JP5063035B2 - 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置に係り、例えば、電子ビームを用いて描画する電子ビーム描画装置及びその描画方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図14は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線描画装置(EB(Electron beam)描画装置)における第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形(VSB:Variable Shaped Beam)方式という。
ここで、レジスト膜が塗布されたマスク等の試料に電子ビームを照射する場合に、過去に照射した電子ビームにより照射位置やその周囲が帯電してしまう。従来、可変成形型の電子ビーム描画装置では、かかる帯電現象に起因した位置ずれが問題視されていなかったが、上述したようにパターンの微細化に伴って、かかる帯電現象に起因した位置ずれが問題になってきた。
ここで、電子ビームの照射による試料となるウェハへの帯電に関する記載として、レジスト膜の下層のクロム(Cr)膜等の導電層からアースさせる技術が文献に開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−032963号公報
上述したようにパターンの微細化に伴って、かかる帯電現象に起因した位置ずれが問題になってきた。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、帯電現象に起因した照射位置の位置ずれを補正する装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
試料の所定の領域に荷電粒子ビームを照射することにより帯電する電荷による上述した所定の領域とは異なる他の領域の電界強度を計算する電界強度計算工程と、
かかる電界強度に基づいて、上述した他の領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算工程と、
補正量に基づいて、上述した他の領域に荷電粒子ビームを照射して上述した他の領域を描画する描画工程と、
を備え
座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする。
かかる構成により、描画したい所望する領域(ここでは、他の領域として記載している。)の電界強度に基づく補正量を得ることができる。よって、かかる補正量から所望する領域に照射する際の照射位置を補正することができる。
本発明の他の態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
試料の描画領域をメッシュ状の複数のマス目領域に仮想分割し、自己のマス目領域より前に描画されるマス目領域に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による自己のマス目領域の電界強度を計算する電界強度計算工程と、
かかる電界強度に基づいて、自己のマス目領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算工程と、
補正量に基づいて、自己のマス目領域に荷電粒子ビームを照射して前記自己のマス目領域を描画する描画工程と、
を備え
座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする。
かかる構成により、メッシュ状のマス目領域毎に照射位置を補正する補正量を算出することができる。よって、描画領域をメッシュにしてモデル化することができる。そして、所望するマス目領域に照射する際の照射位置を補正することができる。
また、上述した電界強度計算工程において、複数のマス目領域を順に照射していく場合に、各マス目に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による電界強度を累積加算することを特徴とする。
累積加算していくことで、実際に荷電粒子ビームが照射される時点での電界強度を得ることができる。その結果、より現実的な補正量を算出することができる。
かかる方法を実施する本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
試料の所定の領域に荷電粒子ビームを照射することにより帯電する電荷による所定の領域とは異なる他の領域の電界強度を計算する電界強度計算部と、
電界強度に基づいて、かかる他の領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算部と、
補正量に基づいて、他の領域に荷電粒子ビームを照射して他の領域を描画する描画部と、
を備え
座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする。
また、本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
荷電粒子ビームを用いて描画される試料の描画領域をメッシュ状の複数のマス目領域に仮想分割し、自己のマス目領域より前に描画されるマス目領域に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による自己のマス目領域の電界強度を計算し、かかる電界強度に基づいて、自己のマス目領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算し、マス目領域毎の補正量マップを作成する補正量計算部と、
補正量マップに基づいて荷電粒子ビームの偏向位置を制御する偏向制御部と、
を備え
座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする。
