JP5062384B1 - ワイヤ放電加工機、及びそのワイヤ電極送り方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工機、及びそのワイヤ電極送り方法 Download PDF

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Abstract

回転する回転体を減速あるいは停止させ、回転体へのワイヤ電極の巻きつきを防止し、ワイヤ電極をワイヤ電極回収部へ搬送することができるワイヤ電極送り装置を得る。
本発明を実施するため、本発明に係るワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極の一端部を保持するワイヤ電極保持手段と、ワイヤ電極を、流体の供給によりワイヤ電極ガイド部からワイヤ電極回収部へと送出する送出手段と、送出手段からワイヤ電極回収部の経路に存在し、ワイヤ電極の送出方向を転換する回転体と、送出手段からの流体供給に伴う回転体の回転を抑制する回転抑制手段と、を備えたワイヤ電極送り装置を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワイヤ電極と被加工物との間に放電現象を発生させて被加工物を加工するワイヤ放電加工機、及びそのワイヤ電極送り方法に関する。
放電加工機においては、一般に直径0.1mm〜0.3mmのワイヤ電極が使用され、ワイヤ電極を送り出すワイヤ電極自動結線装置により、被加工物の上部の上部ワイヤ電極ガイド部、被加工物に予め形成された加工開始孔、被加工物の下部の下部ワイヤ電極ガイド部、下部ローラ部を通りワイヤ電極回収部へと自動的に電極が送られて結線が完了する。
しかし、下部ワイヤ電極ガイド部のダイスに形成された孔は一般にワイヤ電極の直径よりも10μm程度大きい孔形状であったり、ワイヤ電極に接触しながら電流を供給する下部給電子や、ワイヤ電極を下部給電子へと接触容易とする下部ガイドが、ワイヤ電極が接触する位置に配設されるため、ワイヤ電極の先端および側面は摩擦により抵抗を受けてしまう。これにより、ワイヤ電極自動結線装置のワイヤ電極送りローラ、ワイヤ電極自動結線装置のワイヤ電極案内パイプ内を流れる圧力流体、上部ワイヤ電極ガイド部のジェットノズルからの噴流体の作用だけでは、ワイヤ電極が自動的に搬送されず結線が完了しないことがある。また、ワイヤ電極の直径が小さいほどワイヤ電極は屈曲しやすく、小さい抵抗でもワイヤ電極が自動的に搬送されず結線が完了しないことがある。
上記の課題に対して、アスピレータに圧力流体を流して負圧を発生させることにより、ワイヤ電極が下部ワイヤ電極ガイド部からワイヤ電極送り機構へとスムーズに吸引搬送し、上記圧力流体によりワイヤ電極送り機構でワイヤ電極が方向転換された後、下部案内パイプ内を流れる上記圧力流体によりワイヤ電極回収部へとワイヤ電極を搬送することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ワイヤ電極が下部ワイヤ電極ガイド部を通過し、ワイヤ電極送り部にある時、下部ローラ(特許文献2でいう送りローラ)の側面に設けられた羽根に向けて流体を噴射させて下部ローラに回転力を与える回転力強化手段によりワイヤ電極回収部へとワイヤ電極を搬送することが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−135426号公報(例えば第5頁右上1行目〜右下6行目及び第2図) 特開平7−276146号公報(例えば段落0025及び図5)
上記特許文献1のように、ワイヤ電極を吸引するアスピレータに供給する流体によりワイヤ電極を搬送する方法では、下部ローラ(特許文献1ではV溝ローラ)が流体の流れによる表面抵抗によってワイヤ電極を搬送する方向に回転するため、ワイヤ電極は下部ローラ表面で摩擦を受け、下部ローラに張り付き、下部ローラブロック(特許文献1ではワイヤ電極送り機構)と下部ローラの間に挟みこまれたり、下部ローラに巻き付いてしまう問題がある。また、流体が液体の場合は下部ローラに付着した流体の表面張力によりワイヤ電極が下部ローラに張り付きやすくなり、下部ローラに巻きついてしまうという問題がある。
