JP5061651B2 - 自動車の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントバンパに電装品が取り付けられた自動車の前部構造に関し、車体構造の技術分野に属する。
例えば、特許文献1に開示されているように、フロントバンパには車両前方の状況を確認するためのカメラが配設される場合がある。
特開2006−256552号公報
ここで、フロントバンパの車両後方には、ラジエータを支持する枠状のシュラウドパネルが設けられる場合があるが、このシュラウドパネルの上辺部の上面とボンネットフードの下面との隙間は、通常、防水等のためにシール部材によりシールされる。このような構造のものにおいて、前記カメラから延びるハーネスを、シュラウドパネルのエンジンルーム側に配置される制御装置まで導くには、前記シュラウドパネル上辺部に前後に貫通する開口部を新たに設けて該開口部に前記ハーネスを通すことが考えられるが、このようにすると、シュラウドパネルの強度が低下すると共に、この開口部を塞ぐカバー部材やシール部材が別途必要となり、部品点数の増加を招く。
そこで、本発明は、フロントバンパに取り付けられるカメラ等の電装品から延びるハーネスを、シュラウドパネルに新たに開口部を設けることなく、かつ部品点数を増加させることなく、シュラウドパネルのエンジンルーム側にまで導くことが可能な構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、フロントバンパに電装品が取り付けられた自動車の前部構造であって、前記電装品の後方にシュラウドパネルが配置されており、該シュラウドパネルの上辺部に、フードロックを収容するロック収容部が設けられていると共に、該ロック収容部の後壁に、前記フードロックから延びるケーブルをシュラウドパネル上辺部のエンジンルーム側へ導く開口部が形成されており、前記電装品のハーネスが、前記ロック収容部に導かれ、該開口部を介して前記シュラウドパネル上辺部のエンジンルーム側へ導かれており、かつ、前記ロック収容部の前壁には、車両正面視で前記フードロックのセーフティレバーの移動軌跡から外れた位置に、前記ハーネスを係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動車の前部構造において、前記開口部が前記係止部のほぼ直後方に設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の自動車の前部構造において、前記電装品が前記フロントバンパにブラケットを介して取り付けられており、該ブラケットが、前記係止部のほぼ直前方まで延びていると共に、前記ハーネスが該ブラケットの延長端側に支持されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動車の前部構造において、前記シュラウドパネル上辺部に、前記開口部を介してエンジンルーム側に導かれたハーネスを上方から覆った状態で係止する第2の係止部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の自動車の前部構造において、前記第2の係止部が前記シュラウドパネル上辺部の上壁の後端部に形成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の自動車の前部構造において、前記電装品がCCDカメラであることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、フロントバンパに取り付けられた電装品から延びるハーネスを、シュラウドパネルのエンジンルーム側にまで、ロック収容部に収容されたフードロックから延びるケーブルをシュラウドパネルのエンジンルーム側へ導くための開口部を利用することにより、シュラウドパネルに新たに開口部を設けることなく、かつ部品点数を増加させることなく導くことができる。