かかる構成により、予め補正量マップを作成しておくことができる。予め補正量マップを作成しておくことで、例えば補正量計算が膨大な場合には、補正量計算が終了するまで描画装置の動作が停止(待ち状態)するといった事態を回避することができる。その結果、補正量計算による描画時間の律速を回避することができる。
本発明によれば、所望する領域に照射する際の照射位置を補正することができるので、帯電現象に起因した照射位置の位置ずれを補正することができる。その結果、高精度な補正位置で描画され、高精度なパターン寸法を得ることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画方法のフローチャートの要部を示す図である。
図1において、電子ビーム描画方法は、パターン密度計算工程(S102)、応答関数計算工程(S104)、補正量計算工程(S106)、偏向位置補正工程(S108)、描画工程(S110)という一例の工程を実施する。
図2は、実施の形態1における描画装置の要部構成の一例を示す概念図である。
図2において、荷電粒子ビーム描画装置の一例である描画装置100は、描画部150を構成する電子鏡筒102、描画室103、XYステージ105、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208を備え、描画装置100は、さらに、制御系として、前処理計算機220、メモリ240、制御計算機120、メモリ122、磁気ディスク装置109、ショットデータ生成部130、グリッドマッチング制御部140、偏向制御部の一例となる偏向制御回路142、偏向アンプ144を備えている。前処理計算機220は、パターン密度計算部222、応答関数計算部224、補正量計算部226、描画データ処理部228といった機能を有している。そして、電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208が配置されている。描画室103内には、XYステージ105が配置されている。
制御計算機120、前処理計算機220、メモリ122、磁気ディスク装置109、ショットデータ生成部130、グリッドマッチング制御部140、偏向制御回路142は、バス110を介して接続されている。前処理計算機220は、上述した構成の他に、メモリ240に図示していないバスを介して接続されている。制御計算機120は、上述した構成の他に、メモリ122に図示していないバスを介して接続されている。偏向制御回路142は、偏向アンプ144に接続され、偏向アンプ144は、偏向器208に接続される。偏向器208は、偏向制御回路142により制御され、偏向アンプ144を介して所望する位置に偏向させるための電圧が印加される。
制御計算機120に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ122に記憶される。同様に、前処理計算機220に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ240に記憶される。
図2では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれることは言うまでもない。また、図2では、コンピュータの一例となる前処理計算機220で、パターン密度計算部222、応答関数計算部224、補正量計算部226、描画データ処理部228といった各機能の処理を実行するように記載しているがこれに限るものではなく、電気的な回路によるハードウェアにより実施させても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。
電子銃201から出た荷電粒子ビームの一例となる電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向制御回路142に制御された例えば静電型の偏向器208により偏向され、移動可能に配置されたXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
図3は、実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。
試料101に描画する場合には、XYステージ105を例えばX方向に連続移動させながら、描画(露光)面を電子ビーム200が偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域に仮想分割された試料101の1つのストライプ領域上を電子ビーム200が照射する。XYステージ105のX方向の移動は、例えば連続移動とし、同時に電子ビーム200のショット位置もステージ移動に追従させる。連続移動させることで描画時間を短縮させることができる。そして、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105をY方向にステップ送りしてX方向(今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画動作を行なう。各ストライプ領域の描画動作を蛇行させるように進めることでXYステージ105の移動時間を短縮することができる。また、描画装置100では、描画データを処理するにあたっては、描画領域を短冊状の複数のフレーム領域に仮想分割して、データ処理がおこなわれる。そして、例えば、多重露光を行なわない場合には、通常、フレームと上述したストライプとが同じ領域となる。多重露光を行なう場合には、多重度に応じてフレームと上述したストライプとがずれることになる。
ここで、本実施の形態1では、帯電によるビーム位置ずれをモデル化し、これを補正するように構成する。
まず、試料101の描画領域を所定のグリッド寸法でメッシュ状に複数のマス目に仮想分割し、マス目毎に帯電する電荷を計算していく。
図4は、実施の形態1における電子ビーム照射による帯電の様子を説明するための概念図である。
図5は、実施の形態1における電子ビーム照射による帯電する電荷量を説明するための概念図である。