また、特許文献2においても、回転力強化手段により下部ローラをワイヤ電極の搬送方向に回転させるため、前記特許文献1と同様にワイヤ電極は下部ローラ表面で摩擦を受け、下部ローラに巻きついてしまうという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、回転する回転体を減速あるいは停止させ、回転体へのワイヤ電極の巻きつきを防止しながら、ワイヤ電極をワイヤ電極回収部へ搬送することができるワイヤ放電加工機を得ることを目的とする。
この発明に係るワイヤ放電加工機においては、ワイヤ電極の一端部を保持するワイヤ電極保持手段と、ワイヤ電極を、流体の供給によりワイヤ電極ガイド部からワイヤ電極回収部へと送出する送出手段と、送出手段からワイヤ電極回収部の経路に存在し、ワイヤ電極の送出方向を転換する回転体と、送出手段からの流体供給に伴う回転体の回転を、回転体へ向けて流体を噴出する噴出手段から噴出される流体の圧力により抑制する回転抑制手段と、を備えたワイヤ電極送り装置を有するものである。
この発明に係るワイヤ放電加工機によれば、回転体の回転を抑制する回転抑制手段を設けたので、回転体を減速あるいは停止させることができ、回転体へのワイヤ電極の巻きつきを防止しながら、ワイヤ電極をワイヤ電極回収部へ搬送することができるという効果を有する。
この発明の実施の形態1におけるワイヤ放電加工機の概略構成図である。 この発明の実施の形態1におけるワイヤ電極送り装置の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1におけるワイヤ電極送り装置の部分断面図である。 この発明の実施の形態1における下部ローラホルダの拡大図である。 この発明の実施の形態1における別の下部ローラホルダの拡大図である。 この発明の実施の形態2におけるワイヤ電極送り装置の部分断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるワイヤ放電加工機の概略構成図である。図1において、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極保持部2、上部ワイヤ電極ガイド部3、ワイヤ電極自動結線装置4、下部ワイヤ電極ガイド部5、ワイヤ電極回収部6、及びワイヤ電極送り部7を備えている。ワイヤ電極保持部2(ワイヤ電極保持手段)は、ワイヤ電極1を巻付けたワイヤ電極ボビン11、ワイヤ電極ボビン11を回転自在に支持しワイヤ電極の先端部を保持する保持手段、及びワイヤ電極1の方向を転換するプーリ12a、12b、12cからなる。
上部ワイヤ電極ガイド部3は、上部ワイヤ電極ガイドブロック41、ワイヤ電極1に接触しながら電流を供給する上部給電子42、ワイヤ電極1を加工中に保持する上部ダイス43、ワイヤ電極1を上部給電子42へと接触容易とする上部ガイド44、ワイヤ電極1を被加工物51の加工開始孔に貫通させ下部ワイヤ電極ガイド部5へと導くための噴流体を噴出するジェットノズル45、及び加工中に被加工物51へと加工液を吹きかける上部加工液ノズル46からなる。
ワイヤ電極自動結線装置4は、ワイヤ電極1を送り出すワイヤ電極送りローラ21、ワイヤ電極1をワイヤ電極送りローラ21に巻付き保持するワイヤ電極送りピンチローラ22a、22b、ワイヤ電極1を上部ワイヤ電極ガイド部へと案内する案内パイプ31、及び案内パイプに流体を流す案内パイプヘッド32からなる。
下部ワイヤ電極ガイド部5は、下部ワイヤ電極ガイドブロック61、ワイヤ電極1に接触しながら電流を供給する下部給電子62、ワイヤ電極1を加工中に保持する下部ダイス63、ワイヤ電極1を下部給電子62へと接触容易とする下部ガイド64、及び加工中に被加工物51へと加工液を吹きかける下部加工液ノズル65からなる。
