JP5061043B2 - 舶用燃料供給システムおよび船外機 - Google Patents

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Description

この発明は、舶用燃料供給システムおよび船外機に関し、特に、船体に設置される第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクを備えた舶用燃料供給システムおよび船外機に関する。
従来、船体に設置される第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクを備えた舶用燃料供給システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、船体に設置された燃料タンクから供給される燃料を貯留するベーパセパレータ(第2燃料タンク)と、燃料タンクに貯留されている燃料をベーパセパレータに吐出する低圧ポンプ(燃料供給ポンプ)と、ベーパセパレータに燃料が所定量満たされている場合に、低圧ポンプにより吐出された燃料を低圧ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備えた船外機が開示されている。上記特許文献1による船外機のリリーフ経路は、ベーパセパレータが配置されている位置とは異なる位置で、複数の燃料配管が接続されることにより構成されている。
特開2007−309182号公報
しかしながら、上記特許文献1では、船外機のリリーフ経路が、ベーパセパレータが配置されている位置とは異なる位置で、複数の燃料配管が接続されることにより構成されているため、燃料配管が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、燃料配管が複雑になるのを抑制することが可能な舶用燃料供給システムおよび船外機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による舶用燃料供給システムは、船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、第1燃料タンクに貯留されている燃料を第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、燃料供給ポンプにより吐出された燃料を燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、第2燃料タンクには、リリーフ経路が設けられ、リリーフ経路と第2燃料タンクとは、少なくとも1つの壁を共有し、リリーフ経路の上流側は、第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための流入口の上流に位置している。
この第1の局面による舶用燃料供給システムでは、上記のように、第2燃料タンクに、リリーフ経路を設けることによって、複数の配管部材が接続されることによりリリーフ経路が構成された場合と異なり、リリーフ経路が複雑になるのを抑制することができるので、燃料配管が複雑になるのを抑制することができる。
上記第1の局面による舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、第2燃料タンクには、燃料供給ポンプの吐出側と第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられている。このように構成すれば、燃料供給経路を第2燃料タンクに設ける分、燃料供給経路が複雑になるのを抑制することができる。これにより、リリーフ経路および燃料供給経路を含む燃料配管が複雑になるのをより抑制することができる。
上記第2燃料タンクに燃料供給経路を設けた舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、第2燃料タンクに設けられた燃料供給経路のタンク部側には、第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための流入口が設けられており、第2燃料タンクのタンク部に配置され、第2燃料タンクのタンク部内に燃料が所定量満たされた場合に、流入口を塞ぐ閉塞部材をさらに備える。このように構成すれば、閉塞部材により、容易に、第2燃料タンクのタンク部に燃料が過剰に流入するのを抑制することができる。
上記流入口が設けられた舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、燃料供給経路は、リリーフ経路にも接続されており、燃料供給経路に配置され、かつ、リリーフ経路の上流側および流入口の上流側に配置されるフィルタをさらに備える。このように構成すれば、たとえば、リリーフ経路に設けられたリリーフバルブなどを燃料に含まれる異物から保護することができるとともに、流入口を塞ぐ閉塞部材を異物から保護することができる。
この場合において、好ましくは、フィルタは、リリーフ経路および流入口を覆うように配置されている。このように構成すれば、リリーフ経路および流入口を確実にフィルタにより保護することができる。
上記第2燃料タンクに燃料供給経路を設けた舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、第2燃料タンクは、本体部と、本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、燃料供給経路は、第2燃料タンクの第1カバー部材に一体的に形成されている。このように構成すれば、第1カバー部材を形成する際に燃料供給経路を同時に形成することができる。
上記第3の局面による舶用燃料供給システムにおいて、船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、第1燃料タンクに貯留されている燃料を第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、燃料供給ポンプにより吐出された燃料を燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、第2燃料タンクには、リリーフ経路が設けられるとともに、燃料供給ポンプの吐出側と第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられ、第2燃料タンクは、本体部と、本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、燃料供給経路は、第2燃料タンクの第1カバー部材に形成され、リリーフ経路は、本体部および第1カバー部材の両方に跨るように第2燃料タンクに設けられている。このように構成すれば、第2燃料タンクの本体部および第1カバー部材を形成する際にリリーフ経路を同時に形成することができる。