図4に示すように、所定のマス目を照射される領域とすると、かかる領域に電子ビーム200を照射した場合、照射位置が電子と相対するプラスの電荷に帯電する。そして、同時に照射位置から2次電子が放出され、照射位置の周囲に広がることになる。よって、照射位置ではプラスの電荷が、周囲ではマイナスの電荷が帯電する。そして、図5に示すように、周囲に放出される2次電子の量は、照射位置に照射される電子の量をピークとするガウス分布に従って広がるようにモデル化することができる。
また、発明者等は、かかる帯電の影響(電界の及ぶ範囲)が照射位置を中心として直径5mm程度まで広がると仮定した。ここで、上述したように描画装置100は短冊状に仮想分割されたフレーム毎に描画のためのデータ処理が行なわれていくが、各フレームの幅(Y方向)が例えば1mmとすると、ある位置に電子ビーム200が照射されることで2〜3つのフレームに位置する他の領域に帯電の影響を与えることになる。パターンの微細化に伴い各フレームの幅がさらに小さくなると影響を与えるフレーム数はさらに拡大することになる。
そこで、実施の形態1では、以下のようにフレーム単位で計算していく。第n番目のフレームを描画する場合に、第n番目のフレーム内に位置するマス目に照射した電子ビーム200により第n+1番目以降のフレーム内の各マス目が受ける電荷の電界強度を計算する。
図6は、実施の形態1における所定のマス目に照射した場合の影響範囲を説明するための概念図である。
図6において、第n番目のフレーム内に位置するマス目10に電子ビーム200を照射した場合、例えば、第n+1番目〜n+3番目のフレームに位置する領域が影響範囲12となる。そして、第n+1番目のフレーム内に位置するマス目20に電子ビーム200を照射した場合、例えば、第n+2番目〜n+4番目のフレームに位置する領域が影響範囲22となる。よって、描画を進めていくに従って電界強度が蓄積されることになる。そして、既に描画されたマス目領域に帯電する電荷の影響により、照射されるマス目領域には蓄積された電界強度の電界が生じている。そして、電界強度の電界が生じているかかるマス目領域に電子ビーム200を照射すると、かかる電界の影響により電子が偏向することになる。よって、実施の形態1では、予め、各領域の蓄積される電界強度を計算し、照射する領域の電界強度から偏向器208で偏向する照射位置を補正することで位置ずれを補正する。以下、図1に示した各工程に従って説明する。
まず、前処理計算機220は、磁気ディスク装置等の記憶装置からレイアウトデータを入力する。描画データ処理部228は、レイアウトデータに基づいて、描画データを作成する。そして、ショットデータ生成部130で描画データに基づきショットデータが作成される。
S(ステップ)102において、パターン密度計算工程として、パターン密度計算部222は、入力されたレイアウトデータに含まれる図形データに基づいて、所定のグリッド寸法でメッシュ状に仮想分割された各フレームに対して、マス目領域(メッシュ領域)毎のパターン密度(パターン面積密度)を計算する。
S104において、応答関数計算工程として、電界強度計算部の一例となる応答関数計算部224は、応答関数を使って帯電による影響を計算する。
図7は、実施の形態1における照射される領域での応答関数モデルを示す概念図である。
図8は、実施の形態1における応答関数式を示す図である。
ここで、ある座標位置(x,y,z)における電界強度[V/m]をEx(z)、真空誘電率をε、蓄積電荷と鏡像電荷との距離をd、電荷面密度[C/m2]をωとする。
図7では、電子ビーム200が照射される位置を座標(0,0)とした場合に、座標(0,0)における高さzでの電界強度Ex(z)[V/m]を鏡像法を用いて求めるモデルを示している。そして、図8に示す応答関数式を解くことで、メッシュ領域の中心に電子ビーム200が照射されると仮定した場合のかかるメッシュ領域の電界強度Ex(z)を求めることができる。
図9は、実施の形態1における照射される領域とは異なる他の領域での応答関数モデルを示す概念図である。
図9に示すパターン中心位置(Xp,Yp,d)に電子ビーム200が照射されたことによるある座標位置(X,Y,z)で生じる電界強度Ex(z)は、上述した応答関数式の積分領域を図9に示すように変更することで求めることができる。すなわち、積分領域(x〜x)について、x→X−Xp−dx、x→X−Xp+dxに、積分領域(y〜y)について、y→Y−Yp−dy、y→Y−Yp+dyにすればよい。
そして、応答関数計算部224は、かかる応答関数を用いて、正方形の領域を縦横方向にメッシュ状にメッシュ分割し、その中央メッシュのみに電子ビーム200が照射されたと仮定して、各々のメッシュ中心におけるビーム位置に及ぼす影響(電界強度)を(xij,yij)として計算する。そして、計算された結果は、応答関数テーブルとしてメモリ240に格納しておく。
次に、補正量計算部226は、入力されたレイアウトデータに含まれるパターン描画順情報、パターン描画位置情報、及び電荷分布データと露光量(ドーズ量)からメッシュ領域毎の照射電荷分布を計算する。そして、正に帯電する電荷量は、照射電荷分布から照射位置での照射電荷と同等の正(+)電荷量とすればよい。また、負に帯電する放射状に反射する2次電子分については、かかる照射電荷を最大値とするガウス分布に従って求めればよい。電荷面密度ωについては、かかる帯電した電荷をメッシュ面積で除すればよい。
そして、補正量計算部226は、応答関数テーブルを参照して、例えば、n番目のフレームのあるメッシュ領域に電子ビーム200を照射した場合に、n+1番目以降のフレームの各メッシュ領域に生じる電界強度を計算する。言い換えれば、自己のメッシュ領域より前に描画されるメッシュ領域に照射される電子ビーム200により帯電する電荷による自己のメッシュ領域の電界強度を計算する。そして、n番目のフレームの全てのメッシュ領域にそれぞれ電子ビーム200が照射された場合に、それぞれn+1番目以降のフレームの各メッシュ領域に生じる電界強度を計算する。そして、計算された電界強度は、累積しておく。