ワイヤ電極回収部6は、ワイヤ電極1を回収するワイヤ電極回収ローラ81a、81b、及びワイヤ電極1と流体とを分離するワイヤ電極回収パイプエンド82からなる。
ワイヤ電極送り部7は、下部ローラブロック71、下部ローラブロック71に回転可能に支持され、ワイヤ電極1の方向を転換する下部ローラ72、ワイヤ電極1を下部ダイス63から下部ガイド64へと搬送容易とする負圧を発生させると同時に、流体を噴出して供給してワイヤ電極1をワイヤ回収部へと搬送容易に吸引して送出するアスピレータ73(送出手段)、及びワイヤ電極1をワイヤ電極回収部6へと案内する下部案内パイプ74からなる。下部ローラ72は、アスピレータ73により供給された流体により回転を行う。
そして、放電加工機は、ワイヤ電極1をワイヤ電極回収部6で回収させながらワイヤ電極1と被加工物51との間にパルス電圧を印加することにより放電を発生させ、被加工物51と上部ワイヤ電極ガイド部3および下部ワイヤ電極ガイド部5を相対移動させながら被加工物を糸鋸状に加工を行い、任意の形状に加工する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるワイヤ放電加工機のワイヤ電極送り装置の部分拡大図である。また、図3は、この発明の実施の形態1におけるワイヤ電極送り装置の下部ローラ付近のA−A断面図である。その他の図示していない構成は図1と同様であるので適宜省略する。図2及び図3において、下部ローラブロック71には、ワイヤ放電加工機に加工液として一般的に使用される水や油などの液体を噴出する噴出手段101の噴出口102が設けられている。下部ローラ72は、ワイヤ電極1の方向を上下方向から横方向へ転換するものであり、軸を中心に回転可能に下部ローラブロック71に設けられている。下部ローラホルダ103は、下部ローラと回転軸を一致させて、下部ローラの側面に固定されており、下部ローラホルダ103と下部ローラ72は一体となり同方向に回転する。ここで、一体となったものを回転体と呼ぶ。回転体は、アスピレータ73からワイヤ電極回収部の経路に存在する。また、下部ローラホルダ103には、アスピレータ73から噴出する液体やワイヤ電極の回収による回転方向とは逆回転方向(図2において反時計回り)に回転しようとする回転抑制力を発生させて、下部ローラ72を減速あるいは停止できるよう羽根車形状部が設けられている。
図4は実施の形態1における下部ローラホルダ103の概略図を示したものである。図4において、下部ローラホルダ103の側面には、下部ローラホルダ103側面に流体を噴出する噴出手段101によりローラホルダの側面の中心部に液体を噴出した場合に図の矢印の方向に水の流れができるよう、水路のように溝が形成された羽根車形状部107が設けられている。また、羽根車形状部107(噴出流体受け部)は、噴出手段101により下部ローラホルダ103に噴出された流体の圧力を受ける受圧面109が形成された流路を有し、下部ローラホルダ103への流体の噴出により、流体の圧力を受圧面109が受けて、回転体が回転する方向と逆方向に回転力を与える。ここで、噴出手段101と、羽根車形状部107を合わせて回転抑制手段と呼ぶ。
すなわち、羽根車形状部107は、下部ローラブロック71に設けられた噴出口102から下部ローラホルダ103の回転軸方向の流路に噴出された液体が下部ローラホルダ103の径方向に流れるよう下部ローラホルダの側面中心部から径方向に延びる流路と、径方向に延びた先端部から、アスピレータ73が噴出する液体により下部ローラホルダ103が回転する方向に傾斜して延びる流路と、から構成されている。なお、羽根車形状部107は下部ローラホルダ103の側面上にしきりを設けて流路を形成しても構わないし、下部ローラホルダに溝を設けても構わない。また、羽根車形状部107の材質は、ステンレス、黄銅等の金属、あるいはPPS等の樹脂が考えられるが、水や油の加工液に強い材質が望ましい。