上記第4の局面による舶用燃料供給システムにおいて、船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、第1燃料タンクに貯留されている燃料を第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、燃料供給ポンプにより吐出された燃料を燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、第2燃料タンクには、リリーフ経路が設けられるとともに、燃料供給ポンプの吐出側と第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられ、第2燃料タンクは、本体部と、本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、燃料供給経路は、第2燃料タンクの第1カバー部材に形成され、燃料供給ポンプの吸引口は、第2燃料タンクの本体部にリリーフ経路と接続するように取り付けられている。このように構成すれば、燃料供給ポンプの吸引口と本体部との間にホースなどの配管部材を配置する必要がないので、燃料配管が複雑化するのをより抑制することができる。
上記第2燃料タンクを本体部と第1カバー部とにより構成した舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、燃料供給ポンプの吐出口は、第2燃料タンクの第1カバー部材に燃料供給経路と接続するように取り付けられている。このように構成すれば、燃料供給ポンプの吐出口と第1カバー部材との間にホースなどの配管部材を配置する必要がないので、燃料配管が複雑化するのをより抑制することができる。
上記第1の局面による舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、第2燃料タンクの外壁部に設けられ、冷却水を流通可能に構成された第2燃料タンクを冷却する冷却部をさらに備える。このように構成すれば、冷却部により、第2燃料タンクの外壁部を介して、第2燃料タンクの内部を冷却することができる。
上記冷却部を備える舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、冷却部は、リリーフ経路内を流通する燃料および第2燃料タンク内のタンク部に貯留されている燃料を冷却するように構成されている。このように構成すれば、リリーフ経路を流通して燃料供給ポンプの吸引側に戻る燃料を冷却することができるとともに、タンク部に貯留されている燃料が蒸発するのを抑制することができる。
上記冷却部を備える舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、冷却部は、第2燃料タンクの外壁部を覆うように構成された第2カバー部材を含むとともに、第2カバー部材と第2燃料タンクの外壁部との間に冷却水が流通されるように構成されている。このように構成すれば、第2燃料タンクの外壁部に直接的に冷却水が接触するので、効率的に第2燃料タンクの内部を冷却することができる。
上記第1の局面による舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、リリーフ経路は、燃料供給ポンプを収容可能に構成されている。このように構成すれば、燃料供給ポンプがリリーフ経路により覆われるので、燃料供給ポンプを物理的衝撃から保護することができる。
上記第1の局面による舶用燃料供給システムにおいて、好ましくは、リリーフ経路は、リリーフ経路の燃料供給ポンプの吸引口近傍に配置され、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に燃料を燃料供給ポンプの吸引口側に流通するリリーフ弁を含む。このように構成すれば、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、容易に、燃料を燃料供給ポンプの吸引口側に戻すことができる。
この発明の第2の局面による船外機は、エンジンと、船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、第1燃料タンクに貯留されている燃料を第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、燃料供給ポンプにより吐出された燃料を燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、第2燃料タンクには、リリーフ経路が設けられ、リリーフ経路と第2燃料タンクとは、少なくとも1つの壁を共有し、リリーフ経路の上流側は、第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための流入口の上流に位置している。
この第2の局面による船外機では、上記のように、第2燃料タンクに、リリーフ経路を設けることによって、複数の配管部材が接続されることによりリリーフ経路が構成された場合と異なり、リリーフ経路が複雑になるのを抑制することができるので、燃料配管が複雑になるのを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による舶用燃料供給システムが組み込まれた船外機の全体構成を示す側面図である。図2〜図4は、図1に示した船外機に組み込まれた舶用燃料供給システムの構成を説明するための図である。まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による舶用燃料供給システムが組み込まれた船外機1の構造を説明する。
図1に示すように、船外機1は、エンジン部2と、エンジン部2の駆動力により回転され、鉛直方向に延びるドライブ軸3と、ドライブ軸3の下端と接続された前後進切換機構4と、前後進切換機構4と接続され、水平方向に延びるプロペラ軸5と、プロペラ軸5の後端部に取り付けられたプロペラ6とを備えている。また、エンジン部2は、カウリング7内に収納されている。カウリング7内には、さらに、エンジン部2に隣接するように配置されたベーパセパレータユニット8が収納されている。なお、ベーパセパレータユニット8は、本発明の「第2燃料タンク」の一例である。このベーパセパレータユニット8の構造については、後に詳細に説明する。また、カウリング7の下方に配置されたアッパーケース9およびロアーケース10内には、ドライブ軸3、前後進切換機構4およびプロペラ軸5が収納されている。また、船外機1は船体100の後進方向(矢印A方向)側に設けられた船尾板101にクランプブラケット11を介して取り付けられている。クランプブラケット11は、船外機1をチルト軸11aを中心に船体100に対して上下に揺動可能に支持している。また、船体100には、燃料(ガソリン)を貯留するための燃料タンク102が設けられている。なお、エンジン部2は、本発明の「エンジン」の一例であり、燃料タンク102は、本発明の「第1燃料タンク」の一例である。