そして、n番目のフレームの全てのメッシュ領域にそれぞれ電子ビーム200が照射された場合のn+1番目以降のフレームの各メッシュ領域に生じる電界強度が計算された後、今度は、同じようにn+1番目のフレームの全てのメッシュ領域にそれぞれ電子ビーム200が照射された場合のn+2番目以降のフレームの各メッシュ領域に生じる電界強度を計算する。このようにして、フレーム毎に次のフレーム以降に影響を与える電界強度を順に計算し、累積していく。
以上のようにして、自己のメッシュ領域より前に描画されるフレームの各メッシュ領域に照射される電子ビーム200により帯電する電荷による自己のメッシュ領域の電界強度を累積加算する。
S106において、補正量計算工程として、補正量計算部226は、累積加算された電界強度に基づいて、各メッシュ領域に電子ビーム200を照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する。そして、メッシュ領域毎の帯電補正量マップを作成する。そして、帯電補正量マップのデータは、磁気ディスク装置109に格納される。
S108において、偏向位置補正工程として、グリッドマッチング制御部140は、帯電補正量マップのデータを磁気ディスク装置109を介して入力する。そして、別に用意しておいた光学系の誤差補正量マップのデータと合成する。
図10は、実施の形態1における偏向位置を補正するためのデータのフローを説明するための概念図である。
図10示すように、前処理計算機220で作成された帯電補正量マップ152は、磁気ディスク装置109を介してグリッドマッチング制御部140に入力される。また、別に用意しておいた光学系の誤差補正量マップ154も磁気ディスク装置109を介してグリッドマッチング制御部140に入力される。そして、グリッドマッチング制御部140で帯電補正量マップ152のメッシュ毎の各データと光学系の誤差補正量マップ154のメッシュ毎の各データとが合成され、偏向制御回路142へと送信される。
S110において、描画工程として、描画部150は、ショットデータ生成部130により生成されたショットデータに基づいた偏向位置をグリッドマッチング制御部140により合成された補正量に基づいて補正して、各メッシュ領域に電子ビーム200を照射して描画する。まず、偏向制御回路142では、次の描画工程において帯電補正量マップ152を用いて補正された補正位置へと電子ビーム200の偏向位置を制御する。言い換えれば、第2のアパーチャ206を通過した電子ビーム200が偏向制御回路142で制御される偏向アンプ144により電圧が印加された偏向器208によって、帯電の影響が補正された位置へと偏向させられる。
図11は、グリッドマッチングしない場合の照射位置の様子の一例を示す図である。
図11に示すように、グリッドマッチング制御部140で帯電補正も光学系の誤差補正もしない場合には、全体的に大きく歪んだ位置にずれてしまうことが分かる。
図12は、光学系の誤差補正のみおこなった場合の照射位置の様子の一例を示す図である。
グリッドマッチング制御部140で光学系の誤差補正のみ行なった場合、図12に示すように、一部に歪が生じている。図12では、下から上に向かってフレームが並び、下のフレームから順に描画した場合を示している。描画が進むにつれ既に描画された領域に帯電する電荷の影響により、上部の領域が特に位置ずれを起こしていることがわかる。
図13は、実施の形態1におけるグリッドマッチングを行なった場合の照射位置の様子の一例を示す図である。
図12において光学系の誤差補正を行なったものにさらに本実施の形態による帯電補正を行なうことにより図13に示すように照射位置のずれを解消、或いは低減することができる。
以上のように、帯電する電荷の影響による照射位置を補正することで、高精度な照射位置に電子ビーム200を照射することができる。
ここで、実施の形態1では、同じフレームで先に描画するメッシュ領域に帯電する電荷の影響を考慮しないように構成したが、これに限るものではなく、同じフレームで先に描画するメッシュ領域に帯電する電荷の影響を考慮しても構わない。
以上のように、実施の形態1では、帯電補正量マップ152を予め描画前に作成しておき、かかる帯電補正量マップ152を用いてグリッドマッチング制御部140で光学系の誤差補正と合成し、照射位置を補正した。これにより、帯電効果による偏向位置の補正量の計算待ちにより描画動作が停止してしまう事態を回避することができる。言い換えれば、帯電補正量マップ152を予め描画前に作成しておくことで帯電補正量計算による描画スループットの劣化を防ぐことができる。
ここで、かかる帯電補正量マップ152を予め描画前に作成せずに、描画動作に合わせてリアルタイムに帯電補正量を計算し、グリッドマッチング制御部140で光学系の誤差補正と合成し、照射位置を補正するように構成しても構わない。
以上の説明において、「〜部」或いは「〜工程」と記載したものの処理内容或いは動作内容は、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。例えば、磁気ディスク装置146に記録される。