下部ローラ軸受104a、104bは、下部ローラ72を回転容易にするものであり、下部ローラ72を保持する下部ローラ軸105の外周面に設けられている。つまり、下部ローラ72は、下部ローラ軸105に下部ローラ軸受104a、104bを介して回転可能に取り付けられている。配管ブロック106は、下部ローラブロック71に固定され、配管ブロック106内に設けられた配管を通じて、下部ローラホルダ103へ液体を噴出す噴出口102へと液体を送るものである。また、噴出口102は下部ローラホルダ103の回転軸方向に延び、液体は下部ローラホルダ103の回転軸方向に噴出される。
次に、本発明のワイヤ放電加工機の動作について説明する。図1および図2において、ワイヤ電極自動結線装置4によってワイヤ電極1が送られ上部ダイス43を通過し、ジェットノズル45から噴出される水流によって披加工物51の加工開始孔をワイヤ電極1が通過する。その後、下部ダイス63へとワイヤ電極が搬送される際、アスピレータ73へと液体が供給される。アスピレータ73に流体が供給されると、下部ワイヤ電極ガイド部5にはワイヤ電極1を吸引搬送する負圧が発生してワイヤ電極1の先端は下部ダイス63から下部ガイド64へ通過する。
下部ガイド64を通過したワイヤ電極1はアスピレータ73から噴出する液体から抵抗を受けて、下部ローラ72に送られる。下部ローラ72はワイヤ電極1の方向を変換するものであって、下部ローラ72の回転によりワイヤ電極1を送り出すためのものではないので、ワイヤ電極自動結線動作中に必ずしも回転する必要はないが、下部ローラ72はワイヤ放電加工中にワイヤ電極1を安定的に方向転換するために回転負荷をなるべく少なくするよう軸受を介して下部ローラ軸104aに配設されているため、アスピレータ73からの噴出する液体により下部ローラ表面は水流により抵抗を受けて下部ローラ72は回転する。
アスピレータ73から噴出する液体により下部ローラ72が回転する回転力は、液体の下部ローラ表面に作用する摩擦によって生ずる抵抗により発生する力であるので、下部ローラ72が液体と接触する表面積や液体の速度、密度などによって回転力を調整可能であることは言うまでも無いが、ワイヤ電極1が下部案内パイプ74を通りワイヤ電極回収部6まで搬送するのに必要な液体を噴出すると下部ローラ72は容易に回転する。
アスピレータ73へと液体が供給される際に、アスピレータ73の液体が通る管路とは別の管路で配管ブロック106に液体が供給され、下部ローラブロック71に設けられた噴出口102から下部ローラホルダ103の羽根車形状へと液体が噴出されると、ワイヤ電極1の搬送方向とは逆回転方向に回転力を与える回転抑制力が下部ローラに加わり、その結果、下部ローラ72は減速または停止する。また、噴出口102から下部ローラホルダ103の軸方向に噴出した液体が羽根車形状部から排出されると、案内パイプ74へ集水される。
図4において、噴出された液体は下部ローラホルダ103に設けられた羽根車形状部107に形成された溝を中心から外側(径方向)に向かって流れる(図の矢印方向)ため、羽根車は液体によって力を受けて、ワイヤ電極1の搬送方向とは逆回転方向に回転するように下部ローラ72に回転抑制力が加わる。
ワイヤ電極1の搬送方向とは逆回転方向に回転しようとする回転抑制力は、羽根車の形状、たとえば羽根車の溝の数や角度を変更したり、噴出する液体の流量や流速を変更したりすれば調整可能であることは言うまでもないが、アスピレータ73から噴出する液体によって下部ローラ72が回転する回転力を調整することによっても、下部ローラ72を減速または停止、あるいは逆回転するよう回転せしめることが可能である。ただし、逆回転すると、ワイヤ電極を搬送する方向とは逆方向に抵抗を与え、ワイヤ電極1の搬送に悪影響を及ぼすため、逆回転しないよう回転力を調整することが望ましい。