その場合に、この発明によれば、前記ロック収容部前壁には、車両正面視で前記フードロックのセーフティレバーの移動軌跡から外れた位置に、前記ハーネスを係止する係止部が設けられているから、フードロックのセーフティレバーとの干渉を防止しつつ、ハーネスを係止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記開口部が前記係止部のほぼ直後方に設けられているから、ハーネスをほぼ直線的に配線することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記電装品がフロントバンパにブラケットを介して取り付けられている場合に、該ブラケットが、前記係止部のほぼ直前方まで延びていると共に、前記ハーネスが該ブラケットの延長端側に支持されているから、例えばセーフティレバーが前壁よりも前方に位置している場合においても、ハーネスとセーフティレバーとの干渉が防止されることとなる。
また、請求項4に記載の発明によれば、前記シュラウドパネル上辺部に、前記開口部を介してエンジンルーム側に導かれたハーネスを上方から覆った状態で係止する第2の係止部が設けられているから、エンジンルーム側に導かれたハーネスを係止する係止具を廃止することができると共に、見栄えも向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記第2の係止部が前記シュラウドパネル上辺部の上壁の後端部に形成されているから、ハーネスをシュラウドアッパに係止する作業を容易に行うことができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、例えば駐車支援等の前方確認用途でフロントバンパへ取り付けられたCCDカメラにおいて前述の効果が発揮されることとなる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動車の前部構造について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る自動車1の前部には、バンパフェース部材2Aとフロントグリル部材2Bとを有するフロントバンパ2が配設されている。バンパフェース部材2A及びフロントグリル部材2Bには、その後方に配置されたラジエータ3等に外気を導入する外気導入口2a及びグリル開口2bが形成されている。
また、このフロントバンパ2の後方には、前記ラジエータ3を車体に支持する枠状のシュラウドパネル4が配設されている。このシュラウドパネル4は、車体の左右側部で前後に延びるフロントサイドフレーム(図示せず)に固定されている。
図2、図3に示すように、シュラウドパネル4の車幅方向に延びる上辺部4aは、前部側が前下がりに傾斜し、後部側がほぼ水平な上壁4bによりそのベースが構成されている。該上壁4bの車幅方向ほぼ中央部には、下方に凹む凹部4cが形成されていると共に、該凹部4cに、ボンネットフード5を閉状態にロックするフードロック6が収容可能とされている(図3においては、フードロック6については説明便宜上簡略化して仮想線で示すと共に、固定用ボルトについては省略している)。ここで、この凹部4cがロック収容部7を構成する。
このロック収容部7は、左右の側壁7a,7bと、底壁7cと、後壁7dと、該後壁7dの前方で左右の側壁7a,7b間に設けられた前壁7eとを有している。
フードロック6は、ボンネットフードの5の前端部下面に固着されたストライカ10と係合可能なラッチで、公知のものと同様の構成であるが、簡単に説明すると、シュラウドパネル4のロック収容部7の前壁7eにボルト固定され、車幅方向ほぼ中央に上方に開口して前記ストライカ10が侵入可能なU字状凹部11aが形成されたベースプレート11と、該ベースプレート11に、前記U字状凹部11aをその中間高さ位置で閉鎖する閉鎖位置(図2に実線で示す位置)と、解放する解放位置(図示せず)との間で揺動可能に支持されると共に、図示しないばねにより閉鎖方向に付勢され、かつラッチリリースワイヤ12の一端側が連結されたロックプレート13(図においては一部のみ図示している)と、前記ベースプレート11に、前記U字状凹部11aをその上部側で閉鎖する閉鎖位置(図2に実線で示す位置)と、解放する解放位置(図2に仮想線で示す位置)との間で支軸14を中心として揺動可能に支持されると共に、図示しないばねにより閉鎖方向に付勢され、かつ操作部15aを有するセーフティレバー15とを有し、前記ラッチリリースワイヤ12を他端側に引くことにより前記ロックプレート13が解放位置に揺動して、ストライカ10が前記凹部11a内でセーフティレバー15に当接する位置まで上方に移動し、この状態でセーフティレバー15を解放位置にまで揺動操作することにより、ボンネットフード5側のストライカ10とのロックが解除され、該フード5を上方に開くことが可能なようになっている。