図2に示すように、燃料タンク102と船外機1のベーパセパレータユニット8とは、それぞれ、燃料配管103および104によって接続されており、燃料配管103と燃料配管104との間には、ウォーターセパレータ105が設けられている。ウォーターセパレータ105は、燃料タンク102からベーパセパレータユニット8に移送されている燃料から水などを取り除く機能を有する。また、船外機1のエンジン部2は、燃料タンク102からベーパセパレータユニット8を介して供給される燃料を用いて駆動される。そして、エンジン部2の駆動力によりプロペラ6が回転されるとともに、前後進切換機構4によりプロペラ6の回転方向が切り替えられることにより、船体100は前進方向(矢印B方向)または後進方向(矢印A方向)に推進される。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、ベーパセパレータユニット8は、ベーパセパレータユニット8本体を構成する本体部80と、本体部80の上側を覆うように配置されたカバー部材81とにより構成されている。なお、カバー部材81は、本発明の「第1カバー部材」の一例である。ベーパセパレータユニット8の本体部80およびカバー部材81は、それぞれ、鋳物により形成されている。また、ベーパセパレータユニット8は、後述する低圧ポンプ12を介して、燃料タンク102から供給される燃料を貯留するように構成されている。
ベーパセパレータユニット8には、エンジン部2に供給する燃料を貯留するタンク部82が設けられている。このタンク部82は、本体部80とカバー部材81とに囲まれることによって構成されている。また、図2および図3に示すように、ベーパセパレータユニット8には、燃料タンク102に貯留されている燃料を吸引するとともに、吸引した燃料をタンク部82に吐出する低圧ポンプ12が取り付けられている。なお、低圧ポンプ12は、本発明の「燃料供給ポンプ」の一例である。
この低圧ポンプ12は、低圧ポンプ12の本体を構成する本体部12aと、燃料を吸引する吸引口部12bと、吸引した燃料を吐出する吐出口部12cとにより構成されている。なお、吸引口部12bは、本発明の「吸引口」の一例であり、吐出口部12cは、本発明の「吐出口」の一例である。そして、低圧ポンプ12の吸引口部12bは、図3に示すように、ベーパセパレータユニット8の本体部80に取り付けられているとともに、低圧ポンプ12の吐出口部12cは、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81に取り付けられている。具体的には、ベーパセパレータユニット8の本体部80には、低圧ポンプ12の吸引口部12bを取り付けるための吸引口取付穴80aが形成されている。そして、吸引口取付穴80aには、シール部材13を介して低圧ポンプ12の吸引口部12bが嵌め込まれている。また、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81には、低圧ポンプ12の吐出口部12cを取り付けるための吐出口取付穴81aが形成されている。そして、吐出口取付穴81aには、シール部材14を介して低圧ポンプ12の吐出口部12cが嵌め込まれている。
ここで、第1実施形態では、図2および図3に示すように、ベーパセパレータユニット8の本体部80(図3参照)の吸引口取付穴80a(図3参照)の下方には、燃料通路部80bが形成されている。燃料通路部80bは、図3に示すように、水平方向に延びるように形成されており、燃料通路部80bの一方側には、配管取付部材15が嵌め込まれている。この配管取付部材15には、燃料配管104が接続されている。また、燃料通路部80bの上面は、吸引口取付穴80aの下端部と接続されている。これにより、配管取付部材15から流入される燃料を、燃料通路部80bおよび吸引口取付穴80a(吸入口部12b)を介して低圧ポンプ12に吸引させることが可能となる。
また、第1実施形態では、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81の吐出口取付穴81aの上方には、燃料通路部81bが形成されている。なお、燃料通路部81bは、本発明の「燃料供給経路」の一例である。燃料通路部81bは、カバー部材81の上面に水平方向(図3のX方向)に延びるように形成された溝部81cと、溝部81cを覆う金属製の蓋部材81dとにより主に構成されている。また、溝部81cの外周部分と蓋部材81dの下面との間には、シール部材83が配置されている。また、蓋部材81dは、ねじ部材800によりカバー部材81に対して取り付けられている。また、燃料通路部81bの溝部81cの一方側は、吐出口取付穴81aの上端部と接続されている。
また、燃料通路部81bの溝部81cの他方側には、下方に延びる管部81eが設けられている。なお、管部81eは、本発明の「燃料供給経路」および「流入口」の一例である。管部81eは、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81に一体的に形成されているとともに、溝部81cの他方側と接続されている。また、管部81eの下端部は、ベーパセパレータユニット8のタンク部82の内部に配置されている。上記のように吐出口取付穴81a、燃料通路部81bおよび管部81eによって燃料供給経路が構成されている。この燃料供給経路を介して低圧ポンプ12から吐出された燃料をタンク部82の内部に流入することが可能となる。
また、第1実施形態では、タンク部82には、フロート弁84が配置されている。なお、フロート弁84は、本発明の「閉塞部材」の一例である。フロート弁84は、ニードルバルブ84aと、フロート部84bとにより主に構成されている。ニードルバルブ84aは、管部81eに配置されており、管部81eからタンク部82に流入される燃料の流量を調整する機能を有する。また、フロート部84bは、タンク部82に貯留されている燃料の液面に浮遊可能に、タンク部82内に配置されている。また、ニードルバルブ84aとフロート部84bとは、レバー部材84cにより接続されている。そして、タンク部82に貯留されている燃料の液面が所定の液面高さよりも低下した場合には、フロート部84bは、燃料の液面と共に下方に移動され、レバー部材84cは、回動軸84dを中心にA方向に回動されるように構成されている。また、ニードルバルブ84aは、レバー部材84cがA方向に回動されるのに伴って、開かれるように構成されている。つまり、フロート弁84は、タンク部82に貯留されている燃料の液面が所定の液面高さよりも低下した場合には、ニードルバルブ84aが開かれるとともに、管部81eからタンク部82に燃料を流入することが可能なように構成されている。
