えるステップであって、前記分散剤が、チレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルデヒド誘導体の重合体および共重合体、オレオイルメチルタウリン、ドデシル硫酸ナトリウム、スルホン化ポリエステル、スルホン化スチレン系物質からなる群より選択されるステップとを含み、前記燐光性粉末がCaS:Bi、CaSrS:Bi、ZnS:Cu、ZnCdS:CuおよびZnS:Cu,Coより選択され、かつ5μm未満の平均粒径を有する、燐光性インクジェットインク組成物の製造方法。
- 前記混合ステップが微粉砕プロセスをさらに含む、請求項4に記載の方法。
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