また、フードロック6には、ボンネットフード5の不正開放を検出可能なように、前記ロックプレート13の揺動を検出するセンサ16が備えられており(図3参照)、該センサ16から、その検出信号を伝送するセンサ用ハーネス17が延びている。
ここで、前記ロック収容部7の側壁7aには開口部7hが形成されており、前述のラッチリリースワイヤ12が、該開口部7hを通ってシュラウドパネル4のエンジンルーム側(シュラウドパネル4の後方側)へ導かれ、さらにエンジンルームを通って車室内のボンネットフード開放操作部材まで導かれている。
一方、前記ロック収容部7の後壁7dには開口部7fが形成されており、前述のセンサ用ハーネス17が、該開口部7fを通ってシュラウドパネル4のエンジンルーム側に導かれ、さらに該パネル4のエンジンルーム側の面における上辺部4aと側辺部4dとの接続部近傍に配設されたコントロールユニット25まで導かれている(図6参照)。
なお、シュラウドパネル4の上辺部4aの上壁4bとボンネットフード5の前端部近傍の下面には、車幅方向に延びるシール部材(図示せず)が取り付けられており、該フード5が閉じられた状態において、シュラウドパネル4の上辺部4aの上壁4bとの間の隙間が該シール部材によりシールされるようになっている。また、前述の各開口部7f,7hは、ラッチリリースワイヤ12、センサ用ハーネス17、及び後述するカメラ用ハーネス23が通された後、カバー部材及びシール部材(図示せず)により塞がれるようになっている。
ここで、図1、図3に示すように、前記フロントバンパ2のフロントグリル部材2Bの車幅方向中央に形成されたエンブレム部2eの下部には、CCDカメラ用開口部2cが形成されていると共に、図4にも示すように、該フロントグリル部材2Bのエンブレム部2eの下部裏面側には、車両後方側に突出するようにCCDカメラ取付ボス部2dが形成されており、該ボス部2dに駐車支援用のCCDカメラ21がブラケット22を介して前記開口部2cから前方を臨むように取り付けられている。なお、CCDカメラ21をフロントグリル部材2Bに取り付けるようにしたのは、バンパフェース部材2Aに取付ボス部を一体成形すると、ボス部以外の部分との肉厚が異なることによりボス部の表面側(外から見える意匠面)にいわゆる「引け」が生じて見栄えが悪化するので、そのような影響をなくするためである。
その場合に、本実施の形態においては、CCDカメラ21から延びるカメラ用ハーネス23を、前記フードロック10の構成部材、特にセーフティレバー15との干渉を避けつつ、かつセンサ用ハーネス17導出用に形成された前記開口部7fを利用して、シュラウドパネル4のエンジンルーム側にまで導くための構造が設けられている。
すなわち、図5に示すように、前記ロック収容部7の前壁7eの上縁部には、車両正面視でフードロック10のセーフティレバー15の移動軌跡から外れた位置に、前記カメラ用ハーネス23を係止可能な切欠7gが設けられている。また、側壁7bには、切欠7gの近傍上方で、かつ前壁7eと同一面上において突起7iが形成されている。
また、図4に戻り、ブラケット22はフロントバンパ2のフロントグリル部材2Bにネジ止めされる3つの脚部22a,22b,22cを有しているが、これらのうちの車幅方向に延びる一つの脚部22aは、ネジ止め部よりもさらに車幅方向外側及び上方に延び、その延長側の端部22dが、図5からわかるようにロック収容部7の前壁7eの切欠7gのほぼ直前方に位置している。
また、ロック収容部7の開口部7fは、前記切欠7gのほぼ直後方に位置するようにその位置が設定されている。
そして、このように構成したことにより、前記カメラ用ハーネス23は、図3、図4に示すように、CCDカメラ21側からブラケット22の延長側端部22dまで平面視で略車幅方向に延びて、該端部22dに係止具24を用いて係止され、その下流側(CCDカメラ21を上流側としたとき)は、図5に示すように、ロック収容部7側へ車幅方向外側に湾曲しながら車両後方に延びて、ロック収容部7の前壁7eの切欠7gに係止され、その下流側は、後壁7dの開口部7fまでほぼ直線的に後方に延び、該開口部7fを通ってシュラウドパネル4の上辺部4aのエンジンルーム側にまで導かれている。なお、カメラ用ハーネス23は、切欠7gに係止された状態においてその上方に突起7iが存在しているため、一度係止されると、該切欠7gから外れにくくなっている。