さらに、ワイヤ電極1の直径が小さければワイヤ電極1が屈曲しやすく、下部ローラ72と下部ローラブロック71との隙間に挟まれやすくなったり、下部ローラ72に巻き付きやすくなったりするため、アスピレータ73に供給する液体の噴出流量を少なくなるよう制御し、回転を抑止して巻きつきを防止する方法も考えられるが、噴出流量が少なくなると搬送力が小さくなりワイヤ回収部へとワイヤ電極1を送ることができなくなってしまう。しかし、本発明によればアスピレータ73に供給する液体の噴出流量が大きい状態で搬送力を維持しながらでも、ワイヤ電極1の搬送方向とは逆回転方向に回転するように回転を抑制することが出来るので、下部ローラ72への巻きつきを防止しながらワイヤ電極1を搬送することができる。
アスピレータ73から噴出する液体と噴出手段101から噴出する液体は別個の流体制御機器により制御すれば、下部ローラ72の回転力をより細かく制御することができる。さらに、下部ローラブロック71の噴出口102の径やアスピレータ73の噴出口の径などを調整すれば、同一の回路から分岐しても液回路の単純化しながら同じ効果が得られる。
また、回転抑制力をより発生させるためには、噴出流体は密度が大きい液体が望ましいが、必ずしも液体に限定されず、噴出流体を気体に変更することも可能である。
下部ローラ72に巻きつくことが無く方向を転換されたワイヤ電極1は、アスピレータ73から噴出する液体が下部案内パイプ74を通る際に抵抗を受けて、ワイヤ電極回収部に搬送される。ワイヤ電極回収パイプエンド82にてワイヤ電極1と液体は分離され、ワイヤ電極1はワイヤ電極回収ローラ81に把持されてワイヤ電極自動結線は完了となる。
上記のように構成されたワイヤ電極送り装置は、下部ローラホルダ103の側面の中心部から径方向に延びる流路と、径方向に延びた先端部から、アスピレータ73が噴出する流体によりローラホルダ103が回転する方向に傾斜して延びる流路とからなる羽根車形状部へと流体を噴射させることにより、下部ローラに対してワイヤ電極の搬送方向とは逆方向に回転抑制力を与え、減速あるいは停止させるよう構成しているので、下部ローラへのワイヤ電極の巻き付きを防止しながら、ワイヤ電極をワイヤ回収部へと搬送することができる。
なお、下部ローラの回転方向と逆方向に回転抑制力を与える羽根車形状部は、たとえば図5に示す形状であっても良い。図5において、羽根車形状部108(噴出流体受け部)は、下部ローラホルダ103の側面の周方向に隔てて放射状に複数設けられる。さらに、羽根車形状部108は、下部ローラブロックに設けられた噴出口102から噴射された加工液の圧力を受けやすいよう円弧状の受圧面を有し、下部ローラホルダ103の回転方向前方の受圧面を凹面とするよう配置する。また、ローラホルダ103の軸方向に噴出した液体は、羽根車形状部108から排出されると、案内パイプへ集水される。
また、羽根車形状部は、下部ローラホルダ103の外周面に溝を形成し、下部ローラに形成した溝の回転方向後方部に加工液を噴出し、下部ローラに対してワイヤ電極の搬送方向と逆方向に回転抑制力を与えることもできる。
実施の形態2.
この実施の形態は、先の実施の形態1と基本的な構造は同様であるので、相違点について
重点的に説明する。その他の点は実施の形態1と同様である。
図6はこの発明の実施の形態2によるワイヤ放電加工機のワイヤ電極送り装置の部分断面図である。図6において、下部ローラブロック201(回転体ブロック)にはブレーキ部材207を保持するブレーキ保持部209が設けられている。ブレーキ保持部209は、下部ローラブロック201を下部ローラ軸205方向に刳り貫いて形成された内壁と、内壁に固定された一対の圧縮コイルバネ208と、内壁に設けられて一対の圧縮コイルバネ208に固定されたブレーキ部材207からなる。ブレーキ部材207は、例えばゴム製部材であり、下部ローラホルダ203と接触可能な接触部207aと、圧縮コイルバネ208に固定される固定部207bとを有している。接触部207aは、一対の圧縮コイルバネ208の間に配置され下部ローラ軸205方向に延びる。また、固定部207bは、圧縮コイルバネ208を圧縮するものである。