また、タンク部82に貯留されている燃料の液面が所定の液面高さよりも上昇した場合には、フロート部84bは、燃料の液面と共に上方に移動され、レバー部材84cは、回動軸84dを中心にB方向に回動されるように構成されている。また、ニードルバルブ84aは、レバー部材84cがB方向に回動されるのに伴って、閉じられるように構成されている。つまり、フロート弁84は、タンク部82に貯留されている燃料の液面が所定の液面高さよりも上昇した場合には、ニードルバルブ84aが閉じられるとともに、管部81eから燃料タンク部82に流入されている燃料の流量を小さくすることが可能なように構成されている。そして、フロート弁84は、タンク部82内に燃料が所定量満たされた場合には、ニードルバルブ84aが閉じられることにより、管部81eを塞ぐように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、燃料通路部81bの溝部81cには、吐出口取付穴81aと管部81eとの間に挟まれるように、バルブ取付穴81fが設けられている。バルブ取付穴81fは、溝部81cの底面から下方に貫通するように構成されている。そして、バルブ取付穴81fには、リリーフ弁85が取り付けられている。リリーフ弁85は、タンク部82が燃料で所定量満たされている場合に燃料を低圧ポンプ12の吸引口部12b側に流通する機能を有する。
また、第1実施形態では、バルブ取付穴81f(リリーフ弁85)の下部は、管部80cの上部と接続されている。管部80cは、ベーパセパレータユニット8の本体部80に一体的に上下方向に延びるように形成されている。また、管部80cの下部は、図2および図3に示すように、燃料通路部80bの他方側と接続されている。つまり、図3に示すように、リリーフ弁85と低圧ポンプ12の吸引口部12bとは、接続されるように形成されている。
上記のようにバルブ取付穴81f(リリーフ弁85)、管部80cおよび燃料通路部80bを構成することによって、燃料通路部81bを流通する燃料の圧力が所定の圧力よりも大きい場合に、リリーフ弁85、管部80cおよび燃料通路部80bを介して燃料を、外部(低圧ポンプ12の吸引側)に逃がすことが可能となる。つまり、タンク部82内に燃料が所定量満たされていることによりフロート弁84のニードルバルブ84aが閉じられている場合に、燃料は、低圧ポンプ12の吸引側に戻される。なお、バルブ取付穴81fおよび管部80cによって、本発明の「リリーフ経路」は構成されている。
また、燃料通路部81bのバルブ取付穴81f(リリーフ弁85)の上流側および管部81eの上流側には、フィルタ81gが配置されている。このフィルタ81gは、バルブ取付穴81fおよび管部81eを覆うように配置されている。また、フィルタ81gは、X方向に延びるように配置されており、バルブ取付穴81fの上部のみ、および、管部81eの上部のみにフィルタを設ける場合と異なり、広範囲で異物を濾し取ることが可能となる。これにより、フィルタ81gの寿命を延ばすことが可能となる。
また、図2および図3に示すように、ベーパセパレータユニット8のタンク部82内には、タンク部82に貯留された燃料をエンジン部2側に吐出する高圧ポンプ86が配置されている。高圧ポンプ86は、高圧ポンプ86の本体を構成する本体部86aと、タンク部82に貯留された燃料を吸引する吸引口部86bと、吸引した燃料を吐出する吐出口部86cとにより構成されている。本体部86aは、タンク部82に貯留されている燃料の液面よりも下側に位置するように配置されている。また、吸引口部86bは、タンク部82の底面近傍に位置するように配置されている。吐出口部86cは、本体部86aから上方に延びるように構成されている。
また、高圧ポンプ86の吐出口部86cは、管部81hの下端部と接続されている。管部81hは、図3に示すように、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81に一体的に形成されている。また、管部81hは、上下方向に延びるように形成されており、管部81hの上端部には、配管取付部材16が取り付けられている。この配管取付部材16は、燃料ホース17などによりエンジン部2(図2参照)のインジェクタ21(図2参照)に接続されている。
また、管部81hには、プレッシャレギュレータ87が取り付けられている。このプレッシャレギュレータ87は、インジェクタ21から噴射される燃料の量を一定に保つために、インジェクタ21に移送する燃料の圧力(管部81h内の圧力)を調整する機能を有する。また、プレッシャレギュレータ87には、図2および図3に示すように、戻し通路部81hが接続されている。戻し通路部81iは、プレッシャレギュレータ87が管部81h内の圧力を調整する際に、管部81hに流通する燃料をタンク部82内に逃がすために設けられている。また、図3に示すように、戻し通路部81iの排出口81jは、タンク部82内に貯留されている燃料の液面よりも上方に位置するように配置されている。
また、第1実施形態では、ベーパセパレータユニット8の外壁部8a(図4参照)には、ベーパセパレータユニット8を冷却する冷却部88が設けられている。冷却部88は、冷却水を流通可能に構成されている。この冷却部88は、管部80cを流通する燃料およびタンク部82に貯留されている燃料を冷却するように構成されている。具体的には、冷却部88は、図4に示すように、ベーパセパレータユニット8の外壁部8aを覆うようにカバー部材88aが取り付けられている。なお、カバー部材88aは、本発明の「第2カバー部材」の一例である。カバー部材88aとベーパセパレータユニット8の外壁部8aとの間には、空洞部88bが設けられている。また、図3に示すように、空洞部88bの下部には、配管88cが接続されているとともに、空洞部88bの上部には、配管88dが接続されている。配管88cは、エンジン部2のウォーターポンプ(図示せず)に汲み上げられた海水(冷却水)を空洞部88bに流入するために設けられている。また、配管88dは、空洞部88bに流入された海水(冷却水)を排出するために設けられている。つまり、冷却部88は、図4に示すように、カバー部材88aとベーパセパレータユニット8の外壁部8aとの間に海水(冷却水)が流通されるように構成されている。上記のように冷却部88を構成することによって、ベーパセパレータユニット8を冷却することが可能となる。
また、図2に示すように、ベーパセパレータユニット8のタンク部82には、タンク部82の内部に貯留されている燃料が気化することにより発生するベーパ(蒸気)を逃がすためのベーパ導出通路106が設けられている。このベーパ導出通路106は、キャニスター107に接続されている。キャニスター107は、タンク部82により気化した燃料(ベーパ)を液体に戻す機能を有する。また、キャニスター107は、ベーパ導出通路108などを介してエンジン部2の図示しないミキシングチャンバに接続されている。
