JP2004098945A - 小型水上艇の給油口構造 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】艇体11内に燃料タンク13を配置し、この燃料タンク13から燃料供給用のホース81を延ばし、このホース81の先端をデッキ20上の給油口部材82に接続し、この給油口部材82の内部にチェーン83の一端を繋ぐとともにチェーン83の他端を給油キャップ84に繋ぎ、この給油キャップ84で給油口部材82の給油口85を塞ぐ形式の小型水上艇の給油口構造において、チェーン83に、給油キャップ84を外したときに、給油口85に接する部位に保護チューブ86を備えた。
【効果】給油口やデッキを痛めることを防止するとともに、チェーン自身の傷の発生を防止することができる。この結果、給油口やデッキに必要以上の注意をはらうことなく給油をすることができ、給油作業の作業性の向上を図ることができる。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型水上艇の給油口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料を給油する給油口部材にチェーンを取付け、このチェーンの先端に給油口部材の給油口を塞ぐ給油キャップを取付けた小型水上艇の給油口構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−53091公報(第6頁、図1)
【0004】
特許文献1の図1の一部を再掲し上記技術を説明する。ただし、同公報に記載の符号を新しく振り直すとともに記載の名称も一部変更した。
図9は特開2000−53091公報の図1の部分再掲図である。
従来の小型水上艇の給油口構造100は、デッキ101に開口102を開け、この開口102にガスケット103を介して給油口104を備えた給油口部材105を取付け、この給油口部材105からチェーン106を延ばし、このチェーン106を給油口104を塞ぐ給油キャップ107に取付け可能にしたものであり、給油の際に給油キャップ107を水中に落下させることの防止を図ったものである。なお、108は給油キャップ107のパッキンを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の小型水上艇の給油口構造では、給油口部材にチェーンを介して給油キャップを吊下げたときに、チェーンが給油口部材やデッキ廻りに当たり、給油口やデッキを痛めることもある。
また、チェーンが給油口やデッキ廻りに当たることで、チェーン自身にも傷が付き、チェーン自身の寿命も縮めることにもなる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、給油口やデッキを痛めることを防止でき、チェーン自身の傷の発生を防止することのできる小型水上艇の給油口構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、艇体内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクから燃料供給用のホースを延ばし、このホースの先端をデッキ上の給油口部材に接続し、この給油口部材の内部にチェーンの一端を繋ぐとともにチェーンの他端を給油キャップに繋ぎ、この給油キャップで給油口部材の給油口を塞ぐ形式の小型水上艇の給油口構造において、チェーンに、給油キャップを外したときに、給油口に接する部位に保護チューブを備えたことを特徴とする。
【0008】
給油口やデッキを痛めることを防止でき、チェーン自身の傷の発生を防止することのできるとすれば好ましいことである。
そこで、チェーンに、給油キャップを外したときに、給油口に接する部位に保護チューブを備えることで、給油口やデッキを痛めることを防止するとともに、チェーン自身の傷の発生を防止する。この結果、給油口やデッキに必要以上の注意をはらうことなく給油をすることができ、給油作業の作業性の向上を図ることができる。
【0009】
請求項2は、チェーンに、保護チューブの移動を止めるストッパを備えたことを特徴とする。
チェーンに、保護チューブの移動を止めるストッパを備えることで、保護チューブをチェーンの必要な部位に留める。この結果、保護が必要なチェーンの部位に保護チューブを部分的に取付けることができ、保護チューブの効果的な利用の実現を図ることができる。
【0010】
請求項3は、ストッパが、チェーンに一体的に設けたビーズであることを特徴とする。
ストッパをチェーンに一体的に設けたビーズにすることで、例えば、チェーンに保護チューブを通し給油キャップを取付けるだけで保護チューブのチェーン内の移動を止めることができる。この結果、保護チューブの組付け性の向上を図る。
【0011】
請求項4は、ストッパが、チェーンに後付け可能なスリ割りワッシャであることを特徴とする。
ストッパをチェーンに後付け可能なスリ割りワッシャにすることで、例えば、チェーンに複数の保護チューブを通し、後から、スリ割りワッシャで保護チューブをチェーンの任意の位置に取付けることができる。この結果、保護チューブの利用性の拡大を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。ここで、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向に従う。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【0013】