下部ローラ202はワイヤ電極1の方向を転換するものであり、軸を中心に回転可能にローラブロック201に設けられている。下部ローラホルダ203は、下部ローラホルダ203に流体を噴出する噴出手段210により液体がブレーキ部材を押し出したときに、圧縮コイルバネ208に逆らってブレーキ部材の接触部207aと接触し、搬送方向とは逆回転方向に減速あるいは停止させるように摩擦抵抗を発生させる。ここで、噴出手段210と、ブレーキ部材207を合わせて回転抑制手段と呼ぶ。
下部ローラ軸受204a、204bは下部ローラを回転容易にするものであり、下部ローラ202を保持する下部ローラ軸205の外周面に設けられている。つまり、下部ローラ202は、下部ローラ軸205に下部ローラ軸受204a、204bを介して回転可能に取り付けられている。配管ブロック206は、下部ローラブロック71に固定され、配管ブロック106内に設けられた配管を通じて、ゴム製のブレーキ部材207を押し出す液体を送るものである。また、圧縮コイルバネ208はブレーキ部材207を元の位置に戻すためのバネである。なお、圧縮コイルバネ208は、弾性力を有する弾性体であれば別の部材を用いても良い。
実施の形態1と同様、ワイヤ電極結線装置にてワイヤ電極を自動結線する場合において、アスピレータ73から噴出する液体により下部ローラ72が回転している状態で、ブレーキ部材を押し出すように配管ブロック205内の配管を通じて下部ローラブロック201のブレーキ保持部209へと液体を送る。液体により押し出されたブレーキ部材207は下部ローラホルダ203に押し当てられると、摩擦抵抗により下部ローラ202は減速あるいは停止させることができるので、下部ローラ202への巻きつきを防止しながらワイヤ電極1を搬送することができる。
下部ローラ202を減速あるいは停止させるために摩擦抵抗を利用しているので、下部ローラホルダ203に凹凸部を設けておけば、摩擦抵抗が大きくなるので、下部ローラの回転抑制力が増し、より確実に下部ローラ202は減速あるいは停止させることができる。また、ブレーキ部材207を押し出す方法はエアシリンダなどの駆動部品で構成しても同様の効果が得られることはいうまでもない。
下部ローラ72に巻きつくことが無く方向を転換されたワイヤ電極1は、アスピレータ73から噴出する液体が下部案内パイプ74を通る際に抵抗を受けて、ワイヤ電極回収部に搬送される。ワイヤ電極回収パイプエンド82にてワイヤ電極1と液体は分離され、ワイヤ電極1はワイヤ電極回収ローラ81に把持されてワイヤ電極自動結線は完了となる。
上記のように構成されたワイヤ電極送り装置は、アスピレータ73から噴出する液体により下部ローラ72が回転している状態で、ブレーキ部材を押し出すように配管ブロック205から下部ローラブロック201のブレーキ保持部209へと液体を送り、液体により圧縮コイルバネに逆らって押し出されたブレーキ部材207が下部ローラホルダ203を押圧し、摩擦抵抗により下部ローラをワイヤ電極の搬送方向とは逆方向に回転抑制力を与えて減速あるいは停止させるよう構成しているので、下部ローラへのワイヤ電極の巻き付きを防止しながら、ワイヤ電極をワイヤ回収部へと搬送することができる。
なお、下部ローラホルダ203の側面に設けられる凹凸部は、テクスチャリング加工を施して形成しても良いし、ディンプルを形成しても良い。このディンプルは、圧縮空気でボールを内周面に吹き付けるブラスト加工等により形成可能であり安価に製造することができる。なお、ディンプルのようなくぼみの代わりに膨らみを形成しても良い。また、ローラホルダに形成される凹凸は、摩擦抵抗を発生させる形状であれば上記の形状に限定されない。
1 ワイヤ電極、2 ワイヤ電極保持部、3 上部ワイヤ電極ガイド部、4 ワイヤ電極自動結線装置、5 下部ワイヤ電極ガイド部、6 ワイヤ電極回収部、7 ワイヤ電極送り部、11 ワイヤ電極ボビン、12a,12b,12c プーリ、21 ワイヤ電極送りローラ、22a,22b ワイヤ電極送りピンチローラ、31 案内パイプ、32 パイプヘッド、41 上部ワイヤ電極ガイドブロック、42 上部給電子、43 上部ダイス、44 上部ガイド、45 ジェットノズル、46 上部加工液ノズル、51 被加工物、61 下部ワイヤ電極ガイドブロック、62 下部給電子、63 下部ダイス、64 