また、図2において、コンピュータとなる前処理計算機220及び/或いは制御計算機120は、さらに、図示していないバスを介して、記憶装置の一例となるRAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM、磁気ディスク(HD)装置、入力手段の一例となるキーボード(K/B)、マウス、出力手段の一例となるモニタ、プリンタ、或いは、入力出力手段の一例となる外部インターフェース(I/F)、FD、DVD、CD等に接続されていても構わない。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態では可変成形ビーム方式の電子ビーム描画装置を用いたが、これ以外の方式の描画装置にも適用できる。また、本発明は電子ビーム描画装置の使用目的を限定するものでは無い。例えば、マスクやウェハ上に直接レジストパターンを形成するという使用目的以外にも、光ステッパー用マスク、X線マスクなどを作成する際にも利用可能である。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画装置、及び荷電粒子ビーム描画方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画方法のフローチャートの要部を示す図である。 実施の形態1における描画装置の要部構成の一例を示す概念図である。 実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。 実施の形態1における電子ビーム照射による帯電の様子を説明するための概念図である。 実施の形態1における電子ビーム照射による帯電する電荷量を説明するための概念図である。 実施の形態1における所定のマス目に照射した場合の影響範囲を説明するための概念図である。 実施の形態1における照射される領域での応答関数モデルを示す概念図である。 実施の形態1における応答関数式を示す図である。 実施の形態1における照射される領域とは異なる他の領域での応答関数モデルを示す概念図である。 実施の形態1における偏向位置を補正するためのデータのフローを説明するための概念図である。 グリッドマッチングしない場合の照射位置の様子の一例を示す図である。 光学系の誤差補正のみおこなった場合の照射位置の様子の一例を示す図である。 実施の形態1におけるグリッドマッチングを行なった場合の照射位置の様子の一例を示す図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
109 磁気ディスク装置
110 バス
120 制御計算機
122,240 メモリ
130 ショットデータ生成部
140 グリッドマッチング制御部
142 偏向制御回路
144 偏向アンプ
150 描画部
152 帯電補正量マップ
154 光学系の誤差補正量マップ
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
220 前処理計算機
222 パターン密度計算部
224 応答関数計算部
226 補正量計算部
228 描画データ処理部
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 試料の所定の領域に荷電粒子ビームを照射することにより帯電する電荷による前記所定の領域とは異なる他の領域の電界強度を計算する電界強度計算工程と、
    前記電界強度に基づいて、前記他の領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算工程と、
    前記補正量に基づいて、前記他の領域に前記荷電粒子ビームを照射して前記他の領域を描画する描画工程と、
    を備え
    座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  2. 試料の描画領域をメッシュ状の複数のマス目領域に仮想分割し、自己のマス目領域より前に描画されるマス目領域に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による自己のマス目領域の電界強度を計算する電界強度計算工程と、
    前記電界強度に基づいて、前記自己のマス目領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算工程と、
    前記補正量に基づいて、前記自己のマス目領域に前記荷電粒子ビームを照射して前記自己のマス目領域を描画する描画工程と、
    を備え
    座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  3. 前記電界強度計算工程において、複数のマス目領域を順に照射していく場合に、各マス目に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による電界強度を累積加算することを特徴とする請求項2記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  4. 試料の所定の領域に荷電粒子ビームを照射することにより帯電する電荷による前記所定の領域とは異なる他の領域の電界強度を計算する電界強度計算部と、
    前記電界強度に基づいて、前記他の領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算する補正量計算部と、
    前記補正量に基づいて、前記他の領域に前記荷電粒子ビームを照射して前記他の領域を描画する描画部と、
    を備え
    座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  5. 荷電粒子ビームを用いて描画される試料の描画領域をメッシュ状の複数のマス目領域に仮想分割し、自己のマス目領域より前に描画されるマス目領域に照射される荷電粒子ビームにより帯電する電荷による自己のマス目領域の電界強度を計算し、前記電界強度に基づいて、前記自己のマス目領域に荷電粒子ビームを照射する場合の照射位置を補正する補正量を計算し、マス目領域毎の補正量マップを作成する補正量計算部と、
    前記補正量マップに基づいて荷電粒子ビームの偏向位置を制御する偏向制御部と、
    を備え
    座標位置(x,y,z)における電界強度Ex(z)は、真空誘電率ε 、蓄積電荷と鏡像電荷との距離d、電荷面密度ωを用いて、式(1)をx方向の積分領域(x 〜x )とy方向の積分領域(y 〜y )とについて、演算することによって求められることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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