第1実施形態では、上記のように、ベーパセパレータユニット8に、低圧ポンプ12により吐出された燃料を低圧ポンプ12の吸引側に戻すリリーフ経路(燃料通路部80b、管部80cおよびバルブ取付穴81f)を一体的に設けることによって、複数の配管部材が接続されることによりリリーフ経路が構成された場合と異なり、リリーフ経路(燃料通路部80b、管部80cおよびバルブ取付穴81f)が複雑になるのを抑制することができるので、燃料配管が複雑になるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベーパセパレータユニット8に、低圧ポンプ12の吐出口部12c側とベーパセパレータユニット8のタンク部82とを接続する燃料通路部81bおよび管部81eを一体的に設けることによって、燃料通路部81bおよび管部81eをベーパセパレータユニット8に一体的に設ける分、燃料通路部81bおよび管部81eが複雑になるのを抑制することができる。これにより、リリーフ経路(燃料通路部80b、管部80cおよびバルブ取付穴81f)および燃料供給経路(燃料通路部81bおよび管部81e)を含む燃料配管が複雑になるのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベーパセパレータユニット8のタンク部82に配置され、ベーパセパレータユニット8のタンク部82内に燃料が所定量満たされた場合に、管部81e(流入口)を塞ぐフロート弁84を設けることによって、フロート弁84により、容易に、ベーパセパレータユニット8のタンク部82に燃料が過剰に流入するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、燃料通路部81bに配置され、かつ、バルブ取付穴81fの上流側および管部81eの上流側に配置されるフィルタ81gを設けることによって、バルブ取付穴81fおよび管部81eに設けられたリリーフ弁85およびニードルバルブ84aを燃料に含まれる異物から保護することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、フィルタ81gを、バルブ取付穴81fおよび管部81eを覆うように配置することによって、バルブ取付穴81fおよび管部81eを確実にフィルタ81gにより保護することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、燃料通路部81bおよび管部81eを、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81に一体的に形成することによって、カバー部材81を形成する際に燃料通路部81bおよび管部81eを同時に形成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、燃料通路部80bおよび管部80cを、本体部80およびカバー部材81の両方に跨るようにベーパセパレータユニット8に一体的に設けることによって、ベーパセパレータユニット8の本体部80およびカバー部材81を形成する際に燃料通路部80bおよび管部80cを同時に形成することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、低圧ポンプ12の吸引口部12bを、ベーパセパレータユニット8の本体部80に燃料通路部80bおよび管部80cと接続するように取り付けることによって、低圧ポンプ12の吸引口部12bと本体部80との間にホースなどの配管部材を配置する必要がないので、燃料配管が複雑化するのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、低圧ポンプ12の吐出口部12cを、ベーパセパレータユニット8のカバー部材81に燃料通路部81bおよび管部81eと接続するように取り付けることによって、低圧ポンプ12の吐出口部12cとカバー部材81との間にホースなどの配管部材を配置する必要がないので、燃料配管が複雑化するのをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベーパセパレータユニット8の外壁部8aに冷却水を流通可能に構成された冷却部88を設けることによって、冷却部88により、ベーパセパレータユニット8の外壁部8aを介して、ベーパセパレータユニット8の内部を冷却することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、冷却部88を、カバー部材88aとベーパセパレータユニット8の外壁部8aとの間に冷却水が流通されるように構成することによって、ベーパセパレータユニット8の外壁部8aに直接的に冷却水が接触するので、効率的にベーパセパレータユニット8の内部を冷却することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、冷却部88を、管部80c内を流通する燃料およびタンク部82に貯留されている燃料を冷却するように構成することによって、管部80cを流通して低圧ポンプ12の吸引口部12b側に戻る燃料を冷却することができるとともに、タンク部82に貯留されている燃料が蒸発するのを抑制することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成を説明するための断面図である。以下、図5を参照して、本発明の第2実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成について詳細に説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、低圧ポンプ12を、ベーパセパレータユニット208に設けられたリリーフ経路を構成する低圧ポンプ収容部289内に収容した例について説明する。
第2実施形態では、図5に示すように、ベーパセパレータユニット208は、ベーパセパレータユニット208本体を構成する本体部280と、本体部280の上側を覆うように配置されたカバー部材281とにより構成されている。なお、カバー部材281は、本発明の「第1カバー部材」の一例である。ベーパセパレータユニット208の本体部280およびカバー部材281は、それぞれ、鋳物により形成されている。
ここで、第2実施形態では、ベーパセパレータユニット208には、エンジン部2に供給する燃料を貯留するタンク部282と、低圧ポンプ12を収容可能に構成されている低圧ポンプ収容部289とが設けられている。タンク部282および低圧ポンプ収容部289は、それぞれ、本体部280とカバー部材281とに囲まれることによって構成されている。
低圧ポンプ12の吸引口部12bは、ベーパセパレータユニット208の本体部280に取り付けられているとともに、低圧ポンプ12の吐出口部12cは、ベーパセパレータユニット208のカバー部材281に取り付けられている。具体的には、ベーパセパレータユニット208の本体部280の低圧ポンプ収容部289には、低圧ポンプ12の吸引口部12bを取り付けるための吸引口取付穴280aが形成されている。そして、吸引口取付穴280aには、シール部材13を介して低圧ポンプ12の吸引口部12bが嵌め込まれている。また、ベーパセパレータユニット208のカバー部材281には、低圧ポンプ12の吐出口部12cを取り付けるための吐出口取付穴281aが形成されている。そして、吐出口取付穴281aには、シール部材14を介して低圧ポンプ12の吐出口部12cが嵌め込まれている。