下部ガイド、65 下部加工液ノズル、71 下部ローラブロック、72 下部ローラ、73 アスピレータ、74 下部案内パイプ、81a,81b ワイヤ電極回収ローラ、82 ワイヤ電極回収パイプエンド、101 噴出手段、102 噴出口、103 下部ローラホルダ、104a,104b 下部ローラ軸受、105 下部ローラ軸、106 配管ブロック、107,108 羽根車形状部、109 受圧面、201 下部ローラブロック、202 下部ローラ、203 下部ローラホルダ、204a,204b 下部ローラ軸受、205 下部ローラ軸、206 配管ブロック、207 ブレーキ部材、207a 接触部、207b 固定部、208 圧縮コイルバネ、209 ブレーキ保持部、210 噴出手段

Claims (7)

  1. ワイヤ電極の一端部を保持するワイヤ電極保持手段と、
    前記ワイヤ電極を、流体の供給によりワイヤ電極ガイド部からワイヤ電極回収部へと送出する送出手段と、
    前記送出手段から前記ワイヤ電極回収部の経路に存在し、前記ワイヤ電極の送出方向を転換する回転体と、
    前記送出手段からの流体供給に伴う前記回転体の回転を、前記回転体へ向けて流体を噴出する噴出手段から噴出される流体の圧力により抑制する回転抑制手段と、
    を備えたワイヤ電極送り装置を有することを特徴とするワイヤ放電加工機。
  2. 前記回転抑制手段は、
    前記回転体に流体を噴出する前記噴出手段からの噴出流体を受ける羽根車形状をなし、前記回転体に設けられた噴出流体受け部を有し、前記噴出手段からの流体圧力を前記噴出流体受け部が受けて、前記回転体が前記送出手段からの流体供給に伴い回転する方向と逆方向に回転力が付与され、前記回転体の流体供給に伴う回転が抑制或いは停止することを特徴とする請求項1記載のワイヤ放電加工機。
  3. 前記回転抑制手段は、
    前記回転体を回転可能に支持する回転体ブロックに設けられたブレーキ部材を有し、
    前記ブレーキ部材へと流体を噴出する前記噴出手段から噴出された流体により、前記ブレーキ部材が前記回転体を押圧することで前記回転体の流体供給に伴う回転が抑制或いは停止することを特徴とする請求項1記載のワイヤ放電加工機。
  4. 前記噴出流体受け部は、前記噴出手段により前記回転体の側面の回転軸方向に噴出された流体が前記回転体の径方向に流れるよう前記回転体の側面中心部から径方向に延びる流路と、
    前記径方向に延びた先端部から、前記送出手段が供給する流体により前記回転体が回転する方向に傾斜して延びる流路と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載のワイヤ放電加工機。
  5. 前記噴出流体受け部は、前記回転体の側面の周方向に隔てて放射状に複数設けられるとともに、円弧状の受圧面を有し、
    前記回転体の回転方向前方の受圧面を凹面として配置することを特徴とする請求項2記載のワイヤ放電加工機。
  6. 前記送出手段から噴出する流体と前記噴出手段から噴出する流体は別個の流体制御機器により制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のワイヤ放電加工機。
  7. ワイヤ電極保持手段により一端部が保持されたワイヤ電極を、流体の供給によりワイヤ電極ガイド部からワイヤ電極回収部へと送出する送出工程と、
    前記送出工程で送出された前記ワイヤ電極の方向を転換し、供給された前記流体により回転体に前記ワイヤ電極が送出される方向に回転力が付与される回転工程と、
    前記回転工程で前記回転体が回転する方向と逆方向に回転力を与えて前記回転体の前記ワイヤ電極が送出される方向への回転を抑制する回転抑制工程と、
    を有することを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ電極送り方法。
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