また、本実施の形態においては、シュラウドパネル4の上辺部4aに、エンジンルーム側にまで導かれたカメラ用ハーネス23を前記コントロールユニット25にまで導くための構造が設けられている。
すなわち、図3、図6に示すように、前記シュラウドパネル4の上辺部4aの上壁4b後端部には、ロック収容部7から前記接続部近傍まで該後端部に沿うように設けられて、後方側が開口した溝部4eが形成されている。その場合に、この溝部4eの深さは、図7に示すように、カメラ用ハーネス23の太さ(直径)よりも大きくされており、これにより、カメラ用ハーネス23が上方から覆われるようになっている。
また、溝部4eの上壁4fの下面は、一点鎖線αで示すように後方側が高くよるように傾斜していると共に、溝部4eの下壁4gの上面は、同じく一点鎖線βで示すように後方側が低くなるように傾斜しており、これにより、溝部4eの幅が開口側においてカメラ用ハーネス23の太さよりも大きくなっている。これによれば、溝部4e内にカメラ用ハーネス23を容易に嵌め込むことができる。
一方、この溝部4eの車幅方向中間部と、側辺部4d側とには、図8に示すように、溝部4eの上下各壁4f,4gの後端部に突起4h,4iが対向して形成されていると共に、これらの突起4h,4iの先端の間隔がカメラ用ハーネス23の径よりも小さくされており、これにより、該部位に嵌め込まれたハーネス23が脱落しないようになっている。なお、この部位において溝部4eの底部が貫通していると共に、溝部4eの上壁4fの下面が、一点鎖線γで示すように前方側が高くよるように傾斜し、溝部の下壁4gの上面が、同じく一点鎖線δで示すように前方側が低くなるように傾斜しているのは、本図において左右に型開きされるシュラウドパネル成形型の型抜きを考慮したものである。
また、この溝部4eは、前記開口部7f側においては、図9に示すように、その下壁4g後端部から上方に延びる爪4jが形成されていると共に、溝部上壁4fが切り欠かれ、上方に開口している。これによれば、該溝部4eの下方から延びてくるカメラ用ハーネス23を、下方に脱落しようとする力に抗して良好に保持することができると共に、該部位にカメラ用ハーネス23を挿入するときの作業性を良好なものとすることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、フロントバンパ2に取り付けられるCCDカメラ21(電装品)から延びるカメラ用ハーネス23を、シュラウドパネル4のエンジンルーム側にまで、フードロック10のセンサ用ハーネス17(ロックケーブル)をシュラウドパネル4のエンジンルーム側へ導くための開口部7fを利用することにより、シュラウドパネル4に新たに開口部を設けることなく、かつ部品点数を増加させることなく導くことができる。
また、ロック収容部7の前壁7eには、車両正面視で前記フードロック10のセーフティレバー15の移動軌跡から外れた位置に、カメラ用ハーネス23を係止する切欠7g(係止部)が設けらているから、フードロック10のセーフティレバー15との干渉を防止しつつ、カメラ用ハーネス23を係止することができる。
また、ロック収容部7の後壁7dの開口部7fが前記切欠7gのほぼ直後方に設けられているから、カメラ用ハーネス23をほぼ直線的に配線することが可能となる。
また、CCDカメラ21をフロントバンパ2に取り付けるブラケット22がロック収容部7の前壁7eの切欠7gのほぼ直前方まで延びていると共に、カメラ用ハーネス23がブラケット22の延長側端部22d(延長端側)に支持されているから、セーフティレバー15が前壁7eよりも前方に位置している場合においても、カメラ用ハーネス23とセーフティレバー15との干渉が防止されることとなる。
また、前記シュラウドパネル上辺部4aに、前記ロック収容部7の開口部7fを介してエンジンルーム側に導かれたカメラ用ハーネス23を上方から覆った状態で係止する溝部4e(第2の係止部)が設けられているから、エンジンルーム側に導かれたカメラ用ハーネス23を係止する係止具を廃止することができると共に、見栄えも向上させることができる。
また、前記溝部4eが前記シュラウドパネル上辺部4aの上壁4bの後端部に形成されているから、カメラ用ハーネス23をシュラウドパネル4に係止する作業を容易に行うことができる。