また、第2実施形態では、ベーパセパレータユニット208の本体部280の吸引口取付穴280aの下方には、燃料通路部280bが形成されている。燃料通路部280bは、水平方向に延びるように形成されており、燃料通路部280bの一方側には、配管取付部材15が嵌め込まれている。また、燃料通路部280bの上面は、吸引口取付穴280aの下端部と接続されている。また、ベーパセパレータユニット208のカバー部材281の吐出口取付穴281aの上方には、燃料通路部281bが形成されている。なお、燃料通路部281bは、本発明の「燃料供給経路」の一例である。燃料通路部281bは、カバー部材281の上面に水平方向に延びるように形成された溝部281cと、溝部281cを覆う金属製の蓋部材281dとにより主に構成されている。
また、燃料通路部281bの溝部281cの他方側には、下方に延びる管部281eが設けられている。なお、管部281eは、本発明の「燃料供給経路」および「流入口」の一例である。
ここで、第2実施形態では、燃料通路部281bの溝部281cには、吐出口取付穴281aと管部281eとの間に挟まれるように、バルブ取付穴281fが設けられている。バルブ取付穴281fは、溝部281cの底面から下方に貫通するように構成されている。そして、バルブ取付穴281fには、リリーフ弁85が取り付けられている。また、バルブ取付穴281f(リリーフ弁85)の下部は、低圧ポンプ収容部289の上部と接続されている。この低圧ポンプ収容部289は、低圧ポンプ12を収容可能に構成されている。具体的には、低圧ポンプ収容部289は、低圧ポンプ12の本体部12aを収容するように構成されている。
また、第2実施形態では、低圧ポンプ収容部289は、タンク部282に隣接するように、ベーパセパレータユニット208の本体部280に一体的に構成されている。また、低圧ポンプ収容部289の下部には、管部280cが下方に延びるように接続されている。管部280cは、ベーパセパレータユニット208の本体部280に一体的に形成されている。また、管部280cの下部は、燃料通路部280bの他方側と接続されている。つまり、リリーフ弁285と低圧ポンプ12の吸引口部12bとは、接続されるように形成されている。
上記のようにバルブ取付穴281f(リリーフ弁85)、管部280cおよび燃料通路部280bを構成することによって、燃料通路部281bを流通する燃料の圧力が所定の圧力よりも大きい場合に、リリーフ弁85、管部280cおよび燃料通路部280bを介して、燃料を外部(低圧ポンプ12の吸引側)に逃がすことが可能となる。つまり、タンク部282内に燃料が所定量満たされていることによりフロート弁84のニードルバルブ84aが閉じられている場合に、燃料は、低圧ポンプ12の吸引側に戻される。なお、バルブ取付穴281f、低圧ポンプ収容部289および管部280cによって、本発明の「リリーフ経路」は構成されている。また、燃料通路部281bのバルブ取付穴281f(リリーフ弁85)の上流側および管部281eの上流側には、フィルタ281gが配置されている。
なお、第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、リリーフ弁285から燃料が逃がされるリリーフ経路(低圧ポンプ収容部289)を、低圧ポンプ12を収容可能に構成することによって、低圧ポンプ12をリリーフ経路(低圧ポンプ収容部289)により覆うことができるので、低圧ポンプ12を物理的衝撃から保護することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成を説明するための断面図である。以下、図6を参照して、本発明の第3実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成について詳細に説明する。この第3実施形態では、上記第2実施形態とは異なり、リリーフ弁385を、ベーパセパレータユニット308に設けられたリリーフ経路を構成する低圧ポンプ収容部389の下部に設けた例について説明する。
第3実施形態では、図6に示すように、ベーパセパレータユニット308は、ベーパセパレータユニット308本体を構成する本体部380と、本体部380の上側を覆うように配置されたカバー部材381とにより構成されている。なお、カバー部材381は、本発明の「第1カバー部材」の一例である。ベーパセパレータユニット308の本体部380およびカバー部材381は、それぞれ、鋳物により形成されている。
ここで、第3実施形態では、ベーパセパレータユニット308には、エンジン部2に供給する燃料を貯留するタンク部382と、低圧ポンプ12を収容可能に構成されている低圧ポンプ収容部389とが設けられている。タンク部382および低圧ポンプ収容部389は、それぞれ、本体部380とカバー部材381とに囲まれることによって構成されている。
低圧ポンプ12の吸引口部12bは、ベーパセパレータユニット308の本体部380に取り付けられているとともに、低圧ポンプ12の吐出口部12cは、ベーパセパレータユニット308のカバー部材381に取り付けられている。具体的には、ベーパセパレータユニット308の本体部380の低圧ポンプ収容部389には、低圧ポンプ12の吸引口部12bを取り付けるための吸引口取付穴380aが形成されている。そして、吸引口取付穴380aには、シール部材13を介して低圧ポンプ12の吸引口部12bが嵌め込まれている。また、ベーパセパレータユニット308のカバー部材381には、低圧ポンプ12の吐出口部12cを取り付けるための吐出口取付穴381aが形成されている。そして、吐出口取付穴381aには、シール部材14を介して低圧ポンプ12の吐出口部12cが嵌め込まれている。
また、第3実施形態では、ベーパセパレータユニット308の本体部380の吸引口取付穴380aの下方には、燃料通路部380bが形成されている。燃料通路部380bは、水平方向に延びるように形成されており、燃料通路部380bの一方側には、配管取付部材15が嵌め込まれている。また、燃料通路部380bの上面は、吸引口取付穴380aの下端部と接続されている。また、ベーパセパレータユニット308のカバー部材381の吐出口取付穴381aの上方には、燃料通路部381bが形成されている。なお、燃料通路部381bは、本発明の「燃料供給経路」の一例である。燃料通路部381bは、カバー部材381の上面に水平方向に延びるように形成された溝部381cと、溝部381cを覆う金属製の蓋部材381dとにより主に構成されている。
また、燃料通路部381bの溝部381cの他方側には、下方に延びる管部381eが設けられている。なお、管部381eは、本発明の「燃料供給経路」および「流入口」の一例である。