図1は本発明に係る給油口構造を採用した小型水上艇の側面図である。
小型水上艇10は、艇体11の前方に燃料タンク13を設け、この燃料タンク13の後方にエンジン14を設け、このエンジン14の後方の艇尾15にジェット推進機室16を設け、このジェット推進機室16にウォータージェット推進機17を設け、このウォータージェット推進機17の後方にステアリングノズル18を備え、このステアリングノズル18を操作するステアリングハンドル19を燃料タンク13の上方に設け、ステアリングハンドル19の後方で、かつ艇体11の上面を構成するデッキ20の中央に前後に延びるシート21を設け、シート21の後方で、かつデッキ20の後端部20aから前方に向けて略水平に延びる後平坦部(平坦部)22を設け、この後平坦部22の前端中央(前端)22aからシート21に向けて上がり勾配の斜面部24を設け、シート21と後平坦部22との間にカバー(リヤカバー)48を設けたものである。
【0014】
ウォータージェット推進機17は、艇体11の艇底28に吸込口29を形成し、この吸込口29をジェット推進機室16まで延ばし、ジェット推進機室16の壁部(ステータプレート)30に円筒状のステータ31を設け、このステータ31内にインペラ32を配置し、このインペラ32のシャフト33に駆動シャフト34を連結したものである。
駆動シャフト34は、前端をエンジン14に連結することでエンジン14の駆動力を出力する軸である。
【0015】
小型水上艇10によれば、エンジン14で駆動シャフト34を回転することにより、シャフト33を介してインペラ32を回転することができる。インペラ32が回転することにより、吸込口29から水を吸い込んで、ステータ31内に導くことができる。
【0016】
導いた水をステータ31後端のジェットノズル37を経て、ステアリングノズル18に導き、ステアリングノズル18の後端から水ジェットとして後方に向けて噴射することができる。このジェット水を利用して小型水上艇10を推進させることができる。
【0017】
図2は本発明に係る小型水上艇の給油口構造の側面図であり、小型水上艇の給油口構造60は、燃料を貯溜する燃料タンク13と、燃料を注入するために艇体11の上部を構成するデッキ20に取付けた給油口部材62と、これらの燃料タンク13と給油口部材62とを繋ぐ燃料供給用のホース63と、燃料タンク13内のタンク圧を一定に保つためのブリーズ用ホース64と、給油口部材62を塞ぐ給油キャップ65と、これらの給油キャップ65及び給油口部材62を一括して覆うカップ66と、このカップ66の底から水を抜くための水抜き用ホース67と、給油口部材62と給油キャップ65を結ぶことで給油キャップ65の落水防止のを図るチェーン68(図3参照)と、から構成する。
【0018】
図3は本発明に係る小型水上艇の給油口構造の分解斜視図であり、小型水上艇の給油口構造60を構成する主要部品を示す。
燃料タンク13は、樹脂製のタンクであり、燃料供給用のホース63を接続する第1接続口61aと、ブリーズ用ホース64を接続する第2接続口61bと、開口61cに挿入した燃料ポンプ75と、この燃料ポンプ75を固定する固定リング76と、を備える。
【0019】
燃料供給用のホース63は、給油口部材62にホース63の一端を固定するホースバンド63aと、第1接続口61aにホース63の他端を固定するホースバンド63bとを備える。
ブリーズ用ホース64は、給油口部材62にブリーズ用ホース64の一端を固定するホースバンド64aと、第2接続口61bにブリーズ用ホース64の他端を固定するホースバンド64bとを備える。
【0020】
カップ66は、給油口部材62の下部を貫通させる開口部66aと、デッキ20(図1参照)に給油口部材62と共締めするフランジ部66bと、水抜きをする水抜き口66cと、を形成したものである。
水抜き用ホース67は、水抜き口66cに水抜き用ホース67を固定するホースバンド67aを備える。
【0021】
図4は本発明に係る小型水上艇の給油口構造の正面断面図である。
給油口部材62は、一端に給油キャップ65を取付ける給油口69aを形成するとともに他端に燃料供給用のホース63を接続するホース接続部69bを形成した筒状の通路69を備える。この通路69に、途中に形成することで給油用ノズルNの先端を位置決めする突起69c・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、この突起69c・・・の下方にて形成したチェーン68の一端68aを止め部69dと、中間からブリーズ用ホース64を接続するために分岐させたブリーズ用ホース接続部69eと、給油キャップ65を捩じ込むおねじ部69fと、艇体11のデッキ20(図1参照)にカップ66及び給油口部材62を共締めする鍔部69gを形成した。
【0022】
給油キャップ65は、アウタキャップ71と、このアウタキャップ71に一体的に構成したインナキャップ72と、インナキャップ72に取付けたパッキン73とからなる。