なお、前記実施の形態においては、電装品がCCDカメラ21の場合について説明したが、請求項1〜5に記載の発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前方車両との距離を検出する距離検出センサ(レーダー等)や、車体に加わる衝撃を検出する衝撃検出センサ(例えば加速度センサ)等の場合にも適用可能である。また、CCDカメラ以外にも、CMOSセンサを用いたカメラにも適用可能である。また、CCDカメラ21の用途は、駐車支援に限定されるものではなく、走行支援等、その他の車両前方確認用途に広く適用可能である。

また、前記実施の形態においては、センサ用ハーネス17が、特許請求の範囲におけるフードロックから延びて開口部を通るケーブルに相当するが、例えば開口部7fにラッチリリースワイヤ12を通すようにすることも可能であり、その場合は、ラッチリリースワイヤ12が特許請求の範囲におけるケーブルに相当することとなる。
本発明は、フロントバンパに電装品が取り付けられた自動車の前部構造に広く適用することができる。
本発明の自動車の前部の正面図である。 シュラウドパネル上辺部中央部分の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図3の矢印Bによる矢視図である。 図2における切欠周辺部の拡大図である。 図3の矢印Cによる矢視図である。 図6のD−D断面図である。 図6のE−E断面図である。 図6のF−F断面図である。
符号の説明
1 自動車
2 フロントバンパ
4 シュラウドパネル
4a シュラウドパネルの上辺部
6 フードロック
7 ロック収容部
7d 後壁(ロック収容部の後壁)
7e 前壁(ロック収容部の前壁)
7f 開口部(ロック収容部の後壁に設けられた開口部)
7g 切欠(ロック収容部の前壁に設けられた係止部)
17 センサ用ハーネス(フードロックから延びるケーブル)
21 CCDカメラ(電装品)
22 ブラケット
22d 延長側端部(延長端側)
23 ハーネス

Claims (6)

  1. フロントバンパに電装品が取り付けられた自動車の前部構造であって、
    前記電装品の後方にシュラウドパネルが配置されており、
    該シュラウドパネルの上辺部に、フードロックを収容するロック収容部が設けられていると共に、該ロック収容部の後壁に、前記フードロックから延びるケーブルをシュラウドパネル上辺部のエンジンルーム側へ導く開口部が形成されており、
    前記電装品のハーネスが、前記ロック収容部に導かれ、該開口部を介して前記シュラウドパネル上辺部のエンジンルーム側へ導かれており、かつ、
    前記ロック収容部の前壁には、車両正面視で前記フードロックのセーフティレバーの移動軌跡から外れた位置に、前記ハーネスを係止する係止部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。
  2. 前記請求項1に記載の自動車の前部構造において、
    前記開口部が前記係止部のほぼ直後方に設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。
  3. 前記請求項2に記載の自動車の前部構造において、
    前記電装品が前記フロントバンパにブラケットを介して取り付けられており、
    該ブラケットが、前記係止部のほぼ直前方まで延びていると共に、
    前記ハーネスが該ブラケットの延長端側に支持されていることを特徴とする自動車の前部構造。
  4. 前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動車の前部構造において、
    前記シュラウドパネル上辺部に、前記開口部を介してエンジンルーム側に導かれたハーネスを上方から覆った状態で係止する第2の係止部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。
  5. 前記請求項4に記載の自動車の前部構造において、
    前記第2の係止部が前記シュラウドパネル上辺部の上壁の後端部に形成されていることを特徴とする自動車の前部構造。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の自動車の前部構造において、
    前記電装品がCCDカメラであることを特徴とする自動車の前部構造。
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