ここで、第3実施形態では、燃料通路部381bの溝部381cの吐出口取付穴381aと管部381eとの間には、管部381fが設けられている。管部381fは、燃料通路部381bと低圧ポンプ収容部389とを接続するように形成されている。低圧ポンプ収容部389は、タンク部382に隣接するように、ベーパセパレータユニット308の本体部380に一体的に構成されている。この低圧ポンプ収容部389は、低圧ポンプ12を収容可能に構成されている。具体的には、低圧ポンプ収容部389は、低圧ポンプ12の本体部12aを収容するように構成されている。
また、第3実施形態では、低圧ポンプ収容部389の下部には、バルブ取付穴380cが設けられている。バルブ取付穴380cは、低圧ポンプ収容部389の下部と燃料通路部380bとを接続するように構成されている。そして、バルブ取付穴380cには、リリーフ弁385が取り付けられている。つまり、リリーフ弁385と低圧ポンプ12の吸引口部12bとは、接続されるように形成されている。
上記のように管部381f、低圧ポンプ収容部389およびバルブ取付穴380c(リリーフ弁85)を構成することによって、燃料通路部381bを流通する燃料の圧力が所定の圧力よりも大きい場合に、低圧ポンプ収容部389およびバルブ取付穴380c(リリーフ弁85)を介して、燃料を外部(低圧ポンプ12の吸引側)に逃がすことが可能となる。つまり、タンク部382内に燃料が所定量満たされていることによりフロート弁84のニードルバルブ84aが閉じられている場合に、燃料は、低圧ポンプ12の吸引側に戻される。なお、管部381f、低圧ポンプ収容部389およびバルブ取付穴380cによって、本発明の「リリーフ経路」は構成されている。また、燃料通路部381bのバルブ取付穴381f(リリーフ弁85)の上流側および管部381eの上流側には、フィルタ381gが配置されている。このフィルタ381gは、バルブ取付穴381fおよび管部381eを覆うように配置されている。
なお、第3実施形態のその他の構造は、上記第2実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、低圧ポンプ12の吸引口部12b近傍に配置され、タンク部382が燃料で所定量満たされている場合に燃料を低圧ポンプ12の吸引口部12b側に流通するリリーフ弁85を設けることによって、タンク部382が燃料で所定量満たされている場合に、容易に、燃料を低圧ポンプ12の吸引口部12b側に戻すことができる。
また、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態および第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、燃料通路部などのリリーフ経路にリリーフ弁を設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、燃料通路部などのリリーフ経路にプレッシャレギュレータなど、リリーフ弁以外の装置を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ベーパセパレータユニットを冷却するために、ベーパセパレータユニットの外壁部に冷却水を流通可能に構成された冷却部を設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、ベーパセパレータユニットの内部または壁部内に冷却水を流通可能に構成された冷却部を設けるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、閉塞部材にフロート弁を適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、閉塞部材に電気的に制御可能な電磁弁などのフロート弁以外の弁部材を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ベーパセパレータユニットを鋳造により構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、ベーパセパレータユニットを、たとえば、複数の金属製部材を溶接することにより構成してもよいし、樹脂成形により構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ガソリンを燃料として用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、アルコールを用いてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の舶用燃料供給システムを船外機に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、エンジン部が船体に配置された船内機または船内外機に適用してもよい。
本発明の第1実施形態による船外機の全体構成を示す側面図である。 図1に示した第1実施形態による船外機の構成を模式的に示した図である。 図1に示した第1実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成を説明するための断面図である。 図3の200−200線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成を説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態による船外機のベーパセパレータユニットの構成を説明するための断面図である。
符号の説明
1 船外機
2 エンジン部(エンジン)
8 ベーパセパレータユニット(第2燃料タンク)
8a 外壁部
12 低圧ポンプ(燃料供給ポンプ)
12b 吸引口部(吸引口)
12c 吐出口部(吐出口)
80、280、380 本体部
80b、280b、380b 燃料通路部(リリーフ経路)
80c、280c 管部(リリーフ経路)
81、281、381 カバー部材(第1カバー部材)
81b、281b、381b 燃料通路部(燃料供給経路)
81e、281e、381e 管部(燃料供給経路、流入口)
81f、281f、380c バルブ取付穴(リリーフ経路)
81g、281g、381g フィルタ
82、282、382 タンク部
84 フロート弁(閉塞部材)
88 冷却部
88a カバー部材(第2カバー部材)
100 船体
102 燃料タンク(第1燃料タンク)
289、389 低圧ポンプ収容部(リリーフ経路)

Claims (15)

  1. 船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、
    前記第1燃料タンクに貯留されている燃料を前記第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、
    前記第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、前記燃料供給ポンプにより吐出された燃料を前記燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、