インナキャップ72は、チェーン68の他端68bを取付ける取付け部72aと、燃料タンク13内の圧力を大気圧に保つブリーズ孔72bと、給油口69aに捩じ込むめねじ部72cとを備える。
【0023】
小型水上艇の給油口構造60は、給油キャップ65に落水防止用のチェーン68を備え、このチェーン68の一端68aを突起69c・・・よりも下方位置にて給油口部材62に接続したものであると言える。
チェーン68の一端68aを突起69c・・・よりも下方位置にて給油口部材62に接続したので、給油時にチェーン68の一端68aに給油用ノズルN1が当たることはない。この結果、チェーン68の一端68aを接続した給油口部材62の部位(止め部69d)に干渉することを回避できる。
【0024】
すなわち、小型水上艇の給油口構造60は、図1に示す艇体11内に燃料タンク13を配置し、艇体11の上部を構成するデッキ20に給油口部材62を設け、これらの燃料タンク13と給油口部材62とを燃料供給用のホース63で連結するとともに給油口部材62を給油キャップ65で塞ぐ形式の小型艇の燃料タンクにおいて、給油口部材62に、一端に給油口69aを形成するとともに他端にホース接続部69bを形成した筒状の通路69を備え、この通路69の途中に給油用ノズルN1の先端を位置決めする突起69c・・・を形成したものとも言える。
【0025】
図5は図4の5−5線断面図であり、小型水上艇の給油口構造60の平面断面を示す。
小型水上艇の給油口構造60は、給油口部材62に、一端に給油口69a(図4参照)を形成するとともに他端にホース接続部69bを形成した筒状の通路69を備え、この通路69の途中に燃料を補給するための給油用ノズルN1(図4参照)の先端を位置決めする突起69c・・・を形成したので、給油用ノズルN1が必要以上に燃料供給用のホース63や燃料タンク13内(図3参照)に侵入することを防ぐことができる。
この結果、燃料供給用のホース63や燃料タンク13に供給用ノズルN1が当たることを回避することができる。また、突起69c・・・は、通路69から突出させた3個の突起であることを示す。
【0026】
以上に述べた小型水上艇の給油口構造60の作用を次に説明する。
図6(a)〜(c)は本発明に係る小型水上艇の給油口構造の作用説明図である。
(a)において、給油口69aから給油キャップ65を矢印▲1▼の如く取外す。(b)において、給油キャップ65をチェーン68で矢印▲2▼の如く吊下げることができるので、給油キャップ65を落水させる虞れはない。その後、給油用ノズルN1を矢印▲3▼の如く給油口69aに差込む。
【0027】
(c)において、通路69の突起69cに給油用ノズルN1の先端が矢印▲4▼の如く当たる。すなわち、給油用ノズルN1が必要以上に燃料供給用のホース63や燃料タンク13内(図3参照)に侵入することを防ぐことができる。
また、チェーン68の一端68aを突起69cよりも下方位置にて給油口部材62に接続したので、給油時にチェーン68の一端68aに給油用ノズルN1が当たることはない。この結果、チェーン68の一端68aを接続した給油口部材62の部位(止め部69d)に干渉することを回避できる。
【0028】
図7は本発明に係る第2実施の形態の小型水上艇の給油口構造の正面断面図であり、小型水上艇の給油口構造60(図3参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。
小型水上艇の給油口構造80は、艇体11(図1参照)内に燃料タンク13を配置し、この燃料タンク13から燃料供給用のホース81を延ばし、このホース81の先端をデッキ20上の給油口部材82に接続し、この給油口部材82の内部にチェーン83の一端を繋ぐとともにチェーン83の他端を給油キャップ84に繋ぎ、この給油キャップ84で給油口部材82の給油口85を塞ぐ形式の小型水上艇の給油口構造において、チェーン83に、給油キャップ84を外したときに、給油口85に接する部位に保護チューブ86を備えたものである。
【0029】
図中、87は保護チューブ86の移動を止めるストッパとしてのビーズ、88チェーン83の一端に取付けた止め輪、89はチェーン83の止め輪88を止めるために給油キャップに形成した止め部、91は給油用ノズルN1を進入を防止するために給油口部材82に形成した突起、92はカップ、94はホースバンドである。
【0030】
例えば、給油口やデッキを痛めることを防止でき、チェーン自身の傷の発生を防止することのできるとすれば好ましいことである。
そこで、チェーン83に、給油キャップ84を外したときに、給油口85に接する部位に保護チューブ86を備えることで、給油口85やデッキ20を痛めることを防止するとともに、チェーン83自身の傷の発生を防止する。この結果、給油口85やデッキ20に必要以上の注意をはらうことなく給油をすることができ、給油作業の作業性の向上を図ることができる。
【0031】
また、小型水上艇の給油口構造80は、チェーン83に、保護チューブ86の移動を止めるストッパを備えたことを特徴とする。
チェーン83に、保護チューブ86の移動を止めるストッパ(ビーズ)87を備えることで、保護チューブ86をチェーン83の必要な部位に留めることができる。この結果、保護が必要なチェーン83の部位に保護チューブ86を部分的に取付けることができ、保護チューブ86の効果的な利用の実現を図ることができる。
【0032】
さらに、ストッパ87をチェーンに一体的に設けたビーズにすることで、例えば、チェーン83に保護チューブ86を通し給油キャップ84を取付けるだけで保護チューブ86のチェーン83内の移動を止めることができる。この結果、保護チューブ86の組付け性の向上を図ることができる。
【0033】
図8(a),(b)は本発明に係る第2実施の形態の小型水上艇の給油口構造のチェーンの別実施例の説明図であり、(a)は別実施例のチェーン93の正面を示し、(b)はストッパ97の正面を示す。
(a),(b)において、チェーン93は、ストッパ97にスリ割りワッシャとしたものであり、チェーン93に保護チューブ96を後止め可能にしたものである。図中、98はチェーン93の一端に取付けた止め輪、99はストッパ97のスリ割り部を示す。
ストッパ97をチェーン93に後付け可能なスリ割りワッシャにすることで、例えば、チェーン93に複数の保護チューブを通し、後から、スリ割りワッシャで保護チューブ96をチェーン93の任意の位置に取付けることができる。この結果、保護チューブ96の利用性の拡大を図ることができる。
【0034】
尚、実施の形態では図6に示すように、突起69c・・・は通路69から突出させた3個の突起であるが、これに限るものではなく、突起の数又は形状は任意であり、また、突起は、通路の直径に渡したピン又は棒であってもよい。
また、実施の形態では図7に示すように、チェーン83に1本の保護チューブ86を被したが、これに限るものではなく、ストッパの数を増やすことで複数本の保護チューブをチェーンに被せたものであてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、チェーンに、給油キャップを外したときに、給油口に接する部位に保護チューブを備えたので、給油口やデッキを痛めることを防止するとともに、チェーン自身の傷の発生を防止することができる。この結果、給油口やデッキに必要以上の注意をはらうことなく給油をすることができ、給油作業の作業性の向上を図ることができる。
【0036】
請求項2では、チェーンに、保護チューブの移動を止めるストッパを備えたので、保護チューブをチェーンの必要な部位に留めることができる。この結果、保護が必要なチェーンの部位に保護チューブを部分的に取付けることができ、保護チューブの効果的な利用の実現を図ることができる。
【0037】
請求項3では、ストッパが、チェーンに一体的に設けたビーズであるので、例えば、チェーンに保護チューブを通し給油キャップを取付けるだけで保護チューブのチェーン内の移動を止めることができる。この結果、保護チューブの組付け性の向上を図ることができる。
【0038】
請求項4では、ストッパが、チェーンに後付け可能なスリ割りワッシャであるので、例えば、チェーンに複数の保護チューブを通し、後から、スリ割りワッシャで保護チューブをチェーンの任意の位置に取付けることができる。この結果、保護チューブの利用性の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給油口構造を採用した小型水上艇の側面図
【図2】本発明に係る小型水上艇の給油口構造の側面図
【図3】本発明に係る小型水上艇の給油口構造の分解斜視図
【図4】本発明に係る小型水上艇の給油口構造の正面断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る小型水上艇の給油口構造の作用説明図
【図7】本発明に係る第2実施の形態の小型水上艇の給油口構造の正面断面図
【図8】本発明に係る第2実施の形態の小型水上艇の給油口構造のチェーンの別実施例
【図9】特開2000−53091公報の図1の部分再掲図
【符号の説明】
80…小型水上艇の給油口構造、81…燃料供給用のホース、82…給油口部材、83,93…チェーン、84…給油キャップ、85…給油口、86,96…保護チューブ、87…ストッパ(ビーズ)、97…ストッパ(スリ割りワッシャ)。

Claims (4)

  1. 艇体内に燃料タンクを配置し、この燃料タンクから燃料供給用のホースを延ばし、このホースの先端をデッキ上の給油口部材に接続し、この給油口部材の内部にチェーンの一端を繋ぐとともにチェーンの他端を給油キャップに繋ぎ、この給油キャップで給油口部材の給油口を塞ぐ形式の小型水上艇の給油口構造において、
    前記チェーンは、前記給油キャップを外したときに、前記給油口に接する部位に保護チューブを備えたことを特徴とする小型水上艇の給油口構造。
  2. 前記チェーンは、前記保護チューブの移動を止めるストッパを備えたことを特徴とする請求項1記載の小型水上艇の給油口構造。
  3. 前記ストッパは、チェーンに一体的に設けたビーズであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の小型水上艇の給油口構造。
  4. 前記ストッパは、チェーンに後付け可能なスリ割りワッシャであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の小型水上艇の給油口構造。
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