    前記第2燃料タンクには、前記リリーフ経路が設けられ
    前記リリーフ経路と前記第2燃料タンクとは、少なくとも1つの壁を共有し、
    前記リリーフ経路の上流側は、前記第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための流入口の上流に位置している、舶用燃料供給システム。
  2. 前記第2燃料タンクには、前記燃料供給ポンプの吐出側と前記第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられている、請求項1に記載の舶用燃料供給システム。
  3. 前記第2燃料タンクに設けられた前記燃料供給経路の前記タンク部側には、前記第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための前記流入口が設けられており、
    前記第2燃料タンクのタンク部に配置され、前記第2燃料タンクのタンク部内に燃料が所定量満たされた場合に、前記流入口を塞ぐ閉塞部材をさらに備える、請求項2に記載の舶用燃料供給システム。
  4. 前記燃料供給経路は、前記リリーフ経路にも接続されており、
    前記燃料供給経路に配置され、かつ、前記リリーフ経路の上流側および前記流入口の上流側に配置されるフィルタをさらに備える、請求項3に記載の舶用燃料供給システム。
  5. 前記フィルタは、前記リリーフ経路および前記流入口を覆うように配置されている、請求項4に記載の舶用燃料供給システム。
  6. 前記第2燃料タンクは、本体部と、前記本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、
    前記燃料供給経路は、前記第2燃料タンクの第1カバー部材に形成されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の舶用燃料供給システム。
  7. 前記燃料供給ポンプの吐出口は、前記第2燃料タンクの第1カバー部材に前記燃料供給経路と接続するように取り付けられている、請求項6に記載の舶用燃料供給システム。
  8. 前記第2燃料タンクの外壁部に設けられ、冷却水を流通可能に構成された前記第2燃料タンクを冷却する冷却部をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の舶用燃料供給システム。
  9. 前記冷却部は、前記リリーフ経路内を流通する燃料および前記第2燃料タンク内のタンク部に貯留されている燃料を冷却するように構成されている、請求項に記載の舶用燃料供給システム。
  10. 前記冷却部は、前記第2燃料タンクの外壁部を覆うように構成された第2カバー部材を含むとともに、前記第2カバー部材と前記第2燃料タンクの外壁部との間に冷却水が流通されるように構成されている、請求項またはに記載の舶用燃料供給システム。
  11. 前記リリーフ経路は、前記燃料供給ポンプを収容可能に構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の舶用燃料供給システム。
  12. 前記リリーフ経路は、前記リリーフ経路の前記燃料供給ポンプの吸引口近傍に配置され、前記第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に燃料を前記燃料供給ポンプの吸引口側に流通するリリーフ弁を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の舶用燃料供給システム。
  13. エンジンと、
    船体に設置されるとともに前記エンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、
    前記第1燃料タンクに貯留されている燃料を前記第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、
    前記第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、前記燃料供給ポンプにより吐出された燃料を前記燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、
    前記第2燃料タンクには、前記リリーフ経路が設けられ
    前記リリーフ経路と前記第2燃料タンクとは、少なくとも1つの壁を共有し、
    前記リリーフ経路の上流側は、前記第2燃料タンクのタンク部に燃料を流入するための流入口の上流に位置している、船外機。
  14. 船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、
    前記第1燃料タンクに貯留されている燃料を前記第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、
    前記第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、前記燃料供給ポンプにより吐出された燃料を前記燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、
    前記第2燃料タンクには、前記リリーフ経路が設けられるとともに、前記燃料供給ポンプの吐出側と前記第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられ、
    前記第2燃料タンクは、本体部と、前記本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、
    前記燃料供給経路は、前記第2燃料タンクの第1カバー部材に形成され、
    前記リリーフ経路は、前記本体部および前記第1カバー部材の両方に跨るように前記第2燃料タンクに設けられている、舶用燃料供給システム。
  15. 船体に設置されるとともにエンジンに供給するための燃料を貯留する第1燃料タンクと接続された第2燃料タンクと、
    前記第1燃料タンクに貯留されている燃料を前記第2燃料タンク側に吐出する燃料供給ポンプと、
    前記第2燃料タンクが燃料で所定量満たされている場合に、前記燃料供給ポンプにより吐出された燃料を前記燃料供給ポンプの吸引側に戻すリリーフ経路とを備え、
    前記第2燃料タンクには、前記リリーフ経路が設けられるとともに、前記燃料供給ポンプの吐出側と前記第2燃料タンクのタンク部とを接続する燃料供給経路も設けられ、
    前記第2燃料タンクは、本体部と、前記本体部の上部を覆うように配置された第1カバー部材とを含み、
    前記燃料供給経路は、前記第2燃料タンクの第1カバー部材に形成され、
    前記燃料供給ポンプの吸引口は、前記第2燃料タンクの本体部に前記リリーフ経路と接続するように取り付けられている、舶用燃料供